JPH01183687A - 画像データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は医用診断装置等に適用される画像データ処理装
置に関するものである。

（従来の技術） 前記両会データ処理装置が適用される医用診断装置とし
て第４図に示すようなＣＴスキャナが知られている。

これは、画像生成部５０．データ処理部６０、画像表示
部７０とから成り、画像生成部５０では、スキャナ部（
図示せず）から被写体の投影データを得、スキャナＩＦ
５５を経由して得た投影データを用いて画像生成回路５
４により断層像データを生成する。このようにして得ら
れた画像データ（収集データ）をディスク５２に格納す
る。その際、画像のリスト即ちディレクトリもＣＰＬＪ
５１によって生成され、ディスク５２に格納される。

収集データはインタフェイス５６及び６１を介してデー
タ処理部６０内のフレームバッファ（画像メモリ）６２
に送られる。フレームバッファ６２内の画像データはＬ
ＬＪＴ　（ルックアップテーブル）６４を介してウィン
ド変換処理されて画像表示部７０で画像として表示され
る。ここでウィンド変換とは、第５図に示す如く画像１
ピクセルの入力値（例えばＯ乃至２＋２　１の１２ビツ
トで表現される）をウィンドレベル（ＷＬ＞とウィンド
幅（ＷＷ）の２つのパラメータにより別の値に変換して
出力値とすることであり、Ｗ［で定まる入力値近傍（広
がりはＷＷで定まる）のコントラストを増強して直視ｉ
１１察する手段でおる。ＷＷ及びＷＬはそれぞれのスイ
ッチ６６．６８をオペレータが操作してそれに対応する
カウンタ６５．６７の値を増減させることによって行う
ものであり、ＣＰＬＪ６３は両カウンタ６５．６７によ
りＬｔＪＴ６４の内容を算出し、更新するようになって
いる。

この他にガンマ補正曲線指定部６９があり、これは第６
図に示すような表示画像における入力データとＣＲＴ７
３の輝度との非直線的な関係を定めるものであり、仝休
の輝度を変化させて臨床的診断能を最良にするために使
用されるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） ところで、被写体く被検体）の部位や形状によって最適
な輝度の状態を異ならせた方が好ましいのであるが、前
述の従来の装置では固定されたガンマ補正曲線となって
おり、この曲線の形状を変更するためにはこの回路の特
性を調整することとなるため、変更が困難であるという
問題を有していた。

本発明は複数のガンマ補正曲線を有し、これを任意に選
択できる機能を備えた画像データ処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。また、本発明は複数のガン
マ補正曲線を有し、これらを被写体の状態に応じた最適
な曲線として自動選択可能な画像データ処理装置を提供
することを目的とするものでおる。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明は、画像データ処理装
置において、表示すべき画像データを処理するデータ処
理部内に複数のガンマ補正曲線を記憶した記憶部を設け
ると共に、これらを外部から選択可能とした。

また、画像データ生成部に複数のガンマ補正曲線を記憶
する記憶部と、これらを選択する選択部とから成る条件
設定部を設けると共に、生成データとこれにガンマ補正
曲線とを対応付ける制御部を設け、この画像データを処
理する部分にも上記に対応する記憶部と制御部を設けて
いる。

（作　用） 以上のような構成を採用することによって被検体の部位
や形状に応じた最適なガンマ補正曲線を任意に選択する
ことができ、また画像生成時にガンマ補正曲線を対応付
け、これをデータ処理部で再生するようにした構成装置
によれば、最適なガンマ補正曲線の自動設定を行うこと
ができる。

（実施例） 以下実施例により本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明装置の一実施例を示すブロック図であり
、画像生成部１、データ処理部２、画像表示部３及び前
記画像生成部１に付加された条件設定部４とによって構
成されている。

前記画像生成部１は、制御部たるＣＰＬＪｌｌ、格納部
（記憶部）たるディスク１２、ワーキングメモリ１３、
画像生成色路１４、スキャナインタフェイス（ＩＦ）１
５、出力用インタフェイス１６．１７がバスＢＵＳ１を
介して接続されて構成されている。

前記データ処理部２はインタフェイス２１、フレームバ
ッフ１（画像メモリ）２２、第１のルックアップテーブ
ル（ＬＵＴｌ）２３、第２のルックアップテーブル（Ｌ
ＵＴ２）２４、制御部たるＣＰＬＪ２５、ウィンド処理
用ＷＷカウンタ２６、ＷＬカウンタ２８、ガンマ補正曲
線記憶部３０ＢがバスＢＵＳ２を介して接続されており
、前記各カウンタ２６，２８にはそれぞれＷＷスイッチ
２７、ＷＬスイッチ２９が接続され、前記記憶部３０Ｂ
にはガンマ選択スイッチ３０Ａが接続されている。ここ
で記憶部３０Ｂには第２図（ａ）。

（ｂ）、（Ｃ）に示すような複数のガンマ補正曲線デー
タが記憶されており、これらはガンマ選択スイッチ３０
Ａの所定の個所ａ、ｂ、ｃを選択することによって出力
されるようになっている。また、ＬＵＴｌはウィンド処
理用テーブルとして使用され、ＬＵＴ２はガンマ処理用
テーブルとして使用されるようになっており、制御部た
るＣＰＵ２５によって選択されたデータに基づく算出、
更新が行われるようになっている。

前記条件設定部４は、Ｘ線管電圧、線量、スキャン時間
２画像再構成条件が被検体の部位や形状に対応して１セ
ツト毎に各エリア１乃至５に記憶されている条件記憶部
４２と、これらのセットされた条件を選択するための条
件選択スイッチ４３とを有し、選択された条件データは
インタフェイス４１を介して画像生成部１内のインタフ
ェイス１７に入力されるようになっている。ここで前記
セットされた条件中にはガンマ補正曲線インデックスデ
ータが含まれており、例えばこれは、前記データ処理部
に設けられた記憶部３０Ｂ内に記憶された複数のがンマ
補正曲線のうちの１つを指定できるようなデータであり
、被検体の部位や形状に対応した最適なガンマ補正曲線
用インデックスが予め設定されている。

そして、画像生成部１内の前記ＣＰＵ１１は、ＣＴスキ
ャナ（図示せず）からの収集データに基づいて画像生成
回路１４で生成された画像データをディスク１２に格納
する際に前記条件設定部４で選択された条件を付帯情報
として対応付けるような制御を行うようになっている。

これに対応して前記データ処理部２内の制御部たるＣＰ
ＬＪ２５も画像生成部１から送られてきたデータのうち
から付帯情報を判別し、その中のガンマ補正曲線インデ
ックスデータを参照し、それに対応するガンマ補正曲線
データを記憶部３０Ｂから取り出すような機能を有して
いる。

次に前記装置の作用を説明する。

ＣＴスキャナ（図示せず）で収集されたデータは画像生
成部１内のスキャナインタフェイス１５を介して取込ま
れ、画像生成回路１４により画像データとして再構成さ
れ、ディスク１２内に格納される。このとき、条件設定
部４内の選択スイッチ４３がオペレータにより操作され
て被検体の部位や形状等に応じた条件データが選択され
、前記画像データの付帯情報として対応付けられてディ
スク１２に格納される。この条件にはガンマ補正曲線イ
ンデックスデータが含まれている。尚、前記条件設定部
４を動作させないときには単に画像データのみがディス
ク１２内に格納されることになる。

前記のようにして格納された画像データを順次読み出し
て画像表示に供する場合には先ずデータ処理部２で次の
ような処理が行われる。すなわち、１画面分の画像デー
タを７レームバツフ７２２内に取込み、これを第１のル
ックアップテーブル（ＬＬＪＴｌ）２３に送りウィンド
処理を施し、その後第２のルックアップテーブル（ＬＵ
Ｔ２＞２４に送りガンマ処理を施して画像表示部３に送
出することになる。前記ウィンド処理はＷＷスイッチ２
７．ＷＬスイッチ２９を操作することによって１ｑられ
た各カウンタ２６，２８からのデータに基づいてＣＰＵ
２５がウィンド条件を算出し、これにより第１のルック
アップテーブル２３の内容を更新することによって行わ
れる。前記ガンマ処理は、ＣＰＵ２５が送られきた画像
データ内の付帯情報中からガンマ処理に関するデータを
抽出し、これに基づいて記憶部３０Ｂ内のガンマ補正曲
線データを選択し、これにより第２のルックアップテー
ブル２４の更新を行うことにより行われる。

このようにしてガンマ補正曲線が画像に応じて自動的に
選択設定される。

ここで前記各処理を行う選択スイッチは表示画面を直視
しながらオペレータが操作するようになっている。即ち
、ウィンド処理条件を変化させたいときにはＷＷスイッ
チ２７．ＷＬスイッチ２９を操作すればよいし、ガンマ
補正条件を変更したい場合にはガンマスイッチ３０Ａを
操作すればよい。前記画像生成部１での画像生成の際に
条件設定部４を動作させた際には前述のようにしてガン
マ補正曲線が自動的に選択されることになるが、この場
合でもガンマ選択スイッチ３０Ａの操作により条件変更
は可能である。また、画像生成の際に条件設定部４を動
作させなかった場合はガンマ補正曲線は専ら前記ガンマ
選択スイッチ３０Ａｋ：よって選択されることになる。

本発明は前記実施例に限定されず種々の変形実施が可能
である。

例えばルックアンプテーブルを２つ（ＬＬＪＴＩとＬＵ
Ｔ２）設けることなく以下の内容を有する１つのＬＵＴ
としてもよい。

前述のＬＵＴ２のアドレスをＡ、内容Ｂの関係式をＢ＝
ｆ（＾）とする。

前述のＬＵＴｌのアドレスをＣ２内容をＤとし、Ｄ　＝
　ｇ（Ｃ）とする。

ここでＤ＝Ａであり、所望の関係式は Ｂ＝ｆ　（ｇ（Ｃ）　）である。

この結果、入力アドレスＣ＝Ｏ乃至２１２　１であり、
その内容（即ちＬＬＪＴの出力ｆａ）Ｂ＝０乃至２８−
１で定める関係のＬＵＴとなり前述の２つのＬＵＴｌ、
ＬＵＴ２を合成したものとなる。

また、充分高速なメモリ素子を使用すれば、前記画像表
示部３内のデイスプレィバッファ３１を省略することも
できる。

更に前記装置のウィンド処理に当っては第３図（ａ）、
（ｂ）の如きノンリニアウィンドを用いてもよい。

［発明の効果］ 以上詳述した本発明装置によれば、被検体の部位や形状
に応じた最適なガンマ補正曲線を任意に選択することが
でき、また画像生成１時にガンマ補正曲線を対応付け、
これをデータ処理部で勇生するようにした構成装置によ
れば、最適なガンマ補正曲線の自動設定を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示すブロック図、第２
図（ａ）、（ｂ）、（Ｃ）はそれぞれ異なるガンマ補正
曲線を示す図、第３図（ａ）。 （ｂ）は本発明の他の実施例に使用されるウィンド特性
図、第４図は従来装置のブロック図、第５図は一般的な
ウィンド特性図、第６図は一般的なガンマ補正曲線であ
る。 １・・・画像生成部、　２・・・データ処理部、３・・
・画像表示部、　４・・・条件設定部。 江刀 （Ｇ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像生成部からのデータを受けて所定のデータ処
   理を行うデータ処理部と、処理後のデータに基づいて画
   像表示を行う画像表示部とを有する画像データ処理装置
   において、前記データ処理部は複数のガンマ補正曲線を
   有し、外部からいずれかのガンマ補正曲線を選択可能と
   したことを特徴とする画像データ処理装置。
2. （２）画像収集の際に収集条件を定める条件設定部と、
   この収集データに基づく画像データを格納するデータ格
   納部とを有する画像生成部と、前記画像生成部からのデ
   ータを受けて所定のデータ処理を行うデータ処理部と、
   処理後のデータに基づいて画像表示を行う画像表示部と
   を有する画像データ処理装置において、前記画像生成部
   内の収集条件設定部にガンマ補正曲線を選択可能な選択
   手段と、前記選択ガンマ補正曲線と収集データとを対応
   付けてデータ格納部に格納する制御部を設けると共に、
   前記データ処理部に前記ガンマ補正曲線の対応するデー
   タと、データ処理の際に前記画像生成部に格納されたデ
   ータに基づいて対応するガンマ補正曲線を選択する制御
   部を設けたことを特徴とする画像データ処理装置。