JPH01174651A - 立毛調静電気防止編布 - Google Patents

立毛調静電気防止編布

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JPH01174651A
JPH01174651A JP33401787A JP33401787A JPH01174651A JP H01174651 A JPH01174651 A JP H01174651A JP 33401787 A JP33401787 A JP 33401787A JP 33401787 A JP33401787 A JP 33401787A JP H01174651 A JPH01174651 A JP H01174651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antistatic
knitted fabric
fabric
nappy
knitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP33401787A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ono
秀樹 大野
Kozo Ogasawara
小笠原 幸造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Kawashima Textile Manufacturers Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Kawashima Textile Manufacturers Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Kawashima Textile Manufacturers Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP33401787A priority Critical patent/JPH01174651A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は立毛調静電気防止編布に関するものである。
〔従来の技術〕
織布、編布、シート等に帯電する静電気は人体への電撃
シ冒ツクを起したシ、又空気中の塵埃を吸着することに
よる汚染、帯電物相互の吸引による付着、放電による引
火等の原因となるので帯電性を防止した種々の織布、編
布、シート等が提案されている。
以下にその具体例を挙げると、例えば特公昭54−25
551号公報には、40チRHにおける電気比抵抗が1
0” Oesa以下の合成繊維をパイルに用い、界面活
性剤を2〜30重量%含有する一次裏張シ層と、更にそ
の上に良電導体を(L05〜30重量%含有する二次裏
張シ層からなるバッキング層を設けた、低湿における制
電性を改良したカーペットが開示されている。
特公昭57−54590号公報には、40SRHにおけ
る電気比抵抗□が1014Ω個以下の良導化された合成
繊維からなるカーペットの裏張シ層に界面活性剤を2〜
30重量%と10=Ωα〜10−’f’la++の範囲
の固有抵抗をもつ繊維状良導体を1〜30重量%含有せ
しめてなる低湿における制電性能を改良したカーペット
が開示されている。
又、実開昭47−19587号公報には編物表面に露出
しないループを形成する編糸の一部又は全部に化学繊維
の表面に導電性の微粉末と樹脂及び/又は各種ゴム類と
よりなる電導性樹脂を接着被覆してなる電気抵抗値10
・Ω/傷以下の導電性繊維又はこれを含む糸条を使用し
、該導電性繊維又はこれを含む糸条を(L5〜10am
の間隔に編込んでなる制電性編物が開示されている。
実間゛昭s 1”’L−a g 676号公報には、2
〜100デニールの導電性フィラメント2本以上と有機
繊維とからなる導電性糸条を、布帛に縞状あるいは段、
状に縫込み、織込み又は編込むKあたシ、該糸4kKお
ける導電性フィラメントの混用率×(重量係)と縞状あ
るいは段状に縫込み又は編込んだ該糸状の間隔y (a
m)とが次式(I):y−≦1001−50    (
1) ゛(′但゛し寛≦゛30) を満足するように□なし九制電布帛が開示されている。
更に本願出願人らは静電気防゛止シフ)ファブリックに
ついて先にいくつかの提案をしている。
すなわち、実開昭57−172088号公報において、
13〜2%のカーボンブラック粒子を含有し九制電繊維
を数本よシあわせ、これをレギ為う−糸と合糸して、フ
ロント層とミドル層とバック層とからなる車輛シート用
ニットファブリックのバック層にレギエラー糸10〜3
0本に対して1本の割合で前記制電繊維を交編した静電
気防止シートファブリツタを提案した。
又、実開昭jO−4(j497号公報において、導電性
繊維を1〜7%含有するパイルと、導電性繊維を1〜5
慢含有する地糸とよシ製造したパイル織物、又は上記の
地糸と同じ組成の構成糸による織物と、20〜sobの
カーボンブラック微粒子を含有するバッキング材とよシ
なる帯電防止シートファブリックを提案した。
−更に、実開昭62−26743号公報において、導電
性繊維が混紡された糸によシ織られかつカーボンバッキ
ングが施されたファブリックに水分を含ませたシートフ
ァプリツタを提案した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、特公昭54−25351号公報及び特公
昭57−54390号公報に開示されたカーペットは構
成が複雑でToシ、又剛性の高いバッキング層(裏張シ
層)を設けるため布地の風合が硬くなシ意匠性を損なっ
たシ、縫製時の作業性や悪化や品質の低下(皺の多発)
などの不具合を生じ、薄手の布地には向かない。
実開昭47−f9587号公報の制電性編物、実開昭5
1−88476号公報の制電布帛及び実開昭57−17
2088号公報のシートファブリックのように導電性繊
維又は糸条を編込んで制電性を付与する場合は、充分な
効果を得るのが難しく、相対湿度が低い場合には特に難
しい。
更に実開昭60−40497号公報及び実開昭6’l−
26745号公報のシートファプリツタはカーボンブラ
ック微粒子を含有するバッキング材を有しゼいるので布
地の意匠性や縫製作業性などの点で充分ではない。
一方、シート表皮材などの制電性を付与すべ、き物全体
を界面活性剤を用いて後処理する方法も知られているが
、耐久性が期待できず、又、色落ちを発生させる恐れが
あシ意匠面で好ましくない。
本発明は上記従来技術における問題点を解決するための
ものであシ、その目的とするところは充分な電撃防止性
能を有し、且つ意匠上及びシート縫製上不具合のない製
造容易な立毛調静電気防止編布を提供することKある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
すなわち発明の立毛調静電気防止編布け、パイル糸又は
パイル糸及び地糸に導電性繊維を1lot〜5重量饅混
入させ九編布の裏面に吸湿性の大きい帯電防止剤をa5
f/−以上塗布したことを特徴とする。
導電性繊維は市販品例えば東し■製ルアナ■、ユニチカ
■製メガ■■、日本本蚕毛■製すンダーロン■等を用い
ることができる。混入量は(LO1重量%未満では充分
な制電効果が得られず、又5重量%を越える場合は外観
を損ない、コストも上るなどの問題を生ずるので(LO
1〜5重量係に限定する。
吸湿性の大きい帯電防止剤としては例えば塩化カルシウ
ム、硝酸カルシウムなどの無機塩類、又はアルキルトリ
メチルアンモニウム塩などの陽イオン界面活性剤、アル
キルベタインなどの両性界面活性剤などを単独又は組合
せて使用する。使用量は乾燥重量で15 t/vr1以
上、好ましくはSt/−以上であるのがよい。又、使用
量の上限は帯電防止剤の種類によっても異なるがべとつ
きや品質低下を生じ危い範囲内で例えば十数2〜数士t
/−程度である。塗布手段は水溶液のはけ又はロール塗
シあるいは噴霧等の慣用の方法であってよい。
〔作 用〕
導電性繊維を所定量混入させた編布の裏面に吸湿性の大
きb帯電防止剤を所定量塗布することにより布地全体の
導電性を向上させ、充分な制電効果を持たせることがで
きる。
〔実 施 例〕
以下の実施例及び比較例において本発明を更に詳細に説
明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるもので
はない。
実施例1 第2図に示す、立毛調編布の中で一般的なダブルラッセ
ル組織(パイル糸1及び地糸2ともポリエステル二東し
テトロン■(100a/16f )使用)のパイル系へ
第3図に示す導電性繊維3(東しルアナT■:・4はポ
リエステル、5はカーボン)をt5重量%混入し、且つ
その裏面に高級アルコールリン酸エステル塩基の界面活
性剤6(三洋化成■製すンスタッ)ESll)の5チ水
溶液を150 t//スプレー噴霧により塗布して第1
図に示す本発明の立毛調静電気防止編布(シート表皮材
)を得た。
実施例2 界面活性剤6の3s溶液を10Of/W?塗布すること
以外は実施例1の操作を繰シ返して実施例2の編布を得
た。
実施例3 導電性繊維3を15重量%混入し、又、界面活性剤6の
3%溶液を10Of/−塗布すること以外は実施例1の
、操作を繰シ返して実施例3の編布を得た。
比較例プ 立端調編布の中で一般的なダブルラッセル組織(実施例
1のものと同じ。ただし導電性繊維3を含まない。)の
編布(シート表皮材)。
比較例2 界面活性剤6を塗布しないこと以外は実施例1と同様に
して得九編布。
比較試験 実施例1〜3及び比較例1.2の編布の制電性を試験し
た。制電性は綿布(シート表皮材)を車輛シート上に置
き、そのシートからウールの衣服をつけた人が立ち上っ
た際の帯電圧(人体帯電圧)及び電撃の程度で判定を行
った。なお、試験環境は20℃、相対湿度40チであっ
た。結果を下記第1表に示す。
第1表 各種編布(シート表皮材)の制電性試験結果 第1表から明らか表如く、本発明の編布は比較例の編布
に比べて人体帯電圧が低いため電撃を受けることがない
〔発明の効果〕
上述の如く本発明の立毛調静電気防止編布は、パイル糸
又はパイル糸及び地糸に導電性繊維を101〜5重量%
混入させた編布の裏面に吸湿性の大きい帯電防止剤を1
5t//以上塗布したものであるため、充分な電撃防止
性能を有している。又、バッキング材を有しないため意
匠上及びシート縫製上の不具合もない。更に製造が簡単
であシ、布地の薄手のものも厚手のもの本自由に製作で
きる。
更に副次的な効果として、表皮材裁断時あるいは実車で
の塵埃の付着を防止し、又、シート縫製時の作業者の帯
電も防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の立毛調静電気防止編布の一実施例の説
明図、 第2図はダブルラッセル組織の説明図、第3図は導電性
繊維の長さ方向と直交する方向の断面図である。 図中、 1・・・パイル糸 2・・・地糸 3・−・導電性繊維
4・・・ポリエステル 5・・・カーボン 6・−界面
活性剤第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パイル糸又はパイル糸及び地糸に導電性繊維を0.01
    〜5重量%混入させた編布の裏面に吸湿性の大きい帯電
    防止剤を0.5g/m^2以上塗布したことを特徴とす
    る立毛調静電気防止編布。
JP33401787A 1987-12-28 1987-12-28 立毛調静電気防止編布 Pending JPH01174651A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33401787A JPH01174651A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 立毛調静電気防止編布

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JP33401787A JPH01174651A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 立毛調静電気防止編布

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JPH01174651A true JPH01174651A (ja) 1989-07-11

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JP33401787A Pending JPH01174651A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 立毛調静電気防止編布

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JP (1) JPH01174651A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016514767A (ja) * 2013-04-08 2016-05-23 ハンワ ケミカル コーポレイション 帯電防止剤を含むメタロセン触媒システムおよびこれを用いたポリオレフィンの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016514767A (ja) * 2013-04-08 2016-05-23 ハンワ ケミカル コーポレイション 帯電防止剤を含むメタロセン触媒システムおよびこれを用いたポリオレフィンの製造方法

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