JPH01192004A - 複合磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
複合磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH01192004A JPH01192004A JP1590288A JP1590288A JPH01192004A JP H01192004 A JPH01192004 A JP H01192004A JP 1590288 A JP1590288 A JP 1590288A JP 1590288 A JP1590288 A JP 1590288A JP H01192004 A JPH01192004 A JP H01192004A
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は家庭用ビデオテープレコーダのようにアジマ
ス記録を行う磁気記録再生装置に係り、特にアジマス角
の異なる複数のヘッドチップを同一のベースに取り付け
て成る複合ヘッドの製造方法を改良したものである。
ス記録を行う磁気記録再生装置に係り、特にアジマス角
の異なる複数のヘッドチップを同一のベースに取り付け
て成る複合ヘッドの製造方法を改良したものである。
(従来の技術)
一般に、FM信号記録を行うビデオテープレコーダ等の
磁気記録再生装置においては、標準記録モード用と3倍
記録モード用との専用ヘッドを設けている。そして、最
近ではこれらのビデオヘッドを1つのベースに共通に取
付はダブルアジマス複合ヘッドとして構成する場合があ
る。
磁気記録再生装置においては、標準記録モード用と3倍
記録モード用との専用ヘッドを設けている。そして、最
近ではこれらのビデオヘッドを1つのベースに共通に取
付はダブルアジマス複合ヘッドとして構成する場合があ
る。
第9図に上記複合磁気ヘッドの従来の製造方法を示し説
明する。
明する。
先ず、第9図aはチップ化される前のフェライトブロッ
ク51.52を示す。これらは、予めガラス等を埋設し
て成るギヤツブ用溝61及び補強部62或は0巻線用溝
部63.64等が形成しである。これより、各ブロック
51.52に応じたギャップ幅、ギャップ長、ギャップ
ディプス等が規定値に加工される。そして、各ブロック
51.52は、複合ヘッドとして使用するため点線にて
示す位置より不要部分を削除する。尚、ブロック51の
補強部62はブロック52の補強部62より径が大きく
、各ブロック51゜52のrヤップ65.66同志の長
さを異ならせている。
ク51.52を示す。これらは、予めガラス等を埋設し
て成るギヤツブ用溝61及び補強部62或は0巻線用溝
部63.64等が形成しである。これより、各ブロック
51.52に応じたギャップ幅、ギャップ長、ギャップ
ディプス等が規定値に加工される。そして、各ブロック
51.52は、複合ヘッドとして使用するため点線にて
示す位置より不要部分を削除する。尚、ブロック51の
補強部62はブロック52の補強部62より径が大きく
、各ブロック51゜52のrヤップ65.66同志の長
さを異ならせている。
以下ブロック51により作成されるヘッドチップを第1
チツプと称し、ブロック52によって作成されるヘッド
チップを第2チツプと称する。
チツプと称し、ブロック52によって作成されるヘッド
チップを第2チツプと称する。
次に、上記ブロック51.52を第9図すに示すように
治具53の平坦面上に載せる。その後、接着剤で固定す
るが、その際に規準の平行線に対し各ブロック51.5
2が所定の角度θ1.θ2を成すようにする。続いて、
ワイVソウ等の切断手段によって所定の厚みにスライス
しチップ化する。上記設定角度θ1.θ2がそれぞれ各
ヘッドのアジマス角喰を定めるものである。こうして各
ブロック51゜52より多数の第1チツプと第2チツプ
の組が得られる。
治具53の平坦面上に載せる。その後、接着剤で固定す
るが、その際に規準の平行線に対し各ブロック51.5
2が所定の角度θ1.θ2を成すようにする。続いて、
ワイVソウ等の切断手段によって所定の厚みにスライス
しチップ化する。上記設定角度θ1.θ2がそれぞれ各
ヘッドのアジマス角喰を定めるものである。こうして各
ブロック51゜52より多数の第1チツプと第2チツプ
の組が得られる。
次に、得られIC2種類の多数のヘッドチップは、第1
0図に示すトラックエツジ差ΔHが所定値であるような
関係のヘッドチップ同志を選定する。
0図に示すトラックエツジ差ΔHが所定値であるような
関係のヘッドチップ同志を選定する。
(の選定工程は、スライスされて残った補強部62の半
円状の大きさHO、Hlを自動測定装首等で測定してラ
ンク分けを行い、所望のΔHとなる第1チツプと第2チ
ツプを複合ヘッドのベアとするものである。第9図Cは
選定されベアとなった第1デツプ54と第2チツプ55
を示づ。ΔHはダブルアジマスヘッドの性能を決定する
ので、上記選定工程は極めて重要な高精度を要求される
作業である。
円状の大きさHO、Hlを自動測定装首等で測定してラ
ンク分けを行い、所望のΔHとなる第1チツプと第2チ
ツプを複合ヘッドのベアとするものである。第9図Cは
選定されベアとなった第1デツプ54と第2チツプ55
を示づ。ΔHはダブルアジマスヘッドの性能を決定する
ので、上記選定工程は極めて重要な高精度を要求される
作業である。
上記のようにしで選定された各第1.第2ヘッドチップ
54.55は、第9図dに示すように、取付はベース5
6に接着剤72を介して貼付ける。この工程では、第1
0図にて示したようなギヤツブ開路11aoの調整を行
う。そして、巻線用溝部63.64に巻線(図示略)を
巻回して、複合ヘッドを完成するものである。
54.55は、第9図dに示すように、取付はベース5
6に接着剤72を介して貼付ける。この工程では、第1
0図にて示したようなギヤツブ開路11aoの調整を行
う。そして、巻線用溝部63.64に巻線(図示略)を
巻回して、複合ヘッドを完成するものである。
従来の製造方法は、第1に、第9図dのチップ取付は工
程が各チップに別々にならざるを得ないことである。第
1.第2チツプを別々に貼付けなければならないので、
第11図a、bに示すように、各ヘッドの突出」の差に
よってヘッド圧着方向の誤差ΔXを生じたり、傾きによ
る取付は誤差ΔYを生じたりする。また、ランク分けに
よって6日が比較的揃えられていても、実際に貼付けて
みると、チップのうねり、取付はベース56のだれ。
程が各チップに別々にならざるを得ないことである。第
1.第2チツプを別々に貼付けなければならないので、
第11図a、bに示すように、各ヘッドの突出」の差に
よってヘッド圧着方向の誤差ΔXを生じたり、傾きによ
る取付は誤差ΔYを生じたりする。また、ランク分けに
よって6日が比較的揃えられていても、実際に貼付けて
みると、チップのうねり、取付はベース56のだれ。
汚れ等によって第11図に示すように、一方のチップ5
5が浮き上がって厚み方向の取付は誤差Δ2を生じてし
まう。
5が浮き上がって厚み方向の取付は誤差Δ2を生じてし
まう。
そして、上記のように取付はベース5Gへのヘッドチッ
プ54.55の取付は誤差があると、第12図゛aに示
すように、ラッピングテープ57で円弧面(・ギャップ
面)を研磨したとき、ギャップデイブスDI 、D2の
ばらつきを生じたり、第12図すに示すように、円弧面
の頂点位置のずれΔrtとなって現れる。
プ54.55の取付は誤差があると、第12図゛aに示
すように、ラッピングテープ57で円弧面(・ギャップ
面)を研磨したとき、ギャップデイブスDI 、D2の
ばらつきを生じたり、第12図すに示すように、円弧面
の頂点位置のずれΔrtとなって現れる。
第2に、ベアとなるチップの選定を行わなければならな
いことである。チップの選定工程は、全チップのランク
分けという作業を伴うばかりでなく、HO,Hlの判別
を誤りなくするため、第9図aに示すブロック51.5
2の段階で円筒状に研磨する際の仕上げを高度に行った
り、スライス後のチップの汚れ付着を防止しなければな
らず保管が煩わしくなる。
いことである。チップの選定工程は、全チップのランク
分けという作業を伴うばかりでなく、HO,Hlの判別
を誤りなくするため、第9図aに示すブロック51.5
2の段階で円筒状に研磨する際の仕上げを高度に行った
り、スライス後のチップの汚れ付着を防止しなければな
らず保管が煩わしくなる。
(発明が解決しようとする課題)
従来の複合磁気ヘッドの製造方法は、ベアとして選定さ
れたヘッドチップを別々にベースに取付けるため、第1
1図に示すヘッド圧着方向の誤差ΔX、傾きによる取付
は誤差ΔY、i!は厚み方向の取付は誤差ΔZ等によっ
て、第12図に示すように、ディブスD1.D2のばら
つきを生じたり、チップ先端円弧面の頂点のばらつきを
生じたりするという問題があった。
れたヘッドチップを別々にベースに取付けるため、第1
1図に示すヘッド圧着方向の誤差ΔX、傾きによる取付
は誤差ΔY、i!は厚み方向の取付は誤差ΔZ等によっ
て、第12図に示すように、ディブスD1.D2のばら
つきを生じたり、チップ先端円弧面の頂点のばらつきを
生じたりするという問題があった。
この発明は上記課題を対策し、複合ヘッドの各種ばらつ
きが少なく、製造工程も簡素な複合磁気ヘッドの製造方
法の提供を目的とする。
きが少なく、製造工程も簡素な複合磁気ヘッドの製造方
法の提供を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は磁気ヘッド用ブロックの組を一つの基板にそ
れぞれ固定して複合ブロックを作成する複合工程と、前
記複合ブロックをスライスして複合ヘッドチップを作成
するスライス工程と、前記複合ヘッドチップにそれぞれ
所定のアジマス角度を付与するアジマス付与工程とを右
するもので、 ある。
れぞれ固定して複合ブロックを作成する複合工程と、前
記複合ブロックをスライスして複合ヘッドチップを作成
するスライス工程と、前記複合ヘッドチップにそれぞれ
所定のアジマス角度を付与するアジマス付与工程とを右
するもので、 ある。
(作用)
この発明によれば、複合ヘッドの組をブロックの状態で
チップ化しその後にアジマス角度を付与するので、アジ
マス角度が設定された状態の複合ヘッドチップを取付は
ベースに取付けることになり、ベアとして選定されたチ
ップ同志を別々に取付けるという作業がなくなって、取
付は作業に伴うばらつきを生ずることがない。したがっ
て、チップの選定工程も不要となり、極めて製造工程が
簡略され、ΔHの良質な複合ヘッドを量産することがで
きる。
チップ化しその後にアジマス角度を付与するので、アジ
マス角度が設定された状態の複合ヘッドチップを取付は
ベースに取付けることになり、ベアとして選定されたチ
ップ同志を別々に取付けるという作業がなくなって、取
付は作業に伴うばらつきを生ずることがない。したがっ
て、チップの選定工程も不要となり、極めて製造工程が
簡略され、ΔHの良質な複合ヘッドを量産することがで
きる。
(実施例)
以下、この発明を図示の実施例によって説明する。
第1図はこの発明に係る複合磁気ヘッドの製造方法の一
実施例を説明する工程図である。尚、第2図ないし第7
図を参照して説明する。
実施例を説明する工程図である。尚、第2図ないし第7
図を参照して説明する。
この発明の実施例は、第1図aに示すようなフェライト
ブロック11.12を一対用意する。これら各フェライ
トブロック11.12(以下単にブロックと称する)に
は、ギャップ用W421、補強部22、巻線用溝部23
.24が形成されており、ギャップ用溝21の幅、及び
長さ、並びに底面からデイプスエンドまでの長さHD等
を一定に揃る加工が成されている。25はブロック11
のギャップ、26はブロック12のギャップである。ま
た、各ブロック11.12は、形状は方形状で、ギャッ
プ面が従来のように円筒状に研磨されることはない。上
記ブロック11.12は従来と同様に、点線にて示1部
分で切WIされる。
ブロック11.12を一対用意する。これら各フェライ
トブロック11.12(以下単にブロックと称する)に
は、ギャップ用W421、補強部22、巻線用溝部23
.24が形成されており、ギャップ用溝21の幅、及び
長さ、並びに底面からデイプスエンドまでの長さHD等
を一定に揃る加工が成されている。25はブロック11
のギャップ、26はブロック12のギャップである。ま
た、各ブロック11.12は、形状は方形状で、ギャッ
プ面が従来のように円筒状に研磨されることはない。上
記ブロック11.12は従来と同様に、点線にて示1部
分で切WIされる。
第1図すは不要部分を除去したブロック11.12をベ
ース部材13に接着する工程を示す。この接着の際に、
ギヤツブ開路11fijooが所定の寸法になるように
合わせる。ベース部材13は金属であり、表面が平面加
工されている。そして、その表面には非磁性体膜14を
スパッタリング等の手段によって付着したものである。
ース部材13に接着する工程を示す。この接着の際に、
ギヤツブ開路11fijooが所定の寸法になるように
合わせる。ベース部材13は金属であり、表面が平面加
工されている。そして、その表面には非磁性体膜14を
スパッタリング等の手段によって付着したものである。
接着用の接着剤15は例えば接着ガラスを用いている。
ベース部材13にブロック11.12が固定された状態
の一体品を複合ブロック16と称する。第2図は上記複
合ブロック1Gにおけるブロック11のギャップ25と
ブロック12のギャップ26との位置的関係を示す説明
図である。この図から分かるように、接着剤15によっ
てブロック11.12を固定した際、トラックエツジ差
ΔHがそれでれ揃うようにする。
の一体品を複合ブロック16と称する。第2図は上記複
合ブロック1Gにおけるブロック11のギャップ25と
ブロック12のギャップ26との位置的関係を示す説明
図である。この図から分かるように、接着剤15によっ
てブロック11.12を固定した際、トラックエツジ差
ΔHがそれでれ揃うようにする。
ベース部材13上に固定されたブロックit、 12は
、互いに所定の円弧面を成すように同時に円筒研磨する
(第1図C参照)。
、互いに所定の円弧面を成すように同時に円筒研磨する
(第1図C参照)。
第1図dは円筒研磨された複合ブロック16をスライス
する工程を示す平面図である。17はスライス台であり
、上記複合ブロック16をこのスライス台17の上に載
置してワイヤソウ等の手段によって所定の間隔で平行に
スライスする。
する工程を示す平面図である。17はスライス台であり
、上記複合ブロック16をこのスライス台17の上に載
置してワイヤソウ等の手段によって所定の間隔で平行に
スライスする。
第3図は上記スライスによって得られる複合ヘッドチッ
プ30を示している。第1チツプに相当するチップ31
と第2チツプに相当するチップ32とは、ベース部材1
3によって一体となっており、それぞれギャップ25.
26は未だ平行である。この場合、ディブスエンドHD
が第1図aの状態で揃えられ、かつ第1図Cの円筒研磨
工程によっても互いの寸法に差は生じないので、ギャッ
プデイブスDI。
プ30を示している。第1チツプに相当するチップ31
と第2チツプに相当するチップ32とは、ベース部材1
3によって一体となっており、それぞれギャップ25.
26は未だ平行である。この場合、ディブスエンドHD
が第1図aの状態で揃えられ、かつ第1図Cの円筒研磨
工程によっても互いの寸法に差は生じないので、ギャッ
プデイブスDI。
D2は各チップ31.32間で一致することになる(D
I −D2 )。また、当然ギャップ間距離j QQ及
びΔト1¥rの諸寸法にも誤差は生ずることがない。
I −D2 )。また、当然ギャップ間距離j QQ及
びΔト1¥rの諸寸法にも誤差は生ずることがない。
次に、上記複合ヘッドチップ30に第1図eに示すよう
に、治具18.19を用いてアジマス角αθ1゜θ2を
付与する。第4図に示すように、治具18゜19は、そ
れぞれ第1チツプ31のアジマス角度01゜及び第2チ
ツプ32のアジマス角度θ2を傾斜角度として持つ凸型
及び凹型であり、複合ヘッドチップ30の中心をこれら
の中心に一致して両側から加圧することによって各アジ
マスの付与された複合ヘッドチップ3G’が作成される
ことになる。
に、治具18.19を用いてアジマス角αθ1゜θ2を
付与する。第4図に示すように、治具18゜19は、そ
れぞれ第1チツプ31のアジマス角度01゜及び第2チ
ツプ32のアジマス角度θ2を傾斜角度として持つ凸型
及び凹型であり、複合ヘッドチップ30の中心をこれら
の中心に一致して両側から加圧することによって各アジ
マスの付与された複合ヘッドチップ3G’が作成される
ことになる。
第5図は各アジマス各度が付与された複合ヘッドチップ
3G’を示す斜視図であ□る。第3図の複合ヘッドチッ
プ3Gがベース部材13のところで所定の角度に折り曲
げられていることが判る。
3G’を示す斜視図であ□る。第3図の複合ヘッドチッ
プ3Gがベース部材13のところで所定の角度に折り曲
げられていることが判る。
次に上記のごとくアジマス角度の付与されダブルアジマ
スヂップとなった複合ヘッドチップ30′は、第1図f
に示すように、取付はベース20に接着剤33を介して
取付ける。第6図は取付は後の状態を示す斜視図である
。そして、更に、第7図に示すように、巻線用溝部23
.24に導線34.35を巻回する。
スヂップとなった複合ヘッドチップ30′は、第1図f
に示すように、取付はベース20に接着剤33を介して
取付ける。第6図は取付は後の状態を示す斜視図である
。そして、更に、第7図に示すように、巻線用溝部23
.24に導線34.35を巻回する。
こうして実施例による複合ヘッドを完成する。
このような製造方法によれば、スライス工程の後のヘッ
ドチップの状H(第3図)から理解されるように、従来
のスライス工程後のヘッドチップ(第9図C)のように
、各第1ブツプ31と第2チツプ32とが別体になるこ
となく、ベース部材13によって結合した状態でアジマ
ス角度が付与され(第1図e参照)、取付はベース20
に取付けられる(第1図f参照)。また、ギャップ間距
離I QQ及びトラックエツジ差ΔHは、ベース部材1
3に固定する時に所定の位置決め手段によって、正確に
設定することができる(第1図す、第2図参照)。
ドチップの状H(第3図)から理解されるように、従来
のスライス工程後のヘッドチップ(第9図C)のように
、各第1ブツプ31と第2チツプ32とが別体になるこ
となく、ベース部材13によって結合した状態でアジマ
ス角度が付与され(第1図e参照)、取付はベース20
に取付けられる(第1図f参照)。また、ギャップ間距
離I QQ及びトラックエツジ差ΔHは、ベース部材1
3に固定する時に所定の位置決め手段によって、正確に
設定することができる(第1図す、第2図参照)。
これらのため、取付はベース20への取付は工程におい
て、ギャップ間距離fJUQを調整したり、第11図a
、bのような状態に取イ・」けることがなくなり、取付
は作業を極めて容易にすることが可能となるものである
。
て、ギャップ間距離fJUQを調整したり、第11図a
、bのような状態に取イ・」けることがなくなり、取付
は作業を極めて容易にすることが可能となるものである
。
また、当然チップの選定工程も不要となる。これにより
、円筒研磨時(第1図C)の面仕上げ状態や、複合チッ
プ状態の洗浄後のゴミ付着防止を図る必要がなく、取扱
が非常に簡便となる。
、円筒研磨時(第1図C)の面仕上げ状態や、複合チッ
プ状態の洗浄後のゴミ付着防止を図る必要がなく、取扱
が非常に簡便となる。
更に、従来は各ブロックの状態でそれぞれ円筒研磨を行
っていたが、この実施例による円筒研磨工程は、第1.
第2チツプを同等に研磨するので、円弧面の曲率が互い
に一致する。このため、デープラップ除去口が少なく、
高性能の磁気ヘッドを実現する。
っていたが、この実施例による円筒研磨工程は、第1.
第2チツプを同等に研磨するので、円弧面の曲率が互い
に一致する。このため、デープラップ除去口が少なく、
高性能の磁気ヘッドを実現する。
更には、不要となるチップが少なく、歩留まりを大幅に
向上することができるという利点もある。
向上することができるという利点もある。
次に、第8図はアジマス付与工程(第1図e)と取付は
工程(第1図f)とを間を置くことなく行う場合の説明
図である。この場合、アジマス角度の付いた治具36と
、取付はベース200基準面よりΔWだけ突出する治具
37とを併用して、取付はベース20に固定する寸前に
アジマスを付与するものである。尚、治具37の突起部
37′ は、ベース部材13を押圧している。
工程(第1図f)とを間を置くことなく行う場合の説明
図である。この場合、アジマス角度の付いた治具36と
、取付はベース200基準面よりΔWだけ突出する治具
37とを併用して、取付はベース20に固定する寸前に
アジマスを付与するものである。尚、治具37の突起部
37′ は、ベース部材13を押圧している。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、製造工程が簡素
化され、かつ各種の取付は精度が高まり、高精度のダブ
ルアジマスヘッドを提供することができる。
化され、かつ各種の取付は精度が高まり、高精度のダブ
ルアジマスヘッドを提供することができる。
第1図はこの発明に係る複合磁気ヘッドの製造方法の一
実施例を示す工程図、第2図は第1図すの工程を説明す
るための平面図、第3図はこの発明による複合ヘッドチ
ップを説明するための斜視図、第4図はアジマス付与工
程を説明するための説明図、第5図はアジマスの付与さ
れた複合チップを示す斜視図、第6図は取付は工程を説
明するための斜視図、第7図はこの発明による複合磁気
ヘッドの完成品を示す斜視図、第8図は他の実施例を説
明するための説明図、第9図は従来の製造工程を説明づ
るための工程図、第10図は各種取付は誤差を説明する
ための説明図、第11図及び第12図は取付は誤差を生
じた場合のヘッド取付は状態を説明するための説明図で
ある。 11、12・・・フェライトブロック、13・・・ベー
ス部材、16・・・複合ブロック、17・・・スライス
台、18.19・・・冶具、20・・・取付はベース、
21・・・ギャップ溝、22・・・補強部、23.24
・・・巻線用溝部、25.26・・・1!1?ツブ、3
1・・・第1チツプ、32・・・第2チツプ、33・・
・接着剤、DI、D2・・・ギヤヅプディブス、HD・
・・ディプスエンド、θ1.θ2・・・アジマス角度、
Δトド・・トラックエツジ差。 代理人 弁理士 則 近 憲 缶周
宇 治 弘第2図 第3図 第4図 第5図
実施例を示す工程図、第2図は第1図すの工程を説明す
るための平面図、第3図はこの発明による複合ヘッドチ
ップを説明するための斜視図、第4図はアジマス付与工
程を説明するための説明図、第5図はアジマスの付与さ
れた複合チップを示す斜視図、第6図は取付は工程を説
明するための斜視図、第7図はこの発明による複合磁気
ヘッドの完成品を示す斜視図、第8図は他の実施例を説
明するための説明図、第9図は従来の製造工程を説明づ
るための工程図、第10図は各種取付は誤差を説明する
ための説明図、第11図及び第12図は取付は誤差を生
じた場合のヘッド取付は状態を説明するための説明図で
ある。 11、12・・・フェライトブロック、13・・・ベー
ス部材、16・・・複合ブロック、17・・・スライス
台、18.19・・・冶具、20・・・取付はベース、
21・・・ギャップ溝、22・・・補強部、23.24
・・・巻線用溝部、25.26・・・1!1?ツブ、3
1・・・第1チツプ、32・・・第2チツプ、33・・
・接着剤、DI、D2・・・ギヤヅプディブス、HD・
・・ディプスエンド、θ1.θ2・・・アジマス角度、
Δトド・・トラックエツジ差。 代理人 弁理士 則 近 憲 缶周
宇 治 弘第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁気ヘッド用ブロックの組を一つのベース部材にそれぞ
れ固定して各ブロックを一体化した複合ブロックを作成
する複合工程と、 前記複合ブロックをスライスして複合ヘッドチップを作
成するスライス工程と、 前記複合ヘッドチップにそれぞれ所定のアジマス角度を
付与するアジマス付与工程と、 前記アジマス角度が設定された状態の複合ヘッドチップ
を取付けベースに取付ける取付け工程とを具備したこと
を特徴とする複合磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1590288A JPH01192004A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 複合磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1590288A JPH01192004A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 複合磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01192004A true JPH01192004A (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=11901706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1590288A Pending JPH01192004A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 複合磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01192004A (ja) |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1590288A patent/JPH01192004A/ja active Pending
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