JPH01193741A - 熱現像画形成装置 - Google Patents

熱現像画形成装置

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JPH01193741A
JPH01193741A JP1718788A JP1718788A JPH01193741A JP H01193741 A JPH01193741 A JP H01193741A JP 1718788 A JP1718788 A JP 1718788A JP 1718788 A JP1718788 A JP 1718788A JP H01193741 A JPH01193741 A JP H01193741A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、重ね合わせ熱現像転写材料の現像転写直後の
冷却を行う装置を備えた熱現像画形成装置に関する。
〔発明の背景〕
熱現像により拡散性色素を放出させ、この色素を受像要
素に転写させることにより銀画像と色素とを分離してカ
ラー画像を得る拡散転写型熱現像の方法は既に提案され
ている。また、その熱現像における感光要素、受像要素
、熱現像方法及び装置について数多くの技術が開示され
ている。
このような熱現像方法を利用した装置として例えば特開
昭62−201433号の乾式のカラーハードコピー装
置等が提案されている。この装置の概要は、感光シート
に塗布した感光要素を画像露光して潜像を形成し、受像
シートに重ね合わせ、回転ドラムと該回転ドラムに圧着
されたエンドレスベルトとの間に挟着して、加熱、加圧
し、感光シートから像部分の拡散性色素を放出させ、受
像シートに転写した後、両シートを剥離して受像シート
にカラー画像を形成するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、回転ドラムから送出される重ね合わせのシー
トは温度が高く、その温度では現像の反応が継続するた
め、転写画像の品質の低下等の弊害が発生する虞れがあ
った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、回
転ドラムから送出された直後の重ね合わせシートの現像
の反応を速やかに停止させて転写画像の品質の向上を狙
った熱現像画形成装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
このために本発明の熱現像画形成装置は、画像露光して
潜像を形成した感光材料を、受像材料に重ね合わせて、
回転ドラムに巻付け、加熱圧着して上記感光材料の潜像
を現像して上記受像材料に転写する現像転写手段をキャ
ビネット内に具備する熱現像画形成装置において、 上記回転ドラムの材料送出部近辺の上記キャビネットに
遮光構造の空気吸入部を設けると共に他の適部位置の上
記キャビネットに遮光構造の空気排出口を設けて成り、 上記空気吸入部からの吸入空気を、上記回転ドラムから
送出される上記両材料の搬送ラインに吹き付けて上記材
料を強制冷却するようにした。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例の熱現像画形成装置について説
明する。第1図はその熱現像画形成装置の全体を示す模
試図である。線図においてAは熱現像感光要素供給部で
、熱現像感光要素としての感光シート(特願昭62−1
60385号の実施例1の感光要素(1)として用いた
もの)N3を収納し、供給口10から供給するものであ
る。該供給口10の外部近辺には、感光シートN、を搬
送する一対の第1の搬送ローラ11、搬送されて来た感
光シートN3を感知するフォトセンサPS1及び該感光
シートN、を所定方向に案内する第1のガイド12等が
配設されている。
Bは熱現像感光要素供給部の上側に配置された露光部で
、内設されたFOT等により第1のガイド12を通過中
の感光シートN3に対し画像信号によって変調されたビ
ームを走査して画像露光するものである。露光の光源と
しては、CRT、レーザ、LEDあるいは液晶シャッタ
と光源との組合せ等でもよい。また、露光方法も、上記
ビーム走査だけでなく面全体を光らせて感材に記録する
方法でもよい。
20は第2の搬送ローラ、21は第2のガイドで、これ
らは画像露光された後の感光シートN。
を所定の位置に搬送するためのガイドである。
Cは受像要素供給部で、受像シート(特願昭62−18
0856号の実施例−1の受像部材(1)として用いた
もの)P、を収納し、供給口30から自動供給するもの
である。該供給口30の外部近辺には、受像シー) P
 3を搬送する一対の第3の搬送ローラ31、該受像シ
ートP3を所定方向に案内する第3のガイド32、該ガ
イド32上の受像シートP3を感知するフォトセンサP
S2等が配設されている。
Dは画像露光された上記感光シー)N3を現像しその画
像を上記受像シートP3に転写する熱現像転写部であり
、400はその中心部に回転可能に配設した回転ドラム
装置、401は該回転ドラム装置400の外周面のほぼ
半周を圧着掛回し、回転ドラム装置400の回転と共に
同一速度で回動するエンドレスベルトである。
回転ドラム装置400の基体である回転ドラム400A
は、耐熱性でかつ表面が平滑なものが用いられ、円筒状
のアルミニウムの外面にテフロンコーティングを施した
もの、鉄、ステンレス等の他の金属性のもの或いは耐熱
プラスチック等で形成される。アルミニウムの場合は熱
容量を持たす為に肉厚を511以上とする。また、該回
転ドラム400Aの両側面はシリコンゴムを貼着して断
熱構造に形成されている。断熱材としては、アスベスト
やベータ又は他の材料でも熱容量が大きければ有効であ
る。そして、内部には第2図に示すようにヒータ(80
0W) 400 Bが取り付けられ室温〜200℃程度
加熱可能に構成されている。該ヒータ400Bとしては
種々の形式のものがあるが、例えばシートヒータ(シリ
コンゴム内に発熱体パターンを形成したもの)を用いれ
ばよい。なお、ヒ−タ400Bの加熱は回転ドラム40
0Aの実際に使う部分の温度分布が一定になるように行
うことが好ましい。また、該内部には温度センサ400
Cが取り付けられ、内部温度のサーボ制御が可能となっ
ている。
400Dはヒータ400Bに電力を供給する2本の配線
、400Eは温度センサ400Cの信号を伝送する2本
の配線である。これら配線400D、400Eは回転ド
ラム400Aを回転支持する軸400Fに取り付けられ
た2個の回転電極400G、2個の回転電極400Hに
各々接続され、該回転量1400G、400Hに擦接す
る各々2個のブ ラシ4001.400Jを介して各々
2本の外部配線400に、400Lに接続されている。
エンドレスベルト401は耐熱性、耐張性を有するノー
メックス繊維、ケプラー繊維(デュポン社製)で形成さ
れるが、表面に摩擦係数を大きくするためシリコンゴム
等が貼着されている。或いは耐熱性繊維を芯材としたカ
ーボン含有シリコンゴムやフッ素ゴム等の所定の摩擦係
数をも有する材質で形成される。そして該ベルト401
が回動するライン上の連部には該ベルト401を加熱す
るための加熱装置402が配設され、該ベルト401が
急激に温度が下がり、現像条件がばらつかないように加
熱されるようになっている。
403は該エンドレスヘルド401を回動可能に保持す
るローラ群で、回転ドラム400Aの引入部400aの
位置に設けた入口ローラ403A、回転ドラム400A
の送出部400bの位置に設けた出口ローラ403B、
ドラム400Aから離れた位置に設けた保持ローラ40
3C及びテンション調整ローラ403D等から構成され
ている。
出口ローラ403Bには駆動モータ404が取り付けら
れ、該出口ローラ403Bが駆動源となってベルト40
1、ローラ群403及び回転ドラム400Aを回転成い
は回動させるようになっている。
そして該出口ローラ403Bと駆動モータ404全体は
押圧機構405によって回転ドラム400A側に押圧さ
れ、出口ローラ403Bが回転ドラム40OAに対しベ
ルト401を介して圧接するようになっている。なお、
その押圧力は調節可能である。
また、テンション調整ローラ403Dはある範囲に位置
を変えることによりベルト401の張力を調整するもの
である。なお、ベルト401の熱膨張等によるベルト4
01の蛇行を防止するためにテンション調整ローラ40
3Dや保持ローラ404Cの形式をタイコローラとする
ことが効果的である。
また、これら各ローラ群403は大きい摩擦係数を必要
とし、シリコンゴムやネオプレンゴム等により表面が形
成されている。
406は回転ドラム400Aの外周に装着されたラミネ
ートローラで、回転ドラム400Aの引入部400E近
辺から該引入部400aと送出部400bとの中間点近
辺との間の範囲内を位置変え可能で、その設定は空気中
の湿度や温度に応じて最適位置に設定される。これは湿
度を感知して自動的に行わせることもできる。そして、
その設定された位置でベルト401を挟着して回転ドラ
ム400Aに圧接するように構成されている。
該ラミネートローラ406もベルト401との摩擦係数
を大にし、かつ、適当な弾力性を付与するためにシリコ
ンゴム、ネオプレンゴム等で形成される。
407は入口ローラ403Aの上側に配設されたクリー
ニングローラで、表面に粘着性体、毛羽あるいはブラシ
等が付設され、ベルト401に接触して回転し、ベルト
401に残留する微細のシート片や塵等を掃除するもの
である。
409は第3のガイド32と回転ドラム400Aの入口
部400aとの間に配設された第4のガイドで、これは
、受像シートP3を回転ドラム400Aの入口部400
aに送り込むためのものである。
同様に410は第2のガイド21の出口側に配設された
第5の搬送ローラ、411は該搬送ローラ410と回転
ドラム400Aの入口部400aとの間に配設された第
5のガイドで、これらは、感光シートN3を回転ドラム
400Aの入口部400aに送り込むための装置である
よって、第4のガイド409と第5のガイド411は各
々の先端部が入口部400aに対して所定の角度で相互
に連合するようになっている。
なお、第4のガイド409、第5のガイド411の連部
には、搬送されて来る受像シートP3、感光シートN 
3を予備加熱するための加熱装置(図示せず)を配設す
ることもある。
一方、回転ドラム400Aの送出部400bにはスクレ
ーパ412が配設されている。該スクレーパ412はテ
フロンで成形されその先鋭部が送出部400bに配向さ
れて回転ドラム400Aに接触して、重ね合わされて搬
送されて来るシートP、 、N、を回転ドラム400A
から剥離するものである。
413は回転ドラム400Aの送出部400b側に配設
されたカール矯正ガイドで、入口部413aとなる端部
が回転ドラム400Aの送出部400bに近接され、全
体が渦巻状に曲げられて形成されている。その曲げ方向
は、エンドレスベルト401と回転ドラム400Aとの
接触部分の曲がりとは逆になっている。また、入口部4
13aの向きは回転ドラム400Aの送出部400bに
おける該回転ドラム400A面に沿うように設定されて
いる。
よって、重ね合わされたシートP3、N3はドラム40
0Aからカール矯正ガイド413へ滑らかに転送され、
カール矯正ガイド413を通過することにより回転ドラ
ム400Aにおいて形成される重なったシー)P3、N
3の巻癖が修正される。該カール矯正ガイド413の途
中には第6の搬送ローラ414が配設されている。この
ローラ414はワンウェイクラッチ付であり、送り方向
にシートP3 、N3が高速で引っ張られてもそれに違
従できるようになっている。
415はカール矯正ガイド413の出口部に配設された
暗箱型の遮光ローラユニットで、図における左右の壁面
には重なったシートP1、N3が通過するスリットを有
し、内部には該内部を左右に仕切るスリット板415a
が取り付けられている。該スリット板415aもその中
央部にシートP、 、N、が通過するスリットが形成さ
れている。
また、該遮光ローラユニット415内のスリット板41
5aの両部屋には各々に一対づつ滑りローラ415b、
415c等が配備されている。
該滑りローラ415b、415cの各対の取り付けの配
列方向線a、bは相互に平行でなく、ある角度に設定さ
れているため、光が直接通過することが避けられる。な
お、滑すローラローラ415b、415cの表面にはビ
ロード等の滑性のある素材が付設されている。また、遮
光ローラユニット415の出口側には第6のガイド41
6が設けある。
417は熱現像転写部りのケーシングの下方部に設けた
空気吸入部で、吸気口417aを覆うように遮光板41
bが設けである。これにより空気のみが外部から吸入さ
れ、外光がケーシング内に入射されないようになってい
る。また、該ケーシングの上方部にはファンを備えた空
気排出口418が配設されている。該空気排出口418
も空気吸入部417と同様に外光がケーシング内に入射
されない構造となっている。
なお、少なくとも感光要素供給部Aから露光部B、熱現
像転写部りまでの部分は外光に対して完全に遮光しなけ
ればならない。従って外光を効果的に遮断するために相
互に一体化して構成することが望ましい。
Eは第6のガイド416の出口側に配設されたシート剥
離部で、50は該ガイド416の出口部に配設された一
対の蛇行矯正ローラ、51は該矯正ローラ50のシート
吐出側に配設された一対の揺動ローラで、矯正ローラ5
0のシート引入側にフォトセンサPS3が配設されると
共に矯正ローラ50のシート吐出側にフォトセンサPS
4が配設されている(第3図参照)。矯正ローラ50は
重なったシー)P3、N、の先端がフォトセンサPS3
位置に達し、これを感知してから一定時間(例えば8.
5秒)を経過した後に駆動開始するようになっている。
また、上方の揺動ローラ51aは所定の信号を受けて全
体が第3図に示すように下方の揺動ローラ51bの回転
軸を中心としてα角度だけ送り側に傾斜するように構成
されている。この揺動駆動はパルスモータによって行わ
れる。
53は該揺動ローラ51のシート吐出側に配設されたセ
パレータで、先端が模状に形成され、先端の鋭利部53
aが揺動ローラ51から送出される重なったシートP3
、N3に対向するように配置されている。54.55は
セパレータ53の後方の斜め上下方部に各々設けた第7
及び第8の搬送ローラで、これらは分離後の受像シート
P3、感光シー)N3を各々シート剥離部E外に送出す
るものである。514.515はセパレータ53で分離
されたシートと各々搬送ローラ54.55に導くための
ガイド板である。この実施例の装置においては、ガイド
板の取付角度または形状を変えることで2枚のシートの
剥離角度が調整できるように構成されている。
セパレータ53、搬送ローラ54.55等は一体の枠体
56に組み込まれ、全体が矢印X方向に所定の範囲移動
できるように構成されている。そこでセパレータ53部
辺にシート詰まりが発生した場合に、枠体56を矢印X
方向に移動させセパレータ53の先端部と揺動ローラ5
1との間を開放させれば、詰まりシートの取り除きが容
易にできる。そのために該部近辺のキャビネットに保守
用穴等が形成されている。
また、受像シートP1、感光シートN sの他のライン
上でのシート詰りを取り除くためにキャビネット連部に
同様の保守用穴が形成されている。
なお、上記の各駆動機構に使用されるチェーンとしては
ラダー型のものを用いればチェーンの巻付径を小さくす
ることが可能となる。
なお、第4図は剥離部Eのタイミングチャート図である
本実施例の熱現像画形成装置は以上のように構成されて
いる。
さて、コピー開始のスタートボタン(図示せず)を押す
と、熱現像感光供給装置Aの供給口からから感光シート
N3が繰り出され、第1のガイド12、第1のガイド2
1に沿って引き続き搬送される。
一方、受像要素供給装置Cの供給口30からは受像シー
トP、が第3のローラ31により繰り出され、その先端
部がPS2を横切り一定時間経た所で待機する。第3の
ローラ31はクラッチ及びブレーキ機構が設けられてお
り、制御部(図示せず)よりの信号により駆動及び停止
が制御できるように構成されている。
この間、第1のガイド12を通過中の感光シートN3は
露光部BのFOT等により画像露光され、潜像が形成さ
れる。該潜像は正像とは逆の所謂鏡像になっている。そ
の後、画像露光された感光シートN3は第2の搬送ロー
ラ12によって第2のガイド21に案内されて搬送され
マイクロスイッチMSIがこれを検知するとその信号が
制御部に伝達され、停止状態にある第3のローラ31の
クラッチ及びブレーキを駆動状態として受像シートP3
の搬送を開始する。
これにより受像シートP3が第4のガイド408に案内
されて回転ドラム400A引入部400aの位置に、同
様に感光シートN、が第5のガイド411に案内されて
回転ドラム400Aの引入部400aの位置に各々搬送
され、該引入部400aで両シートP3、N、が重ね合
わされる。
ここで重要なことは、重ね合わせの最初において受像シ
ー) P 3の先端が感光シートN sの先端より若干
(例えば3〜10mm)突出した状態で重ね合わされる
ことである。そのようなタイミングを得るために、マイ
クロスイッチ?IS1の位置、搬送ローラ408及び搬
送ローラ410の送り速度、ガイド409及び411の
距離が予め設定されている。
そして回転ドラム400Aの引入部400aに進行した
両シートP’s 、N3は該引入部400aから回転ド
ラム400Aとエンドレスベルト401との間に引き込
まれ、両者に挟着されながら回送される。
このとき回転ドラム400Aは内部のヒータ400Bで
加熱され表面温度が130〜155℃程度に温度調節さ
れている。よって、両シートP1、N3は密着された状
態で回転ドラム400A及びエンドレスベル)401か
ら加熱される。この結果、感光シートN3の潜像が現像
され、その画像が受像シートP3に転写される。受像シ
ートP3に転写された画像は反転され正像となる。
この場合、両シートP、 、N3がエンドレスベルト4
01から受ける押圧力はラミネートローラ406の位置
までの間に徐々に増大される。なお、ラミネートローラ
406の位置は空気中の湿度に応じた適宜位置にある。
転写は両シートP、 、N3が回転ドラム400Aの送
出部400bに達するまでの間に完成され、回転ドラム
400Aの送出部400bから送出される両シートP3
、N3は密着状態で、かつ、回転ドラム400A側に張
り付いた状態でとなっている。そして核部で両シー)P
3、N3はスクレーパ412によって回転ドラム400
Aから一体的に剥離される。
該剥離が行われた直後に両シートP3 、N3はカール
矯正ガイド413に搬送され、該カール矯正ガイド41
3を進行する間に回転ドラム400Aの曲がり方向とは
逆方向に曲げられて回転ドラム400Aで付与された巻
癖が修正され、第6の搬送ローラ414で遮光ローラユ
ニット415に搬送される。
上記の作動中は、空気吸入部417から外気が熱現像転
写部り内に吸入され、回転ドラム400Aの送出部40
0b及びカール矯正ガイド413部分を冷却して送出部
400bから送出され、両シートP1、N、が強制冷却
(約120℃以下)され、現像が停止される。また、温
度が上昇した内部空気はファンによって空気排出口41
8から排出される。
遮光ローラユニット415では、両シートP3、N3は
、図における右側の壁面のスリットから進入し、滑りロ
ーラ415c、415bによって更に搬送が引き継がれ
左側の壁面のスリットから第6のガイド416に送出さ
れる。
そして、両シートP3、N3の先端はガイド416から
送出され、矯正ローラ50に突き当たり停止する。とこ
ろが、滑りローラ415b、415cは回転を続けてい
るので、両シートP1、N3を矯正ローラ50に押し続
けながら両シートP8、N3に対し空滑りする。この時
、両シートP3、N3の方向がずれている場合にそのず
れが修正される(第3図(b)参照)。
また、両シートP、 、N3の先端が矯正ローラ50に
突き当たる寸前に両シートP、 、N、はフォトセンサ
PS3に感知され、それより一定時間T1(例えば8.
5秒)後に矯正ローラ50の駆動が開始する(第4図参
照)。これにより蛇行が修正された両シー)P3 、N
3は搬送が再開され、ACモータにより矯正ローラ50
と共に回転している揺動ローラ51に搬送され、先端が
該ローラ51から繰り出される。繰り出された両シート
P3、N3の先端部は上面の受像シー)P3側が突出し
ているので、該受像シートP3の先端部がセパレータ5
3の上側に載る状態となる。また、両シートP3、N3
は揺動ローラ51に到達する途中でフォトセンサPS4
に感知される。その感知から一定時間T2の経過後にパ
ルスモータが揺動ローラ51を第3図+8)に示すα角
度下向きに傾斜させる。
その角度規制はマイクロスインチMS2.3で行われる
。この結果、両シートPs、N3は下方に押し曲げられ
るが、受像シー)Psの先端部がセパレータ53に保持
されるので、感光シートN、が受像シー) P sから
剥離される。
その後は両シートP3、N3の進行にしたがってセパレ
ータ53の鋭利部53aが両シートP3、N3を分離す
る。分離された感光シートN3は第7の搬送ローラ54
で外部に送出され、また、受像シートP、は第8の搬送
ローラ55によってダストボックスに廃棄される。以上
の剥離のタイムチャートを第4図に示した。
なお、メインスイッチ停止後各ローラ、ドラムは焼き付
は防止のために30分運転が継続される。
本実施例では揺動ローラ51を傾斜して両シートP3、
N3を剥離するようにしたが、揺動ローラ51は固定状
態にしてセパレータ53を上方に移動又は回動させるよ
うにすることもできる。或いはその両者を併用させる方
法でもよい。
また、両シートP3、N3を重ね合わせる際、シートP
3の先端をシートN3の先端より突出させているが、こ
れを逆にシートN、の先端をシートP、の先端より突出
させて行うことも可能である。
また、本発明において用いられる感光要素としては、支
持体上に例えば、色素供与性ポリマー、ハロゲン化銀を
含む材料を親水性バインダを結合材として、塗布乾燥す
ることによって得ることができる。
また、受像要素としては、熱現像感光要素から拡散移動
してくる熱転写性色素を固定化するためのポリマを含有
する受像層を紙または他の合成ポリマーシート等の支持
体に塗布して製することができる。
また、本発明は特開昭62−253140号公報、同6
2−249164号公報に示すような感光感圧性熱現像
材料又はその熱現像装置にも適用することが可能である
〔発明の効果〕
以上から本発明によれば、回転ドラムのシート送出部近
辺のキャビネットに遮光構造の空気吸入部を設けると共
に他の適部位置のキャビネットに遮光構造の空気排出口
を設けるようにしたので、キャビネット内の遮光性を保
持しながら、空気吸入部から外気が吸入され、該空気に
よって回転ドラムから送出される重ね合わせの両シート
を強制冷却することができ、シートの現像の反応を速や
かに停止させて転写画像の品質の向上を図ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の熱現像画形成装置の模試図
、第2図は回転ドラムの断面図、第3図+8) (bl
は蛇行矯正・剥離部の説明図、第4図は蛇行矯正・剥離
部の作動を示すタイミングチャート図である。 A・・・熱現像感光要素供給部、B・・・露光部、C・
・・受像要素供給部、D・・・熱現像転写部、E・・・
シート剥離部、10・・・供給口、11・・・第1の搬
送ローラ、12・・・第1のガイド、20・・・第2の
搬送ローラ、21・・・第1のガイド、P3・・・受像
シート、30・・・供給口、31・・・第3の搬送ロー
ラ、32・・・第3のガイド、400・・・回転ドラム
装置、400a・・・引入部、400b・・・送出部、
400A・・・回転ドラム、400B・・・ヒータ、4
00C・・・温度センサ、400D、400E・・・配
線、400F・・・軸、400G。 400H・・・回転電掻、4001,400J・・・ブ
ラシ、400に、400L・・・外部配線、401・・
・エンドレスベルト、402・・・加熱値z、403・
・・ローラ群、403A・・・入口ローラ、403B・
・・出口ローラ、403C・・・保持ローラ、403D
・・・テンション調整ローラ、404・・・駆動モータ
、406・・・ラミネートローラ、407・・・クリー
ニングローラ、409・・・第4のガイド、410・・
・第5の搬送ローラ、411・・・第5のガイド、41
2・・・スクーパ、413・・・カール矯正ガイド、4
14・・・第6の搬送ローラ、415・・・遮光ローラ
ユニット、415a・・・スリット板、415b、41
5C・・・滑すローラ、416・・・第6のガイド、4
17・・・空気吸入部、417a・・・吸気口、417
b・・・遮光板、418・・・空気排出口、E・・・シ
ート剥離部、5o・・・矯正ローラ、51・・・揺動ロ
ーラ、53・・・セパレータ、53a・・・鋭利部、5
4・・・第7の搬送ローラ、55川第8の搬送ローラ、
56 ・・・枠体、PSI、PS2.PS3゜PS4・
・・フォトセンサ、MSI、MS2.MS3・・・マイ
クロスイッチ、N3・・・感光シート、P3・・・受像
シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、画像露光して潜像を形成した感光材料を、受像
    材料に重ね合わせて、回転ドラムに巻付け、加熱圧着し
    て上記感光材料の潜像を現像して上記受像材料に転写す
    る現像転写手段をキャビネット内に具備する熱現像画形
    成装置において、 上記回転ドラムの材料送出部近辺の上記キャビネットに
    遮光構造の空気吸入部を設けると共に他の適部位置の上
    記キャビネットに遮光構造の空気排出口を設けて成り、 上記空気吸入部からの吸入空気を、上記回転ドラムから
    送出される上記両材料の搬送ラインに吹き付けて上記材
    料を強制冷却するようにしたことを特徴する熱現像画形
    成装置。
JP63017187A 1988-01-29 1988-01-29 熱現像画形成装置 Expired - Lifetime JP2585043B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002081706A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Noritsu Koki Co Ltd 遮光室内への空気取込構造
JP4572456B2 (ja) * 2000-09-08 2010-11-04 ノーリツ鋼機株式会社 遮光室内への空気取込構造

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