JPH01193619A - 電子式秤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、計量値から自動的に値段を算出する電子式
秤に関する。

（従来の技術） 最近、食品を扱う商店などで高精度の電子式秤が盛んに
使用されるようになった。

この電子式秤としては、物品の重量を計るだけの単機能
のもの、計量値から自動的に値段を算出するものなど種
々がある。

計量値から自動的に値段を算出する電子式秤は、計量値
と入力設定された単価とから値段を算出し、その算出結
果および必要文字（記号を含む）をドツト表示器で表示
出力したり、ドツトプリンタによって紙ラベルに印字出
力するようになっており、使用者にとっては秤部に物品
を載せるだけで適切な値段を知ることができ、便利であ
る。

（発明が解決しようとする課題） ところで、このような電子式秤では、算出結果および必
要文字をキャラクタジェネレータ（Ｃ／Ｇ）を使用して
ドツトパターン変換するようにしているが、その変換に
は限りがあり、出力できない文字（以下、記号を含む）
が存在する。

そこで、ドツトパターンの書込みが可能なメモリをキャ
ラクタジェネレータとして用い、不足文字を新規に登録
できるようにしたものがある。

しかしながら、この場合、ドツトパターンを使用者がキ
ー操作によって作成しなければならず、非常に面倒であ
り、しかも時間がかかってしまう。

特に、使用に不慣れな者たとえば老人や子供にとっては
キー操作が難しく、ドツトパターンの作成が困難である
。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、文字の新規登録をだれでもが
簡単にしかも確実かつ迅速に行なうことができる使い勝
手にすぐれた電子式秤を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 標準のドツトパターンを作るキャラクタジェネレータと
、追加キャラクタジェネレータ形成用のメモリと、イメ
ージリーダと、このイメージリーダの読取りドツトパタ
ーンを前記メモリに記憶する手段と、算出結果および必
要文字を前記キャラクタジェネレータおよびメモリの両
方を使用してドツトパターン変換する手段とを設ける。

（作用） 登録したい文字をイメージリーダで読取ると、その読取
り文字のドツトパターンがメモリに記憶される。そして
、出力する文字がメモリおよび標準用のキャラクタジェ
ネレータの両方を使用してドツトパターン変換される。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、１は主制御部であるところのＣＰＵ　
（中央処理装置）で、電子式秤の全般にわたる制御を行
なう。

このＣＰＵＩには、秤部２、メモリ（ＲＯＭ）３、メモ
リ（ＲＡＭ）４、出力装置であるところのドツト表示器
５およびドツトプリンタ６、入力装置であるところのキ
ーボード７およびイメージリーダ８が接続されている。

秤部２は、セットされる物品の重量を計り、計量値デー
タをＣＰＵＩに供給するものである。

メモリ３は、電子式秤の制御用プログラムを記憶すると
ともに、文字に対応する標準のドツトパターンを記憶し
ている。つまり、メモリ３内に標準のドツトパターンを
作るキャラクタジェネレータ（Ｃ／Ｇ）３ａを形成して
いる。

メモリ４は、種々のデータの一時記憶に使われるととも
に、入力設定される物品ごとの単価データ、および新規
に登録される文字のドツトパターンを記憶するようにな
っている。つまり、メモリ４内に追加キャラクタジェネ
レータ（Ｃ／Ｇ）を形成している。なお、このメモリ４
には電池などのバックアップ電源（図示しない）が接続
されている。

ドツト表示器５は、ドツトパターンを表示出力する。

ドツトプリンタ６は、ドツトパターンを専用のラベルに
印字出力する。

イメージリーダ８は、紙などに記載された文字を読取る
もので、たとえば手持ち式が採用される。

つぎに、第２図を参照しながら動作を説明する。

キーボード７で物品名を入力すると、その文字がキャラ
クタジェネレータ３ａおよび追加キャラクタジェネレー
タ４ａの両方を使用してドツトパターン変換される。

変換されたドツトパターンはメモリ４に一時記憶される
とともに、ドツト表示器５で表示される。

また、物品名に対応する単価データがメモリ４から読出
される。

この状態においてキーボード７でラベル発行指令を入力
すると、秤部２の計量値データが取込まれ、それと単価
データとの積が演算され、値段が算出される。

こうして、値段が算出されると、その値段および単価、
計量値がそれぞれキャラクタジェネレータ３ａによって
ドツトパターン変換される。

変換されたドツトパターンはメモリ４に一時記憶される
とともに、すでに記憶されている物品名のドツトパター
ンと共に表示器５で表示される。

そして、値段、単価、計量値のドツトパターンは、必要
文字であるところの物品名のドットパタ−ンと共に紙ラ
ベルにまとめて印字される。

ところで、物品名によってはドツトパターン変換ができ
ないことがある。

この場合、文字の新規登録をすればよい。

すなわち、第３図に示すように、登録したい文字１０を
紙に書き、それにイメージリーダ８の読取視野１１を合
わせる。すると、第４図に示すようなドツトパターンが
得られ、その読取りドツトパターンがメモリ４に一時記
憶されるとともに、ドツト表示器５で表示される。

このとき、使用者はドツト表示器５を見て、文字に誤り
がなく、望ましい形で表示されていれば、キーボード７
で登録指令を入力する。すると、メモリ４に一時記憶さ
れた読取りドツトパターンが追加キャラクタジェネレー
タ４ａに移される。

これで、新規登録の完了となる。

したがって、どのような物品名についても表示出力およ
び印字出力が可能であり、使い勝手にすぐれたものとな
る。

特に、文字をイメージリーダ８で読取るだけでよいので
、使用に不慣れな老人や子供であっても簡単にしかも確
実かつ迅速な新規登録を行なうことができる。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。

（発明の効果） 以上述べたようにこの発明によれば、標準のドツトパタ
ーンを作るキャラクタジェネレータと、追加キャラクタ
ジェネレータ形成用のメモリと、イメージリーダと、こ
のイメージリーダの読取りドツトパターンを前記メモリ
に一記憶する手段と、前記算出結果および必要文字を前
記キャラクタジェネレータおよびメモリの両方を使用し
てドツトパターン変換する手段とを設けたので、文字の
新規登録をだれでもが簡単にしかも確実かつ迅速に行な
うことができる使い勝手にすぐれた電子式秤を提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す図、第２図は
同実施例の動作を説明するためのフローチャート、第３
図は同実施例におけるイメージリーダの文字読取りを説
明するための図、第４図は同実施例における読取りドツ
トパターンの一例を示す図である。 １・・・ＣＰＵ、２・・・秤部、３ａ・・・キャラクタ
ジェネレータ、４ａ・・・追加キャラクタジェネレータ
、５・・・ドツト表示器、６・・・ドツトプリンタ、８
・・・イメージリーダ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 物品の重量を計る秤部を有し、この秤部の計量値と入力
   設定された単価とから値段を算出し、その算出結果およ
   び必要文字をドット表示器またはドットプリンタにて出
   力する電子式秤において、標準のドットパターンを作る
   キャラクタジェネレータと、追加キャラクタジェネレー
   タ形成用のメモリと、イメージリーダと、このイメージ
   リーダの読取りドットパターンを前記メモリに記憶する
   手段と、前記算出結果および必要文字を前記キャラクタ
   ジェネレータおよびメモリの両方を使用してドットパタ
   ーン変換する手段とを具備したことを特徴とする電子式
   秤。