JPH01188514A - 増粘性組成物 - Google Patents

増粘性組成物

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JPH01188514A
JPH01188514A JP62251816A JP25181687A JPH01188514A JP H01188514 A JPH01188514 A JP H01188514A JP 62251816 A JP62251816 A JP 62251816A JP 25181687 A JP25181687 A JP 25181687A JP H01188514 A JPH01188514 A JP H01188514A
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JP
Japan
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molecular weight
residue
diisocyanate
diol
thickening composition
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JP62251816A
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English (en)
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Hideyuki Sumi
英行 角
Hiroshi Hotta
寛史 堀田
Tomomi Hayashi
林 智美
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DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■(産業上の利用分野) 本発明は水系組成物の増粘に効果的な、かつ良好なレベ
リング性及び耐水性を有する水溶性重合体に関するもの
である。
■(従来の技、術) 従来の水系組成物用増粘剤としては例えばセルロース誘
導体、高分子量の合成水溶性重合体がある。これらは水
等と溶媒和することにより非常に大きな流体力学的体積
を有し、その大きな鎖同志のからみ合いにより増粘する
とされている。
このタイプの増粘剤の特徴としてi)水系組成物中に混
在する粒子、ラテックス等とは相互作用が存在しないこ
とii)高ぜん断速度下で大きく減粘し11】)せん断
速度をとり去ると直ちに増粘しうることにある。
一方、異なった機構による水系組成物の増粘がUSP3
779970.4384096EPOO13836、U
S4079028等に明示されている。これら増粘剤重
合物は比較的低分子量であり、水溶性である重合体主鎖
とポリエチレンオキシド鎖で結合された疎水基末端をも
つ分岐鎖よりなる重合体が明示されている。これらグラ
フト型重合体はi)重合体中に含゛有される非イオン活
性剤の類似構造をもつ疎水基末端を有するポリエチレン
オキシド分岐鎖が水系組成物中に存在する粒子に各部活
性剤と類似の吸着を行い、1つの重合体分子を2個又は
それ以上の粒子と同時に相互作用を及ぼし、見かけ上玉
次元網状構造を作ることにより増粘しii)高ぜん断速
度下においては吸着された重合体が機械的に粒子表面か
ら脱離することにより減粘し1ii)せん断速度をとり
去ると再吸着速度によって制御された速度で粘度が回復
するため良好なレベリング特性が達成される特長をもつ
吸着型増粘剤として明示されている。これらの機構に基
づき増粘作用を示す重合体においてはその吸着部分の量
及び構造が重要な因子であり。
例えばUSP3779970では非イオン活性剤部分の
エチレンオキシドの重合度及びHLBによって規制して
いる。
さらには特開昭59−78226.60−144317
では水溶性主鎖に疎水化された分岐を有する増粘剤重合
物が明示されている。該重合物の特徴として、i)比較
的低分子量であり、ii)重合物中に組みこまれた疎水
基の分岐が他の同種の分岐と相互作用及び相互結合によ
りミセル様の会合を示し、1ii)その結果として水系
組成物中で独特な増粘作用を示す網目構造を形成し、同
時に極めて良好なレベリング特性を示すとされている。
このような会合型増粘剤重合物においても前述の吸着性
増粘剤重合物と同様、会合部分の量、種類が重要な因子
となっており、特開昭60−144317等では疎水基
部分の占めるモル容積及び溶解度パラメーターにより規
制し−Cいる。特に特開昭59−78226では会合し
うる疎水基部分を該重合体中に偏在させ、その会合効率
すなわちより高い増粘効果と良好な流れ特性を併せもっ
た増粘剤重合物を開示している。
■(従来の技術の欠点) しかしながらこのような増粘剤化合物、特に会合壓増粘
特性を示す増粘剤にあっては、その特徴のある粘性挙動
が達成されるのに重要な会合部分とされる疎水基部分が
重合体中にランダム、もしくは、たかだか2〜3個程度
集群として存在しているのにすぎず、他の重合体の疎水
基部分と相互作用及び相互結合によりミセル様の会合を
作りにくい。それゆえ、増粘効果が比較的おだやかであ
り、高い粘度を必要とする外へき用水性ペイント等には
多量に使用しなければ所望する粘性のものかえられず、
ひいてはその大きな使用量りためペイント自身の耐水性
能を落してしまう欠点を有していた。一方会合状態も弱
いため低いせん断力下であってもたやすくその会合状態
が引きはなされ、粘度の急速な低価をもたらす。さらに
はせん断をとり去ってももとの会合状態に至るまでの時
間が長くかかるため良好なレベリングは達成されるもの
の、前述の外へき用ペイント等に用いた場合、タレの問
題が生じてくる欠点も同時に有している。
いわゆる粘1度プロフィール(ズリ速度と粘度の関係)
が−船釣なセルロース誘導体等に比べ改良されている点
も多く見うけられるが、まだまだ満足されるものではな
い。強い会合状態を作るべく疎水基部分の量を多くすれ
ば該重合体は結果として水不溶性となりうる。
■欠点を解決するための手段 この発明はこのような従来の問題点に着目してなされた
ものでありすなわち一般式%式% 式中Xは分子量200−5000のポリエーテルジオー
ルの残基、Yはジイソシアネートから誘導される2価の
有機残基、A及びBはそれ・ぞれ独立にOH又はC1−
C1Bのモノイソシアネート残基、Zは末端l、2ジオ
ール型ビニル系オリゴマーの残基、n、mは1以上で表
わされる構造を有し重合体の分子量が少なくとも100
00以上であることを特徴とする増粘性組成物である。
・0手段を構成する要件 本発明による−・般式■で表わされる増粘性組成物を得
るための構成要点の1つであるXはポリエーテルジオー
ルであり、C1−04のオキシアルキレン基からなるポ
リオキシアルキレン基を有し、好ましくはオキシエチレ
ン基が20’−100重量%のものが好ましく、オキシ
エチレン基が20重量%以下の場合だと本発明の効果が
不充分になる。又、当該ポリニー、チルジオールの平均
分子量は200から50000であり、更に好ましくは
3000〜20000である。平均分子量が3000未
満の場合、増粘効果が不十分になり、一方、平均分子量
が20000以上だと本増粘剤重合物を製造する際に困
難さを生じるとともに、得られた重合物を増粘剤、塗料
等に使用した場合耐水性が若干悪くなる傾向になる。
Yで表わされる構成単位はジイソシアネーI・基含有化
合物の有機残基であり、当該ジ・fソシアネート化合物
としては特に限定されないが1例えば芳香族イソシアネ
ートとしては、2.4又は2.6−トルイレンジインシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、1.4又は1
.5ナフチレンジイソシアネート、1.3又はl、4−
フェニレンジイソシアネー ト、4.4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート、ビフェニル−2,4′−ジイ
ソシアネート等が使用される。また脂肪族ジイソシアネ
ートも同様に使用できる。例えば、水添2.4−)ルイ
レンジインシアネート、イソホロンジイソシアネート、
エチレンジインシアネート、テトラメチレンジインシア
ネート、メチレンビス(4シクロヘキシル)ジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジインシアネートなどがあげら
れる。
Zは会合型増粘効果を示すために大きな働きをすると考
えられ、Zには末端1.2ジオール型ビニル系オリゴマ
ーを用いている。
当該l、2ジオールの平均分子量は400から3000
0が好ましく、さらに好ましい平均分子量は500から
20000である。平均分子量が400以下の場合、本
発明の効果が不充分になり、30000を超える場合、
製造上の作業性が悪化するばかりでなく、当該1.2ジ
オールを調整する際、末端1.2ジオール構造を持たな
いオリゴマーの生成が認められ、結果として本発明の増
粘剤重合物中に組み込むことができにくくなる。当該1
.2ジオールに用いるビニル糸上ツマ−はラジカル重合
可能な不飽和基を有し、かつインシアネート基と活性の
ある基(例えば水酸基、カルボキシル基等)を有しない
化合物であれば特に限定されるものではない。例えば酢
酸ビニル、アルキルビニルエーテル等のビニルエステル
、ビニルエーテル化合物、スチレン、ビニルトルエン等
の芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリル酸メチル、ブ
チルステアリル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル類、Nオクチルアクリルアミド等のNアルキル置換ア
クリルアミド類さらにはノニルフェノールEO付加物等
の非イオン界面活性剤の(メタ)アクリル酸エステル類
などがある。
その中で本発明の効果をよく表わす化合物の1つとして
(メタ)アクリル酸アルキルエステル類があげられ、こ
れをZに使用した場合特に増粘性が優れている。01〜
C3のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル
をZの構、成要素に用い、増粘剤重合体を製造した場合
、従来の会合型増粘剤と構造的にも同様に親木性主鎖に
対し疎水性の分岐鎖な有しており、比較的よく似た増粘
挙動性能を示す。さらに好ましい例としては04〜C。
8のアルキル又はシクロアルキル基を有する(メタ)ア
クリル酸エステルをZの構成要素に用いた場合である。
この場合構造的に親木性主鎖に対し疎水性の分岐鎖を、
さらにはその分岐鎖から04〜Cl Bに相当するアル
キル基又はシクロアルキル基の第2の分岐鎖を持ってお
り、このことからさらに高い増粘効果に寄与していると
思われる。最も好ましい例としては04〜CIf1のア
ルキル又はシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸エステルとC,−c3のアルキル基を有する(メタ)
アクリル酸エステルの共重合体をZに用いることである
。この場合得られる増粘性重合体が溶解状態において第
2の分枝鎖同士のからみあいが少なくなると考えられ、
このことが高い増粘性を維持しつつも高い流れ性、レベ
リング性を出現させているものと考えられる。
他に7ニルフエノールEO付加物の(メタ)アクリル酸
エステルで代表される非イオン界面活性剤の(ツタ)ア
クリル酸エステルも本発明の効果をよく出現させる化合
物であり、親木性/親油性バランス(HLB)が10〜
17を有する非・rオン界面活性剤を用いた(メタ)ア
クリル酸エステルがよく、HLBが10以下だと十分な
増粘性を示さず17を超えると該重合体を塗料等に用い
た場合耐水性が悪くなる。2に非イオン界面活性剤の(
メタ)アクリル酸エステルオリゴマーを用いた重合物の
特徴はレベリング性に非常に優れていることである。
ビニル系オリゴマー末端に1.2ジオールを導入する方
法はl、2ジオール酸構造を有するチオール化合物存在
下でビニル系モノマーを公知の方法にてラジカル重合さ
せることにより容易に行なえ、かつ所望する平均分子量
を有するオリゴマーを調整することはチオール化合物と
ビニル系モノマーの仕込比率を変えることによって達成
される。反応形態は特に限定しないが製造上、不活性溶
媒中での溶液重合が望ましい。A及びBはポリエーテル
ジオール又はZに起因するところのOH基又はOH基を
CI”Oleのアルキル基を有するモノイソシアネート
化合物でエンドキャンプを施し重合物末端に一価疎水基
を導入したものである。
これらの構成を有して得られる当該増粘剤重合体の分子
量は少なくとも10000、好ましくは10000から
1oooooo、最も好ましくは25000から500
’OOOの間である。
一般式■で表わされる重合物を製造する方法は段階的に
作る方法でも一括仕込みによる製造方法でもよい。段階
的に作る方法としては例えばあらかじめ脱水したポリエ
ーテルジオール(一般式■中のX)とポリエーテルジオ
ールのモル数よりわずかに少ない量のジイソシアネート
(一般式■中のY)不活性溶媒触媒を反応容器に仕込み
窒素気流下に50〜120℃の反応温度で残在イソシア
ネートがなくなるまで反応を行ない、末端OH基を有す
る中間体を合成する。次に−・般式■中のZに基づくと
ころの末端l、2ジオール構造を有するビニル系オリゴ
マーを仕込み、続いて所望する分子量を達成するのに必
要充分なジイソシアネート化合物を仕込み、50〜12
0°Cにてウレタン化反応を終結(残存インシアネート
がなくなるまで)させる。もし必要に応じて触媒を追加
してもよい。これとは逆にZに基づく末端1.2ジオー
ルビニルオリゴマーを先にジイソシアネートと反応させ
、ついでXに基づくポリエーテルジオールをウレタン化
反応させてもよい。
得られたポリウレタン重合体をさらにアルキルモノイソ
シアネートにてエンドキャンプしてもよい。その後必要
ならば溶剤を留去することにより反応生成物を得る。
一方、−括仕込みによる製造方法としてはポリエーテル
ジオール(■式中X)末端1.2ジオールビニルオリゴ
マー(■式中Z)と所望する分子量が得られるのに必要
充分なジインシアネート(■式中Y)を不溶性溶媒中に
仕込み必要に応じて触媒を用い窒素気流下にて50〜1
20°Cにてウレタン化反応が終結するまで反応を続け
、さらにはその後アルキルモノインシアネートでエンド
キャンプしてもよい。その後必要に応じて溶媒を留去す
ると反応物が得られる。得られた反応物の構造は段階的
に仕込む方法ではポリエーテル部分とビニル系オリゴマ
ーの部分が偏在したブロンク状に結合した重合物が得ら
れ、−括仕込みによる製造方法ではランダムに結合した
重合物が得られる。
ここでは反応温度は40 ’O未満だと反応が遅く時間
がかかりすぎる欠点がある。また120°Cより高い温
度では異常な副反応が起こり好ましくない。このうち好
ましいのは70〜90°Cである。
これらの反応において、必要に応じて使用される溶剤は
活性水素を含有しない溶剤で例えば芳香族系溶剤として
トルエン、キシレンなど脂肪族系溶剤として石油エーテ
ル、n −ヘキサンなど、脂環式系溶剤としてシクロヘ
キサン、シクロヘキサノン、デカリンなど、ハロゲン含
有溶剤としてクロロボルム、四塩化炭素、エチレンジク
ロライド、クロルベンインなど、エステル系溶剤として
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸ペンチルなど、ケトン系
溶剤として、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メ
チルイソブチルケトンなどがあげられる。また必要に応
じてウレタン化反応に使用される触媒例えばアミン系化
合物としてトリエチルアミン、トリエチレンジアミン、
ヘプタメチルジエチレン、トリアミン、N−メチルモル
ホリン、ペンジルトリエチルアンモニラ・ムハイドロオ
キサイドなど、金属含有化合物としては塩化第1スズ、
塩化第2スズ、オクチル酸スズ、オクチル酸鉛、ジブチ
ルチンジラウレート、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸
鉛、ナフテン酸カリウム、テトラ(2−エチルヘキシル
)チタネート、ナトリウム0−フェニルフェネート、カ
リウムオレート、三塩化アノチモンなどがあげられる。
触媒添加量は仕込んだ全活性水素成分に対しテO、1〜
5000 p p mであり、このうち好ましくは0.
1〜700ppmである。また睦加方法は通常反応初期
に加えるが、反応中に分割して添加してもよい。
本発明の増粘性組成物にその用途に応じて種々の添加剤
を0〜90%の範囲で加えることができる。例えば他の
非イオン系、アニオン系、カチオン系などの表面活性剤
、リン酸誘導体(例えばリン酸、ヘキサメタリン酸ナト
リウムなどり、水溶性高分子(例えばポリアクリル酸の
ナトリウム塩、アミン塩やアンモニウム塩、スチレン−
無水マレイン酸共重合物のナトリウム塩、アミン塩やア
ンモニウム塩ポリビニルアルコールなど)、有機溶剤(
例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プチ
ルセロンルブ、ブチルカルピトール、トリエチレンクリ
コールモノブチルエーテルなど)を添加することができ
る。
本発明の増粘剤重合物はエマルジョンラテックス塗料、
顔料の増粘、レオロジー改質材に用いられ、また捺染糊
剤トリリュ/グ用泥水の粘度調整剤に利用できる。本発
明の増粘剤重合物は水に溶解又は分散させることにより
使用され、その添加量は被添加系に対し0.01〜10
%好ましくは0.05〜5%である。
・■発明の効果 本発明の増粘剤重合物は良好なレヘリング特性と高い増
粘効果を有しており、また耐水性も非常に優れていると
いう効果を有している。
■実施例 以下の実施例は説明のためのみであり本発明を限定する
ものではない。
以下の実施例に使用する化学的な記号は次のように定義
される。
記号     定義 TDI      )リレンジインシアネートHMD 
I    へキサメチレンジインシアネート JPDI    インホロンジイソシアネート PEG     ポリエチレングリコール0cA−1ア
クリル酸2エチルへキシ ルオリゴマー平均重合爪立 の末端12ジオール MMl’、−1メタアクリル酸メチルオリゴマー平均重
合爪立の末端 1.2ジオール NPIOA−1/ニルフエノールエチレンオキサ・11
10モル付加 物アクリル酸エステルのオ リボマー平均重合爪立の末 端1.2ジオール DETL    ジブチルスズジラウレート触媒 AIBN    アゾビスイソブチロニトリル S  t  A / M e  A −1ステアリルメ
タクリート メチルアクリレート共重合 オリゴマー平均重合爪立の 末端1.2ジオール 実施例1〜に れらの実施例は末端1.2ジオール型ビニル系オリゴマ
ーの製造について記載する。
実施例1 0cA−55ジオールの合成温度計、窒素導
入管及び攪拌器を付した容器1000m文の4つロフラ
スコにアクリル酸2エチルヘキンル300g、チオグリ
セリ>−60g、メチルエチルケトン390g、AlB
N2.25gを仕込み、窒素ガスを反応液中に吹き込み
反応気中の酸素を充分に置換する。次いで72〜75°
Cに加熱し還流下にて3時間反応させ、AIBNをさら
に2.25g追加し、2詩間熟成させ反応終了とし、減
圧下にてメチルエチルケトンを留去し反応粗製活物を得
る。粗製活物を多量のメタノール中を投入し、さらにメ
タノールにて数回洗浄して粗糖液体状の末端1.2ジオ
ール型アクリル醇2エチルへキシルオリョマーを得た。
得られたオリゴマーをゲルパーミェーションクロマトグ
ラフィー(G P C)を用いて測定したポリスチレン
換算等の重量平均分子量(霞)は10100、数乎均分
子量(MN )は4800であり、また水素基価(OH
V)は1180であった。
実施例2〜6 実施例1に記載手順と同一の手順を用い第1表に記載の
原料及び使用量にて末端1.2ジオール型ビニル系オリ
コマ−を得た。得られたオリゴマーをGPCにより分子
量をそれぞれ測定し第1表に記した。
実施例7 非イオン界面活性剤アクリル酸エステルの合
成 実施例5で用いた非イオン界面活性剤アクリル酸エステ
ルの合成について記す。
温度計、窒素導入管及び攪拌器を付した2000 m 
9.の4つ目フラスコにノニルフェノールエチレンオキ
サイド10モル付加物(NPlo)661.9g、アク
リル酸72.1g、トルエン140gを仕込み、硫酸を
触媒として阜温にしたかいトルエフ還流下にてエステル
化反応せしめNPIOのアクリル酸エステル(NPIO
A)を得た。得られたNPloAの臭基価を Brom
ide−Bromate法にて測定したところ21.3
と求められた。
実施例8〜12 これらの実施例は末端1.2ジオール型ビニル系オリゴ
マーを偏在させてプロンク状に重合物中に組み込む製造
について記載する。
実施例8 温度計、攪拌器、窒素導入管、冷却管付き検水管を付し
た5つロフラスコに平均分子量的8000を有すPEG
 1000 g、トルエン1900gを仕込み、この反
応液でN2気流下還流させ、溶存しているすべての水を
共廓的に除去した。該反応液を60’Cまで冷却しDB
TLを200ppm添加し、次いテTDIを18.67
g添加した。反応液は2〜3時間で粘稠なものとなり、
残存イソシアネートmはほとんどなかった。次いで0c
A−7を82.20g添加し、続いてTDIを17.6
0g添加し、60°cで2時間さらに80’Oに昇温せ
しめ、ウレタン化反応を完結するまで反応を行った。そ
の後浅皿に反応物を取出しオーブンにてトルエンを蒸発
させ目的とする重合物を得た。
実施例8〜12 実施例7と同様の反応装置手順を用い、第2表に示す反
応物の量を使用し重合物を得た。
実施例14〜21 これらの実施例は末端1.2ジオール型ビニル系オリゴ
マーをランダムに重合物中に組み込む方法について記載
する。
実施例14 実施例7に記載の反応装置を用い平均分子量的8000
を有するPEG1000g実施例にて調整した0cA−
7を82.2g、トルエン1900gを仕込み、窒素気
流下にて還流させ溶゛存しているすべての水を共沸的に
除去した。該反応液を60℃まで冷却し、DBTLを2
00ppm添加し、次いでHMD工を35.02g添加
し、ウレタン化反応が終結するまで反応を行った。
その後、浅い皿に反応物を取り出しオーブンにてトルエ
ンを蒸発させ目的とする重合物を得た。
実施例15〜21 実施例14と同じ方法にて第3表に示す反応物を使用し
重合物を得た。
実施例22〜28 第4表に基づく塗料配合によりエマルジョンペイントを
調整しレオロジー特性、耐水性を評価した結果について
記す。レオロジー特性はレオメタ−(CSレオメタ−)
を用い、ズリ速度os−’から10003−”の間のズ
リ応力を測定した。ここでレベリング性は降伏値SOよ
り、増粘性は75S−’と7503−1のズリ応力より
(ηa75− ’ 、ηa750−”)、ブランク(増
粘剤の故加していない塗料)のそれぞれの値(SoB、
ηB 75− ’ 、ηB750−”)の比率より見積
った。レベリング性が良好なものはSo/SoBの値が
1に近く効果的な増粘性を示すものはy)a75− ”
 /ηB 75− ”又はηa750−’/ηB750
−”の値が大きい。
さらにレベリング性については塗料を清浄なガラス板上
にハケ塗りし残留ハケ目状態を目視で5段階評価した。
耐水性評価はスレート板上に塗料をアプリケーター(膜
厚1 m m )にて塗工し7日間室温にて乾燥させ2
40時間水没させ塗面のフクレ表面のアレ発生状況を調
べた。以上第5表に結果を記載した。
比較例1 ヒドロキシエチルセルロースを増粘剤として用いた塗料
を調整し性能評価に供した。
比較例2 会合型増粘剤と称して市販されている市販品を用いて、
性能評価に供した。
比較例3 ポリアクリル酸ソーダ(顯==50万)を用いて性能評
価に供した。
比較例4 増粘性組成物なし。
第4表 塗料配合処決 配合品名       配合量(重量%)水道水   
      12.6 10%へキサメタリン酸  0.51 ソーダ 分散剤          0,51 消泡剤          0.10 増粘性組成物       0.20 酸化チタン       29.1 アクリルエマルジヨン  53.9 50%品 アンモニア水(28%)   0.10ブチルセロ゛ソ
ルブ     3.00100.00 手続補正書 1.事件の表示 昭和62年 特許願第251,816号2、発明の名称 増粘性組成物 3、補正をする渚 事件との関係 特許出願人 自発補正 5、補正により増加する発明の数 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲第4)項を次に訂正する。
「4)Zのビニル系オリゴマーにおいて、そのくり返し
単位が、一般式 %式% R2はC,〜Ctsのアルキル ルキル又はオキシアルキレン鎖をへだてて−(画凍水基
を有する非イオン性界面活性剤の残基でありかつビニル
系オリゴマーの平均分子量が400〜30000の特許
請求範囲第1項記載の増粘性組成物。 」 (2)明細書第8頁第4行中の「低価」を「低下」に訂
正する。
(3)明細書第15頁第7行中の「酸」を「型」に訂正
する。
(4)明細書第19頁第4行中の「メチルイソブチルケ
トン」を「メチル・rツブチルケトン」に訂正する。
(5)明細書第20頁第16〜17行中の「トリエチレ
ンクリコー・ルモノブチルエーテル」を「トリエチレン
グリコールモノブチルエーテル」に訂正する。
(6)明細書第22頁第15行中のrJPDIJをrI
PDIJに訂正する。
(7)明細書第25頁第4行中の「粗調液体状」を「粘
稠液体状」に訂正する。
(8)明細書第36頁第5表中の に訂正する。
以上 手続補正書 平成 1年 2月15日 1、事件の表示 昭和62年 特許願第251,816号2、発明の名称 増粘性組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正命令の日付 平成1年1月24日候送日平成1年2月7日)5、補正
の対象 昭和63年1月14日付提出の手続補正書の「補正の内
容」の欄6、補正の内容 昭和63年1月14日付提出の手続補正書の「補正の内
容Jの欄における第1項の内容(特許請求の範囲の補わ
を、賢胤のとおり(内容に変更なし)。
別紙 (特許請求の範囲) l)一般式A −(X −0−C−N H−Y −N 
HC−0−X−)−(QC−NH−Y−HN −C−0−Z )−B 式中Xは分子量200〜50000のポリエーテルジオ
ールの残基、Yはジイソシアネート化合物から導かれる
2価の有機残基、A及びBはそれぞれ独立にOH又はC
I ” C菫8のモノイソシアネート残基、Zは末端1
.2ジオール型ビニル系オリゴマーの残基、n、mは1
以上で表わされる構造を有し重合体の分子量が少なくと
も1oooo以上であることを特徴とする増粘性組成物
2)Xのポリエーテルジオール鎖中にオキシエチレン基
が20−100重量%含まれ、かつその平均分子量が3
000〜20000である特許請求範囲第1項記載の増
粘性組成物。
3)ジイソシアネートがトルイレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジインシアネ−1・、メチ
レンビス(4シクロヘキシル)ジイソシア矛−1・、イ
ンホロンジイソシアネートである特許請求範囲第1項記
載の増粘性組成物。
4)Zのビニル系オリゴマーにおいて、そのくり返し単
位が、二数メ Rz         Rt I −(C−C)a−又は−(C−C)a−人 0=店OR2Rt ll R1はH又はメチル R2はCIXC五〇のアルキル又はシクロアルキル又は
オキシアルキレン鎖をへだてて一価疎水基を有する非イ
オン性界面活性剤の残基でありかつビニル系オリゴマー
の平均分子量が400〜30000の特許請求範囲第1
項記載の増粘性組成物。 」 5)R2が01〜C3のアルキル基をもつ単量体体によ
り構成された特許請求範囲第1項記載の増粘性組成物。
6)R2がC4〜cueのアルキル又はシクロアルキル
基をもつ単量体により構成された特許請求範囲第4項記
載の増粘性組成物。
7)R2がそれぞれC1〜C3、C4〜C1flのアル
キル又はシクロアルキル基をもつ単量体同士の共重合体
により構成された特許請求範囲第4項記載の増粘性組成
物。
8)ZのR2が親木性/親油性バランス(HLB)10
〜17を有する非イオン性界面活性剤残基を有する単量
体で構成され、かつ該ビニル系オリゴマーの平均分子量
が400〜3ooooである特許請求範囲第1項に記載
の増粘性組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中Xは分子量200〜50000のポリ エーテルジオールの残基、Yはジイソシア ネート化合物から導かれる2価の有機残基、A及びBほ
    それぞれ独立にOH又はC_1〜C_1_8のモノイソ
    シアネート残基、Zは末端1,2ジオール型ビニル系オ
    リゴマーの残基、n、mは1以上で表わされる構造を有
    し重合体の分子量が少なくとも10000以上であるこ
    とを特徴とする増粘性組成物。 2)Xのポリエーテルジオール鎖中にオキシエチレン基
    が20−100重量%含まれ、かつその平均分子量が3
    000〜20000である特許請求範囲第1項記載の増
    粘性組成物。 3)ジイソシアネートがトルイレンジイソシアネート、
    キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
    アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、メチレ
    ンビス(4シクロヘキシル)ジイソシアネート、イソホ
    ロンジイソシアネートである特許請求範囲第1項記載の
    増粘性組成物。 4)Zのビニル系オリゴマ−において、そのくり返し単
    位が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ R_1はH又はメチル R_2はC_1〜C_1_8のアルキル又はシクロアル
    キル又はオキシアルキレン鎖をへだてて一価疎水基を有
    する非イオン性界面活性剤の残基でありかつビニル系オ
    リゴマーの平均分子量が400〜30000の特許請求
    範囲第1項記載の増粘性組成物。 5)R_2がC_1〜C_3のアルキル基をもつ単量体
    体により構成された特許請求範囲第1項記載の増粘性組
    成物。 6)R_2がC_4〜C_1_8のアルキル又はシクロ
    アルキル基をもつ単量体により構成された特許請求範囲
    第4項記載の増粘性組成物。 7)R_2がそれぞれC_1〜C_3、C_4〜C_1
    _8のアルキル又はシクロアルキル基をもつ単量体同士
    の共重合体により構成された特許請求範囲第4項記載の
    増粘性組成物。 8)ZのR_2が親木性/親油性バランス(HLB)1
    0〜17を有する非イオン性界面活性剤残基を有する単
    量体で構成され、かつ該ビニル系オリゴマーの平均分子
    量が400〜30000である特許請求範囲第1項に記
    載の増粘性組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04142385A (ja) * 1990-10-02 1992-05-15 Sanyo Chem Ind Ltd 水系増粘剤および経糸糊剤
JP2003064149A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Dainippon Ink & Chem Inc 水分散性ポリイソシアネート組成物、水性硬化性組成物、水性硬化性組成物を含む水性塗料および水性接着剤
JP2009165910A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toyo Ink Mfg Co Ltd 分散剤、及びそれを用いた顔料組成物並びに顔料分散体

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