JPH11163995A - ガイド付き操作スイッチ - Google Patents

ガイド付き操作スイッチ

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Publication number
JPH11163995A
JPH11163995A JP9325623A JP32562397A JPH11163995A JP H11163995 A JPH11163995 A JP H11163995A JP 9325623 A JP9325623 A JP 9325623A JP 32562397 A JP32562397 A JP 32562397A JP H11163995 A JPH11163995 A JP H11163995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
operation switch
guide
projections
round
Prior art date
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Pending
Application number
JP9325623A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Karasawa
亮 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP9325623A priority Critical patent/JPH11163995A/ja
Publication of JPH11163995A publication Critical patent/JPH11163995A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盲人が携帯電話等を使用する場合の問題点で
あった、番号入力はできるが、それ以外の操作が困難で
あることを解決し、盲人が新しい電話機に接しても容易
に操作を行うことができるガイドを提供する。 【解決手段】 複数の操作スイッチのすべて、または一
部の操作スイッチに、操作スイッチ自身、または操作ス
イッチの周辺に、該当する複数の操作スイッチの機能に
対応させて、各操作スイッチの機能が識別できる突起物
または凹部を設けたり、操作スイッチ自身の形状を異な
らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話器などの操作
スイッチ(ボタンキー)に関わり、とくにガイド付きの
操作スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話等の操作スイッチである
ボタンキーには、数字「5」のキーのみに、周辺に突起
物を設け、「5」のボタンキーの位置を示し、盲人にも
識別できるようにしていた。すなわち、図1における、
符号5で示す数字「5」のボタンキーには、周辺に符号
4で示す丸い突起物を4個設けていた。このため、数字
「5」の周辺にある他の数字用のボタンキーは、位置が
数字「5」のボタンキーに近いので、指の感覚のみでも
識別可能で、盲人にも電話番号の入力は可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発信キ
ー2、終了キー3、電源キー18など、電話を掛けるの
に最低限必要なボタンキーにガイドがないので、識別が
簡単には行えなかった。特に、携帯電話などのように複
数の会社で製造している機器は、各社でボタンキーの位
置・形状が異なるため、各社ごとの各ボタンキーの形状
と位置を覚えなければ使うことができなかった。
【0004】本発明の目的は、携帯電話等の問題点であ
った、盲人による番号入力はできるが、それ以外の操作
が困難であることを解決し、盲人が新しい電話機に接し
ても容易に最低限の操作を行うことができるガイド付き
操作スイッチを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】複数の操作スイッチのす
べて、または一部の操作スイッチに、操作スイッチ自
身、または操作スイッチの周辺に、該当する複数の操作
スイッチの機能に対応させて、各操作スイッチの機能が
識別できる相異なる突起物または凹部を設けたり、各操
作スイッチ自身の形状を相異ならせる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明に成るガイド付き操作スイ
ッチの構成例を示す図で、携帯電話機に適用したもので
ある。符号1は携帯電話機であり、符号2は発信キー
(オフフックキー)、符号3は終了キー(オンフックキ
ー)、符号4は突起物、符号5は数字「5」のキー、符
号18は電源キーである。符号6、8、10は、発信キ
ー2に設けるガイドの3種類の例を示しており、符号1
2、14、16は、終了キー3に設けるガイドの3種類
の例を示しており、また、符号19、21、23は、電
源キー18に設けるガイドの3種類の例を示している。
本説明では、電話をかけるのに最低限必要である発信キ
ー、終了キー、電源キーにガイドを設けた例で説明す
る。
【0007】発信キー6、終了キー12、電源キー19
は、それぞれのキーの中に、丸い突起物をガイドとして
設けた場合で、電源キー19には丸い突起物20が1個
設置されている。また発信キー6には丸い突起物7が2
個設置してあり、終了キー12には丸い突起物13が3
個設けてある。すなわち、突起物7、13、20はとも
に丸い形であるが、設置された突起物の数で電源キー、
発信キー、終了キーを識別できるようにしている。電源
キー19の「電源」の文字や発信キー6の電話機のマー
クは印刷されているので、視力の正常な人には容易に目
視により識別可能であるが、盲人には識別不能である。
しかし、本発明のように突起物を設け、その数を異なら
せることにより、指による識別が可能となる。
【0008】発信キー8、終了キー14、電源キー21
は、各キーの周辺に異なる形状の突起物をガイドとして
設けることで、指での識別を可能とした場合である。発
信キー8の上と下には、三角形の突起物9、9が設けら
れている。終了キー14の上下部分には四角の突起物1
5、15が、電源キー21の上下には丸い突起物22、
22が設置されている。本方法は、突起物の数は各キー
で同数であるが、突起物の形状を変えることで各キーを
識別させている。もちろん、この突起物の形状は、三角
や四角形でなくても良いが、指での識別が容易であるも
のが望ましい。同一の突起物がキーの上下にあること
で、キーの位置を正確に知ることができる利点もある。
【0009】発信キー10、終了キー16、電源キー2
3は、各キーの周辺に突起物でなく、凹部(へこみ)を
ガイドとして設けることで、指での識別を可能とした場
合である。発信キー10の周辺には縦長の凹部10を形
成し、終了キー16の周辺には横長の凹部17を形成
し、また、電源キー23の周辺には上下、左右ともにへ
こみをつけた凹部24を形成している。それぞれ指によ
るキーの識別を可能としているが、この凹部による識別
も、凹部の中央にキーがあるので指による識別がしやす
い特徴をもつ。
【0010】以上の説明では、ボタンキーの周辺、また
はキーそれ自身に突起物を設けることで、指による識別
を可能としているが、キーそれ自身の形状やサイズを他
のキーと異ならせることで指による識別を行わせる方法
もある。図2にその一例を示す。図2で電源キー18、
発信キー2、終了キー3以外のボタンキーはすべてほぼ
同一の形状、すなわち長方形のキーである。このような
各キーの形状に対し、電源キー18は、図に示すように
丸型であり、発信キー2および終了キー3は、それぞれ
三角形のキーでその向きが逆になっている。このよう
に、他のキーと著しく異なる形状を採ることにより、識
別が簡単になる。
【0011】図3は、電源キー18、発信キー2、終了
キー3の各キーのサイズを変更し、他のキーよりも大き
く設定することで識別を行わせるものである。キーサイ
ズにより各キーの機能を識別させる場合、識別する必要
があるキーが少ない場合は、必要なサイズの数が少なく
てすむため、サイズのみでの識別は容易である。しかし
識別させるキーが多数ある場合、多数のサイズのキーを
設けねばならない。携帯電話機など小形機器の場合に
は、多くの識別可能なサイズを設けるのがむずかしい。
そのような場合には、各キーの位置が決められていれば
識別は容易となる。すなわち、図3に示すように、電源
キーは左下、発信キーは左上、終了キーは右上と定めら
れていれば、そのあたりで、他のキーよりも大きいキー
を探すことで、指による識別が可能となる。図3は、電
源キー18、発信キー2、終了キー3の各キーのサイズ
を他のキーより大きくした例で示したが、3種類程度な
らば、電源キー18は他のキーより小さく、発信キー2
は他のキーより少し大きく、終了キー3は発信キー2よ
りさらに大きくするなどし、各キーの位置に無関係に識
別させることも可能である。
【0012】以上、各種の盲人用ガイドの方法を説明し
たが、これらの各ガイドの方法のいづれを使用するかを
携帯電話機の各メーカー共通で決めておけば、盲人は決
められた共通のガイドだけを覚えることで、はじめて使
用する携帯電話機でも使用できる(数字キーは数字
「5」の周辺の突起物により識別が可能であることを仮
定している)。すなわち、電源キー、発信キー、終了キ
ーを識別できるので、操作がきわめて容易となる。また
以上の説明では、携帯電話機における電源キー、発信キ
ー、終了キーという、電話を掛ける場合に、最小限必要
なキーについてのみガイドを付与したが、特定の電話番
号が登録されているワンタッチキーを設け、そのキーに
特別な突起物や凹部を設けると緊急時などにはきわめて
有効である。すなわちこのワンタッチキーに緊急連絡先
の電話番号を登録しておけば、緊急時に指の感覚だけで
すぐその位置が判明し、緊急ダイヤルを発信することが
可能となる。
【0013】また、上記の説明で、突起物や凹部やキー
のサイズ、形状など各種のガイドの方法を説明したが、
これらの説明した方法のどれか一種類のみで識別を実現
するのでなく、各方法を組み合わせることも可能である
ことは言うまでもない。特に、識別すべきボタンキーが
多くなる場合には、一種類の方法のみで行うのでなく、
複数の方法を組み合わせることで指による識別を容易に
することができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を用
いることにより、指で触れることで、どのスイッチがど
の機能であるかがわかるので、盲人が容易に機器を操作
することが可能となる。また、各メーカーで同一のガイ
ドの方法を採用すれば、初めての機器でも操作が可能と
なり、盲人による操作性が著しく向上する。さらにワン
タッチキーに適用すれば、緊急連絡先への電話などに有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成るガイド付き操作スイッチの第一の
例を示す図である。
【図2】本発明に成るガイド付き操作スイッチの第二の
例を示す図である。
【図3】本発明に成るガイド付き操作スイッチの第三の
例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 発信キー(オフフックキー) 3 終了キー(オンフックキー) 4 突起物 5 数字「5」のキー 6、8、10 発信キーの例 7、13、20、22 丸型突起物 9 三角型突起物 11、17、23 凹部 12、14、16 終了キーの例 15 四角型突起物 18 電源キー 19、21、23 電源キーの例

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作スイッチの内の少なくとも2
    以上について、当該操作スイッチごとにそれ自身の一部
    または周辺に、当該操作スイッチの機能に対応させて、
    相異なる突起物を設けたことを特徴とするガイド付き操
    作スイッチ。
  2. 【請求項2】 操作スイッチの機能に対応して設けた突
    起物は、その形状が同一で個数が機能ごとに異なってい
    ることを特徴とする請求項1のガイド付き操作スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 操作スイッチの機能に対応して設けた突
    起物は、その個数が同じで形状が異なっていることを特
    徴とする請求項1のガイド付き操作スイッチ。
  4. 【請求項4】 複数の操作スイッチの内の少なくとも2
    以上について、当該操作スイッチごとにそれ自身の一部
    または周辺に、当該操作スイッチの機能に対応させて、
    相異なる形状の凹部を設けたことを特徴とするガイド付
    き操作スイッチ。
  5. 【請求項5】 複数の操作スイッチの内の少なくとも2
    以上に、当該操作スイッチごとにその機能に対応させて
    形状を異なるものとしたことを特徴とするガイド付き操
    作スイッチ。
  6. 【請求項6】 操作スイッチの機能に対応した操作スイ
    ッチの形状は、その大きさが機能ごとに異なっているこ
    とを特徴とする請求項5のガイド付き操作スイッチ。
  7. 【請求項7】 特定の電話番号を自動送出するワンタッ
    チキーを有した電話機のガイド付き操作スイッチであっ
    て、前記ワンタッチキーそれ自身の形状または周辺の形
    状を、前記ワンタッチキー以外のキーと異なったものと
    したことを特徴とするガイド付き操作スイッチ。
JP9325623A 1997-11-27 1997-11-27 ガイド付き操作スイッチ Pending JPH11163995A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9325623A JPH11163995A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 ガイド付き操作スイッチ

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JPH11163995A true JPH11163995A (ja) 1999-06-18

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ID=18178932

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344584A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Kyocera Corp 携帯端末装置
KR20180082660A (ko) * 2017-01-09 2018-07-19 주식회사 티케이랩스 스마트 전원스위치
JP2023511558A (ja) * 2020-01-17 2023-03-20 アッサ アブロイ アーベー 視覚障害モードのキーパッド

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