JPH01196227A - 人工ほだ木の製造方法及びほだ木の培養容器 - Google Patents

人工ほだ木の製造方法及びほだ木の培養容器

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JPH01196227A
JPH01196227A JP63019117A JP1911788A JPH01196227A JP H01196227 A JPH01196227 A JP H01196227A JP 63019117 A JP63019117 A JP 63019117A JP 1911788 A JP1911788 A JP 1911788A JP H01196227 A JPH01196227 A JP H01196227A
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JP
Japan
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medium
container
culture
raw material
growing
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JP63019117A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kitajima
精一 北島
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TECHNOL RISOOSHIZU INKOOPOREETETSUDO KK
Original Assignee
TECHNOL RISOOSHIZU INKOOPOREETETSUDO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシイタケを主とする各種食用キノコ類のおが屑
栽培に適した培養基(人工ほだ木)の製造方法と、培養
基の製造に用いる培養容器に関する。
〔従来の技術〕
シイタケの人工栽培は、我が国では徳用時代初期から行
われ、栽培技術はきわめて高度である。
従来より菌の種付けにはコナラ、ミズナラ、クヌギのほ
だ木(槽水)が最良とされているが、地方によってはシ
イ、クリ、シブなどのほだ木が使用されることもある。
最近では良質の天然ほだ木の入手が困難であることから
人工ほだ木の研究が進められている。
人工ほだ木にはおが屑に米ぬかその他の栄養素を混合し
た培地が用いられる。その代表的な人工ほだ木の製造例
を示すと次のとおりである。すなわち、前記培地をポリ
プロピレンシートなどで作られた袋内に充填し、これを
高圧殺菌釜中で約120℃の温度に加熱して約90分〜
120分熱蒸気処理を施す。次いで放冷し、この培地に
種菌を接種、混合し、通気性を確保するためにフィルタ
ーの栓を袋の開口に取付けて養生を行う。菌糸の蔓延を
待って固化した培地を袋より取り出すことによって人工
ほだ木を得る、というものである。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、シイタケ菌の生育には酸素の供給が不可欠で
あり、袋の開口を通して供給される酸素量では不十分で
あり、また内部に発生する二酸化炭素が排気され難いた
め、菌の蔓延に日数がかかり、しかも、個体差が生ずる
という問題がある。
また、培地の殺菌処理は袋に充填した後行われるため、
培地の中心部分までの殺菌に長時間を要し、栄養素を含
む成分に変成を生ずる可能性がある。
さらに、袋詰めにより、高密度のほだ木が得られず、強
度保持の点から培地が大径化し、ほだ木−本の重量当た
りの収量は少ない。さらにこのようにほだ木の性能上の
問題にとどまらず、従来法のほだ本製造システムによる
ときにはより根本的な問題として袋内への培地の充填を
はじめ一連のプロセスの運搬、取り扱いを手作業で行わ
なければならない、その原因は培地の製造用容器に袋を
用いていることにあり、これがプロセスの機械化、自動
化を妨げる最大の要因となっている。
本発明の目的は人工ほだ木の製造工程の自動化を図り、
あわせてクリーンルームの導入を可能ならしめ、雑菌、
害菌の影響を受けない人工ほだ木の製造方法とこの方法
に用いる菌類培養容器を提供するごとにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の人工ほだ木の製造
方法においては、おが屑を主体とする原料に栄養素を含
む副原料及び水を加えて混合し、原料培地を製造する第
1工程と、該原料培地を加熱して殺菌する第2工程と、
殺菌された原料培地に目的とする菌子を接種混合して種
菌培地を製造する第3工程と、前記種菌培地を小分けし
て定形筒状の培養容器に充填する第4工程と、該培養容
器に充填された培地を養生熟成する第5工程と、菌子の
蔓延による種菌培地の硬化を待って培養容器内に形成さ
れた培養基を脱型する第6工程とを含むものである。ま
た、この方法に使用する菌類培養容器においては、金属
又は合成樹脂などによる剛性の筒本体と、該筒本体の両
端開口を着脱可能に施蓋するキャップとの組合せからな
り、前記キャップに前記筒本体内に充填された種菌培地
への通気並びに内部に発生した二酸化炭素を排気さヒる
フィルターを装備したものである。
定形容器の使用により、各工程の自動化1機械化、クリ
ーンルームの導入が可能となり、また、得られた種菌培
地を原料培地の種付けに活用することによりクローズド
サイクルシステムを実現する。
〔作用〕
本発明においては菌類培養容器に通気性を有するキャッ
プで両端を施蓋した剛性の定形筒体を用いている。定形
の筒体使用により、自動化のための機械的取り扱いが可
能となる。
人工ほだ木の製造プロセスは、おか屑を主体とする培地
原料に栄養剤を含む副原料を混合した後、その原料培地
を定形容器に充填するに先立って殺菌処理を行い、放冷
後、種菌した培地を定形容器に機械的に充填し、以後、
養生、脱型から出荷に到るまで定形容器の運搬、取り扱
いを機械的に行う。機械処理によりクリーンルームの導
入が可能となり、人工ほだ木の製造ラインの自動化、省
力化を図り、あわせて高性能のほだ木を得る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図によって説明する。
第1図(a)、(b)は本発明による培養容器の一例を
示す図である。本発明の培養容器1は金属又は合成樹脂
などによる剛性の筒本体2と、該筒本体2の両端開口を
施蓋するキャップ3との組合せからなるものである。キ
ャップは第1図(b)に示すように環状で、筒本体2に
ねじ結合するもので、キャップ3には通気孔を有するス
ペーサ4が内装され、該スペーサ4の端縁で支えてキャ
ップ3の関口縁にフィルター5として不織布を保持させ
ている。
第2図に本発明の装置のレイアウト、第3図に工程のフ
ローを示す。以下第2図、第3図に基づき、本発明によ
る人工ほだ木の製造工程を順を追って説明する。
(1)原料培地の製造 培地の主原料となるおが屑を主原料サイロ6からコンベ
アラインC1に供給し、ブレンダ7内で米ぬかなどの栄
養素を含むiIl原料をホッパ8を通じてブレンダ7内
に投入し、さらに加水用タンク9からの水を供給して原
料を充分に混合し、その含水率を55〜60%に調整す
る。
(2)  コンベアラインC2からホッパ10に受は入
れた原料培地を1枚ずつのトレー11上に定量を分注し
次いでそのトレー11を上下数段に支えた棚枠12を高
圧殺菌釜13中に装てんし、120°Cの蒸気を0.5
〜1時間吹き付けて殺菌処理する。なお、昇温時間を短
縮するため、釜の内部は真空に近い状態に保たれている
。処理後、トレー11をコンベアラインC3上に取り出
して一昼夜自然放冷する。
(3)種菌処理 原料培地をトレー11から取り出してコンベアラインC
4からミキサ14に投入し、種菌を接種混合する。実施
例では種菌によって既に得られた培養基の一部を種菌培
地として保管し、この種菌培地をほぐして原料培地に混
合する例を示している。−次養生された種菌培地を種菌
に用いるときには重量比10%の割合でこれを原料培地
に混合する。
(4)培地生成処理 種菌した培地(種菌培地)を圧縮成形機15へ供給し、
第4図に示すように該成形@15に送り込んだ前記培養
容器1の筒本体2内に種菌培地mを圧縮してその定量を
装てんする。種菌培地mを装てん後筒本体2の両端をキ
ャップ3で施蓋する。筒本体2内への培地の装てん並び
にキャップ3の施蓋はいずれも機械的に行われる。
(S)  培地の養生・熟成 種菌培地を装てんした培養容器1はフローラツクに転送
する。フローラツクは種菌用フローラツク16と培養(
養生)用フローラツク17とからなっている。種菌用フ
ローラツク16は種菌培地を一次養生し、これを後に製
造する培養基の種菌に用いるためのものである。培養用
フローラツク17で一定期間18〜22℃の温度条件の
下で養生を行い、菌の蔓延熟成による培地の硬化を待っ
てこれを培養基取出し機18に転送する。種菌用フロー
ラツク16で養生させた培養基はコンベアラインC5を
経て脱型後、クラッシャー19でほぐし、ミキサ14に
供給する。
(6)脱型、梱包、出荷 培養基取出し機18では第4図に示す培養容器1の両キ
ャップ3,3を取外し、筒本体2内より同化した培養基
Mを脱型する。キャップ3及び筒本体2はそれぞれの洗
浄機20.21に転送して洗浄しコンベアラインC@を
通して各々を前記圧縮成形機15に回収する。
一方、脱型した培養基Mは袋詰機22に送り込み、ポリ
エチレンシートで包装し、さらに折畳み断ボール紙23
を製函機24で組立て、その中に培養基の包装体を格納
し、シータ25でシールを施し、出荷に備えて保冷庫2
6に保管する。
本発明において、培養容器1内の種菌培地に対しては、
両端のキャップ3,3に取付けられたフィルター5を通
して充分な量の酸素供給並びに内部に発生した二酸化炭
素の排気が行われ、菌糸のまわりが早く短期間で培養が
完了する。
担子菌類としてシイタケ菌を用いた場合の実施例を以下
に示す。培地としてコナラ、ブナを主とする広葉樹のお
が屑に栄養素を重量比25%添加し、含水率60%の培
地を作り、殺菌した。この培地に種菌を接種、攪拌した
後、培養容器(菌の生育状態を観察するために透明アク
リル製筒状容器を用いた)に750gを充填し、フィル
ターキャップで両端を施蓋し、これを20℃の温度条件
に制御した環境下に置いた。
一方、比較のため、ポリプロピレン製袋に圧縮成形した
培養基を充填し、口元にポリウレタンフィルターを取付
けて封じた比較例について同一環境下で試験を行った。
実施例の場合、17日目方菌が完全に蔓延したのに対し
、比較例では実施例の培地に完全に菌が蔓延した17日
目方は袋の底部まで十分に蔓延していなかった。比較例
で完全に培地全体に菌が蔓延したのは23日目刃あった
〔発明の効果〕
以上のように本発明によるときには両端より通気可能な
筒状体を培養容器に用いるため、培地への酸素の供給並
びに培地に発生した二酸化炭素の排出が有効に行われ、
熟成に要する期間を短縮して高品位の人工ほだ木を得る
−ことができる。
また剛性容器を使用のため、培地の圧縮成形が可能とな
り、栽培上取り扱い易く、最小径、すなわち最小容量の
培養基で最大の収穫量を得ることができる。特に、培養
容器を筒本体とフィルター付キャップとの組合せにより
容器を定形化したため、機械による取り扱いが可能とな
り、培地の充填、固化した培養基の脱型はもとより、運
搬、保管を含めて製造工程に機械による自動化ラインを
組むことができ、培地製造のオートメーション化並びに
工程の簡素化を実現できる。
さらに本発明では工程上、培養容器への培地の充填に先
立ってその殺菌処理を行うため、加熱蒸気を培地中に十
分に浸透させて効果的に殺菌を行うことができ、自動化
ラインにクリームルームを導入して製造工程中雑菌の影
響を受けることなく目的とする種菌の培養を行うことが
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の培養容器の一実施例を示す斜視
図、(b)はキャップの構造を示す要部断面拡大図、第
2図は本発明方法を実施するシステムのレイアウトを示
す図、第3図は工程、のフローを示す図、第4図は培養
容器への培地の装てん、養生並びに培養基の脱型要領を
示す図である。 1・・・培養容器     2・・・筒本体3・・・キ
ャップ     5・・・フィルター6・・・主原料サ
イロ   7・・・ブレンダ8・・・副原料供給ホッパ
 9・・・加水用タンク11・・・トレー      
13・・・高圧殺菌釜14・・・ミキサ      1
5・・・圧縮成形機16・・・種菌用フローラツク17
・・・培養用フローラツク18・・・培養基取出し機 (b) 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、おが屑を主体とする原料に栄養素を含む副原料及び
    水を加えて混合し、原料培地を製造する第1工程と、該
    原料培地を加熱して殺菌する第2工程と、殺菌された原
    料培地に目的とする菌子を接種混合して種苗培地を製造
    する第3工程と、前記種菌培地を小分けして定形筒状の
    培養容器に充填する第4工程と、該培養容器に充填され
    た培地を養生熟成する第5工程と、菌子の蔓延による種
    菌培地の硬化を待って培養容器内に形成された培養基を
    脱型する第6工程とを含むことを特徴とする培養容器に
    よる担子菌類用人工ほだ木の製造方法。 2、請求項の1の各工程を機械的処理による自動化ライ
    ンに組み込んだことを特徴とする人工ほだ木の製造方法
    。 3、クリーンルーム内で請求項の1の各工程中、少なく
    とも第3工程から第5工程を行うことを特徴とする人工
    ほだ木の製造方法。 4、前記第5工程で培養容器内に得られた一部の種菌培
    地を第3工程に戻して原料培地に接種混合することを特
    徴とする請求項1記載の人工ほだ木の製造方法。 5、金属又は合成樹脂などによる剛性の筒本体と、該筒
    本体の両端開口を着脱可能に施蓋するキャップとの組合
    せからなり、前記キャップに前記筒本体内に充填された
    種菌培地への通気並びに内部に発生した二酸化炭素を排
    気させるフィルターを装備したことを特徴とする培養容
    器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9175876B2 (en) 2009-03-09 2015-11-03 Heat Wave Technologies, Llc Self-heating systems and methods for rapidly heating a comestible substance
CN105052538A (zh) * 2015-07-28 2015-11-18 黄艳芳 一种平菇圆柱式出菇高产栽培方法
US9598186B2 (en) 2009-03-09 2017-03-21 Heat Wave Technologies, Llc Self-heating systems and methods for rapidly heating a comestible substance
US9603483B2 (en) 2007-09-26 2017-03-28 Heat Wave Technologies, Llc Self-heating systems and methods for rapidly heating a comestible substance

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US9603483B2 (en) 2007-09-26 2017-03-28 Heat Wave Technologies, Llc Self-heating systems and methods for rapidly heating a comestible substance
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