JPH0757423B2 - 電縫管製造装置のインピーダケース - Google Patents
電縫管製造装置のインピーダケースInfo
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- JPH0757423B2 JPH0757423B2 JP63000188A JP188A JPH0757423B2 JP H0757423 B2 JPH0757423 B2 JP H0757423B2 JP 63000188 A JP63000188 A JP 63000188A JP 188 A JP188 A JP 188A JP H0757423 B2 JPH0757423 B2 JP H0757423B2
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- metal material
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、帯状から筒状に成形した金属素材を誘電加熱
により溶接して電縫管を製造する電縫管製造装置に用い
られる電縫管製造装置のインピーダケースに関する。
により溶接して電縫管を製造する電縫管製造装置に用い
られる電縫管製造装置のインピーダケースに関する。
(従来の技術) 近年、冷蔵庫とかエアコンディショナ等における冷媒管
として電縫管を用いることが考えられており、又、この
場合、その電縫管を誘導加熱溶接方式の電縫管製造装置
によって製造することを考えている。しかるに、この場
合その電縫管は最終的にかなり細径に形成されるもので
あり、例えば4〜5mm外径(肉厚0.55〜0.60mm)である
ことから、従来の誘導加熱溶接ではこの細径の電縫管を
製造するは困難であった。即ち、誘導加熱により前記金
属素材を溶接することにより、電縫管を製造する製造装
置として、第4図及び第5図に示す構成のものがある。
第4図において、1は初期形状が帯状を成す金属素材
で、これは、矢印A方向に送られる過程で、図示しない
成形装置によって筒状に形成されている。この金属素材
1は電縫管製造装置2によって溶接されて電縫管として
形成される。該装置2において、3,3はスクイズローラ
であり、このスクイズローラ3,3に金属素材1が通され
ている。4は金属素材1の外周囲に位置する加熱コイル
で、これに高周波電流を流すことにより、金属素材1の
被シーム部1a(V溝縁部)に往復電流を発生させ、近接
効果及び表皮効果によりその被シーム部1aを所要の溶接
温度に極部加熱する。このときその被シーム部の温度は
1400〜1500℃といった高温度になる。この被シーム部1a
はその後上記スクイズローラ3,3によって加圧されて溶
着接合される。従って、この被シーム部1aの接合部1bは
ほぼこのスクイズローラ3,3の近くで形成されることに
なる。
として電縫管を用いることが考えられており、又、この
場合、その電縫管を誘導加熱溶接方式の電縫管製造装置
によって製造することを考えている。しかるに、この場
合その電縫管は最終的にかなり細径に形成されるもので
あり、例えば4〜5mm外径(肉厚0.55〜0.60mm)である
ことから、従来の誘導加熱溶接ではこの細径の電縫管を
製造するは困難であった。即ち、誘導加熱により前記金
属素材を溶接することにより、電縫管を製造する製造装
置として、第4図及び第5図に示す構成のものがある。
第4図において、1は初期形状が帯状を成す金属素材
で、これは、矢印A方向に送られる過程で、図示しない
成形装置によって筒状に形成されている。この金属素材
1は電縫管製造装置2によって溶接されて電縫管として
形成される。該装置2において、3,3はスクイズローラ
であり、このスクイズローラ3,3に金属素材1が通され
ている。4は金属素材1の外周囲に位置する加熱コイル
で、これに高周波電流を流すことにより、金属素材1の
被シーム部1a(V溝縁部)に往復電流を発生させ、近接
効果及び表皮効果によりその被シーム部1aを所要の溶接
温度に極部加熱する。このときその被シーム部の温度は
1400〜1500℃といった高温度になる。この被シーム部1a
はその後上記スクイズローラ3,3によって加圧されて溶
着接合される。従って、この被シーム部1aの接合部1bは
ほぼこのスクイズローラ3,3の近くで形成されることに
なる。
5は金属素材1の内部に配置されたフェライントコアか
ら成るインピーダであり、これは、金属素材1の被シー
ム部1aを側路する電流に対して側路インダクタンスを高
めることにより、加熱効率を高めるようになっている。
6はインピーダケースであり、これは、パイプ状をなし
ていて、前記インピーダ5を囲繞している。前記インピ
ーダケース6は、その矢印A方向側の一端部6aが被シー
ム部における接合点1bよりも若干l(通常l=10mm程
度)手前側に位置するように設けられている。この装置
2においては、インピーダ5がかなりの高温度となるこ
とから、インピーダケース6の図示しない他端部の開口
から例えば−150℃〜−180℃といった低温のアルゴンガ
スとか窒素ガスあるいは液体といった冷却流体を高速度
で供給して、インピーダ5を冷却するようになってい
る。尚、インピーダケース6内を通過した冷却流体は、
筒状に溶接された金属素材1の内部を通してその端部か
ら吐出される。尚、溶接された金属素材は、その時点で
略10mm外径の径寸法に成形されているが、その後、絞り
装置によって絞られて最終的に前述の4〜5mm外径の径
寸法に成形される。
ら成るインピーダであり、これは、金属素材1の被シー
ム部1aを側路する電流に対して側路インダクタンスを高
めることにより、加熱効率を高めるようになっている。
6はインピーダケースであり、これは、パイプ状をなし
ていて、前記インピーダ5を囲繞している。前記インピ
ーダケース6は、その矢印A方向側の一端部6aが被シー
ム部における接合点1bよりも若干l(通常l=10mm程
度)手前側に位置するように設けられている。この装置
2においては、インピーダ5がかなりの高温度となるこ
とから、インピーダケース6の図示しない他端部の開口
から例えば−150℃〜−180℃といった低温のアルゴンガ
スとか窒素ガスあるいは液体といった冷却流体を高速度
で供給して、インピーダ5を冷却するようになってい
る。尚、インピーダケース6内を通過した冷却流体は、
筒状に溶接された金属素材1の内部を通してその端部か
ら吐出される。尚、溶接された金属素材は、その時点で
略10mm外径の径寸法に成形されているが、その後、絞り
装置によって絞られて最終的に前述の4〜5mm外径の径
寸法に成形される。
(発明が解決しようとする課題) 上述からわかるように、製造すべき電縫管の径寸法がか
なり小さく、さらに溶接装置2以降における筒状金属素
材1の長さも長く、しかもこの筒状金属素材1がさらに
縮径されること等から、該装置2以降における金属素材
1(即ち形成後の電縫管)の流路抵抗がかなり高くな
る。このため、冷却流体をインピーダケース6の他端部
の開口から供給した場合に、その冷却流体が電縫管の最
終端の開口からは出にくくなって、電縫管内の圧力が高
くなってしまい、この結果、第5図で示すように、イン
ピーダケース6の一端部6aの開口から高速(高圧)で出
た冷却流体が矢印Bで示すように押し戻され、この結
果、逃げ場のなくなった多量の冷却流体が出口として最
も近い被シーム部1aの接合点1b部分の空間から噴出すよ
うになってしまう。このため、高温度の接合点1b部分に
低温の冷却流体が吹き当たって溶接品質が不安定とな
る。斯様な問題があるため、細径の電縫管を誘導加熱方
式で溶接製造するのは実際上困難であった。
なり小さく、さらに溶接装置2以降における筒状金属素
材1の長さも長く、しかもこの筒状金属素材1がさらに
縮径されること等から、該装置2以降における金属素材
1(即ち形成後の電縫管)の流路抵抗がかなり高くな
る。このため、冷却流体をインピーダケース6の他端部
の開口から供給した場合に、その冷却流体が電縫管の最
終端の開口からは出にくくなって、電縫管内の圧力が高
くなってしまい、この結果、第5図で示すように、イン
ピーダケース6の一端部6aの開口から高速(高圧)で出
た冷却流体が矢印Bで示すように押し戻され、この結
果、逃げ場のなくなった多量の冷却流体が出口として最
も近い被シーム部1aの接合点1b部分の空間から噴出すよ
うになってしまう。このため、高温度の接合点1b部分に
低温の冷却流体が吹き当たって溶接品質が不安定とな
る。斯様な問題があるため、細径の電縫管を誘導加熱方
式で溶接製造するのは実際上困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、誘導加熱により金属素材を溶接する場合に、該
金属素材の接合点部分からの冷却液体の噴出しを抑える
ことができて、誘導加熱方式の電縫管製造装置によって
も、比較的細径の電縫管を高品質に製造させることがで
きる電縫管製造装置のインピーダケースを提供するにあ
る。
目的は、誘導加熱により金属素材を溶接する場合に、該
金属素材の接合点部分からの冷却液体の噴出しを抑える
ことができて、誘導加熱方式の電縫管製造装置によって
も、比較的細径の電縫管を高品質に製造させることがで
きる電縫管製造装置のインピーダケースを提供するにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、帯状から筒状に成形した金属素材の内部に配
置されるインピーダを高速流体で冷却しながら、該金属
素材を加熱コイルに基づく誘導加熱とスクイズローラの
加圧とにより接合する電縫管製造装置にあって、一端部
および他端部が開口するパイプ状をなし前記インピーダ
を囲繞して一端部が前記スクイズローラの手前に位置さ
れ内部に冷却用流体を他端部の開口から一端部の開口へ
通しさらに金属素材の内部を通すために用いられるイン
ピーダケースにおいて、周壁に複数の小孔を形成して成
ることを特徴とするものである。
置されるインピーダを高速流体で冷却しながら、該金属
素材を加熱コイルに基づく誘導加熱とスクイズローラの
加圧とにより接合する電縫管製造装置にあって、一端部
および他端部が開口するパイプ状をなし前記インピーダ
を囲繞して一端部が前記スクイズローラの手前に位置さ
れ内部に冷却用流体を他端部の開口から一端部の開口へ
通しさらに金属素材の内部を通すために用いられるイン
ピーダケースにおいて、周壁に複数の小孔を形成して成
ることを特徴とするものである。
(作用) 上記手段によれば、インピーダケースの他端部の開口か
ら高速で供給された冷却流体は、一端部の開口側におけ
る流路抵抗がかなり高いことから、その周壁の小孔から
専ら出るようになり、結局、一端部の開口から出る冷却
流体の量が微量となり、この結果、インピーダの冷却に
寄与した冷却流体は、スクイズローラの手前ひいては金
属素材の被シーム部の接合点手前の空間から出るように
なって、その接合点に吹き当たる冷却流体の量を抑える
ことができる。
ら高速で供給された冷却流体は、一端部の開口側におけ
る流路抵抗がかなり高いことから、その周壁の小孔から
専ら出るようになり、結局、一端部の開口から出る冷却
流体の量が微量となり、この結果、インピーダの冷却に
寄与した冷却流体は、スクイズローラの手前ひいては金
属素材の被シーム部の接合点手前の空間から出るように
なって、その接合点に吹き当たる冷却流体の量を抑える
ことができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき第1図乃至第3図を参照し
て説明する。第2図及び第3図には、第4図及び第5図
と同一部分に同一符号を付しており、従って、1は金属
素材、2は電縫管製造装置、3,3はスクイズローラ、4
は加熱コイル、5はインピーダである。このインピーダ
5の外面には、その長手方向に沿って複数の溝部5aが形
成されており、この溝部5aは、冷却流体を良好に通すた
めと熱交換面積を増やすためにある。1はインピーダケ
ースであり、これは一端部11aが開口すると共に、他端
部(図示せず)も開口しており、第2図にも示すよう
に、その周壁には多数の小孔12を形成している。このイ
ンピーダケース11は、前記インピーダ5に冷却流体を通
すため及び該インピーダ5の保護のためにこれを囲繞す
るように配置されており、特に、一端部11aはスクイズ
ローラ3,3の手前ひいては金属素材1の被シーム部1の
接合展1bの手前に位置する。而して、製造装置2におけ
るこれらスクイズローラ3,3,加熱コイル4,インピーダ5
及びインピーダケース6は第4図及び第5図と同様の配
置形態である。
て説明する。第2図及び第3図には、第4図及び第5図
と同一部分に同一符号を付しており、従って、1は金属
素材、2は電縫管製造装置、3,3はスクイズローラ、4
は加熱コイル、5はインピーダである。このインピーダ
5の外面には、その長手方向に沿って複数の溝部5aが形
成されており、この溝部5aは、冷却流体を良好に通すた
めと熱交換面積を増やすためにある。1はインピーダケ
ースであり、これは一端部11aが開口すると共に、他端
部(図示せず)も開口しており、第2図にも示すよう
に、その周壁には多数の小孔12を形成している。このイ
ンピーダケース11は、前記インピーダ5に冷却流体を通
すため及び該インピーダ5の保護のためにこれを囲繞す
るように配置されており、特に、一端部11aはスクイズ
ローラ3,3の手前ひいては金属素材1の被シーム部1の
接合展1bの手前に位置する。而して、製造装置2におけ
るこれらスクイズローラ3,3,加熱コイル4,インピーダ5
及びインピーダケース6は第4図及び第5図と同様の配
置形態である。
上記構成において、加熱コイル4に高周波電流が流され
ると、金属素材1の略V字状をなす被シーム部1aに往復
電流が発生し、近接効果及び表皮効果によって高温度に
局部加熱される。このようにして加熱された被シーム部
1aはスクイズローラ3,3によって接合される。これと同
時にインピーダケース11の図示しない他端部の開口から
冷却流体がその内部に高速で供給され、そして、一端部
11aの開口から吐出される。この場合、金属素材1の接
合点1b以降の部分(筒状に溶接された部分即ち形成後の
電縫管)における流路抵抗はかなり高いが、インピーダ
ケース11の内部に供給された冷却流体は、一部がその一
端部11aの開口から出るとはいうものの、ほとんど冷却
流体は、小孔12から出るようになり、この結果、第3図
に矢印で示すように、金属素材1の被シーム部1aのうち
接合点1bから離れた手前側の空間部から多量の冷却流体
が出るようになって、その接合点1b近くから出る冷却流
体の量は微量となり、該インピーダ5に対する冷却は良
好に図り得ることは勿論、その接合即ち溶接を安定して
行なうことができ、溶接品質が向上する。この結果、従
来では、この種誘導加熱方式の電縫管製造装置では、細
径の電縫管を製造するのは実際上困難であったが、本実
施例によれば、これを可能ならしめ得るものである。し
かも、本実施例では、周壁に小孔12を形成する程度のき
わめて簡単な構成でこれを達成できる。
ると、金属素材1の略V字状をなす被シーム部1aに往復
電流が発生し、近接効果及び表皮効果によって高温度に
局部加熱される。このようにして加熱された被シーム部
1aはスクイズローラ3,3によって接合される。これと同
時にインピーダケース11の図示しない他端部の開口から
冷却流体がその内部に高速で供給され、そして、一端部
11aの開口から吐出される。この場合、金属素材1の接
合点1b以降の部分(筒状に溶接された部分即ち形成後の
電縫管)における流路抵抗はかなり高いが、インピーダ
ケース11の内部に供給された冷却流体は、一部がその一
端部11aの開口から出るとはいうものの、ほとんど冷却
流体は、小孔12から出るようになり、この結果、第3図
に矢印で示すように、金属素材1の被シーム部1aのうち
接合点1bから離れた手前側の空間部から多量の冷却流体
が出るようになって、その接合点1b近くから出る冷却流
体の量は微量となり、該インピーダ5に対する冷却は良
好に図り得ることは勿論、その接合即ち溶接を安定して
行なうことができ、溶接品質が向上する。この結果、従
来では、この種誘導加熱方式の電縫管製造装置では、細
径の電縫管を製造するのは実際上困難であったが、本実
施例によれば、これを可能ならしめ得るものである。し
かも、本実施例では、周壁に小孔12を形成する程度のき
わめて簡単な構成でこれを達成できる。
[発明の効果] 本発明は以上の記述にて明らかなように、帯状から筒状
に成形した金属素材の内部に配置されるインピーダを高
速流体で冷却しながら、該金属素材を加熱コイルに基づ
く誘導加熱とスクイズローラの加圧とにより接合する電
縫管製造装置にあって、一端部および他端部が開口する
パイプ状をなし前記インピーダを囲繞して一端部が前記
スクイズローラの手前に位置され内部に冷却用流体を他
端部の開口から一端部の開口へ通しさらに金属素材の内
部を通すために用いられるインピーダケースにおいて、
周壁に複数の小孔を形成して成ることを特徴とする電縫
管製造装置のインピーダケースであり、これにて、冷却
流体が小孔を通して金属素材の空間部の広い領域から出
るようにでき、もって、冷却流体の流出が金属素材の接
合点部分に集中することをなくし得、インピーダに対す
る冷却を良好に図り得ることは勿論、その接合即ち溶接
を安定して行なうことができ、この結果、周壁に小孔を
設けるといったきわめて簡単な構成でありながら、この
種誘導加熱方式の電縫管製造装置による細径な電縫管の
溶接製造を可能ならしめることができるという、画期的
な効果を奏する。
に成形した金属素材の内部に配置されるインピーダを高
速流体で冷却しながら、該金属素材を加熱コイルに基づ
く誘導加熱とスクイズローラの加圧とにより接合する電
縫管製造装置にあって、一端部および他端部が開口する
パイプ状をなし前記インピーダを囲繞して一端部が前記
スクイズローラの手前に位置され内部に冷却用流体を他
端部の開口から一端部の開口へ通しさらに金属素材の内
部を通すために用いられるインピーダケースにおいて、
周壁に複数の小孔を形成して成ることを特徴とする電縫
管製造装置のインピーダケースであり、これにて、冷却
流体が小孔を通して金属素材の空間部の広い領域から出
るようにでき、もって、冷却流体の流出が金属素材の接
合点部分に集中することをなくし得、インピーダに対す
る冷却を良好に図り得ることは勿論、その接合即ち溶接
を安定して行なうことができ、この結果、周壁に小孔を
設けるといったきわめて簡単な構成でありながら、この
種誘導加熱方式の電縫管製造装置による細径な電縫管の
溶接製造を可能ならしめることができるという、画期的
な効果を奏する。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
装置要部の斜視図、第2図はインピーダケースの斜視
図、第3図は装置要部の縦断側面図であり、第4図及び
第5図は従来例を示す夫々第1図相当図及び第3図相当
図である。 図中、1は金属素材、1aは被シーム部、1bは接合点、2
は電縫管製造装置、3はスクイズローラ、4は加熱コイ
ル、5はインピーダ、11はインピーダケース、11aは一
端部、12は小孔である。
装置要部の斜視図、第2図はインピーダケースの斜視
図、第3図は装置要部の縦断側面図であり、第4図及び
第5図は従来例を示す夫々第1図相当図及び第3図相当
図である。 図中、1は金属素材、1aは被シーム部、1bは接合点、2
は電縫管製造装置、3はスクイズローラ、4は加熱コイ
ル、5はインピーダ、11はインピーダケース、11aは一
端部、12は小孔である。
Claims (1)
- 【請求項1】帯状から筒状に成形した金属素材の内部に
配置されるインピーダを高速流体で冷却しながら、該金
属素材を加熱コイルに基づく誘導加熱とスクイズローラ
の加圧とにより接合する電縫管製造装置にあって、一端
部および他端部が開口するパイプ状をなし前記インピー
ダを囲繞して一端部が前記スクイズローラの手前に位置
され内部に冷却用流体を他端部の開口から一端部の開口
へ通しさらに金属素材の内部を通すために用いられるイ
ンピーダケースにおいて、周壁に複数の小孔を形成して
成ることを特徴とする電縫管製造装置のインピーダケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000188A JPH0757423B2 (ja) | 1988-01-04 | 1988-01-04 | 電縫管製造装置のインピーダケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000188A JPH0757423B2 (ja) | 1988-01-04 | 1988-01-04 | 電縫管製造装置のインピーダケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01177197A JPH01177197A (ja) | 1989-07-13 |
JPH0757423B2 true JPH0757423B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=11462256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63000188A Expired - Lifetime JPH0757423B2 (ja) | 1988-01-04 | 1988-01-04 | 電縫管製造装置のインピーダケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757423B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS593596A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-10 | 日本警備保障株式会社 | 警報装置 |
-
1988
- 1988-01-04 JP JP63000188A patent/JPH0757423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01177197A (ja) | 1989-07-13 |
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