JPS62200400A - 防振支持装置 - Google Patents

防振支持装置

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JPS62200400A
JPS62200400A JP61043338A JP4333886A JPS62200400A JP S62200400 A JPS62200400 A JP S62200400A JP 61043338 A JP61043338 A JP 61043338A JP 4333886 A JP4333886 A JP 4333886A JP S62200400 A JPS62200400 A JP S62200400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
piano
support device
members
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP61043338A
Other languages
English (en)
Inventor
田口 範三
林田 甫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
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Publication of JPS62200400A publication Critical patent/JPS62200400A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はピアノ等の楽器の支持に適した防振支持装置
に係り、詳しくは、気体ばねを備え振動伝達率の低減を
図った防振支持装置に関する。
〈従来の技術〉 ピアノは楽音を発生するが、演奏に際しては、ピアノの
楽音が室外に漏れることの無いように注意することが望
ましい。周知のように、ピアノの楽音は響板(グランド
ピアノ)等によって弦の振動が増幅されて放射されるが
、また、弦の振動の一部が脚部から床に伝わって床ある
いは壁面等で音波(固体音)に変換される。したがって
、ピアノの楽音を有効に遮音するには、空気中に放射さ
れる楽音のみならず固体音を遮音することが不可欠であ
る。特に、固体音は数百ヘルツ以下の低周波数音であっ
て減衰されにくいため、その遮音が要望されていた。
従来、上述のようなピアノの固体音の低減を図るため、
ピアノの支持に適した防振支持装置が実開昭55−38
325号公報、実開昭55−38326号公報、実開昭
56−92537号公報および実開昭56−92538
号公報等で提案されている。例えば、実開昭55−38
326号公報に記載されたものは、床面上に敷設される
敷板上に、ピアノのキャスタのうち少な(とも前後の2
つが夫々挿入されて載置される略半球状の凹部が形成さ
れた弾性部材を設けたことを要旨としている。
くこの発明が解決しようとする問題点〉しかしながら、
このような実開昭55−38326号公報に記載された
従来の防振支持装置にあっては、弾性部材がゴム等のば
ね定数の比較的大きな材料から構成されるため、全体の
小型化を図りつつ全体のばね定数を小さくすることが困
難で、その共振周波数1の設定が高周波数域に事実上限
定されていた。したがって、前述のような数百ヘルツ以
下の固体音の原因となる振動に対する伝達率を低減させ
ることが不可能で、床面へ伝達される振動を充分に低減
することができず、固体音の遮音が不充分であるという
問題点があった。
この発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、大型
化すること無く共振周波数を低周波数域に設定できる防
振支持装置を提供し、ピアノにおける固体音の原因とな
るような振動を有効に遮断することを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉 この発明にかかる防振支持装置は、相対的に変位可能な
2つの部材に可撓性材料から成る画成部材をそれぞれに
気密的に固着して前記2つの部材間に気体が充満された
室を拡縮可能に画成し、前記2つの部材の一方を振動体
に係合させるとともに他方を支持体に係合させ、前記室
を介し前記支持体に前記振動体を′支持することを要旨
としている。
く作用および効果〉 この発明にかかる防振支持装置によれば、室内に封入さ
れた空気等の気体のばね作用で振動体を支持体へ支持す
るため、大型化すること無く全体のばね定数が小さくな
り、共振周波数がきわめて低い周波数域に設定し得るの
でほとんど全ての周波数域に亘って振動伝達率を低減す
ることができる。したがって、前述のようなピアノの固
体音の原因となる振動も有効に低減することができるよ
うになる。
また、この防振支持装置は、気体のばね作用で振動体を
支持体へ支持するため、振動体の荷重にかかわらず一定
のばね定数を維持することができ、その汎用性が向上す
る。
〈実施例〉 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図面はこの発明の一実施例にかかる防振支持装置を表す
断面図である。
同図において、(11)は穴(12a)が形成されだ円
板部(12)および円筒部(13)を一体に有する第1
枠体、同様に、(14)は穴(15a)が形成された円
板部(15)および円筒部(16)を有する第2枠体で
あり、第1枠体(11)上には後述するようにピアノの
キャスタが載置され、第2枠体(14)は床面上に載置
される。これら第1枠体(11)の円板部(12)と第
2枠体(14)の円板部(15)は図中上下方向に離間
して略平行に配置され、また、第1枠体(11)の円筒
部(13)内に第2枠体(14)の円筒部(16)が後
述する絞り通路を形成するように微少の隙間をもって図
中上下方向の相対変位可能に挿通されている。第1枠体
(11)の円板部(12)には、穴(12a)を閉止す
るように略円板状の受皿(17)がシール(18)を介
し気密的に固定されている。受皿(17)は、図中上方
に開口する凹部(17a)が形成され、この凹部(17
a)上に振動体であるピアノのキャスタ(19)が載置
されている。この受皿(17)は金属等の高剛性材料か
ら構成され図中上下方向に高い剛性を有している。なお
、この受皿(17)は形状を工夫して高い剛性とするこ
ともできる。同様に、第2枠体(14)の円板部(15
)には、穴(15a)を閉止するように円板状の保持部
材(20)がシール(21)を介し複数のポル)(22
)により固定されている。保持部材(20)の受皿(1
7)側の図中上面には、略円筒状の台座(23)を介し
ゴム様弾性材料から成るストッパ(24)が取り付けら
れている。このストッパ(24)は、受皿(17)の下
面に所定間隔をもって当接可能に配置され、第1枠体(
11)と第2枠体(14)との最大変位を規制する。上
述した第1枠体(11)と受皿(17)が部材(25)
を構成し、また、第2枠体(14)と保持部材(20)
が部材(26)を構成する。
(27)はゴム様弾性材料から成る略円筒状のベローズ
(画成部材)であり、図中上端がボルト(28)により
第1枠体(11)に固定されたリテーナ(29)によっ
て第1枠体(11)の図中下面に気密的1こ圧着され、
同様に、図中下端がポル)(30)により第2枠体(1
4)に固定されたリテーナ(31)によって第2枠体(
14)の図中上面に気密的に圧着されている。このベロ
ーズ(27)は、受皿(17)と保持部材(20)とと
もに空気等の気体が封入された室(32)を拡縮可能に
画成し、また、室(32)の外側に第1枠体(11)と
第2枠体(14)とともに空気室(33)を拡縮可能に
画成している。室(32)には第1枠体(11)に形成
された圧力調整用の孔(lla)が開口している。なお
、図示しないが、この孔(lla)にはプラグあるいは
バルブ等が設けられる。空気室(33)は、第1枠体(
11)の円筒部(13)の内周面と第2枠体(14)の
円筒部(16)の外周面との間に形成された絞り通路(
34)によって大気に開放されている。
なお、(35)はベローズ(27)の外周に嵌着された
リングであり、このリング(35)はベローズ(27)
の径方向イの膨出変形を規制して該ベローズ(27)の
剛性を保持する。
C(7)ような防振支持装置は、ピアノのキャスタ(1
9)と床面との間にベローズ(27)によって拡縮可能
に画成された室(32)を介在させ、この室(32)内
に封入された空気等の気体の弾性いわゆる空気ばねでキ
ャスタ(19)を支持するため、ばね定数が小さくなっ
て共振周波数も低(なり、振動伝達率を低減させて床面
へ伝わる振動を低減できる。すなわち、空気ばねはばね
定数をきわめて小さく設定できるため、全体のばね定数
も小さくなり、共振′周波数がきわめて低い周波数に設
定されほとんど全ての周波数域における伝達率が低下す
る。この結果、数百ヘルツ以下の固体音を引き起すよう
な振動の床面への伝達が低減され、ピアノの楽音が外部
に漏れることを有効に防止できる。
一方、固体音の原因となる振動より高周波数域の振動は
、第1枠体(11)すなわち受皿(17)が高剛性であ
るため、この受皿(17)によって再びピアノ側へ反射
される。したがって、このような高周波数域の振動によ
って騒音が生じることも無い。
また、ピアノ側から振動が伝達されて第1枠体(11)
と第2枠体(14)とが相対的に変位すると、空気室(
33)が拡縮し、絞り通路(34)を経て空気が流動す
る。このため、この絞り通路(34)を空気が流動する
際の抵抗で振動が減衰される。
さらに、ベローズ(27)はリング(35)により径方
向の膨出変形を規制されて径方向に比較的高い剛性を有
しているため、ピアノの静荷重を支えるのに充分な剛性
(支持剛性)を維持することができる。
またさらに、この防振支持装置は、荷重の異なるピアノ
のキャスタ(19)が受皿(17)上に載置されても、
全体のばね定数はほとんど変化せず、はとんど全てのピ
アノの固体音の遮音に適用できる。
なお、上述した構成の防振支持装置は、外径寸法が15
 (cm)程度で共振周波数を約6  [Hz)に設定
できることが本発明者によって試算されており、ピアノ
に特に有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例にかかる防振支持装置の断面
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対変位可能な2つの部材間に可撓性材料から成
    る画成部材を気密的に固着して前記2つの部材間に気体
    が充満された室を拡縮可能に画成し、 前記2つの部材の一方を振動体に係合させるとともに他
    方を支持体に係合させ、該支持体に前記振動体を前記室
    を介し支持することを特徴とする防振支持装置。
  2. (2)前記振動体に係合する部材を、2つの部材の相対
    変位方向に高剛性としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の防振支持装置。
JP61043338A 1986-02-27 1986-02-27 防振支持装置 Pending JPS62200400A (ja)

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JP61043338A JPS62200400A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 防振支持装置

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JP61043338A JPS62200400A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 防振支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS62200400A true JPS62200400A (ja) 1987-09-04

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ID=12661055

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JP61043338A Pending JPS62200400A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 防振支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6094785B1 (ja) * 2016-07-22 2017-03-15 ジークレフ音響株式会社 インシュレーター

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6094785B1 (ja) * 2016-07-22 2017-03-15 ジークレフ音響株式会社 インシュレーター
WO2018016063A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ジークレフ音響株式会社 インシュレーター
CN108780635A (zh) * 2016-07-22 2018-11-09 集珂莱福音响株式会社 隔离件
US10332491B2 (en) 2016-07-22 2019-06-25 G Clef Acoustic Ltd. Insulator
CN108780635B (zh) * 2016-07-22 2023-01-03 集珂莱福音响株式会社 隔离件

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