JPH01193634A - X線検査方法及び装置 - Google Patents
X線検査方法及び装置Info
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- JPH01193634A JPH01193634A JP63018687A JP1868788A JPH01193634A JP H01193634 A JPH01193634 A JP H01193634A JP 63018687 A JP63018687 A JP 63018687A JP 1868788 A JP1868788 A JP 1868788A JP H01193634 A JPH01193634 A JP H01193634A
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-
- G—PHYSICS
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- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
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- G01N23/083—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption the radiation being X-rays
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、被検査物体にX線?フィルター介して照射し
、その線吸収係数を計測し、その線吸収係数より物体の
組成・構造・素材等?定量的又はイメージ的に分析・出
力するX線検査法の改良及びそのためのフィルターの決
定法とX線検査装置に関し、特に物体の厚み・素材に応
じてXI管の管電圧を変えた方がよい場合に有用な技術
である。
、その線吸収係数を計測し、その線吸収係数より物体の
組成・構造・素材等?定量的又はイメージ的に分析・出
力するX線検査法の改良及びそのためのフィルターの決
定法とX線検査装置に関し、特に物体の厚み・素材に応
じてXI管の管電圧を変えた方がよい場合に有用な技術
である。
(従来の技術)
本出願人はX線をフィルター介して物体に照射し、その
線吸収係数から物体の素材・組成・構造を検査するX線
検査方法を開発して特願昭57−75860として出願
した。この時、物体の厚みにかかわらず同一素材で同一
線吸収係数となるようにフィルターの素材と厚みをX&
*管の管球と管電圧に応じて適切なものに変えていた。
線吸収係数から物体の素材・組成・構造を検査するX線
検査方法を開発して特願昭57−75860として出願
した。この時、物体の厚みにかかわらず同一素材で同一
線吸収係数となるようにフィルターの素材と厚みをX&
*管の管球と管電圧に応じて適切なものに変えていた。
(発明が解決しようとする課題)
従来のX線検査法では被検査物の物体の素材又は厚みが
大きく変化した場合、X線管の管電圧を変えてX線1を
適切なものにしていた。例えば、プラスチック・液体等
の検査の場合は低い管電圧で照射し、又金属・セラミッ
ク等の検査の場合は高い管電圧で照射していた。管電圧
を変えればその都度厚み1こよって変化しないフィルタ
ーに交換していた。その適切なフィルターの決定はX線
管球と管電圧によって変化し、経験と試行錯誤によって
求められていた。そのため、X線検査装置個別毎にこ管
電圧に応じた適切なフィルターの決定と製作に多くの手
間と時間を要していた。
大きく変化した場合、X線管の管電圧を変えてX線1を
適切なものにしていた。例えば、プラスチック・液体等
の検査の場合は低い管電圧で照射し、又金属・セラミッ
ク等の検査の場合は高い管電圧で照射していた。管電圧
を変えればその都度厚み1こよって変化しないフィルタ
ーに交換していた。その適切なフィルターの決定はX線
管球と管電圧によって変化し、経験と試行錯誤によって
求められていた。そのため、X線検査装置個別毎にこ管
電圧に応じた適切なフィルターの決定と製作に多くの手
間と時間を要していた。
又、このことは検在対東を変えて別の管電圧で別用途の
検査装置として使用したい場合も、同様にフィルターを
変更しなくてはならず、その新しいフィルターの決定と
製作に多くの労力と時間な要して(・た。
検査装置として使用したい場合も、同様にフィルターを
変更しなくてはならず、その新しいフィルターの決定と
製作に多くの労力と時間な要して(・た。
本発明の解決しようとする課題は従来のかかる欠点を解
消し、経験と試行錯誤による適切フィルターの決定と製
作をなるべく管電圧の少ない点数に限り、池の管電圧に
おける適切フィルターの決定を計算によって補完的に行
えるようにし、フィルターの決定の手間・時間を大巾に
削減し、又管電圧に適切なフィルターを容易に用意でき
、かツ定量測定をスピードアップし、検査精度を高める
ことにある。
消し、経験と試行錯誤による適切フィルターの決定と製
作をなるべく管電圧の少ない点数に限り、池の管電圧に
おける適切フィルターの決定を計算によって補完的に行
えるようにし、フィルターの決定の手間・時間を大巾に
削減し、又管電圧に適切なフィルターを容易に用意でき
、かツ定量測定をスピードアップし、検査精度を高める
ことにある。
(課題を解決するための手段)
かかる課題を解決した本発明の要旨は、1)X線をフィ
ルター介して被検査物体に照射し、該物体のX線の線吸
収係数?計測して物体の組成・構造を判別するxis査
方法に於いて、X線管球の二点以上の管電圧で物体の原
人によって線吸収係数が変化しないフィルターを求めて
おき、その各フィルターのi子g号とフィルターの原人
との積の総和Zt値が管電圧に対して形成する略直線上
に、所要の管電圧におけるフィルターの総和Zt値がの
るようにフィルターを選択することにより、上記所要の
管電圧において線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略
一定に維持して定量測定をスピードアメブし、往っ検査
精度を高めたことを特徴とするX線検査方法 2)X線をフィルター介して被検査物体に照射し、該物
体のX線の線吸収係数を計測して物体の組成・構造を判
別するX線検査方法に於いて、X線管球の二点以上の管
電圧で物体の厚みによって線吸収係数が変化しないフィ
ルターを求めておき、その各フィルターの原子番号とフ
ィルターの厚みとの積の総和Zt値が管電圧に対して形
成する略直線上に、他の所要の管電圧におけるフィルタ
ーの総和Zt値がのるようにフィルターを多数選択し、
管電圧を変えるとフィルターもこれに対応する上記フィ
ルターに変更することにより、X線管の種々の管電圧に
おいて線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略一定に維
持して定量測定をスヒートアップし、且つ検査精度を高
めたことを特徴とするX線検査方法 3)X線管球の二点以上の管電圧で物体の原人によって
線吸収係数が変化しないフィルターを求めておぎ、その
各フィルターの原子番号とフィルターの原人との積の総
和Zt値がのるようにフィルターを決定することにより
、線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略一定に維持で
きるX線線吸収係数測定用フィルターの決定法 4)請求項3記載のフィルターの決定法で決定されたフ
ィルターをX線センサーの前に配置するとともに、被検
査物を透過しない基準X線センサーを別個設け、更に被
検査物なおかず透過させない時のX線センサーのX線量
が基準X線センサーのX線量と略同一となるような補正
フィルターを基準X線センサーの前に設け、被検査物を
透過したX線量を測定するX線センサーと基準X線セン
サーのX線量の比の対数値を被検査物の原人で除して線
吸収係数としたことを特徴とするX線検査装置 5)請求項4記載のX線検査装置においてフィルター及
び補助フィルターが管電圧に応じて複数組用意され、し
かも両フィルターを同期して変更さぜる手段を備えたX
線検査装置 にある。
ルター介して被検査物体に照射し、該物体のX線の線吸
収係数?計測して物体の組成・構造を判別するxis査
方法に於いて、X線管球の二点以上の管電圧で物体の原
人によって線吸収係数が変化しないフィルターを求めて
おき、その各フィルターのi子g号とフィルターの原人
との積の総和Zt値が管電圧に対して形成する略直線上
に、所要の管電圧におけるフィルターの総和Zt値がの
るようにフィルターを選択することにより、上記所要の
管電圧において線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略
一定に維持して定量測定をスピードアメブし、往っ検査
精度を高めたことを特徴とするX線検査方法 2)X線をフィルター介して被検査物体に照射し、該物
体のX線の線吸収係数を計測して物体の組成・構造を判
別するX線検査方法に於いて、X線管球の二点以上の管
電圧で物体の厚みによって線吸収係数が変化しないフィ
ルターを求めておき、その各フィルターの原子番号とフ
ィルターの厚みとの積の総和Zt値が管電圧に対して形
成する略直線上に、他の所要の管電圧におけるフィルタ
ーの総和Zt値がのるようにフィルターを多数選択し、
管電圧を変えるとフィルターもこれに対応する上記フィ
ルターに変更することにより、X線管の種々の管電圧に
おいて線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略一定に維
持して定量測定をスヒートアップし、且つ検査精度を高
めたことを特徴とするX線検査方法 3)X線管球の二点以上の管電圧で物体の原人によって
線吸収係数が変化しないフィルターを求めておぎ、その
各フィルターの原子番号とフィルターの原人との積の総
和Zt値がのるようにフィルターを決定することにより
、線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略一定に維持で
きるX線線吸収係数測定用フィルターの決定法 4)請求項3記載のフィルターの決定法で決定されたフ
ィルターをX線センサーの前に配置するとともに、被検
査物を透過しない基準X線センサーを別個設け、更に被
検査物なおかず透過させない時のX線センサーのX線量
が基準X線センサーのX線量と略同一となるような補正
フィルターを基準X線センサーの前に設け、被検査物を
透過したX線量を測定するX線センサーと基準X線セン
サーのX線量の比の対数値を被検査物の原人で除して線
吸収係数としたことを特徴とするX線検査装置 5)請求項4記載のX線検査装置においてフィルター及
び補助フィルターが管電圧に応じて複数組用意され、し
かも両フィルターを同期して変更さぜる手段を備えたX
線検査装置 にある。
(作用)
本発明におけるフィルターの決定方法は使用するX線管
球が決まると、まずがなり電圧差のある二点又は二点以
上の管電圧における適切なフィルターを経験と試行錯誤
によって決定する。ここで適切なフィルターとは、管電
圧を一定にしておいて被検査物体の厚みを変えても線吸
収係数が略−定に保持できるフィルターをいう。
球が決まると、まずがなり電圧差のある二点又は二点以
上の管電圧における適切なフィルターを経験と試行錯誤
によって決定する。ここで適切なフィルターとは、管電
圧を一定にしておいて被検査物体の厚みを変えても線吸
収係数が略−定に保持できるフィルターをいう。
この適切なフィルターの素材の原子番号Zとその厚みt
の積を求める。それが条素材の積層物である場合は各層
の素材の原子番号Zとその層の厚みtの積の全層での和
を求め、それを総和Zt値とする。
の積を求める。それが条素材の積層物である場合は各層
の素材の原子番号Zとその層の厚みtの積の全層での和
を求め、それを総和Zt値とする。
次に二点以上の管電圧で求められた総和Zt値と管電圧
Vとの間で略比例関係Zt=aV+bを成立させるa、
bの定数又は比例直線を決定する。このa、b又は比例
直線の決定は計算によってもよいし、作図によって決定
されてもよい。
Vとの間で略比例関係Zt=aV+bを成立させるa、
bの定数又は比例直線を決定する。このa、b又は比例
直線の決定は計算によってもよいし、作図によって決定
されてもよい。
次にこの比例関係を略満足する所望の管電圧に対応する
フィルターの総和Zt値を求める。この総和Zt値とな
るようにフィルターの素材と厚入な決定する。このよう
に決定されたフィルターをその管電圧の検査に使用する
。
フィルターの総和Zt値を求める。この総和Zt値とな
るようにフィルターの素材と厚入な決定する。このよう
に決定されたフィルターをその管電圧の検査に使用する
。
次にこのフィルターを使って物体の定量的検査を行う場
合、原人に略変化しないこのフィルターで種々の試料で
もってその管電圧における線吸収係数μを測定し、回路
又はコンピー−ターにデータとじて記憶させておく。従
って、X線管の管電圧毎にフィルターが決定され、その
管電圧とフィルターに応じた多くの物体・物質の素材と
線吸収係数μの対応が決定され、記憶されている。一つ
の管電圧しか使わない検査装置の場合でも同様である。
合、原人に略変化しないこのフィルターで種々の試料で
もってその管電圧における線吸収係数μを測定し、回路
又はコンピー−ターにデータとじて記憶させておく。従
って、X線管の管電圧毎にフィルターが決定され、その
管電圧とフィルターに応じた多くの物体・物質の素材と
線吸収係数μの対応が決定され、記憶されている。一つ
の管電圧しか使わない検査装置の場合でも同様である。
検査する物体の素材(金属・プラスチック・液体・ガス
等)と厚さに適したX線管の管電圧が決定されると、そ
の管電圧に対して上記方法で決定された適切なフィルタ
ーが使用され、その時のX線量比A/B、その対数値A
LA/B、物体の厚2AdをX線センサー、厚み測定装
置、又はキーをコンビエータで算出し、この線吸収係数
をその管電圧とフィルターとによって決められた線吸収
級 係数記憶テーブルからの吸収係数群と照合し、物^ 体の素材・組成・構造を定量的又はイメージ的に算出し
出力するものである。
等)と厚さに適したX線管の管電圧が決定されると、そ
の管電圧に対して上記方法で決定された適切なフィルタ
ーが使用され、その時のX線量比A/B、その対数値A
LA/B、物体の厚2AdをX線センサー、厚み測定装
置、又はキーをコンビエータで算出し、この線吸収係数
をその管電圧とフィルターとによって決められた線吸収
級 係数記憶テーブルからの吸収係数群と照合し、物^ 体の素材・組成・構造を定量的又はイメージ的に算出し
出力するものである。
尚、線吸収係数の計算方法は物体透過・非透過の二つの
X線センサーを用いる方法で求めてもよいし、一つのX
線センサーで物体を透過させた場合と物体を透過させな
い時のX線量から求めてもよい。又、本発明ではフィル
ターの位置は被検査物の物体の前でも、又その物体の後
でもよく、X線センサーの前にあればよい。更に請求項
1.2゜3記載の発明では基準X線センサーを使っても
使わなくてもよい。
X線センサーを用いる方法で求めてもよいし、一つのX
線センサーで物体を透過させた場合と物体を透過させな
い時のX線量から求めてもよい。又、本発明ではフィル
ターの位置は被検査物の物体の前でも、又その物体の後
でもよく、X線センサーの前にあればよい。更に請求項
1.2゜3記載の発明では基準X線センサーを使っても
使わなくてもよい。
(実施例)
以下、実施例でもって詳細に説明する。
本実施例は、あるX線管球で連続X線をフィルター介し
て被検査物体であるアクリル板に照射し、同アクリル板
を透過しないX線量Aと、被検査物を透過した後のX線
量Bとを二つのX線センサーで測定し、その両者のX線
量の比A/Bの対数値 、lPt A/Bをアクリル板
の透過厚みdで除して求めた線吸収係数、μ= ’ L
A/Bが厚みに dにかかわらず略一定となるフィルターを60KvPと
120KVFの二点の管電圧・定電流4mAでもってア
クリル板の厚みdを種4かえて試行錯誤によって求めた
。
て被検査物体であるアクリル板に照射し、同アクリル板
を透過しないX線量Aと、被検査物を透過した後のX線
量Bとを二つのX線センサーで測定し、その両者のX線
量の比A/Bの対数値 、lPt A/Bをアクリル板
の透過厚みdで除して求めた線吸収係数、μ= ’ L
A/Bが厚みに dにかかわらず略一定となるフィルターを60KvPと
120KVFの二点の管電圧・定電流4mAでもってア
クリル板の厚みdを種4かえて試行錯誤によって求めた
。
その結果、管電圧60KVP、管電流4mAでフィルタ
ーはアルミA1o、2朋とjMcuo、3朋の積層板が
良好なフィルターとなった。その時の被検査物のアクリ
ル板の原人と線吸収係数、Uの関係を第3図に示してい
る。この時の総和Zt値は11.3であった。
ーはアルミA1o、2朋とjMcuo、3朋の積層板が
良好なフィルターとなった。その時の被検査物のアクリ
ル板の原人と線吸収係数、Uの関係を第3図に示してい
る。この時の総和Zt値は11.3であった。
次に管電圧120KV、、管電流4mAでフィルターは
銅Cu 1.04su+ 、銀〜0.3順の積層板で総
和Z tMは44.3であった。この時のアクリル板の
厚みと線吸収係数μとの関係を第4図に示しているO この管電圧と総和Zt値との関係を第2図に作図し、そ
の直線を求め、この直線に近い他の管電圧80KV7.
100KVP、40KVrでの総和zt値の下記フィル
ターな作成して、物体アクリル板の原人と線吸収係数の
関係を調べたら厚みにかかわらず線吸収係数が略一定に
できく第5.6.7図参照)、物体の定量分析を可能と
しうるものとなった。
銅Cu 1.04su+ 、銀〜0.3順の積層板で総
和Z tMは44.3であった。この時のアクリル板の
厚みと線吸収係数μとの関係を第4図に示しているO この管電圧と総和Zt値との関係を第2図に作図し、そ
の直線を求め、この直線に近い他の管電圧80KV7.
100KVP、40KVrでの総和zt値の下記フィル
ターな作成して、物体アクリル板の原人と線吸収係数の
関係を調べたら厚みにかかわらず線吸収係数が略一定に
できく第5.6.7図参照)、物体の定量分析を可能と
しうるものとなった。
この様にして総和Zt値から決定された80KVY−1
00KV2のフィルターの線吸収係数の物体の厚みに対
する変動は少なく、満足いくものであった。
00KV2のフィルターの線吸収係数の物体の厚みに対
する変動は少なく、満足いくものであった。
直線上からの外れ具合は直線上の総和Zt値の±10%
又は±3.0以内であれば満足いくものであった。
又は±3.0以内であれば満足いくものであった。
次に、第1図に示す実施例のX線検査装置について説明
する。
する。
本装置のフィルター(2)は被検査物(5)を通過した
X線を測定するX線センサー(4)の直前に配置され、
しかも回転板(1リフ上に複数個配列され、回転板(1
3の回転によって所要の管電圧のフィルター(2)に変
更できるようにしている。又、X線管(1)からの被検
査物(5)を通過しないX線を測定する基準X線センサ
ー(3)の前にも0点補正用のフィルター(2)′を回
転板(11’Aに複数個配置している。この0点補正用
のフィルター(2)′は管電圧に応じて用意され、?1
1.t!j!査物(5)を載せないときに両X線センサ
ー(3)、(4)のX線量比A/Bが略1となるように
調整されている。しかもフィルターを取付けた二つの回
転板(11、(11′はX線発生装置(11で設定した
た管電圧に応じて同期してモータ(1119、(111
9’で回転させられて所要のフィルターとなるように連
動している。尚、上の回転板(II ’には窓(2Ij
JをあけられていてX線を被検査物(5)に窓(Ztを
通して照射しているが、0点補正用のフィルター(2)
′を介して照射させてもよい。
X線を測定するX線センサー(4)の直前に配置され、
しかも回転板(1リフ上に複数個配列され、回転板(1
3の回転によって所要の管電圧のフィルター(2)に変
更できるようにしている。又、X線管(1)からの被検
査物(5)を通過しないX線を測定する基準X線センサ
ー(3)の前にも0点補正用のフィルター(2)′を回
転板(11’Aに複数個配置している。この0点補正用
のフィルター(2)′は管電圧に応じて用意され、?1
1.t!j!査物(5)を載せないときに両X線センサ
ー(3)、(4)のX線量比A/Bが略1となるように
調整されている。しかもフィルターを取付けた二つの回
転板(11、(11′はX線発生装置(11で設定した
た管電圧に応じて同期してモータ(1119、(111
9’で回転させられて所要のフィルターとなるように連
動している。尚、上の回転板(II ’には窓(2Ij
JをあけられていてX線を被検査物(5)に窓(Ztを
通して照射しているが、0点補正用のフィルター(2)
′を介して照射させてもよい。
次に、被検査物(IIはXY二軸方向(水平)に移動で
−る試料台(6)の開口(20上に載置されている。
−る試料台(6)の開口(20上に載置されている。
△
そして両X線センサー+31 、+41で測定されたX
線量A、Bの比はX線量比A/B計算回路(7)で計算
され、その比の対数値kA/Bは次の対数計算回路(8
)で計算され、更ににカキボード(9)から入力された
被検査物(IIの厚みdでもって対数値AA/Bを割っ
て線吸収係数μを次段の線吸収係数計算回路+11で求
め、線吸収係数記憶回路(11)で記憶されているその
管電圧での線吸収係数と素材との関係テーブルと計算さ
れた線吸収係数とを照合回路(11Jで比較照合する。
線量A、Bの比はX線量比A/B計算回路(7)で計算
され、その比の対数値kA/Bは次の対数計算回路(8
)で計算され、更ににカキボード(9)から入力された
被検査物(IIの厚みdでもって対数値AA/Bを割っ
て線吸収係数μを次段の線吸収係数計算回路+11で求
め、線吸収係数記憶回路(11)で記憶されているその
管電圧での線吸収係数と素材との関係テーブルと計算さ
れた線吸収係数とを照合回路(11Jで比較照合する。
その照合結果を物体判断回路(13で分析して最終的に
痕検査物の素材・構造等を解析してデイスプレィ旧にそ
の結果を表示する。
痕検査物の素材・構造等を解析してデイスプレィ旧にそ
の結果を表示する。
又、線吸収係数、αと試料台駆動装置(至)の位置情報
とから、画像処理装置(26で画像としてCRT (Z
tに出力している。尚、図中(lnは回転板+1!9、
(11’を同期して連動させるモータ制御回路である。
とから、画像処理装置(26で画像としてCRT (Z
tに出力している。尚、図中(lnは回転板+1!9、
(11’を同期して連動させるモータ制御回路である。
(発明の効果)
以上の様に本発明によれば、物体の素材・厚みに応じて
検査に適したX線管の管電圧における適切なフィルター
を少ない労力でもって決定でき、X線管の管電圧に応じ
た適切なフィルターに変更することによって、厚さにか
かわらず物体の素材と線吸収係数の対応性を精度よく確
保し、物体の素材・構造の定量的解析、イメージ的解析
、素材の同定分析の精度を高め、且つスピードアップす
ることができた。
検査に適したX線管の管電圧における適切なフィルター
を少ない労力でもって決定でき、X線管の管電圧に応じ
た適切なフィルターに変更することによって、厚さにか
かわらず物体の素材と線吸収係数の対応性を精度よく確
保し、物体の素材・構造の定量的解析、イメージ的解析
、素材の同定分析の精度を高め、且つスピードアップす
ることができた。
第1図は実施例装置を示す説明図、第2図は管電圧と総
和Zt値との関係を示す説明図、第3図は60 K V
Fのフィルターの物体の厚みと線吸収係数を示す特性図
、第4図は120 K V、フィルターの特性図、第5
図は40KVrのフィルターの特性図、第6図は80
K v、のフィルターの特性図、第7図は100KV、
のフィルターの特性図である。 (1):X線管 (2)、(2)’: フィルター (3)、(4):X線センサー (5):を検査物
(6);試料台 +7):X線量比A/B計算回路 (8)二対数ノ計算回路 (9):キーボード(
II :線吸収係数計算回路 (II):線吸収係数記憶回路 (12:照合回路(
13:物体判断回路 (14:層重プレイ(旧
、(1均′:回転板 (16)、near 、
モータ(lη:モータ制御回路 特 許 出 願 人 エックスライド株式会社代
理 人 戸 島 省 四
部第1図 第2図 管電圧 第6図 80KVP4mA 第7図 年り嘘収イ暦r5c (μ) 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和63年特許願第018687号 2、発明の名称 氏名 エッグスライド株式会社 4、代 理 人 7、補正の対象 明細書中、発明の詳細な説明の欄及び図面8、補正の内
容 別紙の通り 1)明細書16頁9行目の「・・0点補正用のフィルタ
ー(2)′な」を「窓翰に適切なフィルターを入九で、
それを」に補正する。 2)明細書16頁11行目及び17行目の「被検査物(
1帽を「被検査物(5)」に補正する。 3)図面の第1図を別紙の通り提出する。
和Zt値との関係を示す説明図、第3図は60 K V
Fのフィルターの物体の厚みと線吸収係数を示す特性図
、第4図は120 K V、フィルターの特性図、第5
図は40KVrのフィルターの特性図、第6図は80
K v、のフィルターの特性図、第7図は100KV、
のフィルターの特性図である。 (1):X線管 (2)、(2)’: フィルター (3)、(4):X線センサー (5):を検査物
(6);試料台 +7):X線量比A/B計算回路 (8)二対数ノ計算回路 (9):キーボード(
II :線吸収係数計算回路 (II):線吸収係数記憶回路 (12:照合回路(
13:物体判断回路 (14:層重プレイ(旧
、(1均′:回転板 (16)、near 、
モータ(lη:モータ制御回路 特 許 出 願 人 エックスライド株式会社代
理 人 戸 島 省 四
部第1図 第2図 管電圧 第6図 80KVP4mA 第7図 年り嘘収イ暦r5c (μ) 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和63年特許願第018687号 2、発明の名称 氏名 エッグスライド株式会社 4、代 理 人 7、補正の対象 明細書中、発明の詳細な説明の欄及び図面8、補正の内
容 別紙の通り 1)明細書16頁9行目の「・・0点補正用のフィルタ
ー(2)′な」を「窓翰に適切なフィルターを入九で、
それを」に補正する。 2)明細書16頁11行目及び17行目の「被検査物(
1帽を「被検査物(5)」に補正する。 3)図面の第1図を別紙の通り提出する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)X線をフィルター介して被検査物体に照射し、該物
体のX線の線吸収係数を計測して物体の組成・構造を判
別するX線検査方法に於いて、X線管球の二点以上の管
電圧で物体の厚みによって線吸収係数が変化しないフィ
ルターを求めておき、その各フィルターの原子番号とフ
ィルターの厚みとの積の総和Zt値が管電圧に対して形
成する略直線上に、所要の管電圧におけるフィルターの
総和Zt値がのるようにフィルターを選択することによ
り、上記所要の管電圧において線吸収係数を物体の厚み
にかかわらず略一定に維持して定量測定をスピードアッ
プし、且つ検査精度を高めたことを特徴とするX線検査
方法。 2)X線をフィルター介して被検査物体に照射し、該物
体のX線の線吸収係数を計測して物体の組成・構造を判
別するX線検査方法に於いて、X線管球の二点以上の管
電圧で物体の厚みによって線吸収係数が変化しないフィ
ルターを求めておき、その各フィルターの原子番号とフ
ィルターの厚みとの積の総和Zt値が管電圧に対して形
成する略直線上に、他の所要の管電圧におけるフィルタ
ーの総和Zt値がのるようにフィルターを多数選択し、
管電圧を変えるとフィルターもこれに対応する上記フィ
ルターに変更することにより、X線管の種々の管電圧に
おいて線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略一定に維
持して定量測定をスピードアップし、且つ検査精度を高
めたことを特徴とするX線検査方法。 3)X線管球の二点以上の管電圧で物体の厚みによって
線吸収係数が変化しないフィルターを求めておき、その
各フィルターの原子番号とフィルターの厚みとの積の総
和Zt値がのるようにフィルターを決定することにより
、線吸収係数を物体の厚みにかかわらず略一定に維持で
きるX線線吸収係数測定用フィルターの決定法。 4)請求項3記載のフィルターの決定法で決定されたフ
ィルターをX線センサーの前に配置するとともに、被検
査物を透過しない基準X線センサーを別個設け、更に被
検査物をおかず透過させない時のX線センサーのX線量
が基準X線センサーのX線量と略同一となるような補正
フィルターを基準X線センサーの前に設け、被検査物を
透過したX線量を測定するX線センサーと基準X線セン
サーのX線量の比の対数値を被検査物の厚みで除して線
吸収係数としたことを特徴とするX線検査装置。 5)請求項4記載のX線検査装置においてフィルター及
び補助フィルターが管電圧に応じて複数組用意され、し
かも両フィルターを同期して変更させる手段を備えたX
線検査装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018687A JPH0715442B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | X線検査方法及び装置 |
US07/299,538 US4933960A (en) | 1988-01-28 | 1989-01-23 | Filter selection method for hard x-ray analysis of objects |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018687A JPH0715442B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | X線検査方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193634A true JPH01193634A (ja) | 1989-08-03 |
JPH0715442B2 JPH0715442B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=11978523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63018687A Expired - Lifetime JPH0715442B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | X線検査方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4933960A (ja) |
JP (1) | JPH0715442B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03191850A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Aloka Co Ltd | X線を用いた成分分析装置 |
JP2012055420A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Shimadzu Corp | X線撮影装置 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5081660A (en) * | 1990-06-06 | 1992-01-14 | Yokio Fujisaki | High resolution x-ray imaging system with energy fluctuation restricting filters |
GB9317371D0 (en) * | 1993-08-20 | 1993-10-06 | Oxford Analytical Instr Ltd | X-ray fluorescence inspection apparatus |
DE19729414A1 (de) * | 1997-07-09 | 1999-02-11 | Siemens Ag | Strahlenblende eines medizinischen Gerätes |
GB2409271B (en) * | 2000-08-03 | 2005-09-21 | Cambridge Imaging Ltd | Improvements in and relating to material identification using x-rays |
US7502442B2 (en) * | 2002-01-28 | 2009-03-10 | Smiths Heimann Gmbh | X-ray inspection system and method |
US7649981B2 (en) * | 2003-10-15 | 2010-01-19 | Varian Medical Systems, Inc. | Multi-energy x-ray source |
US20050082491A1 (en) * | 2003-10-15 | 2005-04-21 | Seppi Edward J. | Multi-energy radiation detector |
US7869862B2 (en) * | 2003-10-15 | 2011-01-11 | Varian Medical Systems, Inc. | Systems and methods for functional imaging using contrast-enhanced multiple-energy computed tomography |
US7224763B2 (en) * | 2004-07-27 | 2007-05-29 | Analogic Corporation | Method of and system for X-ray spectral correction in multi-energy computed tomography |
US7397904B2 (en) * | 2005-05-11 | 2008-07-08 | Varian Medical Systems Technologies, Inc. | Asymmetric flattening filter for x-ray device |
US8503616B2 (en) * | 2008-09-24 | 2013-08-06 | Varian Medical Systems, Inc. | X-ray tube window |
CN101789277B (zh) * | 2009-01-24 | 2014-06-11 | Ge医疗系统环球技术有限公司 | 滤波器和x射线成像系统 |
JP4868034B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2012-02-01 | 横河電機株式会社 | 放射線検査装置 |
CN109765291A (zh) * | 2019-03-08 | 2019-05-17 | 陕西科技大学 | 基于滤光法的纸张总灰分及组分快速测量装置及测量方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3854049A (en) * | 1973-12-10 | 1974-12-10 | Wisconsin Alumni Res Found | Compensation for patient thickness variations in differential x-ray transmission imaging |
JPS61193364U (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-02 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP63018687A patent/JPH0715442B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-01-23 US US07/299,538 patent/US4933960A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03191850A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Aloka Co Ltd | X線を用いた成分分析装置 |
JP2012055420A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Shimadzu Corp | X線撮影装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715442B2 (ja) | 1995-02-22 |
US4933960A (en) | 1990-06-12 |
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