JPH01235457A - 多機能電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は複数の機能が選択的に割当てられるソフトキー
を備えた多機能電話機に関する。

（従来の技術） 近時、交換機システムの電子化が進められ、またそのサ
ービス機能の充実化が進められている。

この種のサービスは、その交換機システムに収容された
電話機からの要求を受けて提供されるものであり、また
電話機には種々のサービス提供を受ける為のサービスク
ラスが設けられるようになってきている。

第４図は交換機システムの概略構成を示すもので、図中
１ａ、〜ｉｎは交換機のライン回路２ａ、〜２ｎに接続
された内線電話端末、３ａ、〜３１１は局線を接続して
なるトランク回路であって、４は中実装置（ＣＣ）５に
より制御されて通話路等を形成するスイッチ回路である
。各種のサービス情報は、例えばメモリ６に格納されて
おり、内線電話端末１ａ。

〜ｉｎからの要求を受けて前記中実装置５の制御の下で
提供される。

尚、内線電話端末１ａ、〜１ｎとしては、通常のダイヤ
ル回転式電話機や押し釦式電話機、またサービス・キー
を備えた多機能電話機等が用いられ、上記ダイヤル回転
式電話機等からは予め定められた特番をダイヤル操作す
ることによって、また多機能電話機からはサービス・キ
ーを操作することによってそのサービス提供が受けられ
るようになっている。

ところでサービス機能の多様化に伴い、複数の機能が選
択的に割当てられるソフト・キーを備えた多機能電話機
が開発されるに至っている。第５図はこの種のソフト・
キーを備えた多機能電話機の例を示すもので、１１は電
話機本体の筐体部、１２はそのハンドセット、１３は筺
体１１の表面パネル上に設けられたダイヤル・パッドで
あって、１４は複数の機能選択キー、また１５は複数の
機能が選択的に割当てられるソフト・キー、そして１６
はＬＣＤ等からなる表示器である。

上記ソフト・キー１５は、例えば電話機の呼状態に応じ
て、そこに割当てられる機能が決定されるもので、各ソ
フト・キー１５に割当てられた機能の名称がソフトラベ
ルとして前記表示器１６上に表示されるようになってい
る。しかして電話機の扱い者は、予めその機能が設定さ
れた機能選択キー１４、或いはソフトラベルが付されて
その機能が割当てられているソフト・キー１５を選択的
に操作することにより、その操作キーに対応したサービ
スの提供が、例えば表示器１６によるメツセージ表示等
として受けられるようになっている。

ところで前述した交換機システムでは、そこに収容した
内線電話端末１ａ、〜ｉｎ毎にその内線に対してどのレ
ベルまでのサービス提供を許容するかのサービス・クラ
スを設定することが多い。そしてこのサービス・クラス
の情報に従い、内線電話端末１ａ、〜Ｉｎからのサービ
ス要求に対して、そのサービス提供を許可するか否かを
制御するものとなっている。

ところが前述した多機能電話機側では、単にその電話機
の呼状態に応じてソフト・キー１５に割当てる機能を決
定し、その情報をソフト・ラベルとして表示しているだ
けなので、低いサービス・クラスが設定されている多機
能電話機側では、許可されていないサービスについてま
で提供を受は得るとして誤認する可能性が非常に高かっ
た。そしてこの誤認に起因して、無駄なキー操作の繰返
しを生じさせ、最終的にはそのユーザにシステムに対す
る不信感を抱かせる等の不具合があった。

（発明が解決しようとする課題） このように従来の多機能電話機にあっては、電話機の呼
状態に応じてソフト・キーに割当てる機能を決定し、そ
の情報をソフト・ラベルとして表示しているので、提供
可能なサービス機能に対する誤認を生じさせ易い等の問
題があった。

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、無駄なキー操作を未然に防ぎ、
適確なサービス提供だけを効果的に行ない得る多機能電
話機を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明はソフトキーに割当てる機能を、電話機の呼状態
と該電話機に予め設定されているサービスクラスとに基
づいて決定するようにし、この割当て決定された機能の
名称だけをソフトラベルとして表示器に表示するように
したことを特徴とするものである。

（作用） 本発明によれば、電話機の呼状態のみならず、その電話
機に対して設定されているサービス・クラスの情報に基
づいてソフト・キーに割当てる機能を決定するので、そ
の電話端末に許可されていない機能がソフト・キーに割
当てられることがなくなる。しかも割当て決定された機
能の情報だけがソフト・ラベルとして表示されるので、
提供可能なサービスの情報だけをユーザに示すことがで
き、その誤認を防いで無駄なキー操作を未然に防ぐこと
が可能となる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。

第１図は実施例に係る多機能電話機におけるソフト・キ
ー割当て制御機能の概念を模式的に示したものである。

ソフトキーΦパターンテーブル２１は種々のサービス・
クラス毎に、電話機の呼状態に応じてどのようなサービ
スを提供するかを決定するソフトキー・パターンの情報
を格納したしのである。そして電話機の呼状態に応じて
、その電話機に設定されているサービスクラスの情報か
ら、該電話機にどのパターンのサービスを提供するかを
示すパターン番号を求めるものとなっている。

しかしてソフトキー・テーブル２２は、上述したパター
ン番号に応じてどのソフト・キー１５にどの機能を割当
てるかの情報を格納したもので、前記ソフトキー・パタ
ーンテーブル２１からパターン番号が指定されたとき、
各ソフト・キー１５に割当てる機能を求め、これを割当
て決定する。そしてこの割当て決定された機能の名称が
前記表示器１６の前記ソフト・キー１５に対応して設定
されたソフトラベル表示領域２３にそれぞれ表示するも
のとなっている。

即ち、この多機能電話機に設けられたキットキーの機能
割当て制御は、第２図にその処理の流れを例示するよう
に、先ず呼状態と予め設定されているサービスクラスの
情報に応じて前記ソフトラベル・パターンテーブル２１
からラベルパターン番号を求めることから行なわれる（
ステップａ）。

その後、このパターン番号とソフト・キー１５のキ一番
号とに従って前記ソフトキーテーブル２２を検索し、そ
こに格納されている機能の情報を読出す（ステップｂ）
。そしてこのソフトキーテーブル２２から読出した情報
が「ヌル」であるか否かを判定しくステップＣ）、「ヌ
ルｊである場合には前記表示′Ｊ５１Ｂ上の上記キ一番
号に相当したソフトラベル表示領域２３に表示すべき情
報をクリアする（ステップｅ）。また上記ソフトキーテ
ーブル２２から読出した情報が「ヌル」でない場合には
、その情報が示す機能を上記キ一番号によって特定され
るソフトキー１５に割当て決定し、表示器１６上の上記
キ一番号に相当したソフトラベル表示領域２３に上記機
能の名称をソフトラベルとして表示する（ステップｄ）
。

その後、上記キ一番号をインクリメントしくステップｆ
）、次のソフトキー１５についても同様な処理を行ない
、これを全てのソフト拳キー１５に対して行なわれるま
で繰返す（ステップｇ）。

以上の処理手続きによって、例えば第３図に示すように
４番目のソフト・キー１５に対してのみ、メツセージ表
示のサービス機能が割当てられ、そのソフトラベル表示
が行なわれる。

かくしてこのようなソフト・キーに対する機能割当て制
御の機能、およびソフト・ラベルの表示制御の機能を備
えた多機能電話機によれば、サービス・クラスによって
規定されてその電話機に許可されているサービス機能を
指示する為のソフトラベルだけが、その機能のソフト・
キーへの割当て決定に伴って表示されるので、その電話
機に対して許可され、且つソフト・キーに割当てた機能
だけを効果的に明示することができる。この結果、従来
のように提供不可能なサービス機能までも明示し、誤認
を生じさせる等の不具合を未然に防ぐことができる。

特にソフト拳キーの操作によりサービス要求が与えられ
た後に、そのサービスの提供が禁止されている旨を通知
するものではないので、ユーザに対して不満感や不信感
を抱かせることがない等の効果が奏せられる。そしてソ
フト・キーに対して無駄な操作が行なわれることを効果
的に防ぐことが可能となる等の実用上多大なる効果が奏
せられる。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えばサービスクラスの数や、ソフト・キーの数、ま
たそこに割当てるサービス機能の数、およびその種別等
は交換機システムの仕様等に応じて定めれば良いもので
ある。またソフトラベルの表示形態も特に限定されない
。要するに本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、その電話機に対し
て許容されているサービス機能だけをソフト・キーに対
して効果的に設定し、またその設定した機能の名称だけ
をソフトラベルとして表示するので、キー操作の無駄を
省き、またその瑣扱いに対して不満感や不信感を抱かせ
ることがない等の実用上多大なる効果が奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る多機能電話機における
ソフトキーの機能割当ての制御機能を模式的に示す図、
第２図はその制御の流れを示す図、第３図はソフトラベ
ルの表示例を示す図、第４図は交換機システムの概略構
成を示す図、第５図は多機能電話機の外観構成の例を示
す図である。 １５・・・ソフト・キー、１６・・・表示器、２１・・
・ソフトキー轡パターンテーブル、２２・・ソフトキー
−テーブル、２３・・・ソフトラベル表示領域。 出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦 Ｃ等鵜、）　　」＝■］ｊサービ入クラ人り○ノでター
ンｌ） 第１図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １つのキーに複数の機能を割当て可能なソフトキーと、
   このソフトキーに割当てた機能の名称を表示する為の表
   示器とを備えた多機能電話機において、 前記ソフトキーに割当てる機能を、電話機の呼状態と該
   電話機に予め設定されているサービスクラスとに基づい
   て決定し、決定された機能の名称だけを前記表示器に表
   示することを特徴とする多機能電話機。