JPH01308193A - リラクタンス型2相電動機 - Google Patents

リラクタンス型2相電動機

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JPH01308193A
JPH01308193A JP63137295A JP13729588A JPH01308193A JP H01308193 A JPH01308193 A JP H01308193A JP 63137295 A JP63137295 A JP 63137295A JP 13729588 A JP13729588 A JP 13729588A JP H01308193 A JPH01308193 A JP H01308193A
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magnetic
degrees
poles
rotor
salient
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JP63137295A
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Itsuki Ban
伴 五紀
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Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 一般の直流機より小型で高速高トルクの動力源として使
用されるものである。例えば、ルームエアコンの/ロノ
コファン及びコンプレサの駆動源である。
又電動グラインダ、工作機ドリルマシンの)♂リル駆動
源に使用される。特に誘導機の代りに一般的に使用する
ことができるものである。マグネットがないので、廉価
に構成される。数万回転の電動機とした場合に、焼結マ
グネットは遠心力により破損するおそれがあるので、一
般に補強の為の装置が必要となるが、本発明装置では、
珪素鋼板のみの回転子となっているので、補強の必要が
なく、高速電動機とすることが容易なので高速電動機と
して利用できる。
〔従来の技術〕
リラクタンス型の電動機は、高出力であるが、磁極数が
増加し、又界磁マグネットがないので、磁極の蓄積磁気
エネルギが著しく大きく、該エネルギの出入に時間がか
かり、周知の重ね巻き多相直流電動機のように高速度と
することが不可能で、従って高トルク低速の電動機しか
得られていない現状にある。
同じ目的を達する高速高トルクの半導体電動機として界
磁磁極を稀土属マグネットとすると出力トルクは大きく
なるが高価となり実用性が失なわれる。
〔本発明が解決しようとしている課題〕第1の課題とし
て、リラクタンス型の電動機は、機械振動とそれによる
騒音の発生が大きい。この詳細については後述する。
特に、負荷が大きいと、対応して上述した欠点が著しく
なる。
第!の課題として、リラクタンス型の電動機は、回転子
の突極と界磁となる磁極間が磁路として互いに短絡状態
(突極と磁極の空隙が小さい為)に近いので、回転トル
クを発生すべき突極、磁極間の磁束が、他の磁甑、突極
に流入して、反トルクを発生する。従って出力トルクを
減少し、又効率も減少する問題点がある。
第3の課題として、リラクタンス半導体電動機は、一般
の整流子電動機のように相数を多くできない。これは、
各相の半導体回路の価格が高い為に実用1生が失なわれ
るからである。
従って、各磁極の蓄積磁気エネルギは大きくなり、その
放出と蓄積に時間がかかり、高トルクとなるが高速とな
らない問題点がある。
第11の課題として、特に出力l・ルクの大きいリラク
タンス型の電動機の場合には、電機子の磁極の数が多く
なり、又その磁路の空隙が小さいので、蓄積磁気エネル
ギが大きく、上記した不都合は助長されろ。
高トルクとする程この問題は解決不能となるものである
第5の課題として、/相毎の通電が電気角で180度の
通電となっているので、通電の初期と末期で、出力トル
クに無効な通電が行なわれて効率を劣化せしめる。特に
、末期における損失が著しい。従って、3相Y型接続の
電動機に比較して%位の効率となる不都合がある。又蓄
積磁気エネルギの放電の為に反トルクを発生し、出力と
効率の低下を招く不都合がある。
第6の課題として、突極数が多くなるので、径の小さい
小出力のリラクタンス型の電動機を構成することが困難
となる問題点がある。
〔課題を解決する為の手段〕
小出力(出力が900ワット以下位)の電動機の場合に
は、磁極と突極数を周知のものより%の数とすることに
より、第1の課題と第6の課題を解決している。
高出力の電動機の場合には、第j図(a)の実施例に示
されるように、3個の!相リラクタンス電動機を組合せ
て利用することにより、第1の課題を解決している。
出力トルクと回転数に対応した高い直流電源を使用し、
励磁電流の立上りを急峻とし、蓄積磁気エネルギを電源
に環流せしめることにより、急速に放電電流を消滅して
いる。従って、位置検知信号曲線の形状に対応した励磁
コイルの通電を行なうことができ、又電気角でigo度
の通電角の巾の初期と末期の所定角度の通電を小さくし
て、第3゜第≠の問題点となる課題を解決している。
励磁コイルの通電電流を印加電圧と無関係に、出力トル
ク指令電圧により制御し、印加電圧により、反トルクの
発生ずることを抑止して第jの問題点となる課題を解決
している。
他の手段として、出力l・ルクと回転速度に対応した高
い電圧の直流電源を使用し、各相の磁極励磁の為の通電
角を電気角で90度のl]としている。
この巾は、一般の180度の位置検知信号を利用し、論
理回路により処理をして、始端から電気角で90度(以
降はすべて角度表示を電気角とする。)の1Jの位置検
知信号とし、この信号の巾だけ励磁コイルの通電を行な
っている。
かかる手段により、励磁電流の巾は180度を越えるこ
とがないので、高速時においても、反トルクの発生がな
い。従って第3、第4、第jの問題点となる課題が解決
される。
コ型の磁心と磁極を採用することにより、第!の問題点
となる課題を解決している。
〔作用〕
本発明装置の作用の第1は、出力トルクに関係のな℃・
径方向の磁極と突極間の磁気吸引力による機械振動の発
生を抑止したことである。
/般の手段によると、同相の磁極を回転軸に関して対称
の位置に配設して、上記した磁気吸引力を打消す手段が
採用されている。しかし、磁極と突極の空隙長が0./
〜0..2ミIJメートル位なので、量産時に、空隙長
がアンバランスとなり機械振動の発生は避けられない。
本発明装置では、磁気吸引力を打消すことなく、回転子
が常に/方向の磁気吸引力を受けるように構成して、機
械振動を減少せしめている。又同時にかかる手段により
、磁極と突極数が周知のものの%の数となるので、小出
力、小型の電動機が構成できる作用がある。
大きい出力の場合には、磁気吸引力が、軸受を押圧して
、耐用時間を減少せしめる不都合がある。
λ相すラクタンスの電動機3組を同一筐体に収納し、中
央部の7個とその両側の2個のりラフタンスミ動機の上
記した磁気吸引力(径方向のもの)を互いに反対方向と
して・ζランスすることにより、上記した不都合を除去
している。
本発明装置の作用の第2は、次の点にある。
出力トルクを指定する為の励磁電流の大きさを、エネル
ギ損失のないインダクタンスによる制御を行なって独立
に処理している。従って、磁極の大きいインダクタンス
は出力トルクに有効に利用されている。通電中を電気角
で180度内とし、設定された通電波形とする為に、電
源電圧を高くして、磁気エネルギを電源に環流して高速
度とする為の目的を達成している。
以上の説明のように、電源電圧は、励磁電流と無関係と
した為に高い電源電圧を利用して、通電電流曲線の立と
りが急峻となり、又大きい蓄積磁気エネルギは、高い電
源電圧に急速に環流して、急速に放電できる。
又励磁コイルの通電区間は、電気角で/g’0度以内と
なるようになっているので、上述した作用と併せて、高
速高トルクのリラクタンス半導体電動機を作ることがで
きる。
又位置検知信号による励磁電流の中央部が大きく、両端
が漸減しているので、回転時の騒音を小さくする作用が
ある。
本発明装置の作用の第3は次の点にある。
有効な出力トルクの発生する回転子の突極が固定電機子
の磁極上に侵入始めた点より、励磁コイルの通電を開始
し、qO度回転したときに通電を停止する。
従って、大きい蓄積磁気エネルギが放出されるが、励磁
コイルに直列に接続されたトランジスタとこれ等に並列
に逆接続されたダイオードにより、上記した磁気エネル
ギは、電源に環流され、従って急速に消滅するので、1
80度の通電角以内で必ず消滅する。従って反l・ルク
の発生がなく高速度とすることができろ。
又高速度となると、通電ずろ時間がみじかくなり、又逆
起電力も増大するので、励磁電流のピーク値が小さくな
る。しかしこのときに大きい印加電圧とすることにより
、これが改善されて出力トルクを増大せしめることがで
きる。
上述した場合においても、励磁電流の巾は/♂0度を越
えることはないので、高速度を保持することができる作
用がある。
以上の説明のように、リラクタンス電動機の特徴である
高トルクの出力を保持して、しかも高速回転を可能とす
る作用がある。
本発明装置の作用の第ゲは、回転子が珪素鋼板の積層体
のみで構成されているので、高速度回転においても、焼
結マグネットのように遠心力により破損するととがない
ことである。
コ型の磁心と磁極を採用することにより、その励磁磁束
が他の磁極に洩れることがな(、従って効率を上昇せし
める作用がある。
〔実施例〕
次に、第1図以下につき本発明による実施例の詳細を説
明する。各図面中の同一記号のものは同一部材なので、
重複した説明は省略する。
第1図(a)は、本発明による2相のリラクタンス型電
動機の回転子の突極と固定電機子の磁極と励磁コイルの
展開図である。以降の角度表示はすべて電気角とする。
第1図(a)において、記号/は回転子で、その突極/
a、/b、・・・の巾は7gθ度、それぞれは360度
の位相差で等しいピッチで配設されている。
回転子/は、珪素鋼板を積層した周知の手段により作ら
れている。固定電機子/6には、磁極/6a。
/乙す、/乙c、/6dが、それ等の巾が180度で、
等しい離間角で配設されている。突極と磁極の巾は18
0度で等しくされている。突極数は5個、磁極数は7個
である。
第3図(a)は、第1図(a)のリラクタンス型λ相電
動機の展開図である。
第3図(a)のコイルg a 、 g b +りa、9
bは、突極/ a + / 1) +  ・の位置を検
出する為の位置検知素子で、図示の位置で固定電機子/
乙の側に固定され、コイル而は、突極/a、/”D、・
・の側面に空隙を介して対向している。
コイルga、fbは/どO間離間し、コイル2a。
9bはコイルfa 、 gbより、それぞれ90度離間
している。
コイルは569メートル径で30タ一ン位の空心のもの
である。
第2図に、コイルga、gbより、位置検知信号を得る
為の装置が示されている。第2図にお℃・て、コイルg
 a + fb+抵抗/3a、/3bはブリッジ回路と
なっている。記号7は発振回路で、その出力周波数は/
〜jメガサイクル位となって℃・る。
コイルga、g’oは空心コイルで、固定電機子側に固
定され、第1図(a)の突極/a、/b+・・・に対向
すると、渦流損失の為に、そのインピーダンスが小さく
なり、抵抗/Ia若しくは抵抗151)の電圧降下が大
きくなる。
コンデンサ/2a、ダイオード//aよりなるロー・ξ
スフイルタにより平滑化された抵抗15aの電圧降下は
オペアンプ/3の子端子に入力される。
コンデンサn、b、$″′イオーP//bよりなるロー
パスフィルタによる抵抗/3bの出力は、オペアンプ/
3の一端子の入力となっている。
オペアンプ/3 、 /3 bはリニヤ増巾器となって
いるので、端子/Jaの出力は次のようになる。
第6図のグラフにおいて、突出部/bの両側に、コイル
ga、g’oが対向していると、第2図の抵抗154.
/Sbの電圧降下は等しいので、端子/Jaの出力はア
ースレベルとなる。第6図の突極/bが矢印A−/方向
に移動すると、オペアンプ/3の+端子の入力は減少し
、一端子の入力が増大するので、端子/、Laの出力は
アースレベルに保持される。オペアンプ/、?bの子端
子の入力は増大し、−端子の入力は減少するので、端子
/、?cの出力が増大する。
コイルgbが、突極/bに完全に対向すると、コイルf
aは突極/bより完全に離脱する。1iのどきの端子/
3cの出力が最大となり、その後は、この値を保持する
コイル、rbの中心が、突極/bの左端に対向するとき
には、コイルgaの中心は突極/aの右端に対向するの
で、端子/3cの出力はアースレベルると、コイル、!
′aは完全に突極/aに対向するので、端子/Jaの出
力は増大し、端子/3cの出力は、アースレベルに保持
される。
以−にの説明のように、回転子/が回転するに従って、
180度毎に端子/3a、/3cの出力は交替し、その
出力は、第6図の曲線Jのようになる。
曲線Jの両端の立−ヒりと降下部は漸増、漸減するもの
であるが、この程度は、コイルga、gbの径を変更す
ることにより、自由に選択できる。
突極/aの形状を第4図の曲線、22のように変形する
と、オペアンプ/3bの出力は、曲線4.2aのように
非対称とすることができる。かかる位置検知信号が必要
な場合を次に説明する。
リラクタンス電動機の/相の出力トルクは、−般に左右
対称でないので、後述するように、位置検知信号を曲1
.2.2aのように、非対称として、出力l・ルクを調
整することにより、リプルトルクの制御を行なうことが
できるものである。
リラクタンス型の電動機は、次に述べる欠点がある。
第1に、出力トルクとは無関係な磁極と突極間の磁気吸
引力が大きいので機械振動を誘発する。
これを防止する為に、/般に同相で励磁される磁極を、
回転軸に関し対称の位置に2個/組配設して、上記した
磁気吸引力を・ζランスしている。
しかし磁極と突極間の空隙は0.7〜0.269メート
ル位なので、この精度を保持して回転させることは困難
な技術となる。
従って、回転中に、磁極と突極間の空隙長の僅かな差に
よるアン・ζランスの為の径方向の残留磁気吸引力がラ
ンダムに発生して機械振動を発生せしめる欠点がある。
負荷トルクが大きくなると、アンバランスな磁気吸引力
も対応して増大し著しい機械振動を発生する・ 第2に、第7図(a)のタイムチャートの点線曲線gで
示すように、突極が磁極に対向し始める初期はトルクが
著しく大きく、末期では小さくなる。
従って合成l・ルクも大きいりプルトルクを含む欠点が
ある。かかる欠点を除去するには、次の手段によると有
効である。
第5図は、突極/aと磁極/乙aとの間の出力l・ルク
となる磁気吸引力の発生する状態を図示したものである
突極/aの1〕(図面の上下方向の巾)は、磁極/6a
の巾より大きくされている。他の突極と磁極も同じ構成
とされているので、突極/aと磁極/laについて、そ
の出力トルクの説明をする。
突極/aを矢印A−/方向に駆動するトルクは、矢印J
及び点線矢印で示ず磁束である。この大きさは、突極/
aと磁極/Aaの対向面積が小さいとき即ち初期は大き
く、末期では小さくなる。従つて出力トルクは非対称と
なる。例えば、第7図(a)の曲線xqのようになる。
しがし矢印に、Lで示す磁力線は、初期は少なく、末期
が多(なるので、両者の対向の初期より末期の方がトル
クが増大する。
従って、出力トルク曲線はほぼ対称形となり、第7図(
a)の点線2qaの曲線となる。
他の突極と磁極との間にも同じ手段が採用されているの
で、出力トルクも対称形となる。かかるトルク曲線が、
第7図(a)のタイムチャートで、曲i13.’12 
a 、 31 b 、・・・とじて示されている。又第
4図で説明したように、位置検知信号を曲線J、2aの
ようにして、この信号電圧に比例した励磁電流とすると
、曲線、29(第7図(a))で示すトルク曲線を対称
形とすることができ、リプルトルクが減少される効果が
ある。
第3に効率が劣化する欠点がある。
励磁電流曲線は、第7図(a)において、曲線婦のよう
になる。
通電の初期は、電機子コイルのインダクタンスにより電
流値は小さく、中央部は逆起電力により、更に小さくな
る。末期では、逆起電力が小さいので、急激に上昇し、
曲線グー乙のようになる。この末期のピーク値は、起動
時の電流値と等1〜い。この区間では、出力)・ルクが
ないので、ジュールt、fft失のみとなり、効率を大
巾に減少せしめる欠点がある。曲線昼は180度の巾と
なっているので、磁気エネルギは点線’/−1y aの
ように放電し、これが反トルクとなるので更に効率が劣
化する。
第4に、出力トルクを犬きくすると、即ち突極と磁極数
を増加し、励磁電流を増加すると、回転速度が著しく小
さくなる欠点がある。
一般に、リラクタンス型の電動機では、出力トルクを増
大するには、第1図(a)の磁極と突極の数を塊加し、
又両者の対向空隙を小さくすることが必要となる。この
ときに回転数を所要値に保持すると、第1図(a)の磁
極/乙a 、 /A b+  ・と突極/a。
lb、・に蓄積される磁気エネルギにより、電磁子電流
の立上り傾斜が相対的にゆるくなり、又通電が断たれて
も、磁気エネルギによる放電電流が消滅する時間が相対
的に延長され、従って、大きい反l・ルクが発生ずる。
かかる事情により、電機子電流値のピーク値は小さくな
り、反トルクも発生するので、回転速度が小さい値とな
る。
第jに、突極と磁極間の洩れ磁束が多く、これ等が反ト
ルクを発生し、又トルクに富力しない磁束となるので、
効率を減少せしめる欠点がある。
第3図(a)において、円環部/6及び磁極/6a 、
 /Ab、・・・は、珪素鋼板を積層固化する周知の手
段により作られ、図示しない外筐に固定、されて電機子
となる。記号/6の部分は磁路となる磁心である。
記号/乙及び記号/Aa、#+b、・・を電機子と呼称
する。
本実施例は、内転型であるが、外転型として構成するこ
とができる。
突極は5個となり、等しいIJと等しい離間角となって
いる。磁極/4a、/Ab、・・・の巾は突極中と等し
く、≠個が等しいピンチで配設されている。
励磁コイル/7b、/7cが通電されると、突極/b、
/cが吸引されて、矢印A−/方向に回転する。
90度回転すると、励磁コイル/7]〕の通電が停止さ
れ、励磁コイル/7dが通電されるので、突極/dによ
るl・ルクが発生ずる。
回転子/が90度回転する毎に、磁極の励磁極性は磁極
/Ab(S極)、/6C(N極)→/乙c(N極)、/
乙a(S極) −+/A cl、 (S極)、/Aa(
N極)→/l、 a (N極)、/gb(S極)→ と
サイクリックに変更されて一相の電動機として回転する
励磁される2個の磁極が常に異極となっている為に、非
励磁磁極を通る洩れ磁束は互いに反対方向となり、反l
・ルクの発生が防止される。
次に、励磁コイル/7a 、 /7b 、  ・の通電
手段について説明する。
第1O図(a)において、励磁コイルA、Bは、第3図
(a)の励磁コイル/7a及び/7cをそれぞれ示して
℃・る。励磁コイルA、Bの両端には、それぞれトラン
ジスタ10a、10c及び10b、10dが挿入されて
℃・る。
トランジスタ/(7a 、 /(:lb 、 10c 
、 10dは、スイッチング素子となるもので、同じ効
果のある他の半導体素子でもよい。
直流電源正負端子Ha、bざbより供電が行なわれてい
る。
アンl:′回路A3aより7・イレベルの電気信号が入
力されると、トランジスタ10a、10cが導通して、
励磁コイルAが通電される。771回路&、ltbより
ハイレベルの電気信号が入力されると、トランジスタ/
IZlb 、 /にlaが導通して、励磁コイルBが通
電される。
端子、5fa、3Pbには、第2図の端子/、?a、/
、l?cの出力がそれぞれ入力されている。
本実施例においては、コイルga、gb、9a。
9bは、突極/a、/b、・・の側面に対向し、珪素鋼
板の銅損、ヒステリジス損により位置検知信号が得られ
ている。突極/a、/b、・・・と同形のアルミニュー
ム板を積層して、各コイル面をこれに対向すると、より
SN比のよい電気信号を得ることができる。
端子、59a、βbの入力は、矩形波に、増巾回路A’
la、A’lbにより整形されて、7713回路AJa
gtbの入力となっている。
第10図(a)の端子3gaより出力トルクを指定する
基準電圧が入力されている。従って、乗算回路3gの出
力は、第2図の端子/Ja、/3cの電気信号と相似し
、しかも端子3gaの入力により高さの異なる電気信号
となる。
オペアンプ汐7の十端子には、第1O図(a)の抵抗9
0aの電圧降下即ち励磁電流の検出電圧が入力されてい
る。  、 第2図のタイムチャートは、励磁コイルAを流れる電流
曲線を示すものである。
第2図の点線曲線グざは、第7図(a)の位置検知信号
23aに、乗算回路、Sgの端子3gaの入力電圧を乗
算したものを示している。
第90図(a)の反転回路おの入力はローレベルなので
、アンド回路A3aの入力かノ・イレベルとなっている
。このときに、端子3−7aに位置検知信号が入力され
ると、アンド回路6j’aの上側の入力もノ・イレベル
となるので、その出力がノ・イレベルとなり、トランジ
スタ10a、10cが導通ずる。
抵抗90aの電圧降下が、励磁コイルのインダクタンス
により漸増し、第2図の曲線+qaに示すように励磁電
流が増大する。
オペアンプ幻の十端子の入力電圧が、一端子のそれ即ち
第2図の曲線弘ざを越えると、オペアンプ、5−7 〉ツ出力は・・イレペルに転化し、この信号の始端部の
微分・ξルスが、微分回路57aにより得られる。
この微分パルスにより、単安定回路晃が細部され、その
出力が短時間だけ、ノ・イレベルとなるので、反転回路
33の出力が対応する時間だけローレベルに転化して、
トランジスタ10a180Cを不導通とする。
従って、励磁コイルAに蓄積された磁気エネルギは、ダ
イオ−1−’47b、電源、抵抗90a、ダイオ−15
″g7aを介して放電され、この曲線が第2図で曲線’
79bとして示される。
電源を充電する形式即ち磁気エネルギを電源に環流する
形式となっているので、印加電圧を高(することにより
、曲線IA9bは急速に降下する。又曲線’A9aの上
昇も急速となる。短時間後に、単安定回路先の出力はロ
ーレベルに復帰するので・、アンl:′回路/+jaの
出力もハイレベルとなり、励磁コイルAの通電が開始さ
れ、この通電曲線が第2図で曲線aqcとして示される
上述した通電ザイクルが繰返され、位置検知信号曲線i
tgの右端で通電が停止する。
通電曲線は、位置検知信号に相似した形となり、端子3
gaの入力により通電電流を制御できる。
第2図の点線間の矢印≠7が、単安定回路先の)・イレ
ベルとなる時間巾である。オペアンプS7は少しヒステ
リシス特性を有するものがよい。この特性を利用すると
、微分回路37aを除去することができる。
全く同じ事情で、端子3?bより入力される位置検知信
号により、l・ランジスタ10b、10dが制御されて
、励磁コイルBの通電が制御され、同形の通電曲線とな
る。端子3gaの入力によりその大きさを変更できるこ
とも同様である。以上の説明より判るように、/相の電
動機として回転する。
第7θ図(a)の励磁コイルA、Bは、第3図(a)の
励磁コイル/71)及び励磁コイル/7dをそれぞれ示
すものである。
コイル9a、9bによる位置検知信号は、第7図(a)
の曲線混a、2乙す、・・・及び曲線ユざa2.2ざす
・・となっている。
かかる位置検知信号は、第1O図(a)のアンド回路乙
、!;a、訂す9乗算回路、5g、オペアンプ、!;7
等と全く同じ構成の電気回路の端子57a、37bに対
応するものに入力される。
このときのアンド回路、g5ajjbに対応するアンド
回路の上側の入力信号が、第7図(a)の曲線易a 、
 −Zly 1) +・・・及び曲線、2ga、2gb
、  ・を矩形波に整形したものとなっている。かかる
制御回路のアンド回路63a、A3bに対応する回路の
出力を、端子A9a、69より入力せしめて、トランジ
スタ10e。
10g、 #:lf 、 10hのオンオフを制御して
、全く同様に励磁電流の制御を行なうことができ、その
作用効果も又同じである。
端子90cは、抵抗90bの電圧降下即ち励磁電流の検
出端子となり、又端子、Sgaの基準電圧は共通に利用
できる。
ダイオード67 e 、 A7f + ・の作用も同じ
て・ある。
従って、l相のりラフタンス型の電動隈として回転子/
は回転するものである。
励磁コイルA、Bによるトルクは、第7図(a)の曲線
J2a 、 32b 、  として、又励磁コイルA、
Bによるトルクは、曲線33a、33D、・となり、合
成トルクが出力トルクとなる。
本発明装置の特徴は次の点にある。
第1に、出力l・ルクは、端子、3gaの基準電圧によ
り規制されて、印加電圧に無関係である。印加電圧は、
磁気エネルギの急速な蓄積と放出に効果を挙げている。
リラクタンス型の電動機は、高トルクとすると、大きい
磁気エネルギの蓄積があるので、回転速度が著しく低下
する。しか(〜位置検知信号に相似した通電が強制的に
印加電圧を大きくすることにより出来るので、反トルク
の混入と、電流の立上りのおくれが除去される。
従って高速高)・ルクの電動機が得られ、有効な技術が
供与できる効果がある。
第2に、igo度の通電の初期と末期は電流値が小さく
抑止されているので第7図(a)の通電曲線<侶につい
て前述した効率の低下が防止でき、一般の直流機と同等
な効率の得られる効果がある。
第3に、通電波形が、位置検知信号/Ag(第2図図示
)に見られるように、滑らかな立−りりと降下なので振
動の誘発が防止できる効果がある。
又上述した立上りと降下の特性は、第6図について説明
したように、自由に変更できるので、振動の制御をする
ことができる。
以上の説明より理解されるように、前述した第1、第3
、第4の欠点を除去することのできる特徴がある。
第3図(a)の実施例は、次に述べる特徴がある。
リラクタンス型の電動機は出力トルクは大きいが、磁、
優と突極間の径方向の磁気吸引力も大きくなる。
従って回転中の騒音が大きくなる欠点がある。第3図(
a)の装置において、矢印A−/方向に回転したときの
出力トルクの曲1腺は第7図(a)の曲線3.2a。
33a、3.2b 、3Jb 、 ・ と変化する。
このときの磁極と突極間の径方向の出力l・ルクに無関
係な磁気吸引力のある区間は、矢印3≠a。
3≠b、31Ac、・のように移動する。従って必ず磁
気吸引力は90度ずつ重畳して発生しているので、回転
軸gは、/方向に軸受に押圧されながら回転している。
従って、押圧力が零となる点がないので、振動すること
なく、又機械音の発生も抑止される効果がある。
第1図(a)の矢印、!a、、2bは、上述した径方向
の磁気吸引力を示すもので、回転子/の回転とともに点
線矢印3の方向に回転するので、回転軸gを軸受に押圧
しながら回転する。従って機械振動の発生が抑止され、
前述した第1の欠点が除去されるものである。軸受に対
する押圧力が余り太き(なると、ボール軸受を損傷して
耐用時間を小さくする。
従って、小出力(100ワット位以下)のものに適用し
有効となる。
突極数が5個なので、電動機の全体の径も小さくできる
ので、併せて有効な技術となる。
例えば、第1図(b)は、第1図(a)と各部材を同一
記号で表示しであるが、実寸法(/対/)で示した大き
さのものを構成することができる。
以降に説明する各実施例についても共通な事実として、
リラクタンス型の電動機は、/回転中の各磁極の磁束発
生と消滅の回数が、他の形式の電動機に比較して多く、
又磁束密度も大きい。
従って、鉄損が多く効率を低下せしめる主原因となって
いる。
かかる不都合を除去するには、珪素鋼板の鉄損の少ない
ものを使用することがよい。又ソフトフェライト 力トルクは減少するが、誘導機、/般のマグネット型の
直流機の出力トルクよりは大きい出力トルクが得られる
ので有効である。
第3図(b)に示す展開図は、第3図(a)の磁1i/
4a。
//、b、・・・の両路開放端に、2個の磁極を設けた
ものである。2個の磁極は、図示のように記号/6a。
/Aa及び/乙す、 /A 1r及び/6c、llc及
び/6d。
/&clとして示されている。
磁極/laと万1の巾は突極/a、/b、・・の巾と等
しく、その巾だけ離間している。
突極/a、/b、  ・は7個となっている。
励磁コイル/7a 、 /7b 、 /7c 、 /7
clに対するコ矢印A−/方向に回転する。
磁極数が第3図(a)の2倍となっているので、出力ト
ルクも2倍となる効果がある。
磁極の端面の磁極数は3個以上とすることもできる。/
般的な表現をすると、突極数はグn +/個となる。n
 = /の場合が第3図(a)の場合となり、n=jの
場合が第3図(b)の場合となる、。
第1図(a)の実施例において、磁極/AaがN極に、
/AbがS極に励磁されているときに、磁極/6aと/
Abによる磁束は、磁%/A c 、 /A dにも洩
れるが、互いに反対方向となるので反トルクは発生しな
い主旨の説明をしたが、実測によると10%位の洩れ磁
束が残留して反トルクを発生ずる不都合がある。
又励磁コイル/7a、/7bの通電により発生ずる磁束
の%は、磁極/l、c、/6dを通り、この磁束はl・
ルクに寄与しなくなる不都合がある。
励磁コイル/7a、/7bにより得られる磁束の全部が
トルクに寄与することが、効率の上昇に有効である。
上述した効率の上昇に有効な手段が、第3図(c)の展
開図に示されている。
第3図(c)において、回転子の突極数はり個となるこ
とは、第3図(b)の場合と同様である。
固定電機子tは、珪素鋼板を積層して作られ、磁極弘a
 、 llc 、 41’d 、・・が図示のように配
設されている。
磁極gaとグbの巾は突極と同じで・、同じ巾だけ離間
している。他の磁極gc、≠d及び/、te。
llf及び/1.g、llhについても上述した関係は
同じである。
磁$igbとllcは、突極中の/、夕倍離間している
。磁極I1.dと//、e及び磁極’、’fとl1g及
び磁極1、thと&aのそれぞれも、突極中の/、5倍
離間している。
各磁極には、励磁コイル3a、3”o、・・、5hが捲
着されて℃・る。点線15aが内周となり、点線15b
が外周となる円環状のアルミニュム部材に、電機子グの
外周部を、ダイキャストにより埋設固定する。
次に、カッタにより点線9c、りd、?e、9fに示す
部分を削除すると、記号ga、gb、・・は外周部の四
部となっているので、磁極44a、4’b及び磁極11
−c、グd及び磁極グe 、 llf及び磁極l1g、
4’hは、それぞれ磁気的に独立したコ型の磁心となる
。各コ型の磁心の磁極はN、S極に磁化されるので、磁
束が他の磁極に洩れることなく、従って本実施例の目的
が達成されるものである。従って前述した第jの欠点が
除去される他の作用効果は前実施例と同じである。
動磁コイルオa、jbは、第3図(b)の励磁コイル/
7aに対応するものとな九個の励磁コイル3−c、jd
及び励磁コイルje 、jf及び励磁コイルtg 、t
hは、それぞれ第3図(b)の励磁コイル/7b 、 
/7c 、 /7dに対応するものとなるので、通電制
御手段は第3図(b)と同じ手段となり、!相のりラフ
タンスミ動機として回転する。
コ型の磁心と磁極+a、11.’l:+を珪素鋼板を積
層固化して作り、他のコ型の磁心と磁極も同じ手段によ
り作って、磁心部のみをアルミニュームダイキャストに
より埋設して構成しても同じ目的が達成できる。
第3図(a)(b)(c)の実施例は、前述したように
、小出力のものしか構成することができるが、大出力の
ものを構成することはできない。
第4図(a)(b)に示す実施例は、大出力のものを構
成する実施例である。
第7図(a)において、金属円筒/gの開口部には側板
/ga、h″−嵌着され、底面のヂール軸受/qbと側
板/gaに設けたゼール軸受には、回転軸gが回動自在
に支持されている。
回転軸gには、回転子刀、2/、Dの中心部が固定され
ている。回転子20 、2/は、第4図(b)の展開図
に同一記号で示されている。
回転子20 、 u/の突極、20a、 :lot+ 
、 ・・及び突極、2/a、2/b、・・ば/gO度位
相位相差る。各突極の1]と離間角は同一となっている
回転子りは回転子ユ0と同一の構成で、突極は同位相の
位置にある。
第4図(a)の電機子33,30.cの外周は、外筐円
筒/gの内側に固着されている。
電機子30の磁極30a、30b、・・・及び励磁コイ
ル3/h、31b、・は第弘図(b)に示される構成と
なっている。
コイルga、fb、9a、9bは、位置検知信号し 子となるもので、突極20a、、、20b、・ゐ側面に
対向して、図示していないが、外筐円筒/gの7部に固
定されている。
電機子SOと回転子、20の構成は、第3図(alの実
施例と全く同じである。
従って、同じ手段による通電制御により、!相すラクタ
ンス型電動機として回転する。
電機子Cの磁極及び励磁コイルEは、第j図(b)の磁
極30a、SOb、−と励磁コイル3/ a 、 3/
b 。
・・・と全く同じ構成で同じ位相の位置にある。
第を図(a)の両端の電動機は全く同じ構成で、出力l
・ルクも同じものとなっている。
中央部の電機子33の磁極J3a、33b、・・及び励
磁コイル34’a、評す、・・・は、第4図(b)に示
されている。
電機子30,33.cの磁極はすべて同位相の位置に配
設されている。回転子、2/の突極2/a、J/b。
・のみが180度右方にずれている。
第≠図(a)の両端の電動機は、すべて同じ構成なので
、コイルffa+どす、9a、9bの位置検知信号によ
り同一方向(矢印A−/)に回転するように、励磁コイ
ルの通電制御が行なわれる。
中央部の電動機も同じ位置検知信号により、各励磁コイ
ルの通電が行なわれて同一方向に回転するが、その理由
を次に説明する。
励磁コイル31b、3/cを通電すべき第10図(a)
の位置検知信号は、それぞれ励磁コイル54’d、54
’aを通電する位置検知信号と同一となっているので、
回転子2(1:l 、 2/はともに矢印A−/方向に
駆動されて90度回転する。
次に励磁コイル叔c、3/dと励磁コイル54’a。
54’bは、同一の位置検知信号により通電されて駆動
トルクが発生して90度回転する。
上述した説明のように、同一の位置検知信号により、位
相が機械角で/とθ変異なる電機子50と53の励磁コ
イルが順次に通電されて同一方向の出力トルクが得られ
る。
通電制御回路(第90図(a))は、共通に3個の電動
機に使用できる特徴がある。例えば第90図(a)の励
磁コイルAは、第≠図(b)の励磁コイル3/a、3部
1以上の説明より理解されるように、第弘図(a)の両
側の電動機の回転子2.0.Dの径方向の磁気吸引力と
中央部の回転子2/の径方向の磁気吸引力の方向は反対
方向となる。
従って、両側の電動機の出力トルクを同じく構成し、中
央部の電動機の出力トルクをそれ等の2倍より少し大き
く構成すると、径方向の磁気吸引力の大部分は打消され
て、/方向の小量の磁気吸引力となる。
従って大きい出力の電動機としても、径方向の磁気吸引
力によるヂール軸受/9a、/9bに対する押圧力は小
さくなり、本実施例の目的が達成される効果がある。
第3図(b)(C)に示す実施例を利用して、上述した
3個の電動機を構成しても同じ目的が達成される。
第7図の回路は、第90図(a)の左側の回路と同じ目
的を達する為の他の手段である。
第2図において、端子A2a、6.2bの出力は、第9
0図(a)のM点及びN点の入力となっている。
第90図(a)の抵抗90a、?(1)bの電圧降下を
両波整流する回路即ち絶対値回路が設けられる。記号匁
が絶対値回路で、その入力端子JJa、3.2bには、
第90図(a)の抵抗90aの両端の電圧信号が入力さ
れている、絶対値回路犯の出力は励磁電流に比例し、正
逆いずれに通電されても、その大きさに比例する正の電
圧信号が、オにアンプ乙0の一端子に入力されている。
第2図の端子A3a、63bより、第2図の端子/3a
の位置検知信号を矩形波に整形した電気信号及び端子/
3cの位置検知信号を矩形波に整形した電気信号が、そ
れぞれ入力されている。
乗算回路sgの端子、5gaには、出力l・ルクを指定
する基準電圧が入力されている1、 端子3?a、3?vには、第1O図(a)の同一記号の
端子と同様に、第2図の端子/3a、/3cの位置検知
信号が入力されている。
位置検知信号(第7図(a)の曲線23a、、25b 
、 −)が入力された場合を説明する。このときの乗算
回路5gの出力を、第7図(a)のタイムチャートで点
線、?Oaとして示しである。
その始端部が入力され、端子5.20の電流検出信号よ
り、乗算回路汐ざの出力信号の方が大きいときには、オ
ペアンプ乙0の出力は/・イレばルとなるので、アン1
回路乙/aの出力はノ・イレベルとなり、トランジスタ
10a、10cが導通して、励磁コイルへの通電が開始
され、この曲線が第7図(a)で曲線、?/aとして示
されている。
電源端子Aga、、Agbに印加される電圧は高電圧と
7よっているので、電機子電流曲線3/aの立上り部は
急1唆となり、前記した電流検出回路の出力が乗算回路
sgの出力より太き(なると、オペアンプ乙0の出力は
、ローレベルに転化して、アンド回路6/aの出力をロ
ーレベルとする。
従って、トランジスタ10a、10cは不導通となる。
従って蓄積磁気エネルギの放電により、曲線37′l:
Iにそって電流が減少ずろ。所定値に減少すると、オペ
アンプ乙0の出力は再び)・イレベルとなり、l・ラン
ジスタ10a、10cが導通して、電流は曲線3/cに
そって増大する。かかるサイクルは、正帰還回路となっ
ているオペアンプ乙0のヒステリシス特性により繰返さ
れる。電流の上限と下限は、第7図(a)の点線30a
と30bになる。点線、10a、30bの高さの差は、
オペアンプ60のヒステリ7ス特性で規制され、又それ
等の高さは、端子3gaの出力トルク指令の基阜電圧信
号により規制されている。
トランジスタ10a、10cが不導通に転化したときに
、励磁コイルAの蓄積磁気エネルギは、ダイオード乙7
b、電源、抵抗90a、ダイオ−P乙7aを介して放電
される。
電源を充電する形式即ち磁気エネルギを電源に環流する
形式となっているので、放電電流は急速に降下する。立
上りも電源電圧に対応して急速となるので、高速回転時
においても、位置検知信号曲線に相似した通電波形とな
る。従って、反トルクの発生が抑止され高速度回転が可
能となる効果がある。又効率も上昇する効果がある。
端子、t7bより、位置検知信号即ち第7図(a)の曲
線、、27a、27b、  ・の信号が入力された場合
にも、端子=xbの出力により、トランジスタ10b、
10dのオンオフ制御が同様に行なわれる。従って/相
の電動機として回転する。
励磁コイルA、Bについても事情は同じで、第9図の回
路により同じ通電制御が行なわれる。
従ってβ相の電動機として回転する。作用効果は前実施
例と同じである。
励磁コイルの通電制御の他の手段を第90図(b)につ
き、次に説明する。
第90図(b)において、端子7.2.a、72bには
、第2図の端子/3h、13cの出力が入力され、端子
72C57Jdには、第1図のコイルga、gbをコイ
ルタa、9bと置換したときの端子/3a、/3cの出
力に対応する位置検知信号が入力されている7端子?2
a 、 72b 、・・・の入力は、矩形波整形回路7
3a、 ’7Ib 、・・・により矩形波とされる。
端子7.2a 、 7.2b 、 7.2c 、 7.
2dの入力に対応する上記した矩形波の位置検知信号が
、第7図(b)のタイムチャートで、それぞれ曲線、1
3a、33b、・・・及び曲線37a 、 37b 、
−及び曲線、3乙a 、 3Ab、 ・=及び曲線、3
g a 、 3gb 、・・とじて示されている。
曲線、36aは曲線33aよりq0度進和している。
771回路73aの入力は、曲線33 a 、 33 
b + ・−及び曲1136 a 、 36 b 、・
・・となっているので、その出力は曲線39+a 、3
9b、・・となり、90度の巾となる。771回路7.
7bの入力は、曲線37a、37b。
及び曲線3ga、3gb、  となるので、その出力は
、曲線’+’0a 、uOb、  となる。
アンド回路7Jcの入力は、曲線35a、3Jわ、・と
曲線3ga、3gb、 となるのて゛、その出力は、曲
線’#a、弘/b、・・・となる。
アン+y回路7Jdの入力は、曲線37a、 、 J7
b 、 ・と曲線3Aa、−?4b、  となるのて゛
、その出力は、曲線IA2a、 Il、、2b 、 −
となる。
l・ランジスタ10a、10c及びトランジスタ10b
10dは、前実施例と同じく励磁コイルA、Bの通電制
御を行なっている。
直流電源の投入とともに、端子tざCより供電されるの
で、コンデンザ7乙の充電電流により、抵抗7乙aの電
圧降下は最大となり、アン1:′回路フ弘a。
74’bの入力はハイレベルとなる。
従って、オア回路7ga、、7gbの出力は、第7図(
b+の曲線33a、33b、  及びこれ等を反転した
曲線37a、 、 J7 b 、 −どなる。
従って、オア回路7gaの出力により、励磁コイルAが
igo度の巾で通電され、励磁コイルBは、180度お
くれだ/♂0度の巾の通電が行なわれろ1、従って/相
のり2ククンス電動機の出力トルクが得られる。
ブロック回路Tは、励磁コイルA、Bの通電制御回路で
トランジスタ回路を使用したトランジスタ回路を示して
いる。励磁コイルA、Bのトランジスタ回路と全く同じ
構成となっている。又オア回路りざa、7J’b、アン
ド回路7≠a、7’+bに対応するものも含まれている
従って、端子77a 、 77b 、 ?7cの入力に
より、FMaコイルτ、■は180度の巾の通電が、曲
線3乙a、3Ab、・・及び曲線Jg a 、 3ざす
、・・の電気信号に対応して行なわれる。
コンデンサ7A 、抵抗7Aaの時定数回路は共用して
使用できる。
従って、設定された時間だけ、!相のリラクタンス型の
電動機として起動する。
この状態では、速度が上昇すると、第7図(a)につ℃
・て説明したように、反l・ルクが発生して、上昇が停
止し、効率も劣化する。
しかし設定時間経過すると、アンド回路74’a。
7/1.bの7つの入力がローレベルに転化するので、
出力はローレベルとなる。従ってアンド回路73a。
7、?bの出力により、励磁コイルA、Bの通電制御が
行なわれる。又端子79a、79bの出力により、同様
に励磁コイルA、Bの通電が行なわれる。
従っ々、励磁コイルA、B、A、Bの励磁電流の曲線は
第7図(b)の点線’A3a、≠3b、・・及びその他
の点線曲線となる。
位置検知信号39aの場合につき上述した励磁電流の性
質を次に説明する。
励磁コイルAのインダクタンスの為に立上りは、点線≠
3aのようになり、曲線、39aの右端で、トランジス
タ10a、10cが不導通となるので、蓄積磁気エネル
ギは、ダイオ−F’A?a、1=7bを介して電源を充
電するように環流されるので、急速に励磁電流が消滅す
る。
電源電圧を高くすると、曲線IA3aのピーク値が大き
くなり、出力l・ルクが増大する。このときにも電源に
環流する磁気エネルギは、電源電圧が高いので、更に急
速に消滅する。
従って、励磁電流の曲線1l−3a、’A3b、・・・
の巾は180度を越えることがなく反トルクの発生はな
い。
高速度とした場合にも180度を越えることはな℃・。
他の励磁コイルについても上述した事情は全(同じであ
る。
従って、高速高トルクのリラクタンス電動機を得ること
ができるものである。即ちリラクタンス型の電動機の特
徴である出力トルクが大きい特性を保持して、しかも高
速度まで、印加電圧により速度が変更できるものが得ら
れる特徴がある。
制御回路が前実施例と比較して簡素化されているので、
イン・ミータ付の可変速度の誘導機より著しく廉価に作
ることができる。
前実施例も含めて、回転子は珪素鋼板のみなので、高速
でも遠心力による破損はない。
起動時のトルクが余り必要でないものは、第90図(b
)のコンデンサ76、抵抗76a、オア回路7ざa。
Mb、アンド回路74’a、?4’bを含む回路は不要
である。第7図(b)の曲線/#a 、 IAIAb 
+ ”’及び曲線劫a、’+5b、・は、それぞれ励磁
コイルA、B及び励磁コイルA、Bの通電による出力ト
ルク曲線である・ 前実施例と同様に、各トルク曲線は90度ずつ重なって
いるので、径方向の磁気吸引力による振動の発生は防止
される。その他の振動の発生も前実施例と同じ手段によ
り同様に防止される。
次に第90図(c)について説明する。第90図(C)
は第90図(a) 、 (b)と同じ目的が達成される
!電源方式の通電制御回路である。
抵抗90の電圧降下は励磁電流に比例している。
この電圧降下は両波整流回路(絶対値回路)Rにより、
出力端子に常に正電圧が出力されるようにされている。
この出力電圧は励磁電流に比例する信号として利用され
る。端子g、2.a1g、2.bには、第1O図(a)
のM点とN点の出力がそれぞれ入力される。
端子g2a若しくはffJbの人力信号がハイレベルの
ときに、励磁コイルA若しくはBが通電される。
端子g2aの入力がローレベルに転化すると、トランジ
スタg/aが不導通となり、励磁コイルAの蓄積磁気エ
ネルギは、電源gOb 、 gOc +ダイオー1−″
、r3bを介して放電される。電源にエネルギを返ず回
路となっているので、第90図(a)と同じく通電は急
速に停止する。トランジスタg/bが不導通に転化した
ときもダイオ−I’g3aを介する同じ作用がある。本
実施例は、第り図、第1O図(a)の回路を組合ぜても
、又組合せないで、第90図(b)で説明した通電制御
手段の両者に適用できるものである。
第90図(a) 、 (b)の回路と比較して、ダイオ
ードとトランジスタの数が%となる利点がある。
〔効果〕
第1に、運転中の機械振動と騒音の発生が防止される。
又小出力の電動機の場合には、突極数が3−個となり、
小型、小径の電動骸の得られる効果がある。
第夕に、各実施例の説明より理解されろように、回転速
度は印加電圧により、又出力トルクは、励磁電流により
独立に制御できるので、使用目的に応じて、高速、高ト
ルクのリラクタンス電動機を自由に設計することができ
る。従って直流電動機として利用して有効な手段を提供
できる。
特に、回転子が単なる珪素鋼板の積層体となるので、第
7図(a)に示すように細長型とすることができ、小さ
い慣性となるので有効である。又回転子に高価な稀土属
マグネットを使用しないで、同等の出力トルクが得られ
る効果がある。
出力l・ルクに無効な励磁電流が遮断されているので、
効率を上昇せしめることができる。
回転速度と出力トルクを独立に自由に変更できるので、
かかる特性を利用して、トルクと回転速度の特性を良好
とすることができる。
本発明装置の効果の第3は次の点にある。即ち高トルク
とすると、特にリラクタンス型の電動機では、励磁コイ
ルのインダクタンスが大きくなり、反トルクを発生する
ので低速となる。これを防止して高速高トルクの特性を
得る為に、励磁コイルに蓄積された磁気エネルギを電源
に急速に環流して、励磁電流曲線を180度の巾の間に
あるように規制して目的を達成しているものである。
第≠に、第90図(E)の実施例では、イン・ぐ−5付
の誘導機と同じ特性が得られ、回路が簡素化されるので
廉価となり、出力トルクが大きくなる効果がある。
第5に、位置検知素子としてコイルを利用できるので、
耐熱性があり、高出力の電動機とすることができる。
第4に、珪素鋼板の代りに、ソフトフェライトを使用す
ると、著しく効率を」二昇せしめる効果がある。
第7に、コ型の磁心と磁極を使用した電機子とすると、
出力トルクと効率を良好とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるリラクタンス電動機の構成の説
明図、第2図は、位置検知素子となるコイルを含む電気
回路図、第3図は、本発明装置の磁極と突極と励磁コイ
ルの展開図、第を図は、出力トルクの大きい場合の本発
明装置の構成の説明図フエらびにその両極と突極と励磁
コイルの展開図、第3−図は、出力l・ルク曲線を対称
形とする為の手段の説明図、第6図は、位置検知信号曲
線のグラフ、第7図は、位置検知信号、出力トルク、励
磁電流のタイムチャート、第5図は、励磁電流曲線のタ
イムチャート、第2図は、励磁コイルの7部の通電制御
回路図、第1O図は、同じく励磁コイルの他の実施例の
通電制御回路図をそれぞれ示す。 /・・回転子、 /a、/b、/c、−、,2/a。 、2/b、・・突極、  ga、gb、9a、9b  
コイル、    /乙 a 、 /l b 、 ・・ 
 、 /I−a 、 41 b 、 ・  I グ h
 130a、30b、−,33a、、、!;3b 、 
 磁極、 /A 、 30 。 C、33−電機子、 :lO、,2〆、D=回転子、 
/7a。 /7b、・−,5a、jb、−,5h、A、B、A。 B 、5/a 、 、!i/b 、 −,54a 、5
4’−b 、 ・ 励磁コイノペg−回転軸、 9c、
9d、?e、9f  切削部、/5aI73b アルミ
ニューム円環部、 1g 、 1g a・外筐円筒、 
/9a、/りb−ボール軸受、 7.。 発振回路、 /3./3b、31.AO,・・・オペア
ンプ1.2u・・突出部、 2’l、、23a、、2.
3b 、 −,24a 、21.b。 、 、、27a  、、27b  、−、,2ga 、
2gb 、−,35a  、33b 、 ・・、 3乙
a  、、l?4b  1・”+37a  、37b 
 、−,3ga 13gb l”’ 、39a 、39
b 、”・、’AOa 、1l−Ob 、”’ 、’l
−/a 、4’/b  、−,4’、2a  、弘、2
b  、−,30a 、、30b 、’l−ざ位置検知
信号、 29.19a、3.2a 、3ob +”・+
33a、33b  、 −、IAIAa  、≠4 b
  、 ・・・、 ’AS a 、 ’A3 b  +
1−ルク曲線、 3/a 、3/b 、・= 、’Ab
 、’AAa、ll−3a、4’5b、・・・、ψqa
、≠9b、・・・励磁電流曲線、乙ga、6g”o、A
gc−電源歪負極、 10a、10b 。 10c 、10d−トランジスタ、 A/Ia、 A4
Ib 、 −。 7.5a、Bb、・・・矩形波成型回路、 3g・・・
乗算回路、T 励磁コイルA、Bの通電制御回路、 g
/a。 ff/bトランジスタ、 gOa、gOb、gOc−・
直流電源正負極、 R232・・・絶対値回路、 St
・・・単安定回路。 手 続 補 正 書(自発) 昭和63年gVδ日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 /事件の表示  昭和63年特許願第137.291、
発明の名称  リラクタンス型ユ相電動機3補正をする
者 事件との関係 特許出願人 μ補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明のよ補正の内容 (α) 明細書の第1頁〜第7頁に記載する特許請求の
範囲の全文を下記のように補正する。 記 (1)リラクタンス型のユ相の電動機において、外筐に
設けた軸受により回動自在に支持された回転軸に中央部
が固定された磁性体の回転子と、該回転子の回転面にお
いて1等しい巾と等しいピッチで配設された(≠a+/
)個(に−7゜コ、3、・・・・・)の磁性体突極と、
円環状の磁性体より作られ、外暗に固定された固定電機
子磁と、僅かな空隙を介して突極に対向するととに、電
機子磁心より突出し、突極と同じ巾のル個の磁極を備え
た第1の磁極及びこれに捲着された第1の励磁コイルと
、僅かな空隙を介し突極に対向するとともに、電機子磁
心より突し、第1の磁極より機械角で順次に90度離間
た突極と同じ巾のル個の磁極を備えだ第ユ。 第3、第4の磁極及びこれ等のそれぞれに捲着された第
5。第3.第tの励磁コイルと、前記した電機子磁心側
に固定され、回転子の突極の位置を検知して、電気角で
180度を越えなり中の第1の位置検知信号及びこれよ
り電気角で180度おくれた1g0度を越えない巾の第
5の位置検知信号及び第1、第2の位置検知信号よりそ
れぞれ電気角で90度離間した180度を越えなと巾の
第3.第九の位置検知信号が得られる複数個の位置検知
素子を含む位置検知装置と、第1、第5。第3.第tの
励磁コイルのそれぞれに直列に接続された第1、第2。 第3、第4の半導体スイッチング素子と、第1、第2。 第3゜第九の半導体スイッチング素子を第1.第3゜第
ユ、第九の位置検知信号により付勢導通せしめ、励磁コ
イルに蓄積された磁磁気エネルギを直流電源にダイオー
ドを介して環流することにより、各励磁コイルに電気角
で180度を懇えない巾の励磁電流を直流電源より通電
して、回転子に/方向の駆動トルクを発生せしめる通電
ftjlJ御回路とより構成されたことを特徴とするリ
ラクタンス型コ相電動機。 (2)  リラクタンス型のユ相の電動機において、外
筐に設けた軸受により回動自在に支持された回転軸に中
央部が固定された回転子と、該回転子の回転面において
、等しい巾と等しいピッチで配設された9個の磁性体突
極と、外筐に固定された円環状の非磁性体と、突極と同
じ1〕の出路開放端が突極に僅かな空隙を介して対向す
るとともに、円環状の非磁性体に固着されたコ型の第1
の磁心及びこれに捲着された第7の励磁コイルと、突極
と同じ巾の硼路開放端が突極に。 僅かな空隙を介して対向するとともに、第1の磁心より
機械角で順次に90度離間して円環状の非磁性体に固着
されたコ型の第5。第3.第ダの磁心及びこれ等のそれ
ぞれに捲着された第5。 第3、第4の励磁コイルと、第7、第2。第3゜第弘の
励磁コイルのそれぞれに直列に接続された第1、第2、
第3.第4の半導体スイッチング素子と、前記した外筐
側に固定され、回転子の突極の位置を検知して、電気角
でigo度を越えない巾の第1の位置検知信号及びこれ
より電気角でigo度おくれた1g0度を越えない巾の
第二の位置検知信号及び第7.第二の位置検知信号より
それぞれ電気角で90度離間した180度を越えない巾
の第3、第4の位置検知信号が得られる複数個の位置検
知素子を含む位置検知装置と、第1.第二、第3.第九
の半導体スイッチング素子を第1.第3.第1、第4の
位置検知信号により付勢導通せしめ、励磁コイルに蓄積
された磁気エネルギを直流電源にダイオードを介して環
流することにより、各励磁コイルに電気角で180度の
巾を越えない励磁電流を直流電源より通電して、回転子
に/方向の駆動トルクを発生せしめる通電制御回路とよ
り構成されたことを特徴とするリラクタンス型ユ相電動
機。 (8)リラクタンス型のユ相の電動機において、外筐の
両側に設けた7組の軸受により回動自在に支持された回
転軸と、該回転軸の左右端部に中心部が固定された同形
の磁性体で作られ、た第1、第二の回転子と、第1.第
二の回転子の回転面において、等しい巾と等しいピッチ
で配設された(Iln−1−/)個(n=/、2,3.
−)の同位相の磁性体突極と、回転子の中央部に中心部
が固定された磁性体で作られた第3の回転子と、第3の
回転子の回転面において、前記した突極と同じ構成で配
設された磁性体突極と、第1、第2。第3の回転子にそ
れぞれ対向して、外筺内側に固定されJ推体により作ら
れた第1、第5。第3の電機子磁心と、僅かな空隙を介
して第1、第2の回転子の突極にそれぞれ対向するとと
もに、第1、第2の電機子磁心より突出し、突極と同じ
巾のル個の磁極を備えだ同位相の第1.第7の磁極及び
これ等に捲着された第1.第1の励磁コイルと、僅かな
空隙を介して第7、第2の回転子の突極に対向するとと
もに、第1、第2の電機子磁心より突出し、第1、第1
の磁極のそれぞれより、機械角で順次に90度離間した
突極と同じ巾のル個の磁極を備えた第」、第7の磁極及
び第3.第7の磁極及び第九、第≠の磁極ならびにこれ
等に捲着された第ユ、第ユ、第3.第3、第4、第弘の
励磁コイルと、僅かな空隙を介して第3の回転子の突極
に対向するとともに、第3の磁心より突出し、突極と同
じ巾のル個の磁極を備え九孕Sの磁極及びこれに捲着さ
れた第5の励磁コイルと、僅かな空隙を介して第3の回
転子の突極に対向するとともに、第3の電機子磁心より
突出し、第5の磁極より、機械角で順次に90度離間し
た突極と同じ巾のル個の磁極を備えた第4.第7゜第g
の磁極ならびにこれ等に捲着された第4゜第7、第8の
励磁コイルと、前記した電機子磁心側に固定され、回転
子の突極の位置を検知して、電気角でigo度を呈上汝
二巾の第7の位置検知信号及びこれより電気角で180
度おくれだigo度を越えない巾の第2の位置検知信号
及び第7.第2の位置検知信号よりそれぞれ電気角で9
0度離間した180度を越えない巾の第3.第tの位置
検知信号が得られる複数個の位置検知素子を含む位置検
知装置と、各励磁コイルに直列に接続された半導体スイ
ッチング素子を第1゜第す、第3.第tの位置検知信号
により、所定えない励磁電流を直流電源より通電し、第
1゜第5の回転子と対向する磁極間の径方向の磁気吸引
力と第3の回転子と対向する磁極間の径方向の磁気吸引
力が逆方向で所定の磁気吸引力の差を保持せしめ℃、回
転子に1方向の駆動トルクを発生せしめる通電制御回路
とより構成されたことを特徴とするリラクタンス型λ相
電動機。 (勺 明細書の第72頁上から第1/行目「同じ目的が
達成される。」の記載の次に下記の文を加入する。 記 本実施例では、第4図(b)に示すように、突極、2o
a、2θb、、、、に対して、突極、2/ G 1.2
1 b 、 −・・を右方に180度ずらして配設した
が、この手段の代りに、両突極を同位相の位置とし、磁
極左3 LL 、 !r3 b 、・・・を左方に18
0度ずらして配設しても同じ目的が達成される。 以  上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リラクタンス型の2相の電動機において、外筐に
    設けた軸受により回動自在に支持された回転軸に中央部
    が固定された磁性体の回転子と、該回転子の回転面にお
    いて、等しい巾と等しいピッチで配設された(4n+1
    )個(n=1、2、3、・・・)の磁性体突極と、円環
    状の磁性体により作られ、外筐に固定された固定電機子
    磁心と、僅かな空隙を介して突極に対向するとともに、
    電機子磁心より突出し、突極と同じ巾のn個の磁極を備
    えた第1の磁極及びこれに捲着された第1の励磁コイル
    と、僅かな空隙を介して突極に対向するとともに、電機
    子磁心より突出し、第1の磁極より機械角で順次に90
    度離間した突極と同じ巾のn個の磁極を備えた第2、第
    3、第4の磁極及びこれ等のそれぞれに捲着された第2
    、第3、第4の励磁コイルと、前記した電機子磁心側に
    固定され、回転子の突極の位置を検知して、電気角で1
    80度の巾の第1の位置検知信号及びこれより電気角で
    180度おくれた180度の巾の第2の位置検知信号及
    び第1、第2の位置検知信号よりそれぞれ電気角で90
    度離間した180度の巾の第3、第4の位置検知信号が
    得られる複数個の位置検知素子を含む位置検知装置と、
    第1、第2、第3、第4の励磁コイルのそれぞれに直列
    に接続された第1、第2、第3、第4の半導体スイッチ
    ング素子と、第1、第2、第3、第4の半導体スイッチ
    ング素子を第1、第3、第2、第4の位置検知信号に より付勢導通せしめ、励磁コイルに蓄積された磁気エネ
    ルギを直流電源に環流することにより、各励磁コイルに
    電気角で180度を越えない巾の励磁電流を直流電源よ
    り通電して、回転子に1方向の駆動トルクを発生せしめ
    る通電制御回路とより構成されたことを特徴とするリラ
    クタンス型2相電動機。
  2. (2)リラクタンス型の2相の電動機において、外筐に
    設けた軸受により回動自在に支持された回転軸に中央部
    が固定された回転子と、該回転子の回転面において、等
    しい巾と等しいピッチで配設された9個の磁性体突極と
    、外筐に固定された円環状の非磁性体と、突極と同じ巾
    の磁路開放端が突極に僅かな空隙を介して対向するとと
    もに、円環状の非磁性体に固着されたコ型の第1の磁心
    及びこれに捲着された第1の励磁コイルと、突極と同じ
    巾の磁路開放端が突極に僅かな空隙を介して対向すると
    ともに、第1の磁心より機械角で順次に90度離間して
    円環状の非磁性体に固着されたコ型の第2、第3、第4
    の磁心及びこれ等のそれぞれに捲着された第2、第3、
    第4の励磁コイルと、第1、第2、第3、第4の励磁コ
    イルのそれぞれに直列に接続された第1、第2、第3、
    第4の半導体スイッチング素子と、前記した外筐側に固
    定され、回転子の突極の位置を検知して、電気角で18
    0度の巾の第1の位置検知信号及びこれより電気角で1
    80度おくれた180度の巾の第2の位置検知信号及び
    第1、第2の位置検知信号よりそれぞれ電気角で90度
    離間した180度の巾の第3、第4の位置検知信号が得
    られる複数個の位置検知素子を含む位置検知装置と、第
    1、第2、第3、第4の半導体スイッチング素子を第1
    、第2、 第3、第4の位置検知信号により付勢導通せしめ、励磁
    コイルに蓄積された磁気エネルギを直流電源に環流する
    ことにより、各励磁コイルに電気角で180度の巾を越
    えない励磁電流を直流電源より通電して、回転子に1方
    向の駆動トルクを発生せしめる通電制御回路とより構成
    されたことを特徴とするリラクタンス型2相電動機。
  3. (3)リラクタンス型の2相の電動機において、外筐の
    両側に設けた1組の軸受により回動自在に支持された回
    転軸と、該回転軸の左右端部に中心部が固定された同形
    の磁性体で作られた第1、第2の回転子と、第1、第2
    の回転子の回転面において、等しい巾と等しいピッチで
    配設された(4n+1)個(n=1、2、3、・・・)
    の同位相の磁性体突極と、回転子の中央部に中心部が固
    定された磁性体で作られた第3の回転子と、第3の回転
    子の回転面において、前記した突極と同じ構成で位相が
    電気角で180度ずれて配設された磁性体突極と、第1
    、第2、第3の回転子にそれぞれ対向して、外筐内側に
    固定された第1、第2、第3の磁性体により作られた第
    1、第2、第3の電機子磁心と、僅かな空隙を介して第
    1、第2の回転子の突極にそれぞれ対向するとともに、
    第1、第2の電機子磁心より突出し、突極と同じ巾のn
    個の磁極を備えた同位相の第1、第@1@の磁極及びこ
    れ等に捲着された第1、第@1@の励磁コイルと、僅か
    な空隙を介して第1、第2の回転子の突極に対向すると
    ともに、第1、第2の電機子磁心より突出し、第1、第
    @1@の磁極のそれぞれより、機械角で順次に90度離
    間した突極と同じ巾のn個の磁極を備えた第2、第@2
    @の磁極及び第3、第@3@の磁極及び第4、第@4@
    の磁極ならびにこれ等に捲着された第2、第@2@、第
    3、第@3@、第4、第@4@の励磁コイルと、僅かな
    空隙を介して第3の回転子の突極に対向するとともに、
    第3の磁心より突出し、突極と同じ巾のn個の磁極を備
    えた第1、第@1@の磁極と同位相の第5の磁極及びこ
    れに捲着された第5の励磁コイルと、僅かな空隙を介し
    て第3の回転子の突極に対向するとともに、第3の電機
    子磁心より突出し、第5の磁極より、機械角で順次に9
    0度離間した突極と同じ巾のn個の磁極を備えた第6、
    第7、第8の磁極ならびにこれ等に捲着された第6、第
    7、第8の励磁コイルと、前記した電機子磁心側に固定
    され、回転子の突極の位置を検知して、電気角で180
    度の巾の第1の位置検知信号及びこれより電気角で18
    0度おくれた180度の巾の第2の位置検知信号及び第
    1、第2の位置検知信号よりそれぞれ電気角で90度離
    間した180度の巾の第3、第4の位置検知信号が得ら
    れる複数個の位置検知素子を含む位置検知装置と、各励
    磁コイルに直列に接続された半導体スイッチング素子を
    第1、第2、第3、第4の位置検知信号により、所定の
    順序で付勢導通せしめ、励磁コイルに蓄積される磁気エ
    ネルギを直流電源に環流することにより、各励磁コイル
    に電気角で180度を越えない励磁電流を直流電源より
    通電し、第1、第2の回転子と対向する磁極間の径方向
    の磁気吸引力と第3の回転子と対向する磁極間の径方向
    の磁気吸引力が逆方向で所定の差を保持せしめて、回転
    子に1方向の駆動トルクを発生せしめる通電制御回路と
    より構成されたことを特徴とするリラクタンス型2相電
    動機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7230360B2 (en) 2004-11-08 2007-06-12 Illinois Institute Of Technology Switched reluctance machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7230360B2 (en) 2004-11-08 2007-06-12 Illinois Institute Of Technology Switched reluctance machine

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