JPH0118717Y2 - - Google Patents

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JPH0118717Y2
JPH0118717Y2 JP11184284U JP11184284U JPH0118717Y2 JP H0118717 Y2 JPH0118717 Y2 JP H0118717Y2 JP 11184284 U JP11184284 U JP 11184284U JP 11184284 U JP11184284 U JP 11184284U JP H0118717 Y2 JPH0118717 Y2 JP H0118717Y2
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screw auger
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guide frame
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、地面より縦穴を掘削した後に、縦穴
の底部からガス管、水道管等比較的小径の管等を
施工するための横穴を、継足し式スクリユーオー
ガにより地下に掘削する場合に使用される横穴掘
進装置において、スクリユーオーガの継足し分解
時に先行のスクリユーオーガの把み部を把持する
固定チヤツク装置を備えた横穴掘進装置に関す
る。
(従来の技術) 道路に沿つて地中に埋設されている既設ガス管
から分岐して住宅等の供給対象にガスを供給する
新設ガス管を施工する場合、従来は、人がはいる
ことのできる直径1m程度の新設ガス管接続作業
用の縦穴を、地面から既設ガス管が埋設されてい
る深さにわたつて掘削すると共に、該縦穴から供
給対象の敷地内に至る(多くの場合道路を横断す
るような)新設ガス管埋設用の溝を掘り、新設ガ
ス管埋設後は該溝や縦穴を埋める仮復旧を行なつ
た後、数日あるいは十数日してから本復旧を行な
つている。このため、工期、労力および工費がか
かり、さらに道路交通に支障を来たすという問題
点がある。
そこで、本考案者等は、新設ガス管施工後は、
仮復旧を要せずにいきなり本復旧が行なえるよう
に、すなわち作業を行なうことによつて生じる道
路の破損が軽微となるように、地面から前記既設
ガス管に達する従来より断面積の小さい縦穴を掘
進すると共に、該縦穴にケーシングを押し嵌め、
該ケーシングの内壁に縦方向に設けたガイド手段
に位置決めされかつ昇降装置により昇降される昇
降フレームを装着し、該昇降フレームにスクリユ
ーオーガの回転駆動装置と横行装置と回転、固定
チヤツク装置を搭載し、該回転駆動装置によりス
クリユーオーガを回転させると共に横行装置によ
りスクリユーオーガを前進させながら横穴を掘進
し、スクリユーオーガが後端部を除いて地中に埋
没するまで掘進したら、前記昇降フレームを引上
げ、地上で新たなスクリユーオーガを回転チヤツ
ク装置に装着し、該昇降フレームを再び縦穴の底
部まで降下させ、該底部にて、遠隔操作により、
昇降フレームの前部に設置している固定チヤツク
装置で先行のスクリユーオーガの把み部を把持し
ておき、一方後行のスクリユーオーガは前記回転
チヤツク装置により把持した状態で回転させ、か
つ前進させることにより、該後行のスクリユーオ
ーガの先端の雄ねじ部を前記先行のスクリユーオ
ーガの前記把み部に設けた雌ねじ部に螺合するこ
とにより継足し、次に前記固定チヤツク装置によ
る前記先行のスクリユーオーガの固定を解いて掘
進を再開するという操作、動作を繰返えすことに
より、新設ガス管挿入用横穴を掘削する(すなわ
ち、縦穴のサイズが従来よりも小さくなり、かつ
従来の新設ガス管埋設用溝の施工、埋込みが不要
となる)装置を開発している。
このような横穴掘進装置において、スクリユー
オーガの継足し分解時に先行のスクリユーオーガ
の把み部を把持する固定チヤツク装置として先に
開発したものは、スクリユーオーガをまたぐ門形
の取付けフレームに鋏状の把持用爪を取付け、該
把持用爪を該取付けフレームの上部に取付けた油
圧シリンダにより開閉する構造を採用していたの
で、スクリユーオーガの継足し分解時に、該把み
部を把持用爪で把持する際、確実に把持している
か否かを縦穴の上から目視することができず、作
業がしにくいという問題点があつた。また、取付
けフレームにピン枢着される把持用爪の枢着部に
おけるガタの存在により、該把持用爪に把持され
る先行のスクリユーオーガと後行のスクリユーオ
ーガとの間で芯ずれを起こしてスクリユーオーガ
の継足しが円滑に行なえない場合があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、縦穴の底部で継足し式スクリユーオ
ーガにより横穴を掘進する装置において、先行の
スクリユーオーガの把み部を把持用爪によつて把
持しているか否かを縦穴の上部から目視すること
ができ、かつ先行のスクリユーオーガの位置を高
精度に設定でき、スクリユーオーガ継足し時にス
クリユーオーガの芯ずれを起こすことのない固定
チヤツク装置を備えた横穴掘進装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の横穴掘進装置は、縦穴内の横穴掘進位
置に位置決めされるガイドフレームと、回転チヤ
ツク装置により継足し式スクリユーオーガを把
持・回転させ、ガイドフレーム上を横穴に向かつ
て横行する回転駆動装置と、ガイドフレームの前
部に設けられ、スクリユーオーガの継足し・分解
時に横穴中にある先行のスクリユーオーガの後端
部を回転チヤツク装置の回転軸線上に把持する固
定チヤツク装置とを備えた横穴掘進装置におい
て、前記固定チヤツク装置が、ガイドフレームの
前部に左右に開閉可能に設けられた一対の把持用
爪と、一方の把持用爪を開閉させる第1の開閉装
置と、他方の把持用爪を開閉させ、かつ、その閉
方向の力が第1の開閉装置よりも大きい第2の開
閉装置と、他方の把持用爪の閉位置を規定するス
トツパとからなることを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の詳細を、新設ガス管施工用横穴掘
削に例を取り、第1図ないし第3図により説明す
る。まず、第3図により、横穴掘進装置の概略に
ついて説明する。Aは道路の下に位置する地下に
埋設されている既設ガス管、Bは地面から該既設
ガス管Aに至る深さに掘削された縦穴、1a,1
bは該縦穴Bに嵌め込まれたケーシングである。
2は門形をなす支持フレーム3とこれに取付けら
れるガイドフレーム4とからなる昇降フレームで
あり、該支持フレーム3の左右の柱部3a,3b
の各上下部分には、ケーシング1a,1bの内壁
の対向位置に上下方向に固着して設けたガイドレ
ール5に沿つて転動するガイドローラ6が取付け
てある。34は該昇降フレーム2を昇降させるウ
インチであり、該ウインチ34はケーシング1b
上に設置したフレーム33上に搭載され、これに
より巻取り繰出しされるワイヤロープ51は、前
記支持フレーム3の上枠3cに取付けたシーブ5
2に掛け回わされている。
前記ガイドフレーム4は、前記支持フレーム3
に対し、前記ガイドレール5,5どうしの対向方
向に対して直角をなす方向に向けて、すなわちケ
ーシング1aの下部に設けた縦長の切欠部でなる
スクリユーオーガ挿通用開口部(図示せず)に向
けてほぼ水平に取付けてあり、該ガイドフレーム
4にはその長手方向に対をなすガイドレール1
0,10(第1図参照)が固設されている。
7はスクリユーオーガ25の回転駆動装置であ
り、該回転駆動装置7は、スクリユーオーガ回転
用油圧モータ7aと、スクリユーオーガ25の把
み部25aを把持する回転チヤツク装置7bとか
らなり、第1図、第2図に示すように、該回転駆
動装置7の下面の4隅にはガイドローラ11を取
付け、ガイドローラ11の外周に設けた溝を前記
ガイドレール10に嵌合することにより、該回転
駆動装置7が該ガイドレール10によつて位置決
めされかつ移動可能となつている。回転チヤツク
装置7bは、前記把み部25aを把持する複数個
の爪を放射状に摺動可能に配設し、油圧シリンダ
により爪を開閉するように構成してなるものであ
る。
前記ガイドフレーム4上には、前記回転駆動装
置7を横行させるために横行用油圧モータ12
と、その出力側に設けられた減速機19とを設置
し、該減速機19の出力軸にはスプロケツト13
を取付け、第1図に示すように、該スプロケツト
13と、ガイドフレーム4の両端近傍に取付けた
スプロケツト14,15に掛けたチエーン16
を、前記回転駆動装置7の側部に設けた接続部1
7に接続し、油圧モータ12を作動させることに
より、回転駆動装置7がガイドレール10に沿つ
て横行するようになつている。
次に本考案の要部について説明する。前記ガイ
ドフレーム4の前端部にはスクリユーオーガ継足
しのための固定チヤツク装置24が取付けられて
いる。該固定チヤツク装置24は、第1図、第2
図に示すように、ガイドフレーム4にチユーブ側
がそれぞれピン35,36により連結された左右
一対の油圧シリンダ30,31と、ガイドフレー
ム4にそれぞれピン37,38を中心として回動
可能に取付けられ、一端が前記各油圧シリンダ3
0,31のピストンロツドにピン39,40によ
り連結されたリンク21,22と、スクリユーオ
ーガ25の左右に位置し、かつスクリユーオーガ
に対してほぼ直角をなすようにガイドフレーム4
上に取付けられた爪ガイド41,42と、該爪ガ
イド41,42にそれぞれ摺動可能に装着された
把持用爪26,27と、一方の把持用爪26に固
定され、前記爪ガイド41の端面に当接すること
により、該把持用爪26の閉方向の位置、即ち最
閉位置を規定するにストツパ28と、前記各把持
用爪26,27に固定され、前記リンク21,2
2の他端のオーク部21a,22aにそれぞれ係
合するピン43,44とからなる。
また、ストツパ28を設けた把持用爪26を動
作させる側の油圧シリンダ30は、他方の油圧シ
リンダ31よりも大径(D1>D2)に形成するこ
とにより、該ストツパ28を設けた側の把持用爪
26に作用する開閉力の方が、他方の把持用爪2
7に作用する開閉力よりも大となる上述の構成に
おいて、図の右側の把持用爪27を開閉させる油
圧シリンダ31及びリンク22は第1の開閉装置
を構成し、左側の把持用爪26を開閉させる油圧
シリンダ30及びリンク21は第2の開閉装置を
構成する。
この構成において、横穴掘削の際には、油圧シ
リンダ30,31を収縮させる。この際、油圧シ
リンダ30,31のピストンロツドの動きは、そ
れぞれリンク21,22を介して把持用爪26,
27に伝達され、把持用爪26,27は開位置と
なり、スクリユーオーガ25に接触しない。
先行のスクリユーオーガ25に対する後行のス
クリユーオーガ25′の継足しを行なう場合は、
油圧シリンダ30,31を伸長させ、これによ
り、把持用爪26,27を閉じて先行のスクリユ
ーオーガ25の把み部25aを把持する。この場
合、把持用爪26に固定されたストツパ28が爪
ガイド41の端面に圧接し、対向する把持用爪2
7との間で前記把み部25aを把持するが、油圧
シリンダ30によつて把持用爪26から把み部2
5aに作用する押圧力は、油圧シリンダ31によ
つて把持用爪27から把み部25aに作用する押
圧力よりも大であるため、継足し時には先行のス
クリユーオーガ25の把み部25aは常に一定の
位置になる。
従つて、回転チヤツク装置7bにより後行のス
クリユーオーガ25′を把持し、かつ油圧モータ
7aを作動させてスクリユーオーガ25′を回転
させ、さらに前記横行用油圧モータ12を作動さ
せて回転駆動装置7を微速で前進させることによ
り、先行のスクリユーオーガ25の把み部25a
の設けた雌ねじに、後行のスクリユーオーガ2
5′の先端の雄ねじをねじ込んで接続する場合、
芯ずれが起こらず、確実に接続を行なうことがで
きる。
また、把持用爪26,27やその開閉装置がス
クリユーオーガ25の左右の位置にあるので、縦
穴Bの上からのぞきこんだ場合、先行のスクリユ
ーオーガ25と後行のスクリユーオーガ25′と
の接続部を目視することができ、作業を確実に進
行させることができる。
なお本考案において、一方の把持用爪26に作
用する開閉力を他方の把持用爪へのそれよりも大
きくする手段としては、リンク機構の構成を変化
させたり、ばねの力を作用させる等の他の手段も
採用できる。
(考案の効果) 本考案によれば、把持用爪がスクリユーオーガ
の左右に配設された構造を有するので、先行のス
クリユーオーガの把み部を把持用爪によつて把持
しているか否かを縦穴の上部から目視することが
できるので、作業がしやすく、また、スクリユー
オーガが継足されていない状態で掘削作業を進行
させるおそれが無く、横穴掘削を確実に行なうこ
とができる。
また、前記ストツパの作用と、左右の把持用爪
に作用する開閉力に差を設けたことにより、先行
のスクリユーオーガの位置を高精度に設定でき、
スクリユーオーガ継足し時にスクリユーオーガの
芯ずれを起こすことなく、従つてスクリユーオー
ガ継足しを円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の横穴掘進装置の一実施例を示
す上面図、第2図は同じくその正面図、第3図は
該横穴掘進装置の全体を掘削状態にて示す正面図
である。 2……昇降フレーム、21,22……リンク、
25……先行のスクリユーオーガ、25′……後
行のスクリユーオーガ、26,27……把持用
爪、28……ストツパ、30,31……油圧シリ
ンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦穴内の横穴掘進位置に位置決めされるガイド
    フレームと、回転チヤツク装置により継足し式ス
    クリユーオーガを把持・回転させ、ガイドフレー
    ム上を横穴に向かつて横行する回転駆動装置と、
    ガイドフレームの前部に設けられ、スクリユーオ
    ーガの継足し・分解時に横穴中にある先行のスク
    リユーオーガの後端部を回転チヤツク装置の回転
    軸線上に把持する固定チヤツク装置とを備えた横
    穴掘進装置において、前記固定チヤツク装置が、
    ガイドフレームの前部に左右に開閉可能に設けら
    れた一対の把持用爪と、一方の把持用爪を開閉さ
    せる第1の開閉装置と、他方の把持用爪を開閉さ
    せ、かつ、その閉方向の力が第1の開閉装置より
    も大きい第2の開閉装置と、他方の把持用爪の閉
    位置を規定するストツパとからなることを特徴と
    する横穴掘進装置。
JP11184284U 1984-07-25 1984-07-25 横穴掘進装置 Granted JPS6126791U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184284U JPS6126791U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 横穴掘進装置

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JP11184284U JPS6126791U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 横穴掘進装置

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Publication Number Publication Date
JPS6126791U JPS6126791U (ja) 1986-02-18
JPH0118717Y2 true JPH0118717Y2 (ja) 1989-05-31

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ID=30670915

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JP11184284U Granted JPS6126791U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 横穴掘進装置

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