JPH01197249A - カード状の写真感光材料搬送機構及びこのカード状の写真感光材料搬送機構を有するidカードの撮影装置 - Google Patents

カード状の写真感光材料搬送機構及びこのカード状の写真感光材料搬送機構を有するidカードの撮影装置

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JPH01197249A
JPH01197249A JP1926788A JP1926788A JPH01197249A JP H01197249 A JPH01197249 A JP H01197249A JP 1926788 A JP1926788 A JP 1926788A JP 1926788 A JP1926788 A JP 1926788A JP H01197249 A JPH01197249 A JP H01197249A
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JP
Japan
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card
photographing
photographic material
photographic
photosensitive material
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Application number
JP1926788A
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English (en)
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Yoshitaka Mukohara
向原 義隆
Kinzo Hirai
平井 欣三
Moriyoshi Serizawa
芹沢 盛芳
Toshiyuki Abe
俊之 阿部
Jiro Okuzawa
二郎 奥沢
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、カード状の写真感光材料の二重搬送を防止
するカード状の写真感光材料搬送機構及びこのカード状
の写真感光材料搬送機構を有するIDカードの撮影装置
に関する。
[従来の技術] IDカードは学生証、身分証明証、クレジットカード、
運転免許証等に使用されており、顔写真等の画像情報及
び/又は氏名、住所その他の文字、記号、符号等の可視
情報が写真方式でカード面に記録されるものである。
この写真方式によるIDカードの作成について、この出
願人は種々研究しており、例えば実公昭45−2814
4号公報、特開昭49−123016号、同55−17
577号、同59−15923号、同59−17546
号公報、特願昭58−45819号、同58−4582
0号、同58−53844号明細書に記載のような装置
を提案している。これらは直接撮影機でロール状の写真
感光材料に撮影し、自動現像機で現像処理した後に、自
動ラミネート・カッタ機によりラミネートで密着被覆し
、その後にIDカードの大きさに裁断して、IDカード
を作成している。
[発明か解決しようとする課題] ところで、この出願人か特願昭59−200521号明
細書に開示したように、写真感光材料を当初からIDカ
ードの大きさに裁断したものを用い、これにUV硬化性
樹脂液して保護層を形成するようにすれは、従来のよう
なカッタ機を使用することなくUV硬化性樹脂液の硬化
を待って、直ちにIDカードの作成が完了する。従って
、カッタ機が不用である分、装置が小型になると共に、
IDカードの大きさに裁断する工程が省略されて、ID
カードを短時間に作成することが可能になる。
このように、カード状の写真感光材料を用いる場合に画
像情報を撮影し、これを現像処理した後にUV硬化性樹
脂液を塗布し、このUV硬化性樹脂液を硬化させるため
に紫外線を照射することか行なわれる。
ところで、IDカードの撮影装置ではカード状の写真感
光材料に連続撮影するために、写真感光材料を供給マガ
ジンに感光層を上側にして多数枚積層状にして用意し、
−枚づつ所定のタイミングで間欠的に撮影部に搬送する
必要がある。
このため、例えは供給マガジンから吸着盤等の手段で、
カード状の写真感光材料を取出し、搬送機構で搬送する
場合に、複数枚同時に取出されることかあり、写真感光
材料を一枚づつ取出すようにすることが考えられるが、
複数枚積層して収納された写真感光材料を確実に一枚づ
つ取出すようにすることか困難である。
従って、複数の写真感光材料が同時に撮影部に搬送され
ると、これを検出して撮影を停止し、写真感光材料を排
出して撮影を再開する必要かあり、作業か面倒であると
共に処理能率か低下する等の問題かある。
このため、供給された写真感光材料を押えて一枚ずつ搬
送するようにすることが、構造か簡単て、かつ容易に搬
送できるようになり、好ましいが、この場合写真感光材
料は所定の厚さと剛性を有しているため、取出し位置が
ずれるおそれかあるから所定の位置で確実に押えるよう
に配慮して二重搬送を防止する必要がある。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、第1発明
の目的はカード状の写真感光材料か所定タイミングで、
かつ確実に一枚ずつ搬送することか可能なカード状の写
真感光材料搬送機構を提供することであり、第2発明は
撮影部へカード状の写真感光材料の二重搬送等の誤搬送
を防止し、撮影を途中で中断することがないIDカード
の撮影装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、第1発明のカード状の写
真感光材料搬送機構は、供給されるカード状の写真感光
材料の位置規制を行なう位置規制手段と、位置規制され
た前記写真感光材料を押える押え手段と、前記位置規制
手段の位置規制を解除して、前記押え手段で写真感光材
料を押えた状態で搬送する搬送手段とを有することを特
徴としている。
また、供給マガジンからカード状の写真感光材料を取出
す取出手段を有し、前記位置規制手段で供給されるカー
ド状の写真感光材料の位置規制がされた状態で写真感光
材料を取出すことが、写真感光材料の供給が容易であり
、しかも搬送位置か一定になり好ましい。
また、第2発明のIDカードの撮影装置は、前記のカー
ド状の写真感光材料搬送機構を備えることを特徴として
いる。
[作用コ この第1発明のカード状の写真感光材料搬送機構では、
供給されるカード状の写真感光材料が位置規制され、こ
の位置規制された写真感光材料を押えた状態て、位置規
制を解除して搬送するから、所定タイミングて搬送され
る。しかも、カード状の写真感光材料か、例え二枚供給
されることがあっても、押え手段て直接押えられていな
い写真感光材料か搬送され、直接押えられている写真感
光材料は残るため二重搬送が防止される。
また、第2発明のIDカードの撮影装置では、第1発明
のカード状の写真感光材料搬送機構を備えるから、複数
の写真感光材料が同時に撮影部に搬送されることがなく
なり、撮影を途中で中断することがなる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
図面は、この第1発明及び第2発明を適用したIDカー
ドの撮影装置の一例を示すもので、第1図はIDカード
の撮影装置の正面図、第2図はその右側面図、第3図は
左側面図、第4図はIDカードの平面図、第5図はID
カード作成前のカード状の写真感光材料の断面図、第6
図乃至第9図はIDカードの撮影装置の供給部の詳細図
、第10図乃至第12図は撮影部の詳細図、第13図は
カード状の写真感光材料を搬送するフローチャートであ
る。
カード状の写真感光材料 写真感光材料1は第4図及び第5図に示すように、予め
IDカードの大ぎさに裁断されているダイレクトポジカ
ラー写真感光材料(モノクロを含む、以下同様)を用い
る。
この写真感光材料1はIDカードIの大きさに裁断され
、例えば500μmの厚さで、かつ屈曲して復元可能な
硬さであり、ベースとなる合成樹脂の支持体1aの一方
には、書き込み層1bが形成され、この書き込み層1b
は従来の備考紙に相当し鉛筆或いはペン等により自由に
書き込みが可能となっている。また、支持体1aの他方
には感光乳剤層1cが形成され、この感光乳剤層ICに
撮影装置で人物画像及びデータ画像を撮影した後、現像
装置での処理した写真感光材料の感光面に対して保護層
2の形成が行なわれ、IDカードIの作成が完了する。
以下、このIDカードの撮影装置について説明する。
供給部A 装置本体3にはカード状写真感光材料1を供給する供給
部Aが備えられ、供給マガジン4はマガジン固定台5を
介して装置本体3に上部に固定されている。この供給マ
ガジン4にはカード状の写真感光材料1が複数枚積層し
て収納され、写真感光材料取出手段で取出され、さらに
写真感光材料搬送手段を介して搬送すると共に、この搬
送方向に対して直交方向へ方向変換し、撮影部Bへ搬送
される。
このマガジン固定台5の内周部は第7図及び第8図に示
すように、写真感光材料1より若干搬送方向へ狭い開口
部6が形成され、この開口部6は取出し方向と逆方向の
テーパ6aが設けられている。最下層の写真感光材料1
が、この開口部6で若干湾曲した状態で強制的に取り出
され、写真感光材料1が複数同時に取出されることを防
止している。
写真感光材料の搬送機構。
この写真感光材料の搬送機構は、次に示すように構成さ
れている。
写真感光材料1を引出す取出手段としての吸着盤7が搬
送手段としての長い無端ベルト8と、短い無端ベルト9
の中央部に配置され、この吸着盤7は支持軸10を介し
てクランクレバー11に連結されている。この無端ベル
ト8,9はカード状の写真感光材料を安定して搬送でき
るように平ベルトが用いられる。
クランクレバー11は装置本体3に固定された側板12
に、支持軸13を支点とし、て回動可能に支持されてい
る。このクランクレバー11は連結レバー14を介して
側板12に回動可能に支持された吸着盤駆動軸15と一
体に回転する回転体16の支持ビン17に連結されてい
る。この吸着盤駆動軸15の回転で、吸着盤7は連結レ
バー14、クランクレバー11を介して、第7図に実線
で示す下限位置と、二点鎖線で示す上限位置間を上下動
する。
吸着盤7はパイプ18を介して電磁弁19に連結され、
この電磁弁19の作動でエアポンプ20を介して吸着盤
7の吸着、脱着が行なわれる。
電磁弁19は制御装置21て制御される電磁弁駆動回路
22によって開閉作動し、吸着盤7の上限位置で吸着し
、下限位置で脱着する。この吸着盤7の上限位置と下限
位置の検出信号は吸着盤駆動軸15に設けた回転円板2
3か一回転する毎に得られ、この検出信号は制御装置に
入力される。
吸着盤駆動軸15の他端部にはワンウェイクラッチ24
を介してタイミングギヤ25が設けられ、このタイミン
グギヤ25はタイミングベルト26を介して直流モータ
27の内側のタイミングギヤ28と連結されている。直
流モータ27の外側のタイミングギヤ29はタイミング
ベルト30を介してべ)L4ト駆動軸31のタイミング
ギヤ32に連結されている。
直流モータ27は正転方向駆動回路33と逆転方向駆動
回路34に接続され、制御装置21で写真感光材料1を
取出すときに直流モータ27を正転して取出し機構を作
動させ、引出された写真感光材料1を搬送するときに逆
転させる。
ベルト駆動軸31と、これと平行位置で写真感光材料1
より広幅の位置に配置されたベルト駆動軸35は側板1
2に回動可能に懸架され、さらにこのベルト駆動軸35
から写真感光材料1より広幅の位置に、ヘルド駆動軸3
6が側板12に片持ちで回動可能に支持されている。
このベルト駆動軸31とベルト駆動軸35との間には短
い無端ヘルド9が掛けられ、ベルト駆動軸31とヘルド
駆動軸36との間にはベルト駆動軸35を介して長い無
端ベルト8が掛けられ、この一対の無端ベルト8,9と
て写真感光材8¥11を搬送する。
ベルト駆動軸31の中央部には押えギヤ37が回動可能
に設けられ、この押えギヤ37には押え手段としてのカ
ード押えラバー38がブラケット39を介して取(−1
けられ、この押えギヤ37はカード押え軸40の作動ギ
ヤ41と噛合している。このカード押え軸40は連結ピ
ン42を介してソレノイド43の出力軸44に連結され
、ソレノイド43の作動で回動する。このカーI・押え
軸40に設けられた支持ビン45とソレノイド43の側
部に設けられた支持ビン46との間にはスブリング47
が設けられ、ソレノイド43の出力軸44を伸ばす方向
へ常に付勢している。
ソレノイド43は制御装置21で制御されるソレノイド
駆動回路48で駆動され、ソレノイド43が駆動してカ
ード押え軸40か第8図において右方向へ回動すると、
作動ギヤ41を介して押えギヤ37が回転してカード押
えラバー38が起立し、写真感光材料1の取出し可能と
なる。
起立状態の位置決めはカード押えラバー38のブラケッ
ト39が装置本体3に支持されたストッパ49に当接し
て行なわれ、ソレノイド43の作動を解除すると、スプ
リング47てカード押え軸40が第8図において左方向
へ回動して、写真感光材料1を押える。
前記ヘルド駆動軸35の中央部には位置規制手段として
の位置規制部材50がフリクション51によって、ベル
ト駆動軸35に応じて回転し、装置本体3に備えられた
ストッパ52によって起立方向の位置規制か行なわれ、
無端ベルト8.9より下方位置に設けられたストッパ5
3によって倒れ方向の位置規制か行なわれる。この位置
規制部材50にはラバー5’Oaが設けられ、ストッパ
52との段差を解消するようになっている。
また、吸着盤7の近傍にはカード状写真感光材料1の検
出センサ54か設けられ、この検出信号を制御装置21
に人力するようになっている。
写真感光材料の搬送機構の作動 次に、この写真感光材料の搬送機構の作動を第13図の
フローチャートと共に説明する。
この写真感光材料の搬送機構の作動は制御装置21のマ
イクロコンピュータに内蔵されたプログラムによ)て制
御される。
写真感光材料の取出作動 ステップaにおいて、直流モータ27を正転させると共
に、ソレノイド43を駆動させ、直流モータ27を1回
転させる(ステップb)。この直流モータ27か1回転
すると、駆動を停止すると共に、ソレノイド43の作動
を停止する(ステップC)。
この直流モータ27の正転て、タイミングベルト26.
30を介して吸着盤駆動軸15及びベルト駆動軸31を
第7図及び第8図において左方向へ回転させる。このベ
ルト駆動軸31の回転で無端ベルト8.9を介してベル
ト駆動軸35.36か同様に左方向へ回転し、このベル
ト駆動軸35の回転で位置規制部材50か回動して起立
し、ストッパ52へ当接して位置規制が行なわれる。
また、ソレノイド43の作動で、カード押え軸40が第
8図において右方向へ回動し、作動ギヤ41及び押えギ
ヤ37を介してカード押えラバー38が起立方向へ回動
し、ブラケット39がストッパ49へ当接して位置規制
が行なわれ、これによって写真感光材料1が無端ベルト
8.9上に取出し可能な状態になる。
さらに、吸着盤駆動軸15が左方向へ回転すると、第7
図に示すように連結レバー14を介してクランクレバー
11が左方向へ回転して、下限位置にある吸着盤7が上
方へ移動する。吸着盤7は上限位置で回転検出手段から
の検出信号が制御装置21に人力され、制御装置21で
電磁弁駆動回路22を介して電磁弁19を作動し、エア
ポンプ20の駆動で、吸着盤7が写真感光材料1を吸着
する。
そして、さらに吸着盤駆動軸15が回転すると、吸着盤
7が下降して写真可能材料1が無端ベルト8.9上に取
出され、このとき写真感光材料1は第7図に示すように
、屈曲した状態で一枚引き出され、直流モータ27の駆
動を停止する(ステップC)。
この吸着盤7の下限位置で電磁弁19の作動で、写真感
光材料1の吸着が解除され、このとき屈曲している写真
感光材料1が光彩に復帰するため跳ることかあっても、
位置規制部材50で位置規制され、搬送方向側へ出るこ
とがないようになりている。
そして、所定のタイミングで制御装置21でソレノイド
駆動回路48を介してソレノイド43の作動を解除する
と(ステップC)、スプリング47でカード押え駆動軸
40が第8図において左方向へ回転し、作動ギヤ41を
介して押えギヤ37を右方向へ回転し、カード押えラバ
ー38を倒して無端ベルト8,9上の写真感光材料1を
押える。
ステップdにおいて、検出センサ54の検出信号に基づ
き、無端ベルト8.9上の写真感光材料1の検出が行な
われ、写真感光材料1が取り出されていない場合にはス
テップe、fを介して、ステップaヘジャンプして前記
の作動を繰返し、2度繰返しても写真感光材料1が取り
出されない場合にはERRORIの警報が行なわれる。
このE RROR1では、図示しないスイッチを押すと
カウンタがOになり、前記の取り出し動作が再び開始可
能になる。
写真感光材料の搬出作動 写真感光材料1が無端ベルト8.9上に取り出されると
、ステップgにおいて、撮影部Bでの写真感光材料1を
検出する。写真感光材料1が撮影部Bにない場合には、
逆転方向駆動回路34が駆動され、直流モータ27が逆
転方向へ1.5秒間回転する(ステップh、i)。
1に の直流モータ27の回転の際には、タイミングベルト2
6を介してタイミングギヤ25が回転するが、ワンウェ
イクラッチ、24で吸着盤駆動軸15の回転が規制され
るが、タイミングベルト30を介してベルト駆動軸31
が前記と反対方向へ回転し、無端ベルト8.9を搬送す
る。これにより、ベルト駆動軸35が右方向へ回転して
位置規制部材50が倒れると共に、無端ベルト8.9上
の写真感光材料1が搬送される。
このとき、カード押えラバー38が写真感光材料1の端
部な押圧しているから、写真感光材料1が2枚であれば
、下に位置する写真感光材料1が分離されて搬送され、
1枚であれば写真感光材料1は搬送されないで、フラグ
が立っていない場合にはスッテブにで無端ベルト8.9
上の写真感光材料を検出する。
写真感光材料1が検出されると、ステップ1でソレノイ
ド43を駆動して、カード押えラバー38の押えを解除
すると共に、フラグを立てて直流モータ27がタイマー
2て設定された5秒時間て、ステップ1て搬送されなか
った写真感光材料1が搬送され、ステップgヘジャンプ
する(ステップm)。
そして、ステップgでは撮影部Bに写真感光材かあれば
、直流モータ27の駆動を停止しくステップn)、ソレ
ノイド43の駆動を停止しくステップo)、さらにタイ
マー1,2をリセットして(ステップp)して撮影のブ
ロクラムへ移行する。
なお、このプログラムにおいて、ステップkにおいて写
真感光材料1が検出されない場合や、ステップmにおい
て5秒以上経過すると、撮影部Bでの検出を監視し、搬
送時間を延長し、それでも搬出されない場合にはエラー
表示を行ない制御を停止する。
この写真感光材料1の搬送が終了すると、ステップaヘ
ジャンプして同様な作動を行なう。
写真感光材料の方向変換 このように、写真感光材料1は短い無端ベルト9と長い
無端ヘルド8とて搬送されるか、この両側端ヘルド8,
9の搬送方向側の端部が写真感光材料1の長辺の幅と同
一程度位置をずらして配置されているから、写真感光材
料1は搬送に従って、短い無端ベルト9側が順次外れ、
遂に全部外れると、外れた側から落下し、搬送方向と直
交する方向へ搬送方向が変換される。
従って、無端ベルト8.9で写真感光材料1は短辺方向
から進行していたものが、長辺方向から進行するように
なり、第9図に示すようにシュータ55から撮影部Bへ
搬送される。
撮影部B 次に撮影部Bの構成について詳細に説明する。
人物画像の撮影 撮影部Bの前面に一定距離を置いて被写体人物を位置さ
せて顔写真を撮影するが、入射光はフィルタ100、レ
ンズ101、シャッタ102、固定ミラー103、遮光
マスク104、内臓スクリーン105の経路で写真感光
材料1上に投影される。
焦点(撮影位置の決定) 立位若しくは座位の被写体人物までの距離を例えば特願
昭58−45819号特許願の明細書・図面に記載され
ている如ぎ光ビーム106の照射によって規定する。即
ち、一対の光ビーム発生器による2木の光ビームの照射
角度を一定にしておけば、その交点が体表面に表われる
よう被写体人物を前後移動させることにより固定焦点て
の撮影が可能となる。
なお、光ビーム106が表われる位置は常に一定に規定
しておき、例えば、被写体人物を電動椅子に座らせ前後
上下方向に移動操作するようにしても良い。この場合、
光、音波等を利用して被写体人物までの距離、高さ位置
を検出して電動椅子を自動的に移動操作して焦点を規定
しても良い。
更に、椅子の位置は固定式に設定し、撮影部Bを前後上
下方向に微少移動させて焦点を規定するようにしても良
い。
ストロボ装置 正面ストロボ装置107であって、撮影部Bの側から被
写体人物の正面側に向って発光させる。
なお、ストロボ装置107としては図示しないが被写体
人物の正面下方から、或いは背面側から発光する補助ス
トロボを配置するのが望ましい。
露出、色補正 絞り、色補正はレンズ101に内装されている機構によ
り行われ、また、露出時間はシャッタ102によフて制
御される。
マスク機構 図示の装置においては、人物画像の撮影と後述するデー
タ画像の撮影とは別々に分けて行われるものであり、撮
影部Bては供給部Aから写真感光材料1がシュータ55
を介して落下すると、第10図に示すようにシュータ5
5の下方位置に配置された受台108で受は止められる
この写真感光材料1は圧着板109の作動で、写真感光
材料1は内蔵スクリーン105に圧着され、このとき写
真感光材料1は受台108のテーパ壁108aにガイド
されて圧着され、所定の撮影位置に位置決めされる。
この圧着板109は撮影が終了すると、第10図に示す
ように、エアで吸引して写真感光材料1を吸着して、シ
ュータ110の位置まで移動し、この位置で吸着を解除
して現像部へ落下させる。
この撮影部Bでの遮光マスク104は第12図に示すよ
うに、人物画像撮影用マスク部104aとデータ画像撮
影用マスク部104bとから成り、人物画像撮影用マス
ク部104aには人物撮影窓104cが形成され、デー
タ画像撮影用マスク部104bにはガラス104dが設
けられ、このガラス104dに人物撮影マスク部104
eが設けられている。
この遮光マスク104は人物画像の撮影に際しては第1
1図に示す位置にあり、人物撮影窓1゜4cから写真感
光材料1に撮影される。このとき、遮光マスク104の
データ画像撮影用マスク部104bは移動ミラー111
と遮光マスク1゜4に設けた遮光壁104fで遮光され
、人物−像プリント部分のみを解放して他の感光面が感
光しないように配置される。この人物画像の撮影が完了
すると、遮光マスク104及び移動ミラー111が移動
され、人物撮影マスク部104eで写真感光材料1の露
光部を遮光し、データ画像の撮影が行われ、この撮影が
終了すると、再び元の位置に復帰して待機する。
データ画像の撮影 装置本体3の後側にはボックス112が備えられ、この
ボックス112に挿入されたデータシート113のデー
タ画像がフィルタ114、拡散板115、レンズ116
、シャッタ117及び移動ミラー111を介して撮影さ
れ、この光路の近傍へストロボ装置118が備えられて
いる。
このデータシートの情報を例えばコンピュータ情報とし
て前もってファイルしておき、被発行人毎のキーワード
に従ってその個人情報の内からカード発行に必要な事項
のみを、例えばCRT画面に呼び出してその画像を写真
材料1に露光するようにしてもよい。
この撮影部Bで撮影された写真感光材料1はシュータ1
10及び下シュータ119を介して、現像装置に搬送さ
れ、このシュータ110に下シュータ119の一部を交
差させて遮光する構造になっている。
また、装置本体3は基板120に支持部121を介して
載置され、この支持部121は撮影ボタンを有する操作
レバー122の操作で前側支点123を支点として水平
方向へ移動し、水平方向の撮影位置を調整し、また装置
本体3はモータ124の駆動でラック125を上下動さ
せて、支持部121の前側支点126を支点として垂直
方向へ移動し、垂直方向の撮影位置を調整するようにな
っている。
以上説明した供給部A及び撮影部Bにおける各機構の動
作はマイクロコンピュータ等による自動゛制御と操作パ
ネル127での手動操作により制御される。
なお、この発明のカード状の写真感光材料搬送機構はI
Dカードの撮影装置に限定されず、カード状の写真感光
材料を現像する現像装置やカード状の写真感光材料の感
光面に保護層を形成する保護層作成装置にも適用するこ
とができる。
また、押え手段はカード状の写真感光材料の搬送方向後
方に配置したが、この配置位置は特に限定される搬送方
向前側であってもよい。
[発明の効果コ 前記のように、第1発明のカード状の写真感光材料搬送
機構は、供給されるカード状の写真感光材料の位置規制
を行なう位置規制手段と、位置規制された前記写真感光
材料を押える押え手段と、前記位置規制手段の位置規制
を解除して、前記押え手段で写真感光材料を押えた状態
で搬送する搬送手段とを有するから、カード状の写真感
光材料の押え不良がなく、この押えた状態で一枚の写真
感光材料を確実に搬送することが可能である。
さらに、供給マガジンからカード状の写真感光材料を取
出す取出手段を有し、位置規制手段で供給されるカード
状の写真感光材料の位置規制がされた状態で写真感光材
料を取出すようにすると、カード状の写真感光材料の取
出しが容易で、かつ写真感光材料の取出し時の位置ずれ
が軽減される。
また、第2発明は前記第1発明のカード状の写真感光材
料搬送機構を備えると、撮影部へのカード状の写真感光
材料の二重搬送を防止でき、撮影を途中で中断すること
がなくなり、取扱いが容易で処理能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はIDカードの撮影装置の正面図、第2図はその
右側面図、第3図は左側面図、第4図はIDカードの平
面図、第5図はIDカード作成前のカード状の写真感光
材料の断面図、第6図乃至第9図はIDカードの撮影装
置の供給部の詳細図、第10図乃至第12図は撮影部の
詳細図、第13図はカード状の写真感光材料を搬送する
フローチャートである。 図中符号1は写真感光材料、3は装置本体、7は吸着盤
、8.9は無端ベルト、カード押えラバー、31,35
.36はヘルド駆動軸、50は位置規制部材、Aは供給
部、Bは撮影部、IはIDカードである。 第2図 第3図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、供給されるカード状の写真感光材料の位置規制を行
    なう位置規制手段と、位置規制された前記写真感光材料
    を押える押え手段と、前記位置規制手段の位置規制を解
    除して、前記押え手段で写真感光材料を押えた状態で搬
    送する搬送手段とを有するカード状の写真感光材料搬送
    機構。 2、供給マガジンからカード状の写真感光材料を取出す
    取出手段を有し、前記位置規制手段で供給されるカード
    状の写真感光材料の位置規制がされた状態で写真感光材
    料を取出す請求項1記載のカード状の写真感光材料搬送
    機構。 3 請求項1又は請求項2記載のカード状の写真感光材
    料搬送機構を有するIDカードの撮影装置。
JP1926788A 1988-01-29 1988-01-29 カード状の写真感光材料搬送機構及びこのカード状の写真感光材料搬送機構を有するidカードの撮影装置 Pending JPH01197249A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653572U (ja) * 1992-02-26 1994-07-22 株式会社ザ鈴木 シート状物供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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