JPH01177762A - Ｉｓｄｎ端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は自動音声応答等を目的とした音声録音再生機能
を有するＩＳＤＮ　（統合ディジタルサービス網）端末
装置に関する。

（従来の技術） 今日の電話機やファクシミリ装置等の通信機器には自動
音声応答等を目的とした音声録音再生機能を有するもの
が少なくない。

第２図はこの種の通信機器において音声録音再生機能を
実現するための構成を概念的に示すブロック図であり、
１は回線、２は回線料ａ装置（ＮＣＵ）、３はアナログ
信号切替器、４は音声録音再生装置、５は音声メモリ、
６はファクシミリ装置（ＦＡＸ）、７は電話機である。

第２図において自動音声応答が設定されていた場合、回
線１からの着呼に際して回線制御装置２はアナログ信号
切替器３によって音声録音再生装置４に接続される。

これにより音声録音再生装置４は直ちに音声メモリ５に
アクセスし、当該音声メモリ５に予め記憶されている音
声をアナログ信号切替器３、回線制御装置２を通じて回
１１に送出する。

また、この音声に応答して発呼側端末から何らかのメツ
セージが返送された場合、当該メツセージは回線制御′
ＩＡ置２、アナログ信号切替器３から音声録音再生装Ｗ
１４を経て音声メモリ５に記憶される。

一方、アナログ信号切替器３は音声録音再生装ｆｆ１４
をう？クシミリ装置！６とも接続可能に構成されるため
、これを利用して例えば電話ＩＩ！７等の音声入出力装
置により音声メモリ５に所望とする音声メツセージを録
音したりあるいは録音した音声メツセージを再生するよ
うなことも可能となる。

この様に電話機やファクシミリ装置等に音声録音再生装
置４と音声メモリ５を設けることで自動音声応答等のた
めの音声録音再生機能を付加できるわけであるが、この
部分の具体的な構成に関しては例えば第３図に示すよう
に増幅器８とテープレコーダ９を組み合わせて用いるア
ナログ方式のものと、第４図に示すようにコープイック
１０（ＡＤＭやＡＤＰＣＭ等の符号化方式により信号を
処理する）と半導体メモリ１１を組み合わせたディジタ
ル方式のものとに大別できる。

今日では装置の大きさ、コスト面への配慮から後者の構
成が主流になりつつある。

一方、近年実用化段階に入った各種通信サービスを統合
的に扱うことのできるＩＳＤＮでは、ディジタル信号を
例えば６４Ｋｂｐｓの伝送速度で処理するため、当該Ｉ
ＳＤＮに接続される通信機器（以下、ＩＳＤＮ端末装置
と称する。）において前述したディジタル方式により音
声録音再生機能を実現しようとした場合、その構成は必
然的に通常の電話回線等に接続されるものとは異なった
ものとなる。

第５図は従来のＩＳＤＮ端末装置において音声録音再生
機能を実現するための構成を概念的に示すブロック図で
あり、ＩＳＤＮ回４Ｉ２０の終端装置であるネットワー
クターミナル（ＮＴ１）２１にはＩＳＤＮバス２２を介
してＩＳＤＮフアクシミリ装Ｗ１２３が接続されている
。

このＩＳＤＮフアクシミリ装置２３を構成するもののう
ち、２４は回線インターフェース、２５は切替えスイッ
チ、２６はＰＣＭコープイックであり、その他のものは
第２図および第４図に示す同符号のものと同様の機能を
持つものである。

第５図において、ＩＳＤＮ回１２０からネットワークタ
ーミナル２１に着信したディジタル信号はＩＳＤＮバス
２２を通じてＩＳＤＮフアクシミリ装置２３に入力し、
回線インターフェース２４によって制御上必要な信号の
みが抽出される。

これにより例えば発呼°側端末に対して自動音声応答し
ようとした場合、切替えスイッチ２５は図示しない制御
部により回線インターフェース２４とＰＣＭコープイッ
ク２６とを接続する状態に切替えられる。

これと同時にアナログ信号切替器３は、ＰＣＭコープイ
ック２６とコープイック１０とを接続する状態に切替え
られる。

かくしてＩＳＤＮフアクシミリ装置２３では、半導体メ
モリ１１に予め記憶されていた音声応答用のディジタル
音声信号がコープイック１０により−Ｈアナログ音声信
号に変換され、アナログ信号切替器３を経て伝送速度６
４Ｋｂｐｓに対応したＰＣＭコープイック２６により再
度ディジタル音声信号に変換された後、切替えスイッチ
２５、回線インターフェース２４、ＩＳＤＮバス２２を
通じてネットワークターミナル２１からＩＳＤＮ回線２
０へ送出される。

また、この音声に応答して発呼側端末から何らかのメツ
セージが返送された場合、当該メツセージは回線インタ
ーフェース２４により抽出された後、切替えスイッチ２
５を経てＰＣＭコープイック２６に入力する。

ＰＣＭコープイック２６では入力した前記メッセージを
ディジタル音声信号からアナログ音声信号に変換する。

更にこのアナログ音声信号はアナログ信号切替器３を通
じてコープイック１０に入力し、当該コープイック１０
で再度ディジタル音声信号に変換された後、半導体メモ
リ１１に記憶される。

以上は相手側端末との間における音声録音再生機能に関
する動作の説明であるが、ＩＳＤＮフアクシミリ８［１
２３のオペレータの指令操作に応じてアナログ信号切替
器３を適当に切替えれば、電話１７から入力されるアナ
ログ音声信号をコープイック１０によりディジタル音声
信号に変換せしめて半導体メモリ１１に記憶したりある
いは半導体メモリ１１に記憶したディジタル音声信号を
コープイック１０によりアナログ音声信号に変換せしめ
て電話機７で再生するようなことも可能となる。

この様に従来のｒｓＤＮ端末装置では、自動音声応答等
のための音声録音再生機能を実現するに当たって、６４
Ｋｂｐｓで伝送されてくるディジタル音声信号をＰＣＭ
コープイック２６により−Ｈアナログ音声信号に変換し
た優、３２Ｋｂｐｓや１６Ｋｂｐｓの処理能力を有する
ＡＤＭやＡＭＰＣＭのコープイック１０により再度ディ
ジタル音声信号に変換して半導体メモリ１１に記憶する
一方、ＩＳＤＮ回４Ｉ２０に送出する６４Ｋｂｐｓのデ
ィジタル音声信号に関しても半導体メモリ１１から読出
したディジタル音声信号を前述とは逆の経路で−Ｈアナ
ログ音声信号に変換してからＰＣＭコープイック２６に
より再度ディジタル音声信号に変換するようにしていた
。

このため従来のＩＳＤＮ端末装置では、■ＳＤＮ回線と
半導体メモリとの間における音声信号のＡ／ＤまたはＤ
／Ａ変換あるいはＡＤＭ、ＡＭＰＣＭ等の圧縮拡張処理
に伴った音声品質の劣化を避けられず、充分に満足のい
く音声品質での音声このように上記従来のＩＳＤＮ端末
ＶＲ＠では自動音声応答等のための音声信号をＡ／Ｄま
たはＤ／Ａ変換あるいはＡＤＭ、ＡＭＰＣＭ等の圧縮拡
張処理を経て録音再生するようにしていたため、音声録
音再生機能に関する音声品質の劣化が避けられないとい
う問題点があった。

本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、音声録
音再生機能に関する音声品質の劣化を防止し、極めて良
好な音声品質での音声縁・音再生機能を果たし得るＩＳ
ＤＮ端末装置を提供することを目的とする。

本発明のＩＳＤＮ端末＠置は、ｆイジタル音声信号を記
憶する音声メモリと、該音声メモリでの記憶および読み
出しに係るディジタル音声信号をＩＳＤＮ回線との間で
そのまま入出力可能なメモリ入出力ポートと、音声を入
出力する音声入出力手段と、前記１ｓＤＮ回線、前記メ
モリ入出力ポート及び前記音声入出力手段のうちのいず
れか二者間の接続を選択的に切替える切替え手段と、前
記切替え手段の切替えにより前記音声入出力手段と前記
メモリ入出力ポートを接続せしめて当該音声入出力手段
と前記音声メモリとの間で所望とする音声メツセージに
対応するディジタル音声信号の録音再生を行う一方、他
のタイミングでの前記切替え手段の切替えにより前記Ｉ
ＳＤＮ回線と前記メモリ入出力ポートとを接続せしめて
当該ｌ５ＯＮ回線と前記音声メモリとの間で所望とする
音声メツセージに対応するディジタル音声信号の録音再
生を行う音声録音再生制御手段とを具備して構成される
。

（作用） 本発明のＩＳＤＮ端末装置では、切替え手段により選択
的に接続されるＩＳＤＮ回線と音声メモリとの間にメモ
リ入出力ポートを設け、前記音声メモリでの記憶および
読み出しく音声の録音再生）に係るディジタル音声信号
をＡ／ＤまたはＤ／Ａ変換あるいはＡＤＭ、ＡＭＰＣＭ
等の圧縮拡張処理を経ずにＩＳＤＮ回線との間でそのま
ま入出力させることにより音声録音再生機能に関する音
声品質の劣化を防止するようにしたものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて詳細に
説明する。

第１図は音声録音再生機能を実現するための構成に着目
した本発明に係るＩＳＤＮ端末装置の一実施例をブロッ
ク図で示したものである。

第１図において、切替えスイッチ２５と半導体メモリ１
１との間に接続されるディジタル信号切替器２７．メモ
リ入出力ポート２８、回線インターフェース２４とメモ
リ入出力ポート２８との間に接続される同期信号切替え
スイッチ２９、当該同期信号切替えスイッチ２９に接続
される同期信号発生器３０はそれぞれ新規な構成であり
、その他のものは第５図に示すこの種の従来のＩＳＤＮ
端末装回における同符号のものと同様の機能を持つもの
である。

図示するように切替えスイッチ２５は、回線インターフ
エース２４に対してファクシミリ装置！ｉＦ６またはデ
ィジタル信号切替器２７のいずれか一方を接続すべく切
替え動作する。

同様に同期信号切替えスイッチ２９はメモリ入出力ポー
ト２Ｂに対して回線インターフェース２４または同期信
号発生器３０のいずれか一方を接続すべく切替え動作す
る。

これに対してディジタル信号切替器２７は、切替えスイ
ッチ２５、ＰＣＭコープイック２６、メモリ入出力ポー
ト２８の王者のうちのいずれか二者間を接続すべく切替
え動作する。

次に、係る構成を有するＩＳＤＮ端末装置における音声
録音再生機能に関しての全体的な動作を詳述する。

第１図において、ＩＳＤＮ回Ｉ！２０からネットワーク
ターミナル２１に着信したディジタル信号は１８［）Ｎ
バス２２を通じてＩＳＤＮフアクシミリ装Ｗ１２３に入
力し、回線インターフェース２４によって制御上必要な
信号のみが抽出される。

これにより例えば発呼側端末に対して自動音声応答しよ
うとした場合、切替えスイッチ２５は図示しない制御部
により回線インターフェース２４とディジタル信号切替
器２７とを接続する状態に切替えられる。

これと同時にディジタル信号切替器２７は、切替えスイ
ッチ２５とメモリ入出力ポート２８とを接続する状態に
切替えられる。

かくしてＩＳＤＮフアクシミリ装Ｗ１２３では、半導体
メモリ１１から予め記憶されていた音声応答用のディジ
タル音声信号が読み出され、読み出された当該ディジタ
ル音声信号はメモリ入出力ポート２８、ディジタル信号
切替器２７、切替えスイッチ２５、回線インターフェー
ス２４、ＩＳＤＮバス２２という経路を通じてネットワ
ークターミナル２１からＩＳＤＮ回線２０へ送出される
。

また、この音声に応答して発呼側端末から何らかのメツ
セージが返送された場合、当該メツセージは回線インタ
ーフェース２４により抽出され、切替えスイッチ２５、
ディジタル信号切替器２７、メモリ入出力ポート２８を
経て半導体メモリ１１に記憶される。

この様に本発明のＩＳＤＮ端末装賀では、自動音声応答
に関する音声録音に際してはＩＳＤＮ回１１２０から８
４Ｋｂｏｓで伝送されてくるディジタル音声信号をその
まま半導体メモリ１１に記憶する一方、音声再生に際し
ては半導体メモリ１１から読み出したディジタル音声信
号を録音時とは逆の経路を経て６４ＫｂｐｓのＩＳＤＮ
回８２０へそのまま送出するようにしている。

一方、ディジタル信号切替器２７はＩＳＤＮフアクシミ
リ装置Ｉ！２２３のオペレータの指令操作に応じてＰＣ
Ｍコープイック２６とメモリ入出力ポート２８とを接続
する状態にも切替えることができる。

この状態で電話機７より入力するアナログ音声信号はＰ
ＣＭコープイック２６によりディジタル音声信号に変換
された後、ディジタル信号切替器２７、メモリ入出力ポ
ート２８を経て半導体メモリ１１に記憶される。

またこの状態でＩＳＤＮフアクシミリ装置２３のオペレ
ータによってなされる然るべき指令操作に応じて半導体
メモリ１１から読み出されるディジタル音声信号は、メ
モリ入出力ポート２８、ディジタル信号切替５２７を経
てＰＣＭコープイック２６によりアナログ音声信号に変
換された後、電話機７により音声として再生される。

このようにしてＩＳＤＮフアクシミリ装Ｗ１２３では、
自装ば内においても所望とする音声の録音再生処理を行
うことができる。

またディジタル信号切替器２７を切替えスイッチ２５と
ＰＣＭコープイック２６とを接続するように切替えれば
、当然の事ながら電話機７を用いての通常のディジタル
電話通話も行うことができる。

係る音声録音再生機能を実現するにあたってメモリ入出
力ポート２８は、ＩＳＤＮ回線２０やＰＣＭコープイッ
ク２６との間で入出力されるシリアルのディジタル音声
信号（６４Ｋｂｐｓ）を半導体メモリ１１との間でその
データバス（８ｂｉｔパラレル）を通じてそのまま転送
できる様、簡単なシリアル／パラレルおよびパラレル／
シリアル変換回路で構成することができる。

ここでメモリ入出力ポート２８は、前述したディジタル
音声信＠　（６４ＫｂｐＳ）の転送を、同期信号切替え
スイッチ２９を通じて回線インターフェース２４から取
り込んだフレーム同期信号（８ＫＨｚ＞とり０７り信号
（６４ＫＨ２）とを基準にして行うようにしている。

尚、ＩＳＤＮ回線２０を使用していないとき等に自装置
内で音声の録音再生を行う場合、回線インターフェース
２４よりフレーム同期信号とクロック信号とが得られな
いことがあるが、この場合は同期信号切替えスイッチ２
９の接続を同期信号発生器３０側に切替え、当該同期信
号発生器３０から発生する疑似的なフレーム同期信号と
クロック信号とによりメモリ入出力ポート２８を動作さ
せるようにすればよい。

（発明の効果〕 以上説明したように本発明のＩＳＤＮ端末装置によれば
、切替え手段により選択的に接続されるＩＳＤＮ回線と
音声メモリとの間にメモリ入出力ポートを設け、前記音
声メモリでの記憶および読み出しく音声の録音再生）に
係るディジタル音声信号をＡ／ＤまたはＤ／Ａ変換ある
いはＡＤＭ。

ＡＭＰＣＭ等の圧縮拡張処理を経ずにＩＳＤＮ回線との
間でそのまま入出力させるようにしたため、劣化の全く
無い極めて良好な音声品質での音声録音再生機能を果た
すことができるという優れた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は音声録音再生機能を実現するための構成に着目
した本発明に係るＩＳＤＮ端末装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２１！Ｉは一般的な通信機器におりて音声
録音再生機能を実現するための構成を概念的に示すブロ
ック図、第３図および第４図は第２図に示した通信機器
における音声録音再生部のそれぞれの構成例を示すブロ
ック図、第５図は音声録音再生機能を実現するための構
成に着目した従来のＩＳＤＮ端末装置の一例を示すブロ
ック図である。 １・・・回線、２・・・回線制御袋ｅ１（ＮＣＬＩ）、
３・・・アナログ信号切替器、４・・・音声録音再生装
置、５・・・音声メモリ、６・・・ファクシミリ装置、
７・・・電話機、８・・・増幅器、９・・・テープレコ
ーダ、１０・・・コープイック、１１・・・半導体メモ
リ、２０・・・ＩＳＤＮ回線、２１・・・ネットワーク
ターミナル（ＮＴ１）、２２・・・ＩＳＤＮバス、２３
・・・ＩＳＤＮフアクシミリ装置、２４・・・回線イン
ターフェース、２５・・・切替えスイッチ、２６・・・
ＰＣＭコープイック、２７・・・ディジタル信号切替器
、２８・・・メモリ入出力ポート、２９・・・同期信号
切替えスイッチ、３０・・・同期信号発生器

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディジタル音声信号を記憶する音声メモリと、該音声メ
   モリでの記憶および読み出しに係るディジタル音声信号
   をＩＳＤＮ回線との間でそのまま入出力可能なメモリ入
   出力ポートと、 音声を入出力する音声入出力手段と、 前記ＩＳＤＮ回線、前記メモリ入出力ポート及び前記音
   声入出力手段のうちのいずれか二者間の接続を選択的に
   切替える切替え手段と、 前記切替え手段の切替えにより前記音声入出力手段と前
   記メモリ入出力ポートを接続せしめて当該音声入出力手
   段と前記音声メモリとの間で所望とする音声メッセージ
   に対応するディジタル音声信号の録音再生を行う一方、
   他のタイミングでの前記切替え手段の切替えにより前記
   ＩＳＤＮ回線と前記メモリ入出力ポートとを接続せしめ
   て当該ＩＳＤＮ回線と前記音声メモリとの間で所望とす
   る音声メッセージに対応するディジタル音声信号の録音
   再生を行う音声録音再生制御手段と を具備することを特徴とするＩＳＤＮ端末装置。