JPH01177119A - 座標入力処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、座標入力処理装置に関する。

（従来の技術） 例えば、マウスのような座標入力装置を用い、机上でこ
の座標入力装置を移動させることにより表示装置上に表
示されるポインタを所望の位置まで移動させる座標入力
処理装置の従来例が第３図に示されている。

この従来の座標入力処理装置では、２次元に回転する車
輪の相対的な回転角を読み取る移動量検出部ｌのみを有
する座標入力装置２と、この座標入力装置２の移動量検
出部１が検出した移動量信号を入力とし、ポインタの実
際の移動量に変換する演算を行なう移動量変換部３を有
する演算処理装置４と、この演算処理装置４の指令によ
りポインタを移動表示する表示装置５とから構成されて
いる。

そして、机上でオペレータが座標入力装置２を持って所
望の距離だけ移動させると、移動量検出部１が移動量検
出信号を出力し、演算処理装置４がこの移動量検出信号
を受けて実際のポインタの移動量を演算し、表示装置５
上で移動量検出信号に比例しな鴬だけポインタを移動さ
せるのである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来の座標入力処理装置では
、マウスのような座標入力装置が移動量検出部しか備え
ていないため、机上での座標入力装置の移動量に対する
表示装置上のポインタの移動量の比率が固定されており
、変更することができないなめに、次のような問題点が
あった。

つまり、座標入力装置の移動量に対するポインタの移動
量の比率が比較的小さい場合には、ポインタを大きく移
動させたいときに座標入力装置も大きく移動させなけれ
ばならず、時間と手間がかかる。逆に座標入力装置の移
動量に対するポインタの移動量の比率が比較的大きい場
合には、座標入力装置の移動距離に対するポインタの移
動距離が長いため、座標入力装置を僅かに移動させただ
けでポインタが大きく移動してしまい、ポインタの微少
な動きを調整することが困難である問題点があった。

このことは、特に最近、表示装置がマルチウィンド機能
を持つようになってきているため、１つのウィンドから
別のウィンドへポインタを大きく移動させ、移動先のウ
ィンド内では微少な移動を行なうような場合、不便を感
じるものとなっていた。

この発明は、このような従来の問題点を解決するなめに
なされたもので、移動距離の大きさに応じて座標入力装
置の移動量に対するポインタの移動量の比率を調節する
ことができ、座標入力装置の小さな移動量でポインタを
大きく移動させることができると共に、ポインタの微少
な移動の調節も簡単に行なえる座標入力処理装置を提供
することを目的とする。

「発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明の座標入力処理装置は、２次元に回転する車輪
の相対的な回転角を読み取る移動量検出部とこの移動量
検出部の検出する移動量に対する倍率を指定する移動倍
率調節部とを有する座標入力装置と、前記移動量検出部
からの移動量検出信号と前記移動倍率調節部からの移動
倍率指定信号とを入力とし、ポインタの実際の移動量を
演算する演算処理装置と、この演算処理装置によるポイ
ンタの実際の移動量信号に応じて、画面上に表示された
ポインタを移動させる表示装置とを備えたものである。

（作用） この発明の座標入力処理装置では、座標入力装置を机上
で移動させるに際して、移動倍率調節部により移動倍率
を調節してから移動させる。そこで、移動量検出部が検
出する座標入力装置の移動量に対してその倍率をも指定
して演算処理装置に入力することができ、演算処理装置
では入力される移動量検出信号に対して指定された倍率
でポインタの実際の移動量に変換演算することができる
。従って、ポインタが大きな移動量を要する場合には、
倍率を大きくとることにより座標入力装置の移動量をさ
ほど大きくせずとも済み、逆にポインタの微少な移動が
必要な場合には、倍率を小さく設定することにより座標
入力装置の比較的大きな移動によりポインタの微少な移
動を行なうことができる。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図に基づいて、詳説する。

第１図はこの発明の一実施例を示しており、第２図はそ
の外観図を示している。この実施例の座標入力処理装置
は、マウスのような座標入力装置１１と、この座標入力
装置１１の移動量検出信号の演算処理を行なう中央演算
処理装置１２と、この中央演算処理装置１２により制御
され、必要な画面表示と共にポインタの表示を行なう表
示装置１３とから構成されている。

座標入力装置１１は、２次元に回転する車輪の相対的な
回転角を読み収る移動量検出部１４と、この移動量検出
部１４の検出する移動量に対して倍率を指定する移動倍
率調節部１５とを備えている。この移動倍率調節部１５
は、第２図に詳しいように、例えは「大」、「中」、「
小」の３段階の切り替えが出来るつまみ１６のような手
段で構成される。

中央演算処理装置１２は、この装置の全体の動作制御、
演算制御を行なうもので、特に前記座標入力装置１１の
移動倍率調節部１５からの倍率指定信号を入力とし、移
動倍率を設定する移動倍率設定部１７と、前記座標入力
装置１１の移動量検出部１４からの移動量検出信号とこ
の移動倍率設定部１７の設定倍率信号とを入力とし、実
際にポインタの動く移動量を演算する移動量変換部１８
とを備えている。

表示装置１３は、必要な画面表示を行なうと共に、中央
演算処理装置１２の移動量変換部１８の移動量演算結果
により画面上でのポインタ１つの移動を行なう。

上記の構成のＦｉ標大入力処理装置動作について、次に
説明する。

まず、表示装置１３上のポインタ１９を大きく移動させ
ようとする場合、座標入力装置１１において移動倍率調
節部１５のつまみ１６を「大」の位置に設定し、机上で
座標入力装置１１を移動させる。

この移動により、移動量検出部１４は移動量を検出して
中央演算処理装置１２の移動量変換部１８に入力する。

この移動量変換部１８には、移動倍率調節部１５により
指定された倍率指定信号を受けて移動倍率設定部１７が
決定した倍率信号も入力されている。

従って、この倍率信号を基に移動量検出信号を実際のポ
インタ１９の移動量に変換する演算を行ない、表示装置
１３に与える。

表示装置１３では、この移動量演算結果に基づいてポイ
ンタ１つを座標入力袋ｙｉ１１の移動量と比例した距離
だけ大きく移動することになる。

次に、ポインタ１９の移動量が微少である場合には、座
標入力装置１１における移動倍率調節部１５のつまみ１
６を「小ｊに設定し、この移動倍率調節部１５の倍率指
定信号が中央演算処理装置１２の移動倍率設定部１７に
入力され、ここで対応する移動倍率設定値が選択され、
移動量変換部１８に入力される。

従って、座標入力装置１１を机上で移動すれば、その移
動量が小さな倍率でポインタの移動量に変換され、表示
装置１３の画面上のポインタ１９を僅かに移動させるこ
とができ、微少な位置移動が出来る。

さらに、通常の座標入力の場合には、移動倍率調節部１
５のつまみ１６を゛「中」の位置に設定しておくことに
より、座標入力装置１１の移動量を中間的な倍率でポイ
ンタ１９の実際の移動量に変換し、表示装置１３上のポ
インタ１９を移動さぜることができる。

尚、上記の実施例では、移動倍率調節部１５の調節段階
を「大」、「中」、「小」の３段階に設定したが、この
段階は特に限定されるものではなく、２段階や４段階以
上、さらに無段調節が出来るようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、座標入力装置に移動量
検出部と共に移動倍率調節部をも設け、実際のポインタ
の移動量の大小に応じて座標入力装置の移動量に対する
ポインタの移動量の比率を調節できるようにしているた
め、大きな移動にも時間がかからず、逆に微少な移動も
正確に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は上
記実施例の機器構成を示す外観図、第３図は従来例のブ
ロック図である。 １１・・・座標入力装置　　１２・・・中央演算処理装
置１３・・・表示装置　　　　１４・・・移動量検出部
１５・・・移動倍率調節部　１６・・・つまみ１７・・
・移動倍率設定部　１８・・・移動量変換部１つ・・・
ポインタ 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 代理人　弁理士　山　下　　　− 第１＠ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２次元に回転する車輪の相対的な回転角を読み取る移動
   量検出部とこの移動量検出部の検出する移動量に対する
   倍率を指定する移動倍率調節部とを有する座標入力装置
   と、 前記移動量検出部からの移動量検出信号と前記移動倍率
   調節部からの移動倍率指定信号とを入力とし、ポインタ
   の実際の移動量を演算する演算処理装置と、 この演算処理装置によるポインタの実際の移動量信号に
   応じて、画面上に表示されたポインタを移動させる表示
   装置とを備えて成る座標入力処理装置。