JPH01173655A - 接合型電界効果トランジスタ - Google Patents

接合型電界効果トランジスタ

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JPH01173655A
JPH01173655A JP32978487A JP32978487A JPH01173655A JP H01173655 A JPH01173655 A JP H01173655A JP 32978487 A JP32978487 A JP 32978487A JP 32978487 A JP32978487 A JP 32978487A JP H01173655 A JPH01173655 A JP H01173655A
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JP
Japan
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type
buffer layer
junction
region
channel region
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Pending
Application number
JP32978487A
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English (en)
Inventor
Shinji Miyano
信治 宮野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、P型埋込層に改良を加えた電界効果トランジ
スタに関する。
(従来の技術) 従来GaAs基板上に作成されるショットキー接合型電
界効果トランジスタ(MESFET)は、半絶縁性基板
上にイオン注入又はエピタキシャル成長によってn型不
純物層の動作層を形成する事によって作られて来た。し
かし、この様ψFETではゲート長をサブミクロン領域
まで短(すると、基板側へのドレイン電流の流れ込みに
より電流駆動能力(K値)の低下や閾値電圧(V th
)のシフトなどの謂ゆる短チヤネル効果がおこり、FE
T特性が劣化するという問題があった。
そこで、チャネル領域部の下部にP型の不純物層(以下
P型バッファ層と呼ぶ)を持つ事によって、ドレイン電
流の基板側への流れ込みを抑える構造のFET (以下
P埋め込み型FETと呼ぶ)が提案されている。
高く設定した場合にはn型のチャネル領域との間1: 
P −n接合に起因する容量を作ってしまい、この容量
と、チャネル領域やゲート電極間の容量等が合わさって
ソース・ゲート間容量(Cgs)となり、gm/2πC
gsで表わされる遮断周波数を低下させ、高速化への障
害となる。従って、短チヤネル効果の抑制と高速化を同
時に達成するには、従来このP型バッファ層は、n型チ
ャネル領域とのP−n接合によって、P型バッファ層内
が空乏化される様にP型バッファFgI内のアクセプタ
ー濃度を予め少なめに規定して設けられていた。この時
の空乏化に伴って、P型バッファ層とn型チャネル領域
間のこの接合容量は小さく抑える事ができた。
しかし、チャネル長がサブミクロンオーダーになると逆
にこの程度のアクセプター濃度では短チヤネル効果は十
分に抑えきれない事が判った。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の接合型電界効果型トランジスタでは、チャネル長
の短いものについては、短チヤネル効果を来たす事なく
、高速性を達成する事はできなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、成されたもので、サブミ
クロン以下にチャネル長を縮めても短チヤネル効果を起
こすことなく、かつ高速性に適した接合型電界効果トラ
ンジスタを提供する事を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明°は上記目的を達成する為に、半絶縁性基板上に
形成されるn型チャネル領域下部にP型不純物層を有す
る接合型電界効果トランジスタにおいて前記P型不純物
アクセプターとホールが共に存在して電気的に中性であ
る中性領域が存在する事を特徴とする接合形電界効果ト
ランジスタを提供する。
(作 用) 本発明によれば、P型バッファ層中のアクセプター濃度
を意図的に高めて、この層とn型チャネル領域との成す
P−n接合によりP型バッファ層中を、アクセプター濃
度とホールが固定度混在して電気的に中性化される中性
領域にしている。
従って、n型チャネル領域とP型バッファ層間のポテン
シャルの差を大きくでき、n型チャネル領域下部に高い
電位障壁を形成でき、効果的に短チヤネル効果を防ぐ事
ができる。さらに、チャネル長を短くした際には、ここ
でのP−n接合の単位面積当りの接合容量が大きくなる
にもかかわらず、チャネル長の短縮に伴って接合面積が
低下する事によりn型チャネル領域とP型バッファ層間
の接合容量を低下でき、結果的にCgsを小さく抑えて
高速性を達成できる。
(実施例) 本発明の詳細を実施例を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るGaAaMESFE
Tである。このMESFETは、チャネル舎領域とソー
ス・ドレイン領域間にこれらの中間濃度の不純物層を持
っLDD構造のものである。(1)は半絶縁性のGaA
a基板、(2)はアクセプターとなるBeイオンを加速
電圧60KeV。
ピーク濃度5.5X 1016cm−3の条件にてイオ
ン注入して設けられるP型バッファ層、(3)はドナー
となるSiイオンを加速電圧50KeV、  ドーズ量
3.5X 10 ’cm−2の条件でイオン注入して設
けられるn型のチャネル領域、(4)は同様にSiイオ
ンを加速電圧50KeV、  ドーズ量7 X 101
2cm−2の条件でイオン注入して設けられるn型の中
間濃度層、(51) 、 (52)はSiイオンを加速
電圧120KeV、  ドーズ量3 X 10 ”cm
−20) 条件でイオン注入して設けられるn 型のソ
ース・ドレイン領域である。また、(8)は窒化タング
ステンのショットキーゲート電極であり、(7i ) 
、(72)は夫々AuGeから成るソース中ドレイン電
極である。
この時のFETのゲート電極(6)からGaAs基板(
1)にかけてのホール濃度分布を試算したのが第2図で
ある。ドナーであるSiが0.04μ■でピーク濃度に
なる様に分布している。また、アクセプターであるBe
が0.25μm付近でピーク濃度になる様に分布してい
る。この際、ドナー濃度がアクセプター濃度より高くな
る所をn型チャネル領域、これとは逆の所をP型バッフ
ァ層としているので、P型バッファ層は、0.l1μm
 −0,4μmに存在していると言える。このうち、0
.25μI〜0.4μIでは、10%程度の濃度差はあ
るものの、マイナスにイオン化されたBeとプラスの電
荷を持つホールとが混在して電気的に中性化された謂ゆ
る中性領域(斜線の部分)となっている。
このFETをタイプIと以下呼ぶ。一方、第3図は、B
eのピーク濃度を2.5X 1016/mにした場合の
FETのホールの濃度分布を第2図と同様のパラメータ
ーで示したもので、こちらはBeの濃度に比べてホール
の濃度が3桁程度小さくP型バッファ層(2)が完全に
空乏化している事がわかる。このFETを以下タイプ■
と呼ぶ。
この2つのFETとさらにBeのピーク濃度が1.35
X 1016/cniにしたFET (このFETをタ
イプ■と呼ぶ)のに値のゲート長依存性を夫々第4図に
示す。これらのFETはソース・ドレイン領域をゲート
電極に自己整合して形成するのでゲート長はチャネル長
に等しいとして以下の説明を行う。
これら3タイプのFETのチャネル領域及びP型バッフ
ァ層夫々のピーク濃度とこれらの関係によって形成され
る中性領域の有無の関係を第1表に示しておく。
第  1  表 第4図から判る様に、どのFETも1.0μmのゲート
長でに値の低下はないものの、タイプ■や特にタイプ■
では、ゲート長0.8μm以下でに値の低下が起き、短
チヤネル効果を来たしてしまう。
従って、タイプIのFETはゲート長り、0μm以下特
に0,8μm以下でもに値の低下は起きない。
さらにタイプIは、ゲート長0.5μIでに値のピーク
値を達、成できるので、図には示していないが、0.5
μm以下の短いゲート長のFETに対しても短チヤネル
効果を抑える事が可能である。
次にこの3者のCgsの単位ゲート幅当りのゲート長依
存性を第5図に示す。1.0μ口より大きい長ゲート領
域で、P型バッファ層中に中性領域を持つタイプIのF
ETの方がCgsが大きいが、ゲート長が短縮されるに
つれ、3者の差が縮小している事がわかる。これは、本
願発明の一実施例であるタイプ′工の様なFETでは、
P型バッファ層のアクセプター濃度が、n型チャネル領
域に比べて高い為に、P型バッファ層とn型チャネル領
域間の単位接合面積当りの接合容量は、従来のP型バッ
ファ層か空乏化されたP埋込み型FETに比べて大きい
が、しかしゲート長が短くなると共に、n型チャネル領
域とP型バッファ層間の接合面積も低下して結果的に接
合容量は小さくなる。この為、先述したCgs容量を小
さくできるのである。
FETの性能を示す指標として遮断周波数fr””  
2yrCgs  )で3者を比較したのが第6図である
。図かられかる様に長ゲート領域では、P型バッファ層
を空乏化したものが高いfTを持つが、1μm以下の短
ゲート領域では、中性領域が存在するタイプIのFET
の方が高いfTを持つ事が示される。
以上の事から、本願発明は、短ゲートのFET例えばサ
ブミクロンオーダーのチャネル長を持つFETに有効で
あり、0.5μm程度のもにでも良く、従来このチャネ
ル長で達成できなかった大きなに値を得−る事ができる
。またこの際P型バッファ層に中性領域を形成する条件
として、例えば、P型バッファ層の不純物濃度のピーク
値を5.0×1016cm−3以上とすれば差し支えな
く、特に5.5×10 ”’cm−3以上にすれば良好
である。
尚、本発明はその主旨を逸脱しない範囲内で、種々変形
して実施する事ができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、P埋め込み型FE
Tにおいて、P型バッファ層中に中性領域を存在させる
事によって、短チヤネル効果を来たす事なく高速性に適
したサブミクロンのチャネル長を持つFETを提供する
事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図′は、本発明の一実施例を示す断面図、第2図は
、本発明の一実施例を説明する図、第3図は、本発明の
一実施例と従来例の不純物及びホールの深さ方向分布を
示す図、 第4図は、本発明の一実施例と従来例のに値のゲート長
依存性を示す図、 第5図はζ本発明の一実施例と従来例のCgsのゲート
長依存性を示す図、 第6図は、本発明の一実施例と従来例のFlのゲート長
依存性を示す図である。 1・・・半絶縁性のGaAs基板、 2・・・P型バッファ層、3・・・チャネル領域、4・
・・中間濃度領域、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半絶縁性基板上に形成されるn型チャネル領域下
    部にP型不純物層を有する接合型電界効果トランジスタ
    において前記P型不純物層中にアクセプターとホールが
    共に存在して電気的に中性化された中性領域が設けられ
    た事を特徴とする接合型電界効果トランジスタ。
  2. (2)前記n型チャネル領域のチャネル長は1μm以下
    であってかつ、前記P型不純物層のアクセプター濃度を
    5×10^1^6cm^−^3以上とする事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の接合型電界効果トランジ
    スタ。
  3. (3)前記n型チャネル領域のチャネル長は0.5μm
    以下であってかつ、前記P型不純物層のアクセプター濃
    度を 5.5X10^1^6cm^−^3以上とする事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の接合型電界効
    果トランジスタ。
JP32978487A 1987-12-28 1987-12-28 接合型電界効果トランジスタ Pending JPH01173655A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148451A (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JPS58148465A (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPS6281767A (ja) * 1985-10-07 1987-04-15 Hitachi Ltd 電界効果トランジスタ

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