JPH01172848A - 画像形成装置のプロセスカートリッジの着脱機構 - Google Patents

画像形成装置のプロセスカートリッジの着脱機構

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JPH01172848A
JPH01172848A JP62331147A JP33114787A JPH01172848A JP H01172848 A JPH01172848 A JP H01172848A JP 62331147 A JP62331147 A JP 62331147A JP 33114787 A JP33114787 A JP 33114787A JP H01172848 A JPH01172848 A JP H01172848A
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cartridge
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process cartridge
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JP62331147A
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Atsushi Kubota
篤 久保田
Hiroo Kobayashi
小林 尋夫
Otoya Kosugiyama
小杉山 乙矢
Hiroyuki Ishii
博之 石井
Tsuyoshi Waratani
藁谷 強
Masahiko Yashiro
矢代 昌彦
Tomoyuki Araki
友行 荒木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真装置・静電記録誘電体レーザビームプ
リンタ (LBP)等の画像形成装置、更に詳しくはプ
ロセスカートリッジ着脱方式の画像形成装置に関する。
更に詳しくは該画像形成装置のプロセスカートリッジの
着脱機構に関する。
〔従来の技術〕
プロセスカートリッジ着脱方式の画像形成装置は、画像
形成のための全工程機器のうち特定の機器、例えば像担
持体(電子写真感光体、静電記録誘電体など)・帯電器
・現像装置・クリーニング装置などについてそれ等を一
括して画像形成装置本体に対して着脱自由のユニット体
として共通のハウジング(枠体)に所定の相互位置関係
をもってまとめて組付けた構成の装置である。
而してプロセスカートリッジ(以下PCカートリッジと
記す)に内包の像担持体や現像装置等について、像担持
体が耐久(綴り返し使用寿命)に達したり、現像装置に
予め所定量収納しである現像剤(トナー)が消費し尽さ
れたり、故障等による不調等を生じたりしたときは、ユ
ーザサイドにおいてその使用寿命の尽きた或は故障等を
生じたPCカートリッジを画像形成装置本体から取り出
し、新しいPCカートリッジを交換的に装着して使′用
するもので、専門知識を持つサービスプンに頼る必要が
なく画像形成装置の保守性・サービス性等が向上する。
又現像色など機能を異ならせた複数のPCカートリッジ
を準備しておきそのうちの所望機器のPCカートリッジ
を画像形成装置本体に装着使用することにより一機の画
像形成装置を多機能的に利用することが可能となる等の
利点があり、例えばパーソナルタイプの小型・軽量な画
像形成装置等の構成方式の1つとして既に実用されてい
る。
PCカートリッジ着脱方式の画像形成装置は、画像形成
装置の正面カバーを下辺側のヒンジ部を中心に画像形成
装置本体(以下装置本体と記す)の手前側に倒し開いて
装置本体内を大きく開放できるようにし、該正面カバー
を倒し開いて装置本体内に装着されているPCカートリ
ッジを取り出す、或は逆に装置本体内にPCカートリッ
ジを装着する構成方式のものが多い。
装置内部の保守、点検、ジャムしたシート材(転写紙・
記録紙等)の除去等も該正面カバーを倒し開くことによ
り装置内部を大きく開放し、必要に応じてPCカートリ
ッジを一旦取り出して行われる。
正面カバーをシート材搬送ユニットとしてその内面側に
シート材ガイド板、搬送シート材レジスト手段、像転写
手段、像転写済みシート材の搬送手段などを組み付け、
シート材搬送ユニットとしての正面カバーを装置本体か
ら倒し開くことによりシート材搬送系の保守、点検、ジ
ャムシート材の除去等をより簡単・迅速に行うことがで
きるようにしたものもある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように装置本体の開閉カバーもしくはシート材搬
送ユニットとしての開閉カバーを手前側に倒し開いて装
置本体に対してPCカートリッジを着脱操作する構成方
式のものにおける問題点として次のような事項が挙げら
れる。
■ 装置本体に対してPCカートリッジを着脱作業する
とき倒し開いたカバーが装置本体の手前側に張り出しく
せり出し)状態にあるので、オペレータはその張り出し
ているカバー越しに該カバーを中にして反対側の装置本
体内のpCカートリッジをつかみ持って取り出し操作し
、又逆に装着操作することになり、そのためオペレータ
は前のめり的な不安定もしくは無理な姿勢でPCカート
リッジの着脱操作を行うことになり、作業性が悪い、又
不安定もしくは無理な姿勢でのPCカートリッジ着脱操
作は誤操作を招く原因ともなる。
■ 装置本体に対するPCカートリッジの着脱の際、P
Cカートリッジが装置本体の内部を通過するためオペレ
ータのPCカートリッジ着脱作業空間が限定されてしま
い、そのために装置本体に対してPCカートリッジを着
脱する過程で装置本体側とPCカートリッジ側を不用意
に干渉・衝接させて装置本体側又は/及びPCカートリ
ッジ側に損傷を与えたり、PCカートリッジをつかみ持
った手指を不用意に装置本体側とPCカートリッジ側の
間にはさんで負傷してしまう可能性もあった。
本発明は上記のような問題点のないPCカートリッジ着
脱式の画像形成装置のPCカートリッジ着脱機構を得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、プロセスカートリッジ着脱方式の画像形成装
置において、プロセスカートリッジと、画像形成装置本
体に対して開閉操作自由の装置開放部材について、プロ
セスカートリッジは装置本体側に正規の装着状態に維持
させたまま装置開放部材を装置本体から開放した第1の
装置開放状態と、装置開放部材の装置本体からの開放に
伴ない、該装置開放部材と略一体に或は連動してプロセ
スカートリッジが装置本体内から開放された第2の装置
開放状態を選択可能に、上記プロセスカートリッジと装
置開放部材とを関係させ、第2の装置開放状態において
装置外方に向いたカートリッジ支持部材に対してプロセ
スカートリッジが着脱可能である、ことを特徴とする画
像形成装置のプロセスカートリッジの着脱機構である。
〔作 用〕
即ち本発明は装置開放部材のみを開放する第1の装置開
放状態と、装置開放部材の開放に伴なわせてそれに一体
に又は連動させてプロセスカートリッジも開放する第2
の装置開放状態とを任意に選択可能な構成することによ
り、着脱作業空間を広くし、装置内部の保守1点検、ジ
ャム紙の除去、プロセスカートリッジ着脱の操作性を向
上したものである。
〔実施例〕
■、実施例1(第1〜5図) 第1図は本発明に従って構成されたPCカートリッジ着
脱方式のレーザビームプリンタ (LBP)の−例の構
成略図である。この第1図は装置本体A内(プリンタ本
体内)にPCカートリッジCが装着され、又シート材搬
送ユニットとしての装置正面カバーBが装置本体Aに対
して正規に閉じ込まれている装置閉じ込み状態を示して
おり、この状態において画像出力が可能である。
第2図は装置本体A内にPCカートリッジCを装着状態
に保持させたまま、シート材搬送ユニットとしての装置
正面カバーBだけを下部側の支軸100を中心に装置本
体Aの手前側に倒し開いた、第1の装置開放状態を示し
ている。
第3図はシート材搬送ユニットとしての装置正面カバー
Bの倒し開きに伴なわせてPCカートリッジCも装置本
体A内から装置本体手前側に開放状態にさせた、第2の
装置開放状態を示している。
(1)像形成動作 第1図の装置閉じ込み状態において、プリント開始信号
にもとずき感光ドラムlが矢示の時計方向に所定の周速
度で回転駆動され、その周面に帯電器2で一様帯電がな
され、次いでレーザスキャナ7から出力される画像情報
信号に対応するレーザビームLの走査露光をミラー8・
9、カートリッジハウジング10に設けた第1のスリッ
ト窓孔11を介して受ける。これにより回転感光ドラム
1面にレーザビームLの走査露光パターンに対応した静
電潜像が形成されていき、該潜像が現像装置3の現像ス
リーブ3Aによりトナー現像される。
一方給紙カセット15内から給紙ローラ16により転写
紙Pが1枚宛縁り出されてガイド板17・同18を経由
してレジストローラ対19へ給紙され、該レジストロー
ラ対19で感光ドラム1の回転と同期取りされて感光ド
ラムlと転写帯電器20との対向部(像転写部)へ給送
されることにより該給送転写紙の面に感光ドラム1面側
に形成されているトナー画像が順次に転写される。
像転写部20を通った転写紙は次いで分離帯電器20A
で感光ドラム1面から分離されて搬送装置21で定着装
置22へ導入され、転写トナー画像の定着を受け、ガイ
ド板23、排紙ローラ対24、排紙口25を経由して排
紙トレイ26にプリントとして出力される。
像転写後の感光ドラム1面はクリーニング装置4のクリ
ーニングブレード4Aで転写残りトナー分や他の汚染物
が除去されて清す固化され、繰り返して像形成に供され
る。
PCカートリッジCは本例の場合は感光ドラム1・帯電
器2慟現像装置3・クリーニング装置4の4つのプロセ
ス機器をカートリッジハウジング10内に所定の相互位
置関係をもって組付けて構成したものである。
(2)装置正面カバーB 本例のプリンタは第1図上右端面側が装置正面であり、
その側の装置正面カバーBは装置本体に対して下部側の
支軸100を中心に開閉回動操作自由であり、第1図の
ように装置本体Aに対して起こし閉じられ、後述するロ
ック機構りで装置本体Aにしっかりと開き止めされた装
置閉じ込み状態から、排紙トレイ26を一旦取り外して
除去するか、装置正面カバーBの外面にたたみ込んで保
持させた後、ロック機構を解除して第2図のようにPC
カートリッジCは装置本体A内に残して該装置正面カバ
ーBだけをストッパ部材(不図示)で受止め保持される
まで装置本体の手前側に倒し開くことができる(第1の
装置開放状態)、或は第3図のようにPCカートリッジ
Cを後述するロック機構で装置正面カバーBの内側に保
持させた状態で倒し開くことができる(第2の装置開放
状態)。
又本例のプリンタは上記の装置正面カバーBをシート材
搬送ユニットとしてその内側にシート材ガイド板18、
レジストローラ対19、転写帯電器20、分離帯電器2
A、搬送装置21、定着装置22、ガイド板23、排紙
ローラ対24を配設保持させてあり、第2図のように第
1の装置開放状態にしたときは装置正面カバーBの内側
に配設しである上記シート材搬送系18〜24が上向き
となって装置本体Aの外部に大きく露出した状態になる
40は上記装置正面カバーBの開閉回動中心としての支
軸100と同軸に該支軸100を中心にシート材搬送ユ
ニットとしての装置正面カバーBとは独立に回動自由に
取付は支持させたPCカートリッジ支持部材であり、P
CカートリッジCはこのPCカートリッジ支持部材40
に挿脱される。
(3)ロック機構D(第405図) 第4図はロック機構り部分の斜視図であり、第1図の装
置閉じ込み状態における係合間係を示している。
第4図において50L・50Rは装置本体A側の左右の
側板、51L・51Rはシート材搬送ユニットとしての
装置正面カバーB側の左右の側板、52は該装置正面カ
バーB側の左右の側板51L−51R間の上部側に回転
自由に軸受保持させたレバー軸、53・54は該レバー
軸に設けた第1と第2の操作レバーである。
第1の操作レバー53はレバー軸52に一体であり、第
2の操作レバー54はレバー軸52に回動自由に外嵌し
た筒軸55に一体である。筒軸55は第5図のように内
径側に軸心を中心とする扇形穴部56を具備させてあり
、その扇形穴部56内にレバー軸52に植設したビン5
7を入り込ませである。扇形穴部56の開き角は第1の
操作レバー53を回動させる角度よりも大きい。
58L−58Rはレバー軸52の左右両端側にレバー軸
52に一体に設けた第1及び第2のフック部材、59は
第2の操作レバー54の基部側において筒軸55に一体
に具備させた第3のフック部材、60は筒軸55の左端
側に一体に具備させた腕金、41L・61Rは装置本体
A側の左右の側板50L・50Rの各内面側に内向きに
固定して設けたピン軸、62は装置本体A側の左側板5
0Lの内面側に内向きに固定して設けたピン軸、63は
このピン軸を中心に回動自由の第4のフック部材、64
はPCカートリッジCの左側板10Lに固定して設けた
ピン軸、65はPCカートリッジCの左右側板10L・
IOHに夫々設けた張り出しラグ部30L・30R間に
設けた横軸である。
■ 第1図の装置閉じ込み状態においては第4図のよう
に装置正面カバーB側の前記左右の第1及び第2のフッ
ク部材58L・58Rが夫々装置本体A側の前記左右の
ピン軸61L・61Rに上側から係合していて、これに
より装置本体Aに対する装置正面カバーBの閉じ込み状
態が安定に保持されている。又装置本体A側の前記第4
のフック部材63がPCカートリッジC側の前記ピン軸
64に上側から係合していて、これにより装置本体A内
におけるPCカートリッジCの所定の装着位置・装着姿
勢が安定に保持されている。装置正面カバーB側の前記
第3のフック部材59はPCカートリッジC側の前記横
軸65に係脱するものであるが、この装置閉じ込み状態
時は該第3のフック部材59は第5図のように横軸65
の下側に横軸65から離れて位置していて該横軸とは非
保合状態にある。又前記筒軸55の左端側の腕金60の
先端部はPCカートリッジC側のピン軸64に上側から
係合している装置本体A側の第4のフック部材63の先
端部の下面側に位置している。
■ 第1図の装置閉じ込み状態から第2図のようにPC
カートリッジCは装置本体A側に装着状態のままシート
材搬送ユニットとしての装置正面カバーBだけを倒し開
いた第1の装置開放状態にするときは、第4図において
第1の操作レバー53を手前側であるX方向に引く、そ
うするとレノペー軸52が時計方向に回動し、これに伴
ない第1及び第2のフック部材58L・58Rが夫々ピ
ン軸61L・61Rから上方へ逃げ回動じてピン軸61
L・61Rとは非係合となる。これにより装置本体Aに
対する装置正面カバーBの閉じ込み係止が解除される。
一方、第2の操作レバー54と腕金60を具備させ、レ
バー軸52に外嵌させた筒軸55は、上記第1の操作レ
バー53の引き操作Xに伴なってレバー軸52が時計方
向に回動してもその回動方向は第5図示のようにレバー
軸52側のビン57がそれが突入している筒軸55側の
扇形穴部56内において扇形穴部の左側壁面56aから
離れる方向であるので該筒軸55には回動力が作用せず
その内部を貫通しているレバー軸52のみが時計方向に
回動し、筒軸55は回動しない、そのため第3のフック
部材59はPCカートリッジC側の横軸65に対して引
続き非保合状態に保たれる。
又、腕金60も回動しないから、装置本体A側の第4の
フック部材63の、PCカートリッジC側のピン軸64
に対する係合状態も引続き保たれる。
従ってPCカートリッジCは装置本体A内に残したまま
で、シート材搬送ユニットとしての装置正面カバーBだ
けを第2図のように支軸lOOを中心に装置手前側にス
トッパ部材で受は止められるまで大きく倒し開いた第1
の装置開放状態にすることができ、従ってシート材搬送
系の保守、点検、ジャム紙の除去等をPCカートリッジ
Cを取り出すことなく容易に行うことができる。
第2図の第1の装置開放状態の装置正面カバーBを逆に
支軸100を中心に起こし回動して装置本体Aに対して
十分に閉じ込むと装置正面カバーB側の第1及び第2の
フック部材58L・58Hの先端の斜面カム面が夫々装
置本体A側のピン軸61L・61Rの前面に当接してフ
ック部材58L・58Rが自然に時計方向に回動して先
端のフック部が各ピン軸61L・61Rを乗り越えて該
ピン軸61L・61Rに再係合して装置本体Aに対して
閉じ込んだ装置正面カバーBが開き止め係止される。即
ち第1図の装置閉じ込み状態に復帰する。
■ 第1図の装置閉じ込み状態から第3図のようにPC
カートリッジCを伴なわせてシート材搬送ユニットとし
ての装置正面カバーBを倒し開いた第2の装置開放状態
にするときは、第4図において筒軸55に対して一体の
第2の操作レバー54を手前側であるX方向に引く。
そうすると筒袖55例の扇形穴部56の左側壁面56a
(第5図)でレバー軸52側のビン57が押圧されて筒
軸55とレバー軸52とが一体に時計方向に回動し、筒
軸55に一体の第3のフック部材59がPCカートリッ
ジC側の横軸65に下側から係合する。この係合により
シート材搬送ユニットとしての装置正面カバーB側にP
CカートリッジCが結合する。
一方筒軸55に一体の腕金60の時計方向回動により第
4のフック部材63の先端部が上方に突き上げられて該
第4のフック部材63がピン軸64から外され、装置本
体A側に対するPCカートリッジCの結合が解除される
又レバー軸52の時計方向回動により第1及び第2のフ
ック部材58L・58Rが夫々ピン軸61L・61Rか
ら上方へ逃げ回動して該ピン軸から外れ、装置本体A側
に対する装置正面力/(−Bの閉じ込み係止が解除され
る。
そこでX方向に引き操作した第2の操作レバー54に手
指を掛けたままシート材搬送ユニットとしての装置正面
カバーBを支軸100を中心に装置手前側にストッパ部
材で受は止められるまで倒し開く、この場合PCカート
リッジCは上記したように第4のフック部材63がピン
軸64から外されて装置本体A側との結合が解除されて
いること、逆に装置正面カバーB側の第3のフック部材
59がPCカートリッジC側の横軸65に係合している
こと、カートリッジ支軸部材40が装置正面カバーBと
同軸の支軸100を中心に回動自由であることから、装
置正面カバーBはその内側にPCカートリッジCを保持
した状態で装置本体Aから倒し開かれる。即ち第2の装
置開放状態になる。
この第2の装置開放状態においてPCカートリッジCは
装置本体Aの手前側に倒し開かれた装置正面カバーBの
上に乗っている状態で装置本体A外にせり出し的に露出
している。
このpCカートリッジCはそれが乗っている倒し開き状
態の装置正面カバーB上から第3図の矢示イのようにカ
バーBの前側に移動させて装置外へ取り去ることができ
る。又該PCカートリッジCを取り去った装置正面カバ
ーB上に別のPCカートリッジCを下ろして少しずらし
奥側へ移動させることによりカートリッジ支持部材40
に対して受けさせたセット状態にすることができる。
従って安定した楽な姿勢にて上記のpCカートリッジ着
脱操作ができる。又PCカートリッジ着脱作業空間が広
く着脱操作の際のPCカートリッジや手指の損傷のおそ
れも少ない。
第2の装置開放状態において上記の要領でPCカートリ
ッジCの交換をした後、装置正面カバーBを支軸100
を中心に起こし回動して装置本体Aに対して十分に閉じ
込むと、第4図のように再び第1・第2・第4の各フッ
ク部材58L・58R・63が夫々対応するピン軸61
L・61R・64に係合し、又部3のフック部材59が
PCカートリッジ側の横軸65から逃げ回動位置となり
、第1図の装置閉じ込み状態に復帰する。
II、実施例2(第6・7図) 本例は装置本体A側に装置正面カバーBの回転中心軸1
00とは別に支軸70を設けその支軸にPCカートリッ
ジ支持部材40を回動可能に支持させ、この支持部材4
0にPCカートリッジCを挿入支持させである。支持部
材40は付勢ばね71により支軸70を中心に常時時計
方向に回動付勢されている。
装置閉じ込み状態においては装置本体Aに閉じ込まれた
シート材搬送ユニットとしての装置正面カバーBにより
PCカートリッジCが装置本体Aの内方へ押圧され、支
持部材40が支軸70を中心に付勢ばね71に抗して反
時計方向に回動されることによりPCカートリッジCは
装置本体A内に第6図の2点鎖線示のような所定の位置
、所定の姿勢となり、その状態が第7図のようにロック
機構りの第4のフック部材63とPCカートリッジC側
のピン軸64との保合により安定に保持されている。又
装置正面カバーBも第1及び第2のフック部材58L命
58Rとピン軸61L・61Rの係合により装置本体A
に対して安定に保持される。
第7図はこの装置閉じ込み状態におけるロック機構りの
状態を示している。
この装置閉じ込み状態において第1の操作レバー53を
X方向に引き操作すると実施例1の場合と同様に第1及
び第2のフック部材58L・58Rが夫々ピン軸61L
・61Rから外れることにより、PCカートリッジCは
装置本体A側に第6図の2点鎖線示の装着状態のまま残
してシート材搬送ユニットとしての装置正面カバーBだ
けを支軸100を中心に倒し開いた第1の装置開放状態
にすることができる。
又装置閉じ込み状態から第2の装置開放状態にするとき
は第2の操作レバー54をX方向に引き操作すると実施
例1の場合と同様に第1及び第2のフック部材58L・
58Rが夫々ピン軸61L・61Rから外れると共に、
第4のフック部材63もPCカートリッジC側のピン軸
64から外れる。そして装置正面カバーBを倒し開き操
作するとそれに伴ないPCカートリッジ支持部材40が
支軸70を中心に付勢ばね71で時計方向に回動゛する
。即ちPCカートリッジCが支持部材40に支持されて
時計方向に回動する。そして最終的には支持部材40は
略右45°上向きに回動するとストッパ部材に当接して
それ以上の回動が阻止され、PCカートリッジCが第6
図実線示の略右45°上向きの状態に装置本体Aの前側
にせり出して保持される。この第6図の実線示状態が第
2の装置開放状態である。PCカートリッジCはこの第
2の装置開放状態において支持部材40に対して矢示イ
・口の方向に着脱操作される。
なお第7図のロック機構りは前述実施例1の第4図のロ
ック機構りとの対比において第3のフック部材59とそ
れが係合するPCカートリッジC側の横軸65を具備し
ていない点で異なり、他は両者同じ構造である。
本実施例のものは第2の装置開放状態(第6図実線示状
態)に操作するときPCカートリッジCの姿勢変換をば
ね71の弾性力を利用することができるので、第1の装
置開放状態に操作するときと同様もしくはそれより小さ
な力で操作ができる。
又部2の装置開放状態において支軸70を中心に時計方
向に回動したPCカートリッジ支持部材40は最終的に
はストッパ部材で支持されるため、PCカートリッジC
やその支持部材40の重量、ばね71の付勢力による負
荷が倒し開かれているシート材搬送ユニットとしての装
置正面カバーBにかからないため耐久性が向上する。
■、実施例3(第8・9図) 80L・80Rは装置本体Aの左右側板50L・50R
の各内側に対称的に配設した円弧状の揺動アーム部材、
81L−(81R)は各アーム部材に具備させた円弧状
の長孔、82L・(82R)は装置本体Aの左右側板5
0L−5ORの各内側に固着して設けたピン軸であり、
それ等のピン軸82L・(82R)に夫々上記左右のア
ーム部材80L・80Rの円弧状長孔81L・(81R
)を係合させてあり、該左右  −のアーム部材80L
・80Rは長孔81L−(81R)の長さ範囲において
前後方向に摺動移動可能である。左右のアーム部材80
L・80Rは先端部間を横軸83で連結させである。8
4は左側のアーム部材80Lの外周に固着して設けたピ
ン軸、85L−(85R)は左右の各アーム部材80L
・80Hの先端部上面側に設けたビン軸係止凹部、86
L・(86R)はpcカートリッジCの左右側板10L
−10R側に夫々外向きに固着して設けたピン軸である
他の構成、即ちレバー軸52、第1及び第2操作レバー
53・54、筒軸55(扇形穴部56・ビン57も含む
)、第1〜第4のフック部材58L・58R・59・6
3、腕金60、ピン軸61Lφ61R・62等は前述実
施例1の第4拳5図例のものと同じである。
■ 第809図は装置閉じ込み状態時(第1図)を示し
ており、装置正面カバーB側の左右の第1及び第2のフ
ック部材58L・58Rが夫々装置本体A側の左右のピ
ン軸61L・61Rに上側から係合していて、これによ
り装置本体Aに対する装置正面カバーBの閉じ込み状態
が安定に保持されている。又左右のアーム部材80L・
80Rは、左側のアーム部材80Lのピン軸84に装置
本体A側の第4のフック部材63が上側から係合してい
て、装置本体Aの左右側板50L・50Rの各内側の所
定の後退位置に係止されている。そしてPCカートリッ
ジC側の左右のピン軸86L・86Rが上記係止状態の
左右のアーム部材80L・80Rの凹部85L命85R
に係止されている。これにより装置本体A内におけるP
CカートリッジCの所定の装着位置・装着姿勢が安定に
保持されている。
■ この装置閉じ込み状態(第1図)から第1の装置開
放状態(第2図)にするときは、第8図において第1の
操作レバー53を手前側であるX方向に引く、そうする
とレバー軸52が時計方向に回動し、第1及び第2のフ
ック部材58L058Rが夫々ピン軸61L・61Rか
ら上方へ逃げ回動してピン軸61L・61Rとは非保合
となる。このときは筒軸55は回動せず第4のフック部
材63に対しては腕金60による突き上げ力が作用しな
いので第4のフック部材63によるピン軸84の係合は
解除されない。
従って、PCカートリッジCは装置本体A内に残したま
まで、シート材搬送ユニットとしての装置正面カバーB
だけを倒し開いた第1の装置開放状態に変換される。
(■ 第1の装置閉じ込み状態(第1図)から第2の装
置開放状態(第3図)にするときは、第8図において第
2の操作レバー54色手前側であるX方向に引く、そう
すると筒軸55とレノく一軸52が一体に時計方向に回
動し、筒軸55に一体の第3のフック部材59が第9図
の2点鎖線示のように左右のアーム部材80L・80R
を連結している横軸83に対して下側から係合する。こ
の係合によりシート材搬送ユニットとしての装置正面カ
バーB側にPCカートリッジCが結合される。
一方筒軸55に一体の腕金60の時計方向回動により第
4のフック部材63の先端部が上方に突き上げられて該
第4のフック部材63がピン軸84から外され、装置本
体A側に対する左右のアーム部材80L・80Rの結合
が解除される。
又レバー軸52の時計方向回動により第1及び第2のフ
ック部材58L−581が夫々ピン軸61L・61Rか
ら上方へ逃げ回動じて装置本体A側に対する装置正面カ
バーBの閉じ込み係止が解除される。
即ちPCカートリッジCをピン軸88L・(86R)と
凹部85L・(85R)で係合させた左右のアーム部材
80L・80Rが第4のフック部材63とピン軸84の
保合解除で装置本体A側との結合が解除されること、逆
に装置正面カバーB側の第3のフック部材59が左右の
アーム部材80L・80Rを結合している横軸83に係
合していること、カートリッジ支持部材40(第1〜3
図)が装置正面カバーBと同軸の支軸100を中心に回
動自由であることから、装置正面カバーBはその内側に
PCカートリッジCを左右のアーム部材80L−80R
間に支持した状態で装置本体Aから倒し開かれる。即ち
第2の装置開放状態になる。
左右のアーム部材80L・80Rはこの第2の装置開放
操作で装置前方へ摺動移動するが、長孔81L・(81
R)の後端がピン軸82L・(82R)に当接した時点
でそれ以上の摺動移動が阻止され、これにより該第2の
装置開放状態が保持されるので、別途ストッパ部材を設
ける必要がない。
尚、PCカートリッジの構成は実施例に限定されるもの
ではなく、帯電器・クリーニング装置等は必要に応じて
カートリッジ側にあるものは装置本体側に、又装置本体
側にあるものはカートリッジ側に設けて構成することが
できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、装置開放部材のみを開放する第
1の装置開放状態と、装置開放部材の開放に伴なわせて
それに一体に又は連動させてプロセスカートリフジも開
放する第2の装置開放状態とを任意に選択可能な構成に
することにより、着脱作業空間を広くシ、プロセスカー
トリッジ着脱の操作性を向上したものである。従って前
記〔発明が解決しようとする問題点〕の項で述べた■寺
■のような問題点の解消されたPCカートリッジ着脱式
の画像形成装置を得ることができ、所期の目的がよく達
成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例装置(LBP)の装置閉じ込み状態時
の構成略図、第2図は第1の装置開放状態時の構成略図
、第3図は第2の装置開放状態時の構成略図、第4図は
ロック機構の斜視図、第5図は筒袖部分の側面図、第6
図は他の実施例装置の第2の装置開放状態時の構成略図
、第7図は該装置のロック機構の略図、第8図は更に他
の実施例装置の装置閉じ込み状態時におけるロック機構
の状S図、第9図はその部分図である。 Aは装置本体、Bはシート材搬送ユニットを兼ねる装置
正面カバー、Cはプロセスカートリッジ、Dはロック機
構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プロセスカートリッジ着脱方式の画像形成装置にお
    いて、プロセスカートリッジと、画像形成装置本体に対
    して開閉操作自由の装置開放部材について、プロセスカ
    ートリッジは装置本体側に正規の装着状態に維持させた
    まま装置開放部材を装置本体から開放した第1の装置開
    放状態と、装置開放部材の装置本体からの開放に伴ない
    、該装置開放部材と略一体に或は連動してプロセスカー
    トリッジが装置本体内から開放された第2の装置開放状
    態を選択可能に、上記プロセスカートリッジと装置開放
    部材とを関係させ、第2の装置開放状態において装置外
    方に向いたカートリッジ支持部材に対してプロセスカー
    トリッジが着脱可能である、ことを特徴とする画像形成
    装置のプロセスカートリッジの着脱機構。 2、装置開放部材がシート材搬送手段を有するシート材
    搬送ユニットである、特許請求の範囲第1項に記載の画
    像形成装置のプロセスカートリッジの着脱機構。
JP62331147A 1987-12-26 1987-12-26 画像形成装置のプロセスカートリッジの着脱機構 Pending JPH01172848A (ja)

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