JPH01178380A - 電縫管製造装置のインピーダケース - Google Patents

電縫管製造装置のインピーダケース

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JPH01178380A
JPH01178380A JP18888A JP18888A JPH01178380A JP H01178380 A JPH01178380 A JP H01178380A JP 18888 A JP18888 A JP 18888A JP 18888 A JP18888 A JP 18888A JP H01178380 A JPH01178380 A JP H01178380A
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JP
Japan
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impeder
case
cooling
seamed
metal material
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JP18888A
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English (en)
Inventor
Koji Masuda
増田 幸二
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01178380A publication Critical patent/JPH01178380A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、帯状から筒状に成形した金属素材を誘導加熱
により溶接して電縫管を製造する電縫管製造装置に用い
られる電縫管製造装置のインビーダケースに関する。
(従来の技術) 近年、冷蔵庫とかニアコンディショナ等における冷媒管
として電縫管を用いることが考えられており、又、この
場合、その電縫管を誘導加熱溶接方式の電縫管製造装置
によって製造することを考えている。しかるに、この場
合その電縫管は最終的にかなり細径に形成されるもので
あり、例えば4〜5II11外径(肉厚0.55〜0.
60mm)であることから、従来の誘導加熱溶接ではこ
の細径の電縫管を製造するは困難であった。即ち、誘導
加熱により前記金属素材を溶接することにより、電縫管
を製造する製造装置として、第4図及び第5図に示す構
成のものがある。第4図において、1は初期形状が帯状
を成す金属素材で、これは、矢印A方向に送られる過程
で、図示しない成形装置によって筒状に成形されている
。この金属素材1は電縫管製造装置2によって溶接され
て電縫管として形成される。該装置2において、3,3
はスクイズローラであり、このスクイズローラ3゜3に
金属素材1が通されている。4は金属素材1の外周囲に
位置する加熱コイルで、これに高周波電流を流すことに
より、金属素材lの披シーム部1a(V溝縁部)に往復
電流を発生させ、近接効果及び表皮効果によりその被シ
ーム部1aを所要の溶接温度に極部加熱する。このとき
その被シーム部の温度は1400〜1500℃といった
高温度になる。この被シーム部1aはその後上記スクイ
ズローラによって加圧されて溶着される。5は金属素材
1の内部に配置されたフェライトコアから成るインビー
ダであり、これは、金属素材1の被シーム部を側路する
電流に対し”C側路インダクタンスを高めることにより
、加熱効率を高めるようになっている。6はインピーダ
ケースであり、これは、パイプ状をなしていて、前記イ
ンピーダ5を囲繞している。前記インピーダケース6は
、その矢印A方向側の一端部6aが被シーム部における
接合点1bよりも若干t (通常Z−10mm程度)手
前側に位置するように設けられている。この装置2にお
いては、インピーダ5がかなりの高温度となることから
、インピーダケース6の他端開口から例えば−150℃
〜−180℃といった低温のアルゴンガスとか窒素ガス
あるいは液体といった冷却流体を高速度で供給して、イ
ンビーダ5を冷却するようになっている。尚、インピー
タケース6内を通過した冷却流体は、筒状に溶接された
金属素材1の内部を通してその端部から吐出される。尚
、溶接された金属素材は、その時点で略10ma+外径
の径寸法に成形されているが、その後、絞り装置によっ
て絞られて最終的に前述の4〜5■外径の径寸法に成形
される。
(発明が解決しようとする課題) 上述かられかるように、製造すべき電縫管の径寸法がか
なり小さく、さらに溶接装置2以降における筒状金属素
材1の長さも長く、しかもこの筒状金属素材1がさらに
縮径されること等から、該装置2以降における金属素材
1(即ち形成後の電縫管)の流路抵抗がかなり高くなる
。このため、冷却流体をインビーダケース6の他端開口
から供給した場合に、その冷却流体が電縫管の最終端の
開口からは出にくくなって、電縫管内の圧力が高くなっ
てしまい、この結果、第5図で示すように、インビーダ
ケース6の一端開口から高速(高圧)で出た冷却流体が
矢印Bで示すように押し戻され、この結果、逃げ場のな
くなった多量の冷却流体が出口として最も近い被シーム
部1aの接合点1b部分の空間から噴出すようになって
しまう。このため、高温度の接合点1b部分に低温の冷
却流体が吹き当たって溶接品質が不安定となる。斯様な
問題があるため、細径の電縫管を誘導加熱方式で溶接製
造するのは実際上困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、誘導加熱により金属素材を溶接する場合に、該
金属素材の接合点部分からの冷却流体の噴出しを抑える
ことができて、誘導加熱方式の電縫管製造装置によって
も、比較的細径の電縫管を高品質に製造させることがで
きる電縫管製造装置のインビーダケースを提供するにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、帯状から筒状に成形した金属素材の内部に配
置されるインビーダを高速流体で冷却しながら、該金属
素材を加熱コイルに基づく誘導加熱により接合する電縫
管製造装置にあって、前記インピーダを囲繞してその内
部に冷却用流体を通すため等に用いられるパイプ状のイ
ンピーダケースにおいて、周壁に複数の小孔を形成して
成ることを特徴とするものである。
(作用) 上記手段によれば、インピーダケースの一方の開口から
高速で供給された冷却流体は、他方の開口側における流
路抵抗がかなり高いことから、その周壁の小孔から専ら
出るようになり、結局、他方の開口から出る冷却流体の
量が微量となり、この結果、インビーダの冷却に寄与し
た冷却流体は、金属素材の被シーム部の接合点手前の空
間から出るようになって、その接合点に吹き当たる冷却
流体の量を抑えることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき第1図乃至第3図を参照し
て説明する。第2図及び第3図には、第4図及び第5図
と同一部分に同一符号を付しており、従って、1は金属
素材、2は電縫管製造装置、3,3はスクイズローラ、
4は加熱コイル、5はインピーダである。このインピー
ダ5の外面には、その長手方向に沿って複数の溝部5a
が形成されており、この溝部5aは、冷却流体を良好に
通すためと熱交換面積を増やすためにある。11はイン
ピーダケースであり、第2図にも示すように、その周壁
には多数の小孔12を形成している。このインピーダケ
ース11は、前記インピーダ5に冷却流体を通すため及
び該インビーダ5の保護のためにこれを囲繞するように
配置されている。而して、製造装置2におけるこれらス
クイズローラ3,3.加熱コイル4.インビーダ5及び
インピーダケース6は第4図及び第5図と同様の配置形
態である。
」−2構成において、加熱コイル4に高周波電流が流さ
れると、金属素材1の略V字状をなす被シーム部1aに
往復電流が発生し、近接効果及び表皮効果によって高温
度に局部加熱される。このようにして加熱された被シー
ム部1aはスクイズローラ3,3によって接合される。
これと同時にインピーダケース11の一方の開口から冷
却流体がその内部に高速で供給される。この場合、金属
素材1の接合点1b以降の部分(筒状に溶接された部分
即ち形成後の電縫管)における流路抵抗はかなり高いが
、インピーダケース11の内部に供給された冷却流体は
、一部その他方の開口から出るとはいうものの、はとん
どの冷却流体は、小孔から出るようになり、この結果、
第2図に矢印で示すように、金属素材1の披シーム部1
aのうち接合点1bから離れた手前側の空間部から多量
の冷却流体が出るようになって、その接合点1b近くか
ら出る冷却流体の量は微量となり、該インピーダ5に対
する冷却を良好に図り得ることは勿論、その接合即ち溶
接を安定して行なうことができ、溶接品質が向上する。
この結果、従来では、この種誘導加熱方式の電縫管製造
装置では、細径の電縫管を製造するのは実際上困難であ
ったが、本実施例によれば、これを可能ならしめ得るも
のである。しかも、本実施例では、周壁に小孔12を形
成する程度のきわめて簡単な構成でこれを達成できる。
[発明の効果コ 本発明は以上の記述にて明らかなように、帯状から筒状
に成形した金属素材の内部に配置されるインピーダを高
速流体で冷却しながら、該金属素材を加熱コイルに基づ
く誘導加熱により接合する電縫管製造装置にあって、前
記インピーダを囲繞してその内部に冷却用流体を通すた
め等に用いられるパイプ状のインビーダケースにおいて
、周壁に複数の小孔を形成して成ることを特徴とする電
縫管製造装置のインピーダケースであり、これにて、周
壁に小孔を設けるといったきわめて簡単な構成でありな
がら、この種誘導加熱方式の電縫管製造装置による細径
な電縫管の溶接製造を可能ならしめることができるとい
う、画期的な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
装置要部の斜視図、第2図はインピーダケースの斜視図
、第3図は装置要部の≠轡番奥皐縦断側面図であり、第
4図及び第5図は従来例を示す夫々第1図相当図及び第
3図相当図である。 図中、1は金属素材、2は電縫管製造装置、3はスクイ
ズローラ、4は加熱コイル、5はインビーダ、11はイ
ンピーダケース、12は小孔である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.帯状から筒状に成形した金属素材の内部に配置され
    るインピーダを高速流体で冷却しながら、該金属素材を
    加熱コイルに基づく誘導加熱により接合する電縫管製造
    装置にあって、前記インピーダを囲繞してその内部に冷
    却用流体を通すため等に用いられるパイプ状のインピー
    ダケースにおいて、周壁に複数の小孔を形成して成るこ
    とを特徴とする電縫管製造装置のインピーダケース。
JP18888A 1988-01-04 1988-01-04 電縫管製造装置のインピーダケース Expired - Lifetime JPH01178380A (ja)

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