JPS62216078A - 画像作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、被検体の所望部位から１ｑられた一連の断面
投影データを再構成して画像化する画像作成装置に関す
るものでおる。

（従来の技術） 被検体の所望部位の断面像を躍影して、この躍影データ
を適切な再構成関数によって再構成して画像化するよう
にした診断方法が行われている。

例えば肺野の診断においては、表示された所望部位の画
像のローコントラスト分解能とハイフン１〜９２８分解
能とを観察することが行われている。

第３図はこのような用途に用いられる画像作成装置の従
来の構成を示すもので、１１は得られた一連の断面投影
データを収納するデータ収納部、１２は再構成関数のパ
ラメータを収納するパラメータ収納部、１３は再構成関
数に従って断面投影データを基に画像を再構成する画像
再構成システム部、１４は画像再構成に必要な種々の情
報を記憶する記憶装置、１５は再構成された画像を表示
する表示装置である。

このような画像作成装置によって、前述したようなロー
コントラス１〜分解能とハイコントラスト分解能とを同
時に観察しようとする場合、１つの再構成関数によって
はローコントラスト分解能の強調とハイコントラスト分
解能の強調とを両立させるような再構成はできないので
、各々に必要な２種類の再構成関数を用意して別々に２
Ｐ１類の画像を再構成する必要がある。従って、診断の
ために必要な画像のＩ２察に多くの時間が黄ヤされるこ
とになる。また２種類の画像を保存しておくための記憶
エリアも増やす必要がある。

もし１画面に２種類の画像を表示させるとすると、ロー
コントラスト分解能かハイコントラスト分解能かのいず
れかを犠牲にした画面を表示させるにうになってしまう
ため、正確なｌ！察を行うことが困難となる。

（発明が解決しようとする問題点） このように従来の画像作成装置には、２種類の画像を表
示させようとする場合には、別々に２種類の画像を再構
成する必要があるので、画像の観察が非能率的になると
いう問題がある。

本発明はこのような問題に対処して成されたもので、１
つの画面に２種類の画像を同時に各々の特性を損わせる
ことなく表示させるようにした画像作成装置を提供する
ことを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を連成するための本発明は、再構成関数に応じ
た複数種のパラメータを収納するパラメータ収納部と、
対象断面のどの部位をどの再構成関数によって画像化す
るかの条件を選択する画像条件選択装置と、選択された
再構成関数に従って断面投影データを塁に２種類の画像
を別々に再構成する画像構成システム部と、選択された
部位の情報に従って２種類の画像を同時に１つの画像に
作成する画像組み合せ部とを含むことを特徴とするもの
でおる。

（作　用） 画像再構成システム部は画像条件選択装置によって選択
された再構成関数に従って、断面投影データを基に２種
類の画像（例えばローコントラスト分解能が強調された
画像及びハイコントラスト分解能が強調された画像）を
別々に再構成する。

このようにして得られた２種類の画像は、前記画像条件
選択装置によって選択された部位情報に従って、画像組
み合せ部の働きで同時に１つの画像に作成される。従っ
て１つの画面に２種類の画像を同時に表示することがで
きる。

（実施例） 第１図は本発明実施例による画像作成装置を示すもので
、１は得られた一連の断面投影データを収納するデータ
収納部、２は必要な再構成関数に応じた複数種のパラメ
ータ（関数様）を収納するパラメータ収納部、３は画像
再構成システム部で後述の画像条件選択装置６によって
選択された再構成関数に従って前記断面投影データを基
に、例えばローコントラスト分解能が強調された画像及
びハイコントラスト分解能が強調された画像の２種類の
画像を別々に再構成する。４は記憶装置で画像再構成に
必要な種々の情報を記憶しており、５は表示装置で後述
の画像組み合せ部７によって前記２種類の画像が１つに
作成された画像を同時に１つの画面に表示する。６は画
像条件選択装置で対象断面のどの部位を前記パラメータ
収納部２内のどの再構成関数によって画像化するかの条
件を選択する。ここで、部位の選択は画素の持つ値を元
にしてスレッシュホールド値を設定する方法や、１枚目
の画像からフリーＲＯＩによって切り出す方法等によっ
て行うことができる。７は画像組み合せ部で前記画像条
件選択装置６によって選択された部位情報に従って、□
前記画像再椙成システム部３で再構成された２種類の画
像を同時に１つの画像に作成する。

以下、本実施例の作用を説明する。

画像条件選択装置６によって肺野の所望部位が選択され
、またパラメータ収納部２内からローコントラスト分解
能及びハイコントラスト分解能が強調された画面が得ら
れるようなパラメータが選択されると、画像再構成シス
テム部３はこれに応じて第２図（ａ）のようなローコン
トラスト分解能が強調された画＠Ａ及び第２図（ｂ）の
ようなハイコントラスト分解能が強調された画像Ｂの２
種類の画像を別々に再構成する。

これら２種類の画像は選択された前記所望部位の情報に
従って、画椴組み合せ部７によって同時に第２図（Ｃ）
のように１つの画像に作成される。

この１つの画像はそのまま表示装置５の１つの画面に同
時に表示される。

前記画像Ａ及び画＠Ｂは、それぞれローコントラスト分
解能及びハイコントラスト分解能の点で最も望ましい特
性となるように独立して再構成することができるので、
いずれかの特性が犠牲となることはない。

このように同時に１つの画面に２種類の画像を各々の特
性を損わせることなく表示させることができるため、画
像の観察は１つの画面のみ対象とすればよいので、観察
時間が増えることはない。

また、これに伴い画像記憶エリアを増やす必要もなくな
る。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、１つの画面に２種類
の画像を各々の特性を損わせることなく表示ざぜるよう
にしたので、画像の観察を能率的に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例による画像作成装置を示すブロッ
ク図、第２図（ａ）〜（Ｃ）はいずれも本発明を説明す
るための概略図、第３図は従来例を示すブロック図であ
る。 １・・・データ収納部、　２・・・パラメータ収納部、
３・・・画像再構成システム部、５・・・表示装置、６
・・・画像条件選択装置、７・・・画像組み合せ部、代
理人　弁理士　則　　近　　憲　　缶周　　　　　大　
　　胡　　　典　　　夫（ａ）　　　　　　　　（ｂ） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体の所望部位から得られた一連の断面投影データを
   再構成して画像化する画像作成装置において、一連の断
   面投影データを収納するデータ収納部と、再構成関数に
   応じた複数種のパラメータを収納するパラメータ収納部
   と、対象断面のどの部位をどの再構成関数によって画像
   化するかの条件を選択する画像条件選択装置と、選択さ
   れた再構成関数に従って断面投影データを基に２種類の
   画像を別々に再構成する画像再構成システム部と、選択
   された部位の情報に従って２種類の画像を同時に１つの
   画像に作成する画像組み合せ部とを備えることを特徴と
   する画像作成装置。