JPH01172261A - 酸化物超伝導体組成物とその製造方法 - Google Patents

酸化物超伝導体組成物とその製造方法

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JPH01172261A
JPH01172261A JP62331736A JP33173687A JPH01172261A JP H01172261 A JPH01172261 A JP H01172261A JP 62331736 A JP62331736 A JP 62331736A JP 33173687 A JP33173687 A JP 33173687A JP H01172261 A JPH01172261 A JP H01172261A
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順次 田渕
Yuichi Shimakawa
祐一 島川
Atsushi Ochi
篤 越智
Kazuaki Uchiumi
和明 内海
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    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の超伝導応用装置や超伝導素子に使用さ
れる酸化物超伝導材料に関するものである。
(従来の技術) 従来より超伝導材料としては例えば Pb、Nb、Nb3Ge等の単体金属、合金、金属間化
合物が知られていた。超伝導材料はジョセフソン接合な
どのエレクトロニクスデバイスや超伝導磁石用のコイル
などを作るのに用いら、れ、特にジョセフソン接合の高
感度性、高精度性、低雑音性を利用した5QUIDや精
密計測への応用ならびに交流ジョセフソン効果の他、ジ
ョセフソン接合の応答高速性と低消費電力性に着目した
電子計算機への応用が期待されている。
ところで超伝導材料の超伝導転移温度Tcは、できるだ
け高いことが望まれる。従来がらTcの高い材料として
はTcが23.2にのNbaGeが知られていたが、最
近ではLa−Ba−Cu−0系のうち(La1−xBa
x)2Cu04で0.075≦x≦0.1の組成のもの
がTcが30Kに、Y−Ba−Cu−0系のうちYBa
2Cu30yの組成のもののTcが90に前後をもつと
相次いで報告されている。さらにこのYBa2Cu30
.のYの位置を他の希土類元素のうちランタン、ネオジ
ミウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、ジ
スプロシウム、ホロミウム、エルビウム、ツリウム、イ
ッテルビウム、ツリウムに置き換えても、またこれらの
元素が2種類以上混合されていても、はぼ同じ90に程
度のTcをもつことも報告されている。Y−Ba−Cu
−0系を始めとするこれらの超伝導体のTcは液体窒素
の沸点(77K)よりも高くなったことにより、実用材
料としての期待が大きくなってきている。
Y−Ba−Cu−0系を始めとする酸素欠損型3層ペロ
ブスカイト構造をもつ超伝導体のTcは90にと高い値
を示す材料であるが、通常の磁器製造方法では相対密度
が高々90%のものしか得られにくく、機械的にもろく
、重要な特性である臨界電流密度Jcも一般に低い。こ
れは出発原料として用いられる炭酸バリウム(BaCO
3)の分解が不十分のまま1000°C前後の温度で焼
結を完了せざるを得ないことによる。すなわちBaCO
3の分解を十分なほど温度を上げると反応物である酸素
欠損型3層へロブスカイト構造が分解し、異相が生成す
るためである。最近では、出発原料として炭酸バリウム
以外のバリウム塩を用いる試みや通常の磁器製造方法以
外の共沈法、凍結乾燥法を適用する試みがなされている
が、いずれの場合も反応途中で空気中の炭酸ガス(CO
2)や混合粉中に含まれる炭素分とむすびついてBaイ
オンが炭酸バリウム(BaCOa)となり前述したと同
じ結果となる。さらにREBa2CuaOyなる組成式
で表され、る超伝導体組成物の焼結体の臨界電流密度J
cは一般に低い。これはREBa2CuaO,なる組成
物の結晶構造が斜方晶であるため超伝導特性が異方性を
もっていることに起因する。即ち、焼結体を構成する一
つ一つの結晶粒は単結晶に近いものであっても、焼結体
は多結晶体であるため全体として超伝導特性は平均化さ
れてしまうことによる。ところが従来の組成物や従来の
製造方法では、超伝導電流を流しやすい方向に配向した
粉体を作成することや配向した粉体の方向をそろえて焼
結させることは困難であった。
(発明が解決しようとする問題点) REBa2Cu30yなる組成式で表される超伝導体組
成物の焼結体において未反応物が残る問題、低温で焼結
できない問題、配向した粉体を作成できない問題、配向
した粉体の方向をそろえて焼結できない問題があった。
本発明は従来の組成物や従来の磁器組成物の製造方法で
は解決できなかった未反応物が残る問題、低温で焼結で
きない問題、配向した粉体を作成できない問題、配向し
た粉体の方向をそろえて焼結できない問題を解決する超
伝導体組成物とその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は酸化物超伝導体組成物、特に従来のREBa2
Cu30yなる組成物とは異なるREBa2Cu3+x
Oyなる組成式で0.03≦x≦0.3の範囲にCuの
化学量論比からのずれがある酸化物超伝導体組成物にお
いて、未反応物が残らず、低温で焼結ができ、配向した
粉体が得られ、配向した粉体の方向をそろえた焼結体の
製造方法を見いだしたものである。
例えばYBa2Cu3+xO9なる組成式でX :0.
0.015゜0.03,0.09,0.30,0.35
である組成物を通常の磁器製造方法にて合成した。この
とき、空気中900°Cで12時間仮焼を行い、さらに
酸素1気圧中980°Cで4時間仮焼を行ったところX
の大きい0.03以上のものについては一部溶融が起こ
り・た。これらを再粉砕し、加圧成形を行ったところX
が0.03以上の組成物について加圧方向に対して平行
に結晶構造でいうところのC軸がそろい、粉末X線回折
法により配向した粉末が得られていることが確認された
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
(実施例) 出発原料として純度99.9%以上の酸化イツトリウム
(Y2O2)、炭酸バリウム(BaCO3)、酸化第二
鋼(Cub)を使用し配合比がモル比で1:2:3+x
となるように各々秤量する。ここでXは0.0.015
.0.03゜0.09,0.30,0.35とした。つ
ぎに秤量した各材料をボールミルにて湿式混合した後、
空気中900’Cで12時間仮焼しライカイを行い、引
続き酸素中980°Cで4時間再び仮焼を行った。この
ときXが0.03以上の組成物において一部液相が現れ
た。このことを確かめるためにこれらの組成物について
酸素中にて室温から1100°Cまで示差熱分析を行っ
たところXが0.03以上の組成物で特に明瞭に980
°C付近に吸熱反応があることが確認された。この液相
が介在することにより固相反応が促進され密度が向上し
機械的強度が増加することが期待される。2回仮焼を行
った粉末を乳鉢にて粉砕し、さらにボールミルにて再粉
砕を行い、整粒後、1ton/cm2の圧力で加圧整形
を行った。この成形体の加圧方向に対して垂直な面を粉
末X線回折法を用いて調べたところ、Xが0.03以上
の組成物で粉体が加圧方向に対して平行にC軸がそろっ
ていることが確認された。このC軸配向の程度を定量化
するために粉末X線回折図において(006)と(20
0)の2本の回折線のX線強度比を比較した。これらの
結果は第1図に示すように、x=0の組成物では(00
6)回折線と(200)回折線の強度比が2程度であっ
たものがx=0.09の組成物で最大となり強度比は約
32倍となった。さらに、これらの組成物粉体の成形体
を酸素中980°Cにて焼結を行ったところX線回折線
の強度比は変わらず配向した焼結体を得ることができた
。第1表にこれらの組成物の焼結体の寸法密度と回折X
線の強度比から求めた不純物相の割合と交流帯磁率から
求めた4、2Kにおける超伝導体相の体積割合を示す。
寸法密度もXの増加に従い若干増加していることになる
。このようにCuの増加分Xが0.03以上で一部分解
して液相が介在する温度以上で熱処理を行うことにより
密度の向上とC軸配向する粉体と焼結体が得られること
になる。逆にXが0.30をこえれば実効的な超伝導体
相が減少することは明白であり配向の程度もXが0.3
5になるまで単調に減少していることから実用的ではな
い。
第1表 この液相が出現する温度は仮焼を行う際の雰囲気酸素分
圧により変化する。たとえば酸素分圧が0.21気圧、
即ち空気中であれば約960℃となるため、この液相が
出現する温度は熱力学的に決められる。さらに希土類元
素がイツトリウム以外の元素についてはこの液相が出現
する温度は変化するため一義的には定めることはできな
い。しかしなから、液相を一部介在させれば前述の結果
は得られることは明白である。
実施例ではイツトリウムの例を示したが、他の希土類元
素であるランタン、ネオジミウム、サマリウム、ユーロ
ピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ホロシウム、
エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムな
どでも、イツトリウムと同等の効果を示した。またこれ
らを2種類以上を含んでもよい。組成式あたりの酸素原
子は数6.95〜6.3までの範囲である。
これは不活性ガス融解法やヨードメトリー法で測定した
(発明の効果) 実施例からも明らかなように、本発明によれば従来材料
にくらべ高度に配向した磁器を比較的低温で得ることで
き、印刷法による厚膜配線やグリーンシート法を適用し
た超伝導デバイスに応用が期待されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例による磁器組成物の粉末X線
回折法による配向の程度を示す図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1.)組成式をREBa_2Cu_3_+_xO_y
    と表した酸化物超伝導体組成物において、希土類元素R
    Eがイットリウム、ランタン、ネオジミウム、サマリウ
    ム、ユーロピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ホ
    ロミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ル
    テチウムの1種類または2種以上であり、Cuの化学量
    論比からのずれxが0.03≦x≦0.3の範囲にある
    ことを特徴とする酸化物超伝導体組成物。 (2.)組成式をREBa_2Cu_3_+_xO_y
    と表した酸化物超伝導体組成物において、希土類元素R
    Eがイットリウム、ランタン、ネオジミウム、サマリウ
    ム、ユーロピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ホ
    ロミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ル
    テチウムの1種類または2種以上であり、Cuの化学量
    論比からのずれxが0.03≦x≦0.3の範囲にある
    酸化物超伝導体組成物の一部溶融分解温度以上の熱処理
    を少なくとも1回以上行なったのち該組成物を粉砕、加
    圧成形、焼成することを特徴とする酸化物超伝導体組成
    物の製造方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62200933A (ja) * 1986-02-28 1987-09-04 Fujitsu Ltd Pcm多重化ブロツク
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JPS6445020A (en) * 1987-08-13 1989-02-17 Univ Tokai Manufacture of superconductive material

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