JPH01181904A

JPH01181904A - 長柱体加工装置

Info

Publication number: JPH01181904A
Application number: JP564188A
Authority: JP
Inventors: Seishiro Yoshihara; 吉原　征四郎
Original assignee: Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1988-01-13
Filing date: 1988-01-13
Publication date: 1989-07-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は管状又は棒状の長柱体の加工装置に関するもの
である。

（従来の技術）従来の管または棒の加工装置として傾斜ロール圧延機、
傾斜ロール矯正機、孔型ロール連続圧延機などがあった
が、これらは装置が大型であり、かつ単機能であった。

（発明の目的）本発明は小型で複数の加工機能を有する長柱体の加工装
置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段、作用）本発明は前記の目的を有利に達成するものであり、その
要旨は機械中心軸に対して偏心し、かつ傾斜して３個の
リング状工具を連ね、その中央のリング状工具はベアリ
ングを介して歯車内部に支承し、その両側のリング状工
具は外円筒体の内部にベアリングを介して支承し、この
外円筒体は固定ハウジングにベアリングを介して支承し
かつ前記歯車と連結し、固定ハウジングは基礎に固定し
、前記外円筒体の内部にはベアリングを介して内円筒体
を支承し、この内円筒体の回転は固定ハウジングに立脚
する連結部材により拘束し、前記両側のリング状工具の
回転は内円筒体との間で回転を拘束することを特徴とす
る長柱体加工装置である。

（実施例及び作用）次に本発明を図面に示す実施例装置により詳細に説明す
る。

本発明の長柱体加工装置は例えば次のように構成する。

すなわち第１図において機械中心軸１に対して偏心し、
かつ傾斜して３個のリング状工具２．３．４を連ね、そ
の中央のリング状工具３はベアリング５を介して歯車６
の内部に支承し、その両側のリング状工具２，４は外円
筒体７，８の内部にベアリング９，１ｏを介して支承し
、この外円筒体７，８は固定ハウジング１１，１２にベ
アリング１３．１４を介して支承しかつ前記歯車６と連
結し、固定ハウジング１１．１２は基礎１５に固定し、
前記外円筒体７，８の内部にはベアリング１６．１７を
介して内円筒体１８．１９を支承し、この内円筒体の回
転は固定ハウジング９，１０に立脚する連結部材２０．
２１により拘束し、前記両側のリング状工具２，４の回
転は内円筒体１８，１９との間で例えばピン２２．２３
によって回転を拘束することを特徴とする長柱体加工装
置である。

機械中心軸１に対し３個のリング状工具２゜３．４か偏
心し、かつ傾斜していることによって、これらのリング
状工具の内面によって、はぼ機械中心軸１にある長柱体
に半径方向の押圧力と曲げモーメントを与え、歯車６を
回転することによって長柱体に推進力を与えることがで
きる。長柱体に与える推進力が最大となるのは、リング
状工具の最も傾斜している方向でリング状工具の内面と
長柱体が接するように、リング状工具の偏心方向と傾斜
の方向を定めた場合である。例えは第１図の場合はリン
グ状工具の傾斜が最大となる方向を描いており、リング
状工具２と４でそれぞれＡとＣで長柱体と接するとすれ
は、リング状工具３では紙面から浮き上った側の内面Ｂ
で両者が接する方向にそれぞれのリング状工具を偏心さ
せる。この場合に第１図の左側から見て歯車６を反時計
回りに回転すれは長柱体は左から右へ進むことになる。

中央のリング状工具３は歯車６の中心から偏心した位置
にベアリング５を介して回転自在に傾斜して支承されて
いるので長柱体の表面を押圧しながららせん状に転動し
て推進力を発生する。

両側のリング状工具２，４はリング状工具３と逆方向に
偏心した位置にベアリング９，１゜を介して支承するが
、その回転はピン２２゜２３によって拘束されている。

従って長柱体は両側のリング状工具２．４の内面Ａ、Ｃ
と接して回転を拘束されている。ピン２２．２３は内円
筒体１８，１９、連結部材２０，２１．固定ハウジング
１１．１２そして基礎１５へと連結されて回転を拘束さ
れている。

第１図においてハツチングで示した部分が可動部分であ
る。内円筒体１８．１９は完全に固定しても良いが、回
転や揺動を許す構造で連結部材２０．２１で固定ハウジ
ング１１．１２に連結するのが望ましい。

（発明の効果）本発明の長柱体加工装置は従来の装置と加工原理が異な
るために著るしく小型となった。また、リング状工具を
交換することによって、長柱体の表面を滑らかに成形す
ることや、ねじ状におうとつをつけて成形することや、
曲り取り矯正などが、管や棒状の材料について可能とな
る等優れた効果がある。

本発明の長柱体加工装置は塑性加工可能なすべての材料
の加工に用いることができる。

長柱体の形状は棒状または管状であるがその断面はリン
グ状工具を選定することによって円形以外の形をとるこ
とができ、その表面も突起や溝を形成することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置の縦断面図である。１・・・機械中心軸２．３，４・・・リング状工具５．９，１０．１３．１４．１６．１７・・・ベアリン
グ６・・・歯車　　　　　７，８・・・外円筒体１１．
１２・・・固定ハウジング１５・・・基礎　　　　　１８．１９・・・内円筒体２
０．２１・・・連結部材　２２，２３・・・ピン２４．
２５・・・ガイド

Claims

【特許請求の範囲】機械中心軸に対して偏心し、かつ傾斜して３個のリング
状工具を連ね、その中央のリング状工具はベアリングを介して歯車内部
に支承し、その両側のリング状工具は外円筒体の内部にベアリング
を介して支承し、この外円筒体は固定ハウジングにベアリングを介して支
承しかつ前記歯車と連結し、固定ハウジングは基礎に固定し、前記外円筒体の内部にはベアリングを介して内円筒体を
支承し、この内円筒体の回転は固定ハウジングに立脚す
る連結部材により拘束し、前記両側のリング状工具の回
転は内円筒体との間で回転を拘束することを特徴とする
長柱体加工装置。