JPH01188707A - 異材パイプの接合方法 - Google Patents

異材パイプの接合方法

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Publication number
JPH01188707A
JPH01188707A JP1187588A JP1187588A JPH01188707A JP H01188707 A JPH01188707 A JP H01188707A JP 1187588 A JP1187588 A JP 1187588A JP 1187588 A JP1187588 A JP 1187588A JP H01188707 A JPH01188707 A JP H01188707A
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JP
Japan
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joining
coefficient
thermal expansion
joined
pipe member
Prior art date
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Pending
Application number
JP1187588A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Yoshikawa
吉川 光昭
Hiroshi Kahata
加幡 博史
Mitsumasa Yamamoto
光政 山本
Takashi Kurosawa
隆 黒沢
Shuhei Maeda
修平 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP1187588A priority Critical patent/JPH01188707A/ja
Publication of JPH01188707A publication Critical patent/JPH01188707A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所望の接合すべき異質の材料パイプ部材を接
合する方法に関する。特に、材質の熱収縮率に大きい差
があり、その界面での剥離が問題となり、接合し難いパ
イプ部材同志を確固に接合せしめることのできる接合方
法に関する。
[従来の技術] 従来、熱膨張率の差が大きな異材のパイプ部材同士を接
合する場合、冷却時の熱収縮率の差が大きいために接合
界面で剥離し易く、安定した接合を得ることは殆ど不可
能であった。特に鉄系合金(特にステンレス鋼)とチタ
ン系合金のように熱膨張率の差が大きくかつ拡散接合性
の悪いパイプ部材については、接合は殆ど不可能であり
、接合 −したとしても直ぐに剥離していまうものであ
る。
通常、熱膨張率の差が大きな異材同士を円柱形状の内側
と外側で接合する場合、内側の部材が外側の部材より熱
膨張率がかなり大きいと通常の拡散接合法では冷却時の
内側部材の熱収縮により界面で剥離が生じ、健全な接合
が望めない場合が多かった。
特に鉄系合金とチタン系合金のように熱膨張率の差が大
きく、且つ拡散接合性の悪いパイプ部材については、こ
の問題が顕著で、接合は非常に困難であり、未だ、実用
になった製品が見当らない。
〔発明が解決しようとする問題点] 本発明は、異質の材料のパイプ部材を強固に固着接合さ
れる方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記のような熱膨張率の差が大きく、
拡散接合性の悪い内側と外側のパイプ部材同士を強固に
接合することのできる接合方法を提供することを目的と
する。また、本発明は、特に、鉄系合金とチタン系合金
のように熱膨張率の差の大きな異質材料の内側と外側の
パイプ部材同士を強固に接合するための方法を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] [問題点を解決するための手段] 前記のように異質材料のパイプ部材を内側と外側で接合
する場合に、本発明は、互に異なる材質のパイプ部材を
接合する方法において、互に該接合パイプの接合面をは
め込み構造にして嵌合接合することを特徴とする異材パ
イプの接合方法である。
本発明により、異質材料の内側と外側のパイプ部材を接
合する場合、所定形状の用途にしたがって形成された互
いに異なる材質、即ち、例えば、非常に熱膨張率の差の
大きな材料で作られたパイプ部材を互いに接合する界面
の構造をはめ込み構造にして接合するものである。
本発明によれば、材質の異なる内側と外側のパイプ部材
同士を接合する場合、冷却時にその接合面に圧縮作用を
有する応力が生じるために接合が強固になる。このはめ
込み構造は、内側パイプ部材又は外側パイプ部材を分離
型にしても可能であり、所望のパイプ部材の形状に従っ
て選択して決めることができる。このはめ込み構造の接
合面に対しては、溶接可能な材料のときは、電子ビーム
等で溶接でき、また必要により熱を加えながらプレス加
工又はHIP加工等により加工処理し、接合することが
できる。
更に、このはめ込み構造では、突き合わせの形状にして
接合継手を得ることができる。これにより良好な接合継
手が得られる。
本発明の接合方法によると、単にはめ込み構造にして内
側パイプ部材と外側パイプ部材を接合すればよいから、
低コストで異質なパイプ部材を強固に接合できる方法を
提供することができるものである。
従って、本発明の接合方法は、−船釣に複合パイプを製
造する場合、接合継手全般の製造に利用1°ることかで
きる。
[作用] 本発明の接合方法においては、はめ込み構造により、熱
膨張率の大きな内側パイプ部材と熱膨張率の小さな外側
パイプ部材の接合面で、逆転するようにしたために、外
側の冷却収縮が内側よりも大きくなり、冷却時に、接合
面で外側が内側を圧縮し掴むように接合しであるために
、剥離等の問題が生じないものである。
次にその具体的な例により、本発明の接合方法を説明す
る。
[実施例] 図に示すような内側パイプ部材1と外、側パイプ部材2
を接合する。内側パイプ部材1と外側パイプ部材2を第
1図に示すようにはめ込み構造にして接合するものであ
る。
即ち、熱膨張率の大きな内側パイプ部材1を、熱膨張率
の小さな外側パイプ部材2を第1図の如くはめ込み構造
に組み込む、尚、−点鎖線はパイプ部材の中心を示す。
具体的には内側パイプ部材に熱膨張率の大きなステンレ
ス鋼(熱膨張率17X1G−@/”C)を用い、外側パ
イプ部材に熱膨張率s x 1o −’/”Cのチタン
系合金を用いた。得られた接合パイプの接合強度は18
kgf/■1であった。
本発明による接合のはめ込み形状は、第1図に示4゛よ
うなものが代表的なものであるが、必要によ吟、パイプ
部材1を分離型にすることもでき、それは、接合界面が
部材1と2を接合する際に同時に接合されるためにはめ
込み形状は問題ではない。
第2図はこのような構造のパイプ部材の実際の接合方法
を模式的に示すものである。そのAは、溶接可能な場合
で、溶接で接合する場合を示す。
即ち、溶接可能な場合、第1図のように組み込んだパイ
プ部材1.2を真空に脱気した後に、パイプ部材1とパ
イプ部材2の接合界面を例えば、電子ビーム溶接機で溶
接することによりパイプをシールドするものである。ま
た、第2図Bは、溶接不可能な部材同士の場合、HIF
処理法でパイプ部材1.2を接合する方法を模式的(示
す、即ち、第1図のように組み込んだパイプ部材1.2
を真空に脱気し、HIF処理用のカプセル3(通常軟鉄
等)中に密封し、接合面を外部と遮断し、加熱加圧して
HIP処理によりパイプ1と2を接合する。これは接合
する部材同士の特性に応じて適正な条件でHIP処理を
施し接合する。
また、突き合わせ形状では、同様にはめ込み構造にする
ことにより良好な接合継手が得られる。
尚、この場合にはHIP処理だけでなく、通常の一軸ブ
レスで接合してもよい。
第3図は、従来法によるパイプ部材の接合(A図)と本
発明によるパイプ部材の接合法(B図)を比較するため
の説明図である。
即ち、従来法では、熱膨張率の大きい内側パイプ部材1
と熱膨張率の小さい外側パイプ部材2をfitに接合す
ると、冷却時における冷却収縮の大きさを矢印→の大き
さで示すと図示の如くであり、内側パイプ部材1の方が
、外側パイプ部材2よりも大きく、接合面で応力が互い
に反対に生じ、剥離が生じる。
これに対して、本発明による接合方法では、第3図Bに
示すように、熱膨張率の大きな内側パイプ部材1と熱膨
張率の小さな外側パイプ部材2をはめ込み構造で図示の
ように接合すると、その冷却収縮時に、その収縮の大き
さは第3図Bに矢印→でボー゛ように、接合面5では外
側が内側より収縮がより大きいために、外側から内側部
材を掴むように圧縮圧力が生じる。即ち、外側の大きな
収縮により圧縮圧力が生じることにより強固に把握接合
されるものである。従って、必要に応じてはめ込み部分
の形状を決めることにより所望の接合強度の接合パイプ
が得られる。
[発明の効果] 本発明による混合層を挾んだ異質パイプ部材の接合方法
により次のような著しい技術的な効果が得られた。
第1に、填め込み構造により、熱収縮率の差により生じ
た応力を追突せしめ、剥離が生じなく接合される接合パ
イプ構造が得られる。
第2に、材質の異なるパイプ部材同士を比較的に低:1
ストで接合する方法が提供された。
第3に、接合面に適当な圧力が加わり冷却されるために
、強固に固着された接合パイプ部材が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の接合構造を模式的に説明するもので
ある。 第2図A% Bは、本発明の実際の接合を説明する説明
図である。 第3図A、Bは、本発明の接合方法と従来の接合方法を
比較する説明図である。 [主要部分の符号の説明] 103.接合パイプパイプ部材 201.接合パイプパイプ部材 310.接合のために挿入混合層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互に異なる材質のパイプ部材を接合する方法において、 互に該接合パイプの接合面をはめ込み構造にして嵌合接
    合することを特徴とする異材パイプの接合方法。
JP1187588A 1988-01-23 1988-01-23 異材パイプの接合方法 Pending JPH01188707A (ja)

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JP1187588A JPH01188707A (ja) 1988-01-23 1988-01-23 異材パイプの接合方法

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JPH01188707A true JPH01188707A (ja) 1989-07-28

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JP1187588A Pending JPH01188707A (ja) 1988-01-23 1988-01-23 異材パイプの接合方法

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