JPH01173284A - 自動両替機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 この発明は入金された高額紙幣を小額の紙幣・硬貨に両
替して放出する自動両替機に関する。

（ｂｌ従来の技術 投入された現金を小額の紙幣や硬貨に両替する自動両替
機が実用化されている。利用者がこの装置で両替をする
場合、投入金額骨の両替パターンを設定すると、装置は
設定された金種の現金をストッカから繰り出して放出す
る。

（Ｃ１発明が解決しようとする問題点 しかしこのような自動両替機では、必ず両替パターンを
設定しなければならず面倒なうえ、顧客が設定した金種
の現金を必ず放出しなければならないため、残量が少な
くなっている金種であってもその放出を拒否できず装置
のダウンを早めてしまう問題点があった。

この発明は、残量の少ない金種を避けるように両替パタ
ーンを設定することにより上記問題点を解決した自動両
替機を提供することを目的とする（ｄ１問題点を解決す
るための手段 この発明の自動両替機は、複数の金種の現金をストック
し、設定された両替パターンに基づく金種の現金を放出
する自動両替機において、両替パターンの自動設定キー
を設け、このキーが押下されたときストックしている各
金種の現金の残量を参照し、残量が少ない金種の放出枚
数を少なくするように両替パターンを設定する自動設定
手段を設けたことを特徴とする。

（ｅ）作用 この発明の自動両替機では、投入された現金を両替パタ
ーンに基づいて両替して放出する。このとき顧客は、自
ら両替パターンを設定してもよく、自動設定キーを押下
してもよい。装置は、自動設定キーが押下されれば自動
的に両替パターンを設定して現金を放出する。このとき
設定する両替パターンは、装置のダウンを回避すべく残
量が少ない金種の放出を少なくするようにする。これに
よって、特定の金種の現金が無くなることによる装置の
ダウンを回避することができる。

（ｆｌ実施例 第２図はこの発明の実施例である自動出金両替機の外観
図である。自動出金両替機は、投入された現金を所定の
金種に両替する両替取引処理機能を有するとともに、預
金口座からの出金取引を処理することもでき、また、出
金の際にその金種の指定もすることができる。この自動
出金両替機の前面には顧客操作盤の垂直パネルおよび水
平パネルが設けられている。垂直パネルには、装置の動
作時に取扱中の表示をする取扱表示器１、取り扱い可能
な取引種別を表示する運用モード表示器２、投入された
金額や両替金種等を表示する金額表示・設定部３、銀行
カードが挿入されるカード人出口４が設けられている。

また水平パネル面には、両替する紙幣を投入するととも
に出金・両替された紙幣が放出される紙幣投入・受取口
５、操作案内が掲示されている操作案内板６、暗証番号
や出金金額等が入力されるテンキー７、取引種別（両替
、出金、残高照会、一部両替出金１両替出金）を選択す
るための取引選択キー８、筒硬貨が放出される筒硬貨受
取口９およびハラ硬貨が放出される硬貨受取口１０が設
けられている。金額表示・設定部３には両替の金種・枚
数を設定するための金種設定キーや両替パターンの自動
設定を行わせるための自動設定キーが設けられている。

顧客がこの装置で両替取引をする場合、まず取引選択キ
ー８で両替取引を選択する。つぎに現金を投入し両替パ
ターンの設定を行う。この両替パターンの設定は金種設
定キーを操作して顧客自ら行ってもよく、自動設定キー
を押下して装置に行わせてもよい。両替パターン設定の
のちその金種の現金が繰り出され各受取口から放出され
る。

その他の取引を行う場合には、銀行カードを挿入して顧
客を認証したのち、所定操作を行えばよい。

第３図は同自動出金両替機の制御部のブロック図である
。装置の動作を統括制御するＣＰＵ２０には制御プログ
ラム等が記憶されているＲＯＭ２１、データ等が記憶さ
れるＲＡＭ２２および動作部と交信するためのインター
フェイス２３が接続されている。インターフェイス２３
には、金額表示・設定部３の表示やキー人力を制御する
接客表示部２４、紙幣の入出金を処理する紙幣処理部２
５、バラ硬貨の放出を制御する硬貨処理部２６、筒硬貨
の放出を制御する筒硬貨処理部２７、カードリーダを制
御するカードリーダ制御部２８、伝票やジャーナルを印
字する伝票処理部２９、フロッピィディスク３１をリー
ドライトするフロッピィディスク制御部３０およびセン
タ３３と交信するための通信制御部３２が接続されてい
る。紙幣処理部２５は万円孔ストッカ、五千円札ストッ
カ、千円札ストッカを有しており、硬貨処理部２６は５
００円硬貨、１００円硬貨のパラ硬貨ストッカを有して
おり、筒硬貨処理部２７は５００円。

１００円、５０円、１０円の包装硬貨（５０枚筒状に包
装されたもの）のストッカを有している。

第４図は前記ＲＡＭ２２の一部構成図である。

エリアＭ１は各金種のニアエンドフラグである。

各金種の現金の残量が少なくなるとこのフラグがセット
される。エリアＭ２は各金種の現金切れフラグである。

現金が無くなるとその金種のフラグがセットされ、装置
はダウンする。また、エリアＭ３は両替パターン設定時
に指定された各金種の枚数を記憶するエリアである。両
替パターン設定後このエリアの記憶内容を参照して各金
種の現金が繰り出される。

第１図は同自動出金両替機の制御部の動作を示すフロー
チャートである。同図（Ａ）は両替取引処理動作を示す
。ｎｌで取引選択キーの押下を受は付け、両替取引キー
が押下されれば（ｎ２）ｎ３以下の両替取引処理動作に
進む。それ以外のキーが押下されれば対応する処理動作
に進む。ｎ３では紙幣の投入を受は付け、投入された紙
幣の真贋や金額を読み取る（ｎ４）。この金額骨の両替
パターン設定動作を行う（ｎ５〜ｎ９）。このとき自動
設定キーが押下されれば（ｎ６）両替パターンを自動的
に設定する（ｎｌ）。両替パターンによって指定された
金種の現金を所定枚数放出して（ｎｌｏ）動作を終える
。

同図（Ｂ）は両替パターン自動設定動作を示すフローチ
ャートである。両替のために投入された現金は一万円札
、五千円札、千円札のいずれであるかを判断する（ｎ２
０．ｎ３０．ｎ４０）。投入された現金の金種を判断す
るのはそれ以下の金種に両替するためである。

一万円札が投入されているとｎ２０で判断した場合ｎ２
１以下の動作に進む。ｎ２１．ｎ２２で五千円札、千円
札がニアエンドか否かをニアエンドフラグから判断し、
五千円札がニアエンドでなければ五千円札２枚に両替パ
ターンを設定する（ｎ２３）。五千円札がニアエンドで
千円札がニアエンドでなければ両替パターンを千円札１
０枚に設定する（ｎ２４）。五千円札、千円札ともニア
エンドであれば五千円札１枚と千円札５枚に両替パター
ンを設定する（ｎ２５）。こののちｎ５０に進む。

また、五千円札が投入されている場合にはｎ３０→ｎ３
１に進む。まず、ｎ３１．ｎ３２で千円札、５００円硬
貨がニアエンドか否かをニアエンドフラグを参照して判
断する。千円札がニアエンドでなければ千円札５枚に両
替パターンを設定する（ｎ３３）。千円札がニアエンド
で５００円硬貨がニアエンドでなければ両替パターンを
千円札１枚と５００円硬貨８枚に設定する（ｎ３４）。

千円札、５００円硬貨ともニアエンドであれば千円札３
枚と５００円硬貨４枚に両替パターンを設定する（ｎ３
５）。こののちｎ５０に進む。

千円札が投入されている場合ｎ４０−’ｎ４１の動作に
進む。ｎ４１．ｎ４２で５００円硬貨、１００円硬貨が
ニアエンドか否かをニアエンドフラグから判断し、５０
０円硬貨がニアエンドでなければ５００円硬貨２枚に両
替パターンを設定する（ｎ４３）。５００円硬貨がニア
エンドで１００円硬貨がニアエンドでなければ両替パタ
ーンを１００円硬貨１０枚に設定する（ｎ４４）、５０
０円硬貨、１００円硬貨ともニアエンドであれば５００
円硬貨１枚と１００円硬貨５枚に両替パターンを設定す
る（ｎ４５）。こののちｎ５０に進むｎ５０では投入さ
れた紙幣の全てについての両替パターン設定が終了した
か否かを判断し、まだ両替パターン設定をしていない紙
幣があればｎ２０、ｎ３０．ｎ４０の動作にもどり、全
ての紙幣について両替パターン設定をしていればメイン
ルーチン（同図（Ａ））にリターンする。

第１図（Ｂ）の動作が自動設定動作に対応する（ｇ）発
明の効果 以上のようにこの発明の自動両替機によれば、顧客が面
倒な両替パターン設定をしたくないとき自動設定キーを
押下すれば、装置に両替パターンを設定させることがで
き、さらに、このとき自動的に設定される両替パターン
はストック残量の少ない金種を避けたパターンであるた
め、金種毎の残量のバランスをとることができ、装置の
ダウンを回避し、装置の稼働効率の低下を防ぐことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である自動出金両替機の動作
を示すフローチャートであり、同図（Ａ）は両替取引処
理動作を示し、同図（Ｂ）は両替取引時の両替パターン
自動設定動作を示す。第２図および第３図は同自動出金
両替機の外観図および制御部のブロック図、第４図は同
制御部のメモリの一部構成図である。 Ｍｌ−ニアエンドフラグ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の金種の現金をストックし、設定された両替
   パターンに基づく金種の現金を放出する自動両替機にお
   いて、 両替パターンの自動設定キーを設け、このキーが押下さ
   れたときストックしている各金種の現金の残量を参照し
   、残量が少ない金種の放出枚数を少なくするように両替
   パターンを設定する自動設定手段を設けたことを特徴と
   する自動両替機。