JPH01185193A - リラクタンス型3相電動機 - Google Patents

リラクタンス型3相電動機

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JPH01185193A
JPH01185193A JP63006834A JP683488A JPH01185193A JP H01185193 A JPH01185193 A JP H01185193A JP 63006834 A JP63006834 A JP 63006834A JP 683488 A JP683488 A JP 683488A JP H01185193 A JPH01185193 A JP H01185193A
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Itsuki Ban
伴 五紀
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Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 一般の電動機より小型でしかも高速高トルクの動力源と
して使用されるものである。例えば、ルームエアコンの
シロッコファンの駆動源である。
又電動グラインダ、工作機特にドリルマシンのドリル駆
動源に使用される。
〔従来の技術〕
リラクタンス型の電動機は、高出力トルクであるが、磁
極数が増加し、又界磁マグネットがないので、磁極の蓄
積磁気エネルギが著しく大きく、該エネルギの出入に時
間がかかシ、周知の重ね巻き多相直流整流子電動機のよ
うに高速度とすることが不可能で、従って高トルク低速
の電動機しか得られていない現状にある。
同じ目的を達する高速高トルクの半導体電動機として界
磁磁極を稀士属マグネットとすると出力トルクは大きく
なるが高価となシ実用性が失なわれる。又周知の高い周
波数のインバータを利用する誘導電動機も高速となるが
、高トルクのものは高価となシ実用性が失なわれる。
〔本発明が解決しようとしている問題点〕第1の問題点
として、リラクタンス半導体電動機は、一般の整流子電
動機のように相数を多くできない。これは、各相の半導
体回路の価格が高い為に実用性が失なわれるからである
従って、各磁極の蓄積磁気エネルギは大きくなシ、その
放出と蓄積に時間がかかシ、高トルクとなるが高速とな
らない問題点がある。
第2の問題点として、特に出力トルクの大きいリラクタ
ンス型の電動機の場合には、電機子の磁極の数が多くな
シ、又その磁路の空隙が小さいので、蓄積磁気エネルギ
が大きく、上記した不都合は助長される。
高トルクとする程この問題は解決不能となるものである
第3の問題点として、/相毎の通電が電気角で720度
の通電となっているので、通電の初期と末期で、出力ト
ルクに無効な通電が行なわれて効率を劣化せしめる。特
に、末期における損失が著しい。従って、3相Y型接続
の電動機に比較して%位の効率となる不都合がある。又
蓄積磁気エネルギの放電の為に反トルクを発生し、出力
と効率の低下を招く不都合がある。
笛部の問題点として、3相のりラフタンス型の電動機の
場合には、通?!電流を制御すべき制御回路が錯雑とな
シ、高価となる。
又、磁極数と突極数を増加し構成が錯雑となシ、大出力
の場合は別として、小出力(700ワツト以下の出力)
の場合には実用性が失なわれる。
かかる問題を避けて、3相半波通電の構成とすると、振
動を誘発する問題点がある。即ち励磁された磁極と対向
突極との間に大きい径方向(回転方向でないもの)の磁
気吸引力を発生し、この力は衝撃的で大きい機械音を発
生し、又との為に軸承時間を小さくして実用性が失なわ
れるものである。
〔問題点を解決する為の手段〕
第、第2の問題点を解決する為に次の手段が採用されて
いる。
第1の手段として、出力トルクと回転数に対応した高い
直流電源を使用し、励磁電流を断ったときに、電流を急
速に消滅せしめる電気回路を利用し、位置検知信号の波
形(一般に、立上シと降下部が急激でない形で、電気角
でiro度の巾となっている。)に対応した電流を励磁
電流とする通電制御回路を利用している。
第2の手段として、励磁電流の通電中を電気角で90度
とし、この為に位置検知信号の巾も電気角で90度とし
ている。
従って、通電電流の巾は必ず電気角でiroqo度とな
る。通電制御回路は、第1の手段と同じ回路が利用され
ている。
上述した通電制御を行なっているので、第3の問題も解
決される。
更に又、3相半波の通電を行なっているので、磁極−突
極の数が少なくなり、構成が簡素化され、小出力のこの
種の電動機を誘導機に対抗して使用できるようにしたも
のである。
第1の相の磁極の励磁、第2の相の磁極の励磁、第3の
相の磁極の励磁の区間は、それぞれ電気角でiro度の
巾となシ、互いに電気角で60度ずつ重なっているので
、回転子の振動が抑止され、機械音の発生も小さくなる
。又このときに、半周分の磁極と突極の空隙と他の半周
分のそれ等の空隙を異ならしめて、回転子が常に所定の
方向に吸引された形式とすると、上述した振動は更に小
さくなる。
従って、第弘の問題が解決されるものである。
〔作用〕
励磁電流の通電制御をするトランジスタをオンオフして
、位置検知信号に対応する電流曲線としているので、反
トルク発生がない。従って高トルク高速の電動機を得る
ことができる。
このときに、印加電圧により回転速度のみの制御が行な
われ、出力トルクは独立に制御できる作用がある。
位置検知信号が電気角でqo度の場合も同じ作用がある
3相片波通電の通電方式となっているので、回転方向に
垂直な径方向の磁極と突極間の磁気吸引力は、回転とと
もに1方向に連続して得られる。
従って、磁極と突極間の磁気吸引力は常に/方向となる
ので、連続して円滑な回転が行なわれるので、振動が除
去される。
磁極と突極間の空隙を調整すると、更に振動は小さくな
る作用がある。
位置検知素子は、一般にホール素子が利用されるが、本
発明装置では、小径のコイルを利用することができる。
コイルは廉価で、耐熱性があシ、信号出力を大きくでき
るので、900ワット位の出力の電動機を構成すること
ができる。
高速度とすることができるので、突極数を多く即ち2個
とすることができる。従って磁極間の空間が大きくなシ
、励磁コイルを装着すべき空間も大きくなる。従って銅
損を減少して効率の良好な電動機が得られる。従来の技
術によると、突極数を多くすると回転速度が低下するが
、本発明の手段によると、かかる不都合が除去されるの
で、突極の多い構成とすることができる。従って、構成
を簡素化して実用性のある電動機とすることができるも
のである。
〔実施例〕
次に、第1図以下につき本発明による実施例の詳細を説
明する。各図面中の同一記号のものは同一部材なので、
重複した説明は省略する。
第1図は、本発明による3相片波通電(3相半波通′I
t)のりラフタンス型電動機の機構のみを示すものであ
る。
第1図の固定電機+6は、等しい巾と等しいピッチの磁
極ja、4b、・・・を有する電機子6を周矧の手段即
ち型抜きした珪素鋼板を積層固化して作ったものである
。回転子コの突極、2a 、 jb 。
・・・の構成は、2個となり等しい巾と等しい離間角で
構成されている。
磁極4a 、4dは軸対称の位置にある。磁極Jb、4
e及び磁極ac、gfもそれぞれ軸対称の位置にある。
磁極6bは、磁極6aと電気角で(120+ 360)
度の位相差がある。磁極6cは、磁極6bと同じ電気角
の位相差となっている。
磁i+a16b+−・・には、励磁コイル7a。
7b、・・・がそれぞれ捲着されている。各磁極の巾は
等しく、等しいピッチで配設され、それ等の磁路開放端
は、僅かな空隙を介して突極と対向している。
コイル//a 、//b 、//cは位置検知素子とな
るもので、これ等の出方にょシ、励磁コイル7a。
7d及び71)、7.及び7c、7fの通電制御が行な
われている。
コイル//a 、//b 、//cは、互いに12□度
離間しているので、位置検知信号も、第2図(a)のタ
イ、 ムチヤードで、曲線!;Ja、33b、及び曲線
S弘a。
job、・・・及び曲線3!; a 、 33 b 、
・・・として示されている。
次に、コイル//aの位置検知素子より位置検知信号を
得る手段につき説明する。
記号//a 、//b 、//cで示すものは、コイル
で位置検知素子となるものである。コイル//a。
//b、//cは、磁極Ja、Jb、4cの側面から克
て図示の位置において、それぞれ電機+6に固定され、
又コイル面が各突極側面に対向している。
コイル//a 、//b 、//cの位置は変更しても
よいが、それぞれによる位置検知出方が、第を図(a)
のタイムチャートにつき後述する曲線3Ja、jJb。
・・・及び曲線5Qa、jlb、・・・及び曲線!;3
a、3;!;b。
・・・が得られる位置であればよい。
次に、第3図につき、上記したコイルの位置検知信号に
つき説明する。
記号17は発振回路で、/−j−メガサイクルの交流が
出力され、コイル//a、抵抗ua、22b。
UCで作られたブリッジ回路に印加されている。
コイル//aが突極に対向しないときには、オペアンプ
Jの出力はない。突極に対向し始めると、コイル//a
のインダクタンスは銅損と鉄損の為に減少し始め、完全
に対向すると最低値となる。・従って抵抗Uaの電圧降
下も対応して変化する。この出力は、ダイオードとコン
デンサ/?aにより平滑化されて、オペアンプmの十端
子の入力となる。
又抵抗UCの電圧降下は、ダイオードとコンデンf/9
 t)により平滑化されて、オペアンプ20の一端子の
入力となっている。コイル//aと対向する突極の移動
により、第♂図(a)の、曲線SJa、3Jb。
・・・が端子21より出力される。
曲線j3aの始端と末端の立上シ、降下の曲線は、コイ
ル//aの径の大小により変更できる。
コイル//aと対向する突極の代りに、回転子λと同期
回転し、突極λa 、 2b 、・・・と同じ形状の突
出部を有するアルミニューム製の回転子の突出部にコイ
ル//a 、 //b 、 // cを対向せしめると
、より大きい位置検知出力を得ることができる。コイル
の渦流損失が大きくなるからである。
コイル//b、//cについても第3図と同じ構成の回
路により位置検知出力を得ることができる。
これ等の曲線が第r図(a)で曲線54’ a 、 5
4’ t) H・・・及び曲線jja、jjb、・・・
とじて示されている。
コンデンサ/qa、/9bは必ずしも必要なものではな
い。これ等を除去するとオペアンプ:LOのトランジス
タのキャリアの消滅時間が、発振器/7の半サイクルの
時間より著しく大きいので、オペアンプ2.0の出力は
平滑化されて出力される。
コンデンサ/qa、/9bが除去されると、回路を工C
化した場合に有効な手段を供与できる。
次に第1図の装置の回転子2の駆動作用を説明する。
以降の角度夛示はすべて電気角の表示とする。
第1図の状態は、コイル//aの位置検知信号による励
磁コイル7a 、7dの通電が断たれ、コイル//1)
の位置検知信号により、励磁コイル7b。
7θの通電が開始されて、すでに60度を経過したもの
である。
回転子コが矢印り方向に、更に120度回転すると、コ
イル//1)の位置検知信号による励磁コイル7b、7
θの通電が断たれ、コイル//cの位置検知信号により
、励磁コイル7c、7fの通電が開始されて、40度を
経過している。
次に、コイル//aの位置検知信号により、励磁コイル
7a 、7dが再び通電されて、矢印り方向の引続いた
回転が行なわれる3相片波の通電による電動機となって
いる。
上述した電動機は、次に述べる欠点がある。
図示の位置より回転子λが反時計方向に回転された位置
で、励磁コイル7a、7dが通電され、磁極ja、4d
がN、S極に動画され、他の励磁コイルはすべて通電さ
れていない場合について説明発生する。
励磁コイル7aによる磁束は、突極Jc、磁極6bなら
びに突極2eL、磁極6C及びこれ等と対称の位置にあ
る突極に磁極を介してバイパスされる。
又励磁コイル7dによる磁束は、突極Jg、磁極Aeな
らびに突極Jh、磁極Af及びこれ等と対称の位置にあ
る突極と磁極を介してバイパスされる。
上述したバイパスされた洩れ磁束の方向は、互いに逆方
向であるが、大きさが異なるので、比較的大きい残留磁
束を発生し、この為に反トルクを発生する。
従って、効率を減少せしめる欠点がある。又この為に振
動を誘起する欠点がある。
軸対称の位置にある磁極4a、4clと対向する突極間
の径方向の磁気吸引力は大きいが、空隙長が等しければ
、吸引力はバランスしている。しかし空隙長が0. /
ミリメートル位なので、アンバランスな吸引力が残留す
る。かかる残留吸引力は他の磁極と突極間にも発生する
。回転中に、残留吸引力は方向と大きさが変化するので
、振動を誘発する不都合がある。
上述した不都合を除去する手段もあるが、すべて構成が
錯雑化し、小型小出力(/DOワット以下の出力)の電
動機の場合には実用性がない1、実測によると、効率の
低下はあるが、70%位のものとなるので実用性が保持
され、構成が簡素化されるので有効な手段となるもので
ある。
リラクタンス型の電動機では、後述するように励磁コイ
ルのアンペアターンが大きくなるので、励磁コイルを装
着すべき空間が大きくなる。
第1図の構成より判るように、磁極Ja、&b。
・・・間の間隔が大きいので、励磁コイルの装着空間が
大きく、最大の出力トルクが得られる効果がある。
本発明装置は、第5図(a)(b)について後述するよ
うに、高速度の回転とすることができるので1突極ua
、、2b、・・・の数を多くすることができる・従って
、上述した磁極4a 、 &b 、・・・の離間角を大
きくすることができて、励磁コイルの装着空間が大きく
なるものである。
突極数を図示のr個より少なくする手段もあるが、この
場合には、1つの磁極にλつの突極が対mを短絡する場
合が発生し、このときの正反トルクにより、出力トルク
が消滅して、効率が50−以下となシ、実用性が失なわ
れる。本発明装置においては、かかる欠点は完全に除去
されている。
笛部図に示すものは、第1図の突極、磁極、励磁コイル
の展開図である。
位置検知素子となるコイルは6個とされて、図示の位置
に固定されている。コイル//a、//b。
//cによる第3図の回路による位置検知信号は、前述
した通電である。
コイル//d、//e 、//fは、コイル//a、/
/b。
//cよりそれぞれ90度だけ離間して、第3図と同じ
構成の回路により位置検知出力が得られている6かかる
位置検知出力は、第6図(a)(t+)の実施例に使用
されるもので、詳細については後述する。
笛部図の矢印/Jaは、図示の位置より、6e度回転す
る区間の各磁極の励磁極性を示すもので、磁極ab 、
6eがN、S極に励磁コイル7b、7eの通電により磁
化されて、矢印り方向のトルクが得られている。
次の90度の回転の区間即ち矢印/3bで示す区間では
、磁極To、AθはN、S極に、磁極4c。
6fはS、N極に磁化されて引続いた回転が行なわれる
その後の60度の回転では、矢印/Jc、更に次の60
度の回転では矢印/3d、更に次のi、o度の回転では
矢印/3θ、更に次の60度の回転では矢印/jfの区
間の極性に各磁極は磁化されて連続した回転が矢印り方
向に行なわれる。
従って、3相半波の電動機として運転されるものである
上述した磁極の励磁コイルの通電制御を第5図(a)に
ついて、次に説明する。
記号A、B、Oは励磁コイルで、それぞれ第μ図の励磁
コイル7a 、7d及び励磁コイル7b。
7e及び励磁コイル7c、7fを示している。2組の励
磁コイルは直列若しくは並列に接続されている。
記号n a 、 2J bは直流電源圧負極である。
第1の相の励磁コイルAの両端には、それぞれトランジ
スタ!#a、2弘すが挿入されている。
トランジスタ2弘a、2弘すは、スイッチング素子とな
るもので、同じ効果のある他の半導体素子でもよい。
直流電源正負端子na 、Nbより供電が行なわれてい
る。
乗算回路300Å力端子30sより、出力トルクを指定
する規準正電圧が入力され、端子Jobより位置検知信
号である第r図(a)の曲線!;3h、S、jb、・・
・の電気信号が入力されている。
乗算回路30の出力は、曲、1iljja、jJb、・
・・と相似し、高さの異なる電気信号が出力される。こ
の出力はオペアンプ29の十端子に入力される。
励磁電流は、抵抗コざaに通電されるので、オペアンプ
2デの一端子の入力は励磁電流に比例するものとなる。
記号3/は、矩形波整形回路なので、トランジスタ2’
Abのベース入力は、曲線、!;Ja、33b、・・・
を矩形波に整形した電気信号となる。
第1図のタイムチャートを用いて、励磁コイルAの通電
制御手段を次に説明する。
第r図(a)の曲線33aが端子30bより入力された
場合に、曲線jJaの巾だけトランジスタ2’tbは導
通状態にある。
曲線jJaの始端部が入力されたときに、オペアンプ2
デの十端子の入力は、一端子の入力より大きくなるので
、オペアンプ29の出力はハイレベルとなり、トランジ
スタ2Laが導通して、励磁コイルAの通電が開始され
、その大きいインダクタンスの為に、垂直に立上ること
なく、この曲線が第を図(a)で曲線39aとして示さ
れている。
電源端子23a 、 23 bに印加される電圧は高電
圧(一般の電動機の場合の数倍の電圧)となっているの
で、電機子電流曲線3qaの立上り部は急峻となシ、電
流検出の為の抵抗2J’aの電圧降下が、乗算回路30
の出力より大きくなると、オペアンプユ9の出力は、ロ
ーレベルに転化して、トランジスタ:L44aのみを不
導通とする。従って蓄積磁気エネルギの放電により、曲
線j?bにそって電流が減少する。所定値に減少すると
、オペアンプ2qの出力は再びハイレベルとなり、トラ
ンジスタ2’Aaが導通して、電流は曲線59cにそっ
て増大する。かかるサイクルは、正帰還回路となってい
るオペアンプ2′/のヒステリシス特性により繰返され
る。電流の上限と下限は、第2図(a)の点線3ga、
3;ざbになる。
点msz a 、 sr bの高さの差は、オペアンプ
2qのヒステリシス特性で規制され、又それ等の高さは
、端子、jOaの出力トルク指令の信号により規制され
ている。
曲線j?a 、j?b 、・・・の末端部で、トランジ
スタJ4!a、J4’bはともに不導通となシ、励磁電
流は消滅する。曲線!;9 a 、 39 b H・・
・の最後は点線で略示しであるが、曲線!;qa 、’
3;qb 、・・・と同じく連続した制御が行なわれて
いる。
励磁電流曲線の巾はlrO度となっているので、反トル
クは発生しない、。
若し、トランジスタ2弘a、24t、bを720度の巾
だけ導通すると、その末端部の大きい蓄積磁気エネルギ
の放出による通電が反トルクとなり、効率を減少し、振
動を誘発する。本実施例では、かかる欠点が除去される
効果がある。
トランジスタ24Caが不導通に転化したときに。
励磁コイルAに蓄積された磁気エネルギは、トランジス
タ2’Ab、ダイオード2sbを介して放電され、この
曲線が第1図の曲線jq1)、jqd、・・・となって
いる。
第2図(a)の点線S♂a、31bは、曲線j、?aと
相似した形となり、励磁電流の立上りと降下部は漸増漸
減しているので、出力トルクに無効な通電が抑止されて
効率を上昇し、又振動を抑止する効果がある。曲l11
61 aの末端部では、トランジスタコ弘a。
2弘すはともに不導通となるので、蓄積磁気エネルギに
よる通電は、ダイオード#a、i源、グイオード2Jb
を介して行なわれるものであるが、電源電圧が高いので
、急速に放電が消滅する特徴がある。電源を充電する為
にエネルギが必要となるからである。
第2図(a)の曲線39bの通電は1次の理由により、
降下の傾斜がゆるくなるので、オンオフの周波数とトル
クリプルを減少せしめることができる。
励磁コイルAの通電が断たれると、その蓄積磁気エネル
ギは、トランジスタ:LIAaが不導通になって本、ト
ランジスタ、sbは導通しているのテ、トランジスタj
ob、抵抗25a、ダイオードxbを介して放電される
。仁の放電は、電源を通らないので、電源にエネルギが
環流されることなく、従って曲線j9bの傾斜がゆるく
なるものである。
第5図(a)の端子gb、27bには、第2図(a)の
曲線5弘a 、!;lAb 、−及び曲線3sa、 s
sb 、 ・・・を矩形波に整形した電気信号がそれぞ
れ入力されている。
端子!a、27aには、それぞれ乗算回路30.オペア
ンプ2qと全く同じ構成の回路のオペアンプ2qに対応
するオペアンプの出力が入力されている。
端子J(71)に対応する端子には、それぞれ曲y51
Su a +、惇す、・・・及び曲線jja、jjb、
・・・の電気信号が入力される。規準電圧端子30aの
入力信号は共通に使用できる。
端子26c、27cの出力は、励磁電流に比例する電圧
なので、オペアンゾコデに対応するオペアンプの一端子
にそれぞれ入力されている。
以上の構成なので、トランジスタ2弘c、JCeL。
トランジスタ24!θ、、2’tfによる第2の相の励
磁コイルB及び第3の相の励磁コイルCの通電制御は、
励磁コイルAと全く同じように行なわれ、その作用効果
も又同じである。ダイオードud 、 25c 。
#e、Δfの作用も又同じである。
従って、笛部図で説明したように各磁極の励磁が行なわ
れ、3相半波のりラフタンスミ動機として回転するもの
である。
1般に、リラクタンス型の電動機においては、1つの磁
極と突極間の磁気吸引力によるトルク曲線は、第1図(
a)の点線面@、1のように、立上シ部が急岐となシ、
合成トルクのりプルトルクが太きくなる。かかる欠点を
除去する手段を第2図につき説明する。
第2図において、記号2aは第1図の同一記号の突極の
端面のみを示し、記号6aは磁極6aの端面のみを示し
、両者は空隙を介して対向している。矢印12及び点線
矢印(裏面のもの)は磁気吸引力を示している。矢印/
2a、/:lbも同じく磁気吸引力を示している。
従って、突極2aは、矢印り方向に回転される。
突極2aの巾は、磁極6aの巾より大きくされているの
で、上述した矢印/2a、/2bの吸引トルクが付加さ
れている。
突極2aと磁極6aの重なり部の小さい初期では、矢印
/2と点線矢印のみの吸引トルクで、このトルクは初期
は大きく、急速に減少して、第g図(a)の点線−i1
A/のような形状となる。
しかし、本実施例では1重なり部が増大するに従って矢
印12a、12bの吸引トルクが増大するので、第1図
(a)の点線曲線A/aのように平坦なトルク特性とな
る特徴がある。
他の突極と磁極についても全く同じ構成と72ニジ、そ
の作用効果も又同じである。
上述した手段によると、出力トルクは、第♂図(a)の
曲線、tAa、 !;A b 、・・・のように対称形
となシ、合成トルクのりプルトルクも小さくなる効果が
ある。
トルク曲線jAa 、job 、!;6a 、は励磁コ
イルA。
B、Cの通電によるトルクを示している。
3相Y型の半波通電の場合には、120度の通電角即ち
第を図(a)のトルク曲線の重畳している部分が無くな
る。
磁極の励磁されているものは、常に軸対称の位置にある
もののみなので、径方向の磁気吸引力は大きいが、バラ
ンスしている。しかし磁極と突極間の空隙は、回転子λ
の偏心の為に、僅かな差があるので、アンバランスな吸
引力により振動が発生する。この振動は比較的大きく実
用性が失なわれる。アンバランスな吸引力が/−0度毎
に零となるので、特に軸承に打撃を与えて損耗する欠点
がある。
本発明装置においては、第g図(a)の矢印AOa。
601:)、・・・の部分は曲線!;Aa、34′b、
・・・が重なる部分なので、上述したアンバランスな吸
引力は径方向で、しかも/方向になり、吸引力が零とな
る点がない。
従って振動が著しく小さくなる特電がある。回転軸/が
軸承を押圧しながら回転するからである。
回転子2の偏心の代りに次の手段を採用してもよい。
第μ図の点@2−/、2−2.・・・の部分まで突極2
a 、Jb 、・・・を削除して、半周間の磁極と突極
の空隙を少し大きくすると、アンバランスな磁気吸引力
(径方向)は、常1(/方向となシ、回転子2の回転と
ともにその方向が回転するだけとなる。従って回転軸l
は軸承に押圧されたまま回転するので前述した回転子λ
の偏心と同じ効果となシ振動の発生が抑止される効果が
ある。
半周間の磁極の高さを少し低くしても同じ効果がある。
第1図(b)に示す回路は、第1図(a)のオペアンプ
29、乗算回路30を含む制御回路に代る他の実施例で
ある。
励磁コイルAのみの制御が示されているが、他の励磁コ
イルB、Cについても全く同じ制御手段が行なわれてい
るので省略して図示していない。
第5図(b)において、端子30aには、出力トルクを
指定する規準正電圧が入力される。
端子30bには、第を図(a)の位置検知信号となる曲
線3Ja、;Jb、・・・が入力される。
オペアンプ31Aの子端子の入力は、抵抗2ざaの電圧
降下が入力され、一端子には、乗算回路JOの出力が入
力される。
端子30bの入力は、矩形波整形回路J/により、18
0度の巾の矩形波の電気信号となり、トランジスタ2弘
すを導通する。
端子30bより、第を図(a)の曲aI531!Lの位
置検知信号が入力された場合に、その初期で、トランジ
スタコ弘すは導通する。
単安定回路、7Aの出力はローレベルなので、トランジ
スタ2弘aが導通して、励磁コイルAは、第1図のタイ
ムチャートの曲線’43 aのように通電電流が増大す
る。
点線停は、乗算回路30の出力曲線である。
励磁電流が増大して、オペアンプ3ダの十端子の入力が
一端子の入力を越えると、オペアンプ31Aの出力がハ
イレベルに転化するので、その始端部の微分回路3Sに
よる微分パルスが単安定回路36を付勢して、その出力
を短時間だけハイレベルとする。
従って、トランジスタ24’aは不導通に転化して。
第1図の曲線4’Aaのように降下する。このときの電
流は、トランジスタ2弘す、ダイオードxbを介する蓄
積磁気エネルギの放電によるものである。
単安定回路3tの出力がローレベルに複重すると、再び
トランジスタ2弘aが導通して、曲M’Asbのように
励磁電流が増大する。
かかるサイクルを繰返して、励磁電流の曲線は、点崖鉾
て対応した曲懇となる。
点線間の巾(矢印4Lざa、≠ざb)は単安定回路、3
乙のハイレベルにある区間である。
トランジスタ2弘aが不導通となり、励磁電流が減少す
ると、オペアンプ3弘の十端子の入力は一端子の入力よ
り低くなり、オペアンプ評の出力はローレベルに転化す
るので、微分回路3Sは必ずしも必要なものではない。
第1図の記号弘7で示す部分では、トランジスタ2弘a
、コ弘すがともに不導通となるので、急速に励磁電流が
消滅する。
前述したように他の励磁コイルB、Cについても、第♂
図(a)の曲線54Ca、亮す、・・・及び曲i腺!;
ja。
rtb、・・・による励磁電流の制御が同じ手段により
行なわれて、リラクタンス型3相電動機として回転する
作用効果は前実施例と同様である。
上述した各実施例より理解されるよって、本発明装置の
特徴は次の点にちる。
励磁コイ、ルのインダクタンスを利用して、励磁電流即
ち出力トルクを独立に制御することができる。
大きい出力トルクとなると、動感コイルの蓄積磁気エネ
ルギが大きくなシ、その処理の為に回転速度が低下する
ことになる。・しかし印加電圧を高くすることにより、
励磁電流の立上シと降下を急速として、通電角が720
度を越えることなく、従って高速回転を可能としたこと
である。
単安定回路J6の出力により、トランジスタ2’fia
x+bを同時にオンオフの制御をすることができる。
この場合には、トランジスタ2v a 、 24!bが
同時に不導通となると、励磁コイルAの蓄積磁気エネル
ギは、ダイオードJa、抵抗コざa、ダイオードΔbを
介して電源に還流されるので、電源にエネルギを返す形
式となシ、急速に通電が減少する。
即ち第1図の曲線ψAa、4’Abの降下が急峻となる
従ってより高速度の電動機を得ることができるものであ
る。高速度とする為には、電源電圧を高くする必要があ
る。又出力トルクを大きくするには、端子30aの入力
電圧を大きくすればよい。
他に、構成が簡素化され、励磁コイルの装着空間が大き
くなるので効率と出力トルクが上昇し、振動の発生を押
土して円滑な回転が行なわれる特徴がある。
次に第6図(a、l (b)につき他の実施例の説明を
する。
第≠図ノコイ#//a 、//b 、//cに更にコイ
ル//d、//e 、//fが付加され、それぞれの付
加コイルは、90度進相した位置検知出力が得られる。
かかる位置検知信号を得る為の第3図の回路は共通に同
一構成のものが使用される。オペアンプ二〇の出力はす
べて矩形波の出力に変更される点が前実施例と異なる。
コイル//a 、//b 、//Qによる位置検知信号
は、第r図(b)のタイムチャートで、それぞれ曲a4
3alAjt) 、 ・・・及び曲)ijjlA& a
 p 6A b 、・・・及び曲線67a。
67b、・・・として示される。
コイル116.//θ、//fによる位置検知信号は、
90度進相して得られるので、それぞれ曲線6ざa。
x、rb、・・・及び曲線A?a、4fb、・・・及び
曲線’/(7a。
70b、・・・とじて示されている。
曲1lAja 、 63b j−1曲線AAa 、6A
b、−、曲線67a 、A?’b 、 −、曲線Ala
、Agb、−、曲線Aha 、 A9b 、−−・、曲
i@70a 、 70 b 、 ”・で示す位置検知信
号は、第を図(a)の端子3ざa、Jざす、・・・。
、31fよりそれぞれ入力される。アンド回路3qa。
J91)、Jqcの出力信号の巾は90度となり、それ
ぞれ第2図(b)の曲線?/ a 、 7/ b r 
”’及び曲線72a。
72b、・・・及び曲線7Ja、7Jb、・・・となる
アンド回路Jqaの位置検知出力信号は、トランジスタ
ユ弘a、2弘すをともに導通して、励磁コイルAを通電
する。
図示していないが、アンド回路39b、39cの出力端
子IAOb 、 IAOcの位置検知出力は、励磁コイ
ルAの通電制御回路と全く同じ構成の通電制御回路の2
個のトランジスタを付勢して、励磁コイルB。
Cの通電制御を行っている。
電源の投入とともに、端子F/に正電圧が印加されるよ
うになっているので、コンデンサ輻を介する抵抗≠3の
電圧降下は最大となシ、アンド回路J9a、39’o、
3デCの下側の入力はハイレベルとなる。
従ってアンド回路、79a 、J9b 、Jqcの出力
信号は、第2図(b)の曲線65a、6jb、・・・及
び曲線66a。
66b、・・・及び曲1M67 a ; 67 b *
・・・となシ、励磁コイルA、B、Oは、l♂θ度で、
互いに40度だけ重畳した部分のある通電が行なわれる
従って、3相半波の通電が行なわれて起動する。
コンデンサ輻の充電の完了とともに、アンド回路Jqa
、jqb 、、?qcに対する入力はローレベルに転化
するので、端子3ざd、3ざe、3ざfの入力がそれ等
に代る入力となる。
従って、励磁コイルA、B、Oは、第2図(b)の曲線
?/a 、7/b 、−及び曲線7!a 、 72b、
 ・−及び曲rfjA73a+ 73b+・・・の巾即
ちqo度だけ通電される。
第を図(a)の励磁コイルAの場合には、第2図[有]
)の曲線?/aの巾だけトランジスタ2弘a、2弘すが
導通するので、励磁電流は点線7IAaのように増大す
る。曲線?/aの右端でトランジスタ2弘a、2弘すが
不導通に転化するので、点線のように降下する。
降下曲線の巾は90度以内となるので曲、!3!7弘a
の巾は180度となる。従って反トルクは発生しない。
これは次の理由による。即ち第6図(a)のダイオード
na 、 25bの作用により、励磁コイルAに蓄積さ
れた磁気エネルギは急速に電源に還流消滅されるからで
ある。
励磁コイルAは、第μ図の励磁コイル7a。
7dを示すものである。点線曲線7弘すについても上記
した事情は同じである。
第2図(b)の曲線7!a 、 ?2b 、−及び曲線
73a。
73b、・・・により、前述したように励磁コイルB。
Cの通電制御が行なわれ、それぞれ点線で示す励磁電流
が通電される。励磁コイルB、Cは、第≠図の励磁コイ
ル7b、7e及び励磁コイル7c。
7fをそれぞれ示している。
以上の通電制御による出力トルクは、第r図■)の曲線
7ja、7jb、・・・となり、3相半波通電の電動機
として回転される。
電動機の印加電圧を上昇すると、点線74’a。
7IAbで示す励磁電流のピーク値が高くなり、出力ト
ルクが増大する このとき一般の直流機では、蓄積磁気
エネルギが大きくなシ、その放出の為の電流がおくれて
通電されるので、反トルクとなシ速度と昇が抑止される
本実施例では、点線曲線7弘a、7矢すのピーク値が高
くなっても、高い印加電圧により降下部の傾斜が急峻と
なシ、ltO度を越す通電はない。
従って高速高トルクの電動機を得ることができる特徴が
ある。
第5図(a)の場合の実施例と比較すると、本実施例は
、第よ図(b)のような回路が不要となシ、従ってトラ
ンジスタ2弘a、2弘す、・・・の高速度スイッチング
が不要となる。従って制御回路を廉価に構成できる特徴
がある。
コンデンサ弘2.抵抗弘3を含む回路は、周知の他の時
定数回路でもよい。
第2図(b)において、通電曲線と同様にトルク曲線7
ja、’Bb、・・・は互いに60度重なっている。こ
の部分が矢印?Aa、74b、・・・で表示されている
これは、第2図(a)の矢印AOaA(7b、・・・に
対応するもので、その作用効果も又同じである。振動が
抑止され、又この部分の電流値が漸減若しくは漸増して
いるので、円滑な回転と効率が上昇する特徴がある。
第2図(b)のトルク曲57ja 、 7jb 、・・
・は対称形クリプルが増加し、又出力トルクが減少する
欠点がある。
上記したトルク曲線を左右対称の形とする手段を第6図
(1))につき次に説明する。
第を図(b)において、端子りa、弘2b、侵Cには、
それぞれ第6図(a)のアンド回路J9a 、、??b
 、39cの出力信号が入力されている。
端子/6a 、 /A b 、 /6cには、第r図(
b)の曲線6j a g &!; b e ・・・及び
曲線AAa、6Akr 、−及び曲線67a 、 A7
b 、・・・の位置検知信号がそれぞれ入力されている
端子弘2aの入力により、トランジスタ2弘a。
2、弘すは90度の巾だけ導通し、励磁コイルAは通電
され、その通電曲線は、第2図(1))の点a7弘aの
左半分の曲線となる。
次に、トランジスタ21Aa、2’lbが不導通に転化
すると、励磁コイルAの蓄積磁気エネルギは、コンデン
サ32aに、ダイオード33c、トランジスタl弘aを
介して充電される。
かかる充電gt流の初期では、励磁コイルAの抵抗損失
のみなので、急速に降下することなく、第r図(1))
の実線曲線?7aの左半分のようになる。
コンデンサ32aの充電の進行とともに、電圧が上昇し
、充電の為のエネルギが急速に増大する。従って蓄積磁
気エネルギも急速に減少し、曲線77aの右半分のよう
に急速に降下して消滅する。
コンデンサ3コaの容量は1次の点を考慮して定められ
る。即ち第1に充電完了時の電圧は、トランジスタ2弘
すを破損しない電圧とすること。第2に通電曲線がなる
べく対称形に近くなるようにすること。第3に曲177
aの巾は90度に近い値とすることである。又励磁電流
のピーク値に対応したものとすることである。
曲線77a、77bのように降下するので、対応して出
力トルク曲線も対称形に近くなる効果がある。
トランジスタ15aは、端子/6aより第r図(b)の
介してベース電流が供与されて同じ導通角となっている
ものである。
端子+xbの入力により、トランジスタ2Qc。
J’dが導通すると、励磁コイルBは、通電される。
このときに、トランジスタ15bは端子/A 1)の入
力により導通し、トランジスタ/弘すは抵抗弘3bを介
してベース電流が得られ、その後のiro度の区間だけ
導通する。
従って、コンデンサ3コaの充電電荷は、トランジスタ
/4’b、2.edを介して励磁コイルBに流れて出力
トルクに寄与する。9o度の区間の通電後に、トランジ
スタ2弘c、、z<caが不導通に転化すると、励磁コ
イルBの蓄積磁気エネルギは、コンデンサ32bを充電
する。
このときの初期の充電回路は、コンデンサ32aの残留
電荷を放電し、次にダイオードJja、)ランジスタl
ψbを介する回路となる。
従って、コンデンサ32aは完全に放電して、次のよう
に急峻でなく、左右対称の形となシ、出力トルク曲線7
ja、7jb、・・・も対称形となる。
端子りCの入力により、トランジスタ2’f8゜2ダで
か導通した場合にも、コンデンサ3コbの充電電荷は完
全に放電され、不導通に転化したときに蓄積磁気エネル
ギにより、コンデンサ32aが、ダイオード331)、
)ランジスタ/lAcを介して充電され、通電の降下を
急峻でなくして、通電曲線を対称形とし、トルク曲線も
対称形とする作用も同様に行なわれる。
このときに、端子/Acの入力により、トランジスタ/
3aが導通し、抵抗≠30を介するベース電流により、
トランジスタ/弘Cは1tro度の区間だけ導通してい
る。
コンデンサ32cの充電電荷は、次の励磁コイルAの通
電時に、トランジスタ/弘aを介して同様に放電される
ので、次の動作に備えることができる。
上述した説明より判るように、前述した効果以外に、コ
ンデンサ32a 、3:lb、32cに充電された電気
エネルギは、放電時に出力トルクに転換されるのが特徴
となっている。
起動時の180度の通電角の勘合には、上述した作用は
ないが短時間のみなので問題はない。
〔効果〕
第1に、構成及び制御回路が簡素化される効果がある。
又突極がt個となっているので、7つのルクが大きく、
効率が上昇する。
第2に、各実施例の説明より理解されるように。
回転速度は印加電圧により、又出力トルクは、励磁電流
により独立に制御できるので、使用目的に応じて、高速
、高トルクのリンクタンス電動機を自由に設計すること
ができる。従ってファンモータ、コンブレサモータ、グ
ラインダーモータ等に利用して有効な手段を提供できる
出力トルクに無効な励磁電流が遮断されているので、効
率を上昇せしめることができる。
第3に、振動の発生を抑止し、円滑な回転となり、効率
が上昇する。
第≠に、第2図示のように対向磁極面の形状を変更する
ことにより、出力トルク曲線の対称性を改善することが
できる。
第jに、本発明装置の効果の要旨は次の点にある。即ち
高トルクとすると、特にリラクタンス型の電動機では、
励磁コイルのインダクタンスが大きくなり、反トルクを
発生するので低速となる。
これを防止して高速高トルクの特性を得る為に、励磁コ
イルに蓄積された磁気エネルギを電源に急速に還流して
、励磁電流曲線を720度の巾の間にあるように規制し
て目的を達成しているものであるO 第6に、第6図(a)(kl)の場合の実施例では、構
成が簡素化されているので、従来のインバータ付の誘導
機より安い価格となシ、しかも高速高トルクが得られる
効果がある。
第1に、励磁コイルを装着する空間が大きく、出力トル
クが大きく、銅損を減少することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるリラクタンス電動機の説明図、
第2図は1本発明装置の磁極と突極のトルク発生の説明
図、第3図は1位置検知信号発生の為の電気回路図、第
4図は、磁極と突極と励磁コイルの展開図、第j図は、
励磁コイルの通電制御回路図、第6図は、励磁コイルの
他の実施例の通電制御回路図、第1図は、励磁電流のタ
イムチャート、第r図は、第j図及び第を図の電気回路
の各部の電気信号及びトルク曲線のタイムチャート。 /・・・回転軸、 λ・・・回転子、 ua、、2b、
・・・突極、 6・・・電機子、 // a 、 //
 b 、 −、// f −コイル、  7a、7b、
−,7f、A、B、0−励磁コイル、 &a、6b、・
・・、Af・・・磁極、17・・・発番回路、36・・
・単安定回路、 20 、コq、 31A・・・オペア
ンプ、 2弘a、2弘す、・・・12弘f・・・トラン
ジスタ、 2Ja、23b、・・・、弘l・・・直流電
源正負端子、 30・・・乗算回路、 3/・・・矩形
波整形回路、35・・・微分回路、 3qa、39b、
39c・・・アンド回路。 /弘a 、/4cb 、/<4c 、/ja 、/jb
 、15a−トランジスタ、 IAJan弘jb、−、
’1c6a、IA6b、”・、j?a。 !9b 、 ・・・、 74’a 、 74’b 、 
??a 、 77b−励磁電流曲線、  3Ja、jj
b  、・・・、5’i’a 、!;4’b 、−,3
ja  。 3’;b  、−、Aja  、Ajb  、−、AA
a 、ATo  、・+・。 A7a  、A7b 、−、Aga 、Alb 、・ 
、Aデミ 、Afb。 −−−,70a、70b  、・’、7/a、 7/l
+  、”’ 、?L2a +72b、・・・、7.3
a、7Jb、・・・位置検知信号曲線、!;Aa 、j
Ab 、−,7ja 、73b  、・、6/、Aja
−?−トルク曲線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外筐に回動自在に支持された回転軸と、該回転軸
    に中心部が固定され、外周部に等しい巾の8個の突極が
    等しいピッチで配設された円柱状の磁性体回転子と、軸
    対称の位置にある2個1組の突極に空隙を介して対向す
    る突極と同じ巾で軸対称の位置にある2個1組の第1の
    相の磁極ならびに該磁極より電気角で(120+360
    )度離間して、突極に空隙を介して対向する突極と同じ
    巾で、軸対称の位置にある2個1組の第2の相の磁極な
    らびに該磁極より電気角で(120+360)離間して
    突極に空隙を介して対向する突極と同じ巾で軸対称の位
    置にある2個1組の第3の相の磁極を備えて外筐に固定
    された固定電機子と、第1、第2、第3の相のそれぞれ
    の磁極に捲着された第1、第2、第3の相の励磁コイル
    と、磁性体回転子の回転位置を第1、第2、第3の位置
    検知素子により検出して、電気角で180度の巾で、ゆ
    るい立上りと降下部を有する形状の互いに電気角で36
    0度の位相差のある第1の位置検知信号及びこれ等より
    電気角で120度位相のおくれた同じ巾、同じ形状の第
    2の位置検知信号及びこれ等より電気角で120度位相
    のおくれた同じ巾、同じ形状の第3の位置検知信号を得
    る位置検知装置と、第1の相の2組の励磁コイルの直列
    若しくは並列接続体の両端子と直流電源の端子との間に
    挿入された2個のトランジスタならびに該トランジスタ
    に励磁コイルを含んで逆接続されたダイオードとよりな
    る第1の通電制御回路と、該通電制御回路と全く同じ構
    成の回路により、第2、第3の相の2組の励磁コイルの
    それぞれの通電制御を行なう第2、第3の通電制御回路
    と、第1、第2、第3の相の励磁コイルの励磁電流を検
    出して電流値に比例した第1、第2、第3の電気信号を
    得る励磁電流検出回路と、第1の位置検知信号に対応す
    る区間内において、第1の電気信号と出力トルクを指令
    する規準電圧に対応した第1の位置検知信号とを比較し
    、前者が後者より大きいときには、前記したトランジス
    タを不導通とし、前者が後者より設定値だけ小さくなる
    と該トランジスタを導通せしめる電気回路と、該電気回
    路と全く同じ構成の回路により、第2、第3の位置検知
    信号に対応する区間において、第2、第3の電気信号と
    出力トルクを指令する規準電圧に対応する第2、第3の
    位置検知信号とを比較して、第2、第3の通電制御回路
    のトランジスタを同様に制御する電気回路とより構成さ
    れたことを特徴とするリラクタンス型3相電動機。
  2. (2)外筐に回動自在に支持された回転軸と、該回転軸
    に中心部が固定され、外周部に等しい巾の8個の突極が
    等しいピッチで配設された円柱状の磁性体回転子と、軸
    対称の位置にある2個1組の突極に空隙を介して対向す
    る突極と同じ巾で軸対称の位置にある2個1組の第1の
    相の磁極ならびに該磁極より電気角で(120+360
    )度離間して、突極に空隙を介して対向する突極と同じ
    巾で、軸対称の位置にある2個1組の第2の相の磁極な
    らびに該磁極より電気角で(120+360)離間して
    、突極に空隙を介して対向する突極と同じ巾で軸対称の
    位置にある2個1組の第3の相の磁極を備えて外筐に固
    定された固定電機子と、第1、第2、第3の相のそれぞ
    れの磁極に捲着された第1、第2、第3の相の励磁コイ
    ルと、磁性体回転子の回転位置を検出して、電気角で9
    0度の巾で、矩形波の互いに電気角で360度の位相差
    のある第1の位置検知信号及びこれ等より電気角で12
    0度位相のおくれた同じ巾、同じ形状の第2の位置検知
    信号及びこれ等より電気角で120度位相のおくれた同
    じ巾、同じ形状の第3の位置検知信号を得る位置検知素
    子複数個を含む位置検知装置と、第1の相の2組の励磁
    コイルの直列若しくは並列接続体と直流電源との間に挿
    入されたトランジスタとよりなる第1の通電制御回路と
    、該通電制御回路と全く同じ構成の回路により、第2、
    第3の相の2組の励磁コイルのそれぞれの通電制御を行
    なう第2、第3の通電制御回路と、第1の位置検知信号
    により、第1の通電制御回路のトランジスタを電気角で
    90度の巾だけ導通せしめ、励磁コイルに蓄積された磁
    気エネルギの放出によりその後の通電を続行し、該通電
    を電気角で180度の巾以内に終了せしめる第1の手段
    と、第2、第3の位置検知信号により、第2、第3の通
    電制御回路のトランジスタを電気角で90度の巾だけ導
    通せしめ、各励磁コイルに蓄積された磁気エネルギの放
    出によりその後の通電を続行し、該通電を電気角で18
    0度以内に終了せしめる第2、第3の手段と、起動時よ
    り設定された回転速度に上昇する間のみ、第1、第2、
    第3の位置検知信号の巾よりそれぞれ電気角で90度延
    長した巾だけ、第1、第2、第3の通電制御回路のトラ
    ンジスタをそれぞれ導通せしめる制御回路とより構成さ
    れたことを特徴とするリラクタンス型3相電動機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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