JPH01197517A - 加硫ゴム組成物 - Google Patents
加硫ゴム組成物Info
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- JPH01197517A JPH01197517A JP63022485A JP2248588A JPH01197517A JP H01197517 A JPH01197517 A JP H01197517A JP 63022485 A JP63022485 A JP 63022485A JP 2248588 A JP2248588 A JP 2248588A JP H01197517 A JPH01197517 A JP H01197517A
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Landscapes
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、工業用、建材用の防振材、防水材。
防音材7緩衝材等に広く用いられるチップ(粉末)状の
加硫ゴム組成物に関する。
加硫ゴム組成物に関する。
従来の技術
従来、チップ状の加硫ゴムの再生法としては、第1に、
再生ゴムチップ材に、バインダーとしてのポリエーテル
ポリオールと硬化剤としてのポリイソシアネート等を混
合し、加熱して固化する方法(表1における比較例1)
と、 第2に、前記第1のポリエーテルポリオールの代わりに
水酸基末端ポリブタジェンを用い、再生ゴムチップ材を
ポリブタジェン末端の水酸基とポリイソシアネートの反
応により固化する方法(表1の比較例2)と、 第3に、前記第2のポリイソシアネートを用いずに、イ
オウを用いてジエン結合を加硫した処方による方法(表
1の比較例3)等が知られている。
再生ゴムチップ材に、バインダーとしてのポリエーテル
ポリオールと硬化剤としてのポリイソシアネート等を混
合し、加熱して固化する方法(表1における比較例1)
と、 第2に、前記第1のポリエーテルポリオールの代わりに
水酸基末端ポリブタジェンを用い、再生ゴムチップ材を
ポリブタジェン末端の水酸基とポリイソシアネートの反
応により固化する方法(表1の比較例2)と、 第3に、前記第2のポリイソシアネートを用いずに、イ
オウを用いてジエン結合を加硫した処方による方法(表
1の比較例3)等が知られている。
尚、他に、例えば特公昭53−28180号公報に示さ
れているものなどがある。
れているものなどがある。
発明が解決しようとする課題
前記第1では、再生ゴムチップ材を固めることができる
が、再生ゴムチップ材とバインダーの接着性が悪く、ま
た、この接着性が悪いために、バインダーの引裂強度が
上がらないと脱型時に薄皮が型に残り易く、成形所要時
間が長くかかって成形サイクルが長くなる欠点があった
。
が、再生ゴムチップ材とバインダーの接着性が悪く、ま
た、この接着性が悪いために、バインダーの引裂強度が
上がらないと脱型時に薄皮が型に残り易く、成形所要時
間が長くかかって成形サイクルが長くなる欠点があった
。
また、前記第2でも前記第1と同様に、再生ゴムチップ
材とバインダーの接着性か悪く、成形サイクルが長くな
る欠点があった。
材とバインダーの接着性か悪く、成形サイクルが長くな
る欠点があった。
さらに、前記第3では、再生ゴムチップ材の水酸基末端
ポリブタジェンとの加硫で、該再生ゴムチップ材とバイ
ンダーとの接着性は確保されるが、ゴムチップ材やゴム
チップ材間の空隙のために、熱プレスの熱が再生ゴムチ
ップ材の内部まで伝達するのに長時間(例えば15〜3
0分)を要し、特に厚肉の成形品(例えば10mm以上
)の場合には成形サイクルが著しく長く、実用的でない
。
ポリブタジェンとの加硫で、該再生ゴムチップ材とバイ
ンダーとの接着性は確保されるが、ゴムチップ材やゴム
チップ材間の空隙のために、熱プレスの熱が再生ゴムチ
ップ材の内部まで伝達するのに長時間(例えば15〜3
0分)を要し、特に厚肉の成形品(例えば10mm以上
)の場合には成形サイクルが著しく長く、実用的でない
。
そこで、この発明は、再生ゴムチップ材を再生するに際
し、ポリイソシアネートの硬化剤としてのメリットに、
水酸基末端ポリブタジェンのイオウ加硫によるゴム接着
性のメリットを付与してなる加硫ゴム組成物を提供する
ものである。
し、ポリイソシアネートの硬化剤としてのメリットに、
水酸基末端ポリブタジェンのイオウ加硫によるゴム接着
性のメリットを付与してなる加硫ゴム組成物を提供する
ものである。
課題を解決するための手段
この発明の加硫ゴム組成物は、再生ゴムチップ材に、バ
インダーとし−ての水酸基末端ポリブタジェンと硬化剤
としてのポリイソシアネートを混合し、これら混合物に
イオウを添加し、加熱して固化してなる。
インダーとし−ての水酸基末端ポリブタジェンと硬化剤
としてのポリイソシアネートを混合し、これら混合物に
イオウを添加し、加熱して固化してなる。
実施例
以下、この発明の実施例について詳述する。
実施例1
水酸基末端ポリブタジェン(商品名r P olybd
R−45HT 出光アーコ(株)」)・・・80(重
量部) ポリエーテルポリオール(商品名「スミフェン3900
住友バイエル(株)」) ・・・20架m
剤(エチレングリコール) ・・5触媒(ジブチル
チンジラウレートン ・・・0.01顔料
・・・25イオウ
・・・3以上の混合物を前もってよく攪拌して
おき、使用の都度一定量計量し、ポリイソシアネート(
商品名 rMDrL−LKJ 三井東圧化学(株))4
2゜5(重量部)と短時間で高速攪拌し再生ゴムチップ
材と混合する。この再生ゴムチップ材との混合は、バイ
ンダーの反応により増粘する前に速やかに行うのが望ま
しい。尚、水酸基末端ポリブタジェンにポリエーテルポ
リオールを調合したのは粘度低下及び配合コスト低減の
ためである。
R−45HT 出光アーコ(株)」)・・・80(重
量部) ポリエーテルポリオール(商品名「スミフェン3900
住友バイエル(株)」) ・・・20架m
剤(エチレングリコール) ・・5触媒(ジブチル
チンジラウレートン ・・・0.01顔料
・・・25イオウ
・・・3以上の混合物を前もってよく攪拌して
おき、使用の都度一定量計量し、ポリイソシアネート(
商品名 rMDrL−LKJ 三井東圧化学(株))4
2゜5(重量部)と短時間で高速攪拌し再生ゴムチップ
材と混合する。この再生ゴムチップ材との混合は、バイ
ンダーの反応により増粘する前に速やかに行うのが望ま
しい。尚、水酸基末端ポリブタジェンにポリエーテルポ
リオールを調合したのは粘度低下及び配合コスト低減の
ためである。
また、再生ゴムチップ材と上記バインダー混合物の配合
は、 再生ゴムチップ材 ・・・100(重量部)バイン
ダー混合物 ・・・5〜40(重量部)である。バ
インダー混合物は5重量部以上ないとバインダーとして
の効果がなくなってしまうが、特に40重量部に規定す
る必要がなく、これ以上でも成形は可能である。しかし
、バインダー混合物は再生ゴムチップ材よりもコストが
高いのであまり多くすると、再生ゴムチップ材を使用す
るコストメリットがなくなってしまう。
は、 再生ゴムチップ材 ・・・100(重量部)バイン
ダー混合物 ・・・5〜40(重量部)である。バ
インダー混合物は5重量部以上ないとバインダーとして
の効果がなくなってしまうが、特に40重量部に規定す
る必要がなく、これ以上でも成形は可能である。しかし
、バインダー混合物は再生ゴムチップ材よりもコストが
高いのであまり多くすると、再生ゴムチップ材を使用す
るコストメリットがなくなってしまう。
これら再生ゴムチップ材とバインダー混合物を混合した
後で、例えば150°Cで5分程度加熱して矩形板状に
固化すると、矩形板状の加硫ゴム組成物が得られる。
後で、例えば150°Cで5分程度加熱して矩形板状に
固化すると、矩形板状の加硫ゴム組成物が得られる。
このように水酸基末端ポリブタジェンとポリイソシアネ
ートの反応による再生ゴムチップ材のバインダー処方の
中に、イオウを添加して加熱することにより、ポリイソ
シアネートで厚肉部でも膨れずに短時間で硬化させ、イ
オウを用いて再生ゴムチップ材とバインダーの接着を行
ったので、ウレタン材料だけでは困難なゴム材との接着
性を高めることができ、成形サイクルを大幅に短縮する
ことができる。
ートの反応による再生ゴムチップ材のバインダー処方の
中に、イオウを添加して加熱することにより、ポリイソ
シアネートで厚肉部でも膨れずに短時間で硬化させ、イ
オウを用いて再生ゴムチップ材とバインダーの接着を行
ったので、ウレタン材料だけでは困難なゴム材との接着
性を高めることができ、成形サイクルを大幅に短縮する
ことができる。
尚、水酸基末端ポリブタジェンとポリエーテルポリオー
ルの混合比は100 :Q〜40:60までで、これ以
上のポリエーテルポリオールの添加は、イオウ加硫を阻
害するため好ましくない。また、ポリイソシアネートの
NGOインデックス(水酸基に対するインシアネートの
等量比)としては80以上であれば成形可能であり、上
限は特にないが、材料コスト、及び水分との反応量を考
えると、300重量部以下で使用するのが好ましい。
ルの混合比は100 :Q〜40:60までで、これ以
上のポリエーテルポリオールの添加は、イオウ加硫を阻
害するため好ましくない。また、ポリイソシアネートの
NGOインデックス(水酸基に対するインシアネートの
等量比)としては80以上であれば成形可能であり、上
限は特にないが、材料コスト、及び水分との反応量を考
えると、300重量部以下で使用するのが好ましい。
実施例2
水酸基末端ポリブタジェン(商品名rPolybdR−
15HT 出光アーク(株)J)・・・100(重量
部) 架橋剤(1,4−ブタンジオール)・・・7.26触媒
(商品名rDABco 33LVJ三共エアープロダク
ト(株)) ・・・0
.01顔料 ・・・25イオ
ウ ・・・3以上の混合物を前
記実施例1と同様に攪拌しておき、使用の都度一定量計
量し、ポリイソシアネート(商品名 rMDI−CD−
100J 三井東圧化学(株))103(重量部)と
短時間で高速攪拌し、前記実施例1と同比率の再生ゴム
チップ材と前記バインダー混合物を混合し、加熱して固
化する。液状ゴムの低粘度グレードの前記水酸基末端ポ
リブタジェン(商品名rPolybd R−15HT
J)を用いてイオウ及びポリイソシアネートで反応させ
たので、再生ゴムチップ材とバインダーの接着性に優れ
、成形サイクルに良い加硫ゴム組成物が得られる。
15HT 出光アーク(株)J)・・・100(重量
部) 架橋剤(1,4−ブタンジオール)・・・7.26触媒
(商品名rDABco 33LVJ三共エアープロダク
ト(株)) ・・・0
.01顔料 ・・・25イオ
ウ ・・・3以上の混合物を前
記実施例1と同様に攪拌しておき、使用の都度一定量計
量し、ポリイソシアネート(商品名 rMDI−CD−
100J 三井東圧化学(株))103(重量部)と
短時間で高速攪拌し、前記実施例1と同比率の再生ゴム
チップ材と前記バインダー混合物を混合し、加熱して固
化する。液状ゴムの低粘度グレードの前記水酸基末端ポ
リブタジェン(商品名rPolybd R−15HT
J)を用いてイオウ及びポリイソシアネートで反応させ
たので、再生ゴムチップ材とバインダーの接着性に優れ
、成形サイクルに良い加硫ゴム組成物が得られる。
実施例3
水酸基末端ポリブタジェン(商品名「P olybdR
−45HT 出光アーク(株)」)・・・80(重量
部) ポリエーテルポリオール(商品名rE、P−330三井
東圧化学(株)」) ・・・20架橋剤
(エチレングリコール) ・・・5触媒(ジブチル
チンジラウレート)・・・0.01顔料
・・・25イオウ
・・・3以上の混合物を前記実施例Iと同様に攪
拌しておき、使用の都度一定量計量し、安価なポリイソ
シアネート(商品名rTDI−80/20J 三井東
圧化学(株))103(重量部)と短時間で高速撹拌し
、前記実施例1と同比率の再生ゴムチップ材と前記バイ
ンダー混合物を混合し、加熱して固化する。これにより
、再生ゴムチップ材とバインダーの接着性に優れ、成形
サイクルに良い加硫ゴム組成物が得られる。(以下余白
) 表1:バインダー配合 尚、前記各実施例においてポリイソシアネートは、MD
I、TD I、I PD I、脂肪族系インシアネー
トなど全てのタイプの使用が可能であるが、特にTDI
は作業環境上高温での取扱いに注意を要する。
−45HT 出光アーク(株)」)・・・80(重量
部) ポリエーテルポリオール(商品名rE、P−330三井
東圧化学(株)」) ・・・20架橋剤
(エチレングリコール) ・・・5触媒(ジブチル
チンジラウレート)・・・0.01顔料
・・・25イオウ
・・・3以上の混合物を前記実施例Iと同様に攪
拌しておき、使用の都度一定量計量し、安価なポリイソ
シアネート(商品名rTDI−80/20J 三井東
圧化学(株))103(重量部)と短時間で高速撹拌し
、前記実施例1と同比率の再生ゴムチップ材と前記バイ
ンダー混合物を混合し、加熱して固化する。これにより
、再生ゴムチップ材とバインダーの接着性に優れ、成形
サイクルに良い加硫ゴム組成物が得られる。(以下余白
) 表1:バインダー配合 尚、前記各実施例においてポリイソシアネートは、MD
I、TD I、I PD I、脂肪族系インシアネー
トなど全てのタイプの使用が可能であるが、特にTDI
は作業環境上高温での取扱いに注意を要する。
発明の効果
以」二のようにこの発明によれば、再生ゴムチップ材に
、バインダーとしての水酸基末端ポリブタンエンと硬化
剤としてのポリイソシアネートを混合し、これら混合物
にイオウを添加し、加熱して固化したので、イオウの加
硫により再生ゴムチップ材とバインダーの接着性を高め
ることができると共に、ポリイソシアネートのウレタン
反応により厚肉部でも短時間で硬化させることができる
。
、バインダーとしての水酸基末端ポリブタンエンと硬化
剤としてのポリイソシアネートを混合し、これら混合物
にイオウを添加し、加熱して固化したので、イオウの加
硫により再生ゴムチップ材とバインダーの接着性を高め
ることができると共に、ポリイソシアネートのウレタン
反応により厚肉部でも短時間で硬化させることができる
。
Claims (1)
- (1)再生ゴムチップ材に、バインダーとしての水酸基
末端ポリブタジエンと硬化剤としてのポリイソシアネー
トを混合し、これら混合物にイオウを添加し、加熱して
固化してなることを特徴とする加硫ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63022485A JPH01197517A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 加硫ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63022485A JPH01197517A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 加硫ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197517A true JPH01197517A (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=12084027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63022485A Pending JPH01197517A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 加硫ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01197517A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100284889B1 (ko) * | 1994-11-04 | 2001-03-15 | 장준섭 | 폐타이어를 이용한 토건재의 제조방법 |
US6630204B2 (en) * | 2000-05-23 | 2003-10-07 | Sgl Acotec Gmbh | Coating with functionalized rubber, crosslinker, accelerator/catalyst and vulcanizer |
CN110819060A (zh) * | 2019-11-04 | 2020-02-21 | 安徽建筑大学 | 一种提高废旧abs塑料粘度的方法 |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP63022485A patent/JPH01197517A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100284889B1 (ko) * | 1994-11-04 | 2001-03-15 | 장준섭 | 폐타이어를 이용한 토건재의 제조방법 |
US6630204B2 (en) * | 2000-05-23 | 2003-10-07 | Sgl Acotec Gmbh | Coating with functionalized rubber, crosslinker, accelerator/catalyst and vulcanizer |
CN110819060A (zh) * | 2019-11-04 | 2020-02-21 | 安徽建筑大学 | 一种提高废旧abs塑料粘度的方法 |
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