JPH01189943A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法

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JPH01189943A
JPH01189943A JP1529588A JP1529588A JPH01189943A JP H01189943 A JPH01189943 A JP H01189943A JP 1529588 A JP1529588 A JP 1529588A JP 1529588 A JP1529588 A JP 1529588A JP H01189943 A JPH01189943 A JP H01189943A
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JP
Japan
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semiconductor
semiconductor layer
semiconductor substrate
layer
insulating layer
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JP1529588A
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Inventor
Hisao Hayashi
久雄 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序に従って本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C0従来技術[第2図、第3図] D1発明が解決しようとする問題点 註0問題点を解決するための手段 F1作用 G、実施例[第1図] H6発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は半導体基板の製造方法、特にSOI基板を2枚
の半導体基板の貼り合せにより形成する製造方法に関す
る。
(B、発明の概要) 本発明は、SOI基板を2枚の半導体基板の貼り合せに
より形成する半導体基板の製造方法において、 2枚の半導体基板を確実に貼り合せると共に素子を形成
する絶縁層の結晶性を良好し、且つ貼り合せ後の半導体
基板研磨によって薄い半導体層を均一な厚さで残るよう
にするため、 一方の半導体基板には表面にストッパとなる絶縁層を選
択的に形成しその上に半導体層を形成しておき、それに
他方の半導体基板を重ね、加熱により半導体層を単結晶
化すると共に半導体基板どうしの固着を行うものである
(C,従来技#T)[第2図、第3図コSol基板の表
面の半導体層にMisトランジスタ等の素子を形成する
Sol技術は電気的特性の優れた回路を形成することが
できる等種々の利点を有しており、Sol技術の開発、
研究が盛んに行われている。Sol基板は一般に第2図
(A)、(B)に示すようにシリコン半導体基板8表面
にシリコン酸化膜(SiO2)bを選択的に形成し、[
同図(A)参照]、その後、半導体基板aの露出部Cを
種として半導体層dをエピタキシャル成長させる[同図
(B)参照]方法で製造される。
しかし、このような製造方法では良好で均質の単結晶半
導体層dを形成することが難しく、実用性が低いという
問題がある。
そこで、最近有望視されてきたのが2枚の半導体ウェハ
を貼り合せるSol基板の製造方法である。勿論、チッ
プどうしを貼り合せる半導体装置の製造方法は特公昭4
1−8173号公報、特公昭39−17869号公報に
よって紹介されているように古くから知られているが、
2枚の半導体ウェハを貼り合せて1枚のSOI基板を製
造する技術は比較的最近開発された技術である。第3図
(A)乃至(C)はかかるSol基板の製造方法の従来
例を工程順に示すものである。この製造方法は、同図(
A)に示すように、半導体基板eの表面にシリコン酸化
膜fを形成した第1の半導体基板と、同じく半導体基板
gの表面にシリコン酸化Mhを形成した第2の半導体基
板を用意し、同図(B)に示すようにそれ等2つの半導
体基板どうしを絶縁層f、hにて熱圧着して貼り合せ、
その後、同図(C)に示すように一方の半導体基板例え
ば第1の半導体基板eを裏面から研磨し、薄い第1の半
導体基板e′が半導体層として残存するようにするもの
である。e″は研磨により除去された部分である。そし
て、その半導体層e′に薄膜トランジスタが形成される
のである。
このような方法によれば、S i O2からなる絶縁層
り、fの表面に存在するOH基によって5in2が水素
結合し、絶縁層り、fどうしが密着し、2枚のウェハ状
の半導体基板を一枚のウェハ状半導体基板にすることが
できる。そして、この貼り合せ法と、半導体基板eの裏
面からの研磨という簡単な方法との組み合せによって特
性の優れた薄膜トランジスタを形成することのできるS
ol基板を得ることができる。その点で、第3図に示し
た製造方法は画期的であるといえる。
(D、発明が解決しようとする問題点)ところが、第3
図に示す製造方法には下記の点で問題があった。先ず、
2枚の半導体基板をその絶縁層にて確実に貼り合せるこ
とができない場合があり、特に半導体基板間に気泡が発
生する虞れが少からずあった。
次に、研磨により薄いシリコン半導体層を均一に残すこ
とが難しいという問題があった。というのは、残存させ
る半導体層e′は薄膜トランジスタの形成に適するよう
に0.1μmというようにきわめて薄く形成する必要が
ある。しかも、半導体層e′の厚さにムラがあってはな
らない。このように、きわめて薄くしかも厚さムラのな
い半導体層e′を研磨により所定通りの厚さに精度良く
形成することは至難の技である。これが、第2の問題点
であった。
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたもので
あり、2枚の半導体基板を確実に貼り合せせると共に素
子を形成する絶縁層の結晶性を良好にし、且つ貼り合せ
後半導体基板を薄い半導体層が均一で所定通りの厚さで
残るようにすることを目的とする。
(E、問題点を解決するための手段) 本発明半導体基板の製造方法は上記問題点を解決するた
め、一方の半導体基板には表面にストッパとなる絶縁層
を選択的に形成しそのうえに半導体層を形成しておき、
それに表面に絶縁層が形成された他方の半導体基板を重
ね、例えばCO2レーザ光等の照射により半導体層を単
結晶化すると共に半導体基板どうしの固着を行うことを
特徴とする。
(F、作用) 本発明半導体基板の製造方法によれば、2つの半導体基
板を重ねた後例えばCO2レーザ等の照射により絶縁層
を加熱することにより2つの半導体基板の絶縁層及び半
導体層を強固に固着することができると共に、半導体層
を溶融再結晶化させて単結晶半導体層にすることができ
る。従って、2枚の半導体基板の貼り合せを強固に且つ
確実に行うことができると共に結晶性の良好な半導体層
が得られる。
そして、第1の半導体基板の表面には絶縁層を選択的に
形成した後半導体層を形成しであるので、第1の半導体
基板を裏面から研磨するときその絶縁層がその硬さによ
りストッパーとなる。
従って、その選択的に形成された絶縁層は、研磨により
第2の半導体基板の絶縁層上に所定の厚さの半導体層が
残存する状態になった後研磨がそれ以上進行するのを阻
む。依って、薄くて均一な厚さを有する半導体層が基板
の絶縁層とに形成されるようにすることができるのであ
る。
(G、実施例)[第1図コ 以下、本発明半導体基板の製造方法を図示実施例に従っ
て詳細に説明する。
第1図(A)乃至(G)は本発明半導体基板の製造方法
の一つの実施例を工程順に示す断面図である。
(A)同図(A)に示すように、第1の半導体基板1の
表面にシリコン酸化膜(SiO,)2を選択的に形成す
る。該シリコン酸化膜2は例えば100人程変度きわめ
て薄くする (B)次に、同図(B)に示すように、第1の半導体基
板1の表面に多結晶シリコンからなる半導体層4を気相
成長により形成する。この半導体層4の厚さは例えば0
.1μmにする。5は半導体層4表面の凹部である。
(C)一方、同図(C)に示すように第1の半導体基板
1とは別の第2の半導体基板6を用意し、該第2の半導
体基板6の表面にシリコン酸化膜7を全面的に形成する
(D)次に、同図(D)に示すように第1の半導体基板
lと第2の半導体基板6とを表面どうしを密着させて貼
り合せる。
(E)次に、同図(E)に示すようにC02レーザ光の
照射により絶縁層7.2を加熱し、それによって半導体
層4を溶融させることにより第1の半導体基板1と第2
の半導体基板6とを緊密に固着する。すると、それと共
に多結晶の半導体層4が単結晶化する。即ち、レーザ光
を吸収して高温になる絶縁層7.2によって半導体層4
が加熱されると、半導体層4は溶融して第1の半導体基
板1と第2の半導体基板6とを固着する接着剤として役
割を果すが、それと共に第1の半導体基板1の窓3が種
となって第1の半導体基板1の方位関係がそのまま多結
晶半導体層4の中に拡がって行き、半導体層4が単結晶
化し、単結晶半導体層4が形成されることになる。
(F)次に、同図(F)に示すように第1の半導体基板
1を裏面から研磨する。この研磨は機械的な研磨である
(G)研磨が進んで同図(G)に示すように第1の半導
体基板1表面に選択的に形成したシリコン酸化膜2の表
面が露出したときシリコン酸化膜2が硬く研削できない
のでそれ以上の研磨が進まなくなる。そこで研磨工程を
終える。
その後は、必要があれば選択的に形成したシリコン酸化
膜2を除去すれば良い。
このような半導体基板の製造方法によれば、第1の半導
体基板1と第2の半導体基板6を貼り合せた後シリコン
酸化膜によって吸収される波長の光線例えばCO2レー
ザ光を照射することにより直接的には絶縁層2.6を加
熱し、加熱された絶縁層2.6を介して半導体層4を加
熱することにより半導体層4を溶融させて第1の半導体
基板1と第2の半導体基板6とを強固に固着することが
できる。そして、半導体層4はその溶融によって再結晶
化され、結晶性の良好な単結晶半導体層4を得ることが
できるのである。
また、研磨される第1の半導体基板1上には半導体層4
が選択的に形成された絶縁層2を介して形成されており
、第1の半導体基板1を裏面から研磨して半導体層4を
露出させる際にその絶縁層2がストッパになるので、半
導体層4を均一な厚さで残存させることが可能になる。
即ち、エッチグ等における終点検出の如き役割を絶縁層
に担わせることができるのである。そして、半導体層4
の厚さはこれを第1の半導体基板1に気相成長等により
形成したときの厚さで決まり、それは非常に高精度に制
御でき、研磨の停止タイミングのずれによって半導体層
4の厚さが大きくバラツクような虞れはない。
尚、第1図に示した実施例によれば、同図(B)に示し
た工程で半導体層4表面に生じた凹部5が空間として残
ったままである。若しこのような空間5が残ることが好
ましくない場合には、同図(B)に示す半導体層4を形
成する工程が終ると直ちに半導体層4の表面を平坦化し
て凹凸をなくし、そのうえで第2の半導体基板6の表面
の貼り合せるようにしても良い。
(H,発明の効果) 以上に述べたように、本発明半導体基板の製造方法は、
表面に選択的に絶縁層を形成し、その絶縁層を形成した
表面上に半導体層を形成して第1の半導体基板をつくり
、上記第1の半導体基板の表面に、表面に絶縁層を全面
的に形成した第2の半導体基板を、これの絶縁層表面に
て重ね合せ、その後、絶縁層及び半導体層を加熱して第
1と第2の半導体基板どうしの固着と、半導体層の単結
晶化とを行い、しかる後、第1の半導体基板をその裏面
から上記の選択的に形成された絶縁層が露出するまで研
磨することを特徴とするものである。
従って、本発明半導体基板の製造方法によれば、2つの
半導体基板を重ねた後、絶縁層及び半導体層を加熱する
ことにより絶縁層及び半導体層を強固に接着することが
できると共に、半導体層を溶融再結晶化させて単結晶半
導体層にすることができる。従って、2枚の半導体基板
の貼り合せを強固に且つ確実に行うことができると共に
結晶性の良好な半導体層を得ることができる。
そして、第1の半導体基板の表面には絶縁層が選択的に
形成された後半導体層が形成されているので、第1の半
導体基板を裏面から研磨するときその絶縁層がその硬さ
によりストッパーとなる。
従って、その選択的に形成された絶縁層は、研磨により
第2の半導体基板の絶縁層上に所定の厚さの半導体層が
残存する状態になった後研磨がそれ以上進行するのを阻
む。依って、薄くて均一で所定の厚さを有する半導体層
が基板の絶縁層上に形成されるようにすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(G)は本発明半導体基板の製造方法
の一つの実施例を工程順に示す断面図、第2図(A)、
(B)は半導体基板の製造方法の一つの従来例を工程順
に示す断面図、第3図(A)乃至(C)は別の従来例を
工程順に示す断面図である。 符号の説明 1・・・第1の半導体基板、 2・・・絶縁層、4・・・半導体層、 6・・・第2の半導体基板、 7・・・絶縁層。 出 願 人  ソニー株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に選択的に絶縁層を形成し、その絶縁層を形
    成した表面上に半導体層を形成して第1の半導体基板を
    つくり、 上記第1の半導体基板の表面に、表面に絶縁層を全面的
    に形成した第2の半導体基板を、これの絶縁層表面にて
    重ね合せ、 その後、絶縁層及び半導体層を加熱して第1と第2の半
    導体基板どうしの固着と、半導体層の単結晶化とを行い
    、 しかる後、第1の半導体基板をその裏面から上記の選択
    的に形成された絶縁層が露出するまで研磨する ことを特徴とする半導体基板の製造方法
JP1529588A 1988-01-25 1988-01-25 半導体基板の製造方法 Pending JPH01189943A (ja)

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