JPH0117763Y2 - - Google Patents

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JPH0117763Y2
JPH0117763Y2 JP1984139568U JP13956884U JPH0117763Y2 JP H0117763 Y2 JPH0117763 Y2 JP H0117763Y2 JP 1984139568 U JP1984139568 U JP 1984139568U JP 13956884 U JP13956884 U JP 13956884U JP H0117763 Y2 JPH0117763 Y2 JP H0117763Y2
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light
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reflector
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Description

【考案の詳細な説明】 ≪考案の技術分野≫ この考案は、車輌用灯具に関し、、特に光源中
心と周縁との明暗差を少なくし、好適な配光特性
が得られる車輌用灯具に関する。
≪従来技術とその問題点≫ 一般に用いられている従来の車輌用灯具を第7
図に示す。
図において、1はランプハウジング、2は光源
バルブであり、ランプハウジング1の開口面に
は、インナーレンズ4およびアウターレンズ5が
装着されている。インナーレンズ4は、光源バル
ブ2の光軸中心Xを中心とする同心状のフレネル
プリズムで構成され光源バルブ2からの光を可及
的に分散して出光するようにしてある。
しかしながら、このような構造では、直接光の
みがレンズ4,5を通して出光するので、中心が
明るく、外周が暗くなり、灯具の見え方が極めて
不自然なものとなる。
そこで、例えば実公昭57−12483号公報に示す
車輌用灯具が開発されている。
この灯具は、光束量の少ないレンズ外周部に、
フラツト面(中間部)とプリズムとを交互に形成
し、リフレクタからの反射光をフラツト面を通じ
て透過するとともに、光源バルブからの直接光を
プリズムにより屈折し、外部に出光するようにし
ている。
しかし、この構造でも、外周は暗くなりがちで
ある。すなわち、直接光を屈折できるように構成
したとしても、その光束量は、光源バルブからの
距離の2乗に反比例して減少するからである。
≪考案の目的≫ この考案は、光源中心と周縁との明暗差を更に
少なくし、好適な配向特性を得ることを目的とす
る。
≪考案の構成≫ 前記目的を達成するため、この考案は、ランプ
ハウジングと、該ランプハウジング内に配置され
た光源バルブと、前記ランプハウジングの前面を
覆つて配置されると共に、前記光源バルブの近傍
に位置する光源バルブ近傍部に屈折系プリズムを
有し、前記光源バルブ近傍部の外方に位置するレ
ンズ外周部に反射系プリズムを有するレンズと、
前記光源バルブの背部に配置されると共に、前記
光源バルブからの背部方向への光を前記レンズ外
周部へ平行光として反射させる第1のリフレクタ
と、前記光源バルブからの側方向への光を前記第
1のリフレクタとは異なつた角度で前記レンズ外
周部へ反射させる第2のリフレクタとを備えてい
る。即ち、この考案は、光源バルブの近傍部にお
ける光束量が極めて多い部分に第1のリフレクタ
を配置し、該第1のリフレクタの反射光をレンズ
外周部に入光させるとともに、レンズ外周部にほ
ぼ対応する位置に配置された第2のリフレクタに
よつても光源バルブからの光をレンズ外周部に向
けて反射させることによつて光量の均一化を図る
ようにしている。
≪実施例の説明≫ 第1図ないし第3図はこの考案の第1実施例を
示すもので、第1図は断面図、第2図a,bはプ
リズムの屈折状態を示す拡大断面図、第3図は光
源バルブからの距離と照度との関係を示すグラフ
である。
図において、10はランプハウジング、12は
ランプハウジング10の中央に配置された光源バ
ルブ、14はランプハウジング10の前面開口を
覆うインナーレンズ、16はインナーレンズ14
の前面に装着された光拡散のためのプリズムを有
するアウターレンズである。
ランプハウジング10の内面には、光源バルブ
12の光軸Xを中心として左右対称なリフレクタ
102,104が形成されている(図では一方側
を省略してある)。
第1のリフレクタ102は、光源バルブ12の
背部における中心−周辺区域〔〕に位置し、光
源バルブ12の光源中心からの光を矢印ロ方向に
反射し、反射光ロがインナーレンズ14のレンズ
外周部Bに指向するよう反射面の曲率が設定され
ている。
第2のリフレクタ104は、光源バルブ12に
対して周辺−外周区域〔〕に位置し、光源バル
ブ12の光源中心からの光を矢印ハ方向に反射
し、反射光ハが光軸Xと略平行となるよう階段状
の反射面104Aを形成している。
インナーレンズ14は、リフレクタ102,1
04と同様、光源バルブ12の中心−周辺区域、
すなわちバルブ12の近傍に位置する光源近傍部
Aと、周辺−外周区域、すなわち光源近傍部Aの
外方に位置するレンズ外周部Bとに区分され、光
源バルブ近傍部Aでは従来のフレネル形プリズム
を用いている。
そして、光源バルブ近傍部A内において、光源
バルブ12に最も近い区域a1では屈折系プリズム
142、その周辺区域a2では反射系プリズム14
4が形成され、第2図aに示すようにバルブ直接
光イは各プリズム142,144内を屈折し、光
軸Xと略平行に出光する。
また、レンズ外周部Bに形成されたプリズム1
46にはリフレクタ102からの反射光ロおよび
リフレクタ104からの反射光ハが入射される。
このリフレクタ104の反射光ロが当る面は反射
系プリズムとなつており、第2図bに示すよう
に、反射光ロはプリズム146を透過し、光軸X
と平行に出光する。
他方反射光ハが当る面は現象的には屈折系プリ
ズムとなつており、同第2図bに示すように反射
光ハはプリズム146を透過し、光軸X寄りに傾
斜状態で出光する。反射光ハの出射角を傾けるこ
とにより、灯具の正面から左右または上下に斜め
に見た場合の視認性が向上する。
以上の如くインナーレンズ14から出光した光
はアウターレンズ16内で拡散され、更に均一な
光束となつて外部に出光する。第3図のグラフに
おいて、従来の灯具では光源バルブからの距離の
2乗に反比例して照度が低下するが、実施例の構
造にすることで光源バルブ中心から離れたレンズ
外周部Bの照度を斜線で示す如く大幅に増加させ
ることができる。第4図はこの考案の第2実施例
を示す断面図である。なお、本実施例において
は、前記実施例と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略する。図において、区域に形成
された第2のリフレクタ112はフラツト面とな
つている。したがつて、光源バルブ12の光源中
心から出光し、リフレクタ112で反射される角
度は部分によつて異なる。本実施例では第1実施
例と同様の効果を得ると同時に光拡散効果も得ら
れる。
第5図はこの考案の第3実施例を示す断面図、
第6図は同実施例におけるプリズムの屈折状態を
示す拡大断面図である。本実施例においても、第
1実施例と同一箇所には同一符号を付してその説
明を省略する。
図において区域の第1のリフレクタ122は
階段状となつており、光源バルブ12の光源中心
からの光をレンズ外周部Bに向けて斜めに平行に
反射する。また、区域の第2のリフレクタ12
4も階段状に形成され、光源バルブ12の光源中
心からの光をリフレクタ124からの光と交叉す
るようにレンズ外周部Bに向けて斜めに平行に反
射する。
これに対し、インナーレンズ14のレンズ外周
部Bに形成されたプリズム148は両面が反射系
プリズムで構成され、第6図に示すように各リフ
レクタ122,124からの反射光を取り入れ、
光軸Xと略平行に外部に出射するようになつてい
る。本実施例では灯具周囲部の光量が更に増加す
る。
≪考案の効果≫ 以上各実施例で説明したように、この考案では
光束量が極めて多い光源バルブ近傍からの光を反
射してレンズ外周部から出光させているので、灯
具の中心部周縁と外周部との明暗差が小となり、
均一な配光特性となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す断面図、
第2図aは光源側プリズムの屈折状態を示す拡大
断面図、第2図bは外周側プリズムの屈折状態を
示す拡大断面図、第3図は光源バルブからの距離
と照度との関係を示すグラフ、第4図はこの考案
の第2実施例を示す断面図、第5図はこの考案の
第3実施例を示す断面図、第6図はプリズムの屈
折状態を示す拡大断面図、第7図は従来の車輌用
灯具を示す断面図である。 10……ランプハウジング、12……光源バル
ブ、114……インナーレンズ、16……アウタ
ーレンズ、102,122……リフレクタ、A…
…光源近傍部、B……レンズ外周部、146,1
48……プリズム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプハウジングと、該ランプハウジング内に
    配置された光源バルブと、前記ランプハウジング
    の前面を覆つて配置されると共に、前記光源バル
    ブの近傍に位置する光源バルブ近傍部に屈折系プ
    リズムを有し、前記光源バルブ近傍部の外方に位
    置するレンズ外周部に反射系プリズムを有するレ
    ンズと、前記光源バルブの背部に配置されると共
    に、前記光源バルブからの背部方向への光を前記
    レンズ外周部へ平行光として反射させる第1のリ
    フレクタと、前記光源バルブからの側方向への光
    を前記第1のリフレクタとは異なつた角度で前記
    レンズ外周部へ反射させる第2のリフレクタとを
    備えた車輌用灯具。
JP1984139568U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0117763Y2 (ja)

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JP1984139568U JPH0117763Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JPS6154609U JPS6154609U (ja) 1986-04-12
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