JPH01188725A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

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Publication number
JPH01188725A
JPH01188725A JP1407288A JP1407288A JPH01188725A JP H01188725 A JPH01188725 A JP H01188725A JP 1407288 A JP1407288 A JP 1407288A JP 1407288 A JP1407288 A JP 1407288A JP H01188725 A JPH01188725 A JP H01188725A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
grooves
circumferential surface
sleeves
driving force
Prior art date
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Pending
Application number
JP1407288A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Sakai
俊文 酒井
Shigeo Tanooka
田ノ岡 茂男
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は、2つの駆動軸間に配設、使用される駆動力伝
達装置に関する。詳しくは例えば四輪駆動車等の駆動力
伝達@置として使用できる。
[従来の技・術] 例えば四輪駆動車の入力側駆動軸と出力側駆動軸間に配
設、使用される駆動力伝達装置として、両層動軸の回転
差で粘性流体を剪断することにより発生する粘性トルク
を利用して一方の駆動軸より他方の駆動軸へ駆動力を円
滑に伝達するものがある。
この種の駆動力伝達装置は入力側駆動軸に内周部を嵌合
する数十枚(−例として33枚)の円板状のインナープ
レートと、前記各インナープレートと交互に配置され、
出力側駆動軸と一体のハウジングに外周部を嵌合する数
十枚(−例として32枚)の円板状のアウタープレート
とを備えている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の駆動力伝達装置は、同軸上に数十枚のインナープ
レート及びアウタープレートとをスペーサを介して微小
な間隔を保った状態で交互に配置している。このため部
品点数が多くコストを高くしていること及び設計製作上
必要な伝達特性を得るための諸設定が難しい等の難点が
ある。
本発明は従来の駆動力伝達装置と基本的に異なり、円板
状のインナープレート及びアウタープレートを用いない
新しい方式の駆動力伝達装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段〕 本発明の駆動力伝達装置は、同一回転軸線上で互いに相
対回転可能な1対の回転軸と、一方の該回転軸に各々一
端部を結合されるとともに同心円状に配設され、各々径
の異なる円筒形でその内周面に周方向に等間隔な複数の
第1作用溝をもつ複数のスリーブと、他方の該回転軸に
各々一端部を結合されるとともに同心円状でかつ各該ス
リーブの内周面と各外周面が隙間をもって対向するよう
に配設され、各々径の異なる円筒形で各その外周面に周
方向に等間隔でその対向する各該内周面の該第1作用溝
と数の異なる複数の第2作用溝をもつ複数のロータと、
互いに対向する各該スリーブの該内周面と各該ロータの
該外周面との間に充填された粘性流体とを有することを
特徴とするものである。
[作用] 上記構成の本発明の駆動力伝達装置によると、互に対向
する各スリーブの第1作動溝をもつ内周面と各ロータの
第2作用溝をもつ外周面との間に充填された粘性流体は
各駆動軸間の回転速度差に伴う各スリーブと各ロータと
の相対回転により剪断される。この結果、前記、内周面
と外周面との間及び複数の第1作用溝と第2作用溝との
間に、粘性トルクが発生する。この粘性トルクは一方の
駆動軸から他方の駆動軸へあるいは他方の駆動軸から一
方の駆動軸へ伝達される。
[実施例] 本発明の駆動力伝達装置の実施例を示す第1図、第2図
及び適用例を示す第3図に基づいて説明する。
本実施例の駆動力伝達装置は、1対の回転軸1.2と、
複数の円筒状スリーブ111.112.113と、複数
の円筒状ロータ211.212.213と、粘性流体E
とを有する。
1対の回転軸1.2は同一回転軸線P上で互いに相対回
転可能である。
一方の回転軸1は出力側の駆動軸となるものでサイドカ
バー10及びクラッチハウジング11を回転可能に連結
している。又、回転軸1は一端凹部1aと、フランジ部
1bとを備えている。クラッチ部1bは円周方向で等間
隔に穿設された複数個のボルト穴P111をもつ。この
一端口部1a及びクラッチ部1bには、サイドカバー1
0の小径突出部10a及び円周方向で等間隔に穿設され
た複数個のネジ穴P110をもつ大径部10bがそれぞ
れ嵌合及び当接した状態で連結固定されている。
クラッチハウジング11は小径筒部11a及び大径筒部
11bと、前記小径筒部11aと大径筒部11bとを連
結する半径方向に伸びる周壁部11Cとからなる。小径
部11aはシールs1及びベアリングB1を介して他方
の回転軸2に連結されたロータ本体20の一端軸部20
aに回転自在に軸支されている。大径筒部11bはシー
ルSを介してサイ、ドカバー10の大径部1ob外周端
に一端110開口の内周面と嵌合、連結している。
周壁部11には径を異にした複数の円筒状スリーブ11
1.112.113が同心円状に配設されている。この
周壁部11cはその端面にそれぞれ同心円状に径の異な
るリング状溝110a、110b、110G及びこの各
リング状1110a。
110b、110cにそれぞれ連通する各ボルト孔P1
12をもつ。又、各円筒状スリーブ111.112.1
13は前記リング状溝110a1110b、110cに
それぞれ嵌合すると共にネジ穴P113を有する一端1
11a1112a1113aを備えている。前記各円筒
状スリーブ111.112.113は、その内周面11
1c、112C1113cに周方向に等間隔にかつ円筒
状スリ−プ111.112.113の回転軸線方向に伸
びる複数の第1作用満111d、112d、113dを
もつ。このような各円筒状スリーブ111.112.1
13は各一端111a1112a、113aを、クラッ
チハウジング11の周壁部11Cの各リング状溝110
a、110b1110cに嵌合した状態で各ボんトP1
2によって連結される。
前記サイドカバー10の小径突出部10aはベアリング
B2及びシールS2を介して前記ロータ本体20の他端
軸部20bに回転自在に軸支されている。
他方の回転軸2はスプライン2aを介してロータ本体2
0を駆動可能に連結している。
前記ロータ本体20の中央大径部20CにGよ径を異に
した複数の円筒状ロータ211.212.213が配設
されている。中央大径部200Gよその一端面にそれぞ
れ同心円状に径の異なるリング状W4210a、210
b、210c及びこの各リング状溝210a、210b
、210cにそれぞれ連通する各ボルト孔P21をもつ
。又、各円筒状ロータ211.212.213は、前記
リング状溝210a1210b、210CICそれぞれ
嵌合すると共にネジ穴P211を有する一端211a1
212 a N 213 aを備えている。又、前記各
円筒状口、−夕211.212.213は、その外周面
に前記各スリーブ111.112.113の内周面の第
1作用満111d、112d、113dより数の少ない
複数の第2作用溝211d。
212d、213dをもつ。これら第2作用溝211d
、212d、213dは、周方向に等間隔にかつ円筒状
ロータ211.212.213の回転軸線方向に伸びる
ように形成されている。この各円筒状ロータ211.2
12.213の各一端211a、212a、213aは
、ロータ本体20の中央大径部200の各リング状溝2
10a%210b1210cに嵌合された状態で各ボル
ト13によって連結される。、これによって各円筒状〇
−夕211.212.213は各々径の異なる円筒形で
各々その外周面に円周方向に等間隔でその対向する。前
記1対の回転軸1及び2と、サイドカバー10と、クラ
ッチハウジング11と、ロータ本体20とで、内部に粘
性流体E(シリコンオイル)が密閉されたクラッチ室]
」を形成している。この粘性流体Eは前記クラッチ室H
内で互いに対向する各複数個の円筒状スリーブ111.
112.113及び各複数の円筒状ロータ211.21
2.213との間に充填される。この粘性流体Eは前記
両者間の回転差により剪断された場合、その粘性トルク
によって各円筒状ロータ211.212.213と各円
筒状スリーブ111.112.113との間で駆動力を
伝達するものである。
本実施例の駆動力伝達装置Aによれば一方の回転軸1に
連結された複数個の円筒状スリーブ111.112.1
13と、他方の回転軸2に連結された複数のロータ21
1.212.213は、互いにクリアランス0.05〜
Q、111を保持した状態で対向している。また、円筒
状スリーブ111.112.113と、円筒状ロータ2
11.212.213とは互いに対向しあう内周面11
1c、112c、113G及び外周面211c、212
01213Gに等間隔で、かつ数の異なる複数の第1作
用溝11d、112d1113d及び第2作用溝211
d、212d、213dとが対向しあった状態で配置さ
れ、この間に粘性流体E、が充填されている。
上記のように構成された本実施例の駆動力伝達111A
は、例えば第3図に示すように四輪駆動車の第1駆動軸
3及び第2駆動軸4との間に配設されて使用される。こ
の場合、駆動力伝達装置Aの回転軸2は入力軸として第
1前記駆動軸3に連結され、回転軸1は出力軸として第
2駆動軸4に連結される。前記第1駆動軸3は前輪側差
動装置30を介して左右1対の前輪31.31に連結さ
れている。また前記第2駆動軸4は後輪側差動装置40
を介して左右1対の後輪41.41に連結されている。
この使用例では、車両が走行中、例えば前輪31がぬか
るみ等に入り込んでスリップした場合、前輪馴初軸3と
後輪駆動軸4との間に回転速度差が生じ、その結果、各
円筒状スリーブ111.112.113に対して各円筒
状ロータ211.212.213が相対回転する。これ
に共なって第1作用溝111d、112d、113d及
び第2作用溝211d、212d、213dに介在する
粘性流体Eが内周面111c、112c、113Cと外
周面211c、212c、213cと間の隙間に押し込
まれる。これにより粘性流体Eに剪断抵抗が発生するこ
と及び前記隙間に介在する粘性流体Eの粘性抵抗により
、その相対回転並びに粘性流体Eの粘性に応じたトルク
が各円筒状スリーブ111.112.113側から各円
筒状ロータ211.212.213側に伝達され、二輪
駆動から四輪駆動に切り替えられる。又、前記第1作用
溝111d、112d、113dと第2作用溝211d
、212d、213dの数が異なっていることにより、
常時各自周面111c、112G、113cと各外周面
211G、2120.213Gが円周上のどこかで対向
する。このためトルク伝達が断続的にならずに継続して
スムーズな回転となる。前記隙間に介在されている粘性
流体が各第1作用溝11d、112d、113dと各第
2作用溝211d、212d、213dl!ilを移動
することにより相互に交換されて流体の劣化を防止する
又、各円筒状スリーブ111.112.113及び各円
筒状ロータ211.212.213は、各々が径の異な
る円筒状でかつ回転軸1.2の回転軸線方向に伸びるよ
うに形成されているので、粘性流体Eとの接触面積が大
きくなっている。更に各円筒状スリーブ111.112
.113及び各円筒状ロータ211.212.213は
、前記複数の第1作用溝11d、112d1113d及
び複数の第2作用溝211d、212d1213dをも
つため、回転差による粘性流体の剪断時に発生するトル
クを伝達できる。
前記各円筒状スリーブ111.112.113及び各円
筒状ロータ211.212.213はそれぞれリング状
溝110a、110b、110G及び210a1210
b、210ck:嵌合した状態でボルトP12及びPI
3により固定されているため、その所定位置へ確実に位
置決め、固定できる。
なお前記実施例では第1作用溝11d、112d、11
3d、第2作用溝211d1212d。
213dが前記回転軸1及び2と平行に形成した場合を
示したが、これに限定されるものでなく前記回転軸1.
2の軸線に対して角度をもって(斜方向に)形成しても
よい。この場合には円筒状スリーブ111,112.1
13とロータ211.212.213が相対回転したと
きに流体による一定方向の流れを作り、より大きなトル
クの伝達が得られるとともに流体の劣化防止効果を増す
ことができる。
[発明の効果1 以上述べたように本発明によれば、従来のように円板状
のインナープレートと、アウタープレートを数十枚互い
違いに同一軸上に配設する方式と異なりスリーブとロー
タが回転軸の軸線方向に延びた筒状体なので部品あたり
の粘性流体との接触面積が大きく、部品点数を少なくす
ることができる。
更にスリーブに第1作用溝を、ロータに第2作用溝をそ
れぞれ形成したことにより、粘性流体に剪断抵抗を発生
させるとともに粘性流体の劣化を防止するこ°とができ
、また第1作用溝の数と第2作用溝の数が異なることに
より円周上の全ての第1作用溝と第2作用溝が対向する
ことがなく、常に円周上のと、こかでスリーブ内周面と
ロータ外周面が対向し粘性抵抗によりトルク伝達が行な
われ、トルク変動の少ない滑かなトルク伝達ができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は駆動力伝
達装置の要部を示す縦断面図、第2図は第1図における
I−I線断面矢視図、第3図は本実施例の駆動力伝達装
置を四輪駆動車の駆動軸間に配設した制御系統を示す概
略図である。 1・・・一方の回転軸 2・・・他方の回転軸 10・・・サイドカバー 11・・・クラッチハウジング 111.112.113・・・円筒状スリーブ111a
1112a、113a・・・一端111c、112c、
113c・・・内周面111d、112d、113d・
・・第1作用溝P11、Pl 2、Pl3・・・締め付
はボルト2・・・回転軸 20・・・ロータ本体 211.212.213・・・ロータ 211a、212a、213a・・・一端211cm、
212c、213C・・・外周面211d、212d1
213d・・・第2作用溝E・・・粘性流体 特許出願人   豊田工機株式会社 代理人    弁理士 大川 宏 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一回転軸線上で互いに相対回転可能な1対の回
    転軸と、 一方の該回転軸に各々一端部を結合されるとともに同心
    円状に配設され、各々径の異なる円筒形でその内周面に
    周方向に等間隔な複数の第1作用溝をもつ複数のスリー
    ブと、 他方の該回転軸に各々一端部を結合されるとともに同心
    円状でかつ各該スリーブの内周面と各外周面が隙間をも
    って対向するように配設され、各々径の異なる円筒形で
    各その外周面に周方向に等間隔でその対向する各該内周
    面の該第1作用溝と数の異なる複数の第2作用溝をもつ
    複数のロータと、 互いに対向する各該スリーブの該内周面と各該ロータの
    該外周面との間に充填された粘性流体とを有する駆動力
    伝達装置。
JP1407288A 1988-01-25 1988-01-25 駆動力伝達装置 Pending JPH01188725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140035U (ja) * 1989-04-28 1990-11-22

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140035U (ja) * 1989-04-28 1990-11-22

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