JPH0117471B2 - - Google Patents
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- JPH0117471B2 JPH0117471B2 JP2555482A JP2555482A JPH0117471B2 JP H0117471 B2 JPH0117471 B2 JP H0117471B2 JP 2555482 A JP2555482 A JP 2555482A JP 2555482 A JP2555482 A JP 2555482A JP H0117471 B2 JPH0117471 B2 JP H0117471B2
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- JP
- Japan
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- paper
- feed
- correction
- feeding
- step motor
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- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 24
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/36—Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
- B41J11/42—Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プリンタ等の紙送り装置に係わり、
詳しくは、ロール紙又はシート紙と連続伝票用紙
のいずれも使用できる紙送り方法に関する。
詳しくは、ロール紙又はシート紙と連続伝票用紙
のいずれも使用できる紙送り方法に関する。
従来、プリンタ等の紙送り方法において、両端
にスプロケツト穴を有する連続伝票用紙の紙送り
は、ピントラクタあるいは、ピンスプロケツトを
ステツプモータにより駆動し、記録紙両端にあけ
られた送り穴をトラクタあるいはスプロケツトの
ピンで引掛けて紙送りする方法がとられている。
一方、ロール紙やシート紙等、送り穴を持たない
記録紙の紙送りは、プラテンによる摩擦送り方式
が一般に用いられている。プリンタとしてこれら
の紙送りを併用する場合は(1)プラテンの両側にピ
ンスプロケツトを設けて併用する方式。(2)紙の送
り方向に対してプラテン部、ピンスプロケツト部
(ピントラクタ部)と云う順に紙送り機構を設け、
送り穴を持つ記録紙を送る際にはプラテン部の紙
送り力を弱めて、ピンスプロケツト部(ピントラ
クタ部)の送りを主とする方式。(3)紙の送り方向
に対してピンスプロケツト部(ピントラクタ部)、
プラテン部と云う順に紙送り機構を設け、プラテ
ン部、ピンスプロケツト部(ピントラクタ部)の
それぞれの送り精度をあげ、かつ同一量の送りが
出来る構造を採用し、精度向上に依存する方式。
(4)送り穴の有無にかかわらずプラテンの摩擦力の
みで送る方式等が従来より行なわれている。
にスプロケツト穴を有する連続伝票用紙の紙送り
は、ピントラクタあるいは、ピンスプロケツトを
ステツプモータにより駆動し、記録紙両端にあけ
られた送り穴をトラクタあるいはスプロケツトの
ピンで引掛けて紙送りする方法がとられている。
一方、ロール紙やシート紙等、送り穴を持たない
記録紙の紙送りは、プラテンによる摩擦送り方式
が一般に用いられている。プリンタとしてこれら
の紙送りを併用する場合は(1)プラテンの両側にピ
ンスプロケツトを設けて併用する方式。(2)紙の送
り方向に対してプラテン部、ピンスプロケツト部
(ピントラクタ部)と云う順に紙送り機構を設け、
送り穴を持つ記録紙を送る際にはプラテン部の紙
送り力を弱めて、ピンスプロケツト部(ピントラ
クタ部)の送りを主とする方式。(3)紙の送り方向
に対してピンスプロケツト部(ピントラクタ部)、
プラテン部と云う順に紙送り機構を設け、プラテ
ン部、ピンスプロケツト部(ピントラクタ部)の
それぞれの送り精度をあげ、かつ同一量の送りが
出来る構造を採用し、精度向上に依存する方式。
(4)送り穴の有無にかかわらずプラテンの摩擦力の
みで送る方式等が従来より行なわれている。
しかし(1)の方式では用紙幅が固定されてしま
い、各種幅の用紙に対応できない。(2)の方式では
印字直後の所で記録紙を切断する事ができない。
また紙送り駆動を完全に切換える事が困難なた
め、不要な駆動力が記録紙に加わり、フアンホー
ルド紙等に形成されている。ミシン目部が破れて
連続送りが不能になる。(3)の方式ではピンスプロ
ケツトとプラテン径の製造精度を厳しく管理する
必要があり、精度向上のために大幅に製造コスト
が上昇する。(4)の方式では送り精度がプラテンの
精度に依存するため、印字位置が記録紙の罫線上
になつてしまうなど送り誤差の累積が問題とな
る。
い、各種幅の用紙に対応できない。(2)の方式では
印字直後の所で記録紙を切断する事ができない。
また紙送り駆動を完全に切換える事が困難なた
め、不要な駆動力が記録紙に加わり、フアンホー
ルド紙等に形成されている。ミシン目部が破れて
連続送りが不能になる。(3)の方式ではピンスプロ
ケツトとプラテン径の製造精度を厳しく管理する
必要があり、精度向上のために大幅に製造コスト
が上昇する。(4)の方式では送り精度がプラテンの
精度に依存するため、印字位置が記録紙の罫線上
になつてしまうなど送り誤差の累積が問題とな
る。
本発明は上記の欠点を除去し、送り穴の形成さ
れた連続伝票用紙と、送り穴のないロール紙又は
シート紙のいずれも使用できる紙送り方法を提供
することを目的とする。
れた連続伝票用紙と、送り穴のないロール紙又は
シート紙のいずれも使用できる紙送り方法を提供
することを目的とする。
本発明の他の目的は、連続伝票用紙をプラテン
によつて送る際の送り量を適切に補正することに
ある。
によつて送る際の送り量を適切に補正することに
ある。
本発明の特徴は、駆動力の伝達されたプラテン
より送り方向手前に配したピンスプロケツトを有
し、このピンスプロケツトの回転量を検知するロ
ータリーエンコーダからの信号を駆動源に帰還し
てプラテンによる連続伝票用紙の送り量を補正す
ることである。
より送り方向手前に配したピンスプロケツトを有
し、このピンスプロケツトの回転量を検知するロ
ータリーエンコーダからの信号を駆動源に帰還し
てプラテンによる連続伝票用紙の送り量を補正す
ることである。
以下に本発明の紙送り方法について、図面を用
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例となる紙送り装置を
持つプリンタの構造図を示す。送り穴を有する記
録紙8は非駆動の検出用のピンスプロケツト2に
かかり、更にプラテン1と押えローラ(図示せ
ず)により紙送りされる。プラテン1は輪列5,
6を介してステツプモータ7で駆動する。ピンス
プロケツト2にはスリツト31を持つ検出用円板
3とこのスリツト31を検出するための光検出器
4から成るロータリエンコーダが取り付けてあ
る。ステツプモータ7に紙送り信号が入力され、
紙送りが行なわれるとピンスプロケツト1回転に
つき1パルスの信号が検出される。
持つプリンタの構造図を示す。送り穴を有する記
録紙8は非駆動の検出用のピンスプロケツト2に
かかり、更にプラテン1と押えローラ(図示せ
ず)により紙送りされる。プラテン1は輪列5,
6を介してステツプモータ7で駆動する。ピンス
プロケツト2にはスリツト31を持つ検出用円板
3とこのスリツト31を検出するための光検出器
4から成るロータリエンコーダが取り付けてあ
る。ステツプモータ7に紙送り信号が入力され、
紙送りが行なわれるとピンスプロケツト1回転に
つき1パルスの信号が検出される。
次にこの紙送り装置を用いた補正方式を第2図
を用いて説明する。この補正はマイクロコンピユ
ータを用いて実施するため以後のカウンタ、メモ
リ等はマイクロコンピユータ内のものを示す。ま
たプリンタの電源が入力されプリンタの紙送りが
開始されると、検出器の出力信号P0が出力され
る迄無補正の紙送りをおこなう。P0の信号が検
出されると、ステツプモータの送りステツプ数を
計数するカウンタをリセツトし、更に次の検出信
号P1が検出されるまで無補正の紙送りを継続す
る。この時この区間0を紙送りするのに要したパ
ルス数N1をメモリに記憶する。一般にピンスプ
ロケツトを1回転させるために必要なステツプモ
ータの総ステツプ数は、ステツプモータのステツ
プ数に換算した送りピツチ(P)の整数(n)倍
に一致するよう設計をおこなうが、このp×nの
値は、プラテンが誤差なく理総的に製造され、か
つ摩擦送りにおいて何らの紙の「のび」、「すべ
り」を生じなかつた場合、理想ステツプ数mと一
致する。しかし、プラテンを誤差なく製造する事
や、プラテン径の温度による変化をおさえる事、
紙の「のび」、「すべり」をともなわず紙送りをす
る事は、事実上不可能となる。そこでこのステツ
プ数M0はE0のエラーを含んでP×n+E0と云う
形で検出される。第2図でe0と表示した値は区間
0のステツプ数M0をステツプモータのステツプ
数M0(整数)で量子化した時の量子化誤差であ
る。このようにして検出した誤差E0を次の区間
1で補正しながら紙送りをするが、この補正の方
法はE0の値が正の時、送りピツチ(p+1)の
送りをE0回おこない、残りのn−|E0|回の送
りをピツチpで送る補正をおこなう。またE0の
値が負の時は送りピツチ(p−1)の送りをE0
回おこない、残りのn−|E0|回の送りをピツ
チpで送る補正をおこなう。この後P2点が検出
されるまでの残りのピルス数をE′1とすると、こ
の値と区間1の誤差E1との関係はE1=E0+E′1と
なる。この補正動作を逐次おこなう事により、補
正を実行する。この補正操作を一般式の形で表わ
すと第k区間の送りは、 Ek-1≧0の時 (p+1)・|Ek-1|+p・(n−|Ek-1|)+ +E′k Ek-1<0の時 (p−1)・|Ek-1|+p(n−|Ek-1|)+E′k 但し、 Ek=Ek-1+E′k となる。量子化誤差ekの値はステツプモータの回
転角に換算して0から、1ステツプの間にあり、
かつ第2図から明らかな様に累積はしない。また
この補正値の分配方式に関して2つの方法を提案
する。第1の方法としては、補正値を連続的に加
えてゆく方法がある。第3図にこの実施例を示
す。この例では送り誤差Ekが、プラテン径が理
想値より小さい等の理由により常に正の値となつ
た場合で、P1からH1まで、P2からH2まで、P3か
らH3まで…と連続的にp+1の紙送りピツチで
紙送りをおこない、残りのH1からP2、H2から
P3、H3からP4…はpピツチの紙送りを行なう。
を用いて説明する。この補正はマイクロコンピユ
ータを用いて実施するため以後のカウンタ、メモ
リ等はマイクロコンピユータ内のものを示す。ま
たプリンタの電源が入力されプリンタの紙送りが
開始されると、検出器の出力信号P0が出力され
る迄無補正の紙送りをおこなう。P0の信号が検
出されると、ステツプモータの送りステツプ数を
計数するカウンタをリセツトし、更に次の検出信
号P1が検出されるまで無補正の紙送りを継続す
る。この時この区間0を紙送りするのに要したパ
ルス数N1をメモリに記憶する。一般にピンスプ
ロケツトを1回転させるために必要なステツプモ
ータの総ステツプ数は、ステツプモータのステツ
プ数に換算した送りピツチ(P)の整数(n)倍
に一致するよう設計をおこなうが、このp×nの
値は、プラテンが誤差なく理総的に製造され、か
つ摩擦送りにおいて何らの紙の「のび」、「すべ
り」を生じなかつた場合、理想ステツプ数mと一
致する。しかし、プラテンを誤差なく製造する事
や、プラテン径の温度による変化をおさえる事、
紙の「のび」、「すべり」をともなわず紙送りをす
る事は、事実上不可能となる。そこでこのステツ
プ数M0はE0のエラーを含んでP×n+E0と云う
形で検出される。第2図でe0と表示した値は区間
0のステツプ数M0をステツプモータのステツプ
数M0(整数)で量子化した時の量子化誤差であ
る。このようにして検出した誤差E0を次の区間
1で補正しながら紙送りをするが、この補正の方
法はE0の値が正の時、送りピツチ(p+1)の
送りをE0回おこない、残りのn−|E0|回の送
りをピツチpで送る補正をおこなう。またE0の
値が負の時は送りピツチ(p−1)の送りをE0
回おこない、残りのn−|E0|回の送りをピツ
チpで送る補正をおこなう。この後P2点が検出
されるまでの残りのピルス数をE′1とすると、こ
の値と区間1の誤差E1との関係はE1=E0+E′1と
なる。この補正動作を逐次おこなう事により、補
正を実行する。この補正操作を一般式の形で表わ
すと第k区間の送りは、 Ek-1≧0の時 (p+1)・|Ek-1|+p・(n−|Ek-1|)+ +E′k Ek-1<0の時 (p−1)・|Ek-1|+p(n−|Ek-1|)+E′k 但し、 Ek=Ek-1+E′k となる。量子化誤差ekの値はステツプモータの回
転角に換算して0から、1ステツプの間にあり、
かつ第2図から明らかな様に累積はしない。また
この補正値の分配方式に関して2つの方法を提案
する。第1の方法としては、補正値を連続的に加
えてゆく方法がある。第3図にこの実施例を示
す。この例では送り誤差Ekが、プラテン径が理
想値より小さい等の理由により常に正の値となつ
た場合で、P1からH1まで、P2からH2まで、P3か
らH3まで…と連続的にp+1の紙送りピツチで
紙送りをおこない、残りのH1からP2、H2から
P3、H3からP4…はpピツチの紙送りを行なう。
第3図bは第3図aの破線部内を拡大したもの
であり、更に動作を詳説する。
であり、更に動作を詳説する。
この実施例においては、ピンスプロケツトを1
回転させる(検出器の出力信号PnからPo+1が出
力されるまでの間)に送りピツチpを約7回(n
=7)行なう。この際、送りピツチpは通常ステ
ツプモータの5ステツプによつて達成されていい
るものとする。検出器から信号P1が出力された
時、理想的な紙送り量と実際の紙送り量との間に
約4ステツプ分の誤差がある場合には、この4ス
テツプ分の誤差を、信号P1が出力された次の紙
送りから、(P+1)の送りピツチ(ステツプ数
にすれば、5+1=6回)を4度繰り返し、残り
の送り回数3回(n−4=7−4=3)をPピツ
チ(ステツプ数で5回)の紙送りにより区間1に
おける補正が行なわれる。
回転させる(検出器の出力信号PnからPo+1が出
力されるまでの間)に送りピツチpを約7回(n
=7)行なう。この際、送りピツチpは通常ステ
ツプモータの5ステツプによつて達成されていい
るものとする。検出器から信号P1が出力された
時、理想的な紙送り量と実際の紙送り量との間に
約4ステツプ分の誤差がある場合には、この4ス
テツプ分の誤差を、信号P1が出力された次の紙
送りから、(P+1)の送りピツチ(ステツプ数
にすれば、5+1=6回)を4度繰り返し、残り
の送り回数3回(n−4=7−4=3)をPピツ
チ(ステツプ数で5回)の紙送りにより区間1に
おける補正が行なわれる。
この制御をマイクロコンピユータを用いて実施
する際の処理プログラムフロー図を第4図に示
す。
する際の処理プログラムフロー図を第4図に示
す。
この流れ図はプログラムを簡単に説明するため
にpピツチの連続紙送り指令が出された事を仮定
して作つてある。またこの流れ図は補正方式に関
する事だけで実際のステツプモータを動かすプロ
グラム等は記入していない。簡単に流れ図を説明
すると第4図aではまず(あ)で電源スイツチが
投入され、リセツト状態となると、(い)−(う)
→(い)…のループでエンコーダ入力によりPR
がセツト(=1)されるまでpピツチの紙送りを
行う。PDがリセツト状態から初めにセツトされ
た後(え)→(お)→(か)→(き)→(か)→
(き)のサイクルでPFが再びセツトされるまで、
つまり、スプロケツトおよびエンコーダが1回転
する迄補正をせずにpピツチの紙送りをくり返
す。2回目にエンコーダフラグPPがセツトされ
ると、この区間を紙送りするために要したステツ
プ数M′と、この区間の送りステツプ数の理想値
P×nの差を補正値として計算(く)し、この補
正値の正負により(こ)、紙送りピツチをp+1
(さ)→(し)→(す)→(せ)、あるいはp−
1、(そ)→(た)→(ち)→(つ)として、次
回の紙送り操作から1回の補正操作につく補正値
Eを1づつ減算し(し)、(た)し補正値Eがゼロ
になるまで紙送りピツチを変える補正値Eがゼロ
になつた後紙送りピツチをpにもどす。この操作
を逐次くり返す事で補正送りをおこなう。また第
4図bは紙送りを1ステツプ行う毎に実行する処
理を示したもので、このプログラムをプリンタの
紙送りプログラムに挿入し、さきに示し処理プロ
グラムの流れ図(第4図a)と並列処理を行うこ
とにより間欠的な紙送り操作に対しても補正をお
こなうことが可能となる。
にpピツチの連続紙送り指令が出された事を仮定
して作つてある。またこの流れ図は補正方式に関
する事だけで実際のステツプモータを動かすプロ
グラム等は記入していない。簡単に流れ図を説明
すると第4図aではまず(あ)で電源スイツチが
投入され、リセツト状態となると、(い)−(う)
→(い)…のループでエンコーダ入力によりPR
がセツト(=1)されるまでpピツチの紙送りを
行う。PDがリセツト状態から初めにセツトされ
た後(え)→(お)→(か)→(き)→(か)→
(き)のサイクルでPFが再びセツトされるまで、
つまり、スプロケツトおよびエンコーダが1回転
する迄補正をせずにpピツチの紙送りをくり返
す。2回目にエンコーダフラグPPがセツトされ
ると、この区間を紙送りするために要したステツ
プ数M′と、この区間の送りステツプ数の理想値
P×nの差を補正値として計算(く)し、この補
正値の正負により(こ)、紙送りピツチをp+1
(さ)→(し)→(す)→(せ)、あるいはp−
1、(そ)→(た)→(ち)→(つ)として、次
回の紙送り操作から1回の補正操作につく補正値
Eを1づつ減算し(し)、(た)し補正値Eがゼロ
になるまで紙送りピツチを変える補正値Eがゼロ
になつた後紙送りピツチをpにもどす。この操作
を逐次くり返す事で補正送りをおこなう。また第
4図bは紙送りを1ステツプ行う毎に実行する処
理を示したもので、このプログラムをプリンタの
紙送りプログラムに挿入し、さきに示し処理プロ
グラムの流れ図(第4図a)と並列処理を行うこ
とにより間欠的な紙送り操作に対しても補正をお
こなうことが可能となる。
この実施例の特徴としては、コンピユータのプ
ログラムが比較的簡単である点である。第2の方
法として、補正値を区間全体にわたつて分散して
ゆく方法がある。第5図にこの実施例を示す。こ
の例も第1の実施例と同様、送り誤差Ekが常に
正の値となつた場合で、誤差Ekを全区間に分散
して補正操作をおこなう。つまり区間の送ステツ
プ数Mを誤差Ekの絶対値で除し(端数は切り捨
て)この値ごとに補正を行つてゆく方式である。
ログラムが比較的簡単である点である。第2の方
法として、補正値を区間全体にわたつて分散して
ゆく方法がある。第5図にこの実施例を示す。こ
の例も第1の実施例と同様、送り誤差Ekが常に
正の値となつた場合で、誤差Ekを全区間に分散
して補正操作をおこなう。つまり区間の送ステツ
プ数Mを誤差Ekの絶対値で除し(端数は切り捨
て)この値ごとに補正を行つてゆく方式である。
第5図bは第5図aの破線部内を拡大したもの
であり、更に動作を詳説する。
であり、更に動作を詳説する。
この実施例においては、第3図b同様に検出器
からの出力信号P1が出力された時の誤差がステ
ツプモータのステツプ数で4ステツプ分だけ生じ
ているものとする。この方法では、4ステツプ分
の誤差を区間1の中の送り回数(n=7)に分散
させて、1回おきに(P+1=6)の送りピツチ
と、(P=5)の送りピツチをくり返し、1つの
送り区間中に分散することにより、全体の送りム
ラを少なくしている。
からの出力信号P1が出力された時の誤差がステ
ツプモータのステツプ数で4ステツプ分だけ生じ
ているものとする。この方法では、4ステツプ分
の誤差を区間1の中の送り回数(n=7)に分散
させて、1回おきに(P+1=6)の送りピツチ
と、(P=5)の送りピツチをくり返し、1つの
送り区間中に分散することにより、全体の送りム
ラを少なくしている。
この方式をマイクロコンピユータを用いて実施
する際の処理プログラムフロー図を第6図に示
す。
する際の処理プログラムフロー図を第6図に示
す。
この方式{第6図a}も第4図に示した方式と
初期操作(ア)〜(キ)は同じであるが、(ク)で補正値Eを
計算した後、この補正操作を次のスプロケツト軸
1回転の間に紙送りに分散して、補正を施すため
に、補正間隔hを計算する(ケ)。そしてこの補
正間隔hの紙送りステツプ毎に、誤差Eの正負に
よりp+1ピツチの紙送り(セ)、p−1ピツチ
の紙送り(チ)を実行する。この操作を逐次行う事に
より補正紙送りを行う方式である。第6図bも第
4図bと同様に、紙送りを1ステツプ実行する毎
に行う処理を示したもので、補正間隔用のカウン
タHを増したり(B4)、この値Hと補正間隔hを
比較して(B5)、フラグをセツトする操作(B6)
が増加している。この実施例の特徴として、補正
が区間全体にわたつて均一に実施されるため、送
り量の差がめだちにくい利点を持つ。またこれら
の方式で紙送り補正の実施中には手動で紙送りを
行ない、印字位置を変えようとしても、補正が働
らいてしまう為、手動で紙送りを行なう操作が不
可能となる。この問題に対しては紙送りの手動ノ
ブにスイツチ等を取付け、手動送りの有無を検出
して、その回の補正をキヤンセルする方式が考え
られる。本実施例では、通常の紙送りにおいて前
出の誤差Ekの値の最大、最小値があらかじめ予
測可能である事と、プラテン径の誤差は通常の製
造方法では極度に大きくならない事から、補正を
おこなう誤差Ekの値に制限を設けてこの制限を
越えた誤差を生じた際には補正を行なわない様に
する事で手動送りを補正の対象から外している。
またこの方式はロール紙、シート紙等紙送り用の
送り穴を有しない記録紙を自動判別する事を可能
としている。すなわち、ロール紙等は紙送りして
もピンスプロケツト軸を回転させないため、前記
補正値が大きな値となる。従つて補正値がある制
限を越えた値となり補正は行なわれない。
初期操作(ア)〜(キ)は同じであるが、(ク)で補正値Eを
計算した後、この補正操作を次のスプロケツト軸
1回転の間に紙送りに分散して、補正を施すため
に、補正間隔hを計算する(ケ)。そしてこの補
正間隔hの紙送りステツプ毎に、誤差Eの正負に
よりp+1ピツチの紙送り(セ)、p−1ピツチ
の紙送り(チ)を実行する。この操作を逐次行う事に
より補正紙送りを行う方式である。第6図bも第
4図bと同様に、紙送りを1ステツプ実行する毎
に行う処理を示したもので、補正間隔用のカウン
タHを増したり(B4)、この値Hと補正間隔hを
比較して(B5)、フラグをセツトする操作(B6)
が増加している。この実施例の特徴として、補正
が区間全体にわたつて均一に実施されるため、送
り量の差がめだちにくい利点を持つ。またこれら
の方式で紙送り補正の実施中には手動で紙送りを
行ない、印字位置を変えようとしても、補正が働
らいてしまう為、手動で紙送りを行なう操作が不
可能となる。この問題に対しては紙送りの手動ノ
ブにスイツチ等を取付け、手動送りの有無を検出
して、その回の補正をキヤンセルする方式が考え
られる。本実施例では、通常の紙送りにおいて前
出の誤差Ekの値の最大、最小値があらかじめ予
測可能である事と、プラテン径の誤差は通常の製
造方法では極度に大きくならない事から、補正を
おこなう誤差Ekの値に制限を設けてこの制限を
越えた誤差を生じた際には補正を行なわない様に
する事で手動送りを補正の対象から外している。
またこの方式はロール紙、シート紙等紙送り用の
送り穴を有しない記録紙を自動判別する事を可能
としている。すなわち、ロール紙等は紙送りして
もピンスプロケツト軸を回転させないため、前記
補正値が大きな値となる。従つて補正値がある制
限を越えた値となり補正は行なわれない。
またグラフイク印字等の実行中は補正動作を行
うと紙送りピツチの変化により印刷間隔が一定と
ならず印字品質が低下してしまう。かかる欠点に
関しては本実施例では送りピツチ数pの大小によ
り文字印字行とグラフイク印字行との判別を行な
つている。すなわち紙送りピツチpの長さが印字
ヘツドの印字部の紙送り方向の長さより長い時
は、文字印字行と判断し、補正を実施する。また
紙送りピツチpの長さが印字ヘツドの印字部の紙
送り方向の長さより短いか、等しい時は、グラフ
イツク印字行と判断し補正は行わない。この操作
によりグラフイク印字時を自動判別し、補正によ
る印字品質の低下を防いでいる。
うと紙送りピツチの変化により印刷間隔が一定と
ならず印字品質が低下してしまう。かかる欠点に
関しては本実施例では送りピツチ数pの大小によ
り文字印字行とグラフイク印字行との判別を行な
つている。すなわち紙送りピツチpの長さが印字
ヘツドの印字部の紙送り方向の長さより長い時
は、文字印字行と判断し、補正を実施する。また
紙送りピツチpの長さが印字ヘツドの印字部の紙
送り方向の長さより短いか、等しい時は、グラフ
イツク印字行と判断し補正は行わない。この操作
によりグラフイク印字時を自動判別し、補正によ
る印字品質の低下を防いでいる。
更にこのピンスプロケツトは、ピン送り記録紙
には非常に有効な紙送りガイドとして働くため、
紙の蛇行、よじれを防止する効果を合せてもつて
いる。
には非常に有効な紙送りガイドとして働くため、
紙の蛇行、よじれを防止する効果を合せてもつて
いる。
以上本発明の紙送り補正方法にあつては、紙送
り穴を有する記録紙と、ロール紙や、シート紙な
ど送り穴を持たない記録紙をともに摩擦駆動によ
り紙送りを行なう。一般に紙送り穴を有する記録
紙ではフアンフオールド紙と呼ばれる切断用ミシ
ン目と罫線の入つたものが使用されているが、こ
の種の印刷用紙では送り誤差の累積が大きな問題
となる。
り穴を有する記録紙と、ロール紙や、シート紙な
ど送り穴を持たない記録紙をともに摩擦駆動によ
り紙送りを行なう。一般に紙送り穴を有する記録
紙ではフアンフオールド紙と呼ばれる切断用ミシ
ン目と罫線の入つたものが使用されているが、こ
の種の印刷用紙では送り誤差の累積が大きな問題
となる。
本発明の紙送り補正方法は係る欠点をとり除い
ただけでなく、摩擦駆動方式の持つ印字終了位置
直後の紙の切断等、プリンタ使用上、極めて有利
な点をそのまま踏襲した紙送り方法である。
ただけでなく、摩擦駆動方式の持つ印字終了位置
直後の紙の切断等、プリンタ使用上、極めて有利
な点をそのまま踏襲した紙送り方法である。
第1図は本発明の紙送り装置を持つプリンタの
構成図を示す。第2図は紙送り補正のタイミング
を示す説明図を示す。第3図aは連続補正の状態
の説明図であり、bはaの破線部を拡大した図を
示す。第4図a,bは連続補正の実施例のフロー
図を示す。第5図aは分散補正の状態の説明図で
あり、bはaの破線部を拡大した図を示す。第6
図a,bは分散補正の実施例のフロー図を示す。
構成図を示す。第2図は紙送り補正のタイミング
を示す説明図を示す。第3図aは連続補正の状態
の説明図であり、bはaの破線部を拡大した図を
示す。第4図a,bは連続補正の実施例のフロー
図を示す。第5図aは分散補正の状態の説明図で
あり、bはaの破線部を拡大した図を示す。第6
図a,bは分散補正の実施例のフロー図を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙送りのためのステツプモータと、 該ステツプモータからの動力によつて駆動され
るプラテンと、 用紙の送りにより駆動されるピンスプロケツト
と、該ピンスプロケツトの回転量を検知するロー
タリーエンコーダとを有し、 前記ピンスプロケツトの単位回転ごとに、前記
ステツプモータの理想的な駆動ステツプ数と実際
の駆動ステツプ数との差を測定し、次の単位回転
時には、前記差の分を考慮してステツプモータを
駆動することを特徴とするプリンタの紙送り量補
正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2555482A JPS58142877A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | プリンタの紙送り量補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2555482A JPS58142877A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | プリンタの紙送り量補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58142877A JPS58142877A (ja) | 1983-08-25 |
JPH0117471B2 true JPH0117471B2 (ja) | 1989-03-30 |
Family
ID=12169167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2555482A Granted JPS58142877A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | プリンタの紙送り量補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58142877A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111268A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-18 | Nippon Digital Equip Kenkyu Kaihatsu Center Kk | 紙送り装置 |
DE3606060C1 (de) * | 1986-02-25 | 1987-04-30 | Siemens Ag | Papiertransportvorrichtung fuer Einzelblaetter und Endlospapier in Druckeinrichtungen |
JPH0811455B2 (ja) * | 1986-11-07 | 1996-02-07 | 富士通株式会社 | 熱転写記録装置 |
JPH0711992Y2 (ja) * | 1987-07-15 | 1995-03-22 | 旭光学工業株式会社 | 連続紙の印字制御装置 |
JP5970709B2 (ja) | 2012-08-08 | 2016-08-17 | セイコーエプソン株式会社 | 連続用紙の搬送制御方法およびプリンター |
JP6981293B2 (ja) * | 2018-02-15 | 2021-12-15 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び印刷装置の制御方法 |
-
1982
- 1982-02-19 JP JP2555482A patent/JPS58142877A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58142877A (ja) | 1983-08-25 |
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