JPH01173614A - チップ形フィルムコンデンサの製造方法 - Google Patents

チップ形フィルムコンデンサの製造方法

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JPH01173614A
JPH01173614A JP32951587A JP32951587A JPH01173614A JP H01173614 A JPH01173614 A JP H01173614A JP 32951587 A JP32951587 A JP 32951587A JP 32951587 A JP32951587 A JP 32951587A JP H01173614 A JPH01173614 A JP H01173614A
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JP
Japan
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resin
chip
electrode
chip body
capacitor
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JP32951587A
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English (en)
Inventor
Takao Kaneyasu
金安 高男
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属化プラスチックフィルムを用いるフィル
ムコンデンサ、特に外装のない小型なチップ形のコンデ
ンサの製法に関する。
〔従来の技術〕
チップ形フィルムコンデンサは、樹脂含浸処理により樹
脂モールドを不要とし、リード端子をもたないので、極
めて小型であるとともに、プリント仮に直接電極端子を
半田付けにより装着できるので、表面実装型部品として
高集積化設計に最適なコンデンサである。
このチップ形フィルムコンデンサは、帯状金属化プラス
チックフィルムを複数枚密着して積層し、該積層端面に
現れる金属蒸着部に接触して高融点金属を溶射し、電極
部を形成した後、電極部に対し直角方向に積層を切断し
、個々のチップ体を形成してから、樹脂含浸処理、電極
の半田メッキを行ない電極端子を形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
チップ体4は、第2図のような構造体となっている。複
数枚の金属化プラスチックフィルム(黒い部分が金属蒸
着部)2Bを密着して積層した端面が露出している。積
層の下層および上層には、保護フィルム2Aを積層して
いる。5が溶射金属による電極部を切断した電極である
。このチップ体4は、含浸処理後、電極5の樹脂をブラ
ッシングしてから、メッキ液中にて半田メッキを行ない
電極端子として、直接プリント基板に装着可能とする。
ところで、上記処理によりコンデンサに完成するまでに
、幾多の化学処理で、プラスチックフィルムは薬品にさ
らされる。すなわち、前記電極の半田メッキ処理では、
前処理としてNa0H−Na2CO,溶液等でアルカリ
脱脂し、さらに表面活性化のために塩酸・硫酸溶液等に
浸漬される。
またメッキ?容液としてNiSO4・7H20−NiC
17・6H20溶液、ホウフッ化半田溶液等に浸漬され
る。これらの化学処理により、溶液がチップ体に浸透す
るとプラスチックフィルムの蒸着金属が浸食され、進縁
不良、tanδ不良等の事故が生ずる。
チップ体4は、含浸により表面に樹脂が付着しているが
、上記薬品に対して、必ずしも保護が十分でない。第2
図のA面として示した面は、金属化プラスチックフィル
ム2Bを積層する際に、上下に保護フィルム2人が!1
層してなる面で、含浸されている、樹脂を含めて十分な
耐薬品性をもっている。しかし積層の切断面は、切断時
に蒸着金属が露出していて、樹脂含浸されても、十分な
樹脂厚が確保できないので、この面から溶液が浸透する
ことが事故の原因となっている。
本発明の目的は、上記の工程において、化学薬品に対す
る対策をはかり、信頼度の高いチップ形フィルムコンデ
ンサを得ることのできる製造方法を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の製造方法は、帯状金属化プラスチックフィルム
を複数枚密着して積層し、該積層端面に現れる金属蒸着
部に接触して高融点金属を溶射し、電極部を形成した後
、電極部に対し直角方向に積層を切断し、個々のチップ
体を形成した後に、前記チップ体を樹脂含浸する工程と
、樹脂含浸後、前記チ・7プ体の積層切断面の、電極に
かからない範囲にのみ、次工程のメッキ工程における溶
液に対し耐薬品性の樹脂を塗布する工程と9次に前記チ
ップ体の電極を半田メッキし、電極端子とする工程とを
経てチップ形フィルムコンデンサを製造するものである
〔作用〕
この製造方法は、含浸処理後、チップ体の切断面の樹脂
厚を確保するために、耐薬品特性を有する樹脂を塗布す
るものである。後述するように、耐薬品性に優れた樹脂
(フェノール系、エポキシ系熱硬化性樹脂等)の塗布に
より実験的にコンデンサの信頬性が確保されることが確
認されている。
なお、ここで樹脂塗布は切断面に厳格に限られる。他の
面すなわち積層表面(A面)にはみ出て塗布されると、
通常A面をプリント基板に接して電極端子を半田付けす
るので、不都合が生ずるので、実施例では特に考慮をは
らっている。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。第1図に工程の概略図を示す。同図fa)はドラムl
にフィルムを複数枚密着して巻回し、積層体2を形成し
その積層端面に金属溶射により電極部3A、3Bを形成
し、ドラム1から積層体2を外しつつある状態を示して
いる。積層体2は、上、下に保護フィルム2Aをおき、
金属化プラスチックフィルム2Bを積層しである。次に
、同図(blに示すように電極部3A、3Bに直角方向
に切断して、チップ体4とする。このチップ体4の拡大
詳細図は第2図に示しである。次に同図(C)に示すよ
うに含浸処理後、電極5の樹脂をブラッシングして除去
した後、同図(d)に示すように樹脂を切断面に塗布す
る。この塗布については後で詳しく述べる。そして最終
的に、電極5をメッキして完成する。
以下、電極メッキ前の樹脂塗布につき説明する。
塗布する樹脂として、メッキ前の処理、メッキに用いら
れる溶液にたいして耐薬品性の優れた樹脂、たとえばフ
ェノール系、エポキシ系熱硬化性樹脂等を用いる。チッ
プ形フィルムコンデンサは通常チップ体4のA面をプリ
ント基板に並行して電極端子を半田付けにより接着する
ので、半田付は性確保のため、樹脂塗布はA面にはみ出
さないようにする必要がある。このような塗布方法とし
て、第3図にその一方法を示す。ローラlOが回転し、
その一部が樹脂槽11をとおり、周縁側面の表面に樹脂
を付着させるが、ローラ10の周縁側面には樹脂塗布幅
・塗布厚さの深さの溝が形成されていて、この溝以外の
部分の樹脂を樹脂除去板12で除去する。溝にのこった
樹脂がチップ体4の切断面において、正しくプラスチッ
ク部に付着される。別の方法として塗布する部分のみ露
出させる穴を設けたスクリーンマスクを利用して、塗布
することもできる。このとき穴の面積を切断面よりわず
かに小さくすれば、A面に樹脂がはみ出すことはない。
〔発明の効果〕
本発明により製造されたコンデンサにつき、従来品と比
較した結果を示す。50V定格、0.1μFの製品50
個について製造直後における絶縁不良は、第4図に示す
ように本発明品では全く零であるのに対し従来品には7
個の不良が発生している。また耐湿特性のため、各20
個の試料につき60℃、90〜95%相対湿度で、長時
間の容量変化率を測定したところ、第5図に示すように
顕著な改良が得られた。
以上、実測例に示すよに、本発明は電極部の半田メソキ
工程の前に、フィルム積層体の切断面に樹脂を塗布する
工程を入れることによってチップ形フィルムの歩留およ
び信頼度に顕著な効果を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程図、第2図はチップ体
の拡大詳細図、第3図は電極部の半田メッキ簡に行なう
樹脂塗布方法の一例を示す図、第4図・第5図は本発明
の効果を示すコンデンサ特性の従来例との比較を示す図
である。 2− (フィルム)積層体。 2A−保護フィルム、 2B−金属化プラスチックフィルム、 3A、3B−電極部、 4−・−チップ体、5−電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 帯状金属化プラスチックフィルムを複数枚密着して積層
    し、該積層端面に現れる金属蒸着部に接触して高融点金
    属を溶射し、電極部を形成した後、電極部に対し直角方
    向に積層を切断し、個々のチップ体を形成するチップ形
    フィルムコンデンサの製造方法において、 前記チップ体を樹脂含浸する工程と、樹脂含浸後、前記
    チップ体の積層切断面の、電極にかからない範囲にのみ
    、次工程のメッキ工程における溶液に対し耐薬品性の樹
    脂を塗布する工程と、次に前記チップ体の電極を半田メ
    ッキし、電極端子とする工程とを含むことを特徴とする
    チップ形フィルムコンデンサの製造方法。
JP32951587A 1987-12-28 1987-12-28 チップ形フィルムコンデンサの製造方法 Pending JPH01173614A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355814A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型電子部品とその製造方法
JPH03208325A (ja) * 1990-01-11 1991-09-11 Nissei Denki Kk 積層フィルムコンデンサの製造方法
JPH03241813A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型電子部品の外装方法
US7340362B2 (en) 2003-07-03 2008-03-04 Asahi Kasei Emd Corporation Azimuth measurement device and azimuth measurement method
US7376527B2 (en) 2003-12-22 2008-05-20 Asahi Kasei Emd Corporation Azimuth measuring device

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