JPH01195483A - 電子複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は異った種類のコピー紙に対しても、しわや定着
不良のない高品質な複写ができる電子複写装置に関する
。

（従来の技術） 従来は、電子複写装置の対象となるコピー紙は市販の各
種サイズのものが用いられていて、−般の紙にコピーす
ることは、複写の品質の維持、装置の故障防止などのた
め、はとんど行なわれていなかった。しかるに近時、こ
の複写技術は各種の分野に浸透し、封筒などにも直接複
写することが試みられている。このように各種のコピー
紙に複写するのは、紙の厚さや質が異なるため定着工程
において種々な事故を起し、例えばしわの発生、定着不
良などが生じ、まだ、実用化されていないのが現状で、
これの実用化は各分野で要望されている。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように、多数の異種のコピー紙を使って複写す
ると、紙質、厚さの相違などのため安定した品質のもの
が得られない。

本発明は、上述の事情にかんがみてなされたもので、異
った複数種のコピー紙を用いても常に高品質な複写が得
られる電子複写装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、露光および現像処理をしコピー紙に転写する
電子写真プロセス部と、転写されたコピー紙を加熱圧着
して定着する定着器を有する定着部と、コピー紙の厚さ
または種類にもとづいて上記定着器の温度、圧着力を制
御する定着制御部とを具備したことを特徴とする電子複
写装置である。

（作用） コピー紙の厚さや種類に対応して定着器の加熱温度、圧
着力などを制御することにより最適な定着処理が行なえ
るようにしたものである。

（実施例） 以下、本発明の詳細を第１ないし第５図に示す実施例に
より説明する。

第１の実施例を第１図および第２図により説明する。本
実施例は、電子写真プロセス部１と、紙供給部２と、定
着部３と、定着制御部４とから構成されている。

電子写真プロセス部１は光学系１１を有していて、原稿
１２の像を回転する感光体ドラム１３上に結び、潜像を
形成する。これに近接して１−ナー供給手段１４が設け
られていて、潜像にトナーを付着させ現像する。また、
感光体ドラム１３の下部には、転写機１５、搬送コンベ
ア１６などからなる転写手段１７が設けられている。−
力紙供給部２にはコピー紙１８を収納したカセット１９
゜２０があり、送りローラ２１により適時コピー紙１８
は送り出される。送り出されたコピー紙１８は、転写器
１５を通ってトナーにより印刷され、次の定着部３に入
り、定着器２１の加熱圧着ロー５２２．２２により定む
されて送り出され、複写が完了する。この加熱圧着ロー
ラ２２．２２は外部指令により、温度、圧着力が調節さ
れる。この調節は第２図に示す定着制御部４によりなさ
れる。

これはコピー紙１８の厚さを検出する厚さ検出素子をも
った厚さ検出回路２５およびコピー紙１８のサイズを検
出するサイズ検出回路２６からなる検出手段２６ａと、
これら回路２５．２６からの検出電気信号が入力される
ＣＰＵ２７をもった制御手段２７ａとからなっている。

ＣＰＵ２７は入力された厚さおよびサイズの情報により
、それらに適した定着温度、定着圧力になるように、定
着１２１のサーミスタの温度設定部２８．０一ラ駆動部
２９に制御信号を送る。このように第１の実施例はコピ
ー紙の厚さを検出し、それに適した条件で定着するので
、しわになったり、定着不良などは起きない。

次に第２の実施例を第３図により説明する。これは第３
図の定着制御部４ａが第１の実施例と相違していて、こ
れはＣＰＵ２７への入力を、コンパネ３１を通して、そ
の紙の種類を入力すればこの種類に適した定着条件が選
択される。また、入力を確認するデイスプレィ３２が設
けられている。

次に第３の実施例を第４図、第５図により説明する。こ
れは定着部３の定着器３１ａが第１図に示す本体Ａに対
し着脱自在になっている。そして第５図に示すように、
制御手段２７ａとしてのレバー３４の回動より、その定
着圧を適宜な値に設定できるようになっている。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明の電子複写装置は、コピー
紙の厚さ、または種類に対応して定着器に最適条件を与
えるようにしたので、一般複写用紙はもとより封筒など
各種のコピー紙に直接複写できるので、一般の情報伝達
手段の能率向上に益するところ極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の各実施に共通した本体の構成図、第２
図は同じく第１の実施例の要部を示すブロック図、第３
図は同じく第２の実施例の要部を示すブロック図、第４
図は第３の実施例の外観斜視図、第５図は同じく要部の
斜視図である。 １・・・電子写真プロセス部 ３・・・定着部　　　　　４・・・定着制御部１８・・
・コピー紙　　　２１・・・定着器２１ａ・・・定着器
　　　２５・・・厚さ検出回路２６・・・サイズ検出回
路

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）露光および現像処理をしコピー紙に転写する電子
   写真プロセス部と、転写されたコピー紙を加熱圧着して
   定着する定着器を有する定着部と、コピー紙の厚さ、ま
   たは種類にもとづいて上記定着器の温度、圧着力を制御
   する定着制御部とを具備したことを特徴とする電子複写
   装置。
2. （２）定着制御部は、コピー紙の厚さを検出し厚さにも
   とづく電気信号を送出する厚さ検出回路およびコピー紙
   のサイズを検出しこれにもとづく電気信号を送出するサ
   イズ検出回路からなる検出手段と、上記量信号を受け定
   着器に温度および圧着力の制御電気信号を送出するＣＰ
   Ｕからなる制御手段とを有することを特徴する請求項１
   に記載の電子複写装置。
3. （３）定着制御部はコピー紙の種類を入力することによ
   りコピー紙の種類に対応した電気信号を送出する入力手
   段と、この電気信号により定着器の温度、圧着力の制御
   電気信号を送出するＣＰＵからなる制御手段とを有する
   ことを特徴とする請求項１に記載の電子複写装置。
4. （４）定着器は本体に装着、離脱可能であり、定着制御
   部は定着器に取付けられてかつ手動により定着器の温度
   及び圧着力を制御する制御手段を有することを特徴とす
   る請求項１に記載の電子複写装置。