JPH01189877A - 配線器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野］ この発明は、フリーアクセスフロア等の下側にも設置し
うる配線の接続を目的とする配線器具に関する。

（従来の技術） 従来、配線器具たとえばプラグ、コネクタ等には種々の
ものがあシ、よシ線結纏用として提供されている。

従来のこの種配線器具の結線は、巻締め端子が採用され
、よシ線を端子板に端子ねじを用いて固定するようにな
っている。

最近、フリーアクセスフロア等の開発により、フロアパ
ネルの下側にビニールシースケーブルによる配線が行な
われておル、差込みデヲグやコネクタによる配線が行な
われており、差込みプラグやコネクタによる接続ができ
ないために、巻締め端子を用いた接続器が使用されてい
る。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、従来の上記プラグ、コネクタには、単線及び
単線ケーブルを接続できるものがなく、巻締め端子への
結線に手間がかかり、作業性が悪いという問題がある。

また、室内の機器等のレイアウト変更に伴なう配線変更
作業が面倒であった。

この発明は、単線及び単線ケーブルを連結でき、屋内配
線路におけるジツィントが可能で、レイアウト変更等に
伴なう配線の変更を容易に行なえ、結線・解除が迅速か
つ容易で作業性の良好な、そして端子部に直接張力が作
用しない強靭な配線器具を提供することを目的としてい
る。

Ｃ問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決すると共に上記目的を達成するために
、この発明では次の技術的手段を講じた。

すなわち、この発明は、合成樹脂製のボディと、カバー
と、中カバーと、該中カバーに組込まれた端子部を有す
る８受ばね及び綻ばねど、解錠釦とを備えた配線器具で
あって、前記ボディには接続配線器具挿入用の筒状案内
部が設けられ、該筒状案内部内に前記刃受ばぬの一部が
挿入されていもまた、前記ボディ又はカバーには、コー
ド張力除去用のコード止め部材が取付けられておシ、ボ
ディには解錠釦操作用の器具挿入孔が設けられ、さらに
、ボディの前記筒状案内部開口に、防塵カバーが着脱自
在に装着されている。

（作　用］ この発明によれば、端子部と錠ばねの間に単線又は単線
ケーブルさらには棒型圧着端子を挿入することにより結
線ができ、コード止め部材によって接続された単線等の
配線の張力除去が行なわれて結像が外れることがない。

また、相手方の接続配線器具をその案内部内に挿入する
ことによって栓刃が刃受ばねに接触して配線接続が行な
われ、防塵カバー装着部に相手方配線器具を係合せしめ
配線に張力が作用しても接続が外れず安全である。

そして、解錠釦操作用の器具挿入孔に、ドライバー等の
器具を挿入することによって、解錠釦が作動せられ、錠
ばねが押圧されて解錠し、配線を引張るだけで結線が解
除される。したがって、配線の再結線が可能であシ、屋
内配線路の接続・分離が簡単にかつ迅速に付表われる。

さらに、防塵カバーを装着することにより、ボディの筒
状案内部開口からの塵芥の侵入が防止され、刃受ばねに
異物が詰まることはない。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

図面において、ｌは配線器具の一つであるコードコネク
タで、衝撃に強い熱可塑性樹脂からなるカバー２、カバ
ー３、コード止め部材４と、熱硬化性樹脂からなる中ボ
ディ５と、該中ボディ５に組込まれた端子部６を有する
刃受ばね７及び掟ばね８と、解錠釦９とから成っている
。

ＩｉＪ記ボデボデイ２カバー嵌着部２Ａの先端に、略四
角形断面の筒状案内部１０が連通され、筒状案内部開口
１ｏＡから接続配線器具１１が挿入されるように々って
おり、内部に往断面コ字状の刃受ばね異極間隔壁νが３
個平行に設けられ、３つの刃受ばね７が挿入せられるよ
うになっている。また、前記カバー嵌着部２Ａｏ電線挿
入側端部には、内側（下側）に３つの電線挿入凹部１３
が設けられると共に外側（上側ンに該凹部口両端外側に
またがる幅の解錠釦操作用の器具挿入孔１４が設けられ
ており、前記凹部化に続いて解錠釦嵌入凹部１５及び刃
受ばね保持凹溝１６が設けられている。そして、解錠釦
嵌入凹部迅の上壁鵬は、器具挿入孔１４　Ｋ向って深く
なる傾斜面とせられ、該凹部正と器具挿入孔１４は連通
せられ、上壁１５Ａに沿って解錠釦操作器具たとえばド
ライバーＵが挿入しうるようになっている。

さらに、ボディ２には、カバー嵌着部２人の左右両端Ｉ
ＩＩＩ後に鮫め錠迅の紙挿通孔１９が設けられてお９、
カバー嵌着部２Ａの一側に防塵カバー収納孔田が設けら
れている。

前記筒状案内部ｌＯには、内面上下に接続配線器具１１
を案内するための案内突条２１が平行に設けられており
、開口１０Ａの端部両側面には、接続配線器具１１の係
止部材が引掛かる係止突起四が突設され、この係止突起
ごに防塵カバー器の係止フック部Ｕが保合されるように
なっている。

前記カバー３は、略浅箱状でボディ２のカバー嵌着部２
人と一致する形状とせられ、中ボディ嵌合凹部３Ａを設
けると共に、コード止め部６及び電線挿入凹部々を上方
に突出状に設けてあシ、絞め鋲１８の誤挿通孔ｌを貫通
状に形成したボディ接続筒部田が、左右両側端部に前記
ボディ２の誤挿通孔１９に対応して設けられている。

また、カバー３は、コード止め部３からさらに後方に延
出された床面等への取付部りを備え、該取付部器には取
付ねじ挿入孔刃が設けられてお気コード止め部５の一側
にはコードＮ＃ねじ３１の挿通孔！が設けられると共に
他側には長平方向の誤挿通孔おを有するコード止め部材
４の取付部詞が突設されている。

前記コード止め部材４は、下面にコード抑圧部４ムが凹
設され、その−側下方には取付ヒンジ部５が突設されて
誤挿通孔あが設けられ、この鋲挿通孔蕊に挿通された絞
め鋲マを前記カバー３の誤挿通孔（に挿通して絞め、鮫
め鋲ａを中心にカバー３１に対して回動可能に取付けら
れている。また、コード止め部材４の他側には、コード
締付ねじ挿通孔田が設けられ、該ねじ挿通孔田に挿通し
たコード締付ねじ３１を、前記カバー３の挿通孔心に挿
通してナツトＪにより固定するようになっていも前記中
ボディ５は、上側が開いた略箱形を呈し、内部に異極間
隔壁心が設けられて３つの端子部嵌着凹部ζ及び刃受ば
ね圧入凹部侶が形成され、刃受ばね圧入凹部葛側の外壁
に刃受ばね保持切欠病が設けられ、端子部嵌着凹部Ｃ側
の外壁に電線挿入凹部口がボディ２の電線挿入凹部口に
対応して形成されている。

前記刃受ばね７の端子部６は、長平方向からみて略コ字
状に折曲せられ、上下面板間に錠ばね８が組込まれるよ
うになっており、上面板には切欠−を設けて錠ばね８の
鎖錠部８Ａに解錠釦９が接触するようにしである。

また、刃受ばね７の１側下面には、圧入固定部ぐが突設
され、前記中ボディ５の刃受ばね圧入凹部Ｃに圧入され
て刃受ばね７を中ボディ５に仮固定しうるようになって
いる。

前記解錠釦９は、中央脚９ム及び側脚９Ｂを設けて両脚
部９Ａ　、　９Ｂ間に中ボディ５の前記隔壁社が嵌まる
ようになし、両脚９ム、　９Ｂ下面が各淀ばね８の鎖錠
部８Ａに接触するよう罠なっている。

なお、前記防塵カバー２の係止フック部讃は、両内側に
接続配線器具１１の係止部に係合される突起独を有する
と共に両外側に収納孔２０に＊入保合される突起２４Ｂ
を備えておシ、したがって、コネクターｌを接続配線器
具１１と接続しない場合は、該カバー田を筒状案内部１
０の係止突起ごに係合させてその開口ＩＯＡを閉塞し、
接続配線・器具１１と接続する場合は、ボディ２の側壁
に設けた収納孔田に嵌入係合させることができる。

上記実施例における各部品の組立は、まず錠ばね８を端
子部６に組込んだ刃受ばね７を中ボディ５に嵌め込み、
刃受ばね７を仮固定した後、解錠釦９を中ボディ５の異
極間隔壁４１　ＩｆＣ倦め合わせ、中ボディ５を、コー
ド止め部材４が取付けられているカバー３の凹部３人に
嵌め込む。次いで、ボディ２に刃受ばね７の先端を筒状
案内部１０の仕切壁辻間に挿入して、ボディ２とカバー
３を嵌合し、絞め鋲坊により両者を固定することによっ
て作業が完了する。なお、防塵カバー乙は筒状案内部開
口ＩＯＡを閉塞するように筒状案内部１０　Ｋ装着する
。

したがって、結線に際しては、単線からなるコード娼を
、電線挿入凹部１３．々から端子部６と錠ばね８の間に
挿入すると、もはやコード刷を引張っても抜けないよう
に錠ばね８により鎖錠される。

そこで、コード止め部材４の締付ねじｍとナツト（至）
によりコード娼を締付けることによってコード都がカバ
ー３のコード止め部５と前記コード止め部材４によって
挾持され、完全に抜けない状態になる。

ニードコネクタ１を接続する配線器具１１としては第９
図に例示するプラグがある。このプラグ１１は、コード
６に結線された状態で、内部に栓刃を備えた接続案内部
のを備え、この案内部■がコードコネクタ１の筒状案内
部１０の開口Ｉｏ＆に嵌合されるようになっており、係
止部材５１が両側壁に設けられている。そこで、コード
コネクタｌをプラグＵに接続する場合は、防塵カバー田
をその係止フック部讃を両外方に押し広げて保合を解い
て分離し、ボディ２の側壁の収納孔田に嵌入保合させて
収納し、筒状案内部１０の開口ｌＯムに、プラグ１１の
案内部５０を差込むだけで接続ができ、プラグ１１の係
止部材５１がコネクタ１の係止突起ρに引掛かり、コネ
クタｌがプラグ１１から容易に外れない状態になる。

なお、コネクタｌとプラグ１１とを分離する場合は、係
止部材５１のコード側端部団ムを外側から押圧すること
によって、係上部材５１がコネクタ１１７）ｉ止突起ρ
から離れ、コネクタｌを引張ることにより簡単に分離す
ることができる。

そして、コネクタｌとの結線を解除する場合は、第８図
に示すように、コード止め部材４から締付ねじ＄とナラ
）３９を取外し、コード止め部材４を鮫め鋲ａを中心と
して上方に回動してコード抜は止めを解放した後、ドラ
イバー１７を器具挿入孔１４から解錠釦９とその嵌入凹
部上壁１５ムとの間に挿入する。次いで、ドライバー１
７の把持部を下方に押すと、解錠釦９が下方に押されて
錠ばね８の鎖錠部８ムがその弾発力に抗して押し曲げら
れ、電線鎖錠が解除されるので、コード招を引き抜くこ
とにより結線を解除することができる。

また、再結線を行なう場合は、前述と同様の操作順序で
行なうことができる。

なお、第９図において、認はフロアバネρ、閏はコード
ブッシング、（は端末器具であり、コードブッシング羽
はフロアバネ）ｖ５２を上下側から挾むように固定され
、フロアバネ／ｌ／ａ！を同図中矢印で示す方向に移動
させて、コード取出し位置を変更し、フロアバネ／Ｌ１
５２上に配置される機器のレイアウトにまたその変更に
対処しうるようになっている。

第１０図は、この発明の他の実施例を示し、前記実施例
と異々るところは、錠ばね８の形状特に接触部を鎖錠部
と共用にした点であり、その他は前記実施例と同じであ
るから、同一符号を付し説明を省略する。

この発明の実施例によれば、中ボディ５に刃受ばね７を
圧入するようにしたので、ボディ２への刃受ばね７の挿
入及び組立を容易に行なうことができ、コード止め部材
４が鮫め鋲ｌによりヒンジ装着されているので、結線時
又は解除時の作業が容易である。また、解錠釦操作用の
器具挿入孔１４に続いて、解錠釦嵌入凹部上壁１５ムを
斜めにしたため、ドライバーυを斜めに挿入でき、電線
引抜きが容易であるばかりでなく、ドライバーυを仮保
持できるので解錠作業が能率よく行なえる。

さらに、ボディ２に防塵カバー収納孔田を設けたので、
防塵カバー田の不使用時にボディ２に格納できると共に
、スペースをとらず結線及び解除作業時に邪魔にならず
、また、防塵カバー田の係止フック部為は、内外両面に
突起２４Ａ　、　ｕＢを備えているので、両面使用可能
でデザイン的にもスッキリとし、表側に突起が出ないの
で違和感がなく、怪我の防止、ならびに突起破損防止が
図れる。

なお、この発明において、中ボディ５はカバー３と一体
的に構成でき、コード止め部材４の取付手段及び防塵カ
バー田の形状、装着、収納手段は上記実施例に限定され
るものではなく、筒状案内部１０は上下に２分割してボ
ディ２とカバー３にそれぞれ設けることができかつ自動
組立を容易ならしめることが可能である。

（発明の効果） この発明にかかる配Ａｌｌ器具は、上述のように、ボデ
ィと、カバーと、中ボディと、該中ボディに組込まれた
端子部を有する刃受ばね及び錠ばねと、解錠釦とにより
構成され、接続配線器具（相手方］挿入用の筒状案内部
が設けられ、該筒状案内部内【刃受ばねの一部が挿入さ
れているので、速結端子として単線結線が容易かつ迅速
に行ないうると共に、単線ケーブルはもとより棒状圧着
端子を利用してよシ線の結線が可能で、屋内配線路での
配線の接続・分離をワンタッチで行なうことができ、機
器等のレイアウト変更その他による配線の変更が容易で
あシ、作業性が良好である。

また、ボディ【は解錠釦操作用の器具挿入孔が設けられ
ているので、結線解除、再結線が容易であり、コード止
め部材を備えているため、コードすなわち配線の張力除
去を行なうことができ、端子部に直接張力が作用せず結
線が解除されることがなく、防塵カバーを着脱可能に装
着しているので、艮期間の放置に対する防塵性の向上が
図れるうえ、防塵カバー係止突起を利用して接続配線器
具との保合が可能である。

さらに、外殻を構成するボディ、カバー及びコード止め
部材が、衝撃に強い熱硬化性樹脂により成形されている
ので衝撃に対して十分に耐見られる強靭な器具とするこ
とができ、また、充電金属部周辺の中ボディは熱硬化性
樹脂により成形されているので、耐熱性能が確保され品
質の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すもので、第１図は全体分
解斜視図、ｓ２図は全体斜視図、第３図は一部破断側面
図、第４図は中央縦断側面図、第５図は下面図、第６図
は一部破断背面図、第７図は防塵カバーの内側からみた
斜視図、第８図は解錠操作状態を示す一部破断側面図、
第９図は接続配線器具の一例及びその配置状況を示す斜
視図、第１０図はこの発明の他の実施例を示す一部破断
側面図である。 ｌ・・・配線器具、２・・・ボディ、３・・・カバー、
４・・・コード止め部材、５・・・中ボディ、６・・・
端子部、７・・・刃受ばね、８・・・錠ばね、９・・・
解錠釦、ｌＯ・・・筒状案内部、ｌＯム・・・筒状案内
部開口、１１・・・接続配線器具、１４・・・解錠釦操
作用器具挿入孔、蓼・・・防塵カバー　〇

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）ボディと、カバーと、中ボディと、該中ボディに
   組込まれた端子部を有する刃受ばね及び錠ばねと、解錠
   釦とを備えた配線器具であって、接続配線器具挿入用の
   筒状案内部が設けられ、該筒状案内部内に前記刃受ばね
   の一部が挿入されていることを特徴とする配線器具。
2. （２）前記ボディには解錠釦操作用の器具挿入孔が設け
   られている第１項記載の配線器具。
3. （３）前記カバー又はボディには、コード張力除去用の
   コード止め部材が取付けられている第１項記載の配線器
   具。
4. （４）前記ボディの筒状案内部開口に、防塵カバーが着
   脱自在に装着されている第１項記載の配線器具。
5. （５）ボディ及びカバーは衝撃に強熱可塑性樹脂により
   成形され、中ボディは熱硬化性樹脂により成形されてい
   る第１項記載の配線器具。
6. （６）前記筒状案内部は四角筒状でボディに一体的に設
   けられている第１項記載の配線器具。