JPH01197944A - インライン形電子銃 - Google Patents
インライン形電子銃Info
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- JPH01197944A JPH01197944A JP2197688A JP2197688A JPH01197944A JP H01197944 A JPH01197944 A JP H01197944A JP 2197688 A JP2197688 A JP 2197688A JP 2197688 A JP2197688 A JP 2197688A JP H01197944 A JPH01197944 A JP H01197944A
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- Japan
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- shield cup
- electron gun
- eddy current
- line electron
- shield
- Prior art date
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はインライン形電子銃に係り、特に、高速偏向時
の渦電流の発生を防いだシールドカップに関する。
の渦電流の発生を防いだシールドカップに関する。
インライン形電子銃を用いたカラーブラウン管では偏向
走査時にも自動的に三本の電子ビームをスクリーン上で
一致させるために、まず、偏向ヨークが形成する偏向磁
界を適当な分布とすることにより二本のサイドビーム(
Red、Blue beam)をスクリーン上で一致さ
せ、その際に生じるセンタービーム(green be
am) とサイドビームのラスタ(軌跡)の差を磁界制
御素子で補正する方法を採っている。
走査時にも自動的に三本の電子ビームをスクリーン上で
一致させるために、まず、偏向ヨークが形成する偏向磁
界を適当な分布とすることにより二本のサイドビーム(
Red、Blue beam)をスクリーン上で一致さ
せ、その際に生じるセンタービーム(green be
am) とサイドビームのラスタ(軌跡)の差を磁界制
御素子で補正する方法を採っている。
しかし、高速偏向磁界(〜64KHz)を用いると、従
来の偏向磁界(〜16KHz)下では問題とならなかっ
た渦電流が磁界制御素子を取り付けている金属性のシー
ルドカップ側壁に発生することにより、センタービーム
のラスタがサイドビ−ムのラスタに比べて画面上で右へ
すれるという問題が発生することがわかってきた。
来の偏向磁界(〜16KHz)下では問題とならなかっ
た渦電流が磁界制御素子を取り付けている金属性のシー
ルドカップ側壁に発生することにより、センタービーム
のラスタがサイドビ−ムのラスタに比べて画面上で右へ
すれるという問題が発生することがわかってきた。
この原理を第2図で説明する。第2図はシールドカップ
を画面側から見た所を示す。偏向磁界4により、シール
ドカップ1に渦電流2が発生し、磁界5が誘導される。
を画面側から見た所を示す。偏向磁界4により、シール
ドカップ1に渦電流2が発生し、磁界5が誘導される。
この磁界は図に示すように中央付近に集中し、センター
ビームのみが影響を受け、画面上で、常に、ラスタが右
へずれることになる。
ビームのみが影響を受け、画面上で、常に、ラスタが右
へずれることになる。
この問題を解決するため、特開昭61−77237号公
報では、第3図に示すように、シールドカップ1にスリ
ット6を設け、渦電流の発生を防いでいる。しかし、こ
の方法ではシールドカップの構造が弱くなるという問題
がある。また、特開昭61−91835号公報には第4
図に示すように、非磁性良導体よりなる補助部材7をシ
ールドカップに取りつけ、この補助部材にうず電流を発
生させることにより、サイドビームとセンタビームのラ
スタを一致させる方法を採っている。この方法では補助
部材をもつため、構造が複雑となる。
報では、第3図に示すように、シールドカップ1にスリ
ット6を設け、渦電流の発生を防いでいる。しかし、こ
の方法ではシールドカップの構造が弱くなるという問題
がある。また、特開昭61−91835号公報には第4
図に示すように、非磁性良導体よりなる補助部材7をシ
ールドカップに取りつけ、この補助部材にうず電流を発
生させることにより、サイドビームとセンタビームのラ
スタを一致させる方法を採っている。この方法では補助
部材をもつため、構造が複雑となる。
以上のように従来技術では、渦電流の発生によるラスタ
の不一致を軽減するため、シールドカップの構造が弱く
なり、または、複雑になるなどの問題があった。
の不一致を軽減するため、シールドカップの構造が弱く
なり、または、複雑になるなどの問題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、かつ、渦電流の発
生を防止した電子銃を得ることにある。
生を防止した電子銃を得ることにある。
上記目的は、シールドカップを構成する材料の一部をセ
ラミクス材料、ガラス材料などの非金7Il11材料で
構成することにより達成される。
ラミクス材料、ガラス材料などの非金7Il11材料で
構成することにより達成される。
すなわち、シールドカップを非金属材料で構成すること
により、従来のステンレスで構成したシールドカップに
比べ、渦電流の発生量を十分小さく抑えることができる
。また、スリットなどを設ける必要がないため、シール
ドカップの構造を弱めることはなく、さらに補助材も必
要でなく構造が簡単となる。
により、従来のステンレスで構成したシールドカップに
比べ、渦電流の発生量を十分小さく抑えることができる
。また、スリットなどを設ける必要がないため、シール
ドカップの構造を弱めることはなく、さらに補助材も必
要でなく構造が簡単となる。
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
シールドカップ1には、シールドカップ底部11とシー
ルドカップ側壁12を設け、シールドカップ底部11は
金属材よりなり、ビーム通過孔3b、3g、3rが設け
られている。また、シールドカップ側壁12はセラミク
ス材料よりなるシールドカップ肉厚部13の内側にチタ
ンなどの高抵抗材料よりなる薄膜が蒸着された構成とな
っている。
ルドカップ側壁12を設け、シールドカップ底部11は
金属材よりなり、ビーム通過孔3b、3g、3rが設け
られている。また、シールドカップ側壁12はセラミク
ス材料よりなるシールドカップ肉厚部13の内側にチタ
ンなどの高抵抗材料よりなる薄膜が蒸着された構成とな
っている。
シールドカップ底部11は、最終電極との接合部である
ため、従来のステンレスなどの金属材を用でおり、接合
を容易としている。また、底部は金属を用いても渦電流
が流れないため本発明の目的に反しない。さらに側壁に
はチタンの薄膜を蒸着し、厚肉部13に非金属材料を用
いたときにも電界のシールド効果を保っている。また、
肉厚部13はセラミックス材料を用いており、渦電流の
発生が抑止されることはいうまでもない。
ため、従来のステンレスなどの金属材を用でおり、接合
を容易としている。また、底部は金属を用いても渦電流
が流れないため本発明の目的に反しない。さらに側壁に
はチタンの薄膜を蒸着し、厚肉部13に非金属材料を用
いたときにも電界のシールド効果を保っている。また、
肉厚部13はセラミックス材料を用いており、渦電流の
発生が抑止されることはいうまでもない。
本実施例によれば、製作も容易となり、電位も安定し、
さらに、うず電流の発生が抑えられる効果がある。
さらに、うず電流の発生が抑えられる効果がある。
また第1図の肉厚部はセラミクス材料でなく、同じ非金
属材料であるガラス材料を用いることもできる。ガラス
材料を用いると、さらに、製作が容易となるメリットが
ある。
属材料であるガラス材料を用いることもできる。ガラス
材料を用いると、さらに、製作が容易となるメリットが
ある。
次に、第二の実施例を第5図に示す。第5図に示すシー
ルドカップでは、内壁に用いるチタン被膜14を何本も
のリング状に分割したものである。
ルドカップでは、内壁に用いるチタン被膜14を何本も
のリング状に分割したものである。
第1図に示す実施例では構成を簡単とするため、内壁1
2をすべてチタンで被っていた。この被膜は十分薄く、
うず電流が流れにくい構造となっているが、高速偏向化
が進むにつれ、若干量の流れは妨げられない。本実施例
は、さらに、このうず電流を流れに<<シた効果がある
。
2をすべてチタンで被っていた。この被膜は十分薄く、
うず電流が流れにくい構造となっているが、高速偏向化
が進むにつれ、若干量の流れは妨げられない。本実施例
は、さらに、このうず電流を流れに<<シた効果がある
。
第三の実施例を第6図に示す。本実施例はチタン被膜を
ビーム進行方向と平行になるよう短冊状に分割しである
。この方法では円周方向へのうず電流がほとんど流れな
いので、さらに効果がある。
ビーム進行方向と平行になるよう短冊状に分割しである
。この方法では円周方向へのうず電流がほとんど流れな
いので、さらに効果がある。
本発明によれば、従来に比べて簡単な構造のシールドカ
ップでうず電流によるビームの集中ずれを低減した電子
銃が得られる。
ップでうず電流によるビームの集中ずれを低減した電子
銃が得られる。
第1図は本発明の一実施例のインライン形電子銃のシー
ルドカップの斜視図、第2図は偏向磁界によろうず電流
及び誘導電流の発生の原理図、第3図及び第4図は従来
の電子銃の実施例を示す図。 第5図は本発明の第二の実施例の斜視図、第6図は本発
明の第三の実施例の斜視図である。 1・・・シールドカップ、2・・・渦電流、3b、3r
・サイドビーム通過孔、3g・・・・・・センタービー
ム通過孔、11・・・シールドカップ底部、12・・・
シールドカップ側壁、13・・・シールドカップ厚肉部
。
ルドカップの斜視図、第2図は偏向磁界によろうず電流
及び誘導電流の発生の原理図、第3図及び第4図は従来
の電子銃の実施例を示す図。 第5図は本発明の第二の実施例の斜視図、第6図は本発
明の第三の実施例の斜視図である。 1・・・シールドカップ、2・・・渦電流、3b、3r
・サイドビーム通過孔、3g・・・・・・センタービー
ム通過孔、11・・・シールドカップ底部、12・・・
シールドカップ側壁、13・・・シールドカップ厚肉部
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、三本のビームが、前記ビームの進行方向に対し、垂
直な方向に一列に配列されたインライン形の電子銃にお
いて、 その最終加速電極に接続して取り付けられるシールドカ
ップの少なくとも一部を非金属材料を用いて構成したこ
とを特徴とするインライン形電子銃。 2、前記非金属材料をセラミクス材料で構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインライン形電
子銃。 3、前記非金属材料をガラス材料で構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のインライン形電子銃
。 4、前記シールドカップの一部に薄膜状の高抵抗金属材
料を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のインライン形電子銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197688A JPH01197944A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | インライン形電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197688A JPH01197944A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | インライン形電子銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197944A true JPH01197944A (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=12070059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2197688A Pending JPH01197944A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | インライン形電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01197944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001099141A1 (en) * | 2000-06-19 | 2001-12-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color cathode ray tube and electron gun |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP2197688A patent/JPH01197944A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001099141A1 (en) * | 2000-06-19 | 2001-12-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color cathode ray tube and electron gun |
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