JPH0430589Y2 - - Google Patents

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JPH0430589Y2
JPH0430589Y2 JP1984144919U JP14491984U JPH0430589Y2 JP H0430589 Y2 JPH0430589 Y2 JP H0430589Y2 JP 1984144919 U JP1984144919 U JP 1984144919U JP 14491984 U JP14491984 U JP 14491984U JP H0430589 Y2 JPH0430589 Y2 JP H0430589Y2
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JP
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photographic material
color correction
exposure
mirror
lamp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、顔写真等の画像情報及び/又は氏
名、住所その他の文字・記号・符号等の可視情報
とが写真方式でカード面に記録され、これらの情
報に加えて模造・盗用防止のための光学的ないし
電気的方式等により不可視情報等が記録されるこ
とがある身分証明書・クレジツトカードその他の
カード(以下、IDカードと略称する)の作成装
置として適切な第2露光(光カブリ露光)装置に
関する。
[従来の技術] 従来、IDカードを作成する場合、カード台紙
に顔写真を貼り付けると共に氏名、住所、生年月
日等の文字情報をタイプ打した初期の方式のもの
から改良が進み、現在では、これらの異種情報を
写真方式によりカード面にプリントする写真方式
によつている。
本願出願人は古くから写真方式によるIDカー
ドの作成に関して研究しており、実公昭45−
28144号、特開昭49−123016号、同55−17577号、
同59−15923号、同59−17546号、実願昭58−
45819号(実開昭59−153532号参照)、同58−
45820号(実開昭59−153533号参照)、特願昭58−
53844号(特開昭59−180531号参照)並びに実開
昭56−130935号及び同59−87052号に記載の如き
装置を提案しており、実際に利用されているもの
としては、直接撮影機2型(MODEL IDC
9111)、自動現像機2型(MODEL IDC 9411)、
自動ラミネート・カツタ機(MODEL IDC
9911)とで構成されるIDカード作成装置がある。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来のIDカード作成装置の第2露光
装置においては、一般に光源として蛍光灯が利用
されており、電流値も固定式であつたので、最適
な露光々量を調整することが困難であり、特に処
理スピードを上げようとすると最適露光条件に設
定するのが非常に困難で、鮮明な画像が得られに
くく、写真方式によるIDカードの作成の省力化、
スピード化のネツクになつていた。
本考案の主目的は、第2露光装置を改善する点
にあり、本考案の他の目的ないし利益は以下の記
述及び添付の図面に従つて明白となるものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る第2露光装置は、現像処理槽の壁
面の、写真材料の搬送路に直面して配置される所
定の大きさの透明板と、この透明板と写真材料の
搬送路との間に配置されるガラスブロツクと、現
像処理槽の壁面の外側に透明板に直面して配置さ
れる色補正フイルタ及び拡散板と、更に、その外
側に配置される光量調節可能なランプとミラーで
構成される光源装置とから成り、該光源装置は、
ランプから発せられる光がミラーを介せず直接に
色補正フイルタ側に到達する光路と、ランプから
発せられる光がミラーに反射されて色補正フイル
タ側に到達する光路とを持つていることを特徴と
する。
以下、本考案の構成を詳細に説明するが、その
前に、第1図〜第3図に従つて、本考案が適用さ
れるIDカード作成装置の概略を説明する。
第1図は、装置の概略側面図であつて、この装
置は撮影部A、現像部B、保護層形成部Cとで構
成されており、予め略IDカードの大きさに裁断
されている写真材料200によつてIDカードが
作成される。
写真材料200としてはダイレクトポジカラー
写真材料が用いられる。第2図は、その断面図で
あつて、201はベースとなる合成樹脂基板、2
02は従来の備考紙に相当する層で鉛筆或いはペ
ン等により自由な書き込みが可能となつている。
203は写真感光乳剤層であり、仮想線で示す層
204は保護層である。
撮影部 A カード発行を受ける人物の顔写真(人物画像)
と氏名・生年月日・住所等の情報(データ画像)
とを写真材料の感光面に合成撮影(露光)する部
分である。
人物画像の撮影は、撮影部Aの前面に被写体人
物を位置させ、光ビーム発生器110により焦点
距離を測定し、ストロボ装置120を利用して、
顔写真を撮影する。入射光はミラー111、レン
ズ112、シヤツタ113、マスク板114、内
蔵スクリーン134の経路で写真材料200上に
投影される。なお、絞り、色補正はレンズ112
に内装されている機構により行われ、露光時間は
シヤツタ113によつて行われる。また、マスク
板114は人物画像の撮影に際して感光材料20
0における人物画像プリント部分のみを解放して
他の感光面が感光しないように配置され、人物画
像の撮影が完了すると移動され、データ画像の撮
影が行われる。
130はCRTであつて、その画面上には前も
つて入力されているコンピユータ情報の内からカ
ード発行に必要な事項が所定の配置で、文字が黒
く、バツクが発光する形式で、上下逆像に表示さ
れる。CRT130の蛍光体の分光特性は発光部
分が感光材料に対して白色となるよう設定させて
いる。従つてCRT130の画像がレンズ131
シヤツタ132、反射鏡133、枠取り、項目名
朱印等が形成され、内蔵スクリーン134を通し
て写真材料200に投影されると白地に黒文字表
示として個人情報のプリントが行われる。
露光量補正及び色補正はレンズ131に内装さ
れている絞り、フイルタにより行われ、また、シ
ヤツタ132によつて露光時間の調整が行われる
が、これらはCRT画像の調整によつて行つても
良い。
撮影部Aにおける写真材料200の貯蔵及び供
給は第3図に示される方法で行われる。即ち、写
真材料200は予め略IDカードの大きさに裁断
されて、カートリツジ210内に、感光面を上側
にして多数枚が積層状に用意されている。このカ
ートリツジ210を所定位置にセツトすると、図
示しない機構により蓋体211が引き抜かれ、ペ
ーパ供給ボタンを操作すると、吸着盤220の上
下動により最下層の写真材料200のみが分離取
り出されベルト220により露光部に搬送され
る。次いで、写真材料200が露光部まで搬送さ
れるとペーパ台240が上昇し、写真材料200
を搬送ベルト230から受け取つて所定の露光位
置である内蔵スクリーン134の下面まで押し上
げその位置で露光が完了するまで一時停止され
る。人物画像及びデータ画像の撮影が完了すると
ペーパ台240は下降し、写真材料200は再び
搬送ベルト230に移されて走行し、シユータ2
50に投下され自然落下により現像部Bに自動的
に移送される。
以上説明した撮影部Aにおける各機構の動作は
マイクロコンピユータによる自動制御と操作パネ
ルでの手動操作により制御される。
現像部 B 撮影部Aで撮影(露光)が完了した写真材料2
00は、シユータ250、ペーパ入力機構260
を介して現像部Bに送られ、現像槽310、漂白
定着槽320、第1安定化槽330、第2安定化
槽340、乾燥槽350において、浸漬、第2露
光、定着、安定、乾燥の各処理が無水洗方式で自
動的に行われる。
この装置においては、前述した如く、写真材料
としてダイレクトポジカラー写真材料が用いられ
ており、この為、現像槽310内に配置されてい
る第2露光装置300において、反転のための第
2露光が行われる。第2露光は、冷陰極等の光源
からの光を拡散板(乳白)及びガラス板を介して
照射することにより行われ、また、拡散板にはフ
イルタが取り付けられており色補正も行われる。
ペーパ入力機構260には上下2段に第1シヤツ
タ261及び第2シヤツタ262が配置されてお
り、第1シヤツタ261はシユータ250を通じ
て移送されて来る写真材料200を受け取り一時
保持するものである。この第1シヤツタ261は
後述する制御により第2シヤツタ262が開いて
写真材料200が現像装置内に供給されると開い
て写真材料200を第2シヤツタ262側に送り
出すよう制御される。
270,271はローラ機構であり、ローラ機
構270は写真材料200を下方に移動させるも
の、ローラ機構271は逆に上方に移動させるも
のであり、写真材料200をローラ機構270か
らローラ機構271に移設するにはウオーム機構
及びカム機構が用いられる。写真材料200がロ
ーラ機構271の最上端ローラより上部に押し上
げられると、処理槽の上部に配置されており、異
種の処理槽間を往復運動するクランパ機構274
に係合して次の処理槽のローラ機構270の最上
端ローラに移設される。
上記の動作の繰り返しにより写真材料200に
対して順次、浸漬、第2露光、漂白定着、安定、
乾燥の各処理、及びヒータ351、フアン352
による乾燥が行われ、これらが完了すると、写真
材料200は保護層形成部Cへと移送される。
保護層形成部 C 現像部Bでの処理が完了した写真材料200は
保護層形成部Cに自動的に移送されてプリント面
に対して保護層204の形成が行われる。
保護層204の形成は、搬送ベルト410によ
つて搬送されてくる感光材料200の感光面に対
し、塗布機構420によりUV硬化性樹脂を形成
するモノマ(オリゴマーを含む)塗布を行い、搬
送ベルト430に従つて紫外線照射装置440に
送り紫外線の照射を行い、UV硬化性樹脂を硬化
させることにより行われる。
写真材料200を当初からIDカードの大きさ
に裁断しておけば、従来の如きカツタ装置を用い
る必要が無く、UV硬化樹脂の硬化によりカード
作成完了となる。
次に、第4図に従つて、本考案の実施例を詳細
に説明する。
撮影の完了した写真材料200は、ペーパ入力
機構260を介して現像層310に投入され、ロ
ーラ機構270に案内されて第2露光装置300
のガラスブロツク301の前面を通過して第2露
光が行われる。ガラスブロツク301の外側には
乳白塩化ビニール等で形成される透明板302を
介して第2露光装置300の本体が配置されてい
る。なお、ガラスブロツク301は現像処理液が
濁つても一定の照度を保ち、光照射を行おうとす
るものである。なお、グラスフアイバを束ねたも
のを利用して本体と水密構造で連結しても良い。
303は冷陰極等のランプ、304はミラー、
305は色補正フイルタ、306は拡散板であ
る。ランプ303の光量は自由に調整可能であ
る。また、拡散板306の厚みを変えて光量を調
整することも可能である。図示の装置において
は、ランプ303の光は矢符で示す如く、直接に
ガラスブロツク301に向うものと、ミラー30
4を介してガラスブロツク301に向うものとが
有る。図示しないが下方にもミラー304とガラ
スブロツク301等を配置して3ケ所で露光する
ようにしても良い。これにより露光時間を自由に
調整することが可能となり、特に露光時間の長時
間化を実現することが出来る。
以上の構成によりカラーバランス、照度を自由
に調整可能な第2露光装置を得ることが出来る。
尚、図示の装置においては、装置本体が現像槽
310の外側に配置されており、簡単に取り外す
ことが出来る利点が有り、色補正、メンテナンス
に有益である。
[考案の効果] 本考案は上記の如く構成されているので、露光
時間と照度の適正化による光カブリ条件を満足さ
せる第2露光装置を得ることが出来、しかも現像
等処理のスピード(写真材料の搬送スピード)に
対応して露光条件の変更を自由に行うことが出来
るので、頭記した目的を達成することが可能であ
り、特にIDカード作成の省力化、スピード化に
多大の利益が期待出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したIDカード作成装置
の概略図、第2図は写真材料の断面図、第3図は
撮影部における写真材料の供給装置の概略図、第
4図は本考案に係る第2露光装置の断面図、であ
る。 図中において、111はミラー、112はレン
ズ、113はシヤツタ、114はマスク板、12
0はストロボ装置、130はCRT、131はレ
ンズ、132はシヤツタ、133は反射鏡、13
4は内蔵スクリーン、200は写真材料
(DPCP/ダイレクトポジカラーペーパ)、201
は支持体、202は書き込み層、203は写真感
光乳剤層、204は保護層、210はカートリツ
ジ、211は蓋体、212は開口部、220は吸
着盤、230は搬送ベルト、240はペーパ台、
250はシユータ、260はペーパ入力機構、2
61は第1シヤツタ、262は第2シヤツタ、2
70,271はローラ機構、274はクランパ機
構、300は第2露光装置、310は現像槽、3
20は漂白定着槽、330は第1安定化槽、34
0は第2安定化槽、350は乾燥槽、351はヒ
ータ、352はフアン、360は熱交換器、37
0はポンプ、410,430は搬送ベルト、42
0は塗布機構、440は紫外線照射装置を各々指
示する。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 現像処理槽の壁面の、写真材料の搬送路に直面
    して配置される所定の大きさの透明板と、この透
    明板と写真材料の搬送路との間に配置されるガラ
    スブロツクと、現像処理槽の壁面の外側に透明板
    に直面して配置される色補正フイルタ及び拡散板
    と、更に、その外側に配置される光量調節可能な
    ランプとミラーで構成される光源装置とから成
    り、該光源装置は、ランプから発せられる光がミ
    ラーを介せず直接に色補正フイルタ側に到達する
    光路と、ランプから発せられる光がミラーに反射
    されて色補正フイルタ側に到達する光路とを持つ
    ていることを特徴とする自動現像機の第2露光装
    置。
JP1984144919U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0430589Y2 (ja)

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JP1984144919U JPH0430589Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JPS6161542U JPS6161542U (ja) 1986-04-25
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022351Y2 (ja) * 1980-03-07 1985-07-03 コニカ株式会社 反転露光装置
JPS5987052U (ja) * 1982-11-30 1984-06-12 コニカ株式会社 直接ポジカラ−写真用現像処理装置

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JPS6161542U (ja) 1986-04-25

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