JPH01177645A - 制御システムの暴走検知方法 - Google Patents

制御システムの暴走検知方法

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JPH01177645A
JPH01177645A JP63001689A JP168988A JPH01177645A JP H01177645 A JPH01177645 A JP H01177645A JP 63001689 A JP63001689 A JP 63001689A JP 168988 A JP168988 A JP 168988A JP H01177645 A JPH01177645 A JP H01177645A
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JP
Japan
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code data
control unit
main control
slave
control part
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JP63001689A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakajima
中嶋 嘉宏
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、マイクロプロセッサのようなデジタル制御装
置を複数用いたシステムにおける暴走検知方法に関し、
例えば複写機、ファクシミリなどの制御系に利用しうる
[従I来の技術] 例えば複写機においては、最近では、原稿搬送制御、コ
ピー紙仕分は制御、キー人力制御9表示制御、ヒータ制
御、ランプ制御等々、様々な制御を行なっている。これ
らの複雑な制御を行なうために、制御系を複数のユニッ
トに区分し、各々のユニットにそれぞれ独立したマイク
ロプロセッサを設けて、ユニット毎に独立した制御を行
なっている。また一般に、システム全体を制御するマス
クユニットと周辺機器の制御を行なう複数のスレーブユ
ニットとが互いに接続され、マスタユニットが複数のス
レーブユニットの動作を管理及び制御している。
ところで、マイクロプロセッサのようなコンピュータシ
ステムにおいては、比較的大きな電気ノイズなどの影響
を受けると、予め定めたプログラムに従わない動作を行
なう、いわゆる暴走が生じることがある。暴走を放置す
ると、正常な動作を行なわないばかりでなく、装置自体
を破壊したり火災を引き起こすこともある。
従って、マイクロコンピュータを用いる複写機などの機
器では、暴走の有無を監視して、暴走が生じた時に全て
の動作を停止するような安全対策が備わっている。単一
のマイクロプロセッサの暴走の有無を監視する技術とし
ては、ウォッチドッグタイマ、と呼ばれるものが知られ
ている(例えば特開昭50−99242号公報)。
しかしながら、従来より公知の方法で暴走の有無を監視
する場合、特別なハードウェアを必要としたり、監視の
ためのソフトウェアの負担が大きくなってマイクロプロ
セッサの処理能力が大幅に低下する、という不都合を生
じる。特に、多数のマイクロプロセッサを用いるシステ
ムでは、暴走監視のための負担が大きく、ハードウェア
のコスト上昇及び/又はソフトウェアの処理能力低下は
無視できない。
また、マイクロコンピュータの暴走は、一般にノイズな
どの影響で一時的に生じるものであるが、従来より、マ
イクロコンピュータの暴走が発生すると、特別な故障が
生じていない場合にも、装置メーカのサービスマンが到
着するまではユーザは装置を全く使用できないという不
都合がある。
[発明の目的コ 本発明は、マイクロプロセッサのようなデジタル制御装
置を複数用いたシステムにおいて、確実に暴走を監視す
るとともに暴走監視のための制御装置の負担を小さくす
ることを第1の目的とし、制御装置に暴走が生じた場合
に装置が使用できない時間(ダウンタイム)を最小限に
抑えることを第2の目的とする。
[発明の構成コ 上記第1の目的を達成するため、本発明においては、互
いにデータ伝送可能に構成され各々独立したプロゲラ1
1に従って制御を行なう、主制御部と従制御部とを備え
るシステムにおいて:前記主制御部が、所定時間の周期
で、所定の往信コードデータを前記従制御部に送信し、
該従制御部は、主制御部から前記往信コードデータを受
信すると、所定時間内に所定の返信コードデータを主制
御部に送信し、主制御部は、往信コードデータを送信し
てから所定時間内に従制御部からの返信コードデータを
受信したか否かに応じて異常の有無を識別する。
つまり、主制御部は従制御部に対して定期的に往信コー
ドデータを送信するので、従制御部に暴走が生じていな
ければ、主制御部は往信コードデータを送信してから比
較的短い時間内に返信コードデータを受信することにな
り、返信コードデータを受信しなければ従制御部の動作
が異常であるとみなしうる。
また、本発明においては、前記第2の目的を達成するた
め、主制御部が、往信コードデータを送信してから所定
時間内に従制御部からの返信コードデータを受信しない
と、異常の発生とみなして、前記従制御部に対しリセッ
ト信号を送出する。
マイクロプロセッサのようなデジタル制御装置において
は、リセット端子が必ず備わっており、それにリセット
信号を印加することにより、所定の初期状態から動作を
再スタートする。従って、プログラムの暴走によって異
常が生じた場合には、リセット信号を印加するこれによ
り暴走が停止し通常の動作に戻るので、システムはダウ
ン状態から自動的に正常に復帰する。これによって、シ
ステムのダウンタイムは最小限に抑えられる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明によって明らかになろう。
[実施例] 第2図に、本発明を実施する一形式の複写機を示す。第
2図を参照して説明する。概略でいうと、この複写機は
、複写機本体と、自動原稿搬ユニット60.ソータ70
.自動両面処理ユニット85等のオプションユニット群
で構成されている。記録シートを供給する給紙系は5段
になっている。
即ち、第1給紙系及び第2給紙系は複写機本体に備わっ
ており、第3給紙系である第2給紙ユニット170及び
第4給紙系と第5給紙系を含む第3給紙ユニット180
が複写機本体に接続されている。21,22.23及び
24はそれぞれ第1給紙系、第2給紙系、第3給紙系及
び第4給紙系に設けられたカセットであり、25が第5
給紙系のトレイである。
複写機本体の最上部に原稿を載置するコンタクトガラス
lが備わっており、その下方に光学走査系30が備わっ
ている。光学走査系30には、露光ランプ31.第1ミ
ラー32.第3ミラー33゜第4ミラー34.レンズ3
5.第5ミラー36゜スリット37等々が備わっている
。原稿読取走査を行なう場合、光路長が変化しないよう
に、露光ランプ31と第1ミラー32を搭載した第1キ
ヤリツジと第3ミラー33及び第4ミラー34を搭載し
た第2キヤリツジとが、2:1の相対速度で機械的に走
査駆動される。レンズ35はズームレンズであり、モー
タ駆動によって倍率を変えることができる。
従って、露光ランプ31から出た光は、第1ミラー32
.第3ミラー33.第4ミラー34.レンズ35.第5
ミラー36及びスリット37を介して、感光体ドラム2
上に結像される。
感光体ドラl\2の周囲には、メインチャージャ3゜イ
レーザ4.現像器5.転写前除電ランプ6、転写チャー
ジャ7、分離チャージャ8.ダニ−リングユニット9等
々が備わっている。
像再生プロセスを簡単に説明する。感光体ドラ112の
表面は、メインチャージャ3の放電によって所定の高電
位に一様に帯電する。像再生に利用されない部分の電荷
は、イレーザ4によって消去さ=7− れる。感光体ドラム2の帯電した面に、原稿からの反射
光が照射されると、照射される光の強度に応じて、その
部分の電位が変化(低下)する。感光体ドラム2は図に
矢印で示す方向に回転し、それに同期して光学走査系3
0は原稿面を順次走査するので、感光体ドラム2の表面
には、原稿像の濃度(光反射率)分布に応じた電位分布
、即ち静電潜像が形成される。
静電潜像が形成された部分が現像器5の近傍を通ると、
電位分布に応じて現像器5内のトナーが感光体2の表面
に吸着し、それによって静電潜像が現像され、静電潜像
に応じた可視像が感光体ドラム2上に形成される。一方
、コピープロセスの進行に同期して、5つの給紙系のい
ずれか選択されたものから記録シートが供給される。こ
の記録シートは、レジストローラ27を介して、所定の
タイミングで感光体ドラム2の表面に重なるように送り
込まれる。
そして、転写チャージャ7によって、感光体ドラム2上
の可視像(トナー像)が記録シート側に転写し、更に分
離チャージャ8によって、可視像が転写された記録シー
トは感光体ドラム2から分離する。分離した記録シート
は、搬送ベルト11によって定着器12まで搬送される
。定着器12を通ると、記録シート上のトナー像は、定
着器12内の熱によって記録シート上に定着される。定
着を終えた記録シートは、所定の排紙経路を通って、ソ
ータ70又は自動両面ユニット80に排出される。
第1図に、第2図の複写機の電気制御系の構成概略を示
す。第1図を参照すると、この制御系には、主制御ユニ
ット100.操作ボード90.副制御ユニット80.ソ
ータ70及び原稿搬送ユニット60が備わっている。主
制御ユニット100は、操作ボード90.副制御ユニッ
ト80.ソータ70及び原稿搬送ユニット60と、そ九
ぞれ、シリアルデータ送信ラインTxD、シリアルデー
タ受信ラインRx D及びリセット制御ラインの3本の
信号線で互いに接続されている。
操作ボード90は、図示しないが、第2図の複写機の上
面に配置されており、オペレータが操作する多数のキー
スイッチと多数の表示器を備えており、キー人力処理と
表示処理の制御を割り当てられている。
副制御ユニット80は、複写機のメインモータ。
光学系走査駆動モータ、倍率調整用モータ、現像モータ
、ファンモータ、給紙クラッチ等々を含む駆動系、ヒー
タ/ランプ制御系、イレース制御系。
及び転写紙搬送部センサ監視系の制御を割り当てられて
いる。
主制御ユニット100は、操作ボード90.III制御
ユニット80.ソータ70及び原稿搬送ユニット60が
行なう以外の複写プロセス制御と、各スレーブユニット
60,70.80及び90の制御を割り当てられている
第3図に、第1図の内容をもう少し具体的に示す。第3
図を参照すると、操作ボード90.副制御ユニット80
.ソータ70及び原稿搬送ユニット60には、それぞれ
、シングルチップのマイクロコンビ、:lL−タ(μP
D7810/ 11) 91 。
81.71及び61が備わっている。これら各々のマイ
クロコンピュータは、シリアル通信制御ユニットを内蔵
しており、そのシリアルデータ送信ラインTxDとシリ
アルデータ受信ラインRxDとが主制御ユニット100
と接続されている。また、各マイクロコンピュータのリ
セット端子も主制御ユニット100と接続されている。
主制御ユニット100には、マスタCPUI 10゜ラ
ッチ120.アドレスデコーダ130.ROM140、
RAMI 50.シリアル通信制御ユニット(8251
)161,162,163,164゜■/○ポート(8
255) 170及びプログラマブルタイマ(8253
) 180が備わっている。マスタCPU110が動作
するためのプログラムデータは、ROM 140にスト
アされている。マスタCPU110は、シリアル通信制
御ユニット161゜162.163及び164を介して
各スレーブユニット90,80.70及び60と接続さ
れているので、各ユニット90,80.70及び60に
対してデータを送信したり、それらが送信するデ=11
− −タを受信したりできる。
第3図に示す制御系の処理内容は、複写機の一般的な制
御については従来より公知のものと同様である。この制
御系の中では、各スレーブユニット60,70.80及
び90に対する暴走監視及び暴走を検知した時の制御に
この実施例の特徴がある。
そこで、暴走監視及び暴走を検知した時の制御について
説明する。この実施例においては、マスタCPUll0
は、100 m5ecの周期で、各スレーブユニット6
0,70.80及び90に対して。
8ビツトの往信コードデータ(OFCH: 16進表示
)を送信する。また、各スレーブユニットのマイクロコ
ンピュータ61,71.81及び91は、各々、マスタ
CPUll0からの往信コードデータを受信すると、比
較的短い時間内(最長でも100m5ec以内)に、マ
スタCPUに対して、8ビツトの返信コードデータ(O
FCH: 16進表示)を送り返す。マスタCPUll
0は、各スレーブユニットに往信コードデータを送信し
てがら100m5ec以内に、各々のスレーブユニット
からの返信コードデータを受信しないと異常とみなす。
実際には、返信コードデータを2回連続して受信しない
場合に、対応するスレーブユニットのマイクロコンピュ
ータが暴走したものとみなす。その場合、マスクCPU
ll0は、暴走したスレーブユニットのマイクロコンピ
ュータに対して、リセット信号を送出する。
ノイズなどを原因とする一時的な誤動作、即ちコンピュ
ータの暴走であれば、リセット信号を印加することによ
り、そのスレーブユニットは正常状態に復帰しうる。そ
こで、−時的な誤動作かあるいはサービスマンの修理を
必要とする致命的な故障かを自動的に識別している。即
ち、マスタCPU110は、各々のスレーブユニットに
対してリセット信号を送出した回数を計数し、1秒間の
間に3回以上すセット信号を送出した場合には、故障と
みなし、システム全体の動作を停止する。そうでなけれ
ば通常の処理に戻って複写機の動作を継続する。
第4a図、第4b図及び第4c図に第3図のマスタCP
Ull0の処理内容の一部を示し、第5図に操作ボード
90のマイクロコンピュータ91の動作の概略を示す。
まず、第5図を参照する。マイクロコンピュータ91は
、電源がオンすると、初期化を行なった後、キー人力処
理、ブザー制御9衷示処理及び通信処理を順次に繰り返
し実行する。キー人力処理では、操作ボード90に備わ
った多数のキースイッチの状態をスキャンして、入力の
有無をチエツクし、入力があれば、そのキースイッチに
対応付けられたキーコードデータを生成して入力フラグ
をセットする。ブザー制御では、キー人力時、エラー発
生時など、ブザー鳴動の必要がある場合にブザーを付勢
する。表示処理では、主制御ユニット100から送られ
る表示データの内容を、所定の表示器上に表示する。通
信処理では、キー人力があった場合に、キーコードをマ
スタCPUll0に送信したり、マスタCPUI 10
から表示データやブザー制御コードが送られる場合に所
定の受信処理を行なったりする。
また、マスタCPUll0から送られたデータが、往信
コードデータ(○FCH)の場合には、直ちに、返信コ
ードデータ (○FCH)をマスタCPUll0に対し
て返送する。
上記のように、この操作ボードのマイクロコンピュータ
91の処理の内容は、一般の操作ボードにおいて必要と
される処理の他に、マスタCPUからの受信データが往
信コードデータか否かを識別する処理と、返信コードデ
ータを送り返す処理が付加されているのみである。従っ
て、この暴走監視のために、必要とされるマイクロコン
ピュータ91の処理上の負担は非常に小さい。
図示しないが、他のスレーブユニットのマイクロコンピ
ュータ61.71及び81の処理の内容も、操作ボード
と同様に、通常の処理の他に、マスタCPUからの受信
データが往信コードデータが否かを識別する処理と、返
信コードデータを送り返す処理のみが付加されている。
次に第4a図及び第4b図を参照する。この処理は、マ
スタCPUll0に内蔵された図示しないハードウェア
タイマによって100 m5ec毎に発生するタイマ割
込み要求が現われた時に実行される。つまり、この処理
は常に100m5ec毎に繰り返し実行される。
ここで、図面中に示した記号の内容について説明する。
CN5I・・・往信コードの送信状態及び返信コードの
受信状態を示すカウンタ。マイクロコンピュータ91の
監視用。
CNRI・・・リセット信号の送出回数を示すカウンタ
。マイクロコンピュータ91の監視用。
CN52・・・往信コードの送信状態及び返信コードの
受信状態を示すカウンタ。マイクロコンピュータ81の
監視用。
CNR2・・・リセット信号の送出回数を示すカウンタ
。マイクロコンピュータ81の監視用。
CN53・・・往信コードの送信状態及び返信コードの
受信状態を示すカウンタ。マイクロコンビュ−タ71の
監視用。
CNR3・・・リセット信号の送出回数を示すカウンタ
。マイクロコンピュータ71の監視用。
CN54・・・往信コードの送信状態及び返信コードの
受信状態を示すカウンタ。マイクロコンピュータ61の
監視用。
CNR4・・・リセット信号の送出回数を示すカウンタ
。マイクロコンピュータ61の監視用。
これらのカウンタ(レジスタ)は、初期状態では0にク
リアされている。
第4a図及び第4b図に示す処理は、マイクロコンピュ
ータ91に対する処理PRI、マイクロコンピュータ8
1に対する処理pR2’、マイクロコンピュータ71に
対する処理PR3及びマイクロコンピュータ61に対す
る処理PR4の4つに区分しうる。まず、処理PRIを
説明する。
処理PRIでは、まずカウンタCN5Iの状態をチエツ
クする。最初はCNS 1が0にクリアされているので
、それに1をセットし、復帰処理を行ない、スレーブユ
ニット90に往信コードデータ(OF CH)を送信す
る。この復帰処理では、スレーブユニット(操作ボード
)90に対して、それを初期状態に設定するためのデー
タ、即ち表示データなどを送信し、操作ボードを動作可
能な状態に復帰させる。
2回目以降の処理においては、カウンタCN5Iが0で
ないから、受信レジスタの内容をチエツクして、スレー
ブユニット90から返信コードデータ(OFCI()を
受信しているか否かを調べる。受信している時は、スレ
ーブユニット90に往信コードデータ(OFCI()を
再び送信する。
ここで返信コードデータを受信していないということは
、往信コードデータを送信してから100m5ecを経
過してもスレーブユニット90が返信コードデータを送
信しないということであるから、異常の可能性が大きい
。その場合には、カウンタCN5Iの内容をチエツクす
る。CN5Iが1なら、エラー回数が1回であるから、
確認のためにもう1度、往信コードデータを送信する。
返信コードデータを受信していない時に、カウンタCN
5Iの内容が2以上であると、少なくとも200 m5
ecの間、スレーブユニット90が返信コードデータを
送信していないので、それが暴走したものとみなす。そ
して、スレーブユニット90にリセット信号を送出し、
カウンタCNRIをインクリメント(+1)し、カウン
タCN5Iを0にクリアする。
次に、処理PR2を説明する。この処理では、ますカウ
ンタCN52の状態をチエツクする。最初はCN52が
Oにクリアされているので、それに1をセットし、復帰
処理を行ない、スレーブユニット80に往信コードデー
タ(OF CH)を送信する。
2回目以降の処理においては、カウンタCN52が0で
ないから、受信レジスタの内容をチエツクして、スレー
ブユニット80から返信コードデータ(OFCH)を受
信しているか否かを調べる。受信している時は、スレー
ブユニット80に往信コードデータ(OFCH)を再び
送信する。
ここで返信コードデータを受信していない場合には、カ
ウンタCN52の内容をチエツクする。
−19= CNS2が1なら、エラー回数が1回であるから、確認
のためにもう1度、往信コードデータを送信する。
返信コードデータを受信していない時に、カウンタCN
52の内容が2以上であると、少なくとも200m5e
cの間、スレーブユニット80が返信コードデータを送
信していないので、それが暴走したものとみなす。そし
て、スレーブユニット80にリセット信号を送出し、カ
ウンタCNR2をインクリメント(+1)L、、カウン
タCN52を0にクリアする。
次に、処理PR3を説明する。この処理では、まずカウ
ンタCN53の状態をチエツクする。最初はCN53が
0にクリアされているので、それに1をセットし、復帰
処理を行ない、スレーブユニット70に往信コードデー
タ(OFCH)を送信する。
2回目以降の処理においては、カウンタCN53が0で
ないから、受信レジスタの内容をチエツクして、スレー
ブユニッ゛ドア0から返信コードデータ(OFCH)を
受信しているか否かを調べる。受信している時は、スレ
ーブユニット70に往信コードデータ(OFCH)を再
び送信する。
ここで返信コードデータを受信していない場合には、カ
ウンタCN53の内容をチエツクする。
CN53が1なら、エラー回数が1回であるから、確認
のためにもう1度、往信コードデータを送信する。
返信コードデータを受信していない時に、カウンタCN
53の内容が2以上であると、少なくとも200 m5
ecの間、スレーブユニット70が返信コードデータを
送信していないので、それが暴走したものとみなす。そ
して、スレーブユニット70にリセット信号を送出し、
カウンタCNR3をインクリメント(+1)L、、カウ
ンタCN53を0にクリアする。
次に、処理PR4を説明する。この処理では、まずカウ
ンタCN54の状態をチエツクする。最初はCN54が
0にクリアされているので、それに1をセットし、復帰
処理を行ない、スレーブユニット60に往信コードデー
タ(OFCH)を送信する。
2回目以降の処理においては、カウンタCN54が0で
ないから、受信レジスタの内容をチエツクして、スレー
ブユニット60から返信コードデータ(OFCI()を
受信しているか否かを調べる。受信している時は、スレ
ーブユニット60に往信コードデータ(OFCH)を再
び送信する。
ここで返信コードデータを受信していない場合には、カ
ウンタCN54の内容をチエツクする。
CN54が1なら、エラー回数が1回であるから、確認
のためにもう1度、往信コードデータを送信する。
返信コードデータを受信していない時に、カウンタCN
54の内容が2以上であると、少なくとも200 m5
ecの間、スレーブユニット60が返信コードデータを
送信していないので、それが暴走したものとみなす。そ
して、スレーブユニット60にリセット信号を送出し、
カウンタCNR4をインクリメント(+1)L、、カウ
ンタCN54を0にクリアする。
次に、第4c図を参照する。この処理は、マスタCPU
IIQに内蔵された図示しないハードウェアタイマによ
って1000 m5ec毎に発生するタイマ割込み要求
が現われた時に実行される。つまり、この処理は、常に
1秒毎に繰り返し実行される。
この処理は、簡単に言えば各スレーブユニットのリセッ
ト回数をチエツクしてシステムダウンか否かを識別する
ものである。
まず、カウンタCNR1をチエツクする。これが2以下
なら、GNRlを0にクリアするが、そうどなければ、
エラーレジスタ(不揮発性メモリ)ERRにエラーコー
ド1をストアし、システムダウンの処理を行なう。次に
CNR2をチエツクし、それが2以下なら、CNR2を
0にクリアし、そうでなければ、エラーレジスタER,
Rにエラーコード2をストアし、システムダウンの処理
を行なう。更に、カウンタCNR3をチエツクし、それ
が2以下ならC,NR3を0にクリアし、そうでなけれ
ば、エラーレジスタERRにエラーコード3をストアし
てシステムダウンの処理を行なう。続いて、カウンタC
NR4をチエツクし、それが2以下ならCNR4を0に
クリアし、そうでなければ、エラーレジスタERRにエ
ラーコード4をストアしてシステムダウンの処理を行な
う。
つまり、1秒間に3回以上、リセット信号を送出された
スレーブユニットが存在する場合には、それに対応する
エラーコードが記憶され、システムダウンとなる。それ
以外ではシステムダウンに移行することなない。従って
、単に電気ノイズなどの影響によってスレーブユニット
のマイクロコンピュータが暴走した場合には、暴走が生
じてから200 m5ec以内に、マスタCPUからの
指示によってスレーブユニットにリセットがかけられ、
動作が正常になった後で所定のデータがセットされるの
で、暴走をしたスレーブユニットが正常に動作しない時
間(コピーできない時間)は極く短く、実質上、暴走の
影響はない。
なお、上記実施例においては、暴走監視のタイミングを
ハードウェアタイマによって決定しているが、マイクロ
コンピュータのソフトウェア処理で実現されるタイマに
置き替えてもよい。
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、多数のマイクロコンピ
ュータをスレーブユニットとして用いる場合であっても
、全てのスレーブユニットの暴走監視を、簡単な処理に
よって実現でき、高価なハードウェアの追加によるコス
トアップや、処理能力の低下を避けられる。また、暴走
を検知した時にそのスレーブユニットに対してリセット
信号を送出することにより、装置のダウンタイムが最小
限に抑えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図の複写機の制御系の構成概略を示すブ
ロック図である。 第2図は、−形式の複写機の機構部の構成を示す正面図
である。 第3図は、第1図の制御系を具体的に示すブロック図で
ある。 第4a図、第4b図及び第4c図は、第3図に示すマス
タCPUll0の処理の一部を示すフロ−チャートであ
る。 第5図は、第3図のマイクロコンピュータ91の概略動
作を示すフローチャートである。 60:原稿搬送ユニット 61.71,81,91:マイクロコンピュータ70:
ソータ       80 : IIJ制御ユニット9
0:操作ボード 60.70,80,90:  (従制御部)100:主
制御ユニット(主制御部) 110:マスタCPU   120:ラッチ130ニア
ドレスデコーダ 140 : ROM      150 : RAM1
61〜164ニジリアル通信制御ユニット170:I1
0ポート 180:プログラマブルタイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いにデータ伝送可能に構成され各々独立したプ
    ログラムに従って制御を行なう、主制御部と従制御部と
    を備えるシステムの暴走検知方法において: 前記主制御部が、所定時間の周期で、所定 の往信コードデータを前記従制御部に送信し、該従制御
    部は、主制御部から前記往信コードデータを受信すると
    、所定時間内に所定の返信コードデータを主制御部に送
    信し、主制御部は、往信コードデータを送信してから所
    定時間内に従制御部からの返信コードデータを受信した
    か否かに応じて異常の有無を識別する、ことを特徴とす
    る、制御システムの暴走検知方法。
  2. (2)前記主制御部は、往信コードデータを送信してか
    ら所定時間内に従制御部からの返信コードデータを受信
    しないと、異常とみなし前記従制御部に対してリセット
    信号を送出する、前記特許請求の範囲第(1)項記載の
    制御システムの暴走検知方法。
  3. (3)前記主制御部は、前記従制御部に対してリセット
    信号を送出した回数を監視し、その回数が所定以上にな
    ると、システム全体を異常処理状態に設定する、前記特
    許請求の範囲第(2)項記載の制御システムの暴走検知
    方法。
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