JPH01176147A

JPH01176147A - 多機能電話機

Info

Publication number: JPH01176147A
Application number: JP33379887A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Oyama; 大山　宏史
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1987-12-30
Filing date: 1987-12-30
Publication date: 1989-07-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、種々の機能を有する多機能電話機に関するも
のである。

〔従来の技術〕

現在、電話は、日常生活やビジネスに欠かせない便利な
通信手段として普及している。また、最近では、転送、
保留、スピーカ、リダイヤル等、−台の電話機に多くの
機能を有する多機能電話機が開発されている。

この様な多機能電話機においては、上記の種々の機能に
対応して設けられた固定機能操作ボタンが電話機の盤面
上に設けられている。また、これらの固定機能操作ボタ
ンによって操作することができる機能を表わす機能名称
（例えば、転送、保留、リダイヤル等）が、操作ボタン
と隣接する位置又は操作ボタン上に表示されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の多機能電話機においては、上述し
た様に各種の機能を操作する固定機能操作ボタンの近傍
又は操作ボタン上に機能名称が直接表示されているため
、多機能電話機の開発時において、将来設置されること
が予想されるすべての機能操作ボタンを１つの電話機に
装備する必要がある。そのため、電話機の盤面上に配設
される固定機能操作ボタンの数が大幅に増大し、電話機
の盤面上が複雑化していた。また、利用者によっては不
要又は利用頻度が著しく低い機能ボタンまで配設しであ
るため、非常に無駄であった。

また、上記の様な１つの電話機上に多数の固定機能操作
ボタンを配設することの欠点を考慮して、使用目的別（
例えば、業種別、業務別等）に固定機能操作ボタンの種
類を変えた多機能電話機を数種類製造することが考えら
れる。

しかし、それぞれの電話機において、電話機の盤面上に
配設する固定機能操作ボタンを変えるだけでなく、配設
された固定機能操作ボタンに対応する様に構内交換機又
はボタン電話装置に設けられた中央処理装置とのデータ
交換を行うマイクロプロセッサを変えて製造する必要が
あり、製造工程が非常に複雑なものとなっていた。

本発明の目的は、かかる欠点を解決し、１台の電話機に
設けられた複数個の固定機能操作ボタンが、それぞれ数
種類の機能を操作することができるように構成した、操
作性及び経済性に優れた多機能電話機を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数個の固定機能操作ボタンと、この固定機
能操作ボタンの押下状態を監視するマイクロプロセッサ
を有し、このマイクロプロセッサが構内交換機又はボタ
ン電話装置の中央処理装置とのデータ交換を行うことに
より、前記固定機能操作ボタンに表示された機能を提供
する多機能電話機において、各種機能名称を表示した数
種類のパネル盤を、電話機の盤面上に着脱自在に取付け
ることができる様に構成し、また、このパネル盤を識別
することができるパネル識別検出装置を設け、さらに、
パネル識別検出装置を、取付けたパネル盤に表示された
機能に従って中央処理装置とのデータ交換を行うマイク
ロプロセッサに接続したことを特徴とする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は、本発明の多機能電話機の一実施例を示す構成
図、第２図は、パネル識別検出手段の一例を示す要部回
路図である。

本実施例においては、第１図の構成図に示した様に、多
機能電話機本体１の盤面上には、６個の固定機能操作ボ
タン２が配設され、その周辺一体が、第１のパネル盤Ａ
３又は第２のパネル盤Ｂ４がはめ込み可能に構成されて
いる。

また、第１のパネル盤Ａ３上には、６個の固定機能操作
ボタン２の機能名称を表示する“応答”、“マイク”、
′スピーカ”、“保留”、“転送”、“再送”の表示が
なされ、一方、第２のパネル盤Ｂ４上には、“マイク”
、“スピーカ”、“発信”“応答”、“保留”、“転送
”が、それらの操作性を考慮して配置され、表示されて
いる。

さらに、多機能電話機本体１のパネル盤３，４の装着部
位に、装着パネル識別検出手段である２つの接点５が設
けられ、一方、第２のパネルＩＢ４には、接点５に対応
する位置に接点５を鹿通させるためのショートパー６が
設けられている。

また、接点５は、第２図に示した様に、電話機内に設け
られたマイクロプロセッサに接続され、このマイクロプ
ロセッサは前記装着パネル識別検出手段によって識別さ
れた内容に従って、構内交換機又はボタン電話装置に設
けられた中央処理装置とのデータ交換を行うように構成
されている。

この様に構成された本実施例の多機能電話機においては
、電話機の盤面上に設けられた６個の固定機能操作ボタ
ン２の周囲にパネル盤Ａ３がはめ込まれている時は、６
個の固定機能操作ボタン２は、それぞれ“応答”、“マ
イク”、“スピーカ”、“保留”、“転送”、“再送”
という機能を操作することができる。

また、電話機内に設けられたマイクロプロセッサが、押
圧された操作ボタンに対応する機能を操作できるように
、構内交換機又はボタン電話装置の中央処理装置とのデ
ータ交換を行う。

一方、操作したい固定機能操作ボタンがパネル盤Ａ３上
にない場合、パネル盤Ａ３を取り外し、所望の機能名称
が表示されているパネル盤Ｂ４を装着する。すると、電
話機盤面上において、６個の固定機能操作ボタンの機能
名称が変わる。

また、パネルｉＢ４に設けられたショートパー６が電話
機上に設けられた２個の接点５と接合して導通され、電
話機内部に設けられたマイクロプロセッサが装着された
パネル盤Ｂ４を識別し、そのパネル盤Ｂ４に表示されて
いる機能を操作できるように中央処理装置とのデータ交
換を行う。

この様に、本実施例においては、電話機盤面上に設ける
固定機能操作ボタンの数は少なくても、その操作ボタン
の機能名称を表示したパネル盤を変更することにより、
固定機能操作ボタンに多種の機能操作を行わせることが
できる。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、電話機盤面上に設ける固定機能操作　゛ボタンの数
及び変更可能なパネル盤の数、また、パネル盤上に表示
される機能名称等は限定されない。

また、装着されるパネル盤の種類を識別するパネル識別
検出手段は、各パネル盤を識別でき、その情報を電話機
内部に配設されたマイクロプロセッサに伝達できるもの
であれば良い。

さらに、構内交換機、ボタン電話装置の中央処理装置と
のデータ交換のデータ内容においても、固定機能操作ボ
タン情報を変更する方法、あるいは、電話機の種類情報
を変更摺る方法、さらには、パネル種別情報を付加する
方法等種々考えられるがその内容については限定されな
い。

〔発明の効果〕

以上述べた様に、本発明によれば、構内交換機又はボタ
ン電話装置の中央処理装置とのデータ交換により、固定
機能操作ボタンに表示された機能を提供することができ
る多機能電話機において、電話機盤面上に配設された固
定機能操作ボタンの機能名称をパネル盤を交換すること
により変更可能とし、さらに、数種類のパネル識別検出
手段を備え、取付けるパネル盤により固定機能操作ボタ
ンの機能名称及び上記中央処理装置とのデータ交換にお
けるデータ内容を変更することにより、固定機能操作ボ
タンへの機能名称表示に自由度が生じ、固定機能操作ボ
タンの配設個数の削減、さらに、多機能電話機の利用者
の業種、業務別の対応が容易に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の多機能電話機の一実施例を示す構成
図、第２図は、パネル識別検出手段の一例を示す要部回路図
である。１・・・電話機本体２・・・固定機能操作ボタン３・・・パネル盤Ａ４・・・パネル盤Ｂ５・・・接点６・　・　・ショートバー代理人　弁理士　　岩　佐　　義　幸

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数個の固定機能操作ボタンと、この固定機能操
作ボタンの押下状態を監視するマイクロプロセッサを有
し、このマイクロプロセッサが構内交換機又はボタン電
話装置の中央処理装置とのデータ交換を行うことにより
、前記固定機能操作ボタンに表示された機能を提供する
多機能電話機において、各種機能名称を表示した数種類のパネル盤を、電話機の
盤面上に着脱自在に取付けることができる様に構成し、
また、このパネル盤を識別することができるパネル識別
検出装置を設け、さらに、パネル識別検出装置を、取付
けたパネル盤に表示された機能に従って中央処理装置と
のデータ交換を行うマイクロプロセッサに接続したこと
を特徴とする多機能電話機。
（２）前記パネル識別検出装置が、電話機の盤面上に配
設された接点と、パネル盤に設けられたショートバーで
あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の多機
能電話機。