JPH0117709Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117709Y2 JPH0117709Y2 JP1983113348U JP11334883U JPH0117709Y2 JP H0117709 Y2 JPH0117709 Y2 JP H0117709Y2 JP 1983113348 U JP1983113348 U JP 1983113348U JP 11334883 U JP11334883 U JP 11334883U JP H0117709 Y2 JPH0117709 Y2 JP H0117709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- rubber
- case
- air spring
- additional tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 19
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001093 holography Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
本考案は、精密機器を防振支持する空気ばねに
関する。
関する。
(考案の技術的背景とその問題点)
防振装置で機器などを支持した場合、機器など
と床との間に振動伝達率を下げるには防振装置の
固有振動数nの値を小さくすることが必要であ
る。
と床との間に振動伝達率を下げるには防振装置の
固有振動数nの値を小さくすることが必要であ
る。
一般にはn=2〜10(Hz)であるが、防振対象
となる機器が例えば、IC,LSIの製造装置、電子
顕微鏡あるいはホログラフイー装置などの精密機
器によつて水平方向のnをなるべく小さい範囲
(2Hz以下)で任意に変えられることが望ましい
場合がある。
となる機器が例えば、IC,LSIの製造装置、電子
顕微鏡あるいはホログラフイー装置などの精密機
器によつて水平方向のnをなるべく小さい範囲
(2Hz以下)で任意に変えられることが望ましい
場合がある。
従来、第1図に示すように、空気ばね1を使用
すると共にこの空気ばねの付加タンク2下面に複
数個の防振ゴム3を付設することを行つていた。
すると共にこの空気ばねの付加タンク2下面に複
数個の防振ゴム3を付設することを行つていた。
空気ばねの付加タンク下面に防振ゴムを付設し
たのは、特に水平方向の固有振動数を小さくする
ためであるが、この構造ではその固有振動数を2
Hz以下に設定するのは困難である。固有振動数を
小さく設定するためには防振装置のばね定数を小
さく設定しなければならないが、そのためには上
記構造では空気ばねの付加タンクの高さを高くす
るか、防振ゴムの設置位置を付加タンクの軸心に
近づけるようにする必要があり、空気ばね上の機
器の安定性が損なわれ、転倒するおそれがある。
たのは、特に水平方向の固有振動数を小さくする
ためであるが、この構造ではその固有振動数を2
Hz以下に設定するのは困難である。固有振動数を
小さく設定するためには防振装置のばね定数を小
さく設定しなければならないが、そのためには上
記構造では空気ばねの付加タンクの高さを高くす
るか、防振ゴムの設置位置を付加タンクの軸心に
近づけるようにする必要があり、空気ばね上の機
器の安定性が損なわれ、転倒するおそれがある。
また防振装置の固有振動数は使用される防振ゴ
ムのばね剛性によつてきまるので、変えるために
は多種類の防振ゴムを用意しなければならない。
ムのばね剛性によつてきまるので、変えるために
は多種類の防振ゴムを用意しなければならない。
(考案の目的)
本考案は、かかる点にかんがみてなされたもの
で、特に水平方向の固有振動数を小さくできる空
気ばね装置を提供することを目的とする。
で、特に水平方向の固有振動数を小さくできる空
気ばね装置を提供することを目的とする。
(考案の実施例)
以下、図面に示した実施例につき本考案を説明
する。
する。
第2図は本考案の一実施例を示す図である。第
2図において、11は上面開放のケースであり、
この上部にベロフラム12を気密に装着させて空
気室11aを構成している。ベロフラム12の外
周縁12aはケース11上周縁に固着された下押
え部材14と上押え部材15とにより挟持されて
気密に固定されている。
2図において、11は上面開放のケースであり、
この上部にベロフラム12を気密に装着させて空
気室11aを構成している。ベロフラム12の外
周縁12aはケース11上周縁に固着された下押
え部材14と上押え部材15とにより挟持されて
気密に固定されている。
16は支持部材であり、ベロフラム12中央部
に載置されている。支持部材16の上に防振ゴム
17を配置している。この防振ゴム17は円柱状
のゴム弾性体の上、下面にそれぞれ金属板を接着
した、従来より周知のものである。
に載置されている。支持部材16の上に防振ゴム
17を配置している。この防振ゴム17は円柱状
のゴム弾性体の上、下面にそれぞれ金属板を接着
した、従来より周知のものである。
防振ゴム17の上金属板上に荷重受板18が固
設されている。支持部材16と荷重受板18との
間にも必要に応じて受板19を設けてある。
設されている。支持部材16と荷重受板18との
間にも必要に応じて受板19を設けてある。
ケース11下面に複数の防振ゴム20を介して
付加タンク21を配置している。この付加タンク
21は前記空気室11aの容積をカバーする空気
室であり、空気室11aとの間にオリフイス22
を介して連結パイプ23が配設されている。付加
タンク21の側部にはそのタンク内に空気を供給
するための配管24が接続されている。
付加タンク21を配置している。この付加タンク
21は前記空気室11aの容積をカバーする空気
室であり、空気室11aとの間にオリフイス22
を介して連結パイプ23が配設されている。付加
タンク21の側部にはそのタンク内に空気を供給
するための配管24が接続されている。
上記構成の空気ばね装置を使用する際には配管
24より付加タンク21および空気室11a内に
空気を送り込み、支持部材16を上昇させて荷重
受板18を適当な高さに位置させる。
24より付加タンク21および空気室11a内に
空気を送り込み、支持部材16を上昇させて荷重
受板18を適当な高さに位置させる。
荷重受板18上には直接、防振すべき機器を塔
載してもよいが、通常は複数の空気ばね装置の各
荷重受板上に1台の定盤(図示せず)を載置し、
この上に機器を載せるようにする。
載してもよいが、通常は複数の空気ばね装置の各
荷重受板上に1台の定盤(図示せず)を載置し、
この上に機器を載せるようにする。
第3図は本考案の他の実施例を示す図であり、
第2図と共通する部分には同一符号を付してあ
る。
第2図と共通する部分には同一符号を付してあ
る。
この実施例の、第2図のものと相違するところ
はベロフラム12上方の防振ゴム17を支持部材
16の直上に配設したことと、荷重受板18を支
柱25を介して固設するようにしたことである。
はベロフラム12上方の防振ゴム17を支持部材
16の直上に配設したことと、荷重受板18を支
柱25を介して固設するようにしたことである。
この実施例によれば、支柱25の長さを適宜変
えることにより荷重受板18の高さを変えうる。
えることにより荷重受板18の高さを変えうる。
なお防振ゴム17は単数に限らず適当個数用い
てもよい。
てもよい。
(考案の効果)
以上、本考案の空気ばね装置によれば、ベロフ
ラムを使用して機器荷重を受ける支持部材を支承
したこととその支持部材上方に防振ゴムを配設す
ると共に、ケース11と付加タンク21との間に
も防振ゴム20を配設したことにより、水平方向
の固有振動数を相当小さく(2Hz以下)すること
が可能であり、良好な除振効果を発揮し得る。
ラムを使用して機器荷重を受ける支持部材を支承
したこととその支持部材上方に防振ゴムを配設す
ると共に、ケース11と付加タンク21との間に
も防振ゴム20を配設したことにより、水平方向
の固有振動数を相当小さく(2Hz以下)すること
が可能であり、良好な除振効果を発揮し得る。
第1図は従来の空気ばね装置を示す正面図、第
2図は本考案による空気ばね装置の一実施例を示
す断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す断
面図である。 11……ケース、12……ベロフラム、16…
…支持部材、17,20……防振ゴム、18……
荷重受板。
2図は本考案による空気ばね装置の一実施例を示
す断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す断
面図である。 11……ケース、12……ベロフラム、16…
…支持部材、17,20……防振ゴム、18……
荷重受板。
Claims (1)
- 上面開放ケースと、外周縁がケース上周縁に固
着されたベロフラムと、ベロフラム中央部に支持
部材を介して載置された第1の防振ゴムと、ケー
ス下面に装着された第2の防振ゴムと、第2の防
振ゴムの下方に配置された付加タンクと、前記ケ
ース内と付加タンク内とをオリフイスを介して連
絡した連結パイプとを備えたことを特徴とする空
気ばね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11334883U JPS6021049U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 空気ばね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11334883U JPS6021049U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 空気ばね装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021049U JPS6021049U (ja) | 1985-02-13 |
JPH0117709Y2 true JPH0117709Y2 (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=30262421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11334883U Granted JPS6021049U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 空気ばね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021049U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2597744A1 (fr) * | 1986-04-29 | 1987-10-30 | Boussignac Georges | Catheter cardio-vasculaire pour tir au rayon laser |
JPH0614098Y2 (ja) * | 1986-06-19 | 1994-04-13 | 昭和電線電纜株式会社 | 空気ばね式防振装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57101141A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-23 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Air spring |
JPS57140937A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-31 | Bridgestone Corp | Bolster spring |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59115138U (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-03 | 明立精機株式会社 | 防振台の水平方向振動減衰装置 |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP11334883U patent/JPS6021049U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57101141A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-23 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Air spring |
JPS57140937A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-31 | Bridgestone Corp | Bolster spring |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6021049U (ja) | 1985-02-13 |
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