JPH01194157A - リール駆動装置 - Google Patents
リール駆動装置Info
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- JPH01194157A JPH01194157A JP2049988A JP2049988A JPH01194157A JP H01194157 A JPH01194157 A JP H01194157A JP 2049988 A JP2049988 A JP 2049988A JP 2049988 A JP2049988 A JP 2049988A JP H01194157 A JPH01194157 A JP H01194157A
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- tape
- tape cassette
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- cassette
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ビデオテープレコーダー等の記録再生装置に
対して、大きさの異なる複数種類のテープカセットをリ
ンクさせる場合に最適なリール駆動装置に関するもので
ある。
対して、大きさの異なる複数種類のテープカセットをリ
ンクさせる場合に最適なリール駆動装置に関するもので
ある。
従来の技術
現在、ビデオテープレコーダー等の記録再生装置には、
操作性や持ち運びの良さなどからより一層の小型・薄型
化が要求されているが、この記録再生装置の大きさを決
定づける最大の要因として、使用するテープカセットの
大きさが挙げられる。
操作性や持ち運びの良さなどからより一層の小型・薄型
化が要求されているが、この記録再生装置の大きさを決
定づける最大の要因として、使用するテープカセットの
大きさが挙げられる。
したがって、装置の小型化にとっては、テープカセット
の小型・薄型化は大きな課題となっている。
の小型・薄型化は大きな課題となっている。
そこで、従来は記録媒体であるテープの幅を、たとえば
、1インチ→3/4インチ→1/2インチ→8rnmと
小さくしていくことにより、主にテープカセットの厚さ
方向での小型化をはかり、ひいては記録再生装置自身の
小型・薄型化もはかってきた。
、1インチ→3/4インチ→1/2インチ→8rnmと
小さくしていくことにより、主にテープカセットの厚さ
方向での小型化をはかり、ひいては記録再生装置自身の
小型・薄型化もはかってきた。
しかし、テープ状記録媒体にも、早送り、巻戻し、頭出
し等が迅速におこなえ、ディスク状記録媒体と競合でき
るようなアクセスタイムの高速化が望まれている。テー
プ上に記録する信号の記録波長やトラックピッチを一定
にした場合、テ゛−プ長さ当たりの記録密度はそのまま
テープの幅に依存するので、テープの送り速度を考慮し
たとき、上記のように幅の小さなテープを使用するより
も、幅広のテープを用いたほうが明らかにアクセス性に
優れている。
し等が迅速におこなえ、ディスク状記録媒体と競合でき
るようなアクセスタイムの高速化が望まれている。テー
プ上に記録する信号の記録波長やトラックピッチを一定
にした場合、テ゛−プ長さ当たりの記録密度はそのまま
テープの幅に依存するので、テープの送り速度を考慮し
たとき、上記のように幅の小さなテープを使用するより
も、幅広のテープを用いたほうが明らかにアクセス性に
優れている。
これらの点を考慮して、テープ記録媒体として従来の幅
狭志向とは反対に、高速アクセスに有利な幅広テープを
使用し、かつ、テープの巻径方向をテープカセットの厚
さ方向とすることでカセットの小型・薄型化をもはかれ
る第8図に示すような構成のテープカセットが提案され
ている。第8図のテープカセット30において、テープ
31はリールシャフト32とリール駆動部33とからな
る左右一対のリール34に巻装され、リール34はリー
ルホルダー35に外部から回転駆動できるようにある程
度のガタをもって保持されている。
狭志向とは反対に、高速アクセスに有利な幅広テープを
使用し、かつ、テープの巻径方向をテープカセットの厚
さ方向とすることでカセットの小型・薄型化をもはかれ
る第8図に示すような構成のテープカセットが提案され
ている。第8図のテープカセット30において、テープ
31はリールシャフト32とリール駆動部33とからな
る左右一対のリール34に巻装され、リール34はリー
ルホルダー35に外部から回転駆動できるようにある程
度のガタをもって保持されている。
また、テープ来使用時には、リールホルダー35はカセ
ットケース36内に収納され、テープ31を外部から完
全に密封する。このとき、リールホルダー35内に設け
たロック部材37とカセットケース36側面に設けたロ
ック用穴38とが圧縮バネ39による抗力によって係合
し、リールホルダー35とテープカセット36とを完全
にロックしている。テープカセット30は、テープ31
の巻き電を少なくすることにより、テープ幅に関係なく
その厚さを極力小さくすることが可能であるが、厚さが
小さくなるほどテープ巻径よりも、記録再生装置のリー
ル駆動装置と係合するときのり−ル34の係合部の大き
さが、テープカセット30の厚さを支配する傾向が強く
なってくる。なお、第9図は上記のリール駆動部33を
詳細に表わすもので、このリール駆動部33内部には凹
状のリール受は挿入孔40が設けられ、その外周面には
突起状のリール受は係合片41がリール軸中心方向に設
けられている。
ットケース36内に収納され、テープ31を外部から完
全に密封する。このとき、リールホルダー35内に設け
たロック部材37とカセットケース36側面に設けたロ
ック用穴38とが圧縮バネ39による抗力によって係合
し、リールホルダー35とテープカセット36とを完全
にロックしている。テープカセット30は、テープ31
の巻き電を少なくすることにより、テープ幅に関係なく
その厚さを極力小さくすることが可能であるが、厚さが
小さくなるほどテープ巻径よりも、記録再生装置のリー
ル駆動装置と係合するときのり−ル34の係合部の大き
さが、テープカセット30の厚さを支配する傾向が強く
なってくる。なお、第9図は上記のリール駆動部33を
詳細に表わすもので、このリール駆動部33内部には凹
状のリール受は挿入孔40が設けられ、その外周面には
突起状のリール受は係合片41がリール軸中心方向に設
けられている。
この゛ようなリール駆動部を持つテープカセットの駆動
は、一般に第10図に示すようなリール駆動装置42に
よって行われている。43はリールを位置決め・保持す
るためのリール受け、44はリールと係合して回転・駆
動させるためにリール受け43外周に設けた突起状のリ
ール係合片、45はリール及びテープの高さを規正する
ためのリール台であり、これらは基板46上に植立され
たリール軸47にリールボス48を通じて回転可能に枢
支されている。第11図は、以上のように構成されたリ
ール駆動装置42とテープカセット30内のり−ル34
との装着状態を示すものである。
は、一般に第10図に示すようなリール駆動装置42に
よって行われている。43はリールを位置決め・保持す
るためのリール受け、44はリールと係合して回転・駆
動させるためにリール受け43外周に設けた突起状のリ
ール係合片、45はリール及びテープの高さを規正する
ためのリール台であり、これらは基板46上に植立され
たリール軸47にリールボス48を通じて回転可能に枢
支されている。第11図は、以上のように構成されたリ
ール駆動装置42とテープカセット30内のり−ル34
との装着状態を示すものである。
リール34をリール駆動装置42に装着させる際、まず
、リール駆動部33内のリール受は挿入孔40にリール
受け43が挿入される。このとき、リール受け43外周
に設けたリール係合片44とリール駆動部33内部に設
けたリール受は係合片41とが係合し、リール駆動装置
42による回転力をリール3/【に伝達できるようにな
っている。また、リール駆動部33下部はリール台45
上に支持され、リール高さが規正されるとともにリール
34に巻装されたテープ31の高さも規正される。
、リール駆動部33内のリール受は挿入孔40にリール
受け43が挿入される。このとき、リール受け43外周
に設けたリール係合片44とリール駆動部33内部に設
けたリール受は係合片41とが係合し、リール駆動装置
42による回転力をリール3/【に伝達できるようにな
っている。また、リール駆動部33下部はリール台45
上に支持され、リール高さが規正されるとともにリール
34に巻装されたテープ31の高さも規正される。
ところで一方、ビデオテープレコーダーに代表される記
録再生装置の用途としては、主に長時間記録とアウトド
アユースの2つが挙げられる。長時間記録には長尺のテ
ープが必要とされるため、テープの巻径及びリールが大
きくなり、結果的にテープカセット自身も大きくなる。
録再生装置の用途としては、主に長時間記録とアウトド
アユースの2つが挙げられる。長時間記録には長尺のテ
ープが必要とされるため、テープの巻径及びリールが大
きくなり、結果的にテープカセット自身も大きくなる。
逆に、アウトドアユースには記録時間の長さよりも、テ
ープカセットと記録再生装置の扱いや持ち運びの良さか
らテープカセットのコンパクト化が望まれている。
ープカセットと記録再生装置の扱いや持ち運びの良さか
らテープカセットのコンパクト化が望まれている。
そこで、テープ量の増大とカセットのコンパクト化とい
う相容れ難い条件を満足させるために、長時間記録用に
は大きなテープカセットを、アウトドアユースには上記
のような小さなテープカセット30をそれぞれ独立に使
用して、記録再生装置側でこれらの大小テープカセット
をリンクさせる方式を採用する必要がある。
う相容れ難い条件を満足させるために、長時間記録用に
は大きなテープカセットを、アウトドアユースには上記
のような小さなテープカセット30をそれぞれ独立に使
用して、記録再生装置側でこれらの大小テープカセット
をリンクさせる方式を採用する必要がある。
第12図は、以上のような観点から、長時間記録用に提
案されたテープカセット49である。記録媒体としては
高速アクセス性に優れた幅広テープ31を使用し、構成
も、リールシャフト50、上下フランジ51.52及び
リール駆動部53からなる左右一対のリール54、この
リール54を保持するリールホルダー55、リールホル
ダー55を収納・密閉するカセットケース56、ロック
用のロック部材57、圧縮バネ58、ロック用穴59と
、はぼテープカセット30と同様になっている。上下フ
ランジ51.52を設けているのは、テープの巻き量が
多いほどテープ端面にガタが生じ易くなり、テープの安
定な走行のためにも端面規正する必要があるからである
。したがって、リールシャフト50間の距離を一定にす
れば、カセットの厚さは異なるものの、容易に互換性を
堅持できるような構成になっている。ただ、長尺のテー
プを使用しているためテープカセット49のテープ巻径
は大きく、上下フランジ51.52も径の大きなものと
なっているが、リール駆動部53の外径は、上記のリー
ル駆動装置42への装着を可能にしているため、上下フ
ランジ51.52の径と比較してかなり小さくなってい
る。
案されたテープカセット49である。記録媒体としては
高速アクセス性に優れた幅広テープ31を使用し、構成
も、リールシャフト50、上下フランジ51.52及び
リール駆動部53からなる左右一対のリール54、この
リール54を保持するリールホルダー55、リールホル
ダー55を収納・密閉するカセットケース56、ロック
用のロック部材57、圧縮バネ58、ロック用穴59と
、はぼテープカセット30と同様になっている。上下フ
ランジ51.52を設けているのは、テープの巻き量が
多いほどテープ端面にガタが生じ易くなり、テープの安
定な走行のためにも端面規正する必要があるからである
。したがって、リールシャフト50間の距離を一定にす
れば、カセットの厚さは異なるものの、容易に互換性を
堅持できるような構成になっている。ただ、長尺のテー
プを使用しているためテープカセット49のテープ巻径
は大きく、上下フランジ51.52も径の大きなものと
なっているが、リール駆動部53の外径は、上記のリー
ル駆動装置42への装着を可能にしているため、上下フ
ランジ51.52の径と比較してかなり小さくなってい
る。
第13図(a)及び(b)は、リール駆動装置42のリ
ール受け43と、第8図及び第12図のテープカセット
のリール駆動部33及び53とが係合したときに、リー
ルとリール受けそれぞれの係合片開に働く回転駆動時の
接線方向の力の大きさを表した図である。仮に、小さい
方のテープカセットを20分記録、大きい方のテープカ
セットを180分(3時間)記録として比較すると、テ
ープの巻き量は最大で9倍となり、テープの巻き径はほ
ぼ3倍となる。従って、リールの慣性モーメントもほぼ
9倍となるため、大カセットのリールとリール受けとの
係合片開には小カセットと単純に比較して約9倍の回転
駆動による接線力が働くことになる。
ール受け43と、第8図及び第12図のテープカセット
のリール駆動部33及び53とが係合したときに、リー
ルとリール受けそれぞれの係合片開に働く回転駆動時の
接線方向の力の大きさを表した図である。仮に、小さい
方のテープカセットを20分記録、大きい方のテープカ
セットを180分(3時間)記録として比較すると、テ
ープの巻き量は最大で9倍となり、テープの巻き径はほ
ぼ3倍となる。従って、リールの慣性モーメントもほぼ
9倍となるため、大カセットのリールとリール受けとの
係合片開には小カセットと単純に比較して約9倍の回転
駆動による接線力が働くことになる。
発明が解決しようとする課題
したがって、従来のようなリール駆動装置の構成では、
リール受けをリール駆動部内部のリール受は挿入孔に挿
入せねばならず、テープカセットのリール駆動部径が上
記リール受けの外径より大きくなるため、リール駆動部
径の小さい超薄型のテープカセットを構成することは困
難となる。逆に、リール受けの径を小さくし、ある程度
率さなリール駆動部を持つテープカセットを構成できる
ようにすると、テープ巻径が大きくリール径の大きな長
時前記録対応のようなテープカセットを使用する場合に
は、リール駆動装置からテープカセット内のリールに回
転駆動力を伝達するとき、接線方向に働く力が大きくな
り、リールとリール受けの係合部間に過大な力がかかつ
て、予めリールに十分な強度を与えねばならないいう問
題点を有していた。
リール受けをリール駆動部内部のリール受は挿入孔に挿
入せねばならず、テープカセットのリール駆動部径が上
記リール受けの外径より大きくなるため、リール駆動部
径の小さい超薄型のテープカセットを構成することは困
難となる。逆に、リール受けの径を小さくし、ある程度
率さなリール駆動部を持つテープカセットを構成できる
ようにすると、テープ巻径が大きくリール径の大きな長
時前記録対応のようなテープカセットを使用する場合に
は、リール駆動装置からテープカセット内のリールに回
転駆動力を伝達するとき、接線方向に働く力が大きくな
り、リールとリール受けの係合部間に過大な力がかかつ
て、予めリールに十分な強度を与えねばならないいう問
題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、薄型テープカセットのような
リール駆動部径の小さなリールの装着を可能にすると共
に、駆動時にリールに過大な回転接線力を与えない程度
に、リールとリール受けそれぞれの係合片の接触部とリ
ール軸中心との距離が大きくなるように構成したリール
の装着をも可能にする、即ちリール駆動部の形状の異な
る複数種類のテープカセットを同時に装着可能とするよ
うなリール駆vJ装置を提供することを目的とする。
リール駆動部径の小さなリールの装着を可能にすると共
に、駆動時にリールに過大な回転接線力を与えない程度
に、リールとリール受けそれぞれの係合片の接触部とリ
ール軸中心との距離が大きくなるように構成したリール
の装着をも可能にする、即ちリール駆動部の形状の異な
る複数種類のテープカセットを同時に装着可能とするよ
うなリール駆vJ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明は、リール軸と、テープを巻装させたリールをこ
のリール軸中心に回転駆動可能となるように装着するた
めの第1のリール係合手段と、リールとこの第1のリー
ル係合手段との係合部よりもリール軸中心から離れた位
置に上記のようなリールとの係合部を持つ第2のリール
係合手段とを備えたリール駆動装置である。
のリール軸中心に回転駆動可能となるように装着するた
めの第1のリール係合手段と、リールとこの第1のリー
ル係合手段との係合部よりもリール軸中心から離れた位
置に上記のようなリールとの係合部を持つ第2のリール
係合手段とを備えたリール駆動装置である。
作用
本発明は前記した構成により、薄型のテープカセットの
ようなリール駆動部径の小さなリールが装着される場合
は、リール軸中心に近い位置ζこ設けた第1のリール係
合手段と係合して、リール駆動装置によるリールの回転
駆動を可能とし、リールを回転駆動させるためにリール
とリール係合手段との係合部間に大きな接線力が与えら
れるようなテープ巻き径の大きなテープカセットを装着
させる場合には、リール軸中心に対して第1のリール係
合手段より離れた位置に上記のような係合部を持つ第2
のリール係合手段と係合して、駆動時にリールにかかる
接線方向の力を緩和し、リール駆動装置によりリールを
回転駆動できるようにする。
ようなリール駆動部径の小さなリールが装着される場合
は、リール軸中心に近い位置ζこ設けた第1のリール係
合手段と係合して、リール駆動装置によるリールの回転
駆動を可能とし、リールを回転駆動させるためにリール
とリール係合手段との係合部間に大きな接線力が与えら
れるようなテープ巻き径の大きなテープカセットを装着
させる場合には、リール軸中心に対して第1のリール係
合手段より離れた位置に上記のような係合部を持つ第2
のリール係合手段と係合して、駆動時にリールにかかる
接線方向の力を緩和し、リール駆動装置によりリールを
回転駆動できるようにする。
実施例
第1図は本発明の一実施例におけるリール駆動装置1の
正面断面図である。また、第2図はリール駆動装置1の
リール受62部分の平面図である。
正面断面図である。また、第2図はリール駆動装置1の
リール受62部分の平面図である。
第1図において、リール受け2はテープカセット内のリ
ールを保持・位置決めするためのもので、その内側には
凹状のリール受は中心孔3を持つ。
ールを保持・位置決めするためのもので、その内側には
凹状のリール受は中心孔3を持つ。
このリール受は中心孔3の外周部には、第1のリール係
合手段である数個のリール係合片4aが同心円状にリー
ル軸方向に向いた突起として設けられている。さらに、
リール軸5の中心に対して上記第1のリール係合手段よ
りも離れた位置に、第2のリール係合手段である数個の
リール係合片4bがあり、このリール係合片4bはリー
ル受け2の外周部に同心円上にリール軸5の中心とは反
対方向を向いた突起として設けられている。なお、6は
装着されたリールの高さを規正するためのリール台であ
り、リールボス7を通じて基板8上に植立されたリール
軸5に回転可能に枢支されている。上記のリール駆動装
置1に装着されるリールとしては、従来例として第9図
に示したようなり−ル34に加えて、薄型のテープカセ
ットの構成を容易にする第3図に示すようなリール9の
2種類が考えられる。このリール9は、テープを巻回さ
せるためのリールシャフト10と、リール駆動装置1と
係合され回転駆動力を受けるためのリール駆動部11と
からなっている。このリール駆動部11は略円柱状で、
外周部に突起状のリール受は係合片12を備えている。
合手段である数個のリール係合片4aが同心円状にリー
ル軸方向に向いた突起として設けられている。さらに、
リール軸5の中心に対して上記第1のリール係合手段よ
りも離れた位置に、第2のリール係合手段である数個の
リール係合片4bがあり、このリール係合片4bはリー
ル受け2の外周部に同心円上にリール軸5の中心とは反
対方向を向いた突起として設けられている。なお、6は
装着されたリールの高さを規正するためのリール台であ
り、リールボス7を通じて基板8上に植立されたリール
軸5に回転可能に枢支されている。上記のリール駆動装
置1に装着されるリールとしては、従来例として第9図
に示したようなり−ル34に加えて、薄型のテープカセ
ットの構成を容易にする第3図に示すようなリール9の
2種類が考えられる。このリール9は、テープを巻回さ
せるためのリールシャフト10と、リール駆動装置1と
係合され回転駆動力を受けるためのリール駆動部11と
からなっている。このリール駆動部11は略円柱状で、
外周部に突起状のリール受は係合片12を備えている。
なお、本実施例では薄型のテープカセット30に対して
はり−ル9を、長時間記録用の大きなテープカセット4
9に対してはり−ル34を用いて、一方ではテープカセ
ットのより一層の薄型化を、もう一方では駆動時にリー
ルにかかる回転接線力の低下をはかつている。
はり−ル9を、長時間記録用の大きなテープカセット4
9に対してはり−ル34を用いて、一方ではテープカセ
ットのより一層の薄型化を、もう一方では駆動時にリー
ルにかかる回転接線力の低下をはかつている。
次に、以上のように構成された本実施例のリール駆動装
置lについて、その動作を説明する。第4図及び第5図
は、第8図及び第12図に示した大小それぞれのテープ
カセット30及び49と本発明の実施例のリール駆動装
置lとの装着状態を示す平面図であり、第6図及び第7
図は、それぞれのリール9及び34とリール駆動装置1
との係合状態を詳細に示す平面図である。
置lについて、その動作を説明する。第4図及び第5図
は、第8図及び第12図に示した大小それぞれのテープ
カセット30及び49と本発明の実施例のリール駆動装
置lとの装着状態を示す平面図であり、第6図及び第7
図は、それぞれのリール9及び34とリール駆動装置1
との係合状態を詳細に示す平面図である。
まず、薄型のテープカセット30の装着動作について説
明する。テープカセット30が記録再生装置のカセット
ホルダー等(図示せず)に矢印A方向に挿入されると、
リールホルダ−35両側面の切欠部28がカセットホル
ダー等に設けた爪状の部材(図示せず)で挟み込まれて
、リールホルダー35は記録再生装置内に固定される。
明する。テープカセット30が記録再生装置のカセット
ホルダー等(図示せず)に矢印A方向に挿入されると、
リールホルダ−35両側面の切欠部28がカセットホル
ダー等に設けた爪状の部材(図示せず)で挟み込まれて
、リールホルダー35は記録再生装置内に固定される。
次に、第8図に示したカセットケース36とリールホル
ダー35とをロックしているロック部材37を、カセッ
トホルダー等に設けた突起部(図示せず)により圧縮バ
ネ39の圧縮力に抗して押圧し、ロック部材37をロッ
ク用穴38から解放して、リールホルダー35を支持し
ながらカセットケース36をテープが所定の位置にまで
引き出せる程度移動させる。ざらに、リールホルダー3
7がカセットホルダー等のリールホルダー位置決め手段
(図示せず)によって所定の位置に係上されると、リー
ル位置決め用のリールシャフト支持部13が矢印B方向
から移動してきて、リール駆動装置1と挟み込む様な格
好で、テープカセット30のリール9を両側から固定す
る。リールシャフト支持部13は賂三角錘状の凹部を持
ち、リールシャフト径をある程度変化させても支持でき
るように構成されている。このとき、リール駆動部11
がリール駆動装置1のリール受は中心孔3に挿入され位
置決めされるとともに、リール受は係合片12とリール
係合片4aとが第6図のように係合して、リール駆動装
置1によるリール9の回転駆動を可能にする。
ダー35とをロックしているロック部材37を、カセッ
トホルダー等に設けた突起部(図示せず)により圧縮バ
ネ39の圧縮力に抗して押圧し、ロック部材37をロッ
ク用穴38から解放して、リールホルダー35を支持し
ながらカセットケース36をテープが所定の位置にまで
引き出せる程度移動させる。ざらに、リールホルダー3
7がカセットホルダー等のリールホルダー位置決め手段
(図示せず)によって所定の位置に係上されると、リー
ル位置決め用のリールシャフト支持部13が矢印B方向
から移動してきて、リール駆動装置1と挟み込む様な格
好で、テープカセット30のリール9を両側から固定す
る。リールシャフト支持部13は賂三角錘状の凹部を持
ち、リールシャフト径をある程度変化させても支持でき
るように構成されている。このとき、リール駆動部11
がリール駆動装置1のリール受は中心孔3に挿入され位
置決めされるとともに、リール受は係合片12とリール
係合片4aとが第6図のように係合して、リール駆動装
置1によるリール9の回転駆動を可能にする。
テープカセット49においても全く同様に、記録再生装
置のカセットホルダー等に挿入されると、リールホルダ
ー55はその切欠部29において記録再生装置内に固定
され、ロック用部材57を解除されてカセットケース5
6と分離され、リール位置決め用のリールシャフト支持
部13とリール台装置lとにより、テープカセット49
のり−ル34は両側から固定される。このとき、リール
34のリール受は挿入孔40にリール台装置lのリール
受け2が挿入され、リール受は挿入孔40内部のリール
受は係合片41とリール受け2外周部に設けたリール係
合片4bとが係合するとともに、リール駆動部33下端
がリール台6上に保持され、リール34及びテープ31
は所定の位置に位置決めされる。したがって、リール駆
動装置lによるテープカセット49内のり−ル34の回
転駆動が可能となる。ここで、リール軸5中心とリール
係合位置との距離をテープカセット30の場合と比較し
て2倍にしたとすると、回転駆動時にリールにかかる接
線力の大きさは約半分になる。
置のカセットホルダー等に挿入されると、リールホルダ
ー55はその切欠部29において記録再生装置内に固定
され、ロック用部材57を解除されてカセットケース5
6と分離され、リール位置決め用のリールシャフト支持
部13とリール台装置lとにより、テープカセット49
のり−ル34は両側から固定される。このとき、リール
34のリール受は挿入孔40にリール台装置lのリール
受け2が挿入され、リール受は挿入孔40内部のリール
受は係合片41とリール受け2外周部に設けたリール係
合片4bとが係合するとともに、リール駆動部33下端
がリール台6上に保持され、リール34及びテープ31
は所定の位置に位置決めされる。したがって、リール駆
動装置lによるテープカセット49内のり−ル34の回
転駆動が可能となる。ここで、リール軸5中心とリール
係合位置との距離をテープカセット30の場合と比較し
て2倍にしたとすると、回転駆動時にリールにかかる接
線力の大きさは約半分になる。
以上のように、本実施例によれば、1つのリール駆動装
置に対して、それぞれ形状及び大きさの異なる複数種類
のリールを装着することができ、大小カセットリンク方
式に対応したリール駆動装置としては構成が極めて簡単
であり、またリール形状にとられれることなく自由にテ
ープカセットの大きさ並びに構成を考えることができる
。
置に対して、それぞれ形状及び大きさの異なる複数種類
のリールを装着することができ、大小カセットリンク方
式に対応したリール駆動装置としては構成が極めて簡単
であり、またリール形状にとられれることなく自由にテ
ープカセットの大きさ並びに構成を考えることができる
。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、形状及び大きさの
異なる複数種類のリールを駆動することのできるリール
駆動装置であるため、リール駆動トルクが小さくても良
い小型・薄型化を志向したテープカセットに対してはそ
のリール駆動部を小さく、大きなリール駆動トルクが必
要な長時間記録再生を志向したテープカセットに対して
はそのリール駆動部を大きくと、それぞれ最適設計が行
える。また、小カセットは大カセットにとられれず小型
化設計でき、大カセットにも回転駆動力を伝達するのに
十分な強度を持つリール係合部の形状・大きさを構成す
ることができ、それぞれ大小テープカセットの大きさの
差別化がはかれる。
異なる複数種類のリールを駆動することのできるリール
駆動装置であるため、リール駆動トルクが小さくても良
い小型・薄型化を志向したテープカセットに対してはそ
のリール駆動部を小さく、大きなリール駆動トルクが必
要な長時間記録再生を志向したテープカセットに対して
はそのリール駆動部を大きくと、それぞれ最適設計が行
える。また、小カセットは大カセットにとられれず小型
化設計でき、大カセットにも回転駆動力を伝達するのに
十分な強度を持つリール係合部の形状・大きさを構成す
ることができ、それぞれ大小テープカセットの大きさの
差別化がはかれる。
更に、リール台の移動等を伴わず簡単に大小のテープカ
セットをリンクできるような記録再生装置の構成が可能
であり、記録再生装置自身の小型・簡略化も容易にはか
れ、その実用的効果は大きい。
セットをリンクできるような記録再生装置の構成が可能
であり、記録再生装置自身の小型・簡略化も容易にはか
れ、その実用的効果は大きい。
第1図は本発明の一実施例におけるリール駆動装置の正
面断面図、第2図は同装置のリール受けの平面図、第3
図は小型化志向のテープカセットのリール駆動部の正面
図及び平面図、第4図及び第5図はそれぞれ小型志向及
び長時間記録志向の大小テープカセットのリールを本発
明の実施例のリール駆動装置に装着させた場合の平面図
、第6図及び第7図はそれぞれ第4図及び第5図におい
てリールとリール駆動装置との係合状態を詳細に示す平
面図、第8図は従来の小型化志向のテープカセットの組
立図、第9図は従来のテープカセットのリール駆動部を
詳細に示す正面断面図及び平面図、第10図は従来のリ
ール駆動装置の正面断面図、第11図は従来のリール駆
動装置に第9図のリール駆動部を装着させた場合の平面
断面図、第12図は従来の長時間記録志向のテープカセ
ットの組立図、第13図はリール駆動時に第10図のリ
ール駆動装置と第8図及び第12図のテープカセットの
係合部間に働く接線方向の力の大きさを表した図である
。 1・・リール駆動装置、2・・リール受け、3・・リー
ル受は中心孔、4a、4b・・リール係合片、δ・・リ
ール軸、6・・リール台、9・・リール、11・・リー
ル駆動部、12・・リール受は係合片、34・・リール
、33・・リール駆動部、40・・リール受は挿入孔、
41・・リール受は係合片。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第1図 第2図 第3図 ゾリール 第4図 第5図 第 6 図 第8図 第 9 図 CQン 笑10図
面断面図、第2図は同装置のリール受けの平面図、第3
図は小型化志向のテープカセットのリール駆動部の正面
図及び平面図、第4図及び第5図はそれぞれ小型志向及
び長時間記録志向の大小テープカセットのリールを本発
明の実施例のリール駆動装置に装着させた場合の平面図
、第6図及び第7図はそれぞれ第4図及び第5図におい
てリールとリール駆動装置との係合状態を詳細に示す平
面図、第8図は従来の小型化志向のテープカセットの組
立図、第9図は従来のテープカセットのリール駆動部を
詳細に示す正面断面図及び平面図、第10図は従来のリ
ール駆動装置の正面断面図、第11図は従来のリール駆
動装置に第9図のリール駆動部を装着させた場合の平面
断面図、第12図は従来の長時間記録志向のテープカセ
ットの組立図、第13図はリール駆動時に第10図のリ
ール駆動装置と第8図及び第12図のテープカセットの
係合部間に働く接線方向の力の大きさを表した図である
。 1・・リール駆動装置、2・・リール受け、3・・リー
ル受は中心孔、4a、4b・・リール係合片、δ・・リ
ール軸、6・・リール台、9・・リール、11・・リー
ル駆動部、12・・リール受は係合片、34・・リール
、33・・リール駆動部、40・・リール受は挿入孔、
41・・リール受は係合片。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第1図 第2図 第3図 ゾリール 第4図 第5図 第 6 図 第8図 第 9 図 CQン 笑10図
Claims (1)
- リール軸と、テープを巻装させたリールをこのリール軸
中心に回転駆動可能となるように装着するための第1の
リール係合手段と、リールとこの第1のリール係合手段
との係合部よりもリール軸中心から離れた位置に上記の
ようなリールとの係合部を持つ第2のリール係合手段と
を備えたことを特徴とするリール駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2049988A JPH01194157A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | リール駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2049988A JPH01194157A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | リール駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194157A true JPH01194157A (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=12028856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2049988A Pending JPH01194157A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | リール駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01194157A (ja) |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP2049988A patent/JPH01194157A/ja active Pending
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