JPH0127504B2 - - Google Patents

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JPH0127504B2
JPH0127504B2 JP54108262A JP10826279A JPH0127504B2 JP H0127504 B2 JPH0127504 B2 JP H0127504B2 JP 54108262 A JP54108262 A JP 54108262A JP 10826279 A JP10826279 A JP 10826279A JP H0127504 B2 JPH0127504 B2 JP H0127504B2
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JP
Japan
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cassette
centering
drive
magnetic tape
reel hub
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Application number
JP54108262A
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English (en)
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JPS5555463A (en
Inventor
Piitaa Ban Nie Korunerisu
Beruneru Furantsu
Marishuka Geruharuto
Henrikusu Furanshisukusu Korunerisu Jiiben Yohanusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5555463A publication Critical patent/JPS5555463A/ja
Publication of JPH0127504B2 publication Critical patent/JPH0127504B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/32Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through the reels or cores on to which the record carrier is wound
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平行な回転軸線の回りに回転可能でお
互に離間した2個のリールハブをもつフリツプ−
オーバー式磁気テープカセツトに関するものであ
り、該カセツトは下記の如き構成をもつものであ
る:即ち磁気テープ記録・再生装置に使用するフ
リツプ−オーバー式磁気テープカセツトにおい
て、該カセツトは2つの主壁と、お互に離間しか
つ平行な回転軸線の回りに回転可能の、前記壁間
に配置した2つのリールハブをもち;前記各ハブ
はカセツトが運転位置で該磁気テープ記録・再生
装置上に支持されたとき該装置の駆動スピンドル
に嵌合するように配置した1個の円板状心出し・
駆動部材を含み;前記部材は該カセツトが第一位
置又はフリツプ−オーバーした第二位置に置かれ
るときに何れか一方の軸線方向から嵌合すること
ができ;前記ハブの各々は第一及び第二端壁をも
ち;各端壁は回転軸線を中心とする同心円上に延
在する3つの突出部をもち;前記各突出部はハブ
の回転軸線から等しい半径方向距離の所でお互に
等距離をおいて配列され、前記回転軸線と直角を
なす駆動スピンドルの軸線方向位置決め手段の環
状止め表面に衝合するようになされており、前記
第一又は第二カセツト位置の何れかにおいて、前
記ハブが前記各突出部と前記環状止め表面との3
点接触によつて前記スピンドル軸線方向位置決め
手段と協働するようになし;前記心出し・駆動部
材は駆動スピンドル上の駆動ピンに嵌合する少な
くとも1つの駆動孔と、夫々駆動スピンドル上の
心出しピンに嵌合せしめられる心出し孔をもち;
前記駆動孔は前記ハブの回転軸線から実質的に半
径方向に延在する2つの平壁部分をもち、前記駆
動ピンにより駆動接触が前記平壁部分に対して行
なわれるようになされて、前記駆動ピンが回転軸
線を中心とする円の接線方向の力をリールハブに
伝える如くなし;前記心出し孔は前記心出しピン
の直径より小さい直径をもち;前記心出し・駆動
部材は心出し孔から半径方向に延在しかつこの部
材を複数部分に分離する複数の等間隔をおいたみ
ぞ穴をもち、前記心出し・駆動部材が前記心出し
ピン上を摺動する時に前記分離された部分が僅か
に曲がり、前記部材を前記心出しピンに締付け
る;ように構成している。米国特許第3027110号
明細書に記載された磁気テープカセツト記録・再
生装置はフレームを備え;前記フレームに連結さ
れ、磁気テープカセツト中の磁気テープと磁気テ
ープカセツト記録・再生装置とを協働させるため
に磁気テープカセツトの外表面に掛合するカセツ
ト支持手段を備え;前記カセツト支持手段は前記
磁気テープカセツトを着脱するための開放位置
と、前記カセツト作動位置に保持する閉鎖位置間
を移動自在に前記フレームに取付けたカセツトホ
ルダーを含んでおり;また平行な軸線の回りを回
転可能の第一と、第二の駆動スピンドルを含む駆
動装置を備え;各駆動スピンドルは夫々のスピン
ドル回転軸線の回りに同軸に夫々のリールハブを
位置させるために前記カセツト中の前記リールハ
ブに掛合する心出し手段と、前記夫々のスピンド
ル回転軸線から或る所定の半径方向距離をおいて
配置した駆動ピンとを含み;前記駆動ピンは前記
夫々のリールハブ中の駆動孔に掛合するようにさ
れている如くなつている。
この磁気テープカセツト記録・再生装置では、
複数の駆動孔が各リールハブの円板形心出し・駆
動部材にリールハブの回転軸線から等しい半径方
向距離をおきかつお互いに等しい距離をおいて形
成されている。もし2個のリールハブ用に2個の
個別の巻取モータが用いられるならば、巻取モー
タのスピンドルはリールハブを心出しするための
心出しピンとして用いることができる。磁気テー
プカセツト中のリールの高さ位置はカセツト支持
手段上のカセツトの位置により決まる。
前記既知の磁気テープカセツト記録・再生装置
は磁気テープ上の音声信号を記録及び/又は再生
する目的を有する。音声よりは実質的に大きな帯
域幅の信号を記録及び再生しなければならないビ
デオ用のためにはかかる磁気テープカセツト記
録・再生装置はあまり適さない。消費市場用に設
計した現在用いられている磁気ビデオテープレコ
ーダでは、信号は斜め向きの密接するトラツクと
して回転ビデオヘツドを用いて磁気テープ上に書
込みされる。該傾斜トラツクはほぼ100mm長さで
ほぼ18乃至23ミクロン幅であるが、異なつた方位
整列をもつ2個の磁気ビデオヘツドを使用する或
る磁気テープレコーダでは、トラツクは中間に間
隔をおかずにお互に直接に隣接する。かかる磁気
テープカセツト記録・再生装置を用いた場合1つ
の特定のビデオレコーダで記録されたビデオカセ
ツトを質を落すことなく今1つのビデオレコーダ
で再生できるようになすためには、高精度のテー
プ移送とテープ案内が重要であり、それ故磁気テ
ープの伸び(stertch)の変動、従つて磁気テー
プの張力の変動が最小限度となされる。実際、1
つのビデオレコーダは今1つのビデオレコーダで
磁気テープに書込みされたトラツクを読取ること
ができなければならず、一方更に画像の質に悪影
響を与えるために時間誤差も除去すべきである。
かくして課される厳正な両立性の要求にかんがみ
て、不確定の摩擦力が磁気テープリールに及ぼさ
れることは避けるべきであり、一方テープ張力変
動のその他の発生源はできるだけ排除されなけれ
ばならない。普通のビデオレコーダは数個のサー
ボ系統を使つて、精密なテープ移送速度と最小の
テープ張力変動を得るようになす。1例として、
キヤプスタンの回転速度はサーボ系統により自動
制御され、同時に、回転磁気ヘツドの駆動用その
他のサーボ系統を備え、これは場合によつては磁
気ヘツド制御用にも又更に駆動スピンドルの駆動
用にも作用するものとする。磁気テープに生ずる
張力の変動の結果、磁気テープリールに作用する
摩擦力は最後に述べたサーボ系統に、又その他の
サーボ系統にも誤差を与える。
本発明の目的はビデオレコーダに用いるのに一
層適した磁気テープカセツトを提供することにあ
り、その特徴は本文冒頭に記載した通りである。
本発明による磁気テープカセツトに於ては、磁
気テープカセツト中のリールは次の如く支持さ
れ、即ち磁気テープカセツトの他の部分、特に2
個の主壁と接触しないように、又駆動スピンドル
に対してリールの心出しと整列をあまり満足に行
なわない結果として生ずる磁気テープの張力の変
動を避けるようにして支持される。
多くの磁気ビデオテープレコーダに於ては、カ
セツトホルダーを備え、該ホルダーは磁気テープ
カセツトを開放位置で挿入、除去するためかつ閉
鎖位置で磁気テープカセツトを作動位置に保持す
るために、開放及び閉鎖位置間を移動できる。本
発明カセツトは次の如きカセツトホルダーを有す
るビデオカセツトレコーダに有利であり、即ちこ
のカセツトホルダーは作動中リールハブ位置決め
手段に対してリールハブを弾力的に押圧する弾力
押圧手段が第一及び第二ハブローダを含み、該ロ
ーダはカセツトホルダー内に遊びをもつて軸支さ
れており、該ローダは各々、リールハブの環状リ
ール巻取部材に対して心出しするための中心部分
を有し、又該ローダは第一及び第二圧力ばねを有
し、該バネは主として、心出し部分と向い側の中
心位置で点接触を介してリールハブローダと協働
する点に特徴を有する。このカセツトホルダーの
第一利点は、最小の軸線方向力が駆動スピンドル
に及ぼされるが、同時に引張力は何ら駆動スピン
ドルに作用しないことである。第二利点は、負荷
手段は回転対称であり、それ故リールの不平衡は
生じない。このことは、急速の正転又は逆転巻取
りの間の磁気テープの急速移送中には特に重要で
ある。毎分ほぼ2500回転までの速度がそのとき生
ずる。かかる速度は急速巻取りの間毎秒当りほぼ
3mのテープ速度に相当する。その他の利点は、
構造が簡単であり、磁気テープカセツトの取出し
が駆動スピンドルにより防げられない点である。
本発明の磁気テープカセツトに用いるカセツト
ホルダーは部分的に開放した底板を有し、該底板
は駆動装置のカセツト支持手段に面しており、又
2個のリールハブローダ用の支承孔をもつ支承部
材を有し、該部材はカセツト支持手段から離れる
方へ面しており、リールハブローダは支承部材中
の支承孔内で遊びをもつて回転しかつ軸線方向に
動くことができ、各リールハブローダは前記底板
の方向の軸線方向移動を制限するための止めカラ
ーをもち、又カセツトホルダーは挿入したカセツ
トを底板の方向に押圧するための弾力手段を有
し、リールハブローダとカセツトホルダーの底板
間の距離、磁気テープカセツトとリールハブの寸
法、及びカセツトホルダーと駆動装置上のカセツ
ト支持手段の寸法のすべては次の如く適応せしめ
られる、即ちカセツトホルダーの開放位置に於
て、磁気テープカセツトはリールハブローダ上で
動くことができ、カセツトホルダーの閉鎖位置で
磁気テープカセツトはカセツト支持手段によつ
て、カセツトホルダーの底板から次の如く距離を
おいて、即ちリールハブローダがリールハブと協
働して支承部材の支承孔内で遊動できるような距
離をおいて支持される。このカセツトホルダーで
は、リールハブローダはカセツトホルダー内への
磁気テープカセツトの挿入を妨げない。更に、リ
ールハブローダをリールハブに付けるのに別個の
援助装置を必要としない。その理由は上記のこと
はカセツトホルダーをその開放位置から閉鎖位置
へ動かすときに自動的になされるからである。
好適には、次の如き特徴を有するカセツトホル
ダーの一例を用いることもできる。即ちこれは、
駆動孔を画成するリールハブの円板状心出し及び
駆動部材の部分が駆動スピンドルの駆動ピンと協
働するための平壁部分をもち、該平壁部分はリー
ルハブの回転軸線に対して実質的に半径方向に延
びて、駆動ピンが回転軸線を中心とする円の接線
方向と異なる向きの力をリールハブに伝えないよ
うになす点に特徴を有する。この例では、駆動ピ
ンと駆動孔の壁の間に極く小さな遊びを必要とす
るだけである。その理由は駆動ピンの半径方向位
置の公差は駆動孔の細長い形状によつて取上げら
れるからである。かくして、駆動ピンと駆動孔の
壁間の衝撃はリールの移動を逆転するとき又はリ
ールの始動又は制動中に生ずるが、この衝撃は最
小限度になり、このことは磁気テープ駆動装置の
寿命にとつて、又駆動の精度にとつて有利であ
る。その他の利点は、駆動スピンドルの支承装置
が前記接線方向と異なる向きの力を不必要に負わ
されることを防止される点にある。上記接線方向
と異なる向きの力は加えられるトルクに寄与しな
いものである。
駆動スピンドルに対する磁気テープリールの良
く限定された位置を得るために、次の特徴を有す
ることが重要である、即ちその特徴は、リールハ
ブの環状端壁の各々が3個の軸線方向に延びる突
出部を有し、該突出部は関連するリールハブの回
転軸線から等しい半径方向距離をおいてかつお互
に等距離をおいて配列され、又リールハブの環状
端壁と協働すべく駆動スピンドルと共に回転する
止め手段の各々は関連する駆動スピンドルの回転
軸線と直角をなす一平面内に配列された環状止め
表面をもち、リールハブと前記止め手段は3点接
触によりお互に協働するようになされる点にあ
る。リールハブは一般に射出成形工程により熱可
塑性材料から作られるので、軸方向突出部を有す
ることには実際上技術的問題点は生じない。駆動
スピンドルと共に回転する止め手段は金属止めリ
ングの精密に機械加工した面を有する。
本発明によれば、リールハブを駆動スピンドル
上で完全に遊び無しの心出しを確実ならしめるこ
とは可能である。このためには次の特徴を有す
る、即ちリールハブの心出し孔は駆動スピンドル
の心出しピンの横寸法より小さい横寸法をもち、
又円板状心出し・駆動部材はリールハブの回転軸
線に対してみぞ穴を画成する部分を有し、該みぞ
穴は半径方向に延びかつ心出し穴で終つて、円板
状心出し・駆動部材が駆動スピンドルの心出しピ
ン上に摺動して載つて、その上に締付けられるこ
とができるようになつており、みぞ穴によりお互
に分離された部分は僅かに曲げられる点に特徴を
有する。
更に、本発明によれば、カセツトホルダーに連
結されたリールハブローダの使用を必要としない
実施例を形成することは可能である。かかる実施
例は例えば次の特徴を有する、即ち作動中リール
ハブをリールハブ位置決め手段に対して弾力的に
押圧する弾力押圧手段は複数の圧力部材を有し、
該部材の各駆動スピンドル上に取付けられかつ第
一位置と関連した駆動スピンドルの回転軸線の近
くの第二位置間で限定された範囲で動くことがで
きるものであり、又第一位置に向つて圧力部材に
負荷を加えるための弾力手段を有し、又各リール
ハブの管状リール巻取部材の内壁が圧力部材用の
内部環状止めを備え、前記圧力部材は作動中リー
ルハブの環状止めに当接しており、前記弾力手段
はそれに力を及ぼし、該力の少なくとも1つの分
力はリールハブ位置決め手段に向けられている点
に特徴を有する。明らかに、磁気テープカセツト
を駆動スピンドル上に取付ける間又は磁気テープ
カセツトを駆動スピンドルから取除く間に駆動ス
ピンドルを突然押したり又は引いたりすることを
避けることは重要である。取付けのための必要な
力が均等に増大することを確実ならしめる実施例
は次の特徴を有する、即ち2つの端壁の各々近く
の管状リール巻取部材の各々の内壁が、磁気テー
プカセツトを駆動装置上に置いたとき、環状止め
に達するまで圧力部材をそれらの第一位置からそ
れらの第二位置に向つて漸次移動させるため環状
止めまで次第に減少する直径をもつ点に特徴を有
する。
本発明の今1つの実施例は、作動中リールハブ
位置決め手段に対してリールハブを弾力的に押圧
する弾力押圧手段が駆動スピンドルの位置に配置
されているが、これは可動部分を含まないもので
あるが、この実施例は次の特徴を有する、即ち管
状リール巻取部材の端壁の各々近くに、リールハ
ブの各々は磁化材料の接極子リングを備え、又駆
動スピンドルの各々は接極子と一緒にリールハブ
位置決め手段に対してリールハブを機械的に引付
けるための磁気手段を備える点に特徴を有する。
接極子リングと一緒にリールハブ位置決め手段に
対してリールハブを引付けるための磁気手段が電
磁石を含むとき、この実施例は電流を電磁石に通
すことによつて作動させそして軸線方向の力を駆
動スピンドルに加えることなしに磁気テープカセ
ツトを除くことが可能になる。更に、次の特徴を
有する実施例を用いることができる。即ちその特
徴は、駆動スピンドル上の磁気手段は環状永久磁
石を含み、前記磁石の外壁は円錐台形状をなし、
該円錐台の最小直径をもつ部分は心出しピンの自
由端に向けており、又接極子リングは駆動スピン
ドル上の永久磁石の外壁の形状に相当する円錐形
状をもつ内壁を有し、実質的に均等な厚さの空気
間隙が各永久磁石の外壁とこれと磁気的に協働す
る接極子リングの内壁の間に作動位置に於て形成
される点に特徴を有する。前記磁石と接極子リン
グの形状の重要性は主として次の事実にある、即
ち磁気テープカセツト上に取付けたとき最初に大
きな空気間隙が永久磁石と夫々のリールハブの接
極子リング間に存在し、そのため駆動スピンドル
の心出しピン上のリールハブの心出しが心出しの
間にリールハブに加えられる磁力によつて悪影響
を受けなくなる点に特徴を有する。永久磁石及び
接極子リングの対応する壁の形状は次の如くして
選択される、即ち最適の力伝達経路が得られるよ
うに選択される。作動中、駆動スピンドル上の永
久磁石はリールハブの接極子リングに取囲まれ、
かくして漂遊磁界を満足する手法で遮へいできる
ようになされる。
以下、本発明を添付図面に基づき詳述する。
図についての説明では、種々の部品は異なつた
参照数字で示すが、2個の同じ部品を使用すると
きはこれらには同じ数字を付し、そして図の正確
な理解に重要である場合には“a”又は“b”を
添えて区別することとする。
ビデオカセツト1(第1〜9図)はいわゆる
“可逆”磁気テープカセツトであり、これは第一
位置及び逆転第二位置でビデオレコーダの回転磁
気ヘツドと協働せしめられる。該カセツトは第一
及び第二の隣接配列したリールハブ3を備え、該
ハブは互に平行な回転軸線2の回りに回転でき、
各々は少なくとも実質的に円筒形の内壁5、実質
的に円筒形の外壁6及び回転軸線2と直角にお互
に幾らかの軸線方向距離をおいた平面内に配列し
た2個の環状端壁7をもつ実質的に管状のリール
巻取部材4を有する。円板状心出し・駆動部材8
はリール巻取部材の2個の端壁7の間の中程にか
つこれらと平行に位置し、かつ中心の心出し孔9
と該心出し孔9から幾らかの半径方向距離をおい
た6個の駆動孔10を有する。リールハブ3の両
側には透明フランジ11を定着し、リールハブ3
と2個のフランジ11を含む組立体がスプール1
2を構成するようになす。磁気テープをリールハ
ブに取付けるため前記ハブはその円周上に凹部1
3をもつ。磁気テープの端は前記凹部に圧入さ
れ、弾力締付け部材(図示せず)によりその中に
保持される。
ビデオカセツトに於ては、2個のスプール12
は2個の平面−平行の外表面即ち主壁14により
遊びをもつて軸線方向で囲い込まれており、各主
壁は第一リールハブ3aと同軸の第一孔15a及
び第二リールハブ3bと同軸の第二孔15bをも
つ。主壁14は側壁16、後壁17及び後壁17
に対向して前側に配列した部分的に開放した前壁
18により相互連結される。カセツトは或る長さ
の磁気テープ19を入れており、該テープは第一
端で第一リールハブ3aに連結し、第二端で第二
リールハブ3bへ連結して、テープが第一リール
ハブ3aから第二リールハブ3b上のリール20
bへ巻かれ、又第二リールハブ3bから第一リー
ルハブ3a上のリール20aへ巻戻されるように
なしている。真直ぐなテープ部分はカセツトの前
面に沿つて通る。スライダ21はカセツトハウジ
ング上を移動案内され、該スライダは引込位置で
防護体22を釈放し、この防護体を第一方向(第
3図参照)又は第二方向(第4図参照)へ旋回さ
せて開くようになす。該カセツトは可逆的である
が、カセツトの前面の磁気テープ19の真直ぐな
部分は駆動装置上のカセツト位置とは無関係に、
同じ側からビデオレコーダの素子に常に接近し得
るようになつている。スライダ21はばねカツプ
24に当接する圧力ばね23により前面へ向つて
弾力的に負荷を与えられる。両側にカセツトは孔
122と孔123をもち、これらの孔は2個のリ
ールハブ3の中心間を結ぶ線と平行な方向に僅か
に長い寸法をもつ。これらの孔は後述する如く、
駆動装置の位置決めピンを受入れる働きをする。
図示のビデオカセツトについてのこれ以上の情
報については、ここで参考文献として引用する本
発明者の先の未公告のオランダ国特許出願第
7804936号を参照することができる。
駆動装置はフレーム25と、互に平行な2個の
回転軸線26の回りに回転できる2個の駆動スピ
ンドル27を含み、前記スピンドルは各々円錐形
自由端29をもつ心出しピン28を備えかつ磁気
テープカセツト1のリールハブ3中の心出し孔9
と協働せしめられる(第7図)。心出しピン28
の各々は電気駆動モータ31のモータスピンドル
30と一体である。
心出しピン28から幾らかの半径方向距離をお
いて、各駆動スピンドル27上に丸い自由端33
をもつ駆動ピン32があり、該駆動ピンは圧力ば
ね117の力に抗して駆動スピンドル27の回転
軸線と平行な方向に弾力的に押下げることができ
る(第8図)。駆動ピンはビデオカセツト1のリ
ールハブ3中の駆動孔10と協働せしめられる。
第一位置又は第二位置にビデオカセツトを支持
するため、フレーム25上にカセツト支持手段3
4と35を備える。該手段は挿入されたカセツト
の主壁14と協働して、2個のリールハブ3が心
出しピン28及び駆動ピン32と協働する作用位
置(第8図参照)で駆動装置上にカセツトを支持
する。支持手段34,35はフレーム25と一体
の突出部を有し、テープ案内部材40用の金属取
付ピン36(第8図)は支持手段35に定着され
る。これらは円錐形端部37をもち、円筒形部分
38と111でビデオカセツトのテープ案内部材
40の凹部39に嵌合する。これらのテープ案内
部材はカセツトの主壁14を越えて延び、それ故
カセツトがその作用位置にあるとき、テープ案内
部材40はカセツト支持手段35上に直接配置さ
れる。かくして、磁気テープと協働するビデオレ
コーダの部品に対するテープ案内部材の正確な位
置がビデオカセツトハウジングの寸法公差により
影響を受けないことを確実ならしめる。テープ案
内部材は主壁14に若干の半径方向及び軸線方向
の遊びをもち、取付ピン36はカセツトハウジン
グを駆動装置上に位置決めする働きをしない。こ
の位置決めのためには他の位置決めピン124を
フレーム25上に備える(第10図参照)。
リールハブ3をその軸線方向で位置決めするた
め、各駆動スピンドル27は角度止めの形の止め
手段41からなるリールハブ位置決め手段を備
え、前記止め手段はリールハブ3の環状端壁7と
協働するために駆動スピンドルと共に回転する。
作動中、リールハブ3の各々は後述する弾力押圧
手段により止め手段41に対して弾力的に押圧さ
れる。弾力押圧手段は板ばね42及び負荷部材4
3からなる。リールハブ3はこの時、スプール1
2がビデオカセツトの壁から完全に離れて回転す
る如き高さにカセツト1内で支持される。
ビデオレコーダはカセツトホルダー44を備
え、該ホルダーは開放位置(第7図参照)と閉鎖
位置(第8図参照)の間を移動して、開放位置で
ビデオカセツトを挿入又は除去し、又閉鎖位置で
ビデオカセツトを作用位置に保持するようにな
す。カセツトホルダーは2個の側板45を含み、
該側板はお互に離隔しており、又後板46により
連結される。前記後板にねじり板ばね47が取付
けられ、該ばねによりカセツトホルダーはフレー
ム25の支持体48上に枢着される。更に、カセ
ツトホルダーは底板49(第8図)と連結部材5
0を含み、該部材は2個の側板45を相互連結す
る。作動中リールハブ3を止め手段41に対して
押圧する弾力押圧手段はカセツトホルダー44の
連結部材50中に遊びをもつて軸支されるリール
ハブローダ、即ち前述の押圧部材43からなる。
リールハブローダ(押圧部材)43の各々はリー
ル3の管状リール巻取部材に対してリールハブロ
ーダを心出しするために心出し部分51を有す
る。リールハブローダは前記板ばね42により
各々負荷を受け、該ばねは心出し部分51に対向
した心出し位置でリールハブローダ43と実質的
に点接触を介して、即ち丸い肩部(即ち点接触
部)52と協働し、前記肩部は作用位置で駆動ス
ピンドル27の回転軸線26上に配置される。
カセツト支持手段34,35とは反対の側にカ
セツトホルダー44は連結部材50に連結された
支承部材53を備え、該支承部材は連結部材50
に連結された湾曲金属帯の形をなす。支承部材5
3中に支承孔54がリールハブローダ(負荷部
材)43のために形成され、該孔はリールハブロ
ーダが回転自在となりかつ支承孔内で遊びをもつ
て軸線方向に可動となる如き直径をもつ。各リー
ルハブローダはカセツトホルダーの底板49の方
向の軸線方向移動を制限する止めカラー55をも
つ。カセツトホルダー内に置かれたカセツトは弾
力手段、即ちレバー56と引張ばね57を用いて
底板49に押圧され、該レバーは側板45上に軸
支される。この目的で、レバー56はピン58を
含み、該ピン58は側板45のみぞ穴59(第9
図)を通過し、前記ピンにばね57が作用する。
その反対側では各レバーは支承ピン112上に取
付けられ、保持リング113により前記ピン上に
保持される。リールハブローダ43と底板49間
の距離、磁気テープカセツト1とリールハブ3の
寸法、カセツトホルダー44とカセツト支持手段
34,35の寸法はすべてお互い次の如くして適
合せしめられる。即ちカセツトホルダーの開放位
置で(第7図参照)、ビデオカセツトはリールハ
ブローダに接触することなしにカセツトホルダー
の底板49上で動くことができ、かつ閉鎖位置で
(第8図参照)、ビデオカセツトがカセツト支持手
段34,35によりかつリールハブローダ43が
リールハブ3と協働して支承部材53の支承孔5
4中で自由に動くことができるようになる如き距
離をカセツトホルダー44の底板49からおいて
支持されるように適合せしめられる。かくして、
テープ移送の均等性及び磁気テープの張力に悪影
響をもつ望ましくない摩擦力又はトルクは作動中
スプール12に及ぼされない。
第5図はリールハブ3中の駆動孔10が丸くな
くて、多少とも長円形をなすことを示す。作動中
駆動スピンドル27の駆動ピン32が回転軸線2
6を中心とする円の接線方向と異なる向きの力を
リールハブ3に伝えることを防止するために駆動
孔10はリールハブの回転軸線2に対して実質的
に半径方向に延びる平壁部分60をもつ。この多
少とも長円形をなす形状は駆動スピンドルの回転
軸線26に対する駆動ピン32の半径方向距離の
許し代への順応を可能にする。
リールハブ3の環状端壁7の各々は3個の軸線
方向に向いた突出部61を含み、該突出部はリー
ルハブの回転軸線から等しい半径方向距離をおい
てかつお互から等しい距離をおいて配列されてい
る。駆動スピンドル27と共に回転する環状の止
め手段41は各々環状止め表面62をもち、該表
面は駆動スピンドル27の回転軸線と直角をなす
平面内に配置される。かくして、リールハブ3と
止め手段41は3点接触によりお互に協働して、
その止め手段上の各スプールの位置を明確に決定
することができる。
第9,10図はビデオカセツトをカセツト支持
手段34,35上に位置決めする方法を示す。第
9図中の横断面X−Xの位置で、円錐形端部12
5をもつ位置決めピン124はカセツトの孔12
2に掛合し、位置決めピンの円筒形部分は僅かな
遊びをもつて該孔と嵌合する。第二位置決めピン
124はビデオカセツトの孔123と嵌合する
(第4,9図参照)。
第11図はスプール114に関し、リールハブ
64の心出し孔63の横寸法は駆動スピンドルの
心出しピン28の直径より小さい直径をもち、円
板状心出し・駆動部材65はみぞ穴66を有し、
該みぞ穴はスプールの回転軸線に対して半径方向
に延び、又心出し孔63の反対側で横みぞ穴67
で終る。これらのみぞ穴により円板状心出し・駆
動部材65を駆動スピンドルの心出しピン28上
に締付けることができる。みぞ穴66と67によ
りお互に分離している部分は僅かに曲がつてい
る。このことによりスプールの心出しを優れたも
のとなすことができる。その理由はスプールと駆
動スピンドルの心出しピンの間には遊びは全く存
在しなくなるからである。明らかに、かかるスプ
ールを心出しピン上に配置するために、特別の軸
線方向の力を要するが、スプールの除去も又或る
実施例の場合、即ち第12,13図に示すものの
場合にも当嵌る。第12図は心出しピン115と
リールハブ68間の協働状態を示す。このリール
ハブは細部において前述のリールハブ3と異なる
に過ぎない。リールハブ68は又心出し孔69及
び6個の駆動孔70を円板状の心出し・駆動部材
71にもつ。管状リール巻取部材72は両側にリ
ールフランジ73をもち、その1つを一部断面で
図に示している。リール巻取部材72の円筒形外
壁74上にリール75が巻かれている。部材76
は心出しピン115上に締付けられ、駆動スピン
ドル116の一部を形成している。部材76のリ
ールハブ位置決め手段即ちフランジ状部分又は止
め77は上側に環状止め表面82を含み、該表面
は心出しピン115の回転軸線と直角をなす平面
内に配置される。この実施例では作動中前記止め
77に対してリールハブ68を弾力的に押圧する
弾力押圧手段はボール80の形の複数の圧力部材
を含み、該部材は各駆動スピンドル上に取付けら
れ、又第一又は外側位置と回転軸線79に近い第
二又は内側位置の間の制限された範囲で移動する
ことができる。これらの部材は弾力手段即ち圧力
ばね81により外側位置に向つて負荷を与えられ
る。リールハブ68の管状リール巻取部材72は
端壁82の近くにボール80のための内部の環状
止め83を備える。第12図に示す如く、ボール
80は作動中前記環状止め83に当接する。これ
らのボールは止め77に向かう分力をもつ力を前
記環状止めに及ぼす。環状止め83は円錐形状を
もち、各ボール80はボール中心の下に位置する
点で円錐表面に当接する。リールハブ68の止め
表面82近くで、管状リール巻取部材72は円錐
形内壁84をもち、この内壁の直径は環状止め8
3まで次第に減少する。この内壁は、駆動装置上
に磁気テープカセツトを位置決めする時ボールが
環状止め83に達するまで、ボール80を漸次外
側位置から内側位置へ移動させる働きをする。内
壁84はリールハブ68の管状リール巻取部材7
2の一部を形成する金属リング85に属する。駆
動スピンドル116に属する部材76上に円筒状
金属スリーブ86が嵌着され、該スリーブはボー
ル80を保持する。ボール80の位置に丸い孔8
7がスリーブに形成され、該孔はボール80の最
大直径より遥かに小さい直径をもち、それ故ボー
ルはスリーブから突出できるが、ばね81によつ
て孔の外に押出されることはできない。駆動ピン
88は部材76の内側でリング89に定着され
る。圧力ばね90はリング89を上方へ押圧し、
その反対端で止めリング91に当接する。この構
造の結果として、駆動ピン88は軸線方向に制限
された範囲で弾力的に押下げることができる。
第13図では、リールハブ92は、金属リング
85の代りに異なつた形状の金属リング93を用
いている点を除けば、第12図のものと実質的に
同じである。このリングは接極子リングとして作
用し、永久磁石94の形の磁気手段と協働する磁
化材料から作られており、該磁石は駆動スピンド
ル95の一部を形成し、該磁石により金属接極子
リング93はリールハブ位置決め手段即ち止め9
6に対して引付けられる。該止めはリールハブ位
置決め手段として作用する。この止め96はモー
タスピンドルに固定される素子98の一部を形成
する。該モータスピンドルはねじ99の助けをか
りて心出しピンとして作用するものである。永久
磁石94はプラスチツク支持体101上に接着さ
れ、該支持体はねじ(図示せず)を用いて止め9
6に連結される。素子98はねじ付き部分102
を有し、この部分にキヤツプ103が取付けられ
る。このキヤツプの下にリング104が配置さ
れ、このリングに駆動ピン105が定着される。
圧力ばね106はリング104を上向きに押圧
し、かつプラスチツク支持体101により支持さ
れる。
駆動スピンドル95上の永久磁石94は環状を
なし、円錐台形状の外壁107をもち、この外壁
の最小直径をもつ部分は心出しピン100の自由
端108近くに位置する。接極子リング93は駆
動スピンドル95上の永久磁石94の外壁107
の形状に相当する円錐形状の内壁109をもつ。
作用位置で(第13図参照)実質的に均等な厚さ
の空気間隙110が永久磁石94の外壁と接極子
リング93の内壁の間に形成される。その表面に
永久磁石は多数の交互に配列するN極とS極を備
え、従つて、作用状態で磁力線が接極子リング9
3により正確に遮へいされ、これにより望ましく
ない漂遊磁界の結果としての問題は起こらないこ
とが保証される。更にキヤツプ103と止め96
は磁性金属からなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は二側へ旋回できる防護体とハウジング
上を案内されるスライダを備えた可逆ビデオカセ
ツトの平面図、第2図は第1図のビデオカセツト
の斜視図、第3図は第2図の斜視図を示すが、ス
ライダをハウジング上に引込めかつ防護体を第一
位置へ旋回させて開いている状態で示すもの、第
4図は第3図の斜視図を示すが、防護体をその第
二位置へ旋回させて示しているもの、第5図は上
記図中に示すビデオカセツトのスプールの平面
図、第6図は第5図の矢印−上で取つた横断
面図、第7図はビデオレコーダの一部を横断面で
示す図で、駆動装置が旋回自在のカセツトホルダ
ーを備えた状態を示し、第1〜4図のビデオカセ
ツトをカセツトホルダー中に配置し、スライダを
ハウジング上に引込めて示すもの、第8図は第7
図の一部を拡大して示す図で、カセツトホルダー
を下方揺動位置におき、ビデオカセツトとリール
ハブローダを横断面で第9図の矢印−上で見
たものを示す図、第9図は第7図と第8図のビデ
オレコーダの一部の平面図で、ビデオカセツトを
駆動装置上に配置し、カセツトホルダーを下方へ
揺動させ、ビデオカセツトとカセツトホルダーを
一部省略してこれらの下にある部品を示すように
している図、第10図は第9図の矢印X−X上で
取つた横断面図、第11図は駆動スピンドル上の
遊び無しの心出しに適したスプールの平面図、第
12図はリールハブと駆動スピンドルにわたる横
断面の一部の弾力負荷されたボールの助けをかり
て止めリングに対して当接する状態を示すもの、
第13図は第12図と同様の図で、リールハブを
止めリングに対して磁気的に保持した状態で示す
図である。 1…ビデオカセツト、3…リールハブ、4…リ
ール巻取部材、7…環状端壁、8…円板状心出
し・駆動部材、9…心出し孔、10…駆動孔、1
2…スプール、19…磁気テープ、21…スライ
ダ、22…防護体、23…圧力ばね、27…駆動
スピンドル、28…心出しピン、30…モータス
ピンドル、32…駆動ピン、34,35…カセツ
ト支持手段、40…テープ案内素子、43…リー
ルハブローダ、44…カセツトホルダー、51…
心出し部分、53…支持部材、57…引張ばね、
63…心出し孔、65…円板状心出し・駆動部
材、66…半径方向みぞ穴、67…横みぞ穴、7
0…駆動孔、72…管状リール巻取部材、80…
ボール、82…環状止め表面、86…円筒状金属
スリーブ、88…駆動ピン、90…圧力ばね、9
1…リールハブ、93…金属接極子リング、94
…永久磁石、100…モータスピンドル・心出し
ピン、101…プラスチツク支持体、103…キ
ヤツプ、110…空気間隙、113…保持リン
グ、116…駆動スピンドル、117…圧力ば
ね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気テープ記録・再生装置に使用するフリツ
    プ−オーバー式磁気テープカセツトにおいて、 該カセツト1は2つの主壁14と、お互に離間
    しかつ平行な回転軸線2の回りに回転可能の、前
    記壁間に配置した2つのリールハブ3a,3bを
    もち; 前記各ハブ3a,3bはカセツト1が運転位置
    で該磁気テープ記録・再生装置上に支持されたと
    き該装置の駆動スピンドル27に嵌合するように
    配置した1個の円板状心出し・駆動部材65を含
    み; 前記部材65は該カセツト1が第一位置又はフ
    リツプ−オーバーした第二位置に置かれるときに
    何れか一方の軸線方向から嵌合することができ; 前記ハブ3a,3bの各々は第一及び第二端壁
    7をもち; 各端壁7は回転軸線2を中心とする同心円上に
    延在する3つの突出部61をもち; 前記各突出部61はハブの回転軸線2から等し
    い半径方向距離の所でお互に等距離をおいて配列
    され、前記回転軸線2と直角をなす駆動スピンド
    ル27の軸線方向位置決め手段41の環状止め表
    面62に衝合するようになされており、前記第一
    又は第二カセツト位置の何れかにおいて、前記ハ
    ブ3が前記各突出部61と前記環状止め表面62
    との3点接触によつて前記スピンドル軸線方向位
    置決め手段41と協働するようになし; 前記心出し・駆動部材65は駆動スピンドル2
    7上の駆動ピン32に嵌合する少なくとも1つの
    駆動孔10と、夫々の駆動スピンドル27上の心
    出しピン28に嵌合せしめられる心出し孔63を
    もち; 前記駆動孔10は前記ハブ3a,3bの回転軸
    線2から実質的に半径方向に延在する2つの平壁
    部分60をもち、前記駆動ピン32により駆動接
    触が前記平壁部分60に対して行なわれるように
    なされて、前記駆動ピン32が回転軸線26を中
    心とする円の接線方向の力をリールハブに伝える
    如くなし; 前記心出し孔63は前記心出しピン28の直径
    より小さい直径をもち; 前記心出し・駆動部材65は心出し孔63から
    半径方向に延在しかつこの部材65を複数部分に
    分離する複数の等間隔をおいたみぞ穴66をも
    ち、前記心出し・駆動部材65が前記心出しピン
    28上を摺動する時に前記分離された部分が僅か
    に曲がり、前記部材65を前記心出しピン28上
    に締付ける; ように構成したことを特徴とするフリツプ−オー
    バー式磁気テープカセツト。 2 特許請求の範囲第1項記載のカセツトにおい
    て、前記駆動孔10の各々は半径方向に細長くな
    つており、かつ実質的に長円形状をもつことを特
    徴とするカセツト。
JP10826279A 1978-08-28 1979-08-27 Magnetic tape driving system Granted JPS5555463A (en)

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Publication Number Publication Date
JPS5555463A JPS5555463A (en) 1980-04-23
JPH0127504B2 true JPH0127504B2 (ja) 1989-05-29

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CA (1) CA1140258A (ja)
CH (1) CH649403A5 (ja)
DE (2) DE7924083U1 (ja)
DK (1) DK354379A (ja)
ES (1) ES483622A1 (ja)
FR (1) FR2437671B1 (ja)
GB (1) GB2029372B (ja)
IT (1) IT1122860B (ja)
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