JPH0117411Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117411Y2 JPH0117411Y2 JP1984182722U JP18272284U JPH0117411Y2 JP H0117411 Y2 JPH0117411 Y2 JP H0117411Y2 JP 1984182722 U JP1984182722 U JP 1984182722U JP 18272284 U JP18272284 U JP 18272284U JP H0117411 Y2 JPH0117411 Y2 JP H0117411Y2
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- JP
- Japan
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- refractory
- monolithic
- iron plate
- monolithic refractory
- tundish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 18
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、独自の耐火物構成を与えた連鋳用タ
ンデイツシユに関する。
ンデイツシユに関する。
(従来の技術)
第4図は従来の連鋳用タンデイツシユ本体の全
体的形状を略示する平面図である。タンデイツシ
ユは鉄皮1の内面に断熱煉瓦2を施工し、さらに
その内側に耐火煉瓦3が施工されるのが一般的施
工法である。ところがタンデイツシユはその形
状、構成に由来して突曲、凹曲のわん曲部A,B
の存在は避けられない。そしてこれらのわん曲部
に耐火煉瓦を施工するには、第5図に例示するよ
うに、複雑な形状の異形煉瓦4を多数使用しなけ
ればならなくなる。
体的形状を略示する平面図である。タンデイツシ
ユは鉄皮1の内面に断熱煉瓦2を施工し、さらに
その内側に耐火煉瓦3が施工されるのが一般的施
工法である。ところがタンデイツシユはその形
状、構成に由来して突曲、凹曲のわん曲部A,B
の存在は避けられない。そしてこれらのわん曲部
に耐火煉瓦を施工するには、第5図に例示するよ
うに、複雑な形状の異形煉瓦4を多数使用しなけ
ればならなくなる。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来技術のタンデイツシユは異形煉瓦の多
数使用によりコスト高となり、また側壁煉瓦5、
底壁煉瓦6等の定形煉瓦とのつなぎに工夫を要し
施工も複雑化する。特に凸曲部Aでは煉瓦の膨脹
応力によつて煉瓦がタンデイツシユ内面にせり出
して来て崩壊し易く、このことはタンデイツシユ
の耐用回数をきわめて短いものにしている。
数使用によりコスト高となり、また側壁煉瓦5、
底壁煉瓦6等の定形煉瓦とのつなぎに工夫を要し
施工も複雑化する。特に凸曲部Aでは煉瓦の膨脹
応力によつて煉瓦がタンデイツシユ内面にせり出
して来て崩壊し易く、このことはタンデイツシユ
の耐用回数をきわめて短いものにしている。
本考案はこれら従来技術の問題点を是正し改良
されたタンデイツシユを提供することを目的とす
る。
されたタンデイツシユを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段、作用、実施例)
上記目的達成のため、本考案では、タンデイツ
シユ内面の耐火物のわん曲部A,Bに該当する部
分では耐火煉瓦に代えて不定形耐火物を使用し、
これにより異形煉瓦の使用をなくする。また不定
形耐火物を所望形状の一体物のブロツクにあらか
じめ形成することにより施工を容易にする。さら
に不定形耐火物の成形体に保持金物を介し鉄板を
取付け、これを仲介金具等により鉄皮からひつぱ
る構造とし、それにより膨脹応力によるせり出し
を防止するようにする。
シユ内面の耐火物のわん曲部A,Bに該当する部
分では耐火煉瓦に代えて不定形耐火物を使用し、
これにより異形煉瓦の使用をなくする。また不定
形耐火物を所望形状の一体物のブロツクにあらか
じめ形成することにより施工を容易にする。さら
に不定形耐火物の成形体に保持金物を介し鉄板を
取付け、これを仲介金具等により鉄皮からひつぱ
る構造とし、それにより膨脹応力によるせり出し
を防止するようにする。
以下、本考案を添付図の代表的実施例により具
体的に説明する。
体的に説明する。
比較例1 第1図は第5図と同様なタンデイツシ
ユのわん曲部を不定形耐火物で構成した1例を示
す。その形成は不定形耐火物の流し込み施工法に
よつており、底壁煉瓦6、わん曲部両側の側壁煉
瓦5,5を施工したのち両側壁煉瓦にわたり所定
形状の型枠を取付け型枠内に不定形耐火物7を流
し込み、養生、乾燥を行つて完成し、操業に供す
るものである。
ユのわん曲部を不定形耐火物で構成した1例を示
す。その形成は不定形耐火物の流し込み施工法に
よつており、底壁煉瓦6、わん曲部両側の側壁煉
瓦5,5を施工したのち両側壁煉瓦にわたり所定
形状の型枠を取付け型枠内に不定形耐火物7を流
し込み、養生、乾燥を行つて完成し、操業に供す
るものである。
比較例2 またわん曲部Aを不定形耐火物をあら
かじめ所定の形状に形成し養生乾燥して製作した
成形体ブロツクとして使用して施工する。この構
成によれば施工後直ちに操業に供することができ
る。
かじめ所定の形状に形成し養生乾燥して製作した
成形体ブロツクとして使用して施工する。この構
成によれば施工後直ちに操業に供することができ
る。
不定形耐火物の一体形成ブロツク体は、煉瓦の
ように膨脹応力によつてバラバラに崩壊すること
がないため、わん曲部のみでなく直線部分にも
所々に配置すればタンデイツシユ全体の耐用回数
をさらに改善することができる。
ように膨脹応力によつてバラバラに崩壊すること
がないため、わん曲部のみでなく直線部分にも
所々に配置すればタンデイツシユ全体の耐用回数
をさらに改善することができる。
また特に大型の形状のタンデイツシユの場合に
は、側壁煉瓦と不定形耐火物の成形体ブロツクと
の間の目地部分に膨脹代を設けることによつて耐
用回数を延長できる。
は、側壁煉瓦と不定形耐火物の成形体ブロツクと
の間の目地部分に膨脹代を設けることによつて耐
用回数を延長できる。
しかしタンデイツシユの厚い耐火物壁全体を同
時に不定形耐火物で施工することは施工設備が大
掛りとなり養生、乾燥等にも長期間を要し施工性
が良くなく耐熱強度上も問題を生ずる。
時に不定形耐火物で施工することは施工設備が大
掛りとなり養生、乾燥等にも長期間を要し施工性
が良くなく耐熱強度上も問題を生ずる。
本考案実施例
第2および3図は背面を鉄板8で補強される不
定形耐火物の成形体ブロツク9を使用して構成す
る例である。鉄板8にはスタツド金具10が例え
ば溶接により植付けられており、これにより不定
形耐火物9が固定される。鉄板8とタンデイツシ
鉄皮1との間には鉄板8を保持ないしは結合する
ための固定金具11が設けられている。この金具
11は差込み式、ボルト結合、溶接等各種の固着
手段が採用できる。不定形耐火物の成形体ブロツ
クは専用製造設備により充分な管理のもとに均質
な良品質のブロツクとして製造される。鉄板8と
タンデイツシユ鉄皮1との間の不定形耐火物12
は不定形耐火物成形体ブロツク9を取付けた後に
流し込み施工されるが、この部分は直接溶鋼に接
しないため、硬化が完了すれば乾燥の工程を省略
して直ちに操業に供することができる。
定形耐火物の成形体ブロツク9を使用して構成す
る例である。鉄板8にはスタツド金具10が例え
ば溶接により植付けられており、これにより不定
形耐火物9が固定される。鉄板8とタンデイツシ
鉄皮1との間には鉄板8を保持ないしは結合する
ための固定金具11が設けられている。この金具
11は差込み式、ボルト結合、溶接等各種の固着
手段が採用できる。不定形耐火物の成形体ブロツ
クは専用製造設備により充分な管理のもとに均質
な良品質のブロツクとして製造される。鉄板8と
タンデイツシユ鉄皮1との間の不定形耐火物12
は不定形耐火物成形体ブロツク9を取付けた後に
流し込み施工されるが、この部分は直接溶鋼に接
しないため、硬化が完了すれば乾燥の工程を省略
して直ちに操業に供することができる。
この例では鉄板8は不定形耐火物の成形体ブロ
ツク9を効果的に補強する。スタツド金具10は
鉄板8と不定形耐火物9とが離脱しないようにす
る。鉄板8とスタツド金具10等の不定形耐火物
保持金具を使用することによつて連鋳操業中に不
定形耐火物9に亀裂が発生した場合においても不
定形耐火物がバラバラになることが防止される。
ツク9を効果的に補強する。スタツド金具10は
鉄板8と不定形耐火物9とが離脱しないようにす
る。鉄板8とスタツド金具10等の不定形耐火物
保持金具を使用することによつて連鋳操業中に不
定形耐火物9に亀裂が発生した場合においても不
定形耐火物がバラバラになることが防止される。
本考案の変形例として鉄板8だけを取付け、そ
の後に不定形耐火物9を現場で流しこみ施工、あ
るいは吹付施工することができる。
の後に不定形耐火物9を現場で流しこみ施工、あ
るいは吹付施工することができる。
(考案の効果)
本考案によりと次の諸効果が得られる。
(1) 不定形耐火物をわん曲部に用いることによつ
て複雑な異形煉瓦を用いる必要はなく、また施
工も非常に簡単となる。
て複雑な異形煉瓦を用いる必要はなく、また施
工も非常に簡単となる。
(2) 不定形耐火物の一体物のブロツクを使用する
ため、煉瓦の膨脹応力によるせり出し、崩壊が
皆無となり耐用回数が著しく向上する。
ため、煉瓦の膨脹応力によるせり出し、崩壊が
皆無となり耐用回数が著しく向上する。
(3) 実施例のように補強用の鉄板8を備える場合
にはさらに耐用回数が向上し、さらに固定金具
11が不定形耐火物9の脱落を防止している。
また充分多数回使用した後においては、不定形
耐火物の劣化によつて取り替える必要が生ずる
が不定形耐火物成形体を一体物として取り替え
れば極めて容易に施工できる。
にはさらに耐用回数が向上し、さらに固定金具
11が不定形耐火物9の脱落を防止している。
また充分多数回使用した後においては、不定形
耐火物の劣化によつて取り替える必要が生ずる
が不定形耐火物成形体を一体物として取り替え
れば極めて容易に施工できる。
従来技術の煉瓦によるタンデイツシユの場合で
は、耐用回数は30回であつたが、第1図の比較例
では80回、第2および3図実施例では150回と著
しく耐用性が向上できる。
は、耐用回数は30回であつたが、第1図の比較例
では80回、第2および3図実施例では150回と著
しく耐用性が向上できる。
第1図は本考案の比較例の連鋳タンデイツシユ
の要部の斜視図、第2図は本考案の実施例の連鋳
タンデイツシユの要部の縦断側面図、第3図はそ
の部分の斜視図、第4図は従来技術の一般的連鋳
タンデイツシユの平面図、第5図はそのわん曲部
の煉瓦構造を示す傾視図である。 1……鉄皮、2……断熱煉瓦、3……耐火煉
瓦、4……異形煉瓦、5……側壁煉瓦、6……底
壁煉瓦、7……不定形耐火物、8……鉄板、9…
…不定形耐火物(成形体ブロツク)、10……ス
タツド金具、11……固定金具、12……不定形
耐火物、A,B……わん曲部。
の要部の斜視図、第2図は本考案の実施例の連鋳
タンデイツシユの要部の縦断側面図、第3図はそ
の部分の斜視図、第4図は従来技術の一般的連鋳
タンデイツシユの平面図、第5図はそのわん曲部
の煉瓦構造を示す傾視図である。 1……鉄皮、2……断熱煉瓦、3……耐火煉
瓦、4……異形煉瓦、5……側壁煉瓦、6……底
壁煉瓦、7……不定形耐火物、8……鉄板、9…
…不定形耐火物(成形体ブロツク)、10……ス
タツド金具、11……固定金具、12……不定形
耐火物、A,B……わん曲部。
Claims (1)
- 連鋳タンデイツシユ鉄皮内面の耐火物層を非直
線部においてはあらかじめ所定の形状に形成した
不定形耐火物のブロツクを充当し、その背面を鉄
皮と間隔を隔てる鉄板に保持金具を介して結合
し、該鉄板を鉄皮に固定金具により結合したこと
を特徴とする連鋳用タンデイツシユ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182722U JPH0117411Y2 (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182722U JPH0117411Y2 (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197350U JPS6197350U (ja) | 1986-06-23 |
JPH0117411Y2 true JPH0117411Y2 (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=30740256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984182722U Expired JPH0117411Y2 (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0117411Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187162A (en) * | 1981-05-14 | 1982-11-17 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Bed applicating method for molten metal vessel |
-
1984
- 1984-12-01 JP JP1984182722U patent/JPH0117411Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187162A (en) * | 1981-05-14 | 1982-11-17 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Bed applicating method for molten metal vessel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6197350U (ja) | 1986-06-23 |
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