JPH01181394A - 文字放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、文字放送受信装置に係り、特にその画像表
示内容が更新されたことを自動的に表示するようにした
ものに関する。

（従来の技術） 周知のように、文字多重放送において、文字信号は、テ
レビジョン放送信号の垂直帰線消去期間に重畳されて伝
送される。具体的に言えば、文字信号の重畳期間は、第
１フイールド（奇数フィールド）にあっては、水平走査
番号の第１０Ｈ目から第１６Ｈ目までの水平走査期間及
び第２１Ｈ目の水平走査期間に割り当てられている。ま
た、第２フイールド（偶数フィールド）にあっては、水
平走査番号の第２７３Ｈ目から第２７９Ｈ目までの水平
走査期間及び第２８４Ｈ目の水平走査期間に割り当てら
れている。なお、文字信号は、上述した重畳期間におけ
る複数の水平走査期間に重畳されることもあれば、１つ
の水平走査期間に重畳されることもある。

そして、１つの文字多重放送番組（以下番組という）は
、上述上た水平走査期間の特定の水平走査期間にデータ
パケットを単位として、フィールド毎に時分割で重畳さ
れている。但し、この水平走査期間には、同じ番組の文
字信号のデータパケットがフィールド毎に連続して重畳
されているとは限らず、複数の番組の文字信号のデータ
パケットがフィールド毎に混在して重畳されている場合
が多い。すなわち、複数の番組の文字信号のデータパケ
ットが、所定の順番にしたがって繰り返し送られてくる
わけである。

ここで、各番組は、１つのページあるいは複数のページ
から構成されており、各ページは、同じ画像内容の１画
面分の文字信号からなる場合もあるし、画像内容の異な
る複数面面分の文字信号からなる場合もある。

そして、文字多重放送受信装置においては、上述したよ
うな複数の番組の文字信号が重畳されたテレビジョン信
号（以下文字多重放送信号という）から、使用者によっ
て選択された番組の文字信号のデータパケットを１画面
分取り込み、その内容を解読して画像メモリに表示デー
タを格納し、その番組の画像表示を行なうようにしてい
る。その後、次に同じ番組の文字信号が送られてきたら
、それにしたがって画像メモリの表示データを書き換え
、新しく送られてきた文字信号に基づいて画像表示を行
なうようになっている。

しかしながら、上記のような従来の文字放送受信装置で
は、放送されている番組は送出側のデータ入力によって
内容の更新が行なわれるため、使用者には受信を希望し
た番組の内容がいつ更新されるのか不明であるという問
題が生じる。

（発明が解決しようとする問題点） 以上のように、従来の文字放送受信装置では、使用者に
番組内容の更新がいつ行なわれるのかわからず、不便で
あるという問題を有している。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、番組内容が更新されたことを使用者に表示することに
より、使用性を向上し得る極めて良好な文字放送受信装
置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題・点を解決するための手段） すなわち、この発明に係る文字放送受信装置は、テレビ
ジョン信号から抽出された文字信号を記憶させ、この記
憶された文字信号に基づいて画像表示内容が更新された
ことを検出し、この検出手段の検出結果に応じて表示手
段を駆動させるよう′に構成したものである。

（作用） 上記のような構成によれば、表示手段が駆動されること
により、番組内容が更新されたことを使用者に表示する
ことができ、使用性を向上させることができるものであ
る。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、１１は入力端子で、受信
された文字多重放送信号が供給されている。この入力端
子１１に供給された文字多重放送信号は、文字信号デー
タ取り込み部１２に入力されて、文字信号のデジタルデ
ータがサンプリングされる。そして、この文字信号デー
タは、そのサンプリングタイミングに対応したタイミン
グで、文字信号データ記憶メモリ１３に順次記憶される
。

また、この文字信号データ取り込み部１２から出力され
る文字信号データは、画像表示用メモリ１４に記憶され
る。そして、この画像表示用メモリ１４に記憶された文
字信号データが、表示用出力回路１５に読み出されて表
示用データに変換され、ＣＲＴ　（カソード・レイ・チ
ューブ）１Ｂで画像表示される。

一方、上記文字信号データ取り込み部１２から出力され
た文字信号データは、制御部１７に供給されて、使用者
がキー操作入力部１８で設定入力した番組に対応してい
るか否かを判別する。そして、この制御部１７は、文字
信号データがキー操作入力部１８で設定入力した番組に
対応している場合、管理データ処理部１９の出力を受は
付けるようになる。

ここで、管理データ処理部１９は、文字信号データ記憶
メモリ１３に記憶された文字信号デ、−夕を、そのサン
プリングタイミングに対応したタイミングで読み出し、
文字信号データ中に含まれる管理データに基づいて、番
組内容の更新が行なわれたか否かを判別する。

すなわち、文字信号データは、第２図に示すようなデー
タフォーマットで構成されており、その番組合理データ
中の番組データヘッダに番組の種類を示すコードが含ま
れ、そのベージデータ中のベージデータヘッダにページ
毎の内容更新を示すコードが含まれている。

そして、上記管理データ処理部１９は、文字信号データ
記憶メモリ１３に記憶された文字信号データを順次読み
出し、そのページデータヘッダに含まれるページ毎の内
容更新を示すコードが変化したことを検出して、検出信
号を制御部１７へ出力するものである。

ここで、制御部１７は、管理データ処理部１９からの検
出信号を受は付けると、更新指示表示処理部２０を駆動
させる。この更新指示表示処理部２０は、番組内容が更
新されたことを使用者に対して表示するための表示用デ
ータを生成して、画像表示用メモリ１４に出力する。

このため、画像表示用メモリ１４の内容は、更新指示表
示処理部２０の出力によって一部書き換えられるように
なる。そして、この画像表示用メモリ１４に記憶された
データが、表示用出力回路１５を介してＣＲＴ　１Ｂで
画像表示されることにより、番組内容がページ毎に更新
されたことを使用者に表示することができ、使用性を向
上させることができる。

また、上記実施例では、番組内容の更新時の表示を、通
常文字信号データを画像表示しているＣＲＴｌＢの画面
上に重畳させて行なうようにしたが、これに限らず、別
個に例えばＬＥＤ　（発光ダイオード）等を用い・た表
示手段を設けたり、音声出力による指示手段を設けるよ
うにしてもよいものである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、番組内容が更新
されたことを使用者に表示することにより、使用性を向
上し得゛る極めて良好な文字放送受信装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る文字放送受信装置の一実施例を
示すブロック構成図、第２図は文字信号データのデータ
フォーマットを示す図である。 １１・・・入力端子、１２・・・文字信号データ取り込
み部、１３・・・文字信号データ記憶メモリ゛、１４・
・・画像表示用メモリ、１５・・・表示用出力回路、１
Ｂ・・・ＣＲＴ。 １７・・・制御部、１８・・・キー操作入力部、１９・
・・管理データ処理部、２０・・・更新指示表示処理部
。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　テレビジョン信号に重畳されて伝送される文字信号を
   表示用データに変換して画像表示を行なう文字放送受信
   装置において、前記テレビジョン信号から抽出された文
   字信号を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
   た文字信号に基づいて画像表示内容が更新されたことを
   検出する検出手段と、この検出手段の検出出力に応じて
   駆動される表示手段とを具備してなることを特徴とする
   文字放送受信装置。