JPH01176447A - 排ガス処理剤の活性化法 - Google Patents

排ガス処理剤の活性化法

Info

Publication number
JPH01176447A
JPH01176447A JP62335725A JP33572587A JPH01176447A JP H01176447 A JPH01176447 A JP H01176447A JP 62335725 A JP62335725 A JP 62335725A JP 33572587 A JP33572587 A JP 33572587A JP H01176447 A JPH01176447 A JP H01176447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
gas treatment
treatment agent
contact
substances
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62335725A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615037B2 (ja
Inventor
Tsutomu Ueno
上野 務
Takeshi Murayama
岳史 村山
Toshiya Kodama
小玉 俊也
Hiroaki Doai
宏明 土合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokkaido Electric Power Co Inc
Original Assignee
Hokkaido Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokkaido Electric Power Co Inc filed Critical Hokkaido Electric Power Co Inc
Priority to JP62335725A priority Critical patent/JPH0615037B2/ja
Publication of JPH01176447A publication Critical patent/JPH01176447A/ja
Publication of JPH0615037B2 publication Critical patent/JPH0615037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排ガス処理剤の活性化法さらに詳しくは、石
炭、重油、都市ゴミ等の廃棄物、その他の物質の燃焼、
乾燥、焙焼等に伴う排ガスの処理において使用されるケ
イ酸、アルミナ、石灰系排ガス処理剤の性能を飛躍的に
向上させる活性化法に関する。
〔従来の技術〕
石炭、重油等の燃焼に伴い発生する排ガス中に含まれる
硫黄酸化物および窒素酸化物、塩化物、弗化物等は、建
物、構築物等に害を与えるばかりでなく、動植物さらに
は人体にも極めて大きな影響を及ぼすことが判明し、排
ガス中の上記物質を除去する方法すなわち脱硫、脱HC
1等の方法が研究され、多種多様な方式が開発されてい
る。
これらの脱硫、脱MCI等の方法は、乾式法および湿式
法に大別される。
本発明の活性化した排ガス処理剤あるいは活性化しよう
としている処理剤が利用される排ガス処理方法は乾式法
であって、第1表に示す方法がすでに知られている。第
1表中の吸収法においては(1)反応物質の再生(ft
黄又は硫黄化合物の回収)のために高価なNH3を要し
たり(活性酸化マンガン法)貴重な還元性ガスを要しく
アルカライズドアルミナ法)、または反応温度を高くす
る(アルカライズドアルミナ法)(石灰吹込法)等の必
要があり、吸着法においては、使用する活性炭が高価な
ことと、劣化がおこり易い等の欠点がある。接触酸化法
においては、使用するバナジウム系触媒が高価な上、劣
化がおこり易く、反応温度も比較的高いことが必要であ
るなど、従来の乾式脱硫法には種々な問題点があった。
その他の有害ガス除去処理方法も、概ね湿式法と乾式法
に大別され、湿式法は、充填塔、スプレー塔等の気液接
触装置内で、前記有害ガスをアルカリ水溶液またはアル
カリスラリーと接触させて吸収除去するもので、有害成
分の除去効果が高い利点はあるが、亜硫酸イオン、硫酸
イオン、塩素イオン等の有害成分を含有した廃水が大量
に発生し、高度の廃水処理を必要とする。更に、処理後
の排ガスが水蒸気を多量に含み、大気中に放出すると白
煙を生ずるところから、白煙防止装置を設置しなければ
ならない等の問題点をもつものがあった。
乾式法は、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム等のアル
カリ炒粉゛末もしくはこれらを吸収剤化し、排ガスを通
して有害ガスを反応吸収させ、反応生成物を回収するか
又は排ガス流路に、吸収剤粉末を噴霧して、有害ガスと
接触反応させ、集塵機で捕集するのが一般的である。
乾式法はガスと固体吸収剤との直接接触反応によるため
、温度の低下、廃水の発生はほとんどなく、白煙も発生
しないので、湿式法にはない大きな利点がある。
前記の水酸化カルシウム等を使用した吸収剤を、移動層
方式で排ガスを処理する方法は塊状のあるいは担体に付
着、吸着させた酸化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸
化カルシウムをベレット状に成形したものをアルカリ性
吸収剤として移動させながら、ガスと接触させる方法で
ある。移動層に対するガスの通過方向は十字流が一般的
であるが、このほか並流、向流などが可能である。
排出された吸収剤は表面が反応生成物で被覆されていて
、粒子内部には未反応のアルカリが残存する場合がある
ので、通常、篩等を使用した乾式分離法によって反応生
成物を剥離して分離した後、アルカリ吸収剤は、繰り返
し使用しアルカリ利用率を向上させることが試みられて
いる。しかしながら、従来のアルカリ性吸収剤は、機械
的強度、緩衝構造が不充分なため、移動層内を移動する
際および篩で振動を受ける際または被吸収物質を取り込
むことによる膨張によって粉化し易く、移動層の圧力損
失が増大するという欠点があった。その対策の一つとし
て、特開昭58−87524号のように、粒状(もしく
は球状)の多孔性体を担体として、これに水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液もしくは水酸
化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム等
のスラリーを付着相持せしめたものを用いる方法もある
が、アルカリの付着量が少ないこと、反応生成物を完全
に分離することが困難であること等の問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、ケイ酸、アルミナ、石灰系排ガス処理
剤の含有石灰と被反応物との反応速度を高め、更に石灰
の利用率を向上させる排ガス処理剤の活性化法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は酸化カルシウム、二酸化ケイ素、酸化アルミニ
ウムを供給できる物質に硫酸化合物、ハロゲン元素化合
物、硫化物、アルカリ金属の水酸化物を供給できる物質
の群から選ばれる1種以上の物質を加え、水の存在下で
非固結水和または水和硬化させてなる排ガス処理剤に、
HF、 No2、C12の群から選ばれる1種以上を接
触させることを特徴とする排ガス処理剤の活性化方法で
あって、後述するように、上記接触は具体的には気体一
固体接触である場合のほか亜硝酸塩の水溶液による液体
一固体接触である場合が含まれる。
先ず、本発明の排ガス処理剤の活性化法の対象となる排
ガス処理剤の原料について説明する。
本発明の酸化カルシウムを供給できる物質としては、例
えば、生石灰、消石灰、炭酸石灰、セメント、スラグ、
ドロマイトプラスター(石灰含有)およびアセチレン滓
などの副生品等があげられる。
硫酸化合物、ハロゲン元素化合物を供給できる物質とは
、例えば、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土
類金属、ナトリウム等のアルカリ金属と硫酸、ハロゲン
化水素とを組合せることによって生成する物質で、硫酸
カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、塩化
マグネシウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸カルシウム、硫
酸水素カルシウム、塩化ナトリウム、塩化ストロンチウ
ム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、チオ硫酸ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カルシウム、黒
液燃焼灰等があげられる。
二酸化ケイ素を供給しうる物質は、例えば、ケイ酸、含
水ケイ酸、メタケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カ
ルシウムおよびクリストバライト、トリジマイト、カオ
リン、ベントナイト、タルク、パーライト、シラス、ケ
イソウ土、ガラス等反応性二酸化ケイ素を含有する化合
物などがあげられる。
酸化アルミニウムを供給しうる物質としては、例えば、
アルミナ、アルミン酸カルシウム、水酸化アルミニウム
、ケイ酸アルミニウム、硫酸ばん±、明ばん、硫化アル
ミニウム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ベン
トナイト、カオリン、ケイソウ土、ゼオライト、パーラ
イト、ボーキサイト、アルミン酸ナトリウム、氷晶石等
反応性アルミニウムを含有する化合物があげられる。
硫化物を供給できる物質としては、例えば硫化カルシウ
ム、硫化鉄、硫化亜鉛等があげられる。
アルカリ金属の水酸化物を供給できる物質としては、水
酸化ナトリウム等があげられる。
更に、これまでに記述した所要材料が例えば単体イオウ
を添加することによって、材料間の相互の反応が進行し
、その結果、硫化カルシウム、硫酸カルシウム、等を生
成して供給されるような場合、さらにケイ酸と苛性アル
カリが反応して生成される水ガラスなども含まれる。
また、前述の6種の化合物中、2種以上を同時に供給し
うる他の物質の例として、石炭灰および火山灰、石炭流
動層燃焼灰(酸化カルシウム、二酸化ケイ素、酸化アル
ミニウム、硫酸カルシウム、硫酸ナトリウム源、第2表
に1例を示す)、セメントおよびセメントタリンカー(
酸化カルシウム、硫酸カルシウム、二酸化ケイ素、酸化
アルミニウム源)、スラグおよびシラス、安山岩、ボー
キサイト、チャート、石英粗面岩、オパール、沸石、長
石、粘土鉱物、エトリンガイト(酸化ナトリウム、二酸
化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化カルシウム)などの
反応性二酸化ケイ、素、ナトリウム、アルミニウム、カ
ルシウム等の塩化物、硫酸塩等を含有する鉱物、更に流
動層燃焼灰等の炉内脱硫法および煙道脱硫後の廃脱硫剤
、汚泥焼却灰、都市ゴミ焼却灰、セメントくず、アセチ
レン滓等の廃棄物があげられる。
また、本発明の対象となる排ガス処理剤を製造する工程
で排出される処理剤のくず、はね物、粉化した未使用の
排ガス処理剤、未反応物質が残っ゛ ている排ガス処理
剤なども原料として使用可能である。
第2表にこれらの代表的物質の化学組成の1例を示す。
本発明の排ガス処理剤の活性化時に使用する排ガス処理
剤は、酸化カルシウム、硫酸化合物、ハロゲン元素化合
物、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、硫化物、アルカ
リ金属の水酸化物等を供給できる物質を種々組合せるこ
とによって得ることができる。
本発明者は、排ガス処理剤の製造時の条件によっては、
著しく排ガス処理性能の低い剤が生産される問題を研究
する過程で、性能の低い排ガス処理剤が活性化工程を経
ることによって、予期しない性能を示すことを見出し、
本発明を完成した。
排ガス処理剤の排ガス処理を司る基本物質は、CaO、
Al2O3、5i02、Ca14テある。ここで、K印
の物質は、排ガス処理を行おうとする排ガスが炉の燃焼
ガスである場合除去すべきガスの種類によって変化する
。例えば、石炭の燃焼であれば、除去すべきガスはSO
x、 NOxが主体であるが、都市ゴミ炉ガスの場合は
、)ICIが主体である。SO□が主体であれば、Ca
−は主にCa5Oaであるが、MCIが主体であればC
aCl2が主となる。
前記排ガス処理剤の排ガス処理を司る基本物質は、決し
て単なる各純物質の混合体で構成されているものではな
く、CaHが(:aSO4の場合、未解明(7)XCa
O” Al2O3” ZS102 ” YSO3” n
 H2Oよりなる硫酸中アルミン酸カルシウム複合化合
物に非常に近似した物質であろうことが示唆される。
この式では、X=4ないし7、Y;2ないし4とされ、
XはYより大&<Z=0.lヤ3好ましくは0.3〜l
とされ、またnが5ないし22とする組成物が合成顔料
として報告(英国特許1115482)されているが、
排ガスの浄化性についての記載はない。
また、紙のコーティング水性ペーストの形態で使用され
るエトリンガイトの近似式は、5i02のない物質で構
成されている。
3 CaO* Al2O3* 3CaSO4* 31〜
32H20しかし、このエトリンガイトの排ガスを浄化
する能力は低く、また合成物の強度も低いことから排ガ
ス処理剤としての価値は小さい、しかし、木発明の5i
02が組入れられたCaO1AI203 、5i02、
CaH系合成物は硬く脱硫等の性能が飛躍的に上昇する
。この時の排ガス処理剤中には、Ca(OH)2の結晶
は、X線回折法によっても検知することはできない、す
なわち、Ca (OH) 2が単一結晶としての性質を
示していないことから、化合物形体となっていることを
裏付けている。
S02等の酸性物質を吸収固定するのは酸化物表示でC
aOであるが、造り上げた脱硫剤の性能に与える各純物
質の影響は、■SiO□は性能の持続性に寄与し、■A
l2O3はS02等との反応速度を上昇させるのに役立
ち、■5i02、CaO、Al2O3、Ca14によっ
て硬い物質が得られる。■この時のCaI4は混合物の
合成水和反応を促進させる役目を担っていると見做され
る。
合成水和反応とは、本発萌に使用する排ガス処理剤を構
成する材料と水が反応しCaOlCaw、5i02、A
I、203系結晶を成長させ材料粒子間を結合すること
をいい、この反応を進行させるために必要な処理は、例
えば常温水中あるいは湿空養生、常圧あるいは高圧養生
、蒸気養生、熱水養生などが含まれる。
非固結水和とは、材料粒子同志が、水和反応が進行する
ことによって結合し粗大化しないように液中で分散させ
ながら水和反応を進行させることをいい、固液比は、固
く液で1:1〜1:20程度の過剰水量のスラリーを温
水、あるいは熱水あるいは沸騰水中で養生するもので、
スラリー状排ガス処理剤、粉体状排ガス処理剤の製造に
適している。
水和硬化とは、混練時の固液比を1:1未満とすること
によって、材料粒子間の存在間隔を著しく小さくし、結
晶成長による粒子間の結合が容易に起るようにすること
をいい、数ミリ−数十ミリの粒状物あるいは大きな硬化
体の製造に適している。
本発明に使用する排ガス処理剤の基本物質は、CaO、
Al2O3、5i02を供給し得る物質トGaSO4、
CaCl2などを供給し得る排ガス処理剤形成反応促進
剤とからなり、更に重要なことは、これらの基本物質相
互の水和反応を進行させるための、湿空、水中、熱水、
蒸気などによる養生を、常圧あるいは高圧状態で行うこ
とによって得られることである。
排ガス処理剤に使用する材料に容易に溶出する形のに化
合物、Na化合物が存在する場合、排ガス処理剤のCa
Hの形体がCa5Oaのような場合は、排ガス処理性能
にマイナスの影響を与える。すなわち5i02 e A
l2O3* CaOe CaSO4系排ガス処理剤の場
合、数パーセントのKOH,NaOHの添加はかえって
脱硫性能に悪い影響を与える。これはC:aSO,に基
づく形体が多量に存在している場合に問題になり、逆に
NaOHが多量に存在するような場合はあまり問題には
ならない、しかしに化合物は、5i02、A1□03 
、 CaO、CaHのいずれの場合においても排ガス性
能を向上させる顕著な効果は認められず、マイナスの影
響を与える場合が多い、このため排ガス処理剤を製造す
るための材料中には、容易に溶出する形体のに化合物が
多量に存在することは、K化合物が造粒時等の製造工程
で粒子表層へ集中し、カラを形成して排ガス中の酸性物
質との反応を害することになる。勿論造粒工程等の製造
時に、粒子表層部分へ集中する物質は、K化合物だけで
なく非反応物すなわち「排ガス処理剤化反応していない
石炭灰等の粒子J  rNa化合物」などでこれらが、
カラを形成することになる。
K化合物とはKCl、”KNO3、KOHのことで、1
%以上の添加、溶出が起るような材料の使用は性能を低
下させる。KOHは、本発明方法に使用される物質を構
成するアルカリ金属の水酸化物から除かれる。
Na化合物とはNaC1,NaOHのことで、1%以上
の添加、溶出が起るような材料を使用する場合は、造粒
時に粒子表層部分への集中を十分注意しなければならな
い。
しかし、CaO、5i02、Al2O3を供給できる物
質を基本形とし、これにNaOH,NaCl、水ガラス
等ヲ添加するような、またNaOH,NaC1を溶出す
る材料を使用するような場合は、これまでに記述したよ
うにCa5O4−NaOH等の形体とならないため、問
題にはならない。
これによって、前記した単なる生石灰、石灰石などの石
灰系脱硫剤とはまったく異なる非常に高い排ガス処理能
力を有した所謂“剤の水和合成”がなされるのである。
本発明の排ガス処理剤の活性化に使用されるHF、No
2等は、それぞれ剤の活性を特異的なものとするための
条件がある。すなわちN01NO□を除くHF、S02
、S03、C12、H2S、No3は処理すべき排ガス
中にNOあるいはN02が存在していなければならない
特に脱硫反応においては、N02N02は必須物質で、
この存在によって著しく反応が進行する。言い換えれば
処理すべき排ガス中にN01NO2と更にHF等が共存
することによって、本発明の優れた効果が期待できる。
これらの反応メカニズムは不明な点が多いが、例えば比
較的低温域(30〜500℃)におけるGa(OH)2
トSO2ト(7)反応は、NOあルイはNo2が存在す
る場合、Ca(DH)2+ NO2> Ca(OH)z
 + SO2(7)ように進行し、この結果Ca(NO
2)2が生成する。ここにS02等の酸性ガスが存在す
ると例えばSO2はCa5O,として酸化固定され更に
脱離したNO,NO2の一部はCa(NO5)zおよび
NO,NO2トL テ次のCa(OH)zと反応するた
めに供給されるものと推定される。
しかし、本発明に使用される排ガス処理剤の、例えば脱
硫能力はNo、 NO2が存在することによる特異的な
効果がすべてではない、このほか全体的に見た場合の効
果は小さいが、従来考えられていた単純なCa(OH)
2 + SO2+ 702 = Ca5Oa + H2
0(7)反応も進行しているものと思われる。
すなわち本発明に使用される排ガス処理剤の活性化法は
、例えばNOを適度にNo2とする触媒的効果、S02
のような被処理物質の酸化、Ca5O,とじて固定する
力、更にNO,NO2(7)一部ヲCa (NO3)2
として固定する力を有する物質で構成されており、脱硫
と脱硝が同時に起ることが前提になりたらている。
次に排ガス処理剤の基本的な製造条件について述べる。
前記諸原料を必要により粉砕後混合し、さらに水を加え
て混合する。原料中の水溶性塩類は、加えるべき水に溶
解して使用する。水添加後の原料混合物の水分は、乾物
100重量部当り10〜2000重量部、好ましくは約
20〜約1000部である。
この水分は、原料由来の水分も当然台まれるので、希硫
酸、希塩酸等を使用することにより、水の添加が不要の
場合もおこりうる。
次に混合物を常温で湿空養生または蒸気養生すす る。養生工程は、高台水物の場合は熱水中養生となる。
スラリー状又は泥状の混合物は、この工程を経ることに
よって、ガス浄化に必要な活性化合物形成の重要な初期
段階を終了し、この間水分の大部分は、該化合物形成反
応に消費される。
すなわち混合物を常温で湿空あるいは水中養生または蒸
気あるいは蒸気加熱による熱水養生を行う。また高圧下
においても同様に行う。
熱水養生は、水中に原料を分散し、40’0〜180°
Cで原料が下部に沈殿硬化しないように、非固結永和(
粒子同志が相互に固結し、粗大粒子にならないようにし
て、水和反応を進行させる。)するよう攪拌、バブリン
グ、循環、振とぅなどを、数分間から72時間行うのが
好ましい。
湿空養生は、温度10℃〜40℃、相対湿度50%〜1
00%で、数日間あるいは数十日間が好ましく、また蒸
気養生は、温度40℃〜180”0、相対湿度100%
で、数分間〜72時間が好ましい。
養生後の硬化物は、常法により、例えば破砕して粗粒子
体(数mmから数十++n) 、粉砕して微小粒子体(
1mm以下数十ミクロン以上)を得る。水和硬化物の破
砕、粉砕は、乾燥の前後都合のよい時期に行う、スラリ
ー状物質(極微粒子体数ミクロン以下)はそのままで乾
燥、半乾燥した状態でそのまま使用するかあるいは成形
(造粒)して使用する。成形物は、そのままあるいは乾
燥後使用する。このようにして、本発明の排煙処理に使
用する排煙処理剤とすることができる。
粗粒子、微小粒子体を得るための養生は、次の2段階で
行うこともできる。
第1段階の湿空養生の条件は、温度10”0〜4゜℃、
相対湿度50%〜100%で、数分間から数日間が好ま
しい、また蒸気養生は、温度40℃〜180℃、相対湿
度100%で、約数分間から数日間が好ましい。
この第1段階の養生は、養生終了後に、一部水和反応が
進行している混合物を容易に微小粒径から粗大粒径に成
形、造粒したり硬化物を破砕するために適当な水分状態
、硬化状態になるような条件で行う。
すなわち、第1段階の養生は、原料混合物を成形、造粒
に必要な初期段階の活性化合物を形成するための水和反
応を進行させるためにあるが、使用原料に使用済脱硫剤
、波動層燃焼灰等の活性Cak4、SiO□、Al2O
3などを含有した物質を使用した場合あるいは、CaO
のように水和時に発熱するような物質を使用した場合、
−当然混線時の混合物−の温度が上昇し、・原料を混練
している間にも水和反応が著しく進行する。このため実
質的に本発明が提案する第1段階養生の目的とする成形
、造粒するために適当な水分状態にすることができる。
このように、混線時に水和反応が著しく進行するような
場合は第1段階の養生は省略できる。
第1段階の湿空養生の条件は、温度10℃〜40℃、相
対湿度50%〜100%で、数分間から数日間が好まし
い、また蒸気養生は、温度40℃〜180℃、相対湿度
100%で、約数分間から数日間が好ましい。
この第1段階の養生は、養生終了後に混合物を容易に微
小粒径に成形、造粒、粉砕するために適当な水分状態、
硬化状態になるような条件で行う。
次に、第1段階の養生を経た物質をディスクペレッター
、ブリケットマシーン、ペレタイザー等によって成形(
造粒)する、成形は、上述の工程を経るため、容易に排
煙中に分散あるいは排煙と接触可能な粒径にすることが
でき、且つ歩留りよく行われる。この成形物に第2段階
の養生を行い、整粒して、本発明のf3fi J=1化
に使用する排煙処理剤を得ることができる。
第2段階の養生は、湿空養生では10℃〜40℃、相対
湿度50%〜100%で、数日間から数十日間程度が好
ましく、また蒸気養生では温度40℃〜 180℃、相
対湿度100%で、数分間〜72時間が好ましい。
1回の養生で、粗粒子体、微小粒子状の排煙処理剤を製
造するときは、前記第2段階目と同様にして行う。
乾燥した硬化物の破砕、粉砕物およびスラリー状物質の
乾燥物あるいは半乾燥物(水分が1%〜80%残存して
いる物質)の圧縮成形は、ブリケットマシーン、打錠成
形機、押し出し成形機、その地圧力成形可能な装置によ
って行うことができる。
成形圧力は、剤の用途、成形物の形(棒状、錠剤形、板
状、ハニカム状、ラシヒリング等)によって異なるが、
層状充填するような比較的大きな粒子の場合は10kg
/crn” 〜10 t /crn”、0.01〜数■
の粒子を製造する場合は数kg/cr11″〜数t /
crrr’となる。
圧縮成形は、極微粒子体、微小粒子体、および粗粒子体
のような数ミリの粒子、10mm前後の粒子も、特にバ
インダーを加えることなく同様に成形することができる
。粗、微小粒子状排煙処理剤の蒸気養生、乾燥を誘電加
熱によって行うと、内部からの処理が可能なことから、
例えば、乾燥時間は、熱風処理に比べて数倍早く終了さ
せることが可能である。さらに、乾燥状態で排煙中を浮
遊させる方式に使用する粗、微小粒子状排煙処理剤の場
合は、養生後の成形物を30℃以上、好ましくは30℃
〜500℃の範囲で、0.1〜10時間乾燥することに
よって、より処理剤の性能を向上させることができるが
、水分量は処理対象物によって変化する0例えば、脱硫
は10%以下が好ましく、脱MCI 、脱HFは27%
以下、脱H2Sは20%以下等である。
本発明の活性化に使用されるHF、 NO2、Cl2な
どの気中濃度範囲は被除去物質の橘丁〜麦で、好ましく
は10ppm〜1%である。接触時間は、HF、N02
、C12などの活性化物質を排ガス中に注入する場合は
、剤への通ガス時間によって定まるが、概略S V 5
00h−1で通ガスした場合、約3秒となる。しかし剤
中にあらかじめ活性化物質を接触吸収させる場合は、剤
1g当り1〜100%の活性化物質0.1〜10文を1
秒〜24時間接触させることによって所望の活性化能力
を賦与することができる。このとき活性化物質の希釈ガ
スは窒素ガスのような活性化物質および活性化すべき排
ガス処理剤と反応しない物質であればよい。
活性化物質と排煙処理剤の接触時の温度は、活性化物質
を排ガス中に注入させる場合は、50〜400℃である
排煙処理剤に直接活性化物質を吸収させる場合は、10
〜100℃、好ましくは20〜80℃である。
N02による活性化には亜硝酸塩の水溶液を使用するこ
とができる。この−場合は、C;a(802)2、Na
NO2、Mg(NO2)2などの亜硝酸塩の0.1〜8
0%水溶液、好ましくは5〜20%水溶液中に排煙処理
剤をX0秒から24時間、好ましくは5分〜2時間浸漬
し、取り出して、50〜200℃の温度で、好ましくは
70〜150℃で乾燥する。亜硝酸水溶液の温度は1〜
100℃、好ましくは10〜40℃である。
本発明の排煙処理剤の活性化は、排煙処理剤が本来布し
ている性能あるいは低い性能を著しく上昇させる効果が
ある。この活性化反応は、まだ不明な点が多いが、例え
ば脱硫時のNOxはSO□の酸化作用が本発明の排煙処
理剤の本構成物質の一つである5i02、Al2O3の
存在によって著しく促進され、 S02→SO3となり
、Ca化合物として取り込まれ易くなることを見出した
更にハロゲン元素は、その元素で構成されている化合物
を、排煙処理剤に含浸させるか、排ガス中に含有させる
ことによって被除去物質と排煙処理剤との反応が著しく
促進される。
活性化された排煙処理剤の排ガスの処理温度は、従来法
より広い温度範囲すなわち10℃〜1200℃で行うこ
とができ、好ましくは、脱硫が30℃〜1000℃、脱
硝は50℃〜400℃、脱HCIは30℃〜1000℃
、脱HFおよび脱H2Sは30℃〜1000℃などであ
る。圧力は常圧でよいが、排煙と排煙処理剤が接触する
領域を加圧することによって更に性能を向上させること
もできる。
粗、極微、微小粒子状排煙処理剤(高含水スラリー、含
水の剤、乾燥された剤)を使用する排煙処理は、例えば
硬化物を粗砕あるいは圧縮成形して得た粗粒子状物質を
排ガスと接触させる方式として、湿ったまま、あるいは
乾燥された数■〜数十amの粒子状排煙処理剤を層状に
充填してガスを通過させる方式あるいは排ガスの流れの
力によって剤を浮遊させることによって、接触面積を増
大させ、剤、粒子間の衝突が、剤の新たな面の露出を誘
引し、性能を向上させる。この時、剤はできるだけ排ガ
ス中に広く分散させなければならない。
非固結水和した極微小粒子体の場合は、高含水スラリー
をそのまま排ガス中へできるだけ細かい液滴にするため
の一般的な方法で噴霧することによって、排ガスとの接
触面積を増大させまた液によるS02取り込み効果が相
乗して、排ガスを処理することができる。
この後の使用済剤の捕集は、湿ったままあるいは排ガス
温度で乾燥した粒子の場合は、サイクロン、電気集塵機
、濾過式集塵機、その他−船釣方法によって、集塵する
ことができる。
捕集された排ガス処理剤は、未反応物がなくなるまで、
くり返し使用される。
以下に実施例をあげて説明する。
〔実施例〕
実施例1 第2表にその化学組成を示す各種材料を第3表に示す配
合に従い、水を加えて混合する0次に第1段階の養生と
して、常圧100℃の蒸気養生を120分間行い、得ら
れた柔らかい硬化物を51目のフルイに通し、造粒のた
めの種子を造り、チューブ型ペレタイザーによってでき
るだけ粒子表層部への水分、K 、Na化合物、非反応
物が集中しないように短時間で緩衝造粒し、第2段階の
養生として 100℃常圧、蒸気養生を4時間行う、こ
こに緩衝造粒とは、造粒器の面と被造粒物の接触による
造粒でなく、被造粒物の相互接触によって造粒する方式
をいう、得られた造粒物を1.7〜2.5111/11
に整粒し、そのまま(以下処理剤Aとする)、 130
℃の熱風乾燥機で、2時間熱処理(以下処理剤Bとする
)、および500Wの誘電乾燥機により、8分間熱処理
(以下処理剤Cとする)して、処理剤A、B、Cを得た
(1)処理剤A、B、Cについて、各1kg当り2%H
Fガス 100見を室温で10分間接触させて、本発明
の活性化した排ガス処理剤(実施例1−1.1−2゜1
−3)を得た。
(2)処理剤A、B、Cについて、各1kg当り2%C
I2ガス 100文を室温で10時間接触させて、本発
明の活性化した排ガス処理剤(実施例1−4.1−5゜
1−6)を得た。
(3)処理剤A、B、Cについて、各1kg当り2%N
02ガス 100文を室温で5時間接触させて、本発明
の活性化した排ガス処理剤(実施例1−7.1−8゜1
−9)を得た。
性能試験は、第4表に示す条件f(空間速度5oooh
−’でガス温度 130℃)におけるS02、NOx 
、 H2S 、 HCI 、 IF等ノ除去試験ヲ各成
分コトに行った。除去率の算出は、本発明の活性化排ガ
ス処理剤の効果を明確にするため、通ガス後4時間の積
分値とした。(以下各実施例の性能試験条件も同様に行
った。) なお比表面積も測定した。比表面積の測定は、試料を2
00℃で脱ガスした後、BET法で行った。
これらの値は第5表に一括記載した。
実施例2 第2表に示す各種材料を、第3表に示す配合に従い水を
加えて混合する。次に外割りで、合計が300%となる
よう水を加え、85〜100℃で9時間、非固結水和さ
せる。このようにして得られたスラリーを、固液分離し
、固体部分を250”C!、1時間乾燥する。得られた
白色系の微小粒子体を、そのまま 840kg/Cm″
の圧力で成形(粒径1.7〜2.5m/s) して処理
剤りを得た。
(1) ’A理剤D1kg当り2%)IF ;iス10
o!;Lを室温で10分間接触させて本発明の活性化し
た排ガス処理剤(実施例2−1)を得た。
(2)処理剤D1kg当り2%NO2ガス1001を室
温で10分間接触させて本発明の活性化した排ガス処理
剤(実施例2−2)を得た。
性能試験は、実施例1と同様にして行い、結果は第5表
に示した。
実施例3 実施例1に記載した処理剤σ1kgをGa(No□)2
およびNaNO2の5%水溶液(室温)中にそれぞれ3
0分間浸漬させた後500Wの誘電乾燥機により8分間
熱処理して2種類の活性化処理済脱硫剤(実施例3〜1
、実施例3−2)を得た。
供試排ガス処理剤の性能試験は、第4表に示すガス条件
のうちNOx無添加ガスを使用しSO2、S03につい
て行った。
その他は、実施例1と同様にして行った。
その結果は、第5表に示した。
比較例1〜5 前記処理剤A、B、、C,Dについて、各実施例と対応
する試験条件で性能試験を行い、比較例1〜5として第
5表にその結果を示した。
舛 外割り値 第4表 性能試験条件(固定床方式) K 使用模擬ガスは、上記ガス組成のうち、すべての−
印のガスを除いたものに、N印の何れか1つのガスを加
えて調整したものである。
〔発明の効果〕
本発明方法に用いる排ガス処理剤は、従来の吸着剤と異
なり、CaO,5i02、A1□03を供給しうる物質
を主体とするものであるため、原料は、石炭灰、セメン
ト、火山灰、スラグ、シラス、流動床燃焼灰、使用済排
ガス処理剤(含未使用排ガス処理剤)、粘土等のケイ酸
塩およびカルシウム化物を使用することができ、使用可
能原料は広範囲である。
本発明は、これらの諸材料によって得られる5i02、
Al2O3,CaO系排ガス処理剤の含有石灰と被反応
物との反応速度を高め、更に石灰の利用率を向上させる
排ガス処理剤の活性化法を提供し、SiO□、Al2O
3、CaO系排ガス処理剤の性能を更に向上させ、これ
まで困難とされてきた、排ガス処理上の種々の問題を解
決するものである。
更に石炭灰、スラグ、使用済脱硫剤、廃ガラス、流動層
燃焼灰等の廃棄物を活用することができるなど、資源化
技術としても有用であるばかりでなく、so2、NO!
 、 SO3,IF、HC:l 、 CI2など排煙中
に含まれる酸性物質およびその他有害成分を高い効率で
低コストに除去可能であるところから、公害防止に寄与
するところ極めて大である。
特許出願人  北海道電力株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化カルシウム、二酸化ケイ素、酸化アルミニウ
    ムを供給できる物質に硫酸化合物、ハロゲン元素化合物
    、硫化物、アルカリ金属の水酸化物を供給できる物質の
    群から選ばれる1種以上の物質を加え、水の存在下で非
    固結水和または水和硬化させてなる排ガス処理剤に、H
    F、NO_2、Cl_2の群から選ばれる1種以上を接
    触させることを特徴とする排ガス処理剤の活性化方法。
  2. (2)上記接触が、気体−固体接触である特許請求の範
    囲第1項記載の活性化方法。
  3. (3)上記接触が、亜硝酸塩の水溶液による液体−固体
    接触である特許請求の範囲第1項記載の活性化方法。
JP62335725A 1987-12-28 1987-12-28 排ガス処理剤の活性化法 Expired - Lifetime JPH0615037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335725A JPH0615037B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 排ガス処理剤の活性化法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335725A JPH0615037B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 排ガス処理剤の活性化法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01176447A true JPH01176447A (ja) 1989-07-12
JPH0615037B2 JPH0615037B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=18291771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62335725A Expired - Lifetime JPH0615037B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 排ガス処理剤の活性化法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615037B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5438129A (en) * 1993-09-27 1995-08-01 Becton Dickinson And Company DNA purification by solid phase extraction using partially fluorinated aluminum hydroxide adsorbant
JP2004249151A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Denki Kagaku Kogyo Kk 排ガス処理材、ガスフィルター、およびそれらを用いた排ガスの処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5438129A (en) * 1993-09-27 1995-08-01 Becton Dickinson And Company DNA purification by solid phase extraction using partially fluorinated aluminum hydroxide adsorbant
US5625054A (en) * 1993-09-27 1997-04-29 Becton Dickinson And Company DNA purification by solid phase extraction using fluorinated celite
JP2004249151A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Denki Kagaku Kogyo Kk 排ガス処理材、ガスフィルター、およびそれらを用いた排ガスの処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0615037B2 (ja) 1994-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4387653A (en) Limestone-based sorbent agglomerates for removal of sulfur compounds in hot gases and method of making
EP0491931B1 (en) COMPOSITE CLAY MATERIALS FOR REMOVAL OF SOx FROM GAS STREAMS
US4316813A (en) Limestone-based sorbent agglomerates for removal of sulfur compounds in hot gases and method of making
US7771700B2 (en) Sorbents for removal of mercury from flue gas cross reference to related applications
US20070092418A1 (en) Sorbents for Removal of Mercury from Flue Gas
JPH0339734B2 (ja)
US4276272A (en) Cement waste product as scrubbing medium for sulfur oxides
JPS61209038A (ja) 脱硫、脱硝用吸収剤
JPS62213842A (ja) 脱硫脱硝剤の製造方法
JPH01176447A (ja) 排ガス処理剤の活性化法
US5160715A (en) Clay composites for removal of SOx from flue gas streams
JPH0620542B2 (ja) 廃水処理剤の製造方法
JPH01297144A (ja) 排ガス処理剤の活性化法
JP2629042B2 (ja) 排ガス処理剤の製造方法
JP4259633B2 (ja) 排煙処理剤の製造方法
JPS642409B2 (ja)
JPH0615033B2 (ja) 排ガス浄化剤
JP2547260B2 (ja) 排ガス処理方法
JPS62254824A (ja) 排煙処理剤の製造方法
JPH0358766B2 (ja)
JP2622233B2 (ja) 排煙処理剤および排煙処理方法
JPH03123622A (ja) 湿式脱硫方法
JPH04197419A (ja) 排ガス処理剤の製造方法および排ガス処理方法
JPH0555181B2 (ja)
JP2547901B2 (ja) 泥土処理剤および処理方法