JPH0117205B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0117205B2 JPH0117205B2 JP1939482A JP1939482A JPH0117205B2 JP H0117205 B2 JPH0117205 B2 JP H0117205B2 JP 1939482 A JP1939482 A JP 1939482A JP 1939482 A JP1939482 A JP 1939482A JP H0117205 B2 JPH0117205 B2 JP H0117205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- water
- steel core
- steel
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 14
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 2
- 238000010828 elution Methods 0.000 claims 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229920003171 Poly (ethylene oxide) Polymers 0.000 description 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007765 extrusion coating Methods 0.000 description 1
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 239000002195 soluble material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は弛度抑制型電線を効率よく製造する方
法に関する。
法に関する。
鋼心アルミ撚線は、鋼心の上にアルミ撚線を一
体的に撚り合せた構成よりなるから、これの線膨
脹係数はアルミと鋼の合成値を示し、およそ20×
10-6／℃である。ところで、鋼の線膨脹係数は
11.5×10-6／℃であるから、もし鋼心アルミ撚線
において鋼心にのみ張力分担せしめ得れば、鋼心
アルミ撚線の熱膨脹を大巾に低減せしめ、通電発
熱時の電線の弛度低下を減少せしめ得るから、既
設線路においても、それだけ通電容量を増加させ
ることができる。
体的に撚り合せた構成よりなるから、これの線膨
脹係数はアルミと鋼の合成値を示し、およそ20×
10-6／℃である。ところで、鋼の線膨脹係数は
11.5×10-6／℃であるから、もし鋼心アルミ撚線
において鋼心にのみ張力分担せしめ得れば、鋼心
アルミ撚線の熱膨脹を大巾に低減せしめ、通電発
熱時の電線の弛度低下を減少せしめ得るから、既
設線路においても、それだけ通電容量を増加させ
ることができる。
このような知見に立ち、第３図に示すように鋼
心１とアルミ撚線２との間に水溶性をもつてなる
介在層３を介在させて撚り合せ、その後この介在
層３を溶出させて、鋼心１とアルミ撚線２との境
界部に少間隙を形成させ、鋼心１とアルミ撚線２
とを滑動可能な状態として鋼心１のみに架線張力
の分担をさせる技術については、出願人において
すでに提案がある。
心１とアルミ撚線２との間に水溶性をもつてなる
介在層３を介在させて撚り合せ、その後この介在
層３を溶出させて、鋼心１とアルミ撚線２との境
界部に少間隙を形成させ、鋼心１とアルミ撚線２
とを滑動可能な状態として鋼心１のみに架線張力
の分担をさせる技術については、出願人において
すでに提案がある。
本発明は、それとは別個の知見に立つものであ
り、第３図における介在層３を設けず、第１図に
示すようにアルミ撚線層の最内層素線の一部ある
いは全部を水溶性物質被覆素線４として構成した
ものである。すなわち介在層３を設けるにはその
ための特別の段取りを必要とする上その上に撚り
合わされる撚線についても特別の設計配慮を必要
とし、予想以上に面倒である。本発明はそのよう
な面倒を一掃したものであり、第２図に詳細を示
したように心線４ａの外周に水溶着性物質例えば
ポリビニールアルコールあるいはポリエチレンオ
キサイドなどよりなる被覆層４ｂを有してなる水
溶性物質被覆素線４を用意する。このような素線
４は常用の押出被覆により容易簡便に入手するこ
とができる。
り、第３図における介在層３を設けず、第１図に
示すようにアルミ撚線層の最内層素線の一部ある
いは全部を水溶性物質被覆素線４として構成した
ものである。すなわち介在層３を設けるにはその
ための特別の段取りを必要とする上その上に撚り
合わされる撚線についても特別の設計配慮を必要
とし、予想以上に面倒である。本発明はそのよう
な面倒を一掃したものであり、第２図に詳細を示
したように心線４ａの外周に水溶着性物質例えば
ポリビニールアルコールあるいはポリエチレンオ
キサイドなどよりなる被覆層４ｂを有してなる水
溶性物質被覆素線４を用意する。このような素線
４は常用の押出被覆により容易簡便に入手するこ
とができる。
水溶性物質被覆素線４は、アルミ撚線層２の最
内層素線の一部あるいは全部として撚り合わされ
るが、この場合の撚線工程は従来の鋼心アルミ撚
線の撚線工程となんら変るところはない。
内層素線の一部あるいは全部として撚り合わされ
るが、この場合の撚線工程は従来の鋼心アルミ撚
線の撚線工程となんら変るところはない。
撚線後に工場においてあるいは架線後の降雨に
依存して水溶性被覆４ｂを溶出し去る。すると最
内層撚層はルーズ化し、鋼心１が独立して滑動可
能となるため、架線張力を鋼心１のみが分担する
こととなるのである。
依存して水溶性被覆４ｂを溶出し去る。すると最
内層撚層はルーズ化し、鋼心１が独立して滑動可
能となるため、架線張力を鋼心１のみが分担する
こととなるのである。
第１図は本発明に係る弛度抑制型電線の断面
図、第２図は水溶性物質被覆素線の構成を示す説
明図、第３図は従来の弛度抑制型電線の説明図で
ある。 １：鋼心、２：アルミ撚線、３：介在層、４：
水溶性物質被覆素線。
図、第２図は水溶性物質被覆素線の構成を示す説
明図、第３図は従来の弛度抑制型電線の説明図で
ある。 １：鋼心、２：アルミ撚線、３：介在層、４：
水溶性物質被覆素線。
Claims (1)
- １ 鋼心アルミ撚線のアルミ撚線層の最内層素線
の一部あるいは全部を水溶性物質を被覆した素線
をもつて構成し、撚線後、前記水溶性物質を溶出
せしめる弛度抑制型電線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1939482A JPS58137911A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 弛度抑制型電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1939482A JPS58137911A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 弛度抑制型電線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137911A JPS58137911A (ja) | 1983-08-16 |
| JPH0117205B2 true JPH0117205B2 (ja) | 1989-03-29 |
Family
ID=11998061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1939482A Granted JPS58137911A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 弛度抑制型電線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137911A (ja) |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1939482A patent/JPS58137911A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58137911A (ja) | 1983-08-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0117205B2 (ja) | ||
| JP3534428B2 (ja) | 酸化物高温超電導線材の製造方法 | |
| JPH10302559A (ja) | 銀を主成分とするマトリックスのＨＴｃ超電導多重線ストランドの減結合方法、およびそのようにして得られる多重線ストランド | |
| JPS6031127Y2 (ja) | 多相多線式線路用ケ−ブル | |
| JPH10223071A (ja) | 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの製造方法 | |
| JPH0562544A (ja) | Ａｌ安定化超電導線の製造方法 | |
| JP3051757B2 (ja) | 酸化物超電導線とその製造方法 | |
| JP2561839B2 (ja) | 低交流抵抗導体 | |
| JPS596573Y2 (ja) | 同軸型電力ケ−ブル | |
| JPS58137910A (ja) | 弛度抑制型電線の製造方法 | |
| JPH01157005A (ja) | 耐雷性電線 | |
| JPH0727528Y2 (ja) | 光複合架空地線 | |
| JPH0751695Y2 (ja) | 耐火電線 | |
| JPS6029165B2 (ja) | 超電導化合物線およびその製造方法 | |
| JPS6237832U (ja) | ||
| JPH0145682B2 (ja) | ||
| JPS6042413Y2 (ja) | 架空配電用被覆電線 | |
| JPS58140915A (ja) | 弛度抑制型電線の製造方法 | |
| JPH0158807B2 (ja) | ||
| JPS6348147B2 (ja) | ||
| JPS5946708A (ja) | アルミニウム安定化超電導線の製造方法 | |
| JPS62160611A (ja) | 被覆電線用撚線導体の製造方法 | |
| JPH0362422A (ja) | 水密型撚線導体の製造方法 | |
| JPS62160610A (ja) | 被覆電線用撚線導体の製造方法 | |
| JPS62160609A (ja) | 被覆電線用導体の製造方法 |