JPH01182755A - レーザ磁気免疫測定方法及び装置 - Google Patents
レーザ磁気免疫測定方法及び装置Info
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- JPH01182755A JPH01182755A JP605088A JP605088A JPH01182755A JP H01182755 A JPH01182755 A JP H01182755A JP 605088 A JP605088 A JP 605088A JP 605088 A JP605088 A JP 605088A JP H01182755 A JPH01182755 A JP H01182755A
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、抗原抗体反応を利用した免疫測定方法及び装
置に関するものである。更に詳述するならば、本発明は
極めて微囚の検体から特定の抗体または抗原を定石的に
検出可能なレーザ磁気免疫測定方法及び装置に関するも
のである。
置に関するものである。更に詳述するならば、本発明は
極めて微囚の検体から特定の抗体または抗原を定石的に
検出可能なレーザ磁気免疫測定方法及び装置に関するも
のである。
侵天性免疫不全症候群、成人T細胞白血病等のような新
型ウィルス性疾病、あるいは各秤ガンの早期検査法とし
て、抗原抗体反応を利用した免疫測定法の開発が、現在
、世界的規模で推進されている。
型ウィルス性疾病、あるいは各秤ガンの早期検査法とし
て、抗原抗体反応を利用した免疫測定法の開発が、現在
、世界的規模で推進されている。
従来から知られる微量免疫測定方法としては、ラジオイ
ムノアッセイ(以下、RIA法と記す)、酵素イムノア
ッセイ(EIA)、蛍光イムノアッセイ(FIA)法等
が既に実用化されている。これらの方法は、それぞれア
イソトープ、酵素、蛍光物質を標識として付加した抗原
または抗体を用い、これと特異的に反応する抗体または
抗原の有無を検出する方法である。
ムノアッセイ(以下、RIA法と記す)、酵素イムノア
ッセイ(EIA)、蛍光イムノアッセイ(FIA)法等
が既に実用化されている。これらの方法は、それぞれア
イソトープ、酵素、蛍光物質を標識として付加した抗原
または抗体を用い、これと特異的に反応する抗体または
抗原の有無を検出する方法である。
ところが、RIA法は高い検出感度を有しているものの
、標識に放射性物質を使用するために、その実施につい
ては多くの制約がある。また、EIA法及びEIA法は
いずれも実施についての制約がRIA法に比べて少なく
、その実施は容易であるが、検出感度が低く、精密な定
酔的測定が困難であった。
、標識に放射性物質を使用するために、その実施につい
ては多くの制約がある。また、EIA法及びEIA法は
いずれも実施についての制約がRIA法に比べて少なく
、その実施は容易であるが、検出感度が低く、精密な定
酔的測定が困難であった。
本発明者らは、上記の免疫測定方法の欠点を克服すべ(
、上記方法とは原理を異にするレーザ磁気免疫測定方法
及び装置の研究を行ない、その成東を先に特願昭61−
224567.61−252427.61−25416
4.62−22062.62−22063.62−15
2791.62−152792.62−184902.
62−264319.62−267481として特許出
願している。これらの新しい免疫測定方法は標識材料と
して磁性体微粒子を用いる点に特徴があり、アイソトー
プを用いないでピコグラムの超微量検出が可能である。
、上記方法とは原理を異にするレーザ磁気免疫測定方法
及び装置の研究を行ない、その成東を先に特願昭61−
224567.61−252427.61−25416
4.62−22062.62−22063.62−15
2791.62−152792.62−184902.
62−264319.62−267481として特許出
願している。これらの新しい免疫測定方法は標識材料と
して磁性体微粒子を用いる点に特徴があり、アイソトー
プを用いないでピコグラムの超微量検出が可能である。
本発明者らは上述の免疫測定方法に基づき、磁性体微粒
子を抗原あるいは抗体に標識し、初めて、ウィルスの検
出等を行なったところ、この新しい免疫測定方法は従来
最も検出感度が高いとされているRIA法よりも、検出
感度が高いことが確認されつつある。例えば、本発明者
らが日本ウィルス学会第32回総会で発表したように、
不活性化したインフルエンザウィルスA1B型をウィル
スのモデルとして用いて、ウィルス検出実験を行なった
ところ、1−中に1個程度のウィルスが存在する場合で
も検出できた。
子を抗原あるいは抗体に標識し、初めて、ウィルスの検
出等を行なったところ、この新しい免疫測定方法は従来
最も検出感度が高いとされているRIA法よりも、検出
感度が高いことが確認されつつある。例えば、本発明者
らが日本ウィルス学会第32回総会で発表したように、
不活性化したインフルエンザウィルスA1B型をウィル
スのモデルとして用いて、ウィルス検出実験を行なった
ところ、1−中に1個程度のウィルスが存在する場合で
も検出できた。
ところで、上述の免疫測定方法では、レーザ光を濃縮さ
れた磁性体標識検体複合体に照射して複合体からの出射
光を検出しようとすると、検出感度が非常に高い方法で
あるだけに、塵埃の影響を受は易い欠点がある。即ち、
レーザ光を照射する複合体の濃縮位置に、例えば、空気
中に浮遊している0、5μmの塵埃が1個でも測定中に
混入すれば、ウィルスが1個存在すると誤診することに
つながりかねない。これら塵埃等の妨害物の影響を排除
する方法として、本発明者ら番よ濃縮した磁性体標識検
体複合体を磁力で交流的に駆動し、駆動周期に同期した
信号成分を選択的に検出する同期検出法を先の特許出願
(特願昭62−184902)で技術開示している。
れた磁性体標識検体複合体に照射して複合体からの出射
光を検出しようとすると、検出感度が非常に高い方法で
あるだけに、塵埃の影響を受は易い欠点がある。即ち、
レーザ光を照射する複合体の濃縮位置に、例えば、空気
中に浮遊している0、5μmの塵埃が1個でも測定中に
混入すれば、ウィルスが1個存在すると誤診することに
つながりかねない。これら塵埃等の妨害物の影響を排除
する方法として、本発明者ら番よ濃縮した磁性体標識検
体複合体を磁力で交流的に駆動し、駆動周期に同期した
信号成分を選択的に検出する同期検出法を先の特許出願
(特願昭62−184902)で技術開示している。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、先に出
願した同期検出法の構成と異なる構成により、検出容器
の液面に浮遊する塵埃の影響を排除して、検出感度の向
上と測定値に対する信頼性の向上とを図るようにしたも
のである。したがって、本発明の目的は、従来のRIA
法以上の検出感度を有しながら、信頼性の高い、実施上
の制限のない新規な免疫測定方法及び装置を提供するこ
とにある。
願した同期検出法の構成と異なる構成により、検出容器
の液面に浮遊する塵埃の影響を排除して、検出感度の向
上と測定値に対する信頼性の向上とを図るようにしたも
のである。したがって、本発明の目的は、従来のRIA
法以上の検出感度を有しながら、信頼性の高い、実施上
の制限のない新規な免疫測定方法及び装置を提供するこ
とにある。
本発明の第1の発明に従うと、所定の抗原あるいは抗体
に磁性体微粒子を標識として付加した磁性体標識体と、
検体たる抗体あるいは抗原とを抗原抗体反応させる第1
工程と、該第1工程後の磁性体標識体と検体との複合体
である磁性体標識検体複合体を含む溶液に磁界を作用さ
せて該磁性体標識検体複合体を定められた位置に誘導・
濃縮させる・第2工程を少なくとも含む、レーザ磁気免
疫測定方法において、前記濃縮・誘導のために傾斜磁界
発生装置の中に挿入された上方に開口を有する検査容器
に収容された前記磁性体標識検体複合体を含む溶液の液
面に気流を噴射することを特徴と1−るレーザ磁気免疫
測定方法が提供される。
に磁性体微粒子を標識として付加した磁性体標識体と、
検体たる抗体あるいは抗原とを抗原抗体反応させる第1
工程と、該第1工程後の磁性体標識体と検体との複合体
である磁性体標識検体複合体を含む溶液に磁界を作用さ
せて該磁性体標識検体複合体を定められた位置に誘導・
濃縮させる・第2工程を少なくとも含む、レーザ磁気免
疫測定方法において、前記濃縮・誘導のために傾斜磁界
発生装置の中に挿入された上方に開口を有する検査容器
に収容された前記磁性体標識検体複合体を含む溶液の液
面に気流を噴射することを特徴と1−るレーザ磁気免疫
測定方法が提供される。
また、本発明の第2の発明に従うと、磁性体標識検体複
合体を収容する検査容器と、該磁性体標識検体複合体を
誘導・濃縮する傾斜磁場発生装置と、レーザ光を該検査
容器の磁性体標識検体複合体の濃縮位置へ導く入射光学
系と、該濃縮位置からの出射光を受光する光学系と、を
少なくとも含むレーザ磁気免疫測定装置において、前記
検査容器に収容された磁性体標識検体複合体を含む溶液
の液面に気流を噴射するための噴射部と、気流の供給源
であるガス源と、気流の流山を調整するための流ω調整
機構部と、噴射部とガス源とを流山調整機構部を介して
連結するためのガス配管部とを具4Nδしてなることを
特徴とするレーザ磁気免疫測定装置が提供される。
合体を収容する検査容器と、該磁性体標識検体複合体を
誘導・濃縮する傾斜磁場発生装置と、レーザ光を該検査
容器の磁性体標識検体複合体の濃縮位置へ導く入射光学
系と、該濃縮位置からの出射光を受光する光学系と、を
少なくとも含むレーザ磁気免疫測定装置において、前記
検査容器に収容された磁性体標識検体複合体を含む溶液
の液面に気流を噴射するための噴射部と、気流の供給源
であるガス源と、気流の流山を調整するための流ω調整
機構部と、噴射部とガス源とを流山調整機構部を介して
連結するためのガス配管部とを具4Nδしてなることを
特徴とするレーザ磁気免疫測定装置が提供される。
周知のごとく、極微少量物体を検出する極限計測技術に
おいては常にS/N比をいかに改善するか、測定の再現
性、信頼性をどう確保するかが重要課題である。
おいては常にS/N比をいかに改善するか、測定の再現
性、信頼性をどう確保するかが重要課題である。
本発明に従うレーザ磁気免疫測定方法によれば、傾斜磁
界発生装置の中に挿入された検査容器の液面上の濃縮位
置に向けて気流を吹き付けることにより、測定の妨げと
なる液面上に浮遊する卵埃のみを濃縮位置から排除でき
、S/N比と測定の信頼性の向上を図ることができる。
界発生装置の中に挿入された検査容器の液面上の濃縮位
置に向けて気流を吹き付けることにより、測定の妨げと
なる液面上に浮遊する卵埃のみを濃縮位置から排除でき
、S/N比と測定の信頼性の向上を図ることができる。
また、吹き付ける気流の強さを調整すれば、濃縮位置の
磁性体標識検体複合体に影響を及ぼすことなく、塵埃を
排除できる。さらに、気流の吹き付けには、連続的もし
くは間欠的な方法を用いることができる。このようにし
て塵埃を排除した濃縮位置にレーザビームを照射して、
濃縮位置からの出射先回を累積・平均化すれば、測定中
に空気中から濃縮位置に飛び込んだ塵埃による妨害光は
瞬時であるため、塵埃の影ヤ1を受けない高S/N比測
定が実現できる。また、■埃の影響が極力排除されるの
で、測定の信頼性が確保できる。
磁性体標識検体複合体に影響を及ぼすことなく、塵埃を
排除できる。さらに、気流の吹き付けには、連続的もし
くは間欠的な方法を用いることができる。このようにし
て塵埃を排除した濃縮位置にレーザビームを照射して、
濃縮位置からの出射先回を累積・平均化すれば、測定中
に空気中から濃縮位置に飛び込んだ塵埃による妨害光は
瞬時であるため、塵埃の影ヤ1を受けない高S/N比測
定が実現できる。また、■埃の影響が極力排除されるの
で、測定の信頼性が確保できる。
本発明の方法を先に本発明者らが出願した干渉法に適用
すれば顕著な効果が得られる。干渉法の場合、0.1μ
m程度の微小な塵埃が1つでも液面上に存在すると干渉
縞を生じるから、測定の妨害となるからである。また、
濃縮された磁性体標識検体複合体からの散乱、透過、反
射、回折光を検出する方法の場合にも、もちろん本発明
の方法は有効である。
すれば顕著な効果が得られる。干渉法の場合、0.1μ
m程度の微小な塵埃が1つでも液面上に存在すると干渉
縞を生じるから、測定の妨害となるからである。また、
濃縮された磁性体標識検体複合体からの散乱、透過、反
射、回折光を検出する方法の場合にも、もちろん本発明
の方法は有効である。
これら本発明の特徴的な構成によれば、レーザ光を利用
しながら、RIA法の検出感度を約1桁上回る10−1
39台の検出感度を達成できる。また、このような特徴
は、単に検出感度の向上のみならず、測定の信頼性向上
にも寄与する。
しながら、RIA法の検出感度を約1桁上回る10−1
39台の検出感度を達成できる。また、このような特徴
は、単に検出感度の向上のみならず、測定の信頼性向上
にも寄与する。
以下に図面を参照して本発明をより具体的に詳述するが
、以下に示ずものは本発明の一実施例に過ぎず、本発明
の技術的範囲を同等制限するものではない。
、以下に示ずものは本発明の一実施例に過ぎず、本発明
の技術的範囲を同等制限するものではない。
〔実施例1〕
第1図は本発明に従うレーiJ″磁気免疫測定装置の一
例を示すものであって、図中符号1は検査容器、2は気
流吹き出しノズル(噴出部)、3は傾斜磁界発生Vi置
、4は磁性体標識検体複合体、5はガス配管部、6は流
量調節器(流室調整機構部)、7はガスボンベ(ガス源
)、8はレーザ光源(入射光学系)、9は入射ビーム(
入射光学系)、10は反射ビーム(受光光学系)、11
はスクリーン、12は干渉縞である。
例を示すものであって、図中符号1は検査容器、2は気
流吹き出しノズル(噴出部)、3は傾斜磁界発生Vi置
、4は磁性体標識検体複合体、5はガス配管部、6は流
量調節器(流室調整機構部)、7はガスボンベ(ガス源
)、8はレーザ光源(入射光学系)、9は入射ビーム(
入射光学系)、10は反射ビーム(受光光学系)、11
はスクリーン、12は干渉縞である。
検査容器1には、検体と磁性体標識体との間で抗原抗体
反応を行なった後の磁性体標識検体複合体4を含む溶液
が収容されている。検体の調整方法としては、先に本発
明者らが出願した特願昭61−224567.61−2
54164に記載の方法を適用できる。傾斜磁界発生装
置3は鋭利な先端形状をもつ磁極片3aと電磁石3bと
から構成され、前記検査容器1を挟むように、磁極片3
aと電磁石3bとは対向して設置されている。磁極片3
aの先端部の貞下の検査官B1表面の磁界が最も高いた
めに、磁性体標識検体複合体4はこの位置に濃縮される
ようになっている。ノズル2はその先端が濃縮位置に向
くように配設され、このノズル2にはガス配管5、流量
調節器6を通してガスボンベ7から窒素ガスが供給され
るように構成されている。ノズル2から噴射される窒素
ガスの流量は傾斜磁界発生装置3の磁界との兼ね合いで
決められる。−例として、前記濃縮位置における磁界を
5kGとした場合、毎分10ccの一定流量をノズル2
から連続的に噴出させることにより濃縮された磁性体標
識検体複合体4はそのままで、液面に浮遊する卵埃のみ
を該濃縮位置から排除することが出来る。また、波長6
32.8nmのlie−Meレーザ光源8はレーザ入射
ビーム9が前記濃縮位置を照射するように水平面から3
0度の角度で取り付けられている。濃縮位置からの反射
ビーム光束10を白飯からなるスクリーン11で受ける
と、干渉縞12が観察できる。そして、スクリーン11
上の干渉縞12の像をテレビカメラ(図示略)で@彰し
て、リアルタイムでエンハーンストメント、シェーディ
ング補正等の処理を行ない、その処理画像を蓄積・平均
化し、2値化画性に変換したところ、干渉縞12の像を
鮮明にすることができた。そして、干渉縞12の像から
、検体としてのインフルエンザウィルスを約1000個
/dと推定することができた。ちなみに、RIA法の検
出限界はウィルスの場合、数千個/d以上とされている
。
反応を行なった後の磁性体標識検体複合体4を含む溶液
が収容されている。検体の調整方法としては、先に本発
明者らが出願した特願昭61−224567.61−2
54164に記載の方法を適用できる。傾斜磁界発生装
置3は鋭利な先端形状をもつ磁極片3aと電磁石3bと
から構成され、前記検査容器1を挟むように、磁極片3
aと電磁石3bとは対向して設置されている。磁極片3
aの先端部の貞下の検査官B1表面の磁界が最も高いた
めに、磁性体標識検体複合体4はこの位置に濃縮される
ようになっている。ノズル2はその先端が濃縮位置に向
くように配設され、このノズル2にはガス配管5、流量
調節器6を通してガスボンベ7から窒素ガスが供給され
るように構成されている。ノズル2から噴射される窒素
ガスの流量は傾斜磁界発生装置3の磁界との兼ね合いで
決められる。−例として、前記濃縮位置における磁界を
5kGとした場合、毎分10ccの一定流量をノズル2
から連続的に噴出させることにより濃縮された磁性体標
識検体複合体4はそのままで、液面に浮遊する卵埃のみ
を該濃縮位置から排除することが出来る。また、波長6
32.8nmのlie−Meレーザ光源8はレーザ入射
ビーム9が前記濃縮位置を照射するように水平面から3
0度の角度で取り付けられている。濃縮位置からの反射
ビーム光束10を白飯からなるスクリーン11で受ける
と、干渉縞12が観察できる。そして、スクリーン11
上の干渉縞12の像をテレビカメラ(図示略)で@彰し
て、リアルタイムでエンハーンストメント、シェーディ
ング補正等の処理を行ない、その処理画像を蓄積・平均
化し、2値化画性に変換したところ、干渉縞12の像を
鮮明にすることができた。そして、干渉縞12の像から
、検体としてのインフルエンザウィルスを約1000個
/dと推定することができた。ちなみに、RIA法の検
出限界はウィルスの場合、数千個/d以上とされている
。
比較のため、前記濃縮位置に窒素ガスを吹き上げずに、
検出を行なったところ、検体からの干渉縞に浮遊物によ
る乱れが生じており、干渉縞からウィルス濃度を検出で
きなかった。このように、本発明の簡単な方法を実施す
ることによって、検出感度の向上と、測定の信頼性を著
しく改善でき、10−13g台の極微受賞の測定が可能
であった。
検出を行なったところ、検体からの干渉縞に浮遊物によ
る乱れが生じており、干渉縞からウィルス濃度を検出で
きなかった。このように、本発明の簡単な方法を実施す
ることによって、検出感度の向上と、測定の信頼性を著
しく改善でき、10−13g台の極微受賞の測定が可能
であった。
なお、言うまでもなく、妨害物を排除するためのガスは
ダストフリーでなければならない。また、ガス種は窒素
ガスに限らずフィルターを通した人工空気等、清浄な気
体であれば種類を問わない。
ダストフリーでなければならない。また、ガス種は窒素
ガスに限らずフィルターを通した人工空気等、清浄な気
体であれば種類を問わない。
〔実施例2〕
第1図に示した@置を用いて、濃縮位置に集まった磁性
体標識検体複合体4を吹き飛ばす圧力でノズル2からフ
ィルター(図示略)を通した空気を間欠的に該濃縮位置
に噴射した。傾斜磁界発生装置3により一定磁界がかけ
られているので、噴射を停止すると磁性体4M識検体複
合体4は再び濃縮位置に吸引された。空気の間欠的な噴
射により、磁性体標識検体複合体4は周期的に濃縮と分
散を繰り返すが、妨害物はランダムに出現する。噴射の
直後は液面が大きく乱れるので、噴射直前の磁性体標識
検体複合体4が濃縮位置に濃縮されている状態での干渉
縞を検出することで、妨害物の彰費を完全に排除できた
。なお、噴射の周期に同期して噴射直前の磁性体標識検
体複合体4からの散乱光、透過光、回折光を検出したと
ころ、上記の干渉縞を検出した場合と同様の感度及び信
頼性で検体を定量することが出来た。
体標識検体複合体4を吹き飛ばす圧力でノズル2からフ
ィルター(図示略)を通した空気を間欠的に該濃縮位置
に噴射した。傾斜磁界発生装置3により一定磁界がかけ
られているので、噴射を停止すると磁性体4M識検体複
合体4は再び濃縮位置に吸引された。空気の間欠的な噴
射により、磁性体標識検体複合体4は周期的に濃縮と分
散を繰り返すが、妨害物はランダムに出現する。噴射の
直後は液面が大きく乱れるので、噴射直前の磁性体標識
検体複合体4が濃縮位置に濃縮されている状態での干渉
縞を検出することで、妨害物の彰費を完全に排除できた
。なお、噴射の周期に同期して噴射直前の磁性体標識検
体複合体4からの散乱光、透過光、回折光を検出したと
ころ、上記の干渉縞を検出した場合と同様の感度及び信
頼性で検体を定量することが出来た。
以上詳述したように、本発明に従うレーザ磁気免疫測定
方法及び装置によれば、磁性体標識検体複合体の濃縮位
置に気流を噴射するようにしたので、検出の妨げとなる
廂埃などの浮遊物を完全に排除できることから、RIA
法の検出感度を約1桁上回る10−13g台の検出感度
を達成できるとともに、測定の信頼性を格段に向上させ
ることもできる。また、標識体として用いられる磁性体
微粒子が放射線あるいは毒性の点で問題のないもので、
かつ検体に対して安定なものであることから、実施が容
易であるという利点もある。ざらに、本発明によれば、
従来RIA法が適用されていたペプチドホルモン等の種
々のホルモンあるいは種々のFPt素、ビタミン、桑謂
などの測定にも応用することが可能である。従って、従
来は限定された施設でRIA法によらなければ“実施で
きなかった精密な測定を、−殻内な環境で広く実施する
ことが可能となる。集団検診等のような一般的な状況で
、各種のウィルス、癌等のスクリーニング検査等の精密
な測定が広〈実施できれば、癌あるいはウィルス性疾患
等の早期診断が可能となり、有効な〒期治療を的確に実
施することが可能となる。このように、本発明が医学・
医療の分野で果たり効果は計り知れない。
方法及び装置によれば、磁性体標識検体複合体の濃縮位
置に気流を噴射するようにしたので、検出の妨げとなる
廂埃などの浮遊物を完全に排除できることから、RIA
法の検出感度を約1桁上回る10−13g台の検出感度
を達成できるとともに、測定の信頼性を格段に向上させ
ることもできる。また、標識体として用いられる磁性体
微粒子が放射線あるいは毒性の点で問題のないもので、
かつ検体に対して安定なものであることから、実施が容
易であるという利点もある。ざらに、本発明によれば、
従来RIA法が適用されていたペプチドホルモン等の種
々のホルモンあるいは種々のFPt素、ビタミン、桑謂
などの測定にも応用することが可能である。従って、従
来は限定された施設でRIA法によらなければ“実施で
きなかった精密な測定を、−殻内な環境で広く実施する
ことが可能となる。集団検診等のような一般的な状況で
、各種のウィルス、癌等のスクリーニング検査等の精密
な測定が広〈実施できれば、癌あるいはウィルス性疾患
等の早期診断が可能となり、有効な〒期治療を的確に実
施することが可能となる。このように、本発明が医学・
医療の分野で果たり効果は計り知れない。
なお、本発明に従う免疫測定方法と先に本発明者らが出
願したI′i′11期検出法を用いた免疫測定方法とを
併用しても、妨害浮遊物を効率よく排除できる。
願したI′i′11期検出法を用いた免疫測定方法とを
併用しても、妨害浮遊物を効率よく排除できる。
第1図は本発明に従うシー1fla気免疫測定装首の一
例を示す概略構成図である。 1・・・検査容器、2・・・ノズル(噴射部)、3・・
・傾斜磁界発生装置、3a・・・磁極片、3b・・・電
磁石、4・・・磁性体標識検体複合体、5・・・ガス配
管部、6・・・流昂調節器(流量調整機構部)、7・・
・ガスボンベ(ガス源)、8・・・レーザ光源(入射光
学系)、9・・・入射ビーム(入射光学系)、10・・
・反射ビーム(受光光学系)、11・・・スクリーン、
12・・・干渉縞。
例を示す概略構成図である。 1・・・検査容器、2・・・ノズル(噴射部)、3・・
・傾斜磁界発生装置、3a・・・磁極片、3b・・・電
磁石、4・・・磁性体標識検体複合体、5・・・ガス配
管部、6・・・流昂調節器(流量調整機構部)、7・・
・ガスボンベ(ガス源)、8・・・レーザ光源(入射光
学系)、9・・・入射ビーム(入射光学系)、10・・
・反射ビーム(受光光学系)、11・・・スクリーン、
12・・・干渉縞。
Claims (2)
- (1)所定の抗原あるいは抗体に磁性体微粒子を標識と
して付加した磁性体標識体と、検体たる抗体あるいは抗
原とを抗原抗体反応させる第1工程と、該第1工程後の
磁性体標識体と検体との複合体である磁性体標識検体複
合体を含む溶液に磁界を作用させて該磁性体標識検体複
合体を定められた位置に誘導・濃縮させる第2工程を少
なくとも含む、レーザ磁気免疫測定方法において、前記
濃縮・誘導のために傾斜磁界発生装置の中に挿入された
上方に開口を有する検査容器に収容された前記磁性体標
識検体複合体を含む溶液の液面に気流を噴射することを
特徴とするレーザ磁気免疫測定方法。 - (2)磁性体標識検体複合体を収容する検査容器と、該
磁性体標識検体複合体を誘導・濃縮する傾斜磁場発生装
置と、レーザ光を該検査容器の磁性体標識検体複合体の
濃縮位置へ導く入射光学系と、該濃縮位置からの出射光
を受光する光学系と、を少なくとも含むレーザ磁気免疫
測定装置において、前記検査容器に収容された磁性体標
識検体複合体を含む溶液の液面に気流を噴射するための
噴射部と、気流の供給源であるガス源と、気流の流量を
調整するための流量調整機構部と、噴射部とガス源とを
流量調整機構部を介して連結するためのガス配管部とを
具備してなることを特徴とするレーザ磁気免疫測定装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP605088A JP2509272B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | レ―ザ磁気免疫測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP605088A JP2509272B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | レ―ザ磁気免疫測定方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01182755A true JPH01182755A (ja) | 1989-07-20 |
JP2509272B2 JP2509272B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=11627790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP605088A Expired - Lifetime JP2509272B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | レ―ザ磁気免疫測定方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509272B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5236824A (en) * | 1988-04-26 | 1993-08-17 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Laser magnetic immunoassay method and method by a magnetophoresis apparatus therefor |
US5238811A (en) * | 1988-04-26 | 1993-08-24 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor and superparamagnetic material-labeled body and method for the manufacture of same |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP605088A patent/JP2509272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5236824A (en) * | 1988-04-26 | 1993-08-17 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Laser magnetic immunoassay method and method by a magnetophoresis apparatus therefor |
US5238811A (en) * | 1988-04-26 | 1993-08-24 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor and superparamagnetic material-labeled body and method for the manufacture of same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2509272B2 (ja) | 1996-06-19 |
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