JPH01174727A - 水中コンクリート施工用型枠 - Google Patents

水中コンクリート施工用型枠

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JPH01174727A
JPH01174727A JP32831587A JP32831587A JPH01174727A JP H01174727 A JPH01174727 A JP H01174727A JP 32831587 A JP32831587 A JP 32831587A JP 32831587 A JP32831587 A JP 32831587A JP H01174727 A JPH01174727 A JP H01174727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
hem
concrete
water
end opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP32831587A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kondo
近藤 三樹郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L1上立見■皇1 本発明は、海洋コンクリート構造物、コンクリート橋脚
等を構築するための水中コンクリート施工用型枠に関す
るものである。
−よ    の口 海洋コンクリート構造物、コンクリート橋脚等を構築す
る工法として、水中の地盤上に直立させた型枠内に生コ
ンクリートを注入して硬化させる工法が知られている。
しかるに、地盤が平坦でなく、地盤上に着座した型枠の
一部が地盤表面から離隔(地盤のこの部分を不陸部と称
し、その離隔長を不陸量と称する)していると、その箇
所から生コンクリートが漏出することになる。この意味
で、型枠の下端に特公昭48−38189号公報に示さ
れるが如き表皮一体発泡のスポンジ体で形成された止水
バッキングを固定しておくのは有効である。
ところが、この止水バッキングを用いる場合には以下の
不具合がある。
■型枠として地盤との間で止水バッキングを圧縮させる
ことによって密封効果を得るのであるが、不陸量が大き
い場合にはその圧縮率が不足することがあり、圧縮率が
約10%以下では生コンクリートの漏出を防ぎ得ない。
■下端に止水バッキングを取付けた型枠を、例えば浮体
を付して鉛直姿勢で工事現場まで曳航する間に水流によ
る圧力を受けて体積の大きな止水バッキングが型枠から
離脱し易い。
■止水バッキングが強度の低い廉価な発泡体で形成され
ている場合、水中地盤上に型枠を着座させる際に大きな
水圧を受けて止水バッキングが破壊することがある。
■水深が大きく、したがって止水バッキングに大きなコ
ンクリート圧が作用する場合にはそれに応じて大きな密
封圧力を必要とし、高反力の止水バッキングを用いるか
あるいは止水バッキングの圧縮量を大きくしなければな
らない。前者にあっては止水バッキングの価格が高価と
なり、後者にあっては不陸量を見込むと十分大きな体積
の止水バッキングを必要とし、型枠曳航時に水流による
圧力を受けて型枠から離脱し易い。
口    ゛ るた の 本発明は斯かる技術的背景の下に創案されたものであり
、水中地盤上に着座した型枠と地盤との間の不陸量が大
きくとも、また大きな密封圧を必要とする場合でも常に
安定した密封効果が得られる底廉なる密封材を備えた水
中コンクリート施工用型枠を提供することをその目的と
する。
この目的は、起伏のある水底と該水底に設置される型枠
との間の不陸量を越える丈を有する漏れ止め用裾布の上
端部を型枠下端部の全周に亘って固定して成り、筒状を
なす該裾布は、その下端間口径が上端部口径に比して小
さくなされるとともに、下端間口部の対向位置にある部
分同志が引張り強度の大きい可撓性線材または可撓性網
状体で連結されており、かつ該裾布は下端開口の全周辺
帯域が不陸部をも含めて水底に面接触する態様で使用さ
れることを特徴とする水中コンクリート施工用型枠を提
供することによって達成される。
夫−U 以下、第1図ないし第3図に示した本発明の一実施例に
ついて説明する。
第1図は水深Hの水中地盤1に設置したrjA製型枠6
内にプラント船2からトレミ管4を通じて生コンクリー
ト3を注入する状態を示している。図中、5はコンクリ
ート漏れ止め用の砂袋を示す。
型枠6の下端には全周に亘って脚板7が一体に付されて
おり、該脚板7の下面に引張り強度の大きな裾布く帆布
、ゴム引き帆布、樹脂膜等の総称)8が固定されている
。裾布8は、環状をなす脚板7に対応して筒状に縫製さ
れており、その上端間口9の端縁を内側に向けて周辺部
10を密封材16を介して脚板7の下面に宛てがうとと
もに該周辺部に対して押え板17を宛てがった状態で複
数組のボルト・ナツト15をもって脚板7に固定されて
いる。
また、裾板8の下端開口12を塞ぐ態様で引張り強度の
大きな網状体14(生コンクリートの通過を許すものン
が裾布8に結着されている。この網状体14は、筒状の
裾布8に大きな内圧が作用したときに下端開孔周辺部1
3が圧力に負けて拡開、破断するのを防ぐためのもので
ある。脚板7に固定された状態の裾布8を他部材で拘束
することなく、側面部11の内面に均等な圧力を印加し
た場合の形状(以下、自由形状と称する)は第2図に示
す通りである。この図では、側面部11が縦方向に指向
して筒体の胴部となり、下端開孔周辺部13および網状
体14が筒体の平坦な底面をなしている。
自由形状状態での裾布8の丈(h)は不陸量(型枠6を
水中地盤上に設置したときに、脚板7の一部が凹んだ地
盤表面から浮き上った量(すなわち脚板7と地盤との間
隔長))を越える寸法になされ、また下端間口12の口
径(D2)は上端間口9の口径(D+ )に比して小さ
くなっている。
本実施例は前記のように構成されており、プラント船2
からトレミ管4を通じて型枠6内に生コンクリート3を
注入すると不陸部Aにおいて注入コンクリートが外部へ
漏出しようとするが、不陸8ISAでは不陸量を越える
丈を有する裾布8が垂下し、その下端開口周辺部13が
水中地5II11に面接触しており、しかも該下端開口
周辺部13は下端開口12を挟んで対向位置にある下端
開口周辺部13に対し網状体14をもって連結されてい
るため、注入コンクリートの大きな圧力が裾部8によっ
て支えられ、漏出が確実に防止される。不陸部以外にお
ける裾部8は脚板7と地盤1との間に大きな圧力で挟ま
れており、該裾部8が密封材として機能する。
また、下端開口12に張設された網状体14を通過した
注入コンクリートは地盤1の表面に直接接触して硬化す
る。
本実施例の他の特徴点は以下の通りである。
■上端部口9と下端開孔12の口径差(D+ −D2 
)を成る程度大きく確保しておけば(それ故、下端開口
周辺部13の面積を成る程度大きくしておけば)、注入
コンクリートの荷重圧によって下端開口周辺部13と地
M1との間で生ずる摩擦力にて、自己密封効果が生じる
。側面部11に作用する側圧が前記摩擦力を越えれば自
己密封効果は得られないはずであるが、その場合には網
状体14が緊張して裾部8の拡開”を防ぎ自己密封効果
が維持される。
■浮体を付した状態で型枠6を施工現場まで曳航する間
、裾部8の垂れ下がりを防ぐために、裾部8に浮体を付
すか、あるいは型枠上部から垂らしたローブ等により裾
部8を引上げることにより該裾部8を型枠6内に取り込
んでおけばよい。これ等の手段(浮体O−ブ等)は、型
枠6を地盤1上に着座させる際に取外される。
■型枠6を施工現場まで曳航する間に裾部8は水流によ
る圧力を受けるが裾部8および網状体14は大きな引張
り強度を有しており、裾部8の上端部がボルト・ナツト
15をもって脚板7に固定されているため、裾部8の破
損離脱が生じることはなく、コンクリート注入時におい
て確実に洩れ溜め機能を発揮する。
■地盤1の起伏が激しく、したがって不陸量が大きくな
っても、裾部8の丈を不陸量よりも大きくしておくこと
により対処することができる。
■裾布8は前述した発泡体製止水バッキングに比して廉
価である。
第4図は第2図と同様な図であり、変形例を示している
。この例では、地盤と接触する下端開口周辺部13の表
面に不織布、比較的薄肉の発泡樹脂等の摩擦係数の大き
な可撓性材で形成された滑り止め体18が添着されてお
り、該滑り止め体18はコンクリート打設時の自己密封
効果を増大させる機能を有する。
第5図は他の変形例を示している。この例では下端間口
12の拡開を防ぐ手段として網状体14に代えてロープ
の如き可撓性を有する線材19を用いている。線材19
は下端開口12の相対向する端縁部を相互に連結し、コ
ンクリート打設時に不陸部において裾部8に作用する圧
力に対抗して裾部8の拡開、破断を防ぐ。
1旦互1皿 以上の説明から明らかなように、その下端部にコンクリ
ートの漏出を防止する裾部を備え、生コンクリートを水
中に打込むための型枠であって起伏のある水底と該水底
に設置される型枠との間の不陸量を越える丈を有する漏
れ止め用裾部の上端部を型枠下端部の全周に亘って固定
して成り、筒状なす該裾部は、その下端間口径が上端部
口径に比して小さくなされるとともに、下端開口部の対
向位置にある部分同志が引張り強度の大きい可撓性線材
または可撓性網状体で連結されており、かつ該裾部は下
端開口の全周辺帯域が不陸部をも含めて水底に面接触す
る態様で使用されることを特徴とする水中コンクリート
施工用型枠が提案された。
この型枠を水中地盤上に設置したとき、大きな不陸部が
存在しても、不陸量を越える丈を有する裾部の下端開口
周辺部が地盤表面に接しているため、裾部の自己密封効
果により打設コンクリートの漏出が防止されている。そ
の際、打設コンクリートの圧力によって裾部が大きく拡
開しようとするが下端開口部に付した線材または網状体
が該圧力に対抗するため裾部の自己密封効果は確保され
る。また、裾部は不陸部以外においても型枠下端と地盤
との間に挟まれて密封材として機能する。
さらに、裾部、線材(または網状体)は打設コンクリー
トの漏出圧力に耐え得る大きな引張り強度を有している
ため、該裾部が型枠下端部に確実に固定された状態で型
枠を曳航する等、水中で型枠を動かしても水圧によって
裾部、線材(または網状体)が破損、離脱することはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る水中コンクリート施工
用型枠を用いた工事態様を示す図、第2図は該型枠下端
部の裾部を自由な状態で示す図、第3図は第1図の要部
拡大図、第4図は変形例に係る裾部を示す第3図と同様
な図、第5図は他の変形例に係る裾部の下端開口部を示
す平面図である。 1・・・地盤、2・・・プラント船、3・・・生コンク
リート、4・・・トレミ管、5・・・砂袋、6・・・型
枠、7・・・脚板、8・・・裾部、9・・・上端部口、
10・・・上端部口周辺部、11・・・側面部、12・
・・下端開口、13・・・下端開口周辺部、14・・・
網状体、15・・・ボルト・ナツト、16・・・密封材
、1γ・・・押え板、18・・・滑り止め体、19・・
・線材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その下端部にコンクリートの漏出を防止する裾布
    を備え、生コンクリートを水中に打込むための型枠にお
    いて、 起伏のある水底と該水底に設置される型枠との間の不陸
    量を越える丈を有する漏れ止め用裾布の上端部を型枠下
    端部の全周に亘って固定して成り、筒状をなす該裾布は
    、その下端開口径が上端部口径に比して小さくなされる
    とともに、下端開口部の対向位置にある部分同志が引張
    り強度の大きい可撓性線材または可撓性網状体で連結さ
    れており、かつ該裾布は下端開口の全周辺帯域が不陸部
    をも含めて水底に面接触する態様で使用されることを特
    徴とする水中コンクリート施工用型枠。
  2. (2)前記裾布の水底との接触表面に不織布または可撓
    性発泡樹脂を付したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載された水中コンクリート施工用型枠。
JP32831587A 1987-12-26 1987-12-26 水中コンクリート施工用型枠 Pending JPH01174727A (ja)

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JP32831587A JPH01174727A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 水中コンクリート施工用型枠

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215705A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 止水壁基礎の構築方法
EP2597206A1 (en) 2011-11-22 2013-05-29 Ceteal Foundation and method of manufacture

Cited By (3)

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