JPH01174704A - 道路継目部専用舗装部材 - Google Patents

道路継目部専用舗装部材

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JPH01174704A
JPH01174704A JP33541587A JP33541587A JPH01174704A JP H01174704 A JPH01174704 A JP H01174704A JP 33541587 A JP33541587 A JP 33541587A JP 33541587 A JP33541587 A JP 33541587A JP H01174704 A JPH01174704 A JP H01174704A
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JP
Japan
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road
paving
pavement
pavement member
adhesive
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JP33541587A
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English (en)
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Motonosuke Arai
元之助 新井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、橋梁や高架道路等の道路継目部に設置する舗
装部材に関する。
(従来の技術) 道路継目部専用の舗装部材としては、間隙を存して左右
に分離した一対の支持部材の上に床版上の道路舗装と同
様の材料にて形成した一連の舗装材層を設け、支持部材
と舗装材層とを結合手段で結合したものが知られている
(特公昭60−39801号公報参照)。
上記舗装部材は予め工場等で製作して施工現場へ運搬し
、道路継目部の遊間を存して相対する床版の両端部に橋
架して盲目地ジヨイントの継目部舗装とされる。また、
支持部材は、鋼板、合成樹脂板、繊維強化プラスチツク
板等の剛板を利用して形成され、舗装材層は、アスファ
ルト舗装材、ブースアスファルト舗装材、樹脂モルタル
、樹脂コンクリート等で形成されている。
一方、盲目地ジヨイントを形成するにあたり、道路継目
部に形成した凹部に骨材を敷設してゴム入り歴青材を注
入し、その上にゴム入り歴青材と骨材とを混合した舗装
材を打設するという技術も一般に知られている(特開昭
60−225610号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記舗装部材の場合、道路の伸縮や橋桁端部の上下変位
を舗装材層で吸収することになるが、支持部材がかかる
舗装材層の機能を低下させるという問題がある。すなわ
ち、支持部材は舗装材層を道路端部に固定するために設
けられているが、この固定にはアンカーやボルトを用い
る関係で、支持部材を舗装材層とは異なる材質のもの、
つまりは剛板で形成せざるを得ない。そして、この互い
に異質の材料で構成された支持部材と舗装材層とは接着
性が悪いため、その両者の結合に支持部材からの突起等
による結合手段が利用されることになる。従って、舗装
材層は、左右の支持部材に結合手段で結合された部分は
伸縮ないしは撓み変形が阻害されることになり、主とし
て左右の支持部材の結合手段間で道路の伸縮や上下変位
を吸収しなければならない。よって、舗装材層が道路継
目部専用の舗装部材として十分に機能する部分は狭い範
囲のものとなり、道路の伸縮や上下変位を有効に吸収す
ることが難しくなるとともに、結合手段のまわりに応力
が集中し、この結合手段の部分からクラックを発生し易
くなる。
また、道路継目部に対する舗装部材の設置にあたっては
、アンカー等を用いるためその設置作業に手間がかかり
、工場等で製作するプレハブ式の舗装部材でありながら
、施工の簡易化が十分に図れないという問題がある。
これに対し、上記舗装部材の舗装材層にゴム入り歴青材
と骨材を使用したものを適用することが考えられるが、
舗装材層の性能の改善は図れるものの、支持部材および
アンカー等を用いることによる上述の問題の基本的な解
決にはならない。
一方、上述のゴム入り歴青材を施工現場で打設する方式
では、道路の長手方向や中方向の勾配が大きい場合は施
工が難しくなり、また、骨材は予め加熱する必要がある
が、外気温との関係でその加熱温度の調整が難しく、ま
た、ゴム入り歴青材が外気温によっては急冷される場合
もあり、空隙が多くなったり、性能が安定しなかったり
するおそれがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題を解決しようとするものであって、
ゴムもしくはゴムと歴青材を主材料とするバインダーと
骨材とを使用してブロック状に成形されていて、道路継
目部において遊間を跨いでその両側の道路端部に橋架し
接着剤で固着されることを特徴とする道路継目部専用の
舗装部材を提供するものである。
(作用) 本発明の舗装部材は、その表面を路面高さに合わせて設
置することにより、盲目地ジヨイントを簡単に構成する
ことができ、道路継目部における現場での舗装材の打設
は不要である。そして、舗装部材に含まれているゴムは
、歴青材や骨材の結合材としての作用を呈し、舗装部材
の保形性を高めるとともに、その有する弾性により舗装
部材の伸縮性および屈曲性を高める。
しかして、上述のように舗装部材の保形性が高いという
ことは、支持部材を用いずども舗装部材を形くずれする
ことなく運搬し道路継目部に設置できるということであ
る。また、舗装部材はゴム分を有するから同じ樹脂の仲
間である接着剤による道路端部に対する接着性が良く、
しかも、ゴム分によって弾性変形が容易であって、道路
の伸縮ないしは上下変位に追従し易いことも上記接着性
の点で有利となっており、アンカー等による固定、従っ
て支持部材は不要ということになる。すなわち、本発明
においては、ゴムにより単に舗装材の性能改善を図ると
いうにとどまらず、ゴムの性質を利用することにより、
支持部材やアンカーを用いることなく、舗装部材を接着
剤で道路端部に固着するようにしており、従って、舗装
部材には支持部材や結合手段という舗装材とは異質のも
のは含まれず、舗装部材の全体を道路の伸縮や桁端の上
下変位の吸収に利用することができる。
さらに、舗装部材は、工場で製作することができるから
、バインダーや骨材に対する外気温の影響という問題は
なく、安定した品質のもので現場施工を行なうことがで
き、もちろん、道路の勾配も問題とならない。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、道路継目部における舗装材の
現場打設を行なうことなく、また、支持部材やアンカー
等を用いることなく、舗装部材を道路継目部に設置して
盲目地ジヨイントを簡単に得ることができ、そして、舗
装部材の全体を有効に利用し且つゴムの弾性を有効に利
用して、道路の伸縮や桁端の上下変位を円滑に吸収する
ことができるようになり、盲目地ジヨイントとしての耐
久性を高めることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図には、道路橋の継目部に設置する舗装部材lが示
されている。この舗装部材lは第2図に示す床版2の上
の橋面舗装3と略同じ厚さでブロック状(板状)に形成
されている。また、上記舗装部材1は、本例の場合、ゴ
ムと歴青材を主材料とし、これに砂、その他の添加材を
混合処理してなるホットメルト型のバインダーに骨材が
混合されたものである。
この場合のバインダーは、ゴムと歴青材を同量か若しく
は歴青材を多くして形成することができ、また、砂は舗
装部材1に耐摩耗性を付与するために適量を混合するこ
とができる。また、骨材はバインダーよりも多くとも少
なくともよい。
ゴムとしては、天然ゴム、スチレン・イソプレンゴム、
スチレン・ブタジェンゴム、ブタジェンゴム、イソプレ
ンゴム、クロロプレンゴムなどを用いることができる。
さらに、バインダーには、エチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂、ポリエチレン、エチレン−アクリル酸エチル共重
合樹脂、ポリアミド、ポリイソブチレン等を添加するこ
ともできる。
料とするが、歴青材を用いずにゴムのみを主材料とし、
これに砂、その他の添加材を加えるようにしてもよい。
上記舗装部材1の製作にあたっては、舗装部材lの外形
に倣った型内に加熱溶融したバインダーと加熱した骨材
とを混線機で混練して流し込み、転圧して表面ならしを
行ない、離型して舗装部材1を得る。
施工にあたっては、まず、床版2,2の上に遊間6を跨
いで連続して施されている橋面舗装3に対し、舗装部材
lの巾(橋長方向の寸法)と同じ間隔をあけ且つその間
隔の中央に遊間6が位置するようにして、道路継目部の
長平方向へ基準線を描く(マーキング)。そして、それ
ぞれの基準線において、橋面舗装3にコンクリートカッ
ターで切れ目を入れ、両切れ目間の舗装部分を研って除
去する。次に、露出した床版2,2の上面のチッピング
(表面ならし)を行なって、第2図に示す如く路面から
の深さが舗装部材1の厚さよりも若干深く(例えば5M
程度深く)なった段下げ部7゜7を形成する。この場合
、段下げ部7,7の側面7a、7aは、コンクリートカ
ッターによる切れ目の側面(切断面)で構成されるが、
この切れ目自体には巾があるため、段下げ部7.7の両
側面7a、7a間の寸法は、舗装部材1の巾よりも若干
大きく(例えば10価程度大きく)なる。
そうして、第3図に示す如く、遊間6にウレタンフオー
ム等によるバックアツプ材8を詰める。
そして、段下げ部7,7の側面7a、7aおよび底面7
b、7bをバーナで加熱し、この側面7a。
7aおよび底面7b、7bに加熱溶融したホットメルト
型の接着剤1oを厚さ5mm程度で塗布するとともに、
この接着剤IOをバックアツプ材8の上に充填し、遊間
6の止水手段11とする。この接着剤IOとしては、舗
装部材lに用いたバインダーを利用する。
一方、上記接着剤10の塗布および充填の作業と並行し
て、舗装部材1の両側面と底面をバーナにて加熱溶融す
る作業を行なう。なお、溶剤を塗布して加熱に代えるこ
ともできる。そして、この舗装部材1を接着剤10が塗
布されている段下げ部7.7に挿入し、第4図に示すジ
ヨイントを得る。すなわち、このジヨイントは、上述の
舗装部材1が遊間6を跨いでその両側の道路端部に橋架
され、この両道絡端部の床版2,2および舗装3゜3に
接着された盲目地ジヨイントである。
なお、この接着剤lOは舗装部材lの本体4のバインダ
ーで構成されているため、舗装部材1を道路端部に固着
した状態では本体1と一体になっている。
従って、本実施例によれば、施工現場での道路継目部に
対する舗装材の打設を行なうことなく、盲目地ジヨイン
トを得ることができ、そして、段下げ部7,7の深さと
接着剤10の塗布量の調整により、舗装部材lの上面を
路面高さに簡単に合わせる二とができる。また、舗装部
材1は、ゴムにより伸縮性、屈曲性が高くなっており、
かつ、その全体を有効に利用して道路の伸縮および桁端
の上下変位を無理なく許容することができ、早期のひび
割れを招くことがなく、盲目地ジヨイントの耐久性が高
くなる。
しかも、アンカーが必要でないことと、舗装の転圧作業
が不要であることもあって、施工を簡単に且つ迅速に行
なうことができる。
なお、上述の実施例では舗装部材を舗装と略同厚に成型
したが、それより薄くなっても厚くなってもよい。特に
厚くした場合は道路の伸縮や桁端の上下変位に対する耐
ひび割れ性が向上する。
また、接着剤としては上述のバインダーよりもゴム分、
粘着付与剤等を多くしたものなど、他の組成あるいは他
の種類の接着剤を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は道路継目部専用
舗装部材を示す斜視図、第2図乃至第4図は施工の各段
階を示すもので、第2図は道路継目部に段下げ部を形成
した状態を示す一部断面にした斜視図、第3図は段下げ
部に接着剤を塗布した状態を示す断面図、第4図は上記
舗装部材を設置し施工完了状態を示す断面図である。 l・・・・・・舗装部材、2・・・・・・床版、3・・
・・・・橋面舗装、4・・・・・・舗装部材本体、6・
・・・・・遊間、lO・・・・・・接着剤。 発3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴムもしくはゴムと歴青材を主材料とするバイン
    ダーと骨材とを使用してブロック状に成形されていて、
    道路継目部において遊間を跨いでその両側の道路端部に
    橋架し接着剤で固着されることを特徴とする道路継目部
    専用舗装部材。
JP33541587A 1987-12-28 1987-12-28 道路継目部専用舗装部材 Pending JPH01174704A (ja)

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JP33541587A JPH01174704A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 道路継目部専用舗装部材

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JP33541587A JPH01174704A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 道路継目部専用舗装部材

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JPH01174704A true JPH01174704A (ja) 1989-07-11

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JP33541587A Pending JPH01174704A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 道路継目部専用舗装部材

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5396230A (en) * 1977-02-01 1978-08-23 Utarou Tsujimoto Civil building block material
JPS5524162U (ja) * 1978-08-05 1980-02-16
JPS60225610A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 Nitto Electric Ind Co Ltd 半透膜の洗浄方法

Patent Citations (3)

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