JP2944630B1 - 連続用紙プリンタ - Google Patents

連続用紙プリンタ

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JP2944630B1 JP12459598A JP12459598A JP2944630B1 JP 2944630 B1 JP2944630 B1 JP 2944630B1 JP 12459598 A JP12459598 A JP 12459598A JP 12459598 A JP12459598 A JP 12459598A JP 2944630 B1 JP2944630 B1 JP 2944630B1
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Abstract

【要約】 【課題】 連続用紙に連続印刷を行っても用紙送り方向
に印字位置のずれを生じないこと。 【解決手段】 スプロケット穴の通過を検出する光セン
サ6を設けている。改行制御部4は、光センサ6が一の
スプロケット穴を検出してから次のスプロケット穴を検
出するまでの用紙送り機構3の駆動量を測定する機能
と、この測定駆動量と予め設定された基準駆動量との駆
動量差を算出する機能と、この差に基づいて次回以降の
改行量を一時的に増加又は減少させる一時補正機能とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続用紙プリンタ
に係り、特に、スプロケット穴のある連続用紙に連続的
に印刷を行う連続用紙プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】連続用紙プリンタでは、スプロケット穴
を有する連続用紙をプラテンで挟むと共に、このプラテ
ンに対し用紙送り方向の下流側に設けられたトラクタの
刺をスプロケット穴に引っかける。そして、トラクタの
回転とプラテンの回転が連動することにより、連続用紙
が長手方向に送られる。一方、印字ヘッドはプラテンの
軸方向に往復移動するだけである。このため、連続用紙
への印字中に改行を行いたい場合は、予め設定された改
行量だけプラテンとトラクタを回転させ、印字ヘッドに
対し用紙が一定量ずらされる。これにより、相対的な印
字位置の改行が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、連続用紙を数十枚、数百枚連続印刷さ
せていると、用紙とプラテンとの間の滑り等が原因で、
改行時の用紙送り量にズレを生じ、印字位置が本来の位
置から徐々にずれてくるという不都合があった。このず
れが累積されると、印字位置に数cmのずれを生じるこ
ともあり、特に無人で夜間運転させた場合等に不都合を
生じ易かった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、連続用紙に連続印刷を行っても用紙送
り方向に印字位置のずれを生じない連続用紙プリンタを
提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、スプロケット穴を有する
連続用紙に印字を行う印字機構と、この印字機構を印字
データに応じて駆動する印字制御部と、スプロケット穴
を有する連続用紙の用紙送りを行う用紙送り機構と、印
字制御部から改行要求が与えられたときに用紙送り機構
を駆動して改行を実行する改行制御部と、この改行制御
部が改行処理の実行に使用するパラメータを格納したメ
モリとを備えている。また、スプロケット穴の通過を検
出する光センサを設け、改行制御部は、光センサが一の
スプロケット穴を検出してから次のスプロケット穴を検
出するまでの用紙送り機構の駆動量を測定する機能と、
この測定駆動量と予め設定された基準駆動量との駆動量
差を算出する機能と、この差に基づいて次回以降の改行
量を一時的に増加又は減少させる一時補正機能とを備え
ている。
【0006】本発明ではさらに、印字制御部は、改行要
求を与えるときにその改行要求の原因となった改行コー
ドと同じ行に他の印字データが存在するか否かの情報を
与える機能を有する。そして、改行制御部は、改行コー
ドと同じ行に他の印字データが存在しないことを条件に
一時補正機能を起動させる、という構成を採っている。
これにより、前述した目的を達成しようとするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5に基づいて説明する。
【0008】 図1に示す連続用紙プリンタは、スプロケ
ット穴を有する連続用紙に印字を行う印字機構1と、こ
の印字機構1を印字データに応じて駆動する印字制御部
2と、スプロケット穴を有する連続用紙の用紙送りを行
う用紙送り機構3と、印字制御部2から改行要求REQ
が与えられたときに用紙送り機構3を駆動して改行を実
行する改行制御部4と、この改行制御部4が改行処理の
実行に使用するパラメータを格納したメモリ5とを備え
ている。また、改行制御部4には、スプロケット穴の通
過を検出する光センサ6が併設されている。改行制御部
4は、この光センサ6が一のスプロケット穴を検出して
から次のスプロケット穴を検出するまでの用紙送り機構
3の駆動量を測定する機能と、この測定駆動量と予め設
定された基準駆動量との駆動量差αを算出する機能と、
この差に基づいて次回以降の改行量を一時的に増加又は
減少させる一時補正機能とを備えている。
【0009】 印字制御部2は、改行要求REQを与える
ときにその改行要求の原因となった改行コードと同じ行
に他の印字データが存在するか否かの情報Sを与える機
能を有する。そして、改行制御部4は、その改行コード
と同じ行に他の印字データが存在しないことを条件に一
時補正機能を起動させる機能を有する。
【0010】 また、改行制御部4は、駆動量差が予め設
定されたしきい値βに達したことを条件に一時補正機能
を起動させる機能を有する。
【0011】 更に、改行制御部4は、駆動量差αが予め
設定されたしきい値βに達しないとき、その駆動量差α
を次回算出される駆動量差に累積し、この累積結果が予
め設定されたしきい値βに達したことを条件に一時補正
機能を起動させる機能を有する。
【0012】 ここで、用紙送り機構3は、用紙送りモー
タとしてステッピングモータを有し、改行制御部4は、
このステッピングモータを駆動するステップ数をカウン
トすることにより用紙送り機構3の駆動量を測定するよ
うになっている。
【0013】 また、用紙送り機構3はこの種のプリンタ
に一般的なトラクタを含み、光センサ6はこのトラクタ
の近傍に固定装備されている。
【0014】 これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、印字機構1は、従来一般的なドットインパクト印字
機構である。印字制御部2は、上位装置から印字データ
を受信してメモリに蓄積する機能と、このメモリから随
時印字データを読み出して印字機構を駆動する機能とを
備えている。メモリに蓄積される印字データには、文字
コードや改行コード等が含まれている。用紙送り機構3
は、従来一般的なドットインパクトプリンタに装備され
ているもので、印字ヘッドに対向するプラテンと、トラ
クタとを含み、例えば、プラテンとトラクタとが一つの
用紙送りモータによって回転駆動されるものである。改
行制御部4は、予め準備されたプログラムを逐次実行す
ることにより動作するコンピュータを含み、これによっ
て、上述した各種の機能を実現する。メモリ5には、改
行制御部4が処理に使用する各種のパラメータが格納さ
れるようになっている。
【0015】 光センサ6は、図2に示すように、プラテ
ン11とトラクタ12との間に架け渡された連続用紙1
3のスプロケット穴14と対向する位置に固定装備され
ている。特に、本実施形態では、光センサ6をトラクタ
12の近傍に配置している。ここで、符号15は、印字
ヘッドの軌跡を示す。また、連続用紙13の用紙送り方
向は、図中の矢印の方向とする。
【0016】 また、本実施形態では、光センサ6とし
て、図3のようなホトインタラプタを採用している。即
ち、用紙の一方の面に設けられた発光素子と他方の面に
設けられた受光素子とを対向させ、その間をスプロケッ
ト穴が通過したときの光透過からスプロケット穴14の
存在を検出するものである。本実施形態では、図3に示
すように、光センサ6の中央にスプロケット穴の端部が
差し掛かった時にスプロケット穴14の存在が検出され
る特性を有しているものとする。なお、連続用紙13の
隣接するスプロケット穴14の間隔は規格化されてお
り、12.7mmである。即ち、隣接するスプロケット
穴14の間隔は一定である。
【0017】 次に、本実施形態の動作を説明する。
【0018】 印字制御部2は、上位装置から印字データ
を受信すると、その印字データを構成する文字コードや
制御コードを読み出して印字機構を駆動する。文字デー
タであれば、印字ヘッドのピンを駆動してインクリボン
を用紙に叩き付け、印字を行わせる。また、改行コード
を検出したときは、印字ヘッドを原位置に戻すと共に改
行制御部2に改行要求REQを与える。また、印字制御
部2は、このとき改行コードの前に文字コードが存在す
るか、即ち、その行は印字文字が無く単に改行を行うだ
けか否かを示す情報Sを改行制御部4に与える。
【0019】 図4及び図5は、改行制御部4の動作を示
すフローチャートである。改行制御部4は、印字制御部
2から改行要求REQを与えられる毎に、この図4及び
図5のフローチャートに沿った処理を実行する。
【0020】 まずフローチャートで使用する変数につい
て説明を加える。改行基準量Kは、改行量のデフォルト
値であり、予め設定された印字の行ピッチを反映した値
である。トータル補正量THは、改行実行時に改行基準
量Kに加減される補正量である。補正量Hは、隣接する
スプロケット穴間の単位で生じた用紙送りのずれを補正
するために必要な補正量である。この補正量Hが、その
ままトータル補正量THとして採用される場合もある
し、この補正量Hが累積されてトータル補正量THとな
る場合もある。改行目標量KMは、トータル補正量TH
を考慮した実際に改行すべき量である。改行実行量KJ
は、改行実行中の時々における用紙送り量である。補正
用カウンタCは、光センサ6がスプロケット穴を検出し
てから次のスプロケット穴を検出するまでに駆動した用
紙送りモータのステップ数を示す。カウンタ基準値CK
は、一のスプロケット穴から次のスプロケット穴まで用
紙送りが正常に行われた場合に補正用カウンタCが示す
べき固定値である。ずれ量αは、補正用カウンタCが示
した値とカウンタ基準値CKとの差である。しきい値β
は、ずれ量αが微少の場合は、ずれ量αの原因がスプロ
ケット穴間隔の誤差や光センサ6の検出誤差であると考
え当該ずれ量αを補正量Hとして採用しないようにする
ための値である。
【0021】 続いて、図4及び図5を参照し、改行制御
部4の動作を説明する。
【0022】 改行要求REQを与えられた改行制御部4
は、まずトータル補正量THに補正量Hを加算する(S
1)。ここで、トータル補正量TH及び補正量Hの初期
値は0である。ただし、これらのパラメータが一端値を
持つと、図4の処理が終了しても、その値は自動的には
クリアされずそのまま維持される。続いて、改行制御部
4は、印字制御部2から与えられた情報Sを参照し、今
回の改行要求REQの原因となった改行コードと同じ行
に印字データが存在するか否かを検査する(S2)。改
行コードの他に印字データが存在するときは、デフォル
トの改行基準量Kをそのまま改行目標量KMとして採用
し(S3)、改行量の補正を行わないようにする。これ
は、例えば2行使って縦倍角の文字を印刷しているとき
に、その縦倍角文字が改行補正によって変形してしまう
事態を防止するためである。
【0023】 一方、改行コードの前に印字データが存在
しないときは、改行基準量Kにトータル補正量THを加
えた値を改行目標量KMとして採用する(S4)。そし
て、トータル補正量THは0に戻す(S5)。ここまで
の処理が終了すると、実際の改行処理を開始する(S
6)。
【0024】 図5は、S6の改行実行処理の詳細を示す
フローチャートである。この図5の改行実行処理が1回
呼ばれる度に用紙送りモータが1ステップずつ駆動さ
れ、その繰り返しによって改行のための用紙送りが実行
されるようになっている。
【0025】 改行制御部4は、改行実行処理の実行段に
なると、用紙送り機構3の用紙送りモータを1ステップ
駆動すると共に、補正用カウンタCを1加算する(S1
1)。この補正用カウンタCの初期値は、光センサ6が
スプロケット穴を検出した時点において0である。続い
て、改行制御部4は、光センサ6がスプロケット穴を検
出したか否かを検査し(S12)、スプロケット穴を検
出していなければそのまま図4のフローチャートに処理
を戻す。
【0026】 一方、光センサ6がスプロケット穴を検出
した場合は、それまでに加算された補正用カウンタCの
値とカウンタ基準値CKとの差(駆動量差)をずれ量α
とする。ここで、前回光センサ6に検出されたスプロケ
ット穴から今回検出されたスプロケット穴までの用紙送
りが正常に行われていれば、ずれ量αは0になる。ただ
し、スプロケット穴間隔の誤差や光センサ6の検出誤差
によってずれ量αが微少な値を持つこともある。また、
例えば前回検出されたスプロケット穴から今回検出され
たスプロケット穴までの間で用紙送りの滑りが生じてい
た場合には、補正用カウンタCの値がカウンタ基準値C
Kよりも大きくなるので、その滑り量に応じてずれ量α
がプラスの値を持つことになる。また、この場合用紙の
滑りが生じたことから、用紙の送りが基準よりも少なく
なり、改行量が不足する。
【0027】 続いて、改行制御部4は、ずれ量αの絶対
値がしきい値βより大きいか判断する。ずれ量αがしき
い値β以下の場合は、当該ずれ量αの発生原因がスプロ
ケット穴間隔の誤差や光センサ6の検出誤差と考えられ
るため、補正を行わないようにする。かかる場合に補正
を行うと、逆に印字結果を乱してしまうからである。従
って、しきい値βとしては、そのような役割を果たす最
適値を実験的に設定するとよい。
【0028】 この結果、ずれ量αの絶対値がしきい値β
より大きい場合は、このずれ量αを補正値Hとし、補正
用カウンタCは0に戻す(S15,S16)。一方、ず
れ量αがしきい値β以下の場合は、補正値Hを0とし、
補正用カウンタCにずれ量αをセットする(S17,S
18)。ここで、補正用カウンタCにずれ量αをセット
するのは、S11〜S13までの処理でずれ量αを累積
させ、その累積結果がしきい値βを越えた場合も、改行
補正を行うためである。これによると、しきい値βを越
えない改行ずれが実際に繰り返し生じていた場合には、
その累積ずれ量が一定以上となったところで改行補正が
行われる。こうして、図5の処理がリターンに達する
と、図4のS7からの処理に戻る。
【0029】 改行制御部4は、S6の改行実行処理を終
了する毎に改行実行量KJを1加算し(S7)、改行実
行量KJが改行目標量KMに達したか否かを判断する
(S8)。この結果、改行目標量KMに達していない場
合はS6の改行実行処理を繰り返す。一方、改行目標量
KMに達した場合は、1行分の改行が完了したので、改
行実行量KJをリセットし、処理を終了する(S9)。
従って、今回の改行実行処理(S6)で求められた補正
値Hは、今回の改行動作には影響せず、次回再び改行要
求REQが与えられたときに、S1でトータル補正量T
Hの値に反映される。即ち、今回の改行動作で生じた改
行ずれは、次回以降の改行動作において相殺される。先
ほどの用紙滑りが生じた場合を例に説明すると、補正量
H=α(>0)の値がセットされているため、トータル
補正量THが最初0とすると、S1でトータル補正量T
H=α(>0)となり、S4で改行目標量KMがK+α
となる。つまり、改行目標量KMが基準改行量Kよりも
αだけ多く設定される。従って、用紙滑りによって不足
した改行量が取り戻される。また、同じ行の改行コード
の前に印字データが存在するときは、改行補正を行わ
ず、S2,S3によってトータル補正量THが持ち越さ
れ、改行コードのみの空白行が登場したときに、まとめ
て改行補正が行われる(S2)。
【0030】 このように、本実施形態によれば、光セン
サが一のスプロケット穴を検出してから次のスプロケッ
ト穴を検出するまでの用紙送り機構の駆動量Cを基準駆
動量CKと比較することによって用紙送りの多少を判断
し、その駆動量差αに基づいて改行量を加減するので、
帳票に連続印刷を行ったときの累積改行ずれを防止する
ことができる。
【0031】 また、改行補正を行うのは空白行のときだ
けなので、印字結果の見た目に比較的影響を与えること
なく改行補正を行うことができる。例えば、2行使って
縦倍角文字を印刷しているときに、その間で改行補正が
行われ文字が縦に変形するという不都合を有効に防止す
ることができる。
【0032】 更に、駆動量差αがしきい値βを越えない
ときは、改行補正を行わないので、駆動量差αの原因が
スプロケット穴間隔の誤差や光センサの検出誤差である
場合など、実際には用紙送りの不調が生じていない場合
に改行補正が行われてしまう不都合を防止することがで
きる。
【0033】 一方、しきい値βを越えない微少な改行ず
れが実際に生じていた場合には、その微少な改行ずれが
累積ししきい値βを越えた時点でまとめて改行補正を行
うので、そのような微少な改行ずれの発生であっても確
実に改行補正を行うことができる。
【0034】 また、用紙送り機構の駆動量を検出するの
に、用紙送りモータを駆動したステップ数をカウントす
る方法を採るので、駆動量差αの算出を容易に行うこと
ができる。
【0035】 また、光センサをトラクタの近傍に設ける
構成としたので、印字ヘッドの動作の邪魔にならず、ま
た、用紙のばたつきが少ない状況でスプロケット穴の検
出を比較的安定的に行うことができる。
【0036】 ここで、本発明は上記実施形態に限定され
ず、光センサが一のスプロケット穴を検出してから次の
スプロケット穴を検出するまでの用紙送り機構の駆動量
を測定し、この結果を基準駆動量と比較して、その差に
基づいて改行量補正を行うものであればよい。また、光
センサとしてホトリフレクタを採用し、これをプラテン
に対向装備し、用紙がプラテンに接触している部分でス
プロケット穴の通過を検出するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、光センサが一のスプロケット穴
を検出してから次のスプロケット穴を検出するまでの用
紙送り機構の駆動量を基準駆動量と比較することによっ
て用紙送りの多少を判断し、その駆動量差に基づいて改
行量を加減するので、帳票に連続印刷を行ったときの累
積改行ずれを防止することができ、さらに、改行補正を
行うのは空白行のときだけなので、印字結果の見た目に
比較的影響を与えることなく改行補正を行うことができ
る。例えば、2行使って縦倍角文字を印刷しているとき
に、その間で改行補正が行われ文字が縦に変形するとい
う不都合を有効に防止することができる、という従来に
ない優れた連続用紙プリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】光センサの取り付け位置を示す説明図である。
【図3】光センサの取り付け状態を示す説明図である。
【図4】図1における改行制御部の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】図4に含まれる改行実行処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 1 印字機構 2 印字制御部 3 用紙送り機構 4 改行制御部 5 メモリ 6 光センサ 12 トラクタ 13 連続用紙用紙 14 スプロケット穴 REQ 改行要求
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/00 - 11/70 B41J 19/00 - 19/98

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプロケット穴を有する連続用紙に印字
    を行う印字機構と、この印字機構を印字データに応じて
    駆動する印字制御部と、前記スプロケット穴を有する連
    続用紙の用紙送りを行う用紙送り機構と、前記印字制御
    部から改行要求が与えられたときに前記用紙送り機構を
    駆動して改行を実行する改行制御部と、この改行制御部
    が改行処理の実行に使用するパラメータを格納したメモ
    リとを備えた連続用紙プリンタにおいて、 前記スプロケット穴の通過を検出する光センサを設け、 前記改行制御部は、前記光センサが一のスプロケット穴
    を検出してから次のスプロケット穴を検出するまでの前
    記用紙送り機構の駆動量を測定する機能と、この測定駆
    動量と予め設定された基準駆動量との駆動量差を算出す
    る機能と、この差に基づいて次回以降の改行量を一時的
    に増加又は減少させる一時補正機能とを備え、 前記印字制御部は、前記改行要求を与えるときにその改
    行要求の原因となった改行コードと同じ行に他の印字デ
    ータが存在するか否かの情報を与える機能を有し、 前記改行制御部は、前記改行コードと同じ行に他の印字
    データが存在しないことを条件に前記一時補正機能を起
    動させることを特徴とした連続用紙プリンタ。
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