JPH0117730Y2 - - Google Patents

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JPH0117730Y2
JPH0117730Y2 JP15174684U JP15174684U JPH0117730Y2 JP H0117730 Y2 JPH0117730 Y2 JP H0117730Y2 JP 15174684 U JP15174684 U JP 15174684U JP 15174684 U JP15174684 U JP 15174684U JP H0117730 Y2 JPH0117730 Y2 JP H0117730Y2
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JP
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shaft
valve plate
valve
installed inside
cross
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二系統以上複数の流路を一軸によ
り、それぞれ、連動開閉調整してなるバタフライ
バルブの改良に係る該バタフライバルブのシヤフ
トの連結構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、第5図および第6図に示すごとく、
二系統の流体流路a,bの流量を連動制御する目
的で、該各流路a,bに、それぞれ、該流路断面
を遮弊する平面形状の板材からなる弁板c,cを
内装し、該両弁板c,cを上記流路a,bを横断
する一本の連続したシヤフトdに対してネジeに
より締結固着した構造のバタフライバルブが知ら
れており、上記シヤフトdの回転角変位により両
弁板c,cの両流路a,bにおける角度姿勢を変
え、流体の流量を、それぞれ、別回路において連
動調節するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上記構成において、一般に、バタフラ
イバルブの流路a,bを構成する本体はアルミニ
ウム等の軽合金製、シヤフトdは鋼製であるた
め、常温下で正常作動するバルブが温度上昇ある
いは降下に伴なう両材料の熱膨張差によつてシヤ
フトdに固着されている弁板eと流路a,bの軸
方向の内壁が圧接し、また駆動不能となる、いわ
ゆる「かじり」現象を生ずる問題を有していた。
しかし上記「かじり」を解消する目的で、弁板e
と流路a,bの軸方向の内壁内の隙間を大にする
と、バルブ閉時における洩れ量が多大になり、該
洩れ量の厳確な規制を要する構造には使用不能と
なるものであつた。
本考案は、上記問題に鑑み、シヤフトと機体の
材質の熱膨張差による弁板と流路内壁との「かじ
り」を解消するとともに、バルブ閉時における漏
洩量の微少な連結式バタフライバルブを提供せん
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のバタフライバルブは、二個以上複数個
の流体流路に設けられる弁板を各独立軸設したシ
ヤフトにそれぞれ固着するとともに、離間隣設し
たシヤフトの両対向端にそれぞれ割込端を形成
し、該割込端のそれぞれに板バネの両端を圧入連
結してシヤフトの回動を連結し、両弁板を連動せ
しめるようになる。
〔作用〕
上記構成になる連結型のバタフライバルブは、
従来と同様にシヤフトの一端をアクチユエータに
連結し、所定の角度回動変位することによつてシ
ヤフトおよび板バネを介して各シヤフトに固着し
た弁板を傾倒変位せしめるもので、シヤフトと板
バネをガタが生じないように圧入連結しているた
め、全弁板は等角度に傾倒変位する。また装置が
高温下雰囲気において熱膨張した場合、シヤフト
と板バネが軸方向に摺動可能に嵌合されているた
め、本体とシヤフトの熱膨張差は該嵌合部によつ
て吸収され、弁板が流路内壁と「かじり」を生ず
ることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
にしたがつて説明する。
符号1はアルミニウム等の軽合金製本体であ
り、該本体1には、流体用流路2,2を複数個
(実施例では2個示している)平行に穿設すると
ともに、該流路2,2を横断する軸孔3を一軸上
に穿設してなる。4,4は、それぞれ、各1個の
流路2を横断するごとく上記軸孔3に内挿し回動
自在に軸設した鋼製のシヤフトであり、該各シヤ
フト4の流路2部に偏平板状の弁板5をネジ6に
よつて締結固着し、該弁板5の傾倒角度により、
流路2の開放面積を変動するようになる。また上
記隣接する弁板5のシヤフト4,4の対向端間
は、クリアランス(Δ)をもつて離間せしめら
れ、該端部には、それぞれ、割込端7,7を同方
向に構成するとともに、該両割込端7,7に平面
形状が略C字状になる板バネ8の両端部を圧入嵌
合し、両シヤフト4,4を回動連結せしめてな
る。
上記構成になる連結型のバタフライバルブは、
シヤフト4の一端に枢着したアクチユエータ(図
示せず)によつてシヤフト4の一個を回動変位す
るもので、他のシヤフト4は板バネ8を介して回
動を伝達するものであるが、該板バネ8の板厚が
割込端7とガタつくことなく嵌合されているた
め、捩りモーメントが全弁板5が等しく傾倒変位
する。またシヤフト4と本体1が熱膨張によつて
軸方向にずれを生じた場合は、板バネ8がシヤフ
ト4の割込端7に対して軸方向の嵌合ずれを生
じ、熱膨張差を吸収し、弁板5が流路2の軸方向
内壁とかじりを生ずることがない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のバタフライバルブ
は、複数のバルブを連結するシヤフト間を一定の
クリアランスをもつて離間対向し、該対向端に構
成した割込端間を板バネを介して嵌合連結したた
め、該連結部においてシヤフトと本体の熱膨張差
を吸収し弁板のかじり現象を解消したもので、こ
れに伴ない弁板と流路の軸方向内壁のクリアラン
スも最小にすることが可能となり、バルブ閉時の
洩れ量を最小にすることができる等の特徴を有
し、本考案の実用的効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すバタフライバ
ルブの一部切欠した正面図、第2図は第1図にお
けるA−A線断面図、第3図は同要部拡大正面
図、第4図は第3図におけるB−B線断面図、第
5図は従来のバタフライバルブを示す一部切欠し
た正面図、第6図は第5図におけるC−C線断面
図である。 1……本体、2……流路、4……シヤフト、5
……弁板、7……割込端、8……板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に穿設した二個以上の流路に対して該各流
    路を横断するように独立軸設したシヤフトに固設
    した弁板を内装するとともに、上記隣設したシヤ
    フトの離間対向端にそれぞれ割込端を形成し、該
    割込端間に板バネの両端をそれぞれ圧入して上記
    シヤフトの回動を連結し、両バタフライバルブを
    連動せしめるようになることを特徴とするバタフ
    ライバルブのシヤフトの連結構造。
JP15174684U 1984-10-09 1984-10-09 Expired JPH0117730Y2 (ja)

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JP15174684U JPH0117730Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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JP15174684U JPH0117730Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS6167473U JPS6167473U (ja) 1986-05-09
JPH0117730Y2 true JPH0117730Y2 (ja) 1989-05-23

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JP15174684U Expired JPH0117730Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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JPH0426667Y2 (ja) * 1985-02-18 1992-06-26

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JPS6167473U (ja) 1986-05-09

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